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はてなキーワード: 太陽の季節とは

2024-10-16

アニメは30年もすれば「ダッセwwww今どきアニメかよwwww」って扱いになると思う

歴史物語ってるんだよね。

50年前ぐらいまでは「軍隊オタク」が世界トレンドだった。

世界一かっこいいはずのドイツ人ですら「ナチ Ist cool!」だったからね。

でも気づいたら軍隊オタクは格好悪くてキモくてニキビ面でカードショップみたいな臭いがする連中って扱いになっていった。

それこそバブルが弾けるようにあまりにも突然にそれはやってきたんだよ。

他にも「皇族王族好き」や「ヤクザ好き」といったブームがあったけど、完全にキモくてダサくてどうしようもなく時代遅れななにかへと変わった。

時代の変化はいだって突然だ。

綺羅びやかだろうが庶民派だろうが関係ないんだ。

今、アニメ世界的に凄いブームCOOLだ。

アニメ好きといえば言語化能力障害があって死ぬまでバージンの憐れな生き物だった。

それがいまや「アニメが好きなのが普通。未だにアニメを叩いてるような老害って太陽の季節センズリしてるような奴らでしょ?」って扱いだ。

スピードブームが来てるね。

まり、このバブルが弾けるまでのタイムリミットも早いってことだよ。

10年は持つと思う。

20年後、怪しいよね。

30年後、多分きっとおそらくもう駄目だろう。

アニメなんて未だに好きな奴って、手紙を認めるとき俳句にしてそうwww」ぐらいの扱いになっててもおかしくないよ。

2024-05-13

作品から作者が透けるという話について

最近二次創作BLを描く男性への毒マロ云々、同人女云々という話が話題だが、ぶっちゃけ主語が小さすぎると思う。

こう言えばいい。

「読者は好きな作品の作者にも理想押し付ける」

同人とかそんな狭い話に区切るからなんか否定したい気持ちになる。

少なくとも、自分同人女増田という属性全盛りセットだが、別に全然作者男性女性向けBL、作者女性男性向けR18、リョナグロ特殊性癖だいたい平気だ。

しろ、(おそらく)女性作者のBL男性の体が女性的すぎて違和感を感じたこともある。

でもまぁ、全然OK。なんの違和感もなく読める。

だが、「作品に作者の顔が透けると気になる」という話なら理解できる。

例をいくつかだそう。

アクタージュ」

原作者逮捕されている。

作品と作者は関係ないと割り切れる人もいるだろうが、少なくとも自分は気になってしまう。

ハリーポッターシリーズ

作者JKローリング政治思想をX(Twitter)で書いている。

自分はあまり気にしてないのだが気にする人は気にするだろう。

太陽の季節

ふっっるい作品だが、作者の石原慎太郎がのちに東京知事となり「非実在青少年」を規制した。

これは話が逆で、作者を知ってから作品を読んだのだが、作品と作者は関係ないと言う人がいるかもしれないがあんエロい(?)シーン書いといていけしゃあしゃあとこんな法律よく通せるな……とは思った。

(読んだ人しかわかんないと思うが、エロいつーかキモいんだよね……)

例終わり。

まり同人女とか同人男とかそんな男女の問題じゃなくて「読者は作品の作者を気にする」ものである

そして、その気に仕方は個人の程度による。

今回の問題の初端となる毒マロ問題は、は個人が気にしたこと相手押し付けたのがキモいという話である

作者を気にするのは勝手にすればいい。個人問題なんだから。それを他人……作者に押し付けて「同人女とはそういうもん。そういう人は多い」みたいな顔をされるとさすがに同人女として反論したい。

まとめると。

個人感情他人押し付けた毒マロ主は毒だ。

だが、そういう風に「男性にはBLを描いて欲しくない」みたいな感情個人感情として大事にすべきだと思う。

それはそうと同人女の多くはそう思っているみたいに勝手にまとめないでくれ。

同人……いや創作物は作者の結晶だと自分は思っている。

同人女として、二次創作だとしても自分作品自分というものが入る……入ってしまうことは否定できない。

それを受け入れるかどうかは作者の顔、思想発言その他全ての五感を使って読者が勝手に決めればいいが、そっちが毒マロ食わせてくるならこっちだって殴り返すわボケ

2023-02-09

白川司は歴史を改変しすぎ。嘘を書くなクズ

https://president.jp/articles/-/66175?page=1

フェミニズムは大嫌いで、巨乳キャラは大好き」日本社会でジワジワと存在感を増す"萌え保守"の正体

右派代表石原慎太郎が敵視した「萌え系」

石原慎太郎はそんなことは言っていないし萌え絵とかもいってない。こういう低レベルの思いつき、これでお金を取るのか。

都知事の“弾圧”を受け、過激漫画自粛

これも相当異常。むしろフェミニストの方が遥かに酷い。トイレを借りるだけで成人雑誌不愉快とか泣きわめいていた。

ついでに太陽の季節とか書いててよく言うわ。というのが本当。

かつて萌え系を擁護した左派手のひら返し

その前にも、弁護士太田啓子氏が2018年NHKノーベル賞まるわかり授業」でVチューバーキズナアイを起用した際に、キズナアイイラスト性的に強調されていると批判して、論争になっている。

