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2012-02-11

情報の値段:論文出版社学者ボイコット

2012年2月4日

The Economist


雪崩は、たった一粒の小石によって引き起こされることもある。

1月21日ケンブリッジ大学数学者 Timothy Gowers が、

長年に渡ってエルゼビア社の論文誌をボイコットしている理由について、ブログに書いた

オランダ本社を置く同社は、一流誌 CellLancet をはじめとする定期刊行誌を2000誌所有している。

ノーベル賞数学版とされるフィールズ賞を受賞した Gowers 博士は、この状況を望ましくないと考え、

今回のブログ記事が他の学者ボイコットに参加するきっかけになれば、と望んでいた。



実際、それが起こった。

Gowers のブログに感化されて、数学者 Tyler Neylon がオンライン署名サイトを設置し

そのサイトを通じて研究者2700人以上(訳注日本語執筆時点では5300人以上)が署名し、

自分研究をエルゼビアの論文誌に投稿せず、エルゼビアに投稿された論文を査読せず、エルゼビアの編集作業にも協力しない、と誓約した。

その数は、数学者表現を借りるならば、指数的に増大している。

実効性をともなっていくとすれば、大出版社にとってこれは、革命をつきつけられたようなものである



Gowers 博士による非難は3点に集約される。

第一点として、エルゼビアの製品の料金は高すぎるということ。

第二点として、論文誌の「抱き合わせ」が広く行われているために、図書館はある論文誌を購読しようとするとき、興味のない他の論文誌もセットで買わなければならないこと。

第三点として、公的資金による研究に対して政府フリーアクセスを要求することを禁じる法案(たとえば米国議会で審議に入る Research Works Act など)を支持していること。



