はてなキーワード: けもフレとは
祭りに参加しているという共通感覚。そんなすごい所にリアルタイムで見ているという優越感。話題性に乗っかって楽しむ使いやすい語録。
消費物としての深夜アニメのブームそのものですよ。だからけもフレを例にするのは間違いでない。
ただし「ポプテピピックはパロディと声優ネタばかりでつまらない」と自虐(?)しているシーンがあるように、同列で語るのは過去にブームになった深夜アニメに失礼だが。
10年前に流行ったアニメは今見ても面白い。それは予備知識や外部要因無しで1つの作品として成立しているから。
ポプテピピックは違う。今見ないと面白くない。だから配信サイトから追いかけたり、再放送や円盤で見ても面白くないと感じるのは正常。そこには熱が無いから。例えば24時間テレビを録画で見てもつまらないでしょう?
ニコニコ大百科の神クソアニメによれば代表例としてMUSASHI-GUN道-が挙げられている。最近なら異世界はスマートフォンとともに。、DYNAMIC CHORDが記憶に新しい。古いのだとチャージマン研!、カブトボーグ、初代トランスフォーマー等。
これらは単体で見たらつまらない駄作だが、動画サイトでツッコミを入れたりどこがおかしいのかを考察することで一気に面白くなる。だから糞アニメ≠クソアニメなのである。
そして今までのクソアニメと言えば制作側が真面目に作ったものを視聴者が勝手に認定するものだったが、ポプテピピックは最初から公式で「これはクソアニメです」と宣言している。
視聴者はクソアニメとして見ることを前提としている。ニコニコの本編があっという間に100万再生されたり、元ネタ解説記事がバズったり、twitterでコラ画像や語録が頻繁に使われるのも公式の想定内。言い方は悪いが手のひらで見事に踊らされている。
こんなアニメは過去に例を見ない。だから話題になる。話題になるから見る。しかしこれまでのクソアニメといえば一部愛好家が見るものだったので何が面白いのかわからないと感じるのも理解できる。逆にこんな楽しみ方があったのかとクソアニメに目覚める人もいるでしょう。
クソアニメの新境地ですよ。話題作りという点で見れば百点満点です。ポプテのせいで埋もれてしまった同クール、同時間帯にやっているアニメは本当かわいそう。
(過去に例を見ないと言ったが聖剣使いの禁呪詠唱やカブトボーグは最初から狙って作っているクソアニメでした)
今1話を見たなら次の最新話はコメント付きの動画サイトやtwitter、2chで実況しながら見てください。そのためのMX、BS11、ネット同時配信です。1人で見て楽しむ作品ではありません。
悪い人が居ない
ウザい人も、居たところですぐ消えたり軟化していい奴になる(※作品によります)
理性では「このままじゃダメだ、こんなの創作としてダメなんじゃないか」とか考えるんだけど
優しい世界に脳が即堕ちして「あひ^〜〜〜」ってなる
孫にデレデレのジジイみたいになる
最初にこれを感じたのいつだっただろう
みんないい子で泣けてくるっていう、優しいストロングゼロみたいなやつ
1期から「シリアスが5分続かない」と言われていたが、あれが心地よかった
けものフレンズもこの流れの一部だったと思う
ほんと良くないな〜と思ったのが、けもフレで大くみられたことだが
ちょっと厳しくしただけで鬱入るような軟弱野郎が大量生産されたことだ
7話でサーバルちゃんが怒った時に泣きそうになった人の話はあまりに有名
厳しいキャラが居るだけで視聴へのモチベーションが落ちてしまう
どうか、優しくない作品で大ヒットが多く生まれる時代が来てください
このままではもうダメです
「かわいい」「かっこいい」「つよい」よりも「良い子」になってきてるの草草の草太郎だよ
優しくされるところっと落ちちゃう奴らばかりだよ
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けもフレ7話事件 → 「がんばって作ったのに!いいじゃない!」のシーンでびっくりして泣いちゃったコメントが某所で観測される。11話は大変だった模様。その後一ミリでもシリアスになると顔面蒼白にする者が現れるようになる。
