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はてなキーワード: はてなユーザーとは

2024-02-10

漫画編集者の端くれだったことがある


青年向け漫画編集者をしていた。といっても若い頃の話だ。都内にある編集プロダクションを辞めて田舎に帰ったのが36の時だから、おじさんの入り口に立った頃か。今では完全なるおじさんである

本日記は『セクシー田中さん』の件とは関係ありません。

働いていた会社というのは、講談社とか小学館とか秋田書店とか、そういう大手出版社ではない。あくま編集プロダクションである出版社編プロがどう違うのかって……ざっくり言うと元請け下請けだ。出版社出版事業(今回だと青少年向けの漫画作りや商業展開)の企画をして、漫画家が作品のものを作って、編プロ雑誌本体を作って、その制作過程印刷所やデザイン事務所といった専門集団関係することになる。

イマイチ説明になってしまった。一般社会の例で説明する。民法でいうところの委託(準委任契約)に当たる。公共建築の分野でいうと、公共機関の建築技師が新しい建築物のマンガ絵を作り、建築事務所が基本設計~詳細(実施)設計をして、出てきた成果物を元に大手建設会社施工監理し、地元にある中小事業者が実際の土木建築作業をする。

自分が勤めていたのは、この例でいうところの建築事務所だ。受益者(国民=漫画読者)の希望に応えたい組織があって、そこから依頼を受けて動いている関係会社ひとつ。そういうアナロジーだ。

出版社との役割分担は、そこまで分離しているわけでもない。漫画編集者といえば、昔の手塚治虫ほかの自伝みたいに、漫画家とアツいやり取りをしているイメージがある。ああいう、企画経営制作現場の間にあるような仕事は、出版社社員が直接することもあれば、編プロ出版社(編集部)のオフィスを間借りして行うこともある。

前者の例だと、マガジンサンデーチャンピオンなどだ。コンビニ書店にほぼ必ず置いてあるレベル漫画誌。大手出版社総合職コース入社した人が、(編集取材制作、資材、宣伝マーケティング、総務経理人事その他事務)といった多くの部門ひとつである漫画編集部に割り振られて其処に居る。

後者の例だと、大手出版社が出している漫画誌でも、あなたが聞いたことのないやつもけっこうあると思う。そういうのは、編プロ出版社(編集部)の仕事を丸ごと請けて実施していることが多い。自分は、そういう会社で働いていた。職場自体大手出版社の中にあるが、いわゆる委託先の社員だった。別の言い方をすると、親雑誌に対する子雑誌関係

ほかの長文増田記事を見るに、あまりたくさん書けない仕様のようである。何文字までかは知らないが、文字制限があると思う。本当は何万字でも書きたいのだが、あくま自分が書きたいだけであって、あなたが読みたいとは限らない。一万字以内になるよう心掛ける。以下に、自分が関わった漫画家を2人だけ紹介しよう。最後に所感を述べて終わりにする。

その2人(A先生とB先生。どちらも若手)と私は、分水嶺のような関係追記;わかりにくい表現ですいません。ブクマカのBuchicatさんコメントのとおりです)だった。ある日、私が担当していた漫画家のA先生が新作の企画提案に来ていて、同じタイミングで別の編集者のところに持ち込みをしたのがB先生だった。その別の編集者が不得手なジャンルだったこともあり、A先生との話が終わった後で、私も一緒にB先生作品を読んだ。

その後、編集部責任者を交えた会議で、私が引き続きA先生の新作の担当者に決まった。新人であるB先生担当になる可能性もあったが、そうならなかったのは、今の漫画界の一界隈にとって幸運なことだった。



A先生について

A先生は、雰囲気が暗めだった。人間性まで暗いというわけではなく、心を開くと明け透けになるタイプだった。モードに入ると饒舌になる。

弊誌では、読み切りを何度か掲載したことがあった。アシスタント経験あり。小さい賞を取ったことがある。ヒット作はないが、若き漫画家としてはキャリアがあった。

画力が抜群だった。小学校中学校で、学習ノートフシギダネの絵とかをソラでゲームパッケージそのまんまに描く子がいただろう。とにかく天賦の才を持っていた。最小限の画量で、それでいて迫力と感情に溢れた1枚1枚を描く。そういう人だった。

難点は、マジメすぎるところか。少し前にやっていたアニメだと、チェンソーマンに登場するアキくんか(少し前……?)。とにかくマジメだった。いや、やはり『直向き』に訂正する。

A先生は、少年誌に見合わない重たいテーマに挑むことがあった。今でもそうだ。彼のマンガには『緩さ』がない。それもいいところなのだが。私は好きだった。はっきりいって。が、読者の傾向に合っているか微妙だった。

