はてなキーワード: 原本とは
(1)手話
:地域で手話ボランティア養成講座やってるはず。とりあえずそこに入門してそのあと、通訳者を目指すも良し、手話サークルでまったりするも良し。聾者のグループは、手話でコミュニケーションとりたい人たちなので、老若男女参加してます。若い聾者のためにあなたのオタク基礎教養が役立つ日がくるかも。
:地元にこの養成講座があればいいのですが…視覚障害者のために「サピエ」というネット上の電子図書館に、印刷された書籍などを点字変換/音声変換したデータを納める活動です。配信をされていたということは、自分の声を録音する経験が豊富ということでしょうか。ならばぜひ音訳に挑戦を。大変ですが、点訳の10倍以上の需要があり、サピエでのダウンロード回数はあなたがいかに求められたかをはっきり示します。
点訳であれば、音訳よりはずっと楽に活動できます。周りが騒がしくても多少体調が悪くてもいつでもどこでも、パソコンと原本さえあれば。ただし音訳よりは利用回数が少ないので、不満に思うかもしれません。そのときはエロ小説で挽回してください。ロングテール商品になります。そのうちあなたの好きな作家の作品がサピエにあまりないことに気がついたら、その作家の全作品をサピエに納めるのだ!という目標を立てると、閲覧回数とは違った、新たな原動力となるのではないでしょうか。
誰かと競うことにはならないと思われます。なぜならそこにいるのはほとんどが昭和からやってるような古参の手練れだからです。同期生を意識するかもしれませんが、すぐに無くなります。やることがバラバラだと比較するための基準が存在しません。
何を読んだらいい?
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.kyoto-np.co.jp/articles/-/640716
京都新聞で真宗大谷派の謝罪が話題になっていた。私個人として考えるところがないわけでもないけど、多少この問題に関して知識のある方なので、勝手ではあるが、ブックマークにあがっている疑問に答えたい。
kaos2009さんが「 [旃陀羅は古代インドの被差別民を指し、同派では江戸から昭和初めごろまで日本の被差別身分に例えて説明されていた」 仏説観無量寿経 - Wikisource https://ja.wikisource.org/wiki/?curid=5204 母殺しは王の所業でなく栴陀羅だと」と説明しているけど、だいたいその通り。
記事にもあるように、これは『観無量寿経』のなかのことばである。そこに、阿闍世王が母韋提希を殺そうとしたときに、大臣の月光と大臣の耆婆が「それは『旃陀羅』のすることだ、ヴェーダ(毘陀論経)にもそう書いてある」と諫めるシーンがある。旃陀羅はヴァルナ(カースト)以下の存在とされていて、日本では伝統的に、被差別部落民のことと説明されてきた。
まず、『観無量寿経』は異訳も現存しないし、サンスクリットやパーリもない。だから訳しなおしたりするのはきわめて困難、ほぼ不可能である。今後、原本が発見されないかぎり。
また、『観無量寿経』は浄土真宗できわめて高い価値をもっている。法然の定めた浄土三部経であり、親鸞の読んだ『観無量寿経』と、それに対する書き込みが残っている(集註(じっちゅう)という)。そのことばを変えるのはおそれおおいというのが、真宗門徒の一般的な理解なのだと思われる。
さらに「是旃陀羅」問題をややこしくさせるのは、親鸞のつくった和讃(和歌)のなかに、「耆婆月光ねんごろに/是旃陀羅とはじしめて/不宜住此と奏してぞ/闍王の逆臣いさめける」というものがある。親鸞が「是旃陀羅」を無視していれば、真宗門徒もそれができたのだが、親鸞自身の文章でもこのことばを肯定的に用いているので、それが問題になる。
言わんとするところはわかるけど、経典は非常に多くあって、しかも相互に矛盾する記述もあるので、「教相判釈」というのが中国仏教で生まれた。つまり、たくさんある経典の中でどれが一番真実なのか、重要なのかということが論じられる。それで、時には経典以上に祖師が重要視されてきて、祖師が無視していれば無視できると思われる。
今回は、祖師(この場合、親鸞)が無視していないから問題になっているのだろう。
そういうふうにも解釈できるけど、これは耆婆も一緒になって行ったことで、耆婆は仏弟子だから、仏教が差別意識をもっていたということでもある。教えの主体は釈尊が中心ではあるが、ときに仏弟子がそのようにもなる。
Wikipediaの項目の半数以上が金遣いの荒さの内容で草
王様かな?
