はてなキーワード: ホットスポットとは
はいどーも。
今日は、信越本線で電車が雪で立ち往生しちゃった件について考えてみたいと思います。
ということで、調べてみました。
正直なところ、運が悪かった。いろいろな判断で回避できたのかというと難しいかったので、あまり関係者の人を責めないほうがいいと思います。
それでは、行ってみよー!
電車が新型になって軽くなってるー。
同じ4両編成で新旧を比べてみますと
34.3+44.0+43.8+34.3 の156.4トン。
最近置き換えが進んでいるE129系は、
37.2+31.6+32.7+37.0の138.5トン。)
なんと17.9も軽くなっている。
これくらい軽くなっても100トンを越える車体重量があるので、あんまし変わらないような気もしますが、原因の一つとしてはどうでしょう。
素人考えなので、影響が出る差なのかはわかりません。
ということで、電車が簡単にバックできるのか、調べてみました。
複線の線路で電車がバックすると、踏切が閉まらない可能性があるということがわかりました。バックを想定していない列車運行システムにも影響がでます。
電車がバックしてきて、踏切が作動しない、気づかなかった車と衝突なんてことが起きたら、運転士さんは余計に怒られてしまい、日勤教育(東でもあるのかな)の日々が続いてしまいます。ということで、バックできません。
との声もネットのかなたから聞こえました。この状態で400人もの人を車掌さんと運転士さんの2人でコントロールできるはずがありません。ドアを開けて降ろしたら、注意しても上り線の線路に出てしまう人が絶対にいるでしょう。どうなるか、三河島事故の再来です。対向の電車に乗客が轢かれて・ジエンド。運転士さんも車掌さんも余計に怒られてしまい、日勤教育どころでなく、草苅させられて、さらに駅のそば屋や子会社のスーパーに配置転換です。
詳しくは先輩ユーチューバーの股尾前科さんの動画をみてください。
大都会新潟の周辺でおしゃれな電車民は長靴なんて履かない。みなさん知らないんですか。女子高生のスカートが日本で一番短い県の高校生。harutaのローファーで雪の中をあるけるわけありません。harutaのローファーでなくても、冬用の足首が隠れるくらいの靴でも20㎝の雪が限界です。周りの視線を忍んで、コメリで売っているbeijingの防寒長靴を履いた女子高生がいたとしても70㎝は無理。せいぜい50㎝の雪のラッセルまででしょう。道民が履いている第一ゴムの長靴と比べるとお値段で1/10。雪に対する備えはそんなところです。
除雪車と呼べる営業時間中に動かせる機関車はほとんど残っていません。残っていても片手で数えるほどです。東京オリンピックとか大阪万博のころの除雪車はぜーんぶ廃車になってしまいました。車籍がある除雪車が残っていれば、ダイヤの間を縫って、運行することもできたことでしょう。
最近の除雪のトレンドは、ENR-1000。この除雪車は、車籍がある車両ではなく、モーターカーと呼ばれる保線工事車両の一つ。保線工事車両ということで、列車の運行を止めて本線の除雪作業をすることになります。線路閉鎖です。本線を止めるとはどういうことかというと、運休ですね。運休にしてしまうとその日のうちの運転再開は不可能になるかもしれません。
過去の豪雪時に配備された強力な除雪車は過去のもの。運休にしないと除雪車はこないが現状です。今回の場合でいうと夕方に運休にして、線路閉鎖、ENR-1000出動、日が変わるころに作業終了となり、結局運休になり、翌朝まで復旧しない状況だったと思います。外で待つよりは、車内で待ったほうが寒くなくてよかったと思います。
多くない数であれば車で行けたと思います。40人乗りのバス10台は無理だと思います。仮にバスが10台現場にたどり着いたとしても、転回はどうするのかとか、途中で地元のくるまとのすれ違いはどうするのかとか問題が多かったことでしょう。これは雪とういものの特性によるのですが、-5度くらいの新雪は、意外と備えのない車でも走れてしまいます。北欧やロシアは寒すぎるけどスタッドレスタイヤは使わないという話を聞いたことがあります。新雪で、対向車などのほかの車がいない状況だと思いのほか車は走れます。新雪はグリップすることと、ほかの車がいないときは、何かあっても道路を広く使えるからです。
渋滞するほどになると対向車、前後の車に対してリスクを取る必要が出てきます。より移動速度が落ち、路面も踏み固められて凍結し、チェーンにあとをつけられ、がたがたの路面になり、まともに走ることができなくなります。
雪道の自動車の運転は、例を出すのが難しいのですが、アクションゲームの氷ステージで、触ったら死ぬ敵に1キャラ分開けてずっと動くみたいなクソゲーです。まわりに敵の車がいなければ、大胆に走れるということなんです。
小雪の年が続いたので、克雪とか除雪とかにお金を掛けなくなりました。新幹線は高崎から長岡までほぼトンネルだし、空が見えるところでも温水を流しまくりで無敵の交通機関となっております。上級国民向けの交通機関は完璧です。優等列車は動いているので、ローカル線の運行は後手にまわりがちです。新幹線ができる前であれば、特急も在来線を走っていたわけで、除雪や線路維持にかける気合もぜんぜん違ったのでしょう。新潟といえば、冬は2階にある玄関から出入りしていることを信じている人がたまにいますが、そのような地域は、全体の1%もありません。人口比でみたら、0.01%くらいです。人が住んでいる地域はあまり雪の害がなく、降っても1週間あれば溶けます。財政再建が叫ばれる中、2、3日我慢すればいいことにお金はかけられないということなのでしょう。