子どもの頃から漫画が好きだったらしい。中学生の頃のイラストを見せてもらうと、俄然キャラクターへの愛に溢れる作画を見ることができた。中学生らしい、プロには程遠いクオリティなのだが、しかし見ていて違和感がないというか、自然にくっきり入ってくる。

私という人間は、具体例で物事説明する癖がある。上の「中学生らしいイラスト」を別の事例で表現すると……「うるせ~!!知らね~!!FINALFANT ASY」(短縮URLhttps://x.gd/L5cc4)だろうか。以前、いつぞやかのid=pptppc2さんのブックマークコメントきっかけで元ネタを知ることになった。

あの時のA先生イラストは、ベルセルクセルピコだったと思うが、力強い表現だったのを覚えている。セルピコファルネーゼを抱きかかえて、

申し訳ありません 道案内を頼まれまして 少し席を外していましたもので」

と言うシーンの模写だった。

さて、そんなA先生だったが、ある時これまた重量級のテーマで描きたいものがあるという。先ほどの、編集部での新企画提案の話だ。

その際、A先生からプロットをもらい、私のデスクで拝見させてもらったところ……うちの雑誌では持て余しそうだった。作品の質が低ければ普通に打ち切りになりそうで、作品の質が高くても――弊誌の売上規模だと会社グループ全体の機会損失になりそうだった。私の前でパイプ椅子にかけているA先生は、不安げな面持ちだった。

内部の話で悪いが、例えば「甲」という雑誌亜流「乙」という雑誌があるとする。ビッグコミック(オリジナルスピリッツスペリオール)みたいな感じだ。この時、甲と乙に明確な上下関係があった場合、乙誌に掲載された漫画が甲誌に引き抜かれることがある。その際、甲誌の編集部から言われるのが、

「なぜうちの編集部に見せなかった?」

という意見だ。これは、ストレートに言われる場合もあれば、暗に言われる場合もある。だが、事前に上流の雑誌に見せていたとして、多くの場合玉虫色の返事があるだけだったりする。

話を戻そう。この時の自分は、編集部自分デスクのあたりでA先生次回作を見せてもらっている。確か缶コーヒーを飲んでいた。

自分としては、A先生マンガを弊誌に載せたいと思っていたが、先ほど述べたとおり、後ろ髪を引かれる思いもあった。社会派少年漫画というのは扱いが難しい。その作品が「あしたのジョー」の影響を受けているのは明白だった。「A先生であれば、きっと面白い作品にしてくれるのだろうな」という期待はあった。

うーん、大いに悩むところだ。どうしよう。思いあぐねていたところで、別の編集者から声がかかった。要約するとこんなところか。

「持ち込みに来た人がいる。私の専門じゃないので判断が難しい。門前払いにするレベルではないので、あなた判断を仰ぎたい。上の人間は今出かけている」

要するに、自分の専門外なので判断できないよ、と言っている。ここも会社なので、編集者の上には当然上司がいる。その人達がいなければ同輩に相談するのが基本だ(余談だが私は後輩だった)。こういう原則一般会社と変わらない。

その『別の編集者』というのは、儚い感じの純文系が得意なタイプだった。一番わかりやすい喩えは……『はちみつクローバー』みたいなやつだ。ああいうのが得意な人だった。

その時は、A先生との話が終わったら行くと告げた。それで、しばらくそのまま話を続けた。

「この作品はい意味で重たいねちょっと考える時間がほしい」

と言って、その日は解散した。A先生は、「お願いします!」と言ってパイプ椅子を立ち、そのまま帰っていった。いつもだったら喫茶店ご飯をおごっている。

A先生は、『いい子』だった。あまり感情は出さないけれど、人間に対する愛を持っている。そういう子だった。私が当時、A先生ご飯を奢って、彼がおいしそうな表情で食べている時、私は幸せだった。A先生幸福だと、自分幸福だと思えた。A先生漫画という手段で自らを表現している時、まるで自分もそれに劣らぬような喜びを得ていた。

ヘンな表現かもしれないが、例えば読者がA先生を褒めている時、自分A先生との区別がなくなっているというか。彼のことが、自分ことみたいに嬉しかった。これは愛なのだろうか。



○ B先生について

持ち込み部屋に行くと、別の編集者と、持ち込みに来た子が対面で座っていた(ちょこんと挨拶をしてくれた)。自分が座る席には作品が置いてあった。綴じられていない原稿用紙がある。ページ数にして30枚ほどだった。もっと多かったかもしれない。記憶あやしい