今期異常に優しい人たち、一瞬だけ厳しかった人たち
・オヤジ
・姉
・ちょろ爺
・はるみん
もちろん全部ではない
結果、元から緩かったのが驚くほどのゆるさ・優しさに溢れてしまった
依存するぅ〜
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もうちょい言わせてくれ
この傾向は悪い面もあると思うが、新しい価値でもあると思う
例えば三ツ星カラーズって主人公3人がどう考えても悪ガキなんだが、周りの大人は大して怒らずに受け入れてしまう
ドラえもんの時代のように、野球ボールでガラスを割って「コラー!!」とはならない
でも話に起伏はちゃんと付いてるし面白い
何より、視聴者が勝手に悪い展開を予想してしまうから、優しくされた時に「ポジティブな裏切り」が起きて気持ちよくなっちゃう
(こういうポジティブな裏切りはたつき監督の専売特許だと思ってたが、そうではなく時代の流れなのかもしれないな)
何か、かれこれ1年以上優しい展開について考えてる
けものフレンズがシリアスでも荒れていない理由 https://anond.hatelabo.jp/20170326234855
ここ数年、ストーリー性の薄い雰囲気アニメがすごく良い感じだと思う
雰囲気アニメ? 薄味アニメ? 癒やしアニメ? 難民アニメ? ゆるアニメ? 名前はどれでもいいしどれも違う気がするが
重厚なストーリー、バトル、恋愛、ギャグなんかより場の雰囲気を重視した作品だ
よく引き合いに出されるのはアリアあたりか?ヨコハマ買い出し紀行とかもあがるな
無言で派手な動きもないシーンが10秒続くのが普通に起こり得るような「静」の作品
味の無いガムを噛んでるような感じで、耐え難い苦痛だった
見終わってから「何も起こらなかった」「どこを見ていいかわからなかった」「事件はまだか」「いつ殺人が起こるんだ」という感想を抱いた
何か始まりのイベントが起こるまでは全部退屈なプロローグだと思っていた
明確に何かがオカシイと気づいたのは、ふらいぐうぃっち(2016)あたりだ
開始10分でこりゃダメじゃねーかと思ったんだが、結局最後まで見てとても面白かった
そのあと5周くらいした
あのアニメは恐ろしい
ラブコメがない、強いギャグも強いストーリーもない、百合もない、テコ入れすらない(風呂回水着回がない!)
キャラクターと、背景と、雰囲気と懐かしさと、あと何かよくわからない力で構成されている
あれでだいぶ薄味に慣れてしまったのだと思う
ご注文はうさぎですか?(2014)や、のんのんびより(2013)のように、普通のアニメよりは薄味だけど面白いものが増えたんだ
この4コマゆるゆる漫画アニメの系譜を遡れば、ゆゆ式(2013)、けいおん(2009)、ひだまりスケッチ(2007)、個人的にはその手前にあずまんが大王(2002)を置きたいんだが
どうも年々薄くなっていってる気がしてならない
まるでどこまで薄くできるか試してるみたいだ
おそらくああ言う作品は引き算なんだと思う(※食戟のソーマのパクリ)
強い要素、びっくりする要素を引いていった結果、今まで注目してこなかった味を強烈に放つのだろう
そういう意味ではどこまで引いて面白くできるかというチャレンジなのかもしれない
あと、変な話だが重厚なほど見るのが億劫になるというのもあるかも
刺激が強すぎない分、何度も繰り返し見たくなる
とは言えそういう作品をちゃんと仕上げるのは容易なことではないはず
中の人たちが頑張って、ようやくそういう作品が作れる時代になったのではないかと思う
嬉しいことに、そう言った潮流のいい面を取り込みつつ(?)、ちゃんとストーリーやバトルも組み込んでいる作品も増えている
これはたぶん、原作側が変わったというよりアニメ制作の方が進化したんじゃないかな。15年前じゃ中々実現が難しかった気がする
直近で言えば、宝石の国(2017)、少女終末旅行(2017)、メイドインアビス(2017)などなど