これは冷静なご意見です。実はこの場所、2016年に2㎞ほど離れた国道8号線で除雪がこなくて、並走する北陸道が先に通行止め、大量に流入した自動車で渋滞、立ち往生という事案が発生しています。電車で460人ですが、1000人以上が閉じ込められました。自動車なので、正確な規模はわかっていません。急にたまによく降る場所なのは間違いありません。
気象庁。地味なサイトですが、無料の気象情報としては、結構有能です。天気予報の発表は5時11時17時の3回です。天気予報の最低気温と予想天気図に注目です。最低気温は、雪になるのか雨になるのかの判断基準になります。翌日の予想天気図からは、冬型がどのタイプなのかを読み取りましょう。明日の月曜日は南岸低気圧型らしですが、南岸低気圧型だと新潟の被害は少なめです。冬型で等圧線が詰まっているときは、風が強く山沿いが大雪、等圧線がなだらかなときは、里雪の可能性が高いです。
XRAIN。国土交通省が提供する河川の増水を予想するXバンドレーダーです。雲はおおむね偏西風に乗って、西から東へ動きます。自分が今いる場所よりも少し西のエリアの雲の状況を見ると、何分後に雨が降るとか止むとか止まないとかわかるようになります。スマホ版もありなかなか良いです。雨に濡れることが減りました。ありがとうございます。雲の流れが東から西とか南から北みたいになっているときは、異常気象のときが多いです。茨城県の帯状豪雨ときは、雲が流れずに集まってきていて、動きがおかしかったです。
Googleマップの交通状況。今回の大雪のときは、少しアクセスが遅くなるくらいに多くのみなさんが見るようになったサイトです。行き先検索すると渋滞を考慮した時間も教えてくれます。すごい。渋滞回避にもとても役に立ちます。
新潟県庁の新潟県の雪情報。10時と16時の更新。現在の積雪量と次の更新までの積雪予報が地域別に出ます。前の日に見ておけば、翌朝慌てなくてすみます。
earth.nullschool.net。この手の全世界規模のデータをアニメーションで見せてくれるサイトも参考にできます。上空5000mの気温で、寒気の動きを知るというのが主な用途になると思います。風の強さ予報としても優秀です。
うちの親父も癌になったし友達のとこのガキは20歳で白血病で死んだわ。
まぁ年取ればだれだって癌にはなるけどな。一時期の有名人の心不全多発の頃の方がこわかったけど。あれ2012年とかだったし。
がん患者は増え続けてるけど、がん検診自体盛んになってきてるのもあるし、ちゃんと詳細データが出た上で分析しないと2011年以降にどういう変化があったのかなんてわかりゃしないかな。そういう意味で言えばあと5年10年は闇の中。仮にホットスポットあたりに住んでる人が1万人に一人くらい癌になったからと言って、それが現在の全国単位の速報値で分かるわけもない。首都圏全域でいっても3000人くらいしか増えないからな。全国の癌の罹患数は100万人近いし。1000人に一人が癌になったとしても首都圏で3万人。
実際にホットスポットはもっと少ないわけで、特定の町単位で見ないとなんとも言えないよねー。そんな詳細データなんて公開されないし、紛れて終わるだけじゃないかな。
あと、放射線耐性は遺伝されるであろうから、ホットスポットあたりに住んでいる耐性が弱い家族は怖いことになってるかもね。事例がないといいけど、あってもそうそう表には出てこなそうだけど。
東日本大震災が発生してから半月ほど経った頃である。或る趣味サークルのサイト上で、被災地を元気づけるためのプロジェクトを立ち上げるという告知があった。内容は、趣味に関する書籍を集約して被災地の各地で無償配布すると共に、募金で海外サークルのメンバーを日本に招待し、子供たちに様々な芸を見せて心の平穏を取り戻す一助となろう、というものであった。このサークル団体は東京を中心に活動しており、地方にも幾つかの支部があって(東北には無い)、全体としては数百名の会員で構成されている。
当時、私は知人を何名か津波で喪ったにも関わらず、自分としては動くこともできず歯がゆい思いでいた。そこで、このイベントに賛同し、大切にしていた書籍を何冊か団体に贈った。この団体と私の関係は一方的なもので、単にサークルの機関紙を購読しているに過ぎなかったのだが、「自分と同好の人々が運営するサークルでそのような活動をしてくれるのならば、何某かの縁もあろうからそれに任せよう」と思ってサークルに託したのだ。後に、保管場所が確保されない状況下で古書を送る行為の問題について色々と知り後悔したが、恥ずかしながら当時はそこまでの考えに思い至らなかった。当時は自分も何かの拍子で突然死亡する怖れが頭から離れず、死んだ場合は所有している書籍が活かされぬまま捨てられるということを恐れていた。そこで、所持していた書籍の多くは近所の市民図書館にも置いてあるのでそれを読むことにして、いつでも本を読みたいという若い子の手元に本があった方がいいのでは、と考えていた。書籍を送付後、サークル団体の代表から「書籍を被災地での活動のために有効に利用させていただく」との返信があった。