エルゼビア側によれば、これは誤解を招く言い方だと言う。

同社の経営状態はよすぎるほど良好なのは確かだ。

2010年には、20ポンド収益に対して7億2400万ポンド11億6000万ドル)の利益を得た。利益率は36%。

しかし、同社の Director of global academic relations の Nick Fowler は、

購読料水準は業界の平均であり、ここ数年の値上げ幅は他社より低いとしている。

Fowler 博士によれば、人もうらやむエルゼビアの利益率は、同社の効率的経営の結果以外のなにものでもないという。



Neylon 博士による動議は、より広い文脈での学者出版社の衝突の表れのひとつと見ることができる。

その衝突は、オンライン出版の台頭によって、ますます鮮やかに描き出されてきた。

学者情報の自由と流動性に重きを置く文化に属しており(そもそも論文の査読と編集を無償で行っており)、

商業出版社との付き合いには、これまでも難渋してきた。

出版社情報へのアクセス課金して利益を最大化しようとする組織であり、

同時に権威ある論文誌の(すべてではないにしろ)ほとんどを掌握しているかである



一触即発の状況は長年続いていた。

2006年には、 エルゼビアが出版する数学論文Topology編集委員会の全員が、アクセスの囲い込みと料金高騰への懸念を表明して辞任した。

ドイツ出版社シュプリンガーによる論文K-theory編集委員会2007年に解散した。



多くの人は、ことが荒立てられるまでにこれほど長くかかったことに驚いている。

学者インターネットもっとも早く取り入れた人々であり、

出版社をそのサイクルから追い出すことができる環境は十分に整っていた。

実際、商業出版代替物をつくろうとする動きは何度か起こった。

コーネル大学ウェブサイト arXiv (X はカイの音のギリシャ文字を模しており、「アーカイブ」と発音される)は1991年にできた。

研究者は、まだ論文誌で出版されていない物理学論文をそこに投稿することができ、

日々数千件を越える論文投稿されている。

Public Library of Science (PLoS) は2000年にできた。

そこでは生物学医学の分野でフリー論文誌が7誌出版されている。



こうした動きへの熱意があったにも関わらず、伝統的な出版社の支配が続いたことには理由がある。

arXiv論文は、公開後に容赦ない批判にさらされることは確かなものの、投稿前に正式なピアレビューは行われない。

したがって品質はまちまちである

PLoS は一部を寄付金でまかないながらも、論文1件あたり2900ドルの掲載料を課す。

これは著者の負担となり、金策に悩む大学にとっては無視できない金額である

少なくなりつつあるとはいえ、電子版のみの出版に対する偏見もある。

ウェブ出版は紙よりも権威が低いと見なされがちなのである



こうしたことが重要なのは大学と個々の研究者が、出版した論文の数と掲載された論文誌の名声に応じて評価されるからだ。

ともすれば新しい道具に挑戦することが期待される若手研究者は、その前に既存権威ある論文誌で出版しなければならない。

さもなければ、発言力もなく昇進もない。

そして、新しい論文運命を決める力のほとんどが権威の高い論文誌にあるために、「権威」の定義は少しずつしか変わらない。



商業出版社は、たとえば読者ではなく著者から料金をとるなどといったオープンアクセスアイデアを試そうとしている。

しかボイコットが広まっていけば、ことは急激に進展する可能性もある。

けっきょくのところ、学者出版社を必要としている以上に、出版社には学者が必要なのである

突然失脚する直前まで、えてして体制側は無敵に見えるものだ。

来たる学術の春にはご用心を。

2012-01-13

http://anond.hatelabo.jp/20120113055816

元増田忠告

頭いい女って最高に貴重よ?

こっちが言ってることが理解できない女はイライラする。

こういう、自分が言ってることが理解できない相手=頭が悪い、と考える男は止めておけ。

この手の人間は常に自分が正しいと思っていて、相手の意見自分と食い違う=相手は馬鹿から間違っているんだ、と決め付けるタイプだ。

結婚相手としては間違いなく地雷だ。

理系博士課程、と言うとこの手の勘違い系自称頭いい」男が寄ってくるかもしれないけど、

そういうのはスルーして本当に「頭いい」男を見つけるべし。

http://anond.hatelabo.jp/20120113053507

トラバありがとう

そっか、結婚できるかな

理系博士課程だけど、嫌がられたりしないかな?

ちなみに手順というのはなんでしょう?

結婚したい

結婚したい。

だけど、もう25歳になってしまう。彼氏は今はいない。

博士課程の女性敬遠されるんだってさ。

もう彼氏もできないのかな。

死んだ方がいいのかな。

2012-01-03

[][][][][]



全米3053郡のガンの統計を調べてみると、乳ガン患者が増えている郡は1319だけです。1319の郡について、水や食べ物の汚染といったあらゆる諸要素との相関を、グールドは緻密に調べました。すると1319郡はすべて、100マイル(約160km)以内に、原子炉(軍用、発電用、研究用など)があったのです。1996年にその成果を、グールドは『内部の敵』という題の書籍として刊行しました。



【6/23東京新聞こちら特報部1/2】 『事故なくても健康被害』 米国低線量内部被ばくの影響 ・原発閉鎖後 小児がん急減 ・160キロ圏 乳がん発生率増 ・雨で飲料水や井戸水汚染: yko1998のブログ

3.11 乳がんの増加が示すもの - 高原千尋の暗中模索



オンライン書店ビーケーワン:死にいたる虚構 国家による低線量放射線の隠蔽 アヒンサー「読んで、知って、考えて」

Amazon.co.jp: 低線量内部被曝の脅威―原子炉周辺の健康破壊と疫学的立証の記録: ジェイ・マーティン グールド, Jay Martin Gould, 肥田 舜太郎, 齋藤 紀, 戸田 清, 竹野内 真理: 本





見逃した方のために…NHK 追跡!真相ファイル「低線量被ばく 揺れる国際基準」文字起こし - Togetter

原発稼働のため隠される低線量内部被曝の危険性-ICRP国際基準以下で小児がん倍増 - Bloggers Today - 朝日新聞社(WEBRONZA)



武田邦彦 (中部大学): 食の安全・安心 28 ー日本人ー



「マンクーゾ報告」と「T65D」 - あだち安人「サスティナビリティ」考

放射線被ばくはスロー・デス│マンクーゾ博士

二本松の子ども達 福島 原発 ・放射線 の現場から: マンクーゾ報告

葬られた微量放射線の影響調査報告(新恭) - BLOGOS(ブロゴス)