高級公用車の導入
米国の自動車メーカー「テスラ」の自動車を公用車として2台導入するとし、2019年度当初予算に「自動車管理費」としてテスラ導入を組み込んだ。同年3月の議会で導入予算が可決。しかしリース代が高額なため費用が従来の倍以上かかることから、同年6月27日、市議会本会議で「導入見直しを求める決議」が審議され、同決議案は賛成21票、反対20票で可決された[15]。
市民からの批判も高まったことから、7月17日に記者会見を開き、1台目と従来の公用車、トヨタ・クラウンハイブリッドとのリース料の差額を自身の給与で負担し、9月に導入を予定していた2台目は「保留する」と述べた[16][17]。導入する1台は、7月から8年間のリース契約を結んだテスラのSUV「モデルX」で、リース料は月額14万5千円(税込み)。これまで使っていたトヨタ・クラウン(月額6万円)との差額8万5千円を、市長の給与を毎月減額する形で負担する条例案を9月議会に提出する予定[18]。市に寄せられた意見の約9割が批判的とされることに関して村越は7月24日、「市民以外が大半で、(直接市民から)お叱りを受けることはない」との見解を披露した[19]。
その後テスラ車1台のリース契約を解除すると決め、9月4日、リース料の差額分を市長の給料から支出する関連条例案を取り下げる書面を市議会議長に提出した[20]。市はテスラとのリース契約を11月18日付で解除した[21]。11月19日、村越は定例記者会見で、テスラ車を管理する法人を設立したことを明らかにした。市が当初契約していた8年分のリース料金より高い値段で同法人が買い取り、以後は村越自身の政務活動などでテスラ車を利用する方針とした。この法人は、村越の私設秘書が経営する自動車レンタル会社「ワルデンクリフ」を指すことがのちに明らかとなる(後述)[22]。
市は2019年6月17日に開かれた市議会定例会で、市議から市役所新庁舎の工事の進捗状況を問われた際「2020年7月完成、8月供用開始」と答弁。村越も2019年8月6日に行われた住民説明会で「供用開始は2020年8月」と説明した。
ところが同年8月27日、村越は突如「1、2階中央部に階段を作る決定をした」と発表。予定されていた供用開始時期は5カ月延期され、費用は1億5千万円が見込まれた。設計になかった階段を追加する理由として、村越は「オープンイノベーション、ワンストップサービス、ワンスオンリーサービスなどの現代的な要請に応えたしつらえにする必要がある」と説明したが、市議の一人は「庁舎建て替えは2013年から取り組みが始まり、議会や地元住民の意見を聞きながら2020年夏に完成と最終段階を迎えていた。8月6日には同様のスケジュールで近隣住民にも説明会を開いていた。その予定がなぜ2週間足らずで覆るのか」と疑問を呈した[23]。
階段建設に伴う予算は可決されていなかったが、村越は「広報いちかわ」2019年12月7日号において「新第1庁舎は2021年1月に供用開始予定」と発表した。市議会はこれに反発。同年12月11日、「新第1庁舎を当初の計画どおり、令和2年8月に開庁することを求める決議」を可決した[24]。
2020年8月25日、市川市役所の新庁舎につき、4階以上の一般利用が開始された[25]。村越はその後、4階の市長室内のトイレの隅に、ガラス張りのシャワー室の工事を追加で行った[26]。費用約360万円には新庁舎建設に伴う余剰金が充てられた。シャワー室の工事は10月に完成した。
2021年2月26日、市議会定例会の代表質問で越川雅史議員は、市長室の裏にシャワー室が存在することを初めて明らかにした。設置が、新庁舎の議員や報道関係者向けの公開後だったことなどを明らかにし、「市長専用では」と村越を批判した。これに対し村越は「想像の飛躍」と述べ、「危機管理上、必要だった。必要に応じて新たに機能を追加することはあり得る」と弁解した。また、災害時には女性職員も使うことを想定しているため市長専用の設備ではないと述べた[27]。越川がさらにシャワー室の公開を求めると、村越は「物見遊山的なことに対応するつもりは一切ない」と公開を拒否した[28]。庁舎5階には職員用のシャワー3室があるが、市長室へのシャワー室の設置は市民にも知らされていなかったことも判明した。