サイトの報告によると、2011年4月に最初の活動があったらしく、趣味サークル内の数名と海外のサークルメンバー数名が宮城県沿岸部にある数か所の避難所に赴いたようである。東北を縦断するイメージだったので、宮城県のみに限定した活動であったことに若干の違和感を覚えたが、その後も幾度か被災地へ向かうようであり、「落ち着くまでは様子を見ようという判断なのだろう」と思っていた。
この活動について違和感以上に不信感を抱いたのは9月頃だったと思う。その団体では例年8月に大きなイベントがあり、海外のサークルメンバーが何名か来日するため、そのメンバーらと共に再び被災地へと出向いて活動したという報告が機関紙上でなされた。だが、その下に「なお、送付された書籍のうち入手が困難な貴重な書籍については、団体が運営する有料の図書館に納入した」と書かれていたのである(この図書館というのは避難所の地域の図書館に納入したという話ではなく、団体が所有する蔵書を団体の東京事務所において有料で読むことができるサービスのようである)。
これには目を疑った。最初の告知にはそのような記述は無く、代表からの手紙にもそのような記述は無かった。これでは震災に乗じて個人の貴重な書籍をサークルが吸い上げた格好になるのではないか。しかも具体的にどういう書籍を何冊納入したのかという記述も無い。貴重な書籍を図書館に納入したというのに、閲覧する権利のある側にその内容を示さないというのはおかしな話だ(無理やり擁護する見方をすれば、一般的にこの手のプロジェクトにおいて自分史が持ち込まれる場合が多々あり、そうした配布しづらい物を自身の図書館に倉庫代わりに納入したという線はあり得なくもないのだが、もしそういうことがあったのだとしても何らかの説明は欲しいところだ)。そして、活動先は相変わらず宮城県のみであり、岩手県でも福島県でも活動していなかった。
宮城県での活動というのは、このボランティアイベントの参加者の一人が宮城県内の教育機関に務める人物らしく、それ以外の地域においては土地勘が無いのかも知れないと思っていた。しかしその機関紙には、当団体とは別の団体組織に属する福島県のサークルが震災後の自身の活動について述べた寄稿を寄せていたので、「寄稿を載せるくらいならばその団体のメンバーにも声をかけて福島県で合流して一緒に活動をすればいいのではないか」とも思った(福島の人々に案内の負担を強いるのかということもあるが、そもそも既に宮城県内に在住する人物を連れて活動しているのだから、福島県内の人を連れて活動することにさほど躊躇する理由は無いように思えた)。宮城県が東北で最も津波被害の大きかった地域であるということは重々承知しているが、図書館の件とあわせて、「被災地に赴くと言いながら宮城県のみというのも少しおかしいのではないか」と若干訝しく思い始めていた。
少し話は変わるが、2011年の10月ごろだったろうか。私は当団体の活動に関わっている主要なサークルメンバーのブログを幾つか覗いていた。そこで、サークル団体において有料図書館の運営・管理に携わっているという或るメンバーのブログが目にとまった。
そのブログにはクリストファー・バズビー氏やアーニー・ガンダーセン氏の名が載っていた。ブログの記事を遡ってみると、LNT仮説に基づいて「福島県では年間千人が癌で死亡する」「トータルでは6桁もの人が死ぬ」などの記述があった。福島県だけではなく、当時千葉県で見つかったホットスポットについても、その周辺で7000人が死ぬと書かれていた。ブログの記事の日付を見ると2011年6月中旬ごろであり、まだまだ情報は錯綜していた時期ではあったものの、ブログの内容は怖れによって混乱しているという様子ではなかった(LNT仮説に従ったとて、ガンが発生する人数の予防的な見積もりであって、ガンの発生が100%死に直結するという話ではない筈だ)。ツイッターのアカウントもあったので見てみたが、「福島廃県」「日本は核武装を目指している」などの字面が踊っていた。
この人物は機関紙上において度々評論を行っていたため、名前だけは知っていた。東京在住で、東京大学の大学院において科学史や科学哲学を専攻していたらしい(名前で検索したところ、在学中に科学技術社会論若手の会に参加したこともあったようである)。また、サークルの有料図書館の運営・管理に携わるほか、海外メンバーの通訳や書籍の翻訳作業も担っている。どうも他の主要メンバーからはサークル入会当初から理知的な存在として一目置かれていたようで、未だにこの人物の評論がサークル誌に載っていることを見ると、その状況はあまり変わっていないようである。
ボランティアイベントの報告によれば、そのメンバーの名前はイベントスタッフの中には含まれていないため、この人物は被災地には訪れていないのだろう。しかし、有料図書館での管理業務を考えれば、貴重書の選別には関与していた筈である。また、仮にそのメンバーがイベントに深く関与していなかったにせよ、ブログやツイッターで垂れ流される内容やサークル内での立場を考えると、そのイベント活動に何等かの口添えをしている可能性は十分考えられ、イベントのメンバーが海外のメンバーを連れながらも東京により近い福島県には訪問していないという事実が個人的に気になるのである。この活動に全く関与していなかったにせよ、被災地のためと銘打った活動をする団体がこの人物の主張をどう考えているのかという疑問は残る。
