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はてなキーワード: 天賦の才とは

2024-04-13

モテない理由を顔のせいにしたがるチー牛非モテ弱者男性

令和になっても「ただイケただしイケメンに限る)」なんて死語を使う非モテがいるけど、本当にみっともないからやめたほうがいいと思う。

大半の非モテ弱者男性顔面レベルって実は普通なんだよな。

ただ、スキンケアを怠り肌が汚くて、眉毛も整えないから全体の印象としてアホ面になっていて、歯磨きが下手くそなのかなんか歯も黄ばんで汚いし、髪の毛に至ってはろくに櫛で梳かさず、髪型ももみあげが異様に伸びた気色悪い髪型をしていて、表情もなんか暗くてのっぺりしていて不気味な印象になっているってだけ。

恋人のいる男だって坊主頭にして眉毛も全剃りすれば非モテ弱者男性と同程度の顔面レベルをしている。

ブサイクなのを雰囲気で誤魔化しているやつは多いし、低身長なのに彼女を連れているやつも普通に見かける。

要は非モテ弱者男性は身だしなみを整える努力を怠っているくせに自分のその怠慢を必死正当化しようとしているんだよね。

いま彼女を連れている人だって中学時代に変にハズしたファッションをしてバカにされたり、高校時代無駄に髪の毛を伸ばして周りから変な目で見られたりして、きちんと恥をかきながら「周りからどう見られるか、どう見られたいか」を学習して今の外見にたどり着いているのに、非モテ弱者男性はそういう努力を見て見ぬふりをするのはなんでなんだろう。

彼女ができる男には天賦の才能があって自分にはそれがないってことにしようとするけど、自分自分のことを振り返ってみてみっともないなとか思わないのかな……。

2024-04-10

非モテチー牛弱者男性が女にモテないのは性格が悪いか

まずこの事実を認めるところからだと思う。

非モテ弱者男性界隈は「女は暴力的な男を好きになる、自分暴力的ではないうえに顔も悪いのでモテない」といった認識でモノを語るけど、全くの的外れだよ。

正直、女性と付き合ったことのない中年非モテ弱者男性性格がまともなやつを見たことがない。

大学生くらいの非モテならまだ人間的にいい奴もいるけど、20代後半以上で女性と付き合った経験のない奴は総じて性格がドクズ

最近職場にいるチー牛非モテ陰キャの尻拭いでめちゃくちゃ大変な目に遭ったので、腹いせにチー牛弱者男性性格面での欠点を羅列していこうと思う。

基本的挨拶ができない

職場でもネットオフ会でもなんでもいいけど、非モテ弱者男性って基本的挨拶ができないやつが多い。

おはようございます」「こんにちは」「お疲れ様です」って言えないか、言えたとしても自発的にそういう挨拶をしようとしない。

なるべく挨拶しなくて良い環境に身を置こうとするし、仕方なく挨拶しなくちゃいけない場面では小声で「ッシャス」としか言わない。

特に初対面の相手に対する無愛想ぶりは酷い。

普通「初めまして、〇〇です」って挨拶と軽い自己紹介をすると思うんだけど、そんな簡単なこともできない。

いい歳して恥ずかしがり屋の5歳児みたいな振る舞いをする。

「ごめんなさい」「ありがとう」が言えない

非モテ弱者男性は「ごめんなさい」と「ありがとう」が言えない。

感謝したり謝罪したりすることは負けを認めることだと思ってるフシがあると思う。

例えば職場ちょっとした手違いや認識齟齬が生じたとき、まずは「どうもすみません」の一言があるのが普通だと思うんだけど、非モテ弱者男性は決まって理屈っぽい言い訳を並べ始める。

いか自分が悪くないかいか予見可能性がなかったか説明して責任がないことをアピールしようとする。

プライドが高すぎて「ごめんなさい」「ありがとう」が言えず、その結果として人から感謝されたり謝罪されたり優しく接してもらえることもない。非モテチー牛弱者男性はそんな悪循環にハマってる人が多い。

自分モテないのは顔の作りが悪いからだと思ってる

非モテは令和になっても「ただイケただしイケメンに限る)」なんて死語を使う。

断言するが、大半の非モテ顔面レベル普通だと思う。

ただ、スキンケアを怠り肌が汚くて、眉毛も整えないから全体の印象としてアホ面になっていて、歯磨きが下手くそなのかなんか歯も黄ばんで汚いし、髪の毛に至ってはろくに櫛で梳かさず、髪型ももみあげが異様に伸びた気色悪い髪型をしていて、表情もなんか暗くてのっぺりしていて不気味な印象になっているってだけ。

町中にいるカップルの男の方をよく観察してみて欲しい。

坊主頭にして眉毛も全剃りすれば、普通自分と同程度の顔面レベルをしているってことに気づくはず。

ブサイクなのを雰囲気で誤魔化しているやつは多いし、低身長なのに彼女を連れているやつも普通に見かける。

要は非モテ弱者男性は身だしなみを整える努力を怠っているくせに自分のその怠慢を必死正当化しようとしているんだよね。

いま彼女を連れている人だって中学時代に変にハズしたファッションをしてバカにされたり、高校時代無駄に髪の毛を伸ばして周りから変な目で見られたりして、きちんと恥をかきながら「周りからどう見られるか、どう見られたいか」を学習して今の外見にたどり着いているのに、非モテ弱者男性はそういう努力を見て見ぬふりをする。

彼女ができる男には天賦の才能があって、自分にはそれがないってことにしようとする。

すぐ「他人のせい」「社会のせい」「環境のせい」

他責思考がやばすぎる。

自分の非を一切認められない。

自分モテないのは女のせいだと本気で信仰していて気持ち悪い。

百歩譲って、本当に環境が悪くてモテないんだと仮定しよう。

例えばいじめられたとか虐待されたとか精神病を患ってるとか。

その場合普通は「自分と同じように虐められて社会に馴染めない人はいるのかな?」「そういう人はどうやって周りのみんなと馴染んでいるのかな」って思って色々解決策を検索するだろ。