ペトカウ効果 - Wikipedia

放射線ホルミシス効果検証プロジェクト  ― 放射線安全研究センター ―

タカシです(´;ω;`)

http://anond.hatelabo.jp/20120103131444

http://anond.hatelabo.jp/20120103132230

調子に乗って書いたのに、マジレスしてもらえてうれしいです。

しかも、博士課程+学振+育英会/JASSOの話題まで触れてもらえたのでうれしいです。



イヤミ抜きで、

音大・芸大に行って、高い楽器衣装を用意して、師弟制度の中で頑張っても、将来が約束されない芸術家の卵や、

10代・20代師弟制度に揉まれながら、借金を背負いながらも独立してる土木業や飲食業の人や、

不条理な文句に社内からも社外からもた叩かれて逃げ場のない企業人や、

そんな方々に比べて、

いろいろ借金を背負っているとはいえ、広義のサラリーマン職への就職を狙えるし、

昔に比べれば、理論立った話ができれば誰かが助けてくれる大学・学界人の方が、

ぶっちゃけ、なんだかんだ言っても気楽だと思います

http://anond.hatelabo.jp/20120103130824

そりゃおめー、家庭環境(経済面というだけの意味ではない)や運に恵まれたお陰で博士課程なんて行けてるわけで、そう言われるのは当然だわ。

自分の苦しみを分かってない!とか主張する舐めたDの学生がいるけど、殆どは単なる甘ったれの糞ボンボンだよ。

そういう奴に限って、奨学金貰ってるだとか、学振がどうとかそういう反論し出すんだけど、それが反論になると思ってること自体がお花畑糞ボンボン思考丸出しなんだよね。

まぁでも現実はそういう世間知らずのお花畑野郎が勝つようにできてるんだけどね。

生まれた瞬間に負け組決定お疲れ様ですwwwとでも思っとけばいいんじゃね?

2011-12-27

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マネジメント改革の工程表 - 岸良 裕司

二大博士から経営を学ぶ―デミングの知恵、ゴールドラット理論 - ドミニコポール

平家群像 物語から史実へ (岩波新書) - 高橋 昌明

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ユーロリスク日経プレミアシリーズ) - 白井 さゆり

新装版 尻啖え孫市(上) (講談社文庫) - 司馬 遼太郎

2011-12-24

http://anond.hatelabo.jp/20111224090452

今更だが、突っ込むならそこじゃなくて「理学博士」ってとこだろう。

一体何年前の話なのかと。

http://anond.hatelabo.jp/20111224021934

方程式数学で、鶴亀算実学、みたいな感じだよ。

まあ、そんなことわかってもらおうとおもってないからそれはいい。



ただ、先生が正しいこと教えてるのに、それを知ってる人のレスが5%くらいで、あまつさえ批判してる人が多いことに驚いたか啓蒙たかっただけ。

君も自分が正しいと信じ込んでるなら、算数の参考書立ち読みしてきたらよい。

俺がいいたいのはそれだけ。

もう一回いうけど、算数の参考書読んで欲しい。




あと、俺のスペック知りたいなら言うけど、27歳、旧帝大理学部卒の理学博士で、農学部ポスドク1年目やってます

数学科じゃないけどねw

2011-11-29

ママは魅力的でいてくれないと。

先日、ちょっと釣りっぽいエントリ

「男はみんな『セックスできるおかあさん』が良いんだろ?絶対なってやんねー。セックスできるおとうさんが来い」

みたいなのあったじゃん。

あれ読んで、一瞬納得しかけたのね。そりゃあえっちできてさ、なんでも言うこと聞いてくれてさ、つつんでくれてさ、そういう相手なら一生べったり依存して生きていきたいよな。



それで子供のころのことを思い出してみたんだが、全然ダメだった。何がダメって、母と同じ傾向の行動をとる異性がぽんと現れてセックスさせてあげるって言ったとしても、私は到底やれないんだ。

近所の母親流行について行くことに汲々として教育方針が頻繁に変わるため色々な習い事受験をひっきりなしに変更させられたり、宗教占いに次々とはまって私の名前漢字しょっちゅういじくったりあちこちの神社仏閣へ行かされて砂だの砂利だの枝だのかっぱらってこいと言われたりざくざく金を失ったりするし、健康食品マルチ商法にはまっては金や人脈を失ったりする。