2012年にもこの団体は同様のイベント活動をしたようであるが、結局今までに宮城県以外で活動したという報告は無い。何故それ以外の県に行かないのかという理由も明かされていない。「こちらが勝手に東北を縦断するようなイメージを想像していただけだ」と指摘されればそれまでなのだが、協力する側としては、被災地で活動すると宣言していた以上、宮城県以外でもこのサークル団体が活動することを期待した上で書籍を寄贈したのではないか(募金の一部については額が提示され、育英会に納入されているようである)。
とはいえ、未確認なことも数多く、単に私の邪推だと指摘されればそれまでであるため、増田として具体的なサークル名や人物名を明かさずにここに述べた。愉快ではないが、こちらとしても寄付金や書籍の使用用途はサークルに任せた面もある。目論見には具体的な訪問先について特に記載は無く、書籍の利用方法も「子供に配布するなど」という風に書かれていたうように記憶しているため、最初から宮城県内のみで活動するつもりだった、あるいは有料図書館に書籍を納入するのも有効な利用方法の一つだ、と言われてしまえば元も子もない。
件のメンバーはその後も、宮城県石巻市でのがれき処理の背景には巨大利権が絡んでいるとのブログや、甲状腺調査で嚢胞の数が異常に多く見られているというヘレン・カルディコット氏の主張を掲載したブログ、不正選挙についてのブログのリンクなどをツイートし、先の選挙において安倍首相は福島入りをしていないというフェイスブックの記事までリツイートしていたりする(なんでも福島の水田の前で会見をした首相の影が不自然で明らかに合成なのだそうである)。先日のISISによる人質事件においては、日本において大政翼賛会の形成がすでに始まっていると述べている。残念ながら、ここまでではないにしても、彼以外にもこの団体においてそうした主張に近い人物は何名かおり、先日も東海地方の支部で活動する人物がどこぞのブログの「福島県の農産物は安全ではない」というリンクをツイートしていた。百人に一人くらいはこういう人はいるのだろうとは思っていても、少々心配するくらいにはこうしたものを目にする。福島県在住のメンバーがこうした主張を目にした時にどう思うのだろう。私としては混乱時に古書を贈る行為については恥じ入るところだが、敢えて述べれば、もし団体の中枢にこのようなメンバーがいることを事前に知っていれば、贈る前にもう少し検討しただろうとは思う。震災からもう4年近く経過している。周囲の人々も、もう少し目を開いて物を見て、自分で考えてもらいたいと思う。
テーマは最近またホットな、放射線がもたらす健康影響について。自分自身は、もともと(事故直後から)「これぐらいの量でそんな深刻な影響が出るかよ」という考えで、行政が発表する各種の数字や、これまでに得られている学説等は原則として正しいとするスタンス。これまでの3年間で、放射線による健康被害を憂える人に対して、対話を即諦めたことが三度ほどある。
一回目は2年ほど前、30代前半のリアル友人(女)と会話していた時のこと。彼女は震災後に妊娠したのだが、不幸なことに死産だった。彼女は当時ホットスポットと呼ばれる地域に住んでおり、今のマンションは売って引っ越すのだ、と話した。「私がこんな場所に住んでいたせいで、子供にかわいそうなことをしてしまった」と言う彼女に、私はいちおう、おそらくそのせいではないし、あなたは悪くないよ、と言ってはみた。「でも、わかんないから」とだけ返され、その会話は終わった。
二回目は半年ほど前、別のリアル友人(30代前半、女)と。震災後はデモに参加するなど、かなり反原発側に傾倒していた。居酒屋で会った彼女は「最近は西日本産の野菜を買うようにしている」「東日本のものは食べたくない」と話した。私は「福島なんかでは検査を頑張っているし、(彼女の好きそうな)ナチュラル系のスーパーでは検査結果を明示している」「第一、こんなタバコの煙が流れてくる居酒屋で、酒を飲み塩分たっぷりのツマミを食いしている方がよっぽど体に悪くね?」と反論してみた。それに対する答えは、「でも、なんか気持ち悪いじゃん」。私は対話を諦めた。
三回目はつい最近、Twitterのフォロワー(たぶん30~40代ぐらいの、たぶん女性)と。ときたま反原発の話題をRTしているので、まあそういう思想の人なんだろうな、ぐらいに思っていた。そして最近の『美味しんぼ』鼻血騒動。この人は「低線量被曝だってどうなるか分かったもんじゃないのに、体制側はシロと言い切る! グレーゾーンにあるものをシロと言い切るのは無責任!」(大意)とツイートしていた。百歩譲ってグレーゾーンにあるとして、それをクロって言い切るのも無責任じゃん…と思ったが、@を飛ばす気力もなく、そっとリムーブした。
この3件に共通するのは、「ケガレ」の感情なのかな、と思う。科学が何と言おうと、放射線は怖い、気持ち悪い、不快だ。誰だかが今回の話題に「これは科学の敗北だ」とコメントしていたが、ある意味で正しい気がする。科学的話法、科学的コミュニケーションの敗北。いまだに根気強く対話しようとしている科学サイドの人は凄いなと思う反面、感情的に放射線を怖がっているような人には、もはや科学的根拠を伝えても通じないのではないだろうかと思う。
今回の騒動を見ていて、もうこのテーマに関して、データや学説、論文を持ち寄った対話を行うのは無理なんじゃなかろうか、と感じた。ケガレの感情を持った人が科学サイドの言い分に対抗しようとすると、学界ではマイナーだったり、すでに否定されたような学説やデータを引っ張ってくるんじゃないのかな、と推察する。そうすると、科学サイドの人はそれを否定するので、ますます溝が深まるわけで。