実際、そういう人の互助会やそういう人の社会復帰を専門とした医療機関なんて山ほどあるし、解決事例も腐るほどある。

でもチー牛非モテ弱者男性Twitterで女叩きをして傷を舐め合うだけなんだよな。

「今どきの女性!!!」って鼻息荒く議論して自分社会性の問題からは全力で逃げ回る。

他責思考もいい加減にしろよと思う。

治りたがらない病人ほど醜い存在ってないんだよね。

大して女との接点もないくせに女のことをわかったような顔して語ってるのは本当に滑稽でしかない。

チー牛弱者男性自分自分Tweetを見返してみっともないとか思わないの?

尊大自己愛が強い

自分たまたま周りの環境のせいで評価されていないだけであって、自分にふさわしい場所にいることさえできれば他の誰よりも偉くなれるんだ」って本気で思ってそう。

自分が不幸なのは自分社会性がないからなのにそのことを認めたがらない。自分は周りよりも優れているって本気で信仰しているんだよね。

要は人と人との関わりを舐め腐ってるんだろうな。

社会に生きる以上、誰かを助けて誰かに助けられるってことは普通ことなのに、そのギブアンドテイクが全くできないし自分の弱さも受け入れられない。

無能がいっちょ前に一人前のツラをして尊大に振る舞っている。

そりゃ周りから嫌われるに決まってるよ。

非モテチー牛弱者男性は5歳児の子

ここまで書いて思ったんだけど、チー牛弱者男性って5歳児の子供なんだよな。

自分のことを客観視できない

・ひとりで身だしなみを整えることができない

・非力なくせに生意気

ヒーローになりたい願望に支配されている

社会性がない

全部5歳児の子もの特徴じゃん。

頼むからチー牛弱者男性はもう一度幼稚園からやり直してほしい。

挨拶マナーをしっかり学んで、友達作って傷ついたり傷つけられたりしながら人とのコミュニケーションを学んで、ごめんなさいとありがとうを言えるようになって、それから社会に出てきて欲しい。

2024-03-27

anond:20240327142044

これは全く同意見。この枠組みは、ブルデューの言うハビトゥスに近いものがあると感じてる。彼らが、友人と議論し、切磋琢磨する過程で身につけたものと、全く同じものは、独学で身につけられないだろうが、しかし、技術的に近いものは身につけられるはず。そう思い、自分も、身につけたい「常識」を毎日勉強してる。大学勉強もそれに含まれる。ある意味、彼らと同じような「正規教育過程」を経てないので、その分、なおさらがんばらなければいけないと思っている。

余談になるが、自分のいた研究室教授は、超自然的な直感で、実験前に実験結果の数値を予想していた。実験すると、たしかにそうなる。他の助教やPhDの理解を超越していた。あれは一種天賦の才に近いところがあったと思う。

2024-02-10

漫画編集者の端くれだったことがある


青年向け漫画編集者をしていた。といっても若い頃の話だ。都内にある編集プロダクションを辞めて田舎に帰ったのが36の時だから、おじさんの入り口に立った頃か。今では完全なるおじさんである

本日記は『セクシー田中さん』の件とは関係ありません。

働いていた会社というのは、講談社とか小学館とか秋田書店とか、そういう大手出版社ではない。あくま編集プロダクションである出版社編プロがどう違うのかって……ざっくり言うと元請け下請けだ。出版社出版事業(今回だと青少年向けの漫画作りや商業展開)の企画をして、漫画家が作品のものを作って、編プロ雑誌本体を作って、その制作過程印刷所やデザイン事務所といった専門集団関係することになる。

イマイチ説明になってしまった。一般社会の例で説明する。民法でいうところの委託(準委任契約)に当たる。公共建築の分野でいうと、公共機関の建築技師が新しい建築物のマンガ絵を作り、建築事務所が基本設計~詳細(実施)設計をして、出てきた成果物を元に大手建設会社施工監理し、地元にある中小事業者が実際の土木建築作業をする。

自分が勤めていたのは、この例でいうところの建築事務所だ。受益者(国民=漫画読者)の希望に応えたい組織があって、そこから依頼を受けて動いている関係会社ひとつ。そういうアナロジーだ。

出版社との役割分担は、そこまで分離しているわけでもない。漫画編集者といえば、昔の手塚治虫ほかの自伝みたいに、漫画家とアツいやり取りをしているイメージがある。ああいう、企画経営制作現場の間にあるような仕事は、出版社社員が直接することもあれば、編プロ出版社(編集部)のオフィスを間借りして行うこともある。

前者の例だと、マガジンサンデーチャンピオンなどだ。コンビニ書店にほぼ必ず置いてあるレベル漫画誌。大手出版社総合職コース入社した人が、(編集取材制作、資材、宣伝マーケティング、総務経理人事その他事務)といった多くの部門ひとつである漫画編集部に割り振られて其処に居る。

後者の例だと、大手出版社が出している漫画誌でも、あなたが聞いたことのないやつもけっこうあると思う。そういうのは、編プロ出版社(編集部)の仕事を丸ごと請けて実施していることが多い。自分は、そういう会社で働いていた。職場自体大手出版社の中にあるが、いわゆる委託先の社員だった。別の言い方をすると、親雑誌に対する子雑誌関係