これも間違い。一番攻撃してたのは千田です。

社会学者千田有紀のキズナアイ批判の悪質な印象操作日本社会学惨状に対する、社会学者太郎丸博氏の危機感表明

日本社会学惨状に対する、社会学者太郎丸博氏の危機感表明は一人でも多くの方に読んで

https://togetter.com/li/1273745

こういうのを知らないのは嘘つきか狂っているかのどちらか。プレジデントも頭がおかしいのです。

「未成熟なのに巨乳」という矛盾表現

拙書『14歳からアイドル論』(青林堂)で論じたように、日本には未完成・未成熟ものを愛する伝統がある

タイトルからして主観に過ぎない。これも白人至上主義キリスト教至上主義です。

当のG7少子化で滅びますロシア中国もにひざまずく運命です。

破滅する連中の基準で考えるのは異常です。

ついでに暇空は表現の自由戦士とも距離をおいている。

どちらの表現の自由を認めるべきかという戦い

こんな問は成立しない。バカはだまってろ。

どうやったらこんな記事を出せるのか。

2022-02-01

石原さんは政治家としてはよくわからなかったが、

文学者文芸者としては超一流だった。都知事の会見での回答なども文学者っぽかった。

そういう点では宮崎駿監督も同じ匂いを感じる。絵描き映像監督政治家で違うけども、根本文学者だと思う。

文学新聞メディアの中心でなくなった以上、こういう人はもう現れないだろうなあ。

石原慎太郎氏、自作を語る『わが人生の時の時』、死の影と生の充実

2019.2.21 10:12 ライフ 学術アート

ときさし石原慎太郎インタビュー

「こんなにいろいろ体験した物書きはいない。ある意味、ぜいたくな人生だと思うよ」と話す石原慎太郎さん(酒巻俊介撮影

DSC_3468『わが人生の時の時』

小説集や文庫に収められた『わが人生の時の時』

 政界引退して4年余りが過ぎた石原慎太郎さん(86)はサッカーヨットダイビングに、とさまざまなスポーツに熱中してきた。そんな“肉体派作家身体感性が鮮やかに結晶したのが、平成が始まって間もなく刊行された自伝的掌編集『わが人生の時の時』(平成2年)。かけがえのない時の断片を乾いた筆致でつづった40の掌編は死と隣り合わせにある生の輝きを静かにうたいあげる。(聞き手 海老沢類)

 この本は不思議きっかけでね、大江健三郎のおかげなんですよ。テレビ局の依頼で反核運動が盛んだった西ドイツ(当時)に取材に行ったら、同じ目的で来ていた大江と会った。ベルリンの壁の前で僕は覚えたてのスキューバダイビングの話を彼にしたんです。この本に書いたオキノエラブウナギという猛毒をもった不思議ウミヘビと遭遇した体験を語って「海の底全然違う宇宙で、いろんな発見があるんだ」と。大江はやけに感心して「石原さん、そういう話、絶対書きとめておいた方がいいですよ」と言う。

 思えば、僕は他の作家にはない体験をしてきたし、いろんな人と出会って面白い話も聞いてきた。人生を記録として残そうとしたんです。書きながら人生を感じ直したよね、強烈に。

 《収録された40編の多くが海での体験談。知人の遭難自身の大けが、巨大な生物との遭遇などが回想される。弟の俳優裕次郎さんとの別れや霊の存在示唆するような不思議出来事戦時日常も描かれる》

 僕は肉体派からね。肉体を使った行為というのはその裏側に必ず死の影がある。スキューバダイビングでも随分怖い目に遭ったし、遭難にも立ち合った。避けようもない落雷ヨットの甲板上で目にする「落雷」という一編があるけれど、あのときコンパスクルクル回るのが気持ち悪かったね。

 ただ僕はね、恐怖は人間が味わう一番の感動だと思う。恐怖が通り過ぎた後には安息があるし、たった今過ぎていった凝縮された時間の充実をも感じる。死とのコントラストの中での生の味わいは深いですよ。死は人間にとって最後の未知だから興味がある。この掌編群はいわば、いつ死ぬのかな、という緊張の中でとらえた生と死のフラグメント(断片)なんです。

