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はてなキーワード: 位置エネルギーとは

2017-12-29

anond:20171229154536

多分その失われるエネルギーというのは月の持つ位置エネルギー運動エネルギーだろう

ここが間違い。失われるのは、地球の自転の運動エネルギーの方だ。

まり潮力発電させればさせるほど、地球の自転は遅くなる。

そして、地球の自転が遅くなると、月は遠ざかる。

詳しくは下記を参考に。

潮力発電=海底の地表と海水との間に大きな摩擦力が加わるというイメージで考えたらOK

https://moonstation.jp/faq-items/f320

anond:20171229154536

でも重力って保存力だから地球と月を合わせた系のエネルギー一定のはず

潮力発電によってエネルギーを取り出せば、その分系からエネルギーが失われるわけだ

多分その失われるエネルギーというのは月の持つ位置エネルギー運動エネルギーだろう

潮力って余波なんじゃ?

 

月に海水が引っ張られる(周りから水が月の直下に集まって高くなる)のと、

月が動いて、海水が元の低い位置に戻る(集まったのが広がる)という

上下への移動する力が重力なのであるから

 

その元に戻る時の海面全体へ水が広がる力が潮力、

まり横への移動の力なわけで、

横へ移動する時の余波を幾ら発電に使おうとも

上下海水が移動する力は全然変わらないか

特に重力には問題ないのでは?

潮力発電ってあるじゃん

まだあんまり実用化はされてないけど

あれって月から重力で海面が上がったり下がったりすることを利用して発電するんだよね

でも重力って保存力だから地球と月を合わせた系のエネルギー一定のはず

潮力発電によってエネルギーを取り出せば、その分系からエネルギーが失われるわけだ

多分その失われるエネルギーというのは月の持つ位置エネルギー運動エネルギーだろう

このふたつのエネルギーの和が小さくなると、回転の半径は小さくなる

まり潮力発電をすると月が地球ちょっと落ちてくるということになる

ちょうど揺れてる振り子からエネルギーを取り出すようなもの


「だから潮力発電危険なのでは?」と主張したいわけではない

(人類が使ってるエネルギーと月が持ってる位置エネルギーざっと計算してみたけど、どうやら心配には及ばないようだ)

「潮力からエネルギーを取り出す→月が落ちてくる」という仮説を導いてみたはいものの、その間のメカニズム全然わかんなくてもやもやしてるのだ

風が吹けば桶屋が儲かるみたいに、なにか現象が連なってそうなるんだと思うんだけど、具体的には全然わからん

かかしこい人、仮設の正誤も含めて考えてみてくれ

2015-09-10

世界いちばん遠回りな世界一周

http://anond.hatelabo.jp/20150910215231

からの続き

自分の本当の想いに気づいたなら、あとは現実的な算段をつけていくだけだ。

僕が主に学びたいのは経済学である。だから経済学部のある大学を目指す。それは確定として、どの大学を目指すべきだろうか。みんなどうやって志望大学を決めてるんだろう。調べても情報が多すぎて混乱してくる。旧帝とかMARCHとかってなんぞ。ゼミとか研究室とか修士とか博士とかもよくわからない。そもそも大学の仕組みがよくわからない。最初のうちは学ぶ側で、そのうち教える側だったり、最先端研究をする側にまわる、というのはなんとなく知ってる。以前は「4年勉強して卒業」としか思ってなかったので、これでも大学に対する理解はだいぶ進んだほうだけど、やっぱり前提知識がいろいろ足りてない気がする。

いや待て、そういった知識的な問題よりも何よりも、その前にまず僕には大学受験資格がない。僕は中卒なのである。正確には高校中退だけど、数ヶ月しか通っていないので取得した単位なんてないも同然だ。どこを志望するとか、大学に通う資金はどうするとか、それ以前の問題だ。受験資格を手に入れなければ、スタートラインに立つことさえできない。まずはその問題から片づけよう。あとのことはあとで考えよう。