ほかの長文増田記事を見るに、あまりたくさん書けない仕様のようである。何文字までかは知らないが、文字制限があると思う。本当は何万字でも書きたいのだが、あくま自分が書きたいだけであって、あなたが読みたいとは限らない。一万字以内になるよう心掛ける。以下に、自分が関わった漫画家を2人だけ紹介しよう。最後に所感を述べて終わりにする。

その2人(A先生とB先生。どちらも若手)と私は、分水嶺のような関係追記;わかりにくい表現ですいません。ブクマカのBuchicatさんコメントのとおりです)だった。ある日、私が担当していた漫画家のA先生が新作の企画提案に来ていて、同じタイミングで別の編集者のところに持ち込みをしたのがB先生だった。その別の編集者が不得手なジャンルだったこともあり、A先生との話が終わった後で、私も一緒にB先生作品を読んだ。

その後、編集部責任者を交えた会議で、私が引き続きA先生の新作の担当者に決まった。新人であるB先生担当になる可能性もあったが、そうならなかったのは、今の漫画界の一界隈にとって幸運なことだった。



A先生について

A先生は、雰囲気が暗めだった。人間性まで暗いというわけではなく、心を開くと明け透けになるタイプだった。モードに入ると饒舌になる。

弊誌では、読み切りを何度か掲載したことがあった。アシスタント経験あり。小さい賞を取ったことがある。ヒット作はないが、若き漫画家としてはキャリアがあった。

画力が抜群だった。小学校中学校で、学習ノートフシギダネの絵とかをソラでゲームパッケージそのまんまに描く子がいただろう。とにかく天賦の才を持っていた。最小限の画量で、それでいて迫力と感情に溢れた1枚1枚を描く。そういう人だった。

難点は、マジメすぎるところか。少し前にやっていたアニメだと、チェンソーマンに登場するアキくんか(少し前……?)。とにかくマジメだった。いや、やはり『直向き』に訂正する。

A先生は、少年誌に見合わない重たいテーマに挑むことがあった。今でもそうだ。彼のマンガには『緩さ』がない。それもいいところなのだが。私は好きだった。はっきりいって。が、読者の傾向に合っているか微妙だった。

子どもの頃から漫画が好きだったらしい。中学生の頃のイラストを見せてもらうと、俄然キャラクターへの愛に溢れる作画を見ることができた。中学生らしい、プロには程遠いクオリティなのだが、しかし見ていて違和感がないというか、自然にくっきり入ってくる。

私という人間は、具体例で物事説明する癖がある。上の「中学生らしいイラスト」を別の事例で表現すると……「うるせ~!!知らね~!!FINALFANT ASY」(短縮URLhttps://x.gd/L5cc4)だろうか。以前、いつぞやかのid=pptppc2さんのブックマークコメントきっかけで元ネタを知ることになった。

あの時のA先生イラストは、ベルセルクセルピコだったと思うが、力強い表現だったのを覚えている。セルピコファルネーゼを抱きかかえて、

申し訳ありません 道案内を頼まれまして 少し席を外していましたもので」

と言うシーンの模写だった。

さて、そんなA先生だったが、ある時これまた重量級のテーマで描きたいものがあるという。先ほどの、編集部での新企画提案の話だ。

その際、A先生からプロットをもらい、私のデスクで拝見させてもらったところ……うちの雑誌では持て余しそうだった。作品の質が低ければ普通に打ち切りになりそうで、作品の質が高くても――弊誌の売上規模だと会社グループ全体の機会損失になりそうだった。私の前でパイプ椅子にかけているA先生は、不安げな面持ちだった。

内部の話で悪いが、例えば「甲」という雑誌亜流「乙」という雑誌があるとする。ビッグコミック(オリジナルスピリッツスペリオール)みたいな感じだ。この時、甲と乙に明確な上下関係があった場合、乙誌に掲載された漫画が甲誌に引き抜かれることがある。その際、甲誌の編集部から言われるのが、

「なぜうちの編集部に見せなかった?」

という意見だ。これは、ストレートに言われる場合もあれば、暗に言われる場合もある。だが、事前に上流の雑誌に見せていたとして、多くの場合玉虫色の返事があるだけだったりする。

話を戻そう。この時の自分は、編集部自分デスクのあたりでA先生次回作を見せてもらっている。確か缶コーヒーを飲んでいた。

自分としては、A先生マンガを弊誌に載せたいと思っていたが、先ほど述べたとおり、後ろ髪を引かれる思いもあった。社会派少年漫画というのは扱いが難しい。その作品が「あしたのジョー」の影響を受けているのは明白だった。「A先生であれば、きっと面白い作品にしてくれるのだろうな」という期待はあった。

うーん、大いに悩むところだ。どうしよう。思いあぐねていたところで、別の編集者から声がかかった。要約するとこんなところか。

「持ち込みに来た人がいる。私の専門じゃないので判断が難しい。門前払いにするレベルではないので、あなた判断を仰ぎたい。上の人間は今出かけている」

要するに、自分の専門外なので判断できないよ、と言っている。ここも会社なので、編集者の上には当然上司がいる。その人達がいなければ同輩に相談するのが基本だ(余談だが私は後輩だった)。こういう原則一般会社と変わらない。

その『別の編集者』というのは、儚い感じの純文系が得意なタイプだった。一番わかりやすい喩えは……『はちみつクローバー』みたいなやつだ。ああいうのが得意な人だった。

その時は、A先生との話が終わったら行くと告げた。それで、しばらくそのまま話を続けた。

「この作品はい意味で重たいねちょっと考える時間がほしい」

と言って、その日は解散した。A先生は、「お願いします!」と言ってパイプ椅子を立ち、そのまま帰っていった。いつもだったら喫茶店ご飯をおごっている。

A先生は、『いい子』だった。あまり感情は出さないけれど、人間に対する愛を持っている。そういう子だった。私が当時、A先生ご飯を奢って、彼がおいしそうな表情で食べている時、私は幸せだった。A先生幸福だと、自分幸福だと思えた。A先生漫画という手段で自らを表現している時、まるで自分もそれに劣らぬような喜びを得ていた。