反原発サイドの人はこの際、感情だけ――何と言われようと放射線は怖い、気持ち悪い、ストレスだという気持ちだけ――で訴えたらいいのではないだろうか。そうすれば私のように感情論が苦手な人は閉口して静かになるし、「放射線が怖い」というその気持ち自体には共感する人だって多いだろう。科学サイドの人も、そういう人を科学で殴ることはもうやめるべきだろう。いくら殴っても説得できないどころか、対抗して謎学説が生まれるだけだろうから。
一人目の友人は、結局その後引っ越して、元気な子供を生んだ。楽しそうに暮らしているのを聞いて、ストレスから解放されて何よりだな、と心から思っている。
457 名無しさん@13周年 2014/03/04(火) 01:11:16.25 ID:mzRG3Mif0 BE:281994473-BRZ(11112) 東京「大関東連邦つくろうぜ。東京区・神奈川区・埼玉区・千葉区・群馬区・栃木区・茨城区な」 ↓ 東京「町田は神奈川区に近いから。神奈川区に編入な」 神奈川「おk」 町田「いやいや、俺もともと東京なんだけど」 東京「同じ大関東連邦なんだから、細かいことはいいだろ」 ↓ 東京「やっぱ連邦ダメだわ、解散」 神奈川「町田もこっち来いよな」 町田「いや俺東京」 ↓ 東京「町田返せよ」 神奈川「は?こっちにいるのが自然だろ」 町田「だから俺東京だって」 ↓ 東京「軍隊送るわ」 町田「さすが東京様!頼りになる」 神奈川「町田は誰にも渡さない」 東京:ロシア 神奈川:ウクライナ 町田:クリミア 574 名無しさん@13周年[sage] 2014/03/04(火) 01:15:26.18 ID:lm0AHMIl0 >>457 ああわかりやすいw 606 名無しさん@13周年[sage] 2014/03/04(火) 01:17:03.34 ID:p/acHK3s0 >>457 お前天才だな 754 名無しさん@13周年[sage] 2014/03/04(火) 01:22:47.42 ID:4gmisUGG0 >>457 いかん町田かわいい http://mousouteki.blog53.fc2.com/blog-entry-21146.html ウクライナ情勢を簡単に説明するとこうなる 続・妄想的日常
ウクライナの話をする前に、まず、まとめブログ以降の2ちゃんねるについてお話します。ご覧のとおりクソです。このレベルの意味不明な喩え話(?)が持ち上げられる程度には知的程度が下がっています。いま2ちゃんねるを見ているのは、多分こういった判断能力やリテラシーを著しく欠いているもののその自覚が皆無の人間ばかりです。まあ、いちいち突っ込みだすとキリがないので割愛しますが、敢えていうなら、上で述べられるような地理的な要因だけでは現状みたいなことにはなっていないということです。地政学的であったり、民族的であったり、あと経済的であったり、様々な要因が複雑に絡み合っていますが、どれも捨象していいものではありません。まあ、Wikipediaでクリミア半島の歴史とか読めば、上の喩え話が何も喩えられていないのはすぐにわかる話です((更なる余談ですが、喩え話は、うまくハマるとかなり効果的です。でも実際には上で引用したみたいなクソ喩え話は世の中には山ほどあり、それでわかった気になっている不自由な人々が沢山いるので憂うべき状況でもあります。僕が知っている2ちゃんねるっていうのは、もうちょい頭のマシな人々がある意味真摯に物事を考えている場でした。いまそういう人がどこにいったかというと、多分Twitterで異常な感じのアカウントを運営しています。))。
まずクリミア半島ですが、昔から色んな人たちがここを奪ったり奪われたり殺したり殺されたりしているホットスポットです。バルカン半島もそうですし、朝鮮半島もおそらくそうでしょう。半島というのは何かと地政学的に荒れるポイントです。で、そのクリミア半島がロシアのものになったのは、1774年に集結する露土戦争においてです。これでオスマントルコからロシアにクリミア・ハン国が渡りました。で、後にクリミアがウクライナに譲られるまでの間に、クリミアへのロシア人の流入が進んだと思われます。
で、じゃあそのクリミア半島がウクライナの物になったのはいつかっていうと、1955年、ソ連がウクライナにあげるっつってあげてからです。これが世界史の謎とやらなんですが、ソ連の黒海艦隊の基地を擁するクリミア半島をなんで簡単にウクライナにあげちゃったのか、ちょっと調べたのですけどよくわかりません。一応、第二次世界大戦勝利10周年を記念してとか、西側世界と接するウクライナの機嫌をおもねるためとか、フルシチョフがウクライナ出身でウクライナ大好きだったからとか、色々ありますけど、たったそれだけの理由で手放すにはあまりに重要なポイントです。一説によると、フルシチョフが馬鹿だったそうです。