同年3月3日、市議会に「シャワー室の撤去を求める決議案」が提出され、賛成28票、反対13票で可決された[29]。
同年6月1日、村越は記者会見し「シャワー室は撤去しない。災害時、私が使った後、女性職員に使ってもらう。女性職員には安心してもらえると思う」と述べた[30][31]。
同年6月11日、市長室に設置されたシャワー室を撤去しなかったなどとして、村越の不信任を求める決議案が市川市議会に提出された[32]が、同日の市議会は村越の不信任決議案を反対多数で否決した。村越は議会後に「市民のことを第一に考え、これまで以上に全力で市政運営に努めてまいります」とのコメントを出した[33][34]。
同年6月23日、シャワー室の設置にかかった約360万円を村越の負担とするため、会派「無所属の会」の市議5人は、市長給与を7月から半年間で約394万円削減する特例条例案を議会に提出した。5人の市議は提案理由で「(村越が)今後も給与減額に応じないことが懸念される」と述べた[35]。6月28日、市議会は「シャワー室の撤去を求める決議案」を再び賛成多数で可決した[36][37]。
2019年10月8日夕刻、村越は同月10日に予定されていた定例記者会見について「都合がつかなくなった」と市幹部に連絡した。このとき市側には明確な理由を伝えなかった。市は会見前日の10月9日に記者会に中止の旨を通知した。同日、記者会の代表は理由の説明を要請。10月10日にも市秘書課長らに中止とした理由を求めたが、市側は明確な理由は聞いていないとして「公務以外のことには踏み込めない」と述べた。村越はテスラ車導入問題で「市民に丁寧な説明をする」「報道機関との信頼関係が大切」などと発言しながら取材に応じないことがあり、記者会は市に書面で「信頼関係を一層損なう」と指摘した[38]。
同年10月11日、村越は自身のツイッターで「台風への備え」を優先したと反論。さらに、一部の報道機関の記者について「便所の落書き定度の記事を書く」と非難した[39]。10月18日、千葉日報社の単独取材に応じ、公務の記者会見をキャンセルしたことについて「台風の事前の対応をしていた。政務です」と主張し「会見は報道に対するサービス」と述べた。「一番大事な仕事を選んでするのが私の務めで、10日の局面では記者会見に時間を割くことではない。それは私が決める」と報道機関への不信感をあらわにした[40]。
2021年5月24日、千葉県警は、法務局に虚偽の書類を提出したなどとして、村越の私設秘書で自動車レンタル会社「ワルデンクリフ」社長の押切裕雄を電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕した。同月25日には市川市内にある村越の後援会事務所を家宅捜索した[41]。
押切は千葉2区選出の永田寿康衆議院議員の公設秘書を務めたあと、2017年の市川市長選挙で村越の事務所運営を手伝った。村越の当選後は市関係者らに市長就任の政治資金パーティーを案内。事務所の元スタッフは「次の市議選に出るならパーティー券を買え」と、1枚2万円の券を5枚押し付けられたことを明かしている。村越の運転手や金庫番を務め、旧庁舎時代には市役所にたびたび出入りし、次第に市役所の業務に口を出すようになり、職員を「なんでこんなことができないんだ」などと恫喝することもあったという。そうした言動が容認されていたこともあり、元市幹部は「逆らうと何をされるかわからないので、抵抗することもできなかった」と証言している[42][43]。
テスラの高級自動車導入が頓挫する見通しが経ったころ、押切は2019年10月23日に前述の自動車レンタル会社「ワルデンクリフ」を設立している[44]。同社は、市が契約解除したテスラの車両をリース会社から購入した[45]。
村越は同年8月24日の記者会見で、押切が2021年6月15日に起訴されたことを問われると「私設秘書ではない」と主張した[46]。