 戦時体験も書きました。横須賀から出航する前、家族最後の別れをする将校の姿とかね。僕らをかわいがって膝の上に乗せて頭をなでてくれた青年将校が死んでいく。その妻が葬式で何も入っていない骨壺を抱いている…。戦争不条理残酷さは僕の中に鬱積して、国家への愛着、そしてアメリカに対する反発となった。盛田昭夫さん(ソニー会長)との共著『「NO」と言える日本』(元年)もそういうもの潜在意識にあって書いたんです。

 《26年、衆議院議員最後政界引退。精力的に執筆を続け、田中角栄元首相の生涯を一人称でつづった『天才』(28年)は大ベストセラーに。現在文芸誌に小説を連載する》

 随分危ないこともやってきたと思うけれど、僕はそれはそれでとてもエンジョイしてきた。自分をつき動かすのは結局、人生に対する好奇心なんだよね。

 ライフワークが一つあってね。仏教徒から法華経現代語に訳そうと思っている。法華経は非常に哲学的で、存在時間について深く考えさせる。今は道半ばだけれど死ぬまでに完成したい。

 やっぱり小説が一番面白いよ。政治家同士のだまし合いなんか、最も薄っぺらいね。僕は作家だしヨットマンですよ、ずっと。でも時化(しけ)たレースではさすがにもう乗れないな。

 『わが人生の時の時』 文芸誌「新潮」の平成元年10、11月号に掲載。翌2年に新潮から単行本刊行され、後に文庫化された。『石原太郎文学』(全10巻、文芸春秋)の第8巻に、エッセー『わが人生の時の会話』とともに収められている。

 〈いしはら・しんたろう〉昭和7年、神戸市まれ一橋大在学中の30年に「太陽の季節」でデビューし、翌年に同作で芥川賞。『化石の森』で芸術選奨文部大臣賞、『生還』で平林たい子文学賞。43年に参議院議員当選。後に衆議院に移り環境庁長官、運輸相などを歴任平成11年から24年まで東京都知事を務めた。

https://www.sankei.com/life/amp/190221/lif1902210022-a.html

石原慎太郎氏の小説太陽の季節」に因んでちんこで障子に穴開けたいのですが、張り替えるのが面倒です。いい方法無いですか?

何かあったら教えてください。

2020-08-03

ひまわり

スチームで海外ゲームをやっているとちょいちょいアイテムとしてヒマワリが手に入るんだけど、わりと高い確率説明文に「太陽の方を向いて咲くというのはウソ」って書いてある。

ひまわりは実のところ"ひまわらず"らしい。つまり、フツーの花ってことだ。

しかし、どう考えても太陽雰囲気はあるよな。

なんせ🌻と☀️だ。似てる。いや、実物の太陽は☀️なんて感じじゃなく眩しすぎて見えない真っ白な塊だし、ひまわりも🌻ってほどキレイに咲いてなくて暑さに萎れてたりするんだけど、気持ちとしてはたしかに🌻と☀️だ。

夏に咲くっていうのも素敵だよな、ひまわり太陽に似た花が太陽の季節に咲くんだからそりゃあ太陽の方を向くくらいのことはあるだろうと思ったって仕方がない。

と思うと、なんだか愛おしいデマだと思う。

2015-10-30

56歳で10日に1回て、衰えているのか?

谷崎潤一郎の「鍵」っていうクソエロい小説があって、

その主人公(56歳、男性大学教授)が最初のほうで、

マダソンナニ衰エル年デハナイノダガ、ドウイウ訳カ僕ハアノヿニツカヤスクナッテイル。

正直ニ云ッテ現在ノ僕ハ週ニ一回クライ、――ムシロ十日二一回クライガテキトナノ

とか日記に記していて、

から奥さん(45歳、淫乱)を満足させられないって悩んでるんだけど、

アラ還でこのペースって、そんなに衰えているんだろうか?

発表されたのが1956年で、「売春防止法」の国会審議で、石原御大デビュー作「太陽の季節」とならんで

最近の世の中はこんなに風俗が乱れとる」の例として引き合いに出されたっていうから

相当話題になってたんだと思うけれど、

1956年当時の56歳って、そこそこ「ジジイ」の設定だよね。

磯野波平が54歳の設定だそうだから、ちょい上なわけだけれど

波平が「10日に1回ではフネを満足させられん、どうしよう」って悩んでたら、かなり嫌だ。

当時の人たちは、その辺、とくにひっかかることなく、受け止めていたんだろうか?


正直、自分がそのくらいの年になった時には、週一のペースを守れないような気がするのだが、

昨今の56歳は、どうなんだろうか?

