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2021-12-21

初めてM-1見たので感想書く

テレビ持ってないけどYouTubeネタ上がってたので見た。

お笑いはガーリィレコードさらば青春の光くらいしかたことない。

ネタ順1 モグライダー

面白かった

ステージの温まってなさそうなトップバッターリズムネタで上手いこと沸かせてて安心して見られた

美川憲一一本勝負という構成のおかげでココの部分が面白かったって伝えづらいのが盤外の欠点だと思いました

ネタ順2 ランジャタイ

まあまあ面白かった

パントマイムとして見るととても良かった

ツッコませるためだけの小ボケマイケル・ジャクソン前後)が蛇足に思えた。ソロでやってほしい

ネタ順3 ゆにばーす

うーん

セクシャルネタが好みではない。身長差が大きいコンビ見ると視線が気になるという知見を得た

ネタ順4 ハライチ

まあうーん

否定のための否定みたいなツッコミ気持ちよくない

動き回るネタで髪が目にかかってる人が、その髪を除ける仕草意図が感じられなかったところが構成として気になりました(重箱神細部

ネタ順5 真空ジェシカ

面白かった

工夫の凝らしたボケの出来は今回No.1。だけどその分ディティールの甘いボケとの格差が気になっちゃった

秘書理系のおばあちゃん好き

同じネタもっとうまく演じられる他の芸人いそうだなあと余計な考えが脳裏をよぎった

ネタ順6 オズワルド

ぼちぼち

ネタ自体面白かった

友達0人の不気味なボケを笑いに変えるにはツッコミトーンが暗いのが気持ちよくなれなかった

ネタ順7 ロングコートダディ

たいへん面白かった

ツッコミの肉うどん演目は今回No.1

全編通して面白い分最後オチが弱いと思った。ワゴンRカスタマイズでもう2回ほどボケ倒してみてほしい

ネタ順8 錦鯉

まあまあ面白かった

ネタ馬鹿ツッコミ面白いけど痛そう

ネタ順9 インディアンス

面白かった

アドリブ地味た掴みはバッチリ。積み込みのネタも勢いあって良かった。オチキレイに落ちてて好き

ツッコミに対するボケの反応がリズム走りがちなのが気になったがとにかく笑えた

ネタ10 もも

うーん

ルッキズムでは笑えない身体になってしまった

--

最終ネタ順1 インディアンズ

ぼちぼち

1本目のスタイル最適化した1つの極みを見たあとだとどうしても陰る

ネタが弱いから掛け合いの弱さも見えちゃった

最終ネタ順2 錦鯉

ぼちぼち

ネタ馬鹿オチキレイ

50歳ネタがそんなに好きじゃないか

最終ネタ順3 オズワルド

不気味

やっぱり不気味。気持ちよく笑えない

--

M1 2021総評

2021-12-20

M-1 ガチ結果

本戦

モグライダー…優勝

ランジャタイ…優勝

ゆにばーす…やや優勝ではない

ハライチ(敗者復活組)…やや優勝ではない

真空ジェシカ…優勝

オズワルド…優勝

ロングコートダディ…優勝

錦鯉…優勝

インディアンス…やや優勝ではない

もも…やや優勝ではない

  

〜敗者復活〜

キュウ…やや復活ではない

アインシュタイン…やや復活ではない

ダイタク...やや復活ではない

見取り図…やや復活ではない

ハライチ…やや復活

マユリカ…復活

ヨネダ2000…やや復活

ヘンダーソン…やや復活ではない

アルコ&ピース…やや復活ではない

ベポスター…やや復活ではない

ニューヨーク…やや復活ではない

男性ブランコ…復活

東京ホテイソン…やや復活

金属バット…やや復活ではない

からし蓮根…やや復活ではない

さや香…復活ではない

  

総評

全員…優勝

anond:20211220115523

優勝した錦鯉長谷川は髪ないし歯もぼろぼろやが勝ったもんで、自分も強く生きていこうと思った。

M-1後のファイナリスト

他何かある?

M-1グランプリを見たら自分が惨めになった

錦鯉優勝おめでとう……

長谷川さんなんて50だろ?

自分は45だけど、独身で勿論子供なんて居ない(結婚ゼロ)

オマケ年収派遣なのでたかが知れてる

おじさんでも頑張れる事は凄いと思いつつ、俺は何も出来ずにこのまま一生を終えるんだと惨めになった

母親お金を前まで借りてたエピソードの時、自分シンクロして涙が出てきた

ちゃんごめんな

自分だってから人生変われるんだろうか?