それから、1991年、ソ連が崩壊したときに、クリミア半島は「クリミア自治共和国」を名乗り独立宣言をしますが、その際にクリミア半島を取り戻したいソ連/ロシアとしてはこの独立を一旦は支持することにしたところからも、やっぱり簡単にウクライナにクリミア半島を譲ったことを後悔しているようです(まあ、それは現状を見ても明らかなんですが)((というのも、クリミアには近代ロシアの栄光の歴史みたいなのが詰まっているのです。露土戦争で勝ち取ったクリミアには、ロシア随一の保養地とされるヤルタがあり(ヤルタ会談のヤルタです)、クリミア戦争ではイギリス・フランス・オスマン帝国を、第二次世界大戦ではドイツ・イタリアをやっつけたセバストポリもあります。))。ただ、ロシアは一方でクリミア自治共和国の独立を支持しておきながら、他方で同時に独立の機運が高まっていたチェチェン共和国については徹底的に弾圧したので、そのダブスタっぷりを非難されます。結局、ロシアはチェチェンの独立を抑えこむほうを取りました。で、梯子を外されたクリミア自治共和国は、じゃあしゃあねえかっつってウクライナに合流することになったわけです。
ウクライナの近代史とはほぼロシアとの戦いです。親露派を除いて、ウクライナ人はかなりロシアを嫌っているようです。ウクライナは、二月革命の頃には独立戦争を仕掛けていますが失敗、ソ連の崩壊と共にようやく独立を果たしました。なお、ソ連時代にはホロドモール((食べるものがあんまり無いので人間の死体を食べていたとかいう話もあります))と呼ばれる農業政策失敗による人工的大飢饉やチェルノブイリ原発事故なんかも起こっています。そうやってアンチ・ロシア・イデオロギーとでも言うべきものが温められていく間に、反露=親欧のウクライナ人の中に極右としか形容できない人々が大量に発生してきていたのでした。彼らはネオナチなんかともつるんでるぐらい容赦無い感じの人々で、ウクライナにいるロシア人は全員殺すぞみたいな勢いまであるわけです。で、今回の親露派ヤヌコーヴィチ追放なんかもこの右翼たちの働きが大きい((このヤヌコーヴィチ関連もまたややこしい。彼は元から親露派だったわけではなく、最初はEUに寄って行きました。ただ、国内の汚職や不正をまずどうにかしろとEUに突き放されて、親露派になったという経緯もあります))。そうなってくると、クリミアを含むウクライナ全土にいるロシア系ウクライナ人やロシア人としてはたいへん怖いんですね。こういった人々を保護する名目でロシアはいま軍を送りこんでいるわけですが、その出兵というのはあながち荒唐無稽な話でもないわけです。
というとそういうわけでもありません。特に、クリミア・ハン国の時代から住んでいるクリミア・タタール人という人々は嫌がっています。彼らはクリミア自治共和国と呼ばれる域内に25万人いるとされています。露土戦争でのクリミア併合以来、相対的に少数民族に押しやられたクリミア・タタール人は、そのあとスターリンによって赤軍に駆り出されたり、他方では二次大戦中の対独協力の嫌疑で中央アジアに追放されたり、またそれから逃れるために山の中に移り住んだりと、とにかくハチャメチャな感じの扱いを受けてきたので、ロシアに良い感情を持ちづらいのも当然だと思います。
なんか欧米がウクライナを一旦見捨てたからこうなったんだみたいな話もちらほら聞きますけど、普通に考えてネオナチが閣僚にいる国となんかとはつるみたくない((一応いっとくと、欧米、特にヨーロッパとしては、二次大戦までの反ユダヤ主義っていうのはドイツだけの問題じゃなくて、ヨーロッパ全体の問題として共有されています。))。しかもヨーロッパにはロシアにエネルギー依存してる国も多いこともありますし、敢えてウクライナを助けてやる理由をこうなってしまう以前には見つけられなかったのは、割と致し方ないと思います。アメリカではオバマがロシアを非難してるけど、ユダヤ系の多いアメリカ本国ではネオナチの国を支持するつもりなのか、みたいなバッシングがあるという話も聞きます。
「民族主義者 VS ロシア人」というとにかく黒海が真紅に染まるほど血が流れまくりそうな対立軸があそこにはあるわけです。間違っても東京・町田・神奈川とかいう喩えで捉えられるレベルの話じゃありません。みなさんは喩え話なんかなくても状況を自ら整理できるようになりましょう。
というのはね。
・稼動してようがしてまいが、3.11並の災害に際しては、稼動も停止もなく、完全に処分が終わっていないならば、危険なのは(さほど)変わらない
・逆に、3.11以下の地震はこれまでもあったが、これまで結果的には事故は起こっていない
・むしろ動かしていたほうが、人、カネが充分に割り当てられ、対応が厚い(のではないか。ここは想像)
今まで、通常運転では「結果的には事故は起こっていない」けど、
・ベント問題など、いろいろ明るみに出た、既存の原発で直すべきは徹底的に直す
また、
・老朽化、地盤の問題などを持つものは無理せずもちろん停止、処分する
現状、稼動停止によって石油燃料購入してコスト高でうーあー言ってるなら、再稼動でカネをあまらせて、補修に充てるべきだよね。
そしてフクイチ。
伝え聞く問題だけでもそうとうやばい。
これ以上悪化する前に、現状普通に近づける、作業中に悪化してもまだいけるいい距離に、可能な限り強靭な外壁を作る。地下もガッツリ掘って、ガッチガチに作る。
地下水も海水も浸入できないくらい深いとこまで掘らんと。海側キツイけどでも作らんと。
最悪殻に閉じ込めといて、将来ロボさんたちに任せられるようにしとこう。
で、
ロボ(原発内部の作業だけでなく、周辺地域のホットスポットのマッピング/集じんを行う、でかルンバみたいなのの開発を含む)←アニメの学園都市とか走ってるのの専用版?