1956年当時に比べたら、随分「見た目や雰囲気」は若くなっていると思われるのだが。

2015-07-26

そっかまだ2015年か。

お前らは幸せだよ。東京五輪日本代表で4番を打つ清宮くんを見られるんだから

あいつは一振りで日本を変えるよ。さあ楽しもうぜ、太陽の季節をよ。

おっと艦これ夏イベの準備を忘れるなよ。これがなきゃ日本の夏は始まらねえ。

2012-07-04

Summerism

 季節はなんでやってくるのか

 どうしてそれはうつろいでゆくのか

 それは、公転運動があるから


 恒星があって、その重力があって初めて、惑星の公転運動があり、ひいては季節の移りゆきも生じてくるというわけだ

 つまり、季節というのは、太陽があって初めて成立するのだ


 季節は太陽のもちものなのだ


 そして夏は

 まちがいなく光の季節で

 太陽の季節でもある


 何故、時はうつろいゆくのか

 それはきっと、記憶があるから

 記憶があるから、新しい季節の輝きに気付くことができる

 かつての輝きを知っているから、新たな輝きに目をすがめることがあるのだ


 たとえば、世界の一切が、同じことの繰り返しだったとしても

 記憶があれば、その繰り返しごとに違った感想を抱くことができるだろう

 そうやって、記憶があればこそ、僕たちは同じところに留まるのではなく、次のステップに進んでいけるのだ


 全て、推進力とよぶべきものは、記憶のもとにこそある


 全ての季節の中心に太陽があるように


 しかし僕達は、いつかは記憶を忘れるだろう

 その記憶から遠くに行けば行くほど、記憶は薄れていく

 でも、遠くに行けば行くほど、また新しい記憶を手にすることができるんだ


 そうやって今日も一日を更新していく

2010-12-16

たぶんね、

から思っていた意見があって、

それが今出てきた状況に、

故参は不服なんだろうね

つまりは石原

石原が『太陽の季節』で芥川賞獲ったとき審査員から

「おぞましい」とか散々言われていたけど、

それは、若いもの感性を理解できない、旧い年代人間の考えだと

思っていたけど、(ピラミッドに『最近の若いものは』と書いているのと同じ感覚

やっぱり石原は異常だったのかもね。

2010-12-09

NOと言える男

 NOと言える男 太陽の季節に生まれた

 NOと言える男 弟の兄でござります

 NOと言える男 いじわるばあさんの後釜

 NOと言える男 勝ち目のあるケンカだけする

 NOと言える男 世間知らずのボンだから

 NOと言える男 小物らしく弱者を叩く

 NOと言える男 神の国ならボスだけど

 NOと言える男 腐った男のなれの果て

2010-12-05

どうせ許諾下りないと思うけど

どこか、石原慎太郎著「太陽の季節」を漫画化する出版社は出てこないかな。

性描写込みできっちり描いて、条例に引っかかるかどうか試してもらいたい

2010-11-30

東京都青少年有害書籍規制」反対派「じゃあ石原慎太郎著『太陽の季節』も規制か?」賛成派「俺はそう思ってるけど?」

に対する見解

石原慎太郎個人は、東京都が「太陽の季節」を有害図書指定して一般書籍コーナーで取り扱われなくなっても構わないかもしれない。

ただ、「太陽の季節」と同等以上の性描写がある小説マンガアニメゲーム映画を全部有害指定して、全部が普通書店で取り扱われなくなったら、出版社とか作家の団体から『表現の自由侵害だ』と反論声明が続出するだろうし、俺もそれは表現の自由侵害だと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20101130115337

「反対派」という大きな主語が「太陽の季節どや顔しているようなタイプ」まで縮小したか

http://anond.hatelabo.jp/20101130105714

つーか普通にその辺も18禁指定すべき、っつー話になるだけでは。

もしフランス書院二次元ドリーム文庫を見せて小説有害な物は18禁指定すべきと言い出したら、

「部屋の英子がこちらを向いた気配に、彼は勃○した陰○を外から障子に突きたてた。障子は乾いた音をたてて破れ、それを見た英子は読んでいた本を力一杯障子にぶつけたのだ」

って大声で朗読してみたい。(註:出典は石原慎太郎太陽の季節」)

追記:本人です、とここに書くのが増田で本人認証する一番の手段なんだろうか→ http://anond.hatelabo.jp/20101130120718

2010-03-25

実在論争と敵意の行方

ツイッターハッシュタグ

#hijitsuzai

にて、非実在青少年違憲性云々の議論が延々続いている。

きちんとした議論をしている人たちがいる一方で、なんかヘンだぞ、という感覚も多かったのでそのことを書く

なんというか、自分の個人的不満とか嫌いな集団とかを規制派に重ねて叩いている、という印象が拭えない。

特にオタクの人たちに多い感じ、残念だが。

ツイッターではともかく、2ちゃんとかで不用意に「多少の規制は必要でやり方の問題だ」などといった人はけっこう感情的に叩かれるのだが、印象深いのはその時の叩き方。

左翼嫌いな人たちは「規制派はサヨ」というし、右翼嫌いは「石原はウヨだから規制派はウヨ」という

ツイッターで「今回の規制アメリカ外圧だ」という話も何度もリツイートされたが、単に反米感情を煽っているだけのような気がしてならない。要するにアメリカが嫌いなだけでしょ。