実際、B先生作品面白かった。コテコテの学園ものかと思いきや、登場人物それぞれに適度な制約があって、キャラクターも立っていた。これまでのキャリアを聞き取ったところ、作品雑誌掲載されたことがあるようだ。アシスタント経験もある。

絵の方は、自分がこういうのも大変失礼だが、上手な方ではなかった。どちらかというと、脚本や設定、キャラ作りが得手のように映った。当人情熱を注いでいる箇所はすぐにわかる。キャラ絵が有名漫画家の影響を受けているとか、キャラクター台詞回しがハリウッド映画風とか、背景や小物を手を抜くことなく全部描いているとか、そんな具合に。

光るものがある作家だった。これを見抜けないようなのはモグリ――そんなレベルで輝いていた。

私は作品を読み終えた後で、「ちょっと待ってね」と自席に戻り、少し残っていた缶コーヒーを飲み干して、思案を重ねつつ持ち込み部屋に戻った(どうするのが最良かわからないケースだった……)。

それで、テーブルではこういうやりとりをした。

私「イイ作品だと思います特にセリフ回しにセンスを感じます掲載ができるとかここでは言えないけど、話は通してみますね」

B「ありがとうございます

私「それで、担当はね……縁なので。あなたがするのがいいのでは?」

編「私よりもほかの人がいいと思いますもっと才能を引き出せる人が……」※小さい声で

私「いや、でも恋愛描いてるよ。エンタメだけどいいんじゃない」(こいつ、作家の前でアホなこと抜かしよって)

編「難しいです」

私「でもこれ、縁だよ」(意識が低すぎる……)

編「ほかの作家さんも抱えてるので。いっぱいいっぱいです」

私「わかりました」(トラブル回避のため後で編集長に説明しとこう)

B「すいません。僕の作品はどうなるんですか?」

私「後日連絡しますね。必ずしまから、それまでは他誌への持ち込みは待っていただけますか」

B「あの、はい。できればですが、早めでお願いします。一週間くらいでなんとかなりますか」

私「なんとかしてみます

作品のものと、作家プロフィールと、付属資料コピーを取らせてもらって、彼には外で缶コーヒーを奢った。ビル入り口まで送ったところまではいい気分だったが、正直、身に余る事態だった。

持ち込み作家の才能がありすぎるのも考えものだ。嬉しい悲鳴というやつ。誰が担当に付くかで今後の雑誌の売り上げに影響がある。重大な意思決定ということになる。

最悪、『進撃の巨人』の時みたいに優れた作家を逃してしま可能性がある。あれも、実際は諌山先生門前払いではなく、週刊少年ジャンプ担当が付くか付かないか微妙ラインだったらしい。それで、誰が担当になるかを押し付けあっている間に諌山先生が他雑誌に持ち込んでしまった、という話が業界団体公的飲み会で囁かれていた。



○ その後~

B先生についてだが、一週間後に担当編集が決まった。「別の編集者」でもなく私でもない。当時、若手のひとりだった20代の子が任されることになった。編集部トップを交えてB先生原稿コピーを読んだのだが、「若い感性が光る。年齢が同じくらいの人と組ませる方がいいのでは?」という結論になった。

その20代の子は、上の組織からこっちに出向してきている子で、いわば武者修行の身だった。一流大学出で、本社プロパー社員。いわゆる総合職である

最初は、私に選択権があった。B先生担当になる道もあった。だが当時の私は多忙であり、月に何度も会社に寝泊まりするレベルだった。新人は抱えるべきではない。しかし、才能のある子だから迷いがある。

A先生のこともあった。彼のあの作品を世に出してやりたい。もっと有名にしてあげたい。そんな想いがあった。

私が悩んでいるうちに、例の20代の子が手を挙げたのだ。私としても、彼のやる気と知性と直向きさは買っている。諸手を上げて賛成した。

今思えば、正しい選択だった。もし私がB先生担当になっていたら、面白い恋愛エンタメを楽しめる読者の数は減っていただろう。これでよかったのだ。

以後のB先生は、例の持込漫画ブラッシュアップを続けた。翌年には、晴れて弊誌に第一話が掲載されることになった。さらに以後は、担当編集とともに二人三脚で躍進を続け、イケイドンドンの勢いを保ったまま、一度も息切れすることなスターダム上り詰めた。今では漫画家として世に知られている。

一方で、私が担当を続けたA先生は地道な努力を続けた。

上で挙げたA先生の意欲作は、読者層に合っていなかった。それでも、高い画力シナリオ構成の上手さがあったのだろう。その意欲作は、連載期間を積み重ねる度にファンの数が増えていった(業界的には、Amazon第一巻のレビュー数が人気の代替変数になることが知られている)。