農業(植物を使った放射性物質の集約?ヒマワリ植えてどうこう、みたいなの)
医療(特に現場作業員、および被ばくした現地住民の健康管理)
など、「原発処理」を国策と据えて、充分にカネをつぎ込む。これなら税金つっこんでも文句言わんよ。
不謹慎な言い方かもしれないが、残念ながら最適なテストベッドがあるわけで、この処理に国の全力をあて、「原発」立国から、「原発処理」立国を目指す
確立した技術は、米、露、中、韓、印、、、これからの時代、世界中どこにでも売れる、儲かる。儲けは、処分、復興に充てる。
このサイクルが回らない限り、いっこも復旧、復興進まんと思う。
いや、放射能うようよの土地に無理から戻って、ここで生きてくんだなんて言ってたっていいよ、いいけど、でもそれってただの(命を張った)やせ我慢で、復旧でも復興でもないよね?
まあそんなわけで、なに?原発ゼロ?それしてなにになんの?て話。
あと、だからって、現状言われてる再稼動でもダメだよね、て話。
「あなたはゲンパツサンセイですか?ハンタイですか?」なんて聞かれても困るんよ。困るよね?(なんで2択よ?)
原発ゼロとか言ってるおじいちゃんが都知事にならんくてよかったけど、だからってどうなるかね(推進派とやら調子のんなよ)。
みなさまの意見うかがいたく。
東洋経済の記事で「流山市が若年人口流入のため、市長が旗振りして地域ブランディングしている」
という記事があり、「これは凄い」的コメントがはてブやツイッターで溢れてた。
不動産屋の自分から言わせれば、流山市の人口流入の99%はTX開業で説明が付く話であり、
1.そもそも、首都圏民が「どこにマイホーム買おうかな?」と検討する際に、行政サービスの充実度を参考資料にする人なんて1%もいない。
99%は物件自体の利便性広さ価格で決める。流山市が人口増えたのは都心距離の割にマンション安いから。行政政策の寄与度は少ない
それを「人口流入は市長の手柄」という記事を書くからには、「市の政策と若年人口増に相関がある」ことを、東洋経済自身が行う必要がある。
例えば、ここ数年で流入した人に、ネット経由でも何でもいいから「なぜ流山市に流入したのか?」アンケートを東洋経済が取ることだ。
おそらく「通勤に便利」「マンションが安い」辺りが選択肢上位に来ると思うが。そのようなアンケートを東洋経済は実施したのか?
「東京は郊外から消えていく」の三浦展氏は、ちゃんと首都圏各地の各世代住民に大規模アンケートを実施して、自説の裏づけしている。
東洋経済も流山市民にアンケート取ったり、ナマの声を取材すべきだったのでは?
そういう相関関係のデータを挙げてない時点で、東洋経済のこの記事は「ダメ記事」である。
「ホットスポット問題が発生したから、適度な人口流入にとどまった」という側面がある。
(因みに市のHPを見ると、3・11以降もじわじわと人口は増えている)
多分、「おおたかの森」辺りの駅前分譲マンションに1都3県から2000人流入し、
一方で南流山辺りの賃貸2DKマンションから赤ちゃん連れファミリーが放射能忌避で埼玉とかに1000人流出し、
もし3・11が発生してなければ、交通インフラの割に地価(マンション価格)の安い流山市は
もっと人口が集中してしまい、江東区や武蔵小杉みたいにインフラ整備が追いつかずにパニックになってしまったのでは?
それ位、行政が「人口増加幅や家族構成、年代構成をハンドリングする」というのは難しい。
「流山市の望んでる人口増加率に偶然収まっている」のが実情では?
例えば人口密度日本一の豊島区は、単身者比率・ワンルーム比率が高いことに業を煮やしてワンルーム規制を実施してるが、
にもかかわらず建てられるのは相変わらずワンルームが多い。それ位人口流動は「行政の手に負えない」のである。
3.ツイッター見ると「自分の街も流山市を見習え」的ツイートが多いけど、
一般消費者向け(G To C)にアピールして人口増やすのは至難。
事業所を誘致して、雇用の場を作って、それにつられて人口が増える、という格好が王道だと思う。
一旦事業所を呼び込んで、結果的に一般消費者を増やすのだから、G To B To Cだ。
4.流山市長は「30代ファミリーの流入目指す」と胸張ってるが、バランスを考えなきゃ、
世代間バランスが取れた街造り、という観点なら、一気に街を作りこまなかった
これだから半可通は困る、っていうテンプレみたいな発言のオンパレードだね。ツッコミどころ満載。
そのホットなホウレンソウがたまに混ざるけど、ホウレンソウを食べ続ければ年間許容量におさまるだろう、というのは統計の考えであって、
絶対そうなるって話じゃないよね。
統計上の偏り、っていうのがあるでしょ。
別にそれは放射性物質に限らず残留農薬でもなんでもそうなんだけどね。
逆に、そういうことが想定されるからこそ、基準値ってのはめちゃくちゃ安全側に倒してある。
特に、放射性物質には世の中極端に過敏で、ポーランド産のジャムが輸入できないほど厳しい基準値が設定されている。
これだけ考えても、内部被曝で健康影響を被るというのが天文学的に低い確率(たとえば、日本人で1人か2人かしかかかっていないBSEよりもさらに安全なレベル)であることがわかるはずだ。
通学路にあるホットスポットが、たまたま一緒に帰る友達の家との別れ道で、毎日そこで長いこと立ち話する、って人もいるでしょ。
あのさ、10μSv/hのオーダーの地点をホットスポット(笑)とかいわれても。
それって、飛行機の中とか温泉地の岩盤浴とかと変わらないレベルなんだよ?