そういうわけで大検について調べてみる。どうもいまは名前が変わっているようで、高等学校卒業程度認定試験、略して高認という名称になっているらしい。試験は年2回、8月と11月に行われる。科目は、国語英語世界史A/B、日本史A/B 、地理A/B 、現代社会政治・経済倫理、科学と人間生活化学基礎、物理基礎、生物基礎、地学基礎、数学I。これらの中から8〜10科目を受ける。合格ラインは40点前後らしい。半分正解できればいいのだ。しか高校で習う教科ってこんなに多いのか。けっこう大変そうだ。文科省サイト過去問が公開されているようなのでひとつずつ見ていく。

まずは国語。大問が4つで、現代文が2問、古文漢文が1問ずつ。現代文のほうは普段から本を読む習慣のある人なら普通に解けそうな感じだ。僕もいちおうコンスタントに本は読んでいるし、現代文に関しては問題なさそうだった。古文漢文に関しても文章の意味は7割以上わかるし、試しに問題を解いてみたら全問正解だった。あれ? 古文漢文って中学でやるんだっけ? 独学でやった覚えはないから中学でやったんだと思うけど、20年たっても意外と覚えてるものだと思った。文法とかはさっぱりわからんけど。

英語に関しても問題なさそうだった。英語は二十代のころに必死こいて勉強した時期がある。1回だけ受けたTOEICは680点だった。そのあと半年海外放浪して日常会話くらいなら問題なく喋れるようになったし、これで合格点を取れないってことはまずあるまい。

次は世界史。これに関しても最近やったばかりだし問題なさそうだった。AとかBとかどう違うんだろ、と思ったけど、Bのほうが範囲が広く、より深い内容になっているらしい。高認の試験ではかぶっている問題が多いし、そんなに違いは感じなかったけど。ちなみにA/Bどちらを受けるかは当日に試験問題を見てから決めていいらしい。

日本史、もしくは地理。これは願書提出時に事前選択するようだ。日本史はかなり難しい。半分正解できるか、ちょっとあやしい地理のほうが点数を取れそうだったので、こちらを選択することにした。半分は正解できそうだけど、これに関してはちょっと勉強しておいたほうがいいか。

公民は、現代社会、もしくは政治・経済倫理から選択する。科目数は少ないほうがいいので、現社でいくことにした。毎日ちゃんとニュースを見ている社会人なら誰でも普通に合格できそうな内容だ。これは勉強する必要はないかな。

理科系科目は、化学基礎、物理基礎、生物基礎、地学基礎のうちから3科目を選択するか、もしくは科学と人間生活+どれか1科目。これも科目数が少ない後者でいこう。

科学と人間生活って聞き慣れない教科名だと思ったけど、理科総合のことのようだ。学習指導要領改定されて、つい最近こうなったらしい。試験は基礎4科目からそれぞれ易しめの問題が出される感じ。でも半分いけるかちょっと微妙ラインだ。これは勉強必須だなあ。

あとの1科目は地学基礎にした。これも以前は地学Iとかだっけ。地学I→地学基礎、地学II→地学、みたいな感じで変わってるようだ。これも半分いけるか微妙。勉強必須

まあでも理科系科目がちょっと不安なくらいで、全体的にはけっこう余裕かな。なあんだ、身構えて損したよ。ハハ。ああ、そういや最後に数学が残ってたっけ。まあこれも余裕かな。ハハハ。じゃあちょっと過去問を見てみようかな。

え? これあれでしょ? 東大入試問題でしょ? ちょっと文科省さんしっかりしてくださいよアップするファイル間違えてますよやだなあもホントかんべんしてくださいよマジでマジで……。なんぞこれ……。1ミリわからん……。死にたい……。

マジやばい。本当に本気で1問もわからない。最初のほうのサービス問題っぽいのすらわからない。解き方がわからないとかじゃなくて問題文の意味すらわからない。なにこれマジやばい。というかいまさらだけど自分は文系だったのだとこのとき初めて気づいた。プログラミングで飯を食ってたりするんだからてっきり自分理系なのだとばかり……。マジかよ……。