ヘンな表現かもしれないが、例えば読者がA先生を褒めている時、自分A先生との区別がなくなっているというか。彼のことが、自分ことみたいに嬉しかった。これは愛なのだろうか。



○ B先生について

持ち込み部屋に行くと、別の編集者と、持ち込みに来た子が対面で座っていた(ちょこんと挨拶をしてくれた)。自分が座る席には作品が置いてあった。綴じられていない原稿用紙がある。ページ数にして30枚ほどだった。もっと多かったかもしれない。記憶あやしい

実際、B先生作品面白かった。コテコテの学園ものかと思いきや、登場人物それぞれに適度な制約があって、キャラクターも立っていた。これまでのキャリアを聞き取ったところ、作品雑誌掲載されたことがあるようだ。アシスタント経験もある。

絵の方は、自分がこういうのも大変失礼だが、上手な方ではなかった。どちらかというと、脚本や設定、キャラ作りが得手のように映った。当人情熱を注いでいる箇所はすぐにわかる。キャラ絵が有名漫画家の影響を受けているとか、キャラクター台詞回しがハリウッド映画風とか、背景や小物を手を抜くことなく全部描いているとか、そんな具合に。

光るものがある作家だった。これを見抜けないようなのはモグリ――そんなレベルで輝いていた。

私は作品を読み終えた後で、「ちょっと待ってね」と自席に戻り、少し残っていた缶コーヒーを飲み干して、思案を重ねつつ持ち込み部屋に戻った(どうするのが最良かわからないケースだった……)。

それで、テーブルではこういうやりとりをした。

私「イイ作品だと思います特にセリフ回しにセンスを感じます掲載ができるとかここでは言えないけど、話は通してみますね」

B「ありがとうございます

私「それで、担当はね……縁なので。あなたがするのがいいのでは?」

編「私よりもほかの人がいいと思いますもっと才能を引き出せる人が……」※小さい声で

私「いや、でも恋愛描いてるよ。エンタメだけどいいんじゃない」(こいつ、作家の前でアホなこと抜かしよって)

編「難しいです」

私「でもこれ、縁だよ」(意識が低すぎる……)

編「ほかの作家さんも抱えてるので。いっぱいいっぱいです」

私「わかりました」(トラブル回避のため後で編集長に説明しとこう)

B「すいません。僕の作品はどうなるんですか?」

私「後日連絡しますね。必ずしまから、それまでは他誌への持ち込みは待っていただけますか」

B「あの、はい。できればですが、早めでお願いします。一週間くらいでなんとかなりますか」

私「なんとかしてみます

作品のものと、作家プロフィールと、付属資料コピーを取らせてもらって、彼には外で缶コーヒーを奢った。ビル入り口まで送ったところまではいい気分だったが、正直、身に余る事態だった。

持ち込み作家の才能がありすぎるのも考えものだ。嬉しい悲鳴というやつ。誰が担当に付くかで今後の雑誌の売り上げに影響がある。重大な意思決定ということになる。

最悪、『進撃の巨人』の時みたいに優れた作家を逃してしま可能性がある。あれも、実際は諌山先生門前払いではなく、週刊少年ジャンプ担当が付くか付かないか微妙ラインだったらしい。それで、誰が担当になるかを押し付けあっている間に諌山先生が他雑誌に持ち込んでしまった、という話が業界団体公的飲み会で囁かれていた。



○ その後~

B先生についてだが、一週間後に担当編集が決まった。「別の編集者」でもなく私でもない。当時、若手のひとりだった20代の子が任されることになった。編集部トップを交えてB先生原稿コピーを読んだのだが、「若い感性が光る。年齢が同じくらいの人と組ませる方がいいのでは?」という結論になった。

その20代の子は、上の組織からこっちに出向してきている子で、いわば武者修行の身だった。一流大学出で、本社プロパー社員。いわゆる総合職である

最初は、私に選択権があった。B先生担当になる道もあった。だが当時の私は多忙であり、月に何度も会社に寝泊まりするレベルだった。新人は抱えるべきではない。しかし、才能のある子だから迷いがある。

A先生のこともあった。彼のあの作品を世に出してやりたい。もっと有名にしてあげたい。そんな想いがあった。

私が悩んでいるうちに、例の20代の子が手を挙げたのだ。私としても、彼のやる気と知性と直向きさは買っている。諸手を上げて賛成した。

今思えば、正しい選択だった。もし私がB先生担当になっていたら、面白い恋愛エンタメを楽しめる読者の数は減っていただろう。これでよかったのだ。

以後のB先生は、例の持込漫画ブラッシュアップを続けた。翌年には、晴れて弊誌に第一話が掲載されることになった。さらに以後は、担当編集とともに二人三脚で躍進を続け、イケイドンドンの勢いを保ったまま、一度も息切れすることなスターダム上り詰めた。今では漫画家として世に知られている。

一方で、私が担当を続けたA先生は地道な努力を続けた。

上で挙げたA先生の意欲作は、読者層に合っていなかった。それでも、高い画力シナリオ構成の上手さがあったのだろう。その意欲作は、連載期間を積み重ねる度にファンの数が増えていった(業界的には、Amazon第一巻のレビュー数が人気の代替変数になることが知られている)。

今では、A先生は親雑誌で連載を勝ち取るまでになった。去年だったか。彼の作品コンビニ立ち読みする機会があったのだが、やはり突き抜けた画力だった。週刊連載であそこまでの画力というのはまずない。