さらに常に機嫌が悪く怒っており、父に大して始終文句を言っていて喧嘩というか一方的な罵倒毎日毎日繰り返される。私は父の職業をそれなりに尊敬していた。稼いでくるし、職人だし。だが、母は気に入らないようであんな不安定な仕事に就くな勉強しろ勉強しろ博士になれ医者になれ役人になれとぐちぐち繰り返す。

正直言って、父はあんな女と良くまだ結婚してるな-と思う。顔は一応ちょっと綺麗な方なのかも知れないが、私だったらあの生活に耐えられないよ。


私の母はさ、いわゆる最初に言った「おかあさん」じゃ全然無いわけですよ。多分私は小さい子のよくやる「ままだいすきーままとけっこんするー」って段階が全くなかった。

別に「おかあさん」じゃなくても良いのだけどさ、成人するまでの間、いや、小学生ぐらいまでの間に憧れの異性の一人ぐらいはいないと、異性をほしがる動機ってのが形成されないんじゃないかなあ、と思う。

いまだに「ああこの人と一緒に暮らしたいな」って思った事がないんだ、私は。

ママは魅力的でいてくれないと。ファッカーどころかマザーファッカーにすらなれない。私は、あの釣りの対象にさえなることができなかったんだ。

2011-11-27

http://anond.hatelabo.jp/20111127203143

お返事。修士学部給与で違いがあるかもね。

修士博士はどうなんだろう?研究職でなければ明確な差はないかも?

学位があることを試すために仕事を振られる可能性がある分、チャンスは多いと言えるかも。

http://anond.hatelabo.jp/20111127202532

横なんだけど

結局自分コスパリスク考えて

学部卒で役所に入ったんだが、修士とか博士取ると

どう変わんのかが聞きたい。

どうするかな…。

日本学生支援機構「僕と契約して博士課程になってよ!」

2011-11-21

http://anond.hatelabo.jp/20111120195245

院生コンビニバイトしてるクソみたいな分際だけど、ここに書いてあったことはたいていもう体験済みだった。むしろ社畜になるまでこういうことなかったの?社畜になってもこのくらいのことしか感じられないの?という意外性が大きいわ。

研究室内とバイト先でたいていこれは体験できるはず。程度は軽いのかもしれないが(特にバイト)、こういうことを一切感じずに過ごすことはできないだろ。

しか研究室は無給。給料ないけど、「金払ってるんだからそのぶん勉強しないと」となる。その上研究室上の雑用も任されて、それをやらないと快適な研究はできない。最高の搾取対象ですよ。もちろん面倒な人付き合いや残業(?給料ないけどまあ17:00には帰れない)はわんさかある。博士まで行くと不安定なんてレベルじゃねえ。

責任感については、社畜会社員よりも小さいだろうなというのは感じるけど。あと、親の喜ぶ顔は見れない。下手するとただの穀潰し扱い(我が家は運良く歓迎してくれてるからラッキー仕送りはないけど。)。


大学院生なんて好きなことしてられるんだからいいじゃん、というのなら、社畜って仕事が大好きな人のことじゃないの?と言いたい。

2011-10-19

http://anond.hatelabo.jp/20111019100149

でも、そういうことはむしろ一番最初にチェックして欲しい。

お断りだ。

一体何人から応募があると思ってるんだ?

3桁、場所によっては4桁に達する数の応募を、能力筆記試験)で足きりしないで、全部面接しろとでもいうのか。

ふざけてんじゃない。

筆記試験や、履歴書なんてものは、足きりの材料に過ぎないんだよ。


そして、中途や博士採用でもない限り、「能力」なんてもんは大差ないんだ。

リンク先でも書いてあるだろ?