そんなのが本当に危険なら、飛行機の乗務員とか温泉旅館のスタッフとかに健康被害が報告されててもいいはず。
そうやって離れて自衛することが、そこまで非科学的ではないと俺は思っているし、過剰でもヒステリーでもない反応だと俺は思ってる、ってことね。
上に述べたように、どう見ても「過剰」や「ヒステリー」です。本当にありがとうございました。
一方が一方を否定したり、非科学的と言わず、放射線に対する証明しきれない部分への反応は、個人の判断を尊重しましょうよ、というのが、一番言いたいことかなー。
あなたが放射性物質「以外」についても同じぐらい過敏な反応しているなら「狂気とはいえど筋が通っている」けれどさ。
とりあえず、いつ直下型大地震に襲われるかわからない日本から引っ越してない限りは説得力ないよ。
今の建築基準法って、震度7には耐えられるかどうかわからない程度の規準だし、そうでなくてもあなたの家が「姉歯」でないという保証はないよね?
その地区の汚染度合をはかる、って意味では実情にそくしてると思うよ。
でも、たまたまのそのホウレンソウを買ってしまって今まさに食卓にある、って状態をできるだけ避けたいから、
関東から離れるし、関東産の食品は食べたくない、という個人的な方針の話なんです。
そのホットなホウレンソウがたまに混ざるけど、ホウレンソウを食べ続ければ年間許容量におさまるだろう、というのは統計の考えであって、
絶対そうなるって話じゃないよね。
統計上の偏り、っていうのがあるでしょ。
もうアカンってレベルの汚染されたホウレンソウが、ごくごくごくたまに出てきても、調査量が多ければ黙殺できるけど、それを食べた人には影響するって事態もある。
許容量におさまる人80人、はるかに低い人10人、はるかに超える人10人、ってなるのも自然なことだし、たまたまひとり絶望的な被曝をすることだっておかしくないよ。
通学路にあるホットスポットが、たまたま一緒に帰る友達の家との別れ道で、毎日そこで長いこと立ち話する、って人もいるでしょ。
だから、均して計算すると、個人あたりの被曝量は、抽出検査の平均値に一致するっていうのは10年間とかの超長期で見ればそうなんだけど、
1年間とか、一定期間の個人で見れば大きく外れることは当然あり得る。
1年間の個人の被曝量を100人集めて計算すれば、もちろん群としては一致してくるだろうけどね。
まあそういう話。
統計上のばらつきの不運なところに、自分がなるかどうか、って話。
そうやって離れて自衛することが、そこまで非科学的ではないと俺は思っているし、過剰でもヒステリーでもない反応だと俺は思ってる、ってことね。
「そういう考えでそう振る舞うのもひとつだな」という考えも認めてほしいし、
「現実そうなる可能性は極端に低いからそうは考えない」という考えも尊重していいと思う。
一方が一方を否定したり、非科学的と言わず、放射線に対する証明しきれない部分への反応は、個人の判断を尊重しましょうよ、というのが、一番言いたいことかなー。
実はテレビ放送は一期しかチェックしていなかったが、個人的にロンドンに思い出があり、今回の舞台はロンドンと聞いて鑑賞。
空気系、日常系と評される本作品の中にあってもとりわけ空気「系」・日常「系」 感の強い本作品。
夢のロンドン行きが決まった瞬間、澪の歓喜する顔は、画面にない。
卒業式の日の朝、三年生の四人にとっては高校生活の最後を締めくくる、記念すべきライブ。唯はいつもの照れ笑いで、ステージを降りる。
ラストシーン 。軽音部ただ一人の後輩に捧げる、先輩からの最高のプレゼント。あずにゃんは拍手で応える。でも泣かない。
いわゆる「ドラマ」であればまず間違いなく涙で描かれるであろうシーンで、徹底的に涙が排除される。
許容されるのはただただ、回るものを怖がって怯える澪の涙だけ。萌え。
地震と津波が明らかな非日常であったのに対し、原発事故による放射能リスクは日常への疑念として、震災後も続く日常に影を落としている。この状況にあっては、日常はむしろ希求されるべき状態ではないか。
被災地では、一度は失いかけた日常を取り戻すべく活動が続いている。
未だ顕在化しないリスクを抱えたホットスポットとされる地域においては、(それが認知的不協和に基づくものであろうことはさておき)逃げ出そうとする人々は非難され、普段の生活を送ることこそが「平和」、「平穏」として志向される。
「セカイ系」に対しての「空気系」・「日常系」と評された本作。けれどそれが否定したのは本当は「セカイ」ではなくて「ドラマ」なのだと思う。
「感動」に対しての「平穏」。
涙は現実だけで十分。
今こそ平穏を取り戻そう。
ほかに気になるのがあったら、追加していただきたく思います。