2024年現在、私は東京を離れて田舎暮らしている。地元町役場Uターン就職して、実家農業を手伝いながらスローライフに近い生活を送っている。

実は、編集者だった当時、働きすぎて病気になった。ある日、下腹部の辺りに違和感を覚えて、血の塊のようなものが血管を這っている感覚があった。病院に行くと、「遅くても明日中に入院しなさい」という医者から指導があった。

それなりに重い病気にかかってしまった。一応は死亡リスクもある。数か月ほど入院した後、どうしようかと考えて、考えて、考えて……編集部に復帰後は、労働を最小限にしつつ転職活動スタートした。

A先生については、幸いだった。彼の意欲作とは最終回まで付き合うことができた。私が退院した後、無事完結を迎えることができた。あしたのジョーに比べればハッピーエンドだった。

入院中に、A先生とB先生がお見舞いに来てくれたのを覚えている。ほかの編集仲間も来てくれた。A先生は、テンションが低めで、何を考えているのかわからないこともあるのだが、人間への基本的な愛というか、思いやりがある人だった。

もう40才を過ぎている。はてなユーザーの中では平均的な年齢か。思えば齢を重ねたものだが、当時の日々は今でも夢の中に出てくる。

若いから編集者をやってきた。身体を壊さなければ続けていたのかというと、多分そうだろう。でも、今の生活も悪くないと感じている。自分語りはここまでにして、締めにしよう。

もしあなたが、Webでも紙媒体でもいい。気になる漫画作品を見つけたとする。面白いものを見つけたと感じたら、ひとまず買ってみるのがいい。Webだと1話単位で売っている。

ひとかどの漫画家というのは、自らが産み出すモノを本気で高めにいっている。あなたフィーリングが合ったのなら、ひとまず1巻だけでも読んでみる方がQOL高まると思う。ハズレを引くことはあるだろうが、アタリだってちゃんとある人生は運試しである

2024-01-24

anond:20240124095214

それ女性ならではの武器が減って生きづらさが増すだけ

魅力的な肢体という天賦の才を与えられた女性が生きづらくなるだけやんw

2024-01-21

心は折れてないけど迷走中の二次創作字書き(雑魚)

 タイトルの通りの身分です。学生です。自分の書いている文章客観的に見れず、もうどうしたら良いのか分からなくなってきました。文章遍歴です。長ったらしいです。

 まともに文章を書き始めて一年ほどの若輩者です。二次小説を書き始めた動機は絵が下手だからというとても不純なもの本が好きで、作品が好きで、なおかつ小さい頃から人並みよりさくさくと文章を書けるタイプだったので軽い気持ちで書き始めてしまいました。

 普段は旧Twitter支部短編を上げています。人気ジャンルCPで書いたものが400ブクマ付いて喜んでいる程度の薄っぺら書き手です。

 衝動で書いた一作品目に評価がついたとき、初めて文章の質というもの意識しました。そういえばこれって他人に読ませる文章じゃん、と。慌てて自分の書いた文章と、自分が大好きな作家さんの文章を比べました。適切な比喩、ちょうど良い一文の長さ、形容詞位置描写の順番……などなど、素人でも分かる違いが山ほどありました。それはもうバスタオルと羽毛布団くらい違いました。要するに幼稚な文章なんです。色がありません。温度もありません。パッサパサの乾パンでした。

 次に文章を太らせようと思いました。もうちょっと情報量を増やそうと。そしたら今度はすごく冗長でつまらないものが出来上がりました。文字の量を増やすだけでは10Lに薄めたカルピスみたいな読むのが苦痛作品になるだけでした。

 

 ここまでもし読んでくださった方がいたらこいつど素人にもほどがあるだろうとお思いになると思います。字書き経験のある先輩方でしたら尚更です。ごめんなさい。

 語彙を増やそうと思いました。毎日通学時に周囲の写真を撮って、匂いや気温を書き取って、その時に見た景色メモ帳描写しました。Web辞典と、プロの一次作家様の文章を横に並べながら。なんだかちゃん文章を書いてる気がしてだんだん楽しくなってきました。「春はあけぼの、やうやう白くなりゆく山際、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる……」また比喩を使っちゃいますが、枕草子みたいな感じです。

 よっしゃやるぞーと思ってまた二次創作を書き始めました。今度はプロットなるものが立ちはだかりました。起承転結というやつです。この辺りで私は、あれ、小説書くのって想像以上に難しいのでは……と気づいてしまいました。二〜三千字くらいのワンシーン切り取り型の書き方ならともかく、私は数万字に及ぶ長編に憧れてしまったのです。プロット無しの見切り発車で書くのはあまり危険でした。しかし、見様見真似で書き起こしてみるもの全然上手くいきません。浮かぶのはつまらない展開ばかりでした。そんなこんなで今は三千から五千字のものをちまりまりと書きながらいつか長いもの書きてぇとぼやいています

 冒頭に戻ります。本当に良い描写脳みそにスッと入ってくるんです。たった一文で全部を分からせてくるアレです。難しい言葉も要らないし、何度も言い換えて重ねる必要もない。あれって天賦の才なんですかね。最近解像度の高いものを書こうと思って気合を入れて書いた作品が、2週間後に読み返してみたら装飾過多、結局何が言いたいの?と思われそうな駄文になっている、ということを繰り返しています。カッコいい文章に憧れます

 ネット上の二次創作においては、流麗な描写よりもオタクに刺さる台詞のある作品のほうがたぶんウケます自分もそういう作品は好きでした。自分自身、以前は難解な地の文なんかポイポイっと読み飛ばしキャラ読み(?)していたわけですから。でも書き始めてから読み手ウケるかどうか以前に自分が「こんな適当文章推し表現したくない!」という執着に取り憑かれてしまったんです。もう自己満足の部分もあると思います推しの眺めている花はただの花じゃなくて、真っ白で、透けるくらい薄くて、とても良い匂いがして……