「問題把握力を見る」って。

そりゃつまり大学でやってきたことになんざ、興味ねぇよって事だよ。

そこを見たければ、採用がまるっきり別の物になる。

経験者重視になって、新人の枠がなくなる。

そうなった場合面接面接官に言えるほどの実績が、自分にあるのか考えてみると良い。


今の新卒取りは、ものすごーく学生にとって有利なんだぞ。

学生に、なーんにもなくても、問題把握能力なんてもの採用してくれるんだから

2011-09-29

大学物理学科について急に語りたくなったので語る。

なんか、誰の役に立つの分からんけど、私が高校生の頃にこういう説明があったら良かったなぁ……とふと思ったので書いてみた。

さて、大学理学部物理学科に入学するとしよう。基本的に物理学科は、専門が進んでいくと、

この2系統x2分野で、4カテゴリだけに全てが収められる。意外に思われるかもしれないが、私も当時(学部3年頃)びっくりした。本当にこの4つしかない。

理論実験

まず理論系と実験系だが、その名の通り。理論系に進むと実験はやらずに、ひたすら理論だけ。本当に紙と鉛筆だけで物理モデルと数式を弄るだけのツワモノもまだいるけど、最近は、第一原理計算などのコンピュータシミュレーションも多い。

一方実験系に進むと、元旦液体窒素を汲んで延々と真空ポンプのお守りをしたり、「吸い込むと死ぬ」「空気に触れると爆発する」とかナチュラル危険すぎるガスをぶぉんぶぉん基板に吹き付けたり、TEM(透過型電子顕微鏡)の試料作成と軸合わせに12時間かけたあとに休憩も取らず深夜3時から測定開始したりする。要するに不死身であるしか給料ももらわずに学費を払ってこれをやるのだから真性マゾである。……話がそれた。

大学院進学の際、実験系には希望すれば誰でも進めるが、理論系へは相当の能力(とりあえずはテストの成績と言って良い)が無いと進むことはできない。まぁ学部3年くらいになれば、物理ができるヤツと物理ができないヤツの本質的な差が自他ともに見えてくるので、みんな自分がどっちに進むべきかはおのずから悟って判断する。そのため、「理論系に進みたかったけど成績が足りずに不本意ながら実験系に行った」って人は、実はほとんどいない((が、一部の実験系の人はやはり理論系の人にコンプレックスを持っており、理論の人を揶揄する実験系の人も時々いる。そういう人は学生時代はあまりそれは出ず、准教授教授クラスになってそうなる人が多い))。私の周りでも、理論系に行った人たちはやはり「天才」と呼べるだけの圧倒的物理センスを持っている人ばかりだった。

なお、実験から理論系へ、または理論から実験系へ移る人も、滅多にいないがいる。そういう人はものすごい変人か、ものすごい優秀かである。もちろん、変人かつ優秀の場合も多い。

物性と素粒子

先ほど言ったように、物理学科ではこの2つの分野しかない。意外だろうけどそうなのである

物性物理学は、モノの性質を「なぜだろう」と問う学問である(と思う)。例えば物性理論の第一原理計算では、「なぜ銅は銅としての性質を持つのか」を、原子番号の29という数字だけ入れて作り上げようとする。一方、物性実験系だった私は、毎日毎日ひたすら真空ポンプのお守りをしながら、ナノ微細構造作成とその電気特性を測定していた((今日作成温度500度、明日は550度、明後日は600度……お、550度が一番いいな。みたいな))。その他、金属半導体、光デバイス、磁性や超伝導電磁気的性質、まぁそのへん全部物性系である。応用例も広く、就職比較マッチングしやすいので、物性実験系が物理学科のもっともスタンダードな専門となる。

一方、素粒子は毛色が違う。「素粒子」と「原子核」で分ける人もいるけど、面倒なので一緒にする。有名なところでは加速器をやってる人たち。高エネルギーと呼んでいる大学もある。要するにモノの性質を問うのではなく、モノを作っている原子の中身とその構造を追っていく学問だ。クォークニュートリノグルーオンなどSF好みな題材が多い。素粒子は物性と違い、その経験を活かして就職しようとしても口が少ないため、アカポス狙いになってなかなか難しい。ただ、学部卒や修士卒で就職するつもりで専門に拘らないなら、分野なんて全然関係ないので気にしなくていい。素粒子から普通にリクルート電通化学企業なんかに行った人はいっぱいいる。しか博士課程に行くと……ポスドク地獄まっしぐらが待っている、気をつけよう。

宇宙論は?