嘆いていてもしかたない。これをどうにかしないことには大学には行けないのだ。ならどうにかするしかない。

まずは本屋で数Iの参考書立ち読みしてみる。なるほど、わからん。よし、次だ。中学数学参考書。なるほど、わからん。よし、次だ。算数の本。なるほど、わかります。でも、最大公約数とか最小公倍数とか通分とか約分とか、けっこう難しい。小学生ってこんなのやってるのか。すげえな。

参考書ドリルを何冊か買って帰り、勉強を始めた。地獄のような日々の始まりだった。

算数ドリルをやってみると、四則演算はさすがにできるけど、九九がところどころ記憶から抜け落ちてることに気づいた。やばい。そして分数の計算がまったくできない。分数の割り算ってなんだよ。割り算で割るってどういうことよ。意味わからん。と思いつつも、算数についてはなんとかなった。問題は中学数学からである

算数から数学になると急激に難易度が上がる。なんでマイナスマイナス掛けたらプラスになるの。分数の割り算が今度は逆数の掛け算になるとかどういうことよ。ちょっともう本当に意味がわからない。そうしているうちに1週間、2週間が過ぎる。やばい。それでもぜんぜんわからない。中学数学最初の段階でこれだけ時間かかってたら数Iを終えるまでに何年かかるんだ。本当にこんなので大学へ行けるのか。さすがに焦りが出てくる。心が折れそうになる。何より、やっていてまったくおもしろくない。つまらない。こんなの社会に出てから何の役に立つんだ。これを必修にするとか文科省陰謀だろ。あ、人が陰謀論に走るのは精神的にまいってるときなのか。ひとつ勉強になった。

そんな感じでウンウン唸りながらも参考書を読み進めていると、「-xは係数に1が隠れている」という一文が目に止まった。あ、そうか、-xは、-1x、-1掛けるxってことか。なるほど。でもこれって、マイナスだけじゃなくてプラスでも同じじゃないか? つまり、xは、1掛けるxなのだ。あ、これって文字じゃなくても同じか。つまり、5は、1掛ける5だ。あれ? もしかして、どんな数にも、係数として1が掛かっている……? ああなんだか考えすぎて頭がパンクしそうだ。脳みそギシギシと軋む音が聞こえる。でももうちょっと考えてみよう。

つまり、つまり分数も同じなのだ。1/2は、1掛ける1/2だ。算数的にいえば、ケーキ1個を半分にしたものがケーキ1/2個だ。うん、それでいい。でもよく考えたら、ケーキを半分にしたあとで他の誰かがやってきたら、その人は最初の大きさを知らないのだから、半分のサイズケーキを1個とカウントするはずである。1/2個とカウントするには、「半分にした」という事実認識必要なのだ。いや待て、そもそも、1/2という数字それ自体が「半分にする」という意味なのだ。これは、「半分」という名詞ではなく、「半分にする」という動詞なのだ。1/2というのは何か実体のあるものではなく、「いまからお前を半分にしてやる」という意思、考え方、概念なのだ

そのときバタン!」と音を立てて扉が開いた。それは数学の扉だった。

そうだ、数(すう)とは概念なのだ。いち、にぃ、さん、とものをかぞえるときに使う数(かず)とは違うのだ。そして前者を扱うのが数学であり、後者を扱うのが算数なのだ。僕はいままで数学をやっているようで、その実、算数をやっていたのだ。ぜんぜん違う教科をやっていたのだから、わからなくてあたりまえ、つまらなくてあたりまえだった。

数とは概念である。その前提を踏まえてみると、これまでとはまったく違う世界が見えてきた。数を感覚的に扱えるようになってきた。数式の手ざわりがわかるようになってきた。なにこれやばい。超おもしろい。いままで「数学おもしろい」っていう人のことがまったく理解できなかったけど、そうか、こういうことか。数の正体を知っている人と知らない人では、同じ数式を見ても、まったく違うものを見ているのだ。