 文学オタクの扉が見えてきました。もう戻れません。知れば知るほど、私の小説はつまらない。どうつまらないのか分からないけどとにかくつまらない。引き込まれ表現が足りない。たぶん内面描写も浅いし、そもそも二次創作として、公式設定資料を読み込むのを怠っていました。なんてことだ。しっかりとした長編評価されている方々は本当に凄いです。

 拙文がバレバレだと思います。重ね重ね、ごめんなさい。

 自分が心底納得のいく小説が書ければきっとある程度の評価はついてきます。でも、その「自分が納得のいく小説」までにどれだけの差があるのか、具体的にどこがダメなのか、分かりません。あぁ、誰か私の小説に適切に文句をつけてくれる人居ないかな。雑魚メンタルですが最近批評が欲しいと思えるようになりました。

 長々と書き連ねましたが、要するに良い作品全然書けなくて、目標までが遠すぎて死にそうです。文章指南書をこの前注文しました。でも本当にあんな凄いものが書けるのか……?神字書きの皆様へ尊敬と羨望と、諸々の気持ちが溜まっていきます

 文章うまいね、そんな言葉1ミリも要らないんです。いや嬉しいは嬉しいんですけど、要らないです。正直やっぱ欲しいです。でも上手くなるほうが大事です。批判が欲しい。

 

 そういえば触れてませんでした。一次創作書けばいいじゃんっていう話についてです。私の今のモチベーションの核は、ひとえに好きなキャラを最強の文章構成表現したいという衝動で成り立っています。つよつよな文章推しが喋ってる……うおお……という感動を味わいたいです。それだけです。

 世の中、腹が立つ作品には批判が飛んできます。でもつまらない作品には何も言ってもらえません。ありふれた話ですが、それをとても実感しています

2023-11-15

anond:20231115121201

ありえん乳してたり腰使いに天賦の才があるのかもしれない

しかし性の天才がこの世に顕現しようとも性産業自体については政府が禁じて終わりにして結果才能を腐らせる事になっても全く問題にならない

性の天才に生まれたとしてもいい旦那をゲットできる可能性が少し上がった程度

2023-09-12

anond:20230912170807

大いに遅れてきた少女漫画読者としては内田善美が今も描いてたら、佐藤史生吉野朔実が今も生きてたらどんなものを描いてたかなと思うことはよくある

天才かというとちょっと違うかもだけど 天賦の才というよりはもうちょっと理性よりというか

天才はやっぱり萩尾望都か、ある時期までの大島弓子か、もう少しエンタメよりかつ現代テーマに振るといくえみ綾かな

いくえみ綾吉田秋生に勝るとも劣らないと思ってる

あと安野モヨコも本当に天才、この人は間違いなく天才

全然一人に絞れないから設問にそわなくてごめんやで

漫画家天才多すぎる

坂田靖子も絵や間やテーマに関して天才だと思うことが多々あるし

男性漫画家まで含めると膨大すぎるのでこのたびは割愛

2023-07-29

女性恋愛対象として見ている男性

男性の中の上位2割程度とされる。

まりほとんどの男性女性から見て、

恋愛対象外ということになる。

これは男性からすると厳しい現実と捉えるか?

それともチャンスと捉えるか?

という話だよな。

 