外国議員なり外交官なりが日本関係者に何らかの要求をすることは、外交において普通にあることであろうし、それが発言者個人のレベルかどうかにも依る。ちょっと懸念を示しただけで「外圧」になるんだったらそもそも国交などできないでしょう。

仮に「外圧」があったとしても、その結果として行動を選ぶのは日本人なんだからこれは日本の問題なのであって、アメリカは悪くないのだ。

あとは「コミケ陰謀論」というのもあった。

上記のような人たちは、単に「敵」を求めているのである。

彼らの持っている世界観

自分たちの文化が外敵に侵略され、それに抵抗する自分たち」

というものだ、これはいわば「物語」である。彼らにとっては敵は大きければ大きいほど良い、その方が自分も相対的に偉くなったような気がするからだ。

だから「敵」にいろいろな実像を与えようと、右翼左翼コミケアメリカと追加していく。

彼らにとって自分異論を吐く人間はすべて悪なので、「意見でない範囲での対案としてのゾーニング」なんて話をしても無駄

客観性を失った彼らには、「規制派も対象は違うが全く同じ物語のもとで行動している」というメタな見方が欠けていて、自分たちを「一方的で完全な被害者」だと認識している。

彼らは「敵」を思考停止状態だと思っているが、自分たちも思考が停止している。

彼らの何人かは石原の「太陽の季節」の内容をあげつらって叩くが、その自己矛盾に気づいていない。

それをやると「言論の自由を標榜していながら表現狩りをする」という事になるし、「創作物と創作者を切り離して考えていない」ということになる、そうなれば風向きは自分たちに不利になるのに。

要するにとにかく相手を引きずり下ろしたい、という思考だ。

彼らはオタクプロパーで語りすぎるゆえに、言葉は身内にしか届かないだろう。

彼らは広い世界に語ってるつもりになっているかも知れないが、身内で「だよねー、そうだよねー」とやってるに過ぎない。

この問題を本当に説明していかなければいけないのは、漫画アニメに理解がなくネットも知らない人たちに対してであり、そういう人たちに彼らの言説は全く届かないだろう。

2010-03-16

ttp://blog.livedoor.jp/nob_kodera/archives/2487793.html

漫画家 里中満智子

有害図書問題というのは、10年15年ぐらいで議論が繰り返される。特にマンガはたたかれやすいが、みな覚悟をもって書いている。

たたかれると出版がやりにくくなるのは事実。みんなに見ていただきたいという理由から、本来やりたかった表現をあきらめる若い作家もいる。

子どものために、平和のためにというと、みんないろんなことw悪気なくやれてしまう。もちろん子どもを守ることは大人の使命であるが、この世に存在しない画像まで被害者扱いされてしまうことには、おかしさを感じる。

正義感にあふれた人からすれば、そういうものを見せないのがいいというが、そのことは否定しない。なぜならば、それが自由というものだからである。意見を述べるのは自由であり、こうして私が意見を述べることもまた、自由である。

しかい自分正義が、社会正義と思い込むところが問題だ。かつて日本には、表現が阻害された時代がある。ある一部の人が正しいと思うものだけが認められたことがある。表現規制は、社会のもろさにつながっていく。

何を規制すべきかは、慎重に考える必要がある。表現規制の危機を感じとっていく必要がある。表現者はある覚悟をして作品を描いており、それを選ぶのは読者であるべきだ。

東京出版社が集まっている。したがってこれは東京都だけでの問題ではない。

さらに言うならば、今回の改正に小説がふくまれないのはどういうことか。石原慎太郎氏の「太陽の季節」は、かつての若者に大きな影響を与えた。今、若者

大きな影響を与えるものとはなにか。変な闇ができないように、政治家に頑張って欲しい。

2010-01-06

ふたば二次裏某鯖でまとめられていた書評

ふたば二次裏でまとめられていた、中高生のための100冊」シリーズの外伝的ネタ

『夢渓筆談』 沈活

宋代中国に書かれた古代中国科学史研究する上での必読書だけど

今俺たちが読めば民明書房気分を味わえる名著だし仲間に入れてくれよ

ミーナの行進』 小川洋子

小学校6年生の病弱な子がすごくよかった

『糞尿大全』 柳内伸作

とにかく世界中および歴史上のありとあらゆる糞尿に関する事柄をまとめた本

なるほどそんな事がと頷かせながらも

日常においてまったく役に立たない無駄な知識が!!