2021年6月28日、市議会定例会において大久保貴之市議が情報公開請求で得た開示資料(税抜き)を公表。村越が新庁舎完成にあわせて市長室用に合計約1058万円の家具を購入していたことが明らかとなった[47]。家具の内訳は執務机とイス約157万円、応接ソファ約302万円、執務用イス約23万円、会議テーブル約344万円、イス8脚計約67万円、その他約188万円とされる[48]。大久保市議は市議会で「このような高額な支出は市民の理解が得られるのか」と村越に質問。村越は答弁せず、かわりに財政部次長が「すべて国内メーカーで調達されており、市民の理解を得られると思っている」と答えた。大久保市議は朝日新聞の取材に「理解を得られるはずがない。市長自ら説明するべきだ」と述べた[47]。
同年8月24日、村越は記者会見で、上記家具購入について「議会が決裁し調達したのに、なぜ、市議会で問題として取り上げたのか、理解に苦しむ」と話した[46]。
赤木ファイル詳報「決裁済の調書修正は問題、強く抗議」:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASP6Q5WRTP6QPTIL02X.html
本省において、議員説明(提出)用に、決裁文書をチェックし、調書の内容について修正するとの連絡受。
本省の問題意識は、調書から相手方(森友)に厚遇したと受け取られるおそれのある部分は削除するとの考え。
現場として厚遇した事実もないし、検査院等にも原調書のままで説明するのが適切と繰り返し意見(相当程度の意思表示し修正に抵抗)した。
ここが肝。
・財務省は「厚遇したと受け取られる"おそれ"のある部分」を削除したい。
昨年、河野大臣がはんこ廃止を打ち出した。あのときの話を書いてみたい。
うちの職場は出勤簿、休暇簿にもハンコが必要だったし、経理担当だったときなんかは、ハンコの押しすぎで、プラスチックのハンコがパラパラと砕けた。2年で3個のはんこを砕いた。ハンコって、外側の円から砕けてくんだなって知った。
ところが、昨年の河野大臣の号令後、ものすごいスピードでハンコが廃止された。ハンコ押したら、打首にでもされる勢い。
あらゆる書類にチェックが入り、全ての様式から「印」の文字が消えた。規則で「押印が必要」とされてるものについては、規則自体が改正された。
結果、昨年の冬あたりから1回もハンコを押していない。一般の人が役場に提出する書類も全てハンコが廃止されてるから、「役場に持参するか、郵送してください」ってお願いしてた書類も全てメールで受け取れるようになった。仕事がスムーズ。
「メールで書類を送っていただいたんですが、朱肉でハンコを押した、紙の書類の提出が必要なんです。業務は進めておくので、原本は必ず郵送してください。」ってお願いするとき、メチャクチャ恥ずかしかったよ!!まえは!
ありがとう、行革大臣。大臣直属の公務員は確実に大変だと思うけど、末端の小役人的には大助かりです。
以上、現場の話でした。
PDFに透明のOCR領域重ねるのは知ってたけど、そこにベクトルデータも貼り付けられるのか。
これは良いアイデアだし日本企業向きというか、囲い込みがしやすいビジネスだなあ。なぜ今までなかったのか。
原本となるPDFファイルに重ねた「透明なシート」に追記する(プレスリリースより引用)
「PDF」にはいろいろな状態がある。自分で作成したPDFファイルなら、一般的なPDF編集ソフトで問題なく扱える。しかし、謄本などの公的な文書や設計図面などのPDFでは、注釈や編集が制限されているものもある。改ざんを防ぐために当然なのだが業務では困ってしまう。そこで「AxelaNote」を使ってみたい。
「AxelaNote」の特徴は、PDFファイルそのものを「編集しない」ことで、どんなPDFファイルにも「追記できる」ことだ。矛盾して聞こえるが、修正指示などの赤字は原本となるPDFファイルに重ねた「透明なシート」に書き込むことで実現する。
ペーパーレスで、PDFの原稿データに手書きで校正できるのは助かる。いわゆる注釈機能を使った手書きよりも操作性がいい。修正後のデータにaxlファイルをかぶせる修正チェックは効率的だ。書籍の校正では、書き込み履歴をCSVで出力できるので、修正確認の精度も上がる。