みんな大好き宇宙論は、宇宙地球科学科が無い大学だと物理学科の素粒子に繰り込まれてしまう。高エネルギーとか場の理論とかになると、どうしてもそちらなので。

なお、物理学科に入る人で「宇宙論やりたい」って人はたくさんいるけど、講義が進んで悪魔テンソル計算が山のように出てくると、多くの人が挫折してむしろ宇宙論が嫌いになってしまう。足の上げ下げ、共変・反変、今思い出しても夢に見そうだ。

[] 自己検証

http://anond.hatelabo.jp/20110929074726

蛇足。別記事に書く。

文章構成の「型」を持つことの長所は、最低限の質を自らに要求するところにあると思う。

要するに1~3を満たさないものは書かない。

多くの人は、3の着想を得たら、それだけでとりあえず書こうとする。

確かに自分が読み返すだけなら3だけで十分だろう。

しかし、それを他人に読んでもらい、何らかの反応を得ようと思ったら1や2が必要だ。

さらに、前向きな印象を持ってもらいたいなら4だって必要だろう。

本当に相手の役に立ちたいと思ったら5だってやり方しだいだが重要だと思う。




ブログで書くだけなら別に3だけでも特に問題はないだろう。

しかし、リアルの関係では3は「善意」というカタチで他人に直接向けられる。

しかし1や2といった導入への意識、4で相手が受け入れやすいように調整する意識を欠いたむき出しの善意というのは

往々にして、「ありがた迷惑」になってしまったりする。

せっかくの善意が受け入れられるどころか、相手に嫌悪されることは非常に残念なことだ。

これは「恨み」や「呪い」にもつながる。「魔法少女まどか☆マギカ」のさやかの愚かさは本当に他人ごととは思えない。

そうならないためにも、「型」に従うかどうかはともかく、

一度自分の書こうとしていることが1~5に答えられるものかどうか問うてみるのは無意味ではあるまい。

それに応えられないなら書いてはいけないとは言わない。でも、その自覚を持っていれば相手の反応を恨みに思うことも減るだろう。




要するに、自己検証重要だ、と言いたいのだ。

自己検証に使うツールはについては、先に紹介したQUESTフォーミュラでなくても自分に適したものを使えば良い。

私が前に書いた「ドラッカーの5つの質問」でもいいし、

http://anond.hatelabo.jp/20110823201238

個人的にオススメなのはエドガーシャイン博士の「プロセスコンサルテーション」という思考。

博士には「Helping(邦題:人を助けるということ)」という著書もあり、

善意をタダの善意で留めずに、しっかりカタチにするために気をつけるべきことを書かれている。

まとめにくい本だけど、需要があればテキトウにポイントだけ抜き出してみたいと思う。

2011-09-28

http://anond.hatelabo.jp/20110928172813

意味不明

論理的に会話もできないのに博士課程行っちゃったの?