『味覚極楽』 子母沢寛

読んでると

腹が

減る

はてしない物語』 ミヒャエル・エンデ

読書を始めた

あの

頃に

新世界より』 貴志祐介

ホモホモしたり百合百合したり、大興奮間違いなし!

つい盛り上がってしまいパンツを脱いでしまったが大後悔!

その後待ってるのはグログロドロドロのトラウマワールド

ダークライン』 ジョー・R・ランズデール

小悪魔っぽいお姉ちゃんが可愛かったり親友が失踪したりする

ゼーガペイン 忘却の女王』 日下部 匡俊

言わずと知れたゼーガシリーズの外伝

記憶喪失カップルが南の島で超すごいガルダを駆って大暴れ!

先輩も出るよ!

玩具修理者』 小林泰三

ようぐそうとほうとふ!

ようぐそうとほうとふ!

ようぐそうとほうとふ!

『ニンギョウがニンギョウ』 西尾維新

たくさんの妹とケモ少女と主人公のキャッキャウフフストーリー

あと拳銃は右手で

黎明に背くもの』 宇月原晴明

美濃のマムシボンバーマンが実はイスラム暗殺教団の兄弟弟子、

果心居士はハシムに通じロリショタ可愛い

ちびっこ吸血鬼ミステリーがお好き』 アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルグ

アントンが一人で留守番をしていると部屋の窓に人影が。その正体は「ちびっこ吸血鬼」のリュディガーだった。

それはおいといて妹のアンナ可愛いんだよ

ものすごくアンナ可愛いんだよ

『不滅刑事アレクサンダー・マッケイ』 ハヤカワミステリ文庫

汚職に直接関与する事件のみならず副次的な殺人すら隠蔽せねばならぬことにうんざりした

アレクサンダー・マッケイはなんとか政治的な判断を相手に促しつつも事件の過熱化を防ぐために奔走するが

関係者よりも力を持つ上院議員とのコネを繋いだところでマッケイは殺害される

少女が戯れに試したインディアンのおまじないにより復活し殺人ではなく刑事としての復讐を開始した

最後は怒りに満ちたマッケイが人間の尊厳を選択したところで絞め

『異常の門』 柴田錬三郎

例によって「夢殿ウタタ」という名前に一癖ある主人公が、エロゲ展開とシリアス路線を並行して、物語の謎を解きあかしていく

主人公を助ける強力な右腕、ルートから外れたヒロインのひどい始末、クライマックスの盛り上がりという、シバレン小説の醍醐味が一冊で味わえるのでおすすめ

『死ぬことと見つけたり』 隆 慶一郎

月姫スタッフオススメの本

厨侍が厨性能で唯我独尊状態

娘の黒髪おっぱいは必読

『牢屋でやせるダイエット』 中島らも

1ページ目からやっぱり常人とは違うと思い知らされる

独特の人生観が貫かれてる傑作

『永遠も半ばを過ぎて』 中島らも

-永遠も半ばを過ぎた。わたしとリーは丘の上にいて、鐘がたしかにそれを告げるのを聞いた-

「幽霊の書いた小説」を出版社に持ち込んだ詐欺師。それが文壇を揺るがす大騒ぎになってしまい…?

詐欺師写植屋と編集者の女の真善美トリオが繰り広げる痛快娯楽詐欺小説!

四畳半神話大系』 森見登美彦

(書評1)異性との交際、学問への精進、肉体の鍛錬、

そんなものとは無縁な大学三回生の物語

まるで「」の活躍(?)を見るようだった

(書評2)来るべきハッピーエンドを目指したいけどそんなのは軟派だと世を拗ねてみるけどやっぱりなんとかしたい、という

まさに大学生「」というべき男が主人公

一緒に「夜は短し歩けよ乙女」も読むと幸せになる気もする

失われた時を求めて』 マルセルプルースト

いもげの100冊がいもげの1冊になり兼ねない恐怖の書

タイトルの通り読破した「」は失われた時を求めて彷徨う事になる

膨大な時間と引き換えに「プルースト要約選手権」への参加資格が手に入る

『グラマリエの魔法家族』 クリストファー・スタシェフ

急に読みたくなった

冴えないおっさんが若い女性に誑かされたりするよ!

『眠り姫、官能の旅立ち』 アン・ライス

(書評1)エロ面白い

ホント扶桑社海外文庫は地獄だぜ!