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/special/1325126.html
https://togetter.com/li/1714221
高木浩光氏による「デジタル庁によるnote発信における問題点の指摘」が話題になっているが、この焦点となっている
「政府機関等の情報セキュリティ対策のための統一基準群」(通称:統一基準群)について、誤解を前提としたブコメがあまりに多いので簡単に概要説明。
あくまで「統一基準群って何?」という大前提についての話で、高木氏の指摘内容自体は説明しない。
●原本はここ
https://www.nisc.go.jp/active/general/kijun30.html
現在令和3年度版策定中なのでこれが現行。全文が公開されている。
「群」と言われている通り、規範-指針-基準及び基準策定ガイドライン、という階層構造の文書群。
専門家でなくても判るよう噛み砕いた文章にはなっているが、規定である以上正確性を担保した文章で、読み飛ばせないゆえに、全体理解には相当負荷のかかる文書群ではある。
但し無論根拠法は存在する。法律(サイバーセキュリティ基本法)において「国の行政機関等はサイバーセキュリティに関する対策の基準を作成しなければならない」と定められていて、「だったら個別に各機関で作るより統一基準を作ろう」という事で、内閣サイバーセキュリティ センター(NISC)が作成しているのがこの文書群。
中央省庁全てと国立行政法人の大半はこのセキュリティ基準を採用していて、ITシステムの導入/運用にあたっては、この基準を守らなければならないというルール。
なお法令ではない以上、破っても罰則があるわけではない。(法律上の義務も「基準の策定」であって「基準の遵守」ではない)
統一基準群は「基準策定ガイドライン」という文書が含まれているとおり、わりと大枠の基準。それなりの自由度が設定されていて、「これをベースラインとして現実的な対策/実要件はこの基準の範囲内で、各省庁(独法)で細部を定めてね」という主旨。
今回の件は(デジタル庁独自基準がどうなっていようと/例え実際のセキュリティ上の問題が無かろうとも)、そもそもこのベースラインの内容に反しているからダメなんじゃね?というのが高木氏の指摘。
膨大な文書であり、かつ行政文書にしてはしばしば改定される(セキュリティ対策なので当然の話)ので内容をきっちり把握している省庁の担当者は正直あまり多くない印象。
IT専門の部署でない部局が行うITシステムの調達では「セキュリティについては統一基準群に則ること」と仕様書に1行記載してすませる(=設計内容丸投げ)ケースも多い。
統一基準群に基づき独自の具体的基準をきっちり策定し、基準を順守した設計となっているか目を光らせている省庁部局となると非常に限られる。(もちろん厳しい所は厳しい)
セキュリティ基準の必要性は当然なのだが、ITシステムにおいて、何も言われなくても仕様書の一行に対し数百項目の対策リストを出してくるような、統一基準群と標準ガイドライン群(注)に代表される中央省庁独自規則に精通した技術者を抱える特定ベンダに(入札自体はオープンで公平であっても)発注が集中してしまう実状を生んでいる一因でもある。
近年は統一基準群も標準ガイドライン群も「クラウド・バイ・デフォルト」を原則として、外部SaaS等の利用を積極的に推奨する方向の規定にしているのだが、そもそも統一基準群を把握している担当者が少ない現状では、方針がそうなっていてもなかなか浸透しないのが実態かと思われる。
把握できてない以上意図してなくても本件のようなやらかしを踏み抜く可能性がつきまとうわけで(SaaS事業者は統一基準群を守れているか、なんて回答してくれない)、そこを恐れる実務者の気持ちは分からないでもない。
(注) 標準ガイドライン群
正式名称「デジタル・ガバメント推進標準ガイドライン」。セキュリティ面以外のIT利活用の指針文書群。こちらも膨大な文書群で、中央省庁のIT関連ルールにおいて把握が大変な点で統一基準群と双璧。