今では、A先生は親雑誌で連載を勝ち取るまでになった。去年だったか。彼の作品コンビニ立ち読みする機会があったのだが、やはり突き抜けた画力だった。週刊連載であそこまでの画力というのはまずない。



2024年現在、私は東京を離れて田舎暮らしている。地元町役場Uターン就職して、実家農業を手伝いながらスローライフに近い生活を送っている。

実は、編集者だった当時、働きすぎて病気になった。ある日、下腹部の辺りに違和感を覚えて、血の塊のようなものが血管を這っている感覚があった。病院に行くと、「遅くても明日中に入院しなさい」という医者から指導があった。

それなりに重い病気にかかってしまった。一応は死亡リスクもある。数か月ほど入院した後、どうしようかと考えて、考えて、考えて……編集部に復帰後は、労働を最小限にしつつ転職活動スタートした。

A先生については、幸いだった。彼の意欲作とは最終回まで付き合うことができた。私が退院した後、無事完結を迎えることができた。あしたのジョーに比べればハッピーエンドだった。

入院中に、A先生とB先生がお見舞いに来てくれたのを覚えている。ほかの編集仲間も来てくれた。A先生は、テンションが低めで、何を考えているのかわからないこともあるのだが、人間への基本的な愛というか、思いやりがある人だった。

もう40才を過ぎている。はてなユーザーの中では平均的な年齢か。思えば齢を重ねたものだが、当時の日々は今でも夢の中に出てくる。

若いから編集者をやってきた。身体を壊さなければ続けていたのかというと、多分そうだろう。でも、今の生活も悪くないと感じている。自分語りはここまでにして、締めにしよう。

もしあなたが、Webでも紙媒体でもいい。気になる漫画作品を見つけたとする。面白いものを見つけたと感じたら、ひとまず買ってみるのがいい。Webだと1話単位で売っている。

ひとかどの漫画家というのは、自らが産み出すモノを本気で高めにいっている。あなたフィーリングが合ったのなら、ひとまず1巻だけでも読んでみる方がQOL高まると思う。ハズレを引くことはあるだろうが、アタリだってちゃんとある人生は運試しである

2024-02-09

はてなブックマークコメントくらい気軽にすりゃいいじゃん

と思う気持ちがある一方

「まだ○○してない△△」みたいなお題系増田にとっくに○○してるものを書き込む人や

ちょっと調べれば判明することに「なんで××しないんだろ」構文でさも鋭い指摘してます!的に書き込む人らを見るとめっちゃくちゃイライラする自分がいます

はてなユーザー向いてないかもしれない

2024-02-06

彼女できた〜!惚気てぇ〜!

でもリアル友人にはてなユーザーが多すぎるしバレたら嫌だからやめとこ。

明後日に付き合ってから初デートする。

楽しみ。

デイリースポーツコタツ記事なんかで熱くなっちゃはてなユーザーって…

アルバイトが数打ってなんぼでろくに構成もせずやってるテレビネットコタツ記事をたっくさんの人がブックマークしてるのも面白いけど

記事タイトル柴田亜美のことを「パプアくん作者」と書いていたことにプンスコしてるのはもっと面白い

そんなん炎上狙いの記事アクセス狙いでやる常套手段ですやん

タイトルで直接名前さない方がアクセス上がるんですよ

単純に名前を知らない人は興味を持って記事クリックするし、名前を知ってる人も自信がなければ「○○だよね?」と確認のためうっかりクリックちゃう

名前さないなんて失礼な!」みたいにプンスコする人も格好のエサ

「どんだけ失礼な記事を書いてるんだ!確認してやる!」そんな無駄正義感炎上記事を儲けさせていることも知らないで…

そういう記事を見つけたら記事アクセスしないのが一番の薬

デイリースポーツコタツ記事なんて、関口宏の一挙手一投足を毎週毎週悪し様に書いてヤフーコメンテーター誹謗中傷を書かせるよう仕向けてる炎上記事界の王者じゃないですか

醜悪まとめブログと同レベルなんだから今後は内容に限らずアクセスブクマもしちゃダメだぞ☆


という話とは別にタイトルで釣るやり方、炎上メディア以外でも常套手段になってるのマジで頭痛

某有名競馬サイトなんてヤフー配信する記事だけタイトル変えたりしてんのよ

サイトでは普通に馬の名前が書いてあるのにヤフー配信記事では「3連勝中のキタサンブラック産駒」みたいな

マジでしゃらくせえし利用する気なくすのでさっさとやめて欲しいのだけどやめないんだよなあ

本当に嫌で仕方ない


(追記)