かにモテる男になるのは天賦の才がなければ努力必要だ。

女性から求められる清潔感とか身だしなみだとかに努力必要なのは間違いがない。

しかし、努力と言ったところで東大首席合格しろ、とかいうようなレベル努力が求められるわけではない。

服装だとか髪型、肌の手入れとかに注意を払うというのは、大抵の女性が当たり前のようにしていることだ。

いうなれば日常として十分に収納可能努力の類だ。

その程度の努力で、恋愛対象としてランクインすることの足がかりとなるのだ。

もちろん、それだけではだめだろう。

しかし、その第一歩さえ踏み出せば、恋愛の道はとても開けたものとなる。

なにせ、女性恋愛対象は上位男性の2割程度なのだ

これは逆に言えば、ほとんど男性あなたライバルではないというチャンスなのだ

なんとかして女性から恋愛対象として認められる。

それさえ成し遂げれば、あとは楽な戦いになる。

これは人生の始まり高学歴を獲得すれば、そのあとの人生比較的に過酷さがなくなるのと似ている。

2023-06-30

やる気なんてない人生

自分ことなんて好きじゃないしこんな人間を誰かが好きになるわけがない

彼氏もいないし結婚したいとも思わない子供も欲しいと思わない

子供を成人まで育て上げられる自信もお金もないし

こんな人間に育てられる子供もかわいそう


人を好きになることもない

新しい人との出会いは緊張するしだるいめんどくさい

人と暮らすなんて論外

なんで他人と居場所を共有しなきゃいけないんだ

一人の時間が大好き

休日は1日ゲーム


就職はしてるけど大して稼いでるわけではないからいつもカツカツ貯金なんてない

金持ちになりて〜」とか言ってるけど努力なんてしてないか

多分ずっとこの会社ちょっとずつ昇給して一人で生きれるだけの給料もらって生きてくと思う


自分人生生活お金を賭けて推したいものや好きなものもない

何かのファンやってる人はすごい

かに対して自分の一部を捧げられるほど好きになることができるなんて


天才じゃないけどこれにかけるしかない

天賦の才なんてないのわかってるけどやめられない」


最近聞いた曲にこんな歌詞があったけどあまりに刺さらなすぎてびっくりした

まりにも他人

やりたいことなんてない

無謀と分かっていても全力賭けたい夢なんてあるわけない

欲しいものもない行きたいところもない


日本未来地球未来とかどうでもいい

全部どうでもいいか政治かに憤り感じて声上げる人とかすごいなってマジで尊敬する

将来もっと生活しづらくなっても「まあしょうがないよな」って受け入れるもん絶対

特に死ぬ理由もないからなんとなく生きてるだけ


通勤で一日1万歩歩いてジム行ってた頃はもっとポジティブでやりたいこともあって内出るエネルギーがあった気がする



やっぱ運動大事ってことか

2023-05-10

でも女って穴モテあるじゃん、について

分かんないんだよなー

モテ意味そもそも分かんない

まず、メイク能力って天賦の才能だとでも思ってんのかな

こっちは独学で同時多発的に習得させられてんの

成人式ときノーメイクの男どもに笑われたけどさ

ヨチヨチ歩きで苦労して修行してようやく一人前になるの知らんの

男に聞いたら「でもデフォルトで肌はキレイじゃん」とか言われた

さよなら

あと女であれば誰でもいいと思ってる人間以下に好かれても

それは別にモテるに入らないか

こっちの立場になって考えてほしい

なんで私を好きになったの? って聞かれて答えられないヤツに好かれて嬉しいか

嬉しいわけないだろ

そういうわけで、女は穴モテってなんだか不思議な考え方だなぁ

しか思わないし

から女は穴モテがある分、男もメリットがないとバランス取れない、なんて言われても

変なの。しか感想がないですね

2023-04-19

アノンは堀口氏になんの恨みがあんの?

いやまじで

女が憎いとか外国人が憎いとかならまあまだ『理解』はできるが(もちろん共感は一切しないが)

攻撃の方向が明後日すぎてこえーわ

これも暇空茜の天賦の才がなせる業なのか?

2022-10-25

anond:20221025170551

曲聞いてすぐ作曲者が分かる人、絶対音楽に関して天賦の才があるので何とかそれを活かしてほしい

2022-08-10

anond:20220810140015

そうだよ。絶対的な審美観を持っていたら、もうそれは天賦の才だろ。

2022-07-17

努力とは

努力次第でどうにでもなると思ってる人間って結構いる

努力だけじゃたどり着けないかもしれないような領域を目指そうとすらしなかっただけなのに上から偉そうに根性論を唱えやがる

天才努力してる!お前も努力しろ!とかね、もう、ホントバカかと

必ず人間には得意不得意があるのは当然として、天才はそりゃあ天賦の才がありますから最初から完璧でないにしろ人より少ない努力でメキメキ伸びていくわけですよ

本当に努力次第でどうにでもなるならなぜお前はアスリートにならない?宇宙研究の第一人者を目指さない?なぜ?なぜ?なぜ?

2022-06-22

孫を溺愛

長い時間親父と絶縁していた、

悪いのは2万%あっち

死んだら葬式紅白垂れ幕で大売り出しの法被着て坊主の代わりにちんどん屋呼んで紙吹雪飛ばしてやろうと楽しみにしていたが

なかなか死なない

絶縁から7年ほどして仲直りしてやった、俺も大人になった。

その後なんやかやで、俺も子供もでき実家に連れてって子供を見せてやる。

俺は実家からチャリ3分のところに住んでいる。

 

親父は史上最悪最低、自分勝手で思いやりのカケラもないクソ人間である

親の事を悪くは言いたくないが事実から仕方がない。

スクルージ田中英壽を魔神合体させたようなクソクソだ

客観的事実からどうしようもない。

 

だがスクルージと違い親父は息子と娘がいてそれぞれ結婚もして孫も居る。

幸せな奴だ。

 

クソ野郎の分際で俺の息子、つまり孫の溺愛が笑える。

息子は天賦の才能、親父キラー

二歳の時にヨチヨチと歩いて「じぃじあそんでー」にこー

一発胸キュンだったみたい

 

0歳1歳の頃「あの子が居なくなったら耐えられない、だからあんまり関わらんねん、愛しすぎるとツライ」

と言うてたらしいが、諦めたみたい。溺愛。

 

幼稚園実家裏に入れたった。

4月は12時までしか預かってもらえない。

12時にジジババにピックアップしてもらい17時まで実家で預かってもらう事にした。

母親は渋々承諾。

 

ジジババ育児疲弊怪我事故

ニュースなどで散々やってる。それを懸念してるのはわかる。

走り回る元気な三歳の男の子、70後半の両親にはキツイだろうが、頑張れ。

 

5月になり、16時まで幼稚園で見てもらえるようになったが

母親から打診があった

「週に2日くらいなら半日見てあげるわよ、ほら延長保育はお金かかるでしょ」

 

おいw

 

息子は賢い、空気を読む、言語能力も高い、要求や不満は言葉表現できる。

例えば公園でその場で見つけた友達と遊ぶ、眺めてるが、

相手の親御さんに年齢聞かれ答えるとたいてい驚かれる。

発語も早くイヤイヤ期も無かったんだが、

 

ジジババの家では走り回らない、外では見える所で遊ぶこと

言いつけているがちゃんと守ってるようだ。

両親はこの子なら大丈夫そうだと判断したのだろう。

なによりオヤジが起きて着替えるようになった。

75歳で仕事引退してそれ以降ベッドに引きこもるようになった。

終日寝巻きのままだったのが、息子と外出するために着替えて準備するようになった。

これが母親は嬉しかったみたいで。

 

オヤジ母親に「あの子は凄い、賢い、普通じゃない、親がバカなのが可哀想」を繰り返しているようだ。殺す

 