それからはこれまでの苦悩が嘘のようにサクサクと勉強が進んだ。中学数学も予想より早く終わった。よし、ここからが本番だ。と気合いを入れて数Iに突入したけど、参考書パラパラとめくってすぐに拍子抜けした。なにこれ中学数学ちょっと発展させただけじゃん……。気合い入れて損した……。

よし、最大の懸念だった数学はなんとかなりそうだ。次は理科系科目にいってみよう。

まずはまた本屋参考書を何冊か購入し、読んでみる。数学ときほどまったくわからないということはないけど、なんだかいまいち頭に入ってこない。原子がどうの、位置エネルギーがどうのといわれても、なんだかいまいち実感がわかない。これはまた数学ときと同じく、勉強の仕方を間違えているのではないかと思った。こういうのを学校で習うときは、実験を行いながら、実感をともなって理解していくもののように思う。本を読むだけではその実感は得られないのは当然だ。でも個人で実験器具を揃えるなんて現実的じゃないし、わざわざこのためだけに予備校に行くのも大げさだ。そうだ、どこかの動画サイト実験映像がアップされてるんじゃないだろうか。それを見れば多少は実感もわくだろう。

いろいろとネット上を探していると、NHKの高校講座を発見した。どうやらNHKでは放送済みの高校講座をすべてネット配信しているようだ。理系科目はもちろん、文系科目もある。こんなんあったのか。もっと早く教えてくれよ。とかぼやきつつ、さっそく科学と人間生活の講座を見てみたら、バラエティ番組っぽい雰囲気ちょっと面食らった。NHKの高校講座ってこんなんだっけ。講師が延々と解説してるだけの、いかにも教育番組って感じの、おかたい雰囲気じゃなかったっけ。いまはタレントがメインで出ていて、講師あくまで補佐的な役割のようだ。そのぶん雰囲気はゆるくなっているけど、見ていて飽きない作りになっている。化学物理実験映像で見られるのもそうだけど、習った内容が社会の中で実際にどう活かされているのか、町工場や、最先端研究現場リポートもあったりして、興味をかきたてられる内容になっている。これを無料配信するとか、NHKすげえな。しかしやはりこういう講義形式はわかりやすい。本で独学だと、自分の理解が合ってるのかどうか、不安になることが多々あるし。

よし、どんどんいこう。化学基礎。いまはpHを「ペーハー」じゃなくて「ピーエイチ」って読むらしい。マジか。物理基礎。ダムの水が持つ位置エネルギーは何から与えられたエネルギーか。え、わからん。正解は太陽エネルギー。マジか。太陽パネェな。生物基礎。呼吸と燃焼の反応式は同じ。温度と反応速度が違うだけ。え? マジで? 生まれときから呼吸してるのに知らんかった……。ショック……。地学基礎。グリーンランド沖で沈み込んだ海水は、太平洋の表層に達するまでの5万kmを、1000年とか2000年とかかけて流れる。壮大すぎだろ。地球パネェな。地理。お、このケッペンの気候区分ってのは世界一周アプリに使えそうだ。GIS(地理情報システム)を本気で開発するなら、地理に関してはもっと突っ込んだところまで勉強しないといけないかもしれないな。

さら日本史世界史数学I……NHK高校講座おもしろすぎわろた、とかやってるうちに、試験本番の日がやってきた。


試験会場に集まっていたのは、ほとんどが二十歳前後若者だった。控え室には、参考書と格闘している人もいれば、友人同士で最終的な確認をしあう人たちもいる。そういえばこの人たちはベルリンの壁崩壊後に生まれてるんだよな。それはもはや教科書で習う「歴史なのだ。そして逆に、僕より上の世代にとっての東西冷戦は、自分たちが生きた時代のものだ。「あのままずっと世界は真っ二つに分かれたままだと思ってた」というような話はよく聞く。いまとなってはわからない感覚だけど、当時は誰もがそう思っていたようだ。僕はそのどちらでもない。十分に咀嚼された「歴史」でもなく、自分が生きた時代でもない。だからそれについて、誰よりも知らない。しかしだからこそ、誰よりも知りたくなったのかもしれない。そしてそのために、僕はいま、ここにいる。