ニコニコネット超会議2021でドワンゴ主催で春画展を社屋で行っていて、こちらが企画ページ
https://chokaigi.jp/2021/plan/shunga.html
春画の前に全年齢が見れる番組として4月24日の23時から翌26時半頃まで行われた、
半分は展示協力していただいた浦上満氏が7月に予定している北斎づくしにつながるところも大きいと思うのだけど、
(こちらはこちらで北斎漫画原本を15巻*100冊を使って全頁展示するらしくって楽しみでしかない)
北斎漫画を集めつくしていても15組しかもっていない木箱入り全巻セットから取り出した初版と、
版を重ねた後期での線の潰れや人物名の変更を見比べ、祖父江氏の気のいいおっちゃんのようで鋭い言葉で行きつ戻りつして1時間半。
LIFE誌の世界の100人に葛飾北斎の自画像として備後の三郎高徳が掲載された理由や、
西洋画への引用について、あぶな絵が見えてそうなのをアップするところを変えて対応したり。
本番は今週末5月1日なので、アカウント持ってて見れる人は見てほしい。
他の企画だと
テキストモンスター(NTT https://www.digitalcity.gr.jp/txmon/usage/)は語彙力を試せて
磁石祭(N高・S高 https://nnn.ed.jp/school_festival/)は熱量を感じられて好き。
ヤバくて草
中国産キムチの作り方「汚水の中で白菜を漬けて錆びたショベルカーで運搬しネズミと唐辛子をミックス…隠し味はおっさんの体液」
汚水の中の白菜、裸で漬ける…中国、第2の「低質キムチ」波紋必至
泥水のような塩水プールに漬けた白菜を裸でかき集め、このような白菜の山を錆のついたショベルカーで持ち上げる。唐辛子の山から出てきたのはネズミ--。中国産キムチが作られる過程をまとめた映像が最近オンラインで拡散し、衝撃を与えている。
10日、国内外のオンライン掲示板には「中国で白菜を大量に漬ける方法」という題名の映像付き投稿文が相次いで登場している。
映像には地面を掘って作ったプールのような大きな穴にビニールを敷き、ここで塩漬けした白菜を裸の男性がショベルカーに移す姿が移されている。白菜が浸かっている塩水は、ひと目見ても非常に汚れていることが分かる。このようにして集められた白菜は錆のついたショベルカーで運搬される。
該当の映像は、昨年6月に自身をショベルカーの運転手だと紹介した中国ネットユーザーが微博に初めて公開したことが分かった。この人物は「皆さんが食べている白菜も私が漬けたもの」という説明をつけてさまざまなサイトで拡散したが、現在は原本と該当の文章はすべて削除されている。
一応、生活保護申請して受諾され、その後正式に受給が決定し、受給されました。
やったね!働かなくてもVtuber推せるよ!!
…とはならないよね…。
「働かずに食う飯はうまいか?」みたいな話で、いくら推し活が精神の安定に役立っているているとはいえ、いい気分はしないのは事実だし、スパチャしにくいしね(というかそんな余裕はない)
そんなことはどうでも良くて、生活保護受けてみて初めて分かったことをいくつか書き残しておく。
・自宅訪問
最初にケースワーカーさんが住居確認のためにということでやってきた。
我が家はデスクトップPCに3枚ディスプレイつながってるごく一般的な一人暮らしの部屋なのですが、
なにか言われるかと思ったけど、何も言われなかった。
そもそもそういうものを処分してくださいとか言うことはまずないらしい。
なのでスマホが何台転がっていようが、ノートPCが複数台あろうが、一眼レフカメラを持っていようが問題はないらしい。
まぁ、うちに残ってる上記のそれらは型落ちとか故障したやつとかそんなのばっかりなので、どのみち処分するほうが大変だけど。
メインのPCも5年前~ここ数年のパーツを寄せ集めで作った自作PCなので大したものではない。
・医療費
全額補助になるのでたしかにお金を払わずに病院に行けるのはありがたい。