週末に俺と息子で遊びにでかけ電車で帰った。

電車好きの息子は車掌さんにバイバイもらうのが降車のルーチン。

ホームで出発を待っているとオヤジと遭遇。同じ電車に乗っていたようだ。

普段は車しか使わない、滅多に電車には乗らない人で、

6分間隔で走ってる時間帯だから奇跡的な遭遇。

息子が「じぃじとかえる」というものから俺は自転車があったのでオヤジに息子を託した。

手を引っ張ったり走っちゃダメだよとだけ注意をした。

実家までは歩いて5分(ヨボヨボオヤジは10分)。

手をつないで帰った。

大人しく歩いていたようで、

それだけなら溺愛ブーストで終わるが。

オヤジは道すがらコバンソウを摘んで息子に渡し、草の名前を教えたらしい。

これを持ってるとお金持ちになるよ、とか。

数日後、バァバと幼稚園から帰る途中で

雑草の中のコバンソウを正しく指して

「これはコバンソウって言うんだよね、ジィジに持っていく」をやったらしい。

こんなん撃ち抜かれるやろw

2022-05-24

体育は教え方

こんなブクマが賑わっている。

はてな民のために球技意味について政治的かつ実効的に語りたい - メロンダウト

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/plagmaticjam.hatenablog.com/entry/2022/05/23/222507

 

いくつものコメントが指摘している通り、これは徹頭徹尾〈できる側〉の理屈であり〈できる側〉の見ている景色であり〈できる側〉の自己弁護であり〈できる側〉の正当化しかない。

体育の授業でさせられる球技屈辱と惨めさの思い出しかない人間だって実際には山ほどいるのだが、まるでそんなやつは存在しないはずだと言わんばかりの口ぶりである。もはや呑気なのか傲慢なのかわからん

そもそも球技必要性理解できたところで、〈できない側〉の屈辱や惨めさは何も変わらない。

筆者さんはこれを書いて何がしたかったの? 〈できない側〉の僕たちに何をわからたかったの? 何を変えたかったの?

球技くらいしか選択肢がないという部分には百歩譲ってうなずけても、「だって楽しいじゃんほら球技って!だろ?」と言わんばかりの中盤以降は死んだ目で読んだ。俺には球技が楽しかったためしはない。

ポンコツぶりを見せて冗談関係を築くって? そのポンコツ理論冗談だろ? しらんけど

女子が放ったスパイク顔面レシーブしたあの日、俺の人生が1mmでもいい方向に転がったと思うか? 最悪だった人生さらに最悪になっただけだ。壊れた俺のメガネは地面に転がったがな。

こういうのをね、屈辱って言うの。惨めって言うの。辛酸って言うの。

この鬱屈した感情を知らねーなら黙っててほしい。この件については一生口をつぐんでいてほしい。

運動神経はほぼ天賦の才能だ。生まれながらにそれを持ってるやつに、生まれながらにそれを持っていない俺たちの苦しみ悲しみがわかるもんか。

そういう奴らに俺たちの苦しみ悲しみに口を突っ込む資格はこれっぽっちもないの。君には私に救いを与えることはできない。

最後のノンバーバルのくだりに至っては噴飯ものだ。

いかよく聞けよ、運動音痴ってのはな、「ノンバーバルコミュニケーションの語彙すら乏しい者たち」なんだよ! なにしろ運動ができないんだからな!

君たちは君たちの言葉意思を通じ合ってればいいさ。だが俺たちはヘブライ語が話せないのにユダヤ人討論会に放り込まれ日本人なんだよ!

 

と、ひとしきり呪詛怨嗟をぶちまけたところで話題を変える。

どんな体育の授業も業火煉獄しかなかった自分だが、まあまあ楽しかったなという経験も少しはある。

まず柔道剣道。ほぼ全員がド素人からスタートだったし一歩間違えば大怪我をするので、本当に基本中の基本からゆっくりと駒を進めていく授業だった。

基本的には個人種目で気楽だったし、団体戦でも先鋒あたりで出してもらえば自分が負けても気が楽だった。

全員がド素人からスタートという意味ではラグビーもそうだった。もちろん能力差はあるものの、教師指導がどちらかというと基本技術戦術戦略に振ったものだったおかげで、運動神経だけで明暗がくっきり決まってしまうようなつまらない授業内容にはならずに済んでいたように思う。少なくとも、ウォーミングアップしたらすぐにガチ勢天国試合が始まってしまサッカーバスケとは気分がぜんぜん違った。

そういうこともある

2022-01-05

anond:20220103230337

努力の結果を、努力しなくても得られた天賦の才である様に言われるのは釈然としない」という主張自体はわからなくもないが、

「得意」というのはべつに努力した結果でも使えるよね。むしろそういう場合の方が使う。

意を能動的に「得た」んだから修行の結果強くなったサムライが「我が意を得たり」とかいうじゃん。

2021-12-01

anond:20211201090250

こうも無能なのかと情けない一方で、これからは楽できると思え我ながらクズい。

何年かしたら申し訳程度のバイトをやりつつ、婚活をすれば養ってくれる人を探す予定。

見た目は(多分)悪く無いから、この際贅沢は言わないつもり。

もし女性ということなら、まず女性に生まれたことそのもの天賦の才能であって、見た目も悪くないならそれも才能だよ。

確実に結婚できる。

食い扶持を確保できる。

無能無能と言っているけど就職に向いていなかっただけで十分に有能だよ。

2021-08-31

anond:20210830161700

こういったネタを用意して各人に試して練り込む人は本当のコミュ強とは違うよな。

マジモンのコミュ強は本当にその場のノリで適切に会話を膨らましていくことが出来る。あれは天賦の才能なんだろう。

2021-05-23

anond:20210523233517

発達障害ってほんまにすごいんやね

実力者同士の勝負

最後最後で命運を分けるのは天賦の才能やな

2021-04-21

anond:20210421201143

美しさは神がくれた。天賦の才。かみがくれるんだよ。

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