高認の試験は2日間に分けて行われる。初日の1科目目は現代社会だった。まったく対策らしい対策をしなかったから、ここで初めて気づいたけど、グラフの読み取り問題がやたらと多い。間違い探しのように精査しなければならず、1問にかかる時間が長い。問題よりも時間配分の仕方がわからない。時間が足りない。もっとちゃんと過去問で練習しとくんだった……。

次は国語。問題文にちょっとおもしろい箇所があって、静まり返った試験会場で「デュフフwww」とかキモい笑いを漏らしてしまった。死にたいしかしおかげで緊張はほぐれた。

英語TOEICに比べたら楽勝だった。9割はいけたんじゃないだろうか。

そして数学。これがいちばん不安だったけど、落ち着いてやれば余裕だった。これも9割いけたんじゃないだろうか。あらためて問題を見てみると、捻った問題というか応用問題すらないので、基本的なことがわかっていれば確実に解けるようになっている。東大入試問題とかいってたやつ誰よ。

科学と人間生活。範囲が広いのであまり詳しく勉強してない箇所の問題もあったけど、半分はいけたはず。

1日目、無事終了。

2日目。地理海外放浪ときにまわった国の問題が多く出ていて、なんだか常識問題のようだった。ちょっとチートっぽいけど、こうやって実地で得た知識もれっきとした学力だ。うん。

世界史。これも範囲は広いけど、さほど突っ込んだ問題はない。9割いけたはず。

地学基礎。フズリナと同時期に繁栄した生物は、1.トリゴニア、2.カヘイ石(ヌンムリテス)、3.ロボク、4.デスモスチルス、そこまで詳しくしらんがな。クイズか。そんな感じの問題もあったけど、なんとか半分はクリアできた。

2日目も無事終了。

試験が終わると一気に力が抜けて、何もやる気が起こらなかった。しばらくは勉強もせずダラダラと過ごした。

1ヶ月後、試験結果が届いた。

全科目合格だった。

それが先週の話。

そしていま、こうして増田に投稿する文章を書いている。

からこのお話はここで終わりだ。正確にいうなら、ここから先の展開はまだわからない。


あらためて思う。世界は巨大で、そして複雑だ。

数学の扉を開いたとき、数式が以前とはまったく違って見えたように、新しい視座を得れば、世界がまったく別物に見えてくる。世界が変わる。そしてまた、以前は気づかなかった、新しい視座の存在に気づく。

あとどれくらい、そんなことを繰り返せばいいんだろうか。

方程式定理法則電気磁気エネルギー素粒子、宇宙、銀河太陽地球生命遺伝子、進化、化石燃料、製錬、農耕、富、労働、権力支配、隷従、社会自由イデオロギー宗教民族言語貨幣、法、国家議会政党福祉、教育、研究、産業、組合、企業、グローバリゼーション条約為替貿易経済