しかし、「なんか調子悪いしタダだから病院行くか~」みたいになるかと言われると絶対にならない。
まず、役所にどこどこの病院と薬局いくから、という申告をして「医療券」なるものを発行してもらわないといけない。
しかもその医療券はどこの病院でも使えるか、と言われればそうではなく、一応指定の病院がある。
ちなみに今まで通っていた心療内科は対応外だったので病院探しからする羽目に。
親切な病院なら紹介状とか書いてくれるんだろうけど、それはしてくれなかった…。
あと、急に病院行かないといけなくなったら、病院に「医療券の原本後日届けるからナマポで診察してくれるか?」って聞かなあかんらしい。
・ゴミ袋
地域によっては有料のゴミ袋で出さないと収集してくれない自治体も最近は多いと思う。
うちの地域でも有料ゴミ袋があるんだけど、生活保護受けると、一年分としてそこそこの枚数もらえた。
地味に重かったので持って帰るのが面倒くさかったけど、たしかにゴミ袋切らすとゴミ出せなくなってゴミ屋敷になるもんな…。
・給付額と食費
当然だけど最低限なので決して多くはない。そこに文句を言う気は一切ない。
しかし、一応数ヶ月家計簿つけてみて一番なんとかしないといけないのは「食費」となる。
私の場合、完全に引きこもり状態なのでできるだけ外に出たくない、という理由で出前やコンビニ飯が多くなっていたが、
これではエンゲル係数ぶち上がってとてもじゃないけど生活できない。
近所に業務スーパーがあるので、冷凍食品とか買い込んで…とか思ったけど、普通の一人暮らし1kの冷蔵庫のサイズなんてたかが知れてるので、
冷凍はおろか冷蔵品すらそんなに入らないし、キッチン狭くて自炊する気にもなれない。
もともと料理自体はできる方だし、嫌いではないけど、そもそもの調理スペースのなさからやらなくなってしまった人間なので、
最悪、激安カップ麺大量購入だけど、それは自分の健康が危ないことを過去の自分で証明しているのでやりたくない…よね。
(血液検査したら、酒もたばこもしないしのにこの数値はやべえ、と医者に怒られた)
あとどうでもいいけど我が家に洗濯機はない。コインランドリー通いです。
だいたいそんな感じ。
なんとか自立できるように頑張るよ、と言いながら昼夜逆転生活してしまっている自堕落な自分がいるのだが、それはそれで。
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多くの反応、ありがとうございます。
前回もそうだが、割と参考になると言っていただけるのは助かる。
同時にこちらが参考になると感じるコメントも頂けるので本当にありがたい。
・スパチャに関して
「スパチャしにくい」という文面だけだと、それでもしてるのかよ、と思われそうだが、現状は全くしていない。当たり前だよなぁ。
働いてた頃は、多くはないけどたまにしていたので、それもできなくなるなぁというくらいの意味合いです。
普通に血税で投げ銭するくらいなら自分の生活に投げ銭します…。
・自炊
電子レンジレシピとかワンコンロレシピとかいろいろ紹介してくれてありがとうございます。色々試行錯誤していきます。
でもとりあえず、私から言えるのは「これから一人暮らし始める予定の人は、できるだけ大きい冷蔵庫買っておけ。」ということ。
自身も越してきたときに散々悩んだんだけど、安いほうがええやろ!と思って小さいのを買ってしまった…。
当時の自分を殴りたい。
あと、毎日のように買い出しに行くのは、精神病むと大変になるのである。
・洗濯機
言い訳がましいことは重々承知だが、今から洗濯機を買うor譲ってもらって設置するというのが大変なんだ。
洗濯機置場がベランダなことに加えて、窓際にベッド置いてるせいでベランダへのアクセスが悪い。
長期的に見たらそりゃ洗濯機があったほうがいいに決まってるし、家事をするというのは精神衛生上も良さそうなのでするべきなんだが…。
コインランドリーは洗濯乾燥までまとめて大量にできちゃうからいけるやろ、と昔は思ってました。
ここまで書いてて思ったけど、そういうことが問題なくできる人って普通にすごいんだな、って思った。
増田の住人のみんなはこうならないように気をつけような!!