こんな所に書き込んでる時点で無理なんだろうな

昨日のM1めっちゃ面白かった

インディアンスゆにばーすオズワルド推してたけどどのコンビめっちゃ面白かった

トップモグライダーとか真空ジェシカとかもすごい笑った、どのコンビも最高だった

錦鯉優勝とその後の涙はエモすぎるわ、でも俺にとってはインディアンスが一番面白かったかインディアンスに勝ってほしかったなー

オズワルドの2本目があかんかった理由

オズワルドの2本目は関東芸人特有の小賢しさを出したのが悪かったのだと思う

特に理想自分を出してきたり、とかトマト投げられるとか諸々伏線を張ったやつ

ナイツの塙と東京03飯塚YouTubeか何かの対談で「伏線なんて簡単な技をこれ見よがしにやる芸人がウザい」という話をしていたのを思い出した

ネタ書いてる側からしたら、伏線なんて後の展開を少し前出しするだけで張ることができる小手先技術らしい

別に使うなというわけではないが、それをネタオチや一番の見せ場にされると芸人としてはゲンナリするらしい

正しくオズワルドは飯塚と塙の言っていた「伏線みたいな小手先技術をこれ見よがしに見せつけてくる小賢しい芸人」になってしまったのだと思う

それと、決勝に残ったのが錦鯉インディアンズというパワープレイおバカだったのも、その鼻につく感じを増幅させたのかもしれない

他の芸人も技巧派だったらまだその小賢しさが緩和したかもしれないが、相手が悪かった

1本目も伏線は張っていたが、それ以上に展開や設定が面白かったが、2本目はそれほど設定に惹きがなく、結果伏線が目立つようになってしまったのも敗因の1つだと思う

では、最後にラパルフェ準々決勝ネタ台詞で締めくくろうと思う

M1の結果は、もう吉本が全部決めてある」

おあとがよろしいようで

錦鯉で笑えるとか狂ってるだろ

M-1優勝おめでとう。

かにギャグネタ面白いよ。

長年鳴かず飛ばずで金なくて親から借りまくって歯の治療費もなければ交通費もないところからここまで来たって、感動話に思えるかも知れない。

だけどこれは、典型的ワナビネス被害者なんだって

50歳過ぎてまともな稼ぎもなくて、バカ面白いからっていう理由で周りに引き止められて、今更売れました!おめでとう!ってなっちゃだめだよ。

売れたから良かったね。ではなくて、売れなかった時代搾取被害として訴えないと。

今までずっと被害者だったのに、売れて喜んで成功体験ですみたいな空気だしちゃったらそれはもう加害者ですよ。

ブレイクしてこれからいくら稼げるかわからないけど、今までコツコツと一つの仕事に打ち込んでいればその分の金額は十分に稼げたはず。

いわばこれって止まった時計問題と同じで、本人が変わったとか才能が芽生えたとかじゃなくて、たまたま世の中のトレンドが重なっただけの話。

それを努力とか学習かに置き換えて搾り取るのがワナビネス

最初面白い素人おっさんたまたま発掘されたのかと思って笑ってたけど、苦労話を聞けば聞くほど笑えなくなる。

周囲がそれを感動話にしようとしているのが本当にぞっとする。

芸人があつまって「売れてよかった」的な話をするたびに思う。それは搾取側の思うつぼだよって。

売れない人間同士傷を舐めあわせて、感動話に仕立て上げておいて薄く長く搾取を続ける。

成功者が生まれたら搾取側に回って(飯食わせてやってるとかいうけど、それはどうみても撒き餌だ。)、搾取を繰り返す。

営業問題ときにこの辺が全部明らかになってくれることを期待したけど駄目だった。

芸人プロライセンスとかを年齢制限設けて作ってプロとしての最低賃金を設けなり、最低限の生活を守りながらも途中で諦めても人生のやり直しができるようにしてほしい。

錦鯉がどうみても生存バイアスしかなくて、それがそうだと理解できない程度の頭の人間がこぞってワナビネスに飛び込んでいく姿を見るのはひたすら辛い。

せめて周囲は、あれが笑ってはいけない物の典型であると反応すべきだ。

これが30前の若手なら一発逆転サクセスストーリーだけど、少なくとも錦鯉に関しては搾取被害者として世に問いかけるべき話だってことをわかってほしい。

それでもまだ笑えると言うなら、世の中はよっぽど狂ってる。