(※ここにけものフレンズを入れたいんだけど、けもフレは更にその上を行く化物フレンズだから別枠かもしれない・・・)
今期も眺めてみると薄いのに面白いのがたくさんある
一番注目してるのはゆるキャン△(2018)だ
あれも薄さがヤバイ
あの薄さはふらいんぐうぃっちに迫る勢いがあるが、やっぱり何故か面白い、何度も見てしまう
キャラクターと一緒に何かするという共感覚が面白いのかもしれない
たぶん実際に一人でキャンプしても楽しくない
最近バーチャルYoutuberなんかも流行りだが、魅力的なキャラクターと一緒に何かするのは楽しいんだ
それがアニメになって面白いのだとしたら、それは新しいストーリーの設計スタイルなのではないかと思う
(とは言っても、友人にこういうアニメを見せると「何、どこを見ればいいの?」って言ってくるから、人は選びそうなんだよね)
追記
薄いというのに語弊があるのは分かってる、けど良い意味で薄いというのは推したい
昔は必須と思われた構成要素や、分かりやすい表現が少ないという意味
難度が高いのは確かだと思う、眉が数ミリ違うだけで意味が変わってしまうのをコントロールしてんだ
間や音楽、光加減、表情、声、色々噛み合って初めてキャラの感情や場の空気が察せる
派手じゃないからこそ察せたときに嬉しいんだと思う(好きになっちゃって、難民化する)
今だからこそできるすごい技だよ、何であんなの作れるのかわからん
バトルあるし、ストーリーも強い
静の作品と同じ魅力を感じたんだ
10年以上前、バトルがあるアニメのバトルがない回で「はずれ回」って言う人が居たんだ
自分はそこまでじゃなかったが、ストーリーに進展がないと「はずれ回」って思ってた
でも、あの頃とは何かが変わったと思う
全シーンが好きなんだよね
原作当時はまだしも、今更終末モノってのもエヴァの時代に逆行してる印象にしかならないなあ。
まあ平成が終わるこのタイミングでやるのには相応しかったかもしれないけど。
思えば意外とアニメ業界のトレンドはこの20年できれいに進化してきてて、
個人の物語が世界の物語につながるセカイ系の終末モノから、完全に個人の日常や恋愛の話のエロゲやきらら系が流行って、
それが増えるとこんどは終わらない日常=ループもののまどマギ、
そしてその次はようやく終末に向かい合うかのように、けもフレや少女終末旅行の様なポストアポカリプスものが流行りだした。
アニマトリックスや人狼(沖浦監督作品)とかは、スゲー大人になってからも、感動したし。
白いガンダム、初代ガンダムもアラサーの時に見て、スゲー面白いって思った。
心がささくれ立ったときには、人狼とか借りて見てみたい気はする。
40過ぎて。子供と一緒に観られるアナ雪とか、ミニオンも見るよ。
アナ雪なんて、すごく興奮しちゃった。。愛は、人から受け取る物では無くて与える物なんだーって。
(自分が小学校の高学年に、家族で風に谷のナウシカを観にいったんだけど、僕の親父は「あれはキリストの復活みたいなもんだな」ってエラそうな口を聞いていて、自分もそんな感じになったなーと思い出した。)
昨年のミニオンなんかも、BGMにマイケルジャクソンの曲を使って、親世代にも受け容れられやすいような中でのキャラ作り、脚本が作り込まれているんだろーなーと想像した。。
だけど、もうさー。
他のアニメもそう。子供の頃に夢中だった高橋由美子高橋留美子作品(うる星やつらとか)も、いまいちだ。
境界のRINNEとかも、何かの拍子でみても、話は、まぁまぁ昭和の頃から変わらないテイストだけどなんか、テンポが合わない。ゆっくりに感じてしまう。
海月姫も漫画では夢中に慣れても、アニメのテンポだとちょっと無理なんだよな。
ネットとか見ても、なんか、ムカつく絵柄のポプテピピックも分からないし。
未だに、ヱヴァンゲリヲン見てないし。。
子供の頃は、クリスマスや夏休み・冬休みのアニメ特集やら人形劇やら楽しみだったけれど今じゃその感性は、ない。
このまま、日本に生まれながらして一大産業の娯楽の良さを分からずに一生が終わりそう。