「パプワ」だったすまん

2024-02-01

anond:20240201232053

さくらいいみたいだよね

でもま、ある程度利鞘取れてるなら、それ以上考えるのは無駄だよ

次いこ次

我々はてなユーザーだし、長いことはてなに世話になってるからはてなの株買ってやるか、と思ったことあるけど、よく考えたらこの15年、はてなに1円も払ったことないやと思って買うのやめたことがある

好きで応援したい気持ちと、使ってるからこそ経営下手なんがすぐわかるのは両立するよね

2024-01-31

anond:20240131005602

はてなユーザーに対して首尾一貫性を期待するのはちょっとしたキチガイだと思う

他人を叩くのが気持ちよくてしょうがない、フェミニストにかなり近しい心性の持ち主たちだもの

2024-01-30

anond:20240130193534

殺人事件がなぜ起こったかという文脈を完全にむしして、便利な道具にしてんじゃねえ!

闇サイト殺人事件の方は、匿名ゆえに証明不能なことを活かして自分を膨らましたクズのイキり合い煽り合いの果ての犯行なんでね

まさしく今のはてなたち

ホッテントリで互いに憎しみ合い罵り合ってるクズども、自分の優位をなんとかして確保しようと狂奔してるクズどもと例示した犯罪との距離は近いよ

セクシー田中さん事件でもまずやってるのは犯人探しにかこつけた対抗勢力’(ウヨクサヨク・男女ネタ)への攻撃なあたり

はてなユーザーの犯罪性向はかなり高いと見ていい。まともな感性じゃないよ

ポエムだーーーーー!w

何言ってんのこいつ

雑にもほどがあるだろ

自分まで社会の敵として書いちゃってるじゃん

なんで急に「はてな」をアルファベット表記にした?

自分に酔ってる?

とまあ、こんな感じで混ぜっ返すことしか出来ないわけ。表記揺れはごめんね

で?

友達募集エントリが即殺しの標的になる理由説明にはなってないんだが?

友達募集すると、その罵り合いみたいな奴らの渦中に放り込まれるわけ?

あのさ

セクシー田中さん事件で騒いでるはてなユーザーども、セクシー田中さん見てた層だと思う?

アイツラは見てないのに騒いでるのよ

攻撃できるネタ、叩いていいおもちゃが欲しくてはてなしてるの

そういう連中の群れる本丸はてな匿名ダイアリーにほんの些細でも個人情報書き込んじゃえば脇の甘さ突かれるじゃない

さいわいなことに元のエントリは消したみたいだけど、他のトラバのツリー悲惨なことになってたな

これがはてな匿名ダイアリー実態

はてブカテゴリースポーツがない

はてブカテゴリーにはスポーツが無い。出来事ニュースをあつめたものでこれは、かなり珍しい。

他に目をやると、Yahoo Japanニュースカテゴリーには当然スポーツがあるし、スマートニュースチャンネルにもスポーツメディア・チーム・リーグがある。Googleニュースにもエンタメとは別にスポーツカテゴリーがある。

スポーツカテゴリーがないのははてなユーザー分布の偏りを反映していて、そのせいではてな世論世間乖離しているが、逆にそのおかげで体育会系だのウェイ系だの田舎ヤンキーだの関わりあいになりたくない連中がよってこないのだとすると、それはありがたい。

自分言葉文句を言えよ

今回の原作者自殺の件で、めちゃくちゃもやもやするのは、勝手自殺した原作者言葉を代弁する奴らな。

自殺する前からそうだけど、原作者がかわいそうだとか言いながら、原作者が求めてもいない他人への攻撃を始める。

原作者を死に追いやったのは、正直こいつらが原因だと思うよ。

自分発言が原因で誰かが追い込まれたら、そりゃあ正直で真面目な人間自分を責めるに決まってる。

自分発言他人暴力肯定に使われてるのを見て、責任を感じない人間なんていないだろ。

Adoときもそうだけど、勝手他人言葉を代弁するな。

自分が気に入らないなら、自分言葉批判しろよ。

原作者可哀想」「原作者に謝ってください」「Ado釣り合ってない」

はぁ?!

お前誰様だよ。

そういう言葉を使う人間に限って、自分は悪くない、相手のためにやったんだとか言い始める。

いや、自分が気に入らないか他人攻撃したんですよね?

他人攻撃する自分正当化したいから、他人勝手に利用したんですよね?