【速報】
かかりつけの歯医者が指定対象一覧に出てこないので面倒なことがまた増えそうな予感。
その歯医者に紹介されて親知らず抜歯手術した病院が都外だから、ケースワーカーにめんどくさがられることうけあい。
こういう自体も想定して、一応「医療券出せるのって都内だけですか?」って聞いてあったんだけど「出せなくはないけどそれなりの理由が要りますね…」って言われた。
まぁ、そりゃそうだよな、とは思う。
ちなみに担当のケースワーカーの人は普通にいい人です。なんか世に聞く「ケースワーカーに邪険にされる」とかそういう印象は現状一切受けていない。むしろかなり親切。これも人によるとは思う。
予め伝えておくが、身バレ防止に、多少だがフェイクを織り交ぜた内容になっている。
そして、そのフェイクも他の医療機関(国立と名の付くどこか)での実際の出来事を複数織り交ぜている。
だが、伝えたい実情に偽りはない。
高度な医療を担う国の機関で、エンジニアと組織がこれほど腐っていては、将来性もへったくれもないと思うんだ。
だが、公的な組織がシステム構築・運用するとどうなるか、多少でも公にし、何かを考えるきっかけ・ヒントになってほしい。
ちなみに、次の仕事は、ある大手の企業で新システムの導入支援をすることになった。
私としてはそちらの仕事のほうが面白いし、自分の能力・経験にとってプラスになる。
民間出身者ではなく博士後期課程とか、某大学研究室出身者を無理やりねじ込む事例はよく見る。
専門職も含めて管理職側に実務経験がないか少なすぎるせいで、「なんでこの要員に単純作業ばっかりやらせてるの?」という仕事配分が、頻繁に起こる。
IT技術職なのに技術的な実務経験ゼロだから、スキルを持った人間に何ができるのかが、全然理解できていないらしい。
作業能率で評価されることもないから、表立って問題にもならない。
変えようと思えば、相当一生懸命、提案しないと話は聞き入れられない。だが、大体、そこで疲弊する。
何のために大学院卒を雇っているのか…。
勉強のできる人は多い反面、勉強の知識しかないから、他にも急を要する事はあるというのに、重箱の隅ばかり細かくつつくから、部下も、ベンダーも、委託業者もやる気をなくす。
ある時、システム部門トップがあからさまに、こう言い放ったことがある。
公表されていないが、実は当病院では、電子カルテ更新プロジェクトが失敗するに至った。
本番リプレース時期は予定より大幅遅延し、リプレース当日はシステムが使用不可能になる事態さえ発生し、未だに実装されていない機能が多数存在する。
しかし、受入テストもろくすっぽやらず納品した事例もあり、あながち、ベンダー側の問題が全部とまでは言えないと私は思っている。
ベンダー側が保守費用の範囲で何でもしてくれる、と考えてもいたのだろう。
医療情報学会の有力者もいるから、「自分達に嫌われると大変なことになるぞ」という意識もあるらしい。
ちなみに、電子カルテ更新プロジェクトは実質は失敗だったにも関わらず、医療情報系の某雑誌では「成功」だとか「問題は何もなかった」と強調され、当事者が成果アピールしていた。
研究に仕える人間が事実を捻じ曲げ隠してしまうものなのかと、残念だった。
これ以来、成果報告を見聞きしても疑うようになった。
民間人材登用は少なく、医療情報学会、特定大学の出身者がコネで採用されているのが実態(6NCの一部は特にこの傾向がある)。
実務を担うはずの職種のキャリア採用に現場経験ゼロの院卒を無理やりねじ込む人事が普通に起こるので、ヒラのエンジニア、非常勤職員・委託業者の負担が増加する。
仕事ができなかろうが、能力があろうがなかろうが、暇だろうが、係長に昇進する事態はなぜ起こるのか?
厚生労働省から転籍で来たある職員(役職は室長)がいたが、会議中は普通に居眠りし、仕事といえば申請書類を整理しているだけで、一日中、何もせずにPCに向かっていた。
人事ローテーションで別の国立と名の付く病院に移動したが、そこでも室長らしい。
でも、同じなんだなと関心してはいるので、同じ匿名のますだと思っても全然いい気はする。
民間企業でもあるかもしれないが、デジタル庁を創設すほど意気込みがあるなら、公的機関から率先して変わってほしい。
こんなに質の低い技術力で医療とICTの何のコラボレーションができるのだろう。
でも、COCOAやHERSYSはこうなってほしくない。
もし、同じだとしたら、最悪だ。
初代ビッグブラザー*(同国において国王にあたる)に就任した西野ブラザーは就任演説の際、
「みんなが幸せになれるくに作れちゃいました笑」と語った。2300万人のプペル民は歓喜した。
日本の芦田首相は「日本もプペル国と手を取り合って共に発展していきたい」と述べ、
アメリカのマコーレ大統領は「NO BIG BROTHER, NO U.S.!」とプペル国の建国を称えた。
プペル国には通貨はなくプペル的信用経済で成り立つ新しい仕組みが存在した。
プペル民は他国(主に日本国)で稼いだお金をプペル国に喜捨することによって
プペル的信用を高め、その信用の高まりによりプペル的プペルをプペルことができ
より高次元のプペルになれるのである。ONE for プペル、プペル for プペルの
素晴らしい理念がプペル国には根付いていた。全世界がプペル国に注目し、
プペルに熱狂した。