優勝のシーンは感動的だったし俺も泣いた。

でもこれは絶対美談ではない。生存バイアス美談にしてはいけない。

彼らの成功否定するつもりはないが、成功できないことがあたりまえな芸人たちの中で、彼らの成功結果論しか無い。

そうした被害者を増やさないために、彼らには成功体験を語るのではなく、給与制、定年制など諦めても人生の取り返しがつくような仕組みづくりに働きかけてほしい。

「50になっても売れませんでした」は、そのまま売れずに道を諦める人間にとっては仕組みとして残酷すぎる。

優勝おめでとう。

君たちの成功をみて奮起している若者たちに言い聞かせてやってくれ。

自分たちみたいになっては駄目だ」と。物言わぬ脱落者の言葉若者たちには届かないのだから

錦鯉渡辺ってなんであんオッサンに見えるんだろう

オードリー若林とかインパルス板倉とかなかやまきんに君辺りと同い年って言われるとなんか違和感あるよな

あれ何が違うんだろう

2021-12-19

個人的2021年M-1感想メモ(途中経過)

モグライダー聞き取りづらい。スピードは有るがグルーヴ感は無い。強弱・緩急が無いからか。ネタ美川憲一さそり座の女』というのは古臭い印象で、若者に分かるのだろうかという感じ。

ランジャタイ挨拶から聞き取りづらい。頭の中にギャグ漫画原稿があって、それを再現しているような感じ。擬音と擬態語にあふれていて、ビジョンを共有できなければ、置いてけぼりになって楽しめない。

ゆにばーす:掴みが上手い。観客と空気キャッチボールが出来ている。一人はダミ声だけど喋りは聞き取りやすい。動きも静動・緩急があり、やり過ぎない。良い意味のしゃべくり漫才。上手くなった印象。

ハライチ過去に見た、言い間違い漫才の印象があったので、今回は意外性があった。オチが少し弱い。しかし、勝敗を超えて、良いイメージを新たに観客に与えることが出来た。個人的には、高評価上沼恵美子賛同

(ランジャタイ敗退)

真空ジェシカ二進法ネタとか、掛け算もできない松本人志には理解できなさそう。無理なスピードは出さないが、細かく笑いのポイントをばら撒いていているので、テンポ良く感じる。一つ一つの言葉の選び方も良い。とり・みきギャグ漫画を読んだ時の感覚に似てる。

(ハライチ敗退。らしくない爽やかな岩井コメントに笑う。)

オズワルド:滑り出しは静かなのに、すぐさま観客を話に引き込んで笑いを取れるのは、流石3年連続決勝進出の実力派。出場者の中では動きに頼らず、話芸で勝負している印象。緩急が気持ち良かった。高得点も見ていて納得。

(モグライダー敗退)

ロングコートダディ:来世の生まれ変わりを名称の尻取りで決めるという突飛な設定なのに、演技もセリフも分かりやすくて漫才世界に入り込みやすい。おそらく説明力が高いのだろう。ツッコミがするキメ顔も良い。

(ゆにばーす真空ジェシカが同率3位なので、ここでは敗退者決まらず。)

錦鯉長谷川の頭を強く叩きすぎw。最年長にもかかわらず、出場者の中で群を抜くバカな内容。徹頭徹尾くだらなくて、笑うまいと頑張るほど堪えきれずに笑ってしまう。観客と審査員の笑いが、去年のブレイクはマグレじゃなかったと証明

(ゆにばーす真空ジェシカ敗退)

インディアンズ:極限まで悪ふざけをぶち込むスタイルは出番が早くて会場が温まっていない時には不利そうだが、今回は10組の終盤に出番が来たことで上手く作用たか。もう少し観客と空気キャッチボールが出来ると、さら評価面白くなりそう。

(ロングコートダディ敗退)

もも:喋りも上手く声も良いので聞き取りやすく、言葉選択も良いとは思う。思うのだが、良くも悪くも"関西漫才"のステレオタイプどおりという印象。つまり優等生的。個人的には10組の中では印象が薄かった。

(もも敗退)

体調がすぐれないので、優勝者決定戦は明日観る。

2021-12-02

anond:20211202113857

また錦鯉受かって金属落ちたら去年みたいなことになるかな

ディスタンス無視

2021-11-24

anond:20211124084939

最後に続けると判断したのは自分でしょ

何甘えたこと言ってんの

(実際錦鯉タカトシかに金無心して甘えまくってたらしいけど)