それが卑怯だっていうんだよ。

それで原作者自殺したら、今度はその自殺まで利用して他人攻撃し始める。

「ショックです」「傷つきました」「謝罪してほしい」

いや、お前関係いから。

下むいて歩いてて電信柱にぶつかって、「傷ついたので謝罪してください」って電信柱作った人に文句言ってるようなもんだから

それが言えちゃうSNSが良くないってことは百も承知だけどさ、お気持ちヤクザが多すぎるよ。

自分増田でも何回も炎上してるので、はてなにもそういう卑怯な奴らが沢山いることは知ってる。

そういう奴らは決まって、「自分はいいけど社会が許さない」とか言ってくるんだよ。

ちがうだろ。お前がどう思うかをかけよ。何ちゃっかりちょっとだけ逃げ道作ってるんだよ。

俺は現実世界でもいじめられたことがあるから知ってる。

いじめっ子よりも、いじめっこに正義を与えてけしかける周囲の方が卑怯醜悪なことを。

事があった途端に他人事のように目をそらすんじゃなくて、自分批判がこの人の命を奪ったかもしれないって少しくらい責任を感じてくれ。

原作者の死は原作者のものであって、勝手にお前らの暴力肯定に使うな。

まずはそっと寄り添うことがなんで出来ないかな。

それで二度と同じ過ちを繰り返さないために、これ以上誰も傷つかないためにどうして冷静な話し合いができないかな。

なんで人が死んだ瞬間に吹き上がって、あっちこっちに喚き散らしてんの?

自分の間違いを認めたくないから、他人に間違いを押し付けてるだけなんだろ?

バレてんだよ。

お前らもっと自分言葉文句を言え。

それで正面から相手反論受け止めろよ。

それも出来ないで評論家を気取るな。無自覚暴力を垂れ流すな。

現実で何も出来ないやつがネットでイキるなよ。

俺は匿名なのは卑怯からではない。

過去経験からお前らには理屈が通らないことを理解しているから、自らの身を守るためにこうするしかないだけのことだ。

当然発言した責任はあるから、これが誰かを傷つけて訴訟になるっていうなら表には出るよ。

もちろんそうならないようにバカなことは書かないように注意してるけどな。

頼むからもっと自分言葉責任を持ってくれ。

他人言葉勝手に代弁しないで、自分言葉文句を言ってくれ。

法律として正しいとされているものを、自分お気持ち勝手違法にしないでくれ。

気に入らないなら気に入らないって自分言葉ではっきり言え。

それが出来ない限り、この無責任暴力は止まらないよ。

怒りで拳を振り上げる前に、悲しみを誰かのせいに押し付ける前に、まずは自分の行動を振り返ろう。

自殺を止めるために何が出来たのか、何が出来なかったのかを考えようよ。

人の死を勝手自分の痛みに置き換えちゃちゃダメだよ。

せっかく増田っていう匿名で使えるサービスがあるんだからさ。

はてなユーザーのできるところ見せていこうぜ。

2024-01-24

anond:20240123231010

はてなユーザーはこのレベル参加者で成り立ってるからすごいよね

それぞれに精神保険福祉士がついてるだろうし

本人の中では有能集団メンバーとして幸せ死ぬのだろう

2024-01-19

平均的はてなユーザーって、30代未婚男性年収600万のITエンジニアサブカルオタクリベラル、という感じだからな。

リベラルから貧乏人を哀れんでくれるし、オタクから底辺とも趣味が合うけど、

5ちゃんねるみたいな「バカ底辺などうしようもない俺たち」という自虐ノリを期待すればそら裏切られるよ。

2024-01-13

anond:20240112224405

消防団ですら蛇蝎の如く嫌うはてなユーザーがそんなもんやるわけないじゃん

ちなみにうちの自治体明日出初式です

規模縮小で午前中の交通整理だけで終わるし打ち上げもない

2024-01-07

増田はてブのおかげでそこそこまともな人間になれたと思う

増田はてブをよく読むことで

を学べた

今ではリアルでは"人当たりが良く争いや派閥を作らない人"という評価になってる

でも長年のはてなユーザーでも振り切れてる人はけっこういるように思うので

はてなの影響と言うよりは自分自身の中から出てきた個性ってことかもしれんけど

2023-12-21

anond:20231221173931

はてなユーザーはどうしてもFanza見放題と比較ちゃうから高いと言っちゃうんだよ…わかってやれよ…

anond:20231221053438

この件、月額1000円は高いとかみみっちすぎて泣けてくるな・・・

デイリーポータルの読者層ってわりと年齢層高くて、はてなユーザーネットの中でも高学歴高所得者が多いんじゃなかったのか?