(書評2)それ近くの図書館で高校の時に見つけてな…… 何度か借りて一年くらい使えた

二巻、三巻は男の子も多くて実に「」向きだよ

『神秘の島~ミステリアスアイランド~』 J・ヴェルヌ

十五少年漂流記のもっと凄い版

ほぼ何もない状態での無人島サバイバル

海底二万マイルと実は繋がってる

『肖像画、馬車』ゴーゴリ/平井肇訳

神絵師になれるかもしれない才能を持った若き絵師「」が

悪魔のような肖像画に出会ったために破滅の淵へ追いやられる「肖像画」

のどかな農村で繰り広げられるホラ話と、それによって大恥をかく「」ちゃんが出てくる「馬車」の二編を収録

神絵師を志してる「」ちゃんは、「肖像画」の方だけでも読んでおくいいんよ

ショスタコーヴィチの証言』 S・ヴォルコフ

ソ連を代表する作曲家であったショスタコーヴィチの回顧録

長年真贋が論議されてきたが今ではほぼ偽書ということで確定している

ただ全部が嘘じゃなくて半分くらいは真実じゃないかというのが現在の評価

スターリン支配下にあったソ連芸術家がどういう立場にあったかが分かる

あとアネクドートとかそういうので面白い

『私の一世紀』 ギュンター・グラス

20世紀百年、それぞれ一年につき一編の短編が収められた連作短編集と長編の間の何か

WW1を振り返る五年間がレマルクとユンガーの架空対談に費やされているという時点で

ドイツスキッヒにはたまらないだろう

『キッチン』 よしもとばなな

名前は聞いたことあるけど、あまり「」が読まない本だと思う

だけど地味に面白い

今でも通用する小説だと思う

こころ』 夏目漱石

読書感想文課題で読まされた中高生に深い傷を与える一品

さかしま』 JK ユイスマンス

17世紀ヨーロッパ貴族ひきこもりでオタの主人公が

自分の趣味に没頭する話

400ページくらいの本編に脚注が400くらいある

『かえるくん、東京を救う』 村上春樹

村上春樹短編の中では一番好きかも

かえるくんいいなあ

いいなあかえるくん

白痴』 坂口安吾

白痴の人妻と「」がキャッキャウフフするお話

限りなく透明に近いブルー』 村上龍

主人公が仲間と薬やったりセックスしたりぐだぐだぐだぐだしてたら気が付いたらみんな月日と共に去って行った

村上龍が描く太陽の季節的な何か

孔子神話』 浅野裕一

孔子詐欺師ぺてん師パラノイアであることを文献引きまくって描く

呉智英推薦

『りかさん』 梨木香歩

人形好き、骨董好きな人おすすめ

『故郷』 チェーザレパヴェーゼ

WW2後イタリアの田舎で友達の妹とキャッキャウフフする物語

カラフル』 森絵都

自殺した中学生の肉体に、天使が記憶喪失の魂を入れ直して第二の人生を生き直させるお話

キャッキャウフフあり、青臭い中学ドラマあり、少年の心を忘れない「」にお勧め

オチのカタルシスは語りつくせないのでぜひ一読を

『ガルガンチュワ物語』 ラブレー

世界一お下劣な文学と名高い

ケツの拭き方が24通りも載っているのでメルターの「」には必携の書

キララ、探偵す』 竹本健治

もう60近い年齢の方がメイドさんの小説を書いてると思うと時代ってのはすごいなと感じる

途中からエロ小説 とってもライトな読み味でいい

フェルマーの最終定理』 サイモン・シン

暗号解読』 サイモン・シン

前者は20世紀における数学大事件の一つであるフェルマーの最終定理の証明を、数学の歴史に沿って、数学が苦手な人にも分かるように説明された良書

後者は楔形文字からエニグマから量子コンピュータまでの暗号と数学と人の歴史をこれまた専門外の人でも楽しめるように書かれた良書

断章のグリム』 甲田学人

「本当は怖いグリム童話」を怖いところを薄味にしてラノベに仕上げたような作品集

作者は流血とかが苦手らしいのでそういうのはぼやかした表現とかカットとかしてある

『楽園の知恵』 牧野修

気持ち悪い、悪趣味なお話がわんさとつまっている短編

お気に入りは「逃げゆく物語の話」

人型の物語再生機の面々が当局による弾圧から逃れようとするお話でせつない結末が待ってる

『シグナルとシグナレス』 宮澤賢治

鉄道本線の信号機シグナルと、軽便鉄道信号機シグナレスの恋物語

鉄道信号機擬人化恋愛モノというまさに「」風の尖ったセンスに脱帽すること間違いなし

ピタゴラス派の天球運行の楷音です」って台詞が大好き

『バルタザールの遍歴』 佐藤亜紀

多重人格リア充貴族が物凄い勢いで没落していく話

幽体離脱という必殺技を身に付け、財産を奪っていった奴らへの復讐が今始まる