錦鯉で笑えるとか泣けるとか狂ってるだろ

ギャグとかネタとか面白いよ。

長年鳴かず飛ばずで金なくて親から借りまくって歯の治療費もなければ交通費もないところからここまで来たって、感動話に思えるかも知れない。

だけどこれは、典型的ワナビネス被害者なんだって

50歳過ぎてまともな稼ぎもなくて、バカ面白いからっていう理由で周りに引き止められて、今更売れました!おめでとう!ってなっちゃだめだよ。

売れたら良かったね。ではなくて、売れなかった時代搾取を訴えないと。

今までずっと被害者だったのに、売れて喜んで成功体験ですみたいな空気だしちゃったらそれはもう加害者ですよ。

ブレイクしてこれからいくら稼げるかわからないけど、今までコツコツと一つの仕事に打ち込んでいればその分の金額は十分に稼げたはず。

いわばこれって止まった時計問題と同じで、本人が変わったとか才能が芽生えたとかじゃなくて、たまたま世の中のトレンドが重なっただけの話。

それを努力とか学習かに置き換えて搾り取るのがワナビネス

最初面白い素人おっさんたまたま発掘されたのかと思って笑ってたけど、苦労話を聞けば聞くほど笑えなくなる。

周囲がそれを感動話にしようとしているのが本当にぞっとする。

芸人があつまって「売れてよかった」的な話をするたびに思う。それは搾取側の思うつぼだよって。

売れない人間同士傷を舐めあわせて、感動話に仕立て上げておいて薄く長く搾取を続ける。

成功者が生まれたら搾取側に回って(飯食わせてやってるとかいうけど、それはどうみても撒き餌だ。)、搾取を繰り返す。

営業問題ときにこの辺が全部明らかになってくれることを期待したけど駄目だった。

芸人プロライセンスとかを年齢制限設けて作ってプロとしての最低賃金を設けるか、デビューできなくても人生のやり直しができるようにしてほしい。

錦鯉がどうみても生存バイアスしかなくて、それがそうだと理解できない程度の頭の人間がこぞってワナビネスに飛び込んでいく姿を見るのはひたすら辛い。

せめて周囲は、あれが笑ってはいけない物の典型であると反応すべき。

これが30前の若手なら一発逆転サクセスストーリーだけど、少なくとも錦鯉に関しては搾取被害者として世に問いかけるべき話だよ。

それでもまだ笑えると言うなら、世の中はよっぽど狂ってる。

M-1優勝したから書き直したのでそっちを見て。

2021-11-14

この前のゴッドタンでさぁ

ネタギリッシュっていう昔からある下ネタ大喜利企画で、

若手下ネタ大喜利芸人発掘企画っていうのやってたんだけど、

明らかに錦鯉渡辺が一番クオリティ高かったのに優勝できなかったのが納得いかない

そら年齢も見た目もセンスも全く若手じゃない感はあったけどさぁ

2021-10-18

それはどうかと思うぞ錦鯉長谷川

長谷川こんにちはー!」

渡辺「うるせぇよ」

長谷川シュウペイでーす!」

渡辺「さすがにちょっとは頭を使えよ」

2021-09-25

どうしたんだ錦鯉長谷川

長谷川こんにちはー!」

渡辺「うるせぇよ」

長谷川「俺が令和のボブマーリーだよ!」

渡辺「どうなったらそうなるんだよ」

2021-09-11

anond:20210911194257

大太りだなあ、好きだけど

錦鯉渡辺さんも好きなんだけど痛風らしいのでスーツが良いだけで大太りなのかな

マヂカルラブリー村上とか、腹でないタイプのおデブさんが好き

2021-07-17

anond:20210717135753

まあ

川にもいろんな生物が居てやなあ

鯉ばかりでも

また自然ではなかろうよ。

君は錦鯉のように、一匹悠然と

泳ぎたまえ。

2021-06-04

現代芸人用語いかつい」「本域」「人(にん)」

元々在宅の仕事の上にコロナ禍の影響でますます自宅にいる時間が増えてしまった結果、なにかながら聴きのできる音楽以外のものがほしくなり

ここ一~二年で以前にも増して多数のお笑い芸人さんのラジオテレビ番組等をよく聴いたり見たりするようになりました

コロナ禍の暗い情勢の影響でみんな笑いたいのか、この数年でずいぶんお笑い番組が増えたような気がします(シソンヌがでかい画面で見られて嬉しい)