2023-12-12

教育委員会最後に取り組んだ課題 <其の一>


約三ヶ月前、社会人生活区切りをつけた。当方は、はてなユーザーの中でも高齢である一般的な定年はとうに過ぎている。社会人として40年以上生きてきて、得られた知見といえば……大したものはない。

ただ、今回どうしても書き綴ってみたいことがあり、筆をしたためることにした。書式については、ほかの増田の方に合わせるものとする。難しい漢字も、できる限り平仮名とする。

このエントリは長い。ゆっくり読んでいただけるとありがたい。

書き上げたのは本日12/12だが、推敲関係で五回に分けて投稿する。土曜日には終わるだろう。

私の教員としてのキャリアは、都内にある中学校から始まった。大学を出てすぐだった。今思えば懐かしいが、あの時代に戻れたとしても今の方がいい。時代は進んでいる。

あの当時はアナログだった。電話はあるが、パーク保留(1機で複数保留ができる)といった機能はないし、パソコン事務所に1台あるかないかだった。各学校コピー機はあったが、今と違ってコピーされた物のコピーは悪手だった。印刷すればするほど色が薄くなる。濃淡調整機能などあるはずもなく。

学童についても、今に比べれば悪ガキがたくさんいた。今の子どもに比べると、暴言暴力が明らかに多い。「人は教育を受けることで初めて人間になる」というのは、初等教育学のテキストにある基本的な考え方である

さて、昔ではなく今の時代を観ていたいのだが、心がどうしても時代を遡ろうとする。この日記表現したいことは、今から約十年前の出来事である。この度日記にまとめたのは、教委事務局に勤めていた時に最後に取り組んだ仕事ひとつである。残念ながら、教育のものに関することではない。※当時の関係者は全員退職している。

要約すると、某地方自治体にある教育委員会の中に社会教育課というのがあった。その部署というのが、区役所の中のいわゆる問題のある職員が集まるところだった。区内の教員指導する部門の長をしていた頃の私は、すぐ近くで醜い言い争いや、低次元行為がなされているのを幾度となく目の当たりにした。

彼ら彼女らの言動には、ほかの教委職員も腹に据えかねていた。そして、ある年を境として、何度も本庁と協議交渉を重ねた結果、教育委員会という組織から社会教育課を放逐することができた。

本当に苛々とした日々だった。その分、悲願が叶ったと知った時の喜びは至高だった。今でも解放感が脳裏に蘇ってくる。

これから私が話すことは、人によっては相当厳しい。負の次元に堕ちた地方公務員の姿を垣間見ることになる。それでもよければ、読み進めていただきたい。

私はもう経済社会を完全に引退している。書き綴る出来事もだいぶ前のことだから、元いた組織迷惑にはならないだろう。何かあった場合は、私が責任を取る所存だ。

トピックについては、1.から6.まで用意している。具体的な職員エピソードは2.~5.である。6.において、社会教育課との決着について書かせてもらう。



1. 一部署としての教委事務局社会教育

教育委員会(≒教委事務局。教委。以後は同じ意味として扱う)とはどんな組織か? というと、早い話が地方自治体学校教育に関する意思決定事務企画・調整・一般的管理行為)を行う組織である

地方自治法昭和22年法律第67号)

第180条の8 教育委員会は、別に法律の定めるところにより、学校その他の教育機関を管理し、学校組織編制、教育課程、教科書その他の教材の取扱及び教育職員身分取扱に関する事務を行い、並びに社会教育その他教育学術及び文化に関する事務管理し及びこれを執行する。



教育長が責任者となって所掌事務教育改革・首長への提言その他を総理し、教育委員が集まる会議議会のようなもの)で可決された教育内容が自治体内の学校において実施される。

かつての戦争の折、行政暴走行為によって学校教育が歪められてしまった経緯がある。地方行政主体から教育機能を切り離して、教育活動全般に関する権限を有する行政委員会としての役割を与えた。

実際のところは、市区町村本庁舎の一部を間借りしている教委が大半である役所の中に多くある部署ひとつとして位置付いている。

なお、本舞台の教委については、自前の事務所を有している。

市区町村場合人員配置例を以下に示す。

教育長)…都道府県教委が教員出身者の中から有望者を選定

      (地域が推薦する場合もあり)

教育委員)…市区町村地元有識者功労者を推薦する

指導課)…都道府県教委が教員の中から査定者を人事異動させる

学事課)…指導課のような教職員出身者と市区町村職員による合同チーム

社会教育課)…上に同じだが、教員出身者がいないこともある

文化芸術課)…〃

(総務課その他)…ほとんど市区町村の一部署と変わらない

学童クラブや児サポ)…教委が有望者の中から採用・選定をして運営

 ※以上、部署名などはできる限り一般的名称使用した

そういうわけで、私の場合上記でいうところの指導課(各学校指導方針を所管)や学事課(学校事務を所管)に籍を置いていた。あれは、新卒教育現場に配属になって十年少々だったか。ある年の人事異動で、そろそろ別の学校に異動になるかと考えていたところ、教委事務局への配属を告げられた。