たとえば現在老齢の方が博士になったとして、それは「誰もが大学に入れるわけではなかった」からこそ褒められるのであって、

今若い奴らが老齢で博士になったとして、それは「誰でも行ける時代にどうしてならなかったの?」と批判されるに決まっている。

それが日本

2011-09-25

学歴と将来性と後悔

地方公立高校出身

一浪して県外の公立地方大学英文学を専攻

いま公立高校英語教師

もっと勉強しておけばよかったな

たいして充実した青春時代でもなかったし

いま高校生と接していて

彼らの未来がうらやましくもあり、同情もする

自分出身大学は吹けば飛ぶような無名地方大で

自分の力に相応ではあった

でも人に言うのは恥ずかしくもある

学歴は一生消せない ロンダリングでもしない限り

でもいまの日本の状況をみていると

いい大学と言われる大学の出身者でも就職は厳しい

日本はいま誰もが否定できない不況下にあり

金もなく将来に対する保証もない

今の高校生少子化の影響でお金比較的かけられ

小さい頃から塾に行く者も多く大学に行く割合も増加している

一般にFランと言われる大学経営のためほぼ全入で

お金を出せば容易に入れる

名門とされる大学との格差が大きくなってきている

その名門すら安心してはいられない状況だ

しか若者雇用情勢は厳しく、自分の夢を実現できるのは少数止まり

それは自分が若かった頃も同じだが、さらにハード現実が待っているように思う

就職してもいつリストラされるかわからず一方で管理は厳しくなり窮屈だ

そんな社会情勢の中、大学ネームバリューはどこまで相対化されたのだろう

自分はたいして努力もせずに地方のちっぽけな公立大に入り

まあ身分相応の就職をし生活をしている

いってみればこじんまりとまとまった人生

コレでよかったんだと思うとき

コレでよかったのだろうかと後悔するとき

その間を行き来し続けている

言ってみれば学歴コンプ

最初にも書いたが学歴は一生消えない

自分はこのコンプレックスをひきずって生き続けてきた

若者はい大学に入るため努力をしている

その応援をするために自分がいる

もちろん保護者の願いをかなえることにもつながる

ニーズを満たすところに自分仕事がある

しか最近薬学部の6年制化後の偏差値の凋落が表すように

また法科大学院をはじめとする専門職大学院の低迷ぶりが表すように

約束された」エリートコースの存在を単純には信じられなくなってきた

大学院に行けばアカデミック職業に就けるわけでもなく

無職博士の大量増産となった

最近高校教師世界大学院出身者が競争してようやく入り込める状況で

現実教育現場を目の当たりにして夢や期待を打ち砕かれる人も多い

そんな彼らの死んだ魚のような目を見ながら

また自分学歴コンプを振り返りながら

いまの時代に「いい大学」にいくことの意味はなんだろうと思わずにいられない

お金をかけ期待をかける価値がいまの大学ブランドにはたしてあるのか

でも私のようなコンプを抱き続けて生きていくのもどうかとも思う

2011-09-12

http://anond.hatelabo.jp/20110912095146

なのは博士のお姉さん役だけど、博士の子どもでもあるんだよ

高校に行くのはなののわがままで、行かせたのは博士親心

博士がなのに一方的にわがままをいう関係からお互いがお互いに甘えるようになったのが13話で

ギャグなしがどうかっていうのもあるだろうけど俺が一番好きな回だな

はかせがウザくないっていうやつなんなの?

 「はかせをウザイかいうやつはガキ」とか「子どもらしくてかわいいじゃん」みたいな意見をよく聞くけど

ぷぷぷ子どもらしいってことはウザイってことだけど。ただ子どもからしょうがいねってだけでウザイもんはウザイ

もちろんかわいいとも感じるけどやっぱりウザイもんはウザイ

そして「はかせを嫌うやつはガキ理論」が正しいとしてじゃあ「はかせウザイ」って言ってるやつは精神的に未熟なガキなんだから

一々「おまえはガキだ」とかいわないでかわいいねー子どもらしいねーとでも言ってりゃいいと思うんですけど。


大体京アニはわざと博士をウザく、つまりことさら子どもわがままな部分を強調している節があった。

それは博士がなのに高校に行くのを許す13話に繋がって、博士の成長、博士となのの関係性の変化を分かりやすくするものだったと思う。

博士がうざいのはうざく見えるようにアニメ日常』が作られているから。つまり博士うぜーって言ってるやつこそ最も素直に作品を視聴してるんだよ!!!!!!


ついでにいうと13話以降「はかせうぜー」と思うことはかなり減った。直近の24話では久しぶりにネギ食べたくないとか言ったり、風邪のふりしたりしてたけど

これに関してはなのに優しくして欲しい甘えたいっていう意図もちゃんと見えてウザイよりかわいいが強い。それでもわがままウザイけどそれほどじゃない。


このウザ度コントロールがはかせほどうまくいってないのが麻衣ちゃんだ。はかせに謝りに行った回でバランスとろうという感じは見えたけど…うーん微妙成功してない気がする

いずれにしろ日常が終わるのは寂しいな…つまらない回と面白い回の差が激しかったけど全体的に大好きだったよ

2011-08-19

日本数学事情

日本から天才が出たことがないし、修士博士は、数学天才ではなく、数学の知識があるだけのオタク。仮に数オリ受賞者が研究やってても何も成果が出たためしがない。面白い学問なのに、末路がただ知識ばっかり多い評論家で終わるのが悲惨ペレルマンみたいな自由闊達研究者になって七大難問を解き、フィールズ賞・・・ということにはならない。ただの数学小説家

数オリの数論や幾何が一番難しい

それに比べれば入試数学ほとんどや大学教養修士博士数学は、暗記。年齢が進むほど要求されるのが暗記になる。そして日本数学者未来はない。

- 転職ならen
- 派遣ならen
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