飛ぶ教室』 エーリッヒ・ケストナー

外国作品で一つ選ぶならケストナーから選びたい

それくらいハズレなし

男の子同士の友情を、少年サイドと中年サイドから迫った「飛ぶ教室」は人気が高いね

エーミールも好きだが、続きのないこちらを推そう

『おれの中の殺し屋』 ジム・トンプスン

凶暴な殺人衝動を抱えながらも愚鈍のふりをする保安官助手が、

魔性の女に会ってにんとかかんともならなくなる話

人がいっぱい死ぬ

大川隆法の霊言―神理百問百答』米本 和広、島田 裕巳

カルト専門ジャーナリスト幸福の科学の本を読んでたら突然偉人が乗り移ってきて…

大川隆法の著作をパロって

大川が偉人が乗り移っていったと書いている内容を著者に乗り移った偉人が批判する

タイムリーな本なのに絶版

寄生虫実話』

小説じゃなくてムックだけど寄生虫全般・害虫に関してのデータがどっさり詰まって面白い

アメリカ日本サナダムシは気性が違ったりとか

『メルキオールの惨劇』 平山夢明

自分の息子の首を切ったお母さんにインタビューしに行く話

同じ作者だと『独白するユニバーサル~』もおもろいんだけど、夏だしホラー長編読んで涼もうぜ! 的な

『ワルの恋愛術 ワルな男は3秒で女を虜にする!』 内藤詛人

恋愛指南書という「」からもっとも離れたところにある本だが、

心理学者である著者の語るテクニックは心理学の実験や理論を基にしており

そこいらのホストの書いた本よりも興味深く、真実味にあふれる

また、作者が前もって宣言している通りわかりやすい口調で書かれており

心理学入門書としても楽しめる良著

表紙のメイドさんや挿絵がかわいらしい

博士の愛した数式』 小川洋子

「私の記憶は80分しかもたない」

事故で記憶容量に80分のリミットがついた天才数学者の爺さんと、そのヘルパーの女性、そしてその息子通称ルートが数式によって親密になってゆくお話

数学嫌いの俺でもすらすら読めた

数式が「美しい」ってのを肌で実感できたのは初めてかもしれない

『百頭女』 エルンスト

「あの猿に聞いてごらん――百頭女って誰なの?

教父さまみたいに彼は答えるだろう――百頭女をじっと見つめるだけで、わしにはあれが誰なのか分る。

ところが君が説明を求めるとそれだけで、わしにはその答えが分らなくなってしまうのじゃ。」

『わが友 石頭計算機』 安野光雅

絵本を模して、コンピューターや二進数の原理をわかりやすく説いた本

あちらこちらにジョークをちりばめユーモラスに書かれているが、内容はいたってきっちりとしているので

全く判らない素人にもお勧め

絶版なので図書館を探すこと

銀河旅行』 石原 藤夫

ロケットの基礎原理から化学エンジン原子力エンジン反物質エンジンの各特徴と、なぜ化学エンジンでは銀河旅行が出来ないかなどの、宇宙機に関する基礎的な物理がわかりやすく解説されてる。

ロケットのわかりやすくて基本的な解説書の決定版ともいえるのに絶版だが図書館などで見つかると思う。

涼宮ハルヒの憂鬱』 谷川流

SF要素をふんだんに盛り込んだヒロイン達に振り回される学園もの

一巻は良かったんだ一巻は…

ハーモニー』 伊藤計劃

健康至上主義な近未来の超絶監視社会を舞台に、

倫理とか意識って何なんだって話をつきつめてく話。

シノフサの先輩の人で、こないだ亡くなりました

『ふわふわの泉』 野尻抱介

もしこの世に空気よりも軽い物質があったらどんな風になるかを書いた作品

ぶっちゃけ小説としては2流だけれども科学マインドがあふれてて面白い

インターネットはからっぽの洞窟』 クリフォードストール

ハッカー追跡で突然コンピュータ専門家になってしまった天文学者が

ネットワーク社会の未来について憂う

精霊の守り人』 上橋菜穂子

現代の日本ファンタジー小説では外せないだろう

ゼロからの世界構築でありつつ、どこかで見た(聞いた)ような気がするので決して障害にならない

アニメで見た「」もぜひ読んでほしい

2008-10-29

http://anond.hatelabo.jp/20081029143935

太陽の季節か。石原都知事をはじめ、いまの70代のじいさんばあさんってやりまくってたのかな。

風俗文化史の資料として、そのころの話を聞き取り調査してほしいぞ。

とくに、ばあさんたちから。

2007-10-20

東京都同人規制する前にまず「太陽の季節」を都内で買えないようにすべき。

ほんと身内に甘いな。

 
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