様々な芸人ラジオを聴いていると芸人同士の横や縦のつながりがどんどんわかるようになり面白い

逆につながっていないこともわかったりしてこれも面白い

radikoという便利なものがあるので作業料理中食事中お風呂中寝る前等々耳さえ空いていればいつでも縦横無尽に色々な芸人さんのラジオを聴いています

今聞いているのは「ナイツラジオショー(箕輪はるかさんの喋りがとても良い)(安藤なつさんは地下芸人に詳しい)」

中川家ラジオショー(ラジオで一番好き ツヨメロちゃんかわいい 東島衣里さんの本当に「そういうキャラクター」に対して

 接しているような喋り口調がとてもよくてめっちゃええレシピ加藤美弥子先生も最高にいい)」

ハライチのターン!(ものすごくおもしろい)」「爆笑問題カーボーイ」「問わず語りの神田伯山」

「#むかいの喋り方(エピソードトーク構成うまいラジオの申し子だなこの人 沼袋くんの声は落ち着いている)」

オードリーオールナイトニッポン安心して聴ける)」「又吉・向井児玉のあとはもう寝るだけの時間」「シソンヌのばばあの罠(おもしろいし長谷川の声がいい)」

ぺこぱ/マヂカルラブリーオールナイトニッポン0」「蛙亭オールナイトニッポンi」「霜降り明星オールナイトニッポン(コーナーがおもしろい)」

空気階段の踊り場(めちゃくちゃにおもしろい)」「ミルクボーイ煩悩の塊(30分があっという間に感じる、とてもおもしろい)」あたりで

たまに単発のオールナイトニッポン0(トムブラウン錦鯉、またぜひ聴きたい)とかバナナマンダイアンラジオとかも聴いてます あと芸人じゃないけど日曜天国

様々な番組を聴き続けてしばらくしてから芸人世界での共通言語のようなものがどうやらあるらしいことに気がつきました

中でもよく聞く言葉が「いかつい」「本域」「人(にん)」の三つです

「本域」は所属事務所、年齢に関わらずかなり多くの芸人さんが使っているので

「板(舞台の事)」や「がなり(ネタ前に芸人舞台で紹介する際の文言、それを叫ぶこと)」「出囃子(登場時の音楽)」のように古い用語なのかもしれない

これは結構どの世代どの事務所芸人さんの番組でも耳にすることがある

いかつい」は本来用法からかなり広げられた意味合いで使われており

流行言葉のようなものかなと思う、若手や吉本芸人ラジオ動画等でよく聞くので

劇場テレビ現場仕事を共にする芸人たちの界隈で広まって通じるようになった言葉なのだろう

特にパンサー向井「#むかいの喋り方」「蛙亭オールナイトニッポンi」を聴いているとよく耳にすることができる(岩倉さんの「いかちい~!」がとても好きだ)

逆に40~50代以上の芸人、他事務所東京芸人番組ではあまり耳にすることがない

ハライチのターン!」も若いノリのある番組だし岩井さんは向井さんと交流があるがあまり聞かない気がする

このへんは芸風やその人の言葉の使い方のスタイルにも関わりがあるのかもしれない

「人(にん)」を初めて聞いたのは「#むかいの喋り方」か「オードリーオールナイトニッポン」だったような気がするが

最初なんのことを言っているかからなくて(「仁」だと思っていた 使われる際の用法としてこのニュアンスを含んでいる場合もあるような気がする)