それから数十年、学校現場に戻ったのは二度だけだ。一度目は中学校教頭として、二度目は校長として。その前後にも、私はやはり教委に籍を置いていて、より高い視座から教育活動のあり方を見直すことや、新しい学校を作る、あるいは廃止するといった仕事に取り組んだ。

最後課長職員としてキャリアを終えた。その後は、いわゆる名誉職といった扱いの教育仕事に数年だけ取り組んで、先日正式にこの仕事から引退した。

タイトルにある出来事は、社会人生活の中でも相当後半にあたる。都内にある中学校教頭としての務めを果たした後、ある年の人事異動で教委事務局課長職として配置された頃の話である。期間としては三年間だ。

教委事務局の中でも、ほぼ真ん中あたりの奥側に指導課長である私の席があった。「ようやくここまで来たか」と思いつつ、課員全員が見渡せるデスク腰掛けようとした時だった。言い争う声が聞こえるではないか。何時かは忘れたが、おそらく正午前だった。

社会教育課の事務スペースで、複数職員が言い争いをしていた。若い子と、中年ほどの男性女性職員だった。どういう構図かは全く覚えていないが、低い次元の話をしているのはすぐにわかった。公務員以前に、社会人として使うべきではない語彙や、極めて高圧的な物言いが見て取れた。

話し合い(口論)を少しばかり眺めていたが、最後男性職員女性職員から詰問を受け、ちょうどかかってきた電話を取る形で逃げて終わった。若い職員は、舌打ちをしてその場を後にしつつ、コピー機が設置してある台を蹴っ飛ばし事務室を出て行った。

『なんだ、こいつらは?』

心の中でそう思った。これまで配属された教委事務局の中に、こんな連中はいなかった。この市区町村の教委事務局で働いていた時もあったが、社会教育課は別のオフィスにあった。

社会教育課、という部署名は伝統である霞が関にも同名の部署があるほどだ。本来であれば、歴史と実績のある部署のはず。では、なぜこんな連中が……? と思って気になったが、その時は時間無駄であると考えた。

だが、そういうことにならなかった。社会教育課は、私のいる課長から10mも離れていない。しかし、毎週のように何度も何度も、大きい声で怒鳴るわ、悪態をつくわ、イベント行事問題を起こすわ、用事で来られた区民を怒らせるわで、こちらとしても仕事がやり辛かった。

私と同じ教職員サイドの職員に詳しい者がいた。この教育委員会(T区とする。豊島区関係ない)の社会教育課について聞いたところ、なんとなく経過がわかった。

社会教育課は、元々別の離れたところに事務所があった

・その場所ではひとつの課として独立していたが、不祥事が多かった

監視意味も兼ねて、本庁総務部の人事課が教委事務局の中に移した

といったところだった。この時は、まさかこの連中のためにあれほど頭を悩ませることになるとは思わなかった。

ここから先は、個別職員の話になる。2.以降に譲りたい。長く詳細に書いても読者が不愉快になるだけだ。できれば各三千字以内でトピックを終わらせたい。

話があちこちに逸れることも多々あろうが、何卒お許しを願いたい。

(次part)

https://anond.hatelabo.jp/20231213191557

2023-11-30

anond:20231129144743

ハイ出ましたー

言ったもの勝ちのデタラメな。

こうすることで情弱はてなユーザーはことごとく騙される。

2023-11-26

はてブ」の良いところ

いわゆる「良い意見」を書けば、書いた人が有名だろうと無名だろうとスターがいっぱいもらえるところ。

Twitterだとこうはいかない。無名人間は、声を大にして世間に言いたいことがあっても何を書いたところで何万フォローもあるような有名人には絶対に勝てない。

いいね」が全くもらえないどころかそもそも誰も読んでくれないのだ

…が、はてブは違う。はてブでもらえるスターは、有名ブクマカと泡沫ブクマカとでそういった差は一切ないと感じる。

はてなユーザーに刺さるようなクリティカルコメントを書けば、無名デフォルトアイコンでも確実に有名ブクマカスター数で勝てる。そして《注目のコメント》としてたくさんの人に自分意見を見てもらえるのだ。

たくさんの人に読んでもらえることはもとより、有名人より「いいね」の数で勝つのがこんな気持ちいいことだったとは

俺みたいな承認欲求を満たしたい無名人にこんなに最適なプラットフォームがかつてあっただろうか

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