困惑した覚えがあるが、要するにその人の人柄や人としての有りようのことを指しているらしい

向井さんが若林さんに多大な影響を受けていることはラジオを聴いていても明らかなので若林向井という順番なのかもしれないが

最近よく見る言い換え文化人財とかああいう)に通じるニュアンスがあり個人的な印象としてはちょっと気持ちが悪い

お昼の「ナイツラジオショー」は毎日様々な芸人さんをゲストに呼んで話をするのだが

その中で呼ばれた(どなただったか失念)中堅芸人さんが「人(ニン)」という用法で別の芸人を指して当たり前のように話し始めたところ

塙(オードリーとほぼ同期でつながりもある)には「人(ニン)」が通じず流れが滞ったことがあった

当の中堅芸人解説しようとするがうまく言い換えることがなかなかできないようだったので

特別一般的用法ではないがある界隈では十分通じている、独特のニュアンスを含んだちょっと特殊単語だという感じがする ただ使われ方は結構カジュアルである

これは「いかつい」よりも多分使う側の人間好き嫌いが影響する用法のような気がする


だいたいこうなのかな、と理解している気になっている各単語意味はこんな感じ


いかつい」

ストロングスタイルお笑いをやってるなこいつ!尖ってるな、攻めてるな!とんでもねえ角度からきたな!単純にただただ面白さが強い!等々

スタイルやそのネタに対するポジティブ賞賛意味で使われているっぽい

あととんでもねえな!とか信じられん!みたいな驚きのニュアンスときもある

かなりニュアンス(「ニュアンス」もよく使われている単語ひとつだ)が個々人によってある気がするし

まれているもの結構多様な気がするが(それゆえに便利なのだろう)

使う芸人さんたちの間では一定コンテクストがあって通じ合えている感じがある

吉本芸人、他事務所でも若手がよく使っているようだ

吉本でも年配の芸人では使ってない人もいるようだし

事務所ベテランではほとんど聞いたことがない


「本域」

本気の、本番と同じ声量や動き、心構えでネタをやること またその本番自体を指す 本気とほぼ同義

これはかなり昔からある言葉なのかもしれない

ナイツ中川家の口からも聞いたことがある

音声だけでこの単語を聴いていた頃「本意気」という字を当てているのだと思っていたが

「あちこちオードリー」での字幕で「本域」と当てられていたのでこれが正確なのだろう


「人(にん)」

人と書いて「にん・ニン」と読ませる 話題によっては「仁」とかけている雰囲気もあるように感じる

その人の人格雰囲気、芸風や有りようなど要するに人柄・人となりのことを指しているようだが

なぜ「にん」と呼んでいるのかはよくわからない 一応web辞書で引いてみるとそのように読んで使うこともそう不自然ではないようだが

なぜ芸人の界隈でそれが流行っているのかはよくわからない

少しスピリチュアルな考え方や浪花節任侠自己啓発的な概念エピソード世界と相性がいいというか、そういうニュアンスが含まれエピソードで使われることが多いように思う

オードリー若林がこのような用法で使っていてなんだか意外な気がしたが著書をあれこれ読んだ後だとそう不思議でもなくなった

パンサー向井ラジオの中でこの用法で使っていたが同時に占い風水的な話題が語られることがあり正直少し引いてしまう部分もある、

ものすごく面白い話で笑い転げたのだが(ネタとして言ってるだけだとは思う)

あと最近芸人界隈で「ひろゆき」がブームっぽいのも芸人さん同士の横のつながりを感じさせる

やはり劇場営業でよく顔を合わせるだろうし数も圧倒的に多い吉本芸人界隈からこういう言葉概念流行というのは広まっていくのだろうなという印象

漫才協会やワタナベ、タイタン独自の島というか、良くも悪くもマイペースさがあり(若手に限ってはそうではないだろうが)

他の芸人やそのネタに対して貪欲で見識も広く深い塙さんが芸人界隈での流行語(のようなもの)には疎いのが意外な感じもするがその証左かもしれない

ナイツラジオショー」でアンガールズ山根ゲストピンチヒッターパーソナリティだったかの際

占い芸人話題になったとき少し不条理だったり非科学的だったりする考え方に対して

批判的な態度をとっていたのを見て(芸風だろうしもちろんネタとして面白おかしくしゃべっていたのだが)

この人も「人(ニン)」使わないタイプの人なのではとなんとなく思された(使ってるかもしれない、使ってたらごめん)

知らない、使わない人もいるしネタや芸や仕事自体に直接関わってくるものではないのだろうがその世界一定数で通じる概念流行がある世界

を外側から見ることの面白さをラジオを聴き始めてから強く感じています

どのラジオ番組もどの芸人さんもそれぞれ面白い、あといわゆる「ハガキネタ職人」の個別認識ができるようになり

地方も局も番組もまたいで投稿しているのを見るとどのラジオ番組がそれらの人に支持されているのかわかったり、

逆に一つの番組に根強くついているファン存在やそうさせるラジオ番組のあることもわかりラジオ番組の「有りよう」も様々なのだと思わされて面白い



あれこれ書いたが急にお笑い世界に近づいたのがなにぶんこの一、二年のことでtwitterもやっていないので

芸人界隈のコンテクストについては全然詳しくないけどファンには自明のことだったりそれは間違った認識だ許せん、と思われるとこもたくさんあるだろう、

詳しい人はてなにいたら「書いたな!俺の前で!」をぜひやってくれないかなあと思う

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