時間軸と空間軸を埋め尽くす、無数の点と線。それらが織りなすのは、世界という長大な書物。

そのことを考えると、なぜか胸が苦しくなってくる。無性に泣きたくなってくる。

人生のすべてを費やしても、その書物を読み解くことは決してできないと、どうしようもないほどに思い知らされるからかもしれない。

だけど、それでも僕は、次のページをめくらずにはいられない。

それはきっと、生まれながらに組み込まれた、僕の中の最もプリミティブなプログラム

未知の領域へ。さらその先へ

どんな権限をもってしても、そのプロセスを殺すことはできない。

から僕は、今日も本のページをめくり、旅をする。

たとえそれが、世界いちばん遠回りな世界一周の旅だとしても。

2015-07-24

トイレ貴公子

私は「あっトイペない!」となったことがない。

なぜなら、前もって入るときトイペをチェックするからだ。

なぜそのような習慣がついたのか。

私が幼少のころ、洋式便所はひどく小さかった。

そのせいか、うんこ位置エネルギーで水が飛び散り、跳ね返った水がお尻についてしま事件が度々起きていたのである

私は、なんとかこの忌々しい陳情を打開したかった。

すると、ある夜、神が降りてきて私にこうおっしゃるである

トイペはケツを拭くためだけではない。便器に敷くためのものでもあるのだ。」

私はガバッと起きて、トイレに駆けつけた。無論、便意のためである

ドアを開けると、神の仰せの通り、便器にトイペを敷くことにした。

しかし、トイペが無かった。そうだ。ドンキ今日買って玄関に置いたままだ。

急いで玄関からトイペを持ってくると、すかさず便器に敷いた。そして座る。ふう。

その日は大漁であった。にもかかわらず、尻に水は飛び散ることがなく、ストレスフリーだった。

これが、私のトイペ確認する習慣であり、これをやりだしてから私はトイペの無い便所でも俊敏な対応が出来る。

2014-08-23

心ぴょんぴょんとかとかそういう楽しげなフレーズを俺も一度使ってみたかったんだけど、どうも使いどころがわからない

というか使う機会がない。そんな弾むことねえもん

ネットだと適当な事言えちゃったりもするけど、そこまでの嘘はつけない

毎日ただ惰性だけで生きてる

一年上前転職した時のがんばるぞーおーの惰性だけで暮らしてる

摩擦とか何とかでどんどんエネルギーは失われていく

もともと大した精力があったわけでもなく、日々の仕事をさほど効率的に回せているわけでもなく、どんどんどんどん堕落していく

もう落ちる先がない

学生時代に積み上げた位置エネルギーももう使い果たした

このままじゃダメだと思うんだけど、それを変えていく気力もない

面倒臭い

明日を生き抜くのが面倒臭い

日一日と生きにくくなっていくのがわかっているのに、また明日を向かえなくちゃいけない意味がわからない

俺はもっと強い子だと思ってたのに、いつからこんなになっちゃったんだろう

2014-07-02

位置エネルギー無駄にしたくない

自転車で走っていて、下り坂を下りきったところにある信号が赤になっていた(あるいは、なりそうだった)時に、坂の上で待機するのってよくやるよね?

2012-11-11

自由の発見、自由論

自由の発見、自由論

解る人は自由な人

からといって解らない人の中に自由な人がいないとは限らない

何かが「自由」かどうかを知りつくす事は不可能だけど、「自由の否定」ができないものは沢山確認できる

「わからないという事がわかる」という「無知の知から「わからない事がそもそもわからない」という事は

確かに言えそうに感じるけど、そこで少し視点が自由になったのではないかと言える視点から

「そもそも何から認識されてない何か」すらに対しても「存在」として見る事が可能になる

そんな自由そのものの事を自由に語ってみたいと思います

それでは、、まず「数」の意味。考え方、数え方を基に展開収束を実際に行き来して

自由に自由そのもを扱い、自由にここに表す様をご覧頂き「どう感じるか?」を自由にしてみてください

これからはじまる文章を「どう感じるか?」をなるべく自由に感じてもらえるように書きました。

書き手の私が視点を自由に移動させますので、一緒に移動したり、無視したり、反発してみたり

様々な視点で読み進めて頂けたら幸いです。 勿論、今ここでスルーしたり時系列的に一つ前のページに戻っても自由です。

さあ何もかもから自由になってみましょう!それではばいばい!

「数と自由の両者を次元という次元からそれこそ自由に俯瞰するところから始まった思索記」

自由の数え方は、まず自由を知ってからではできないの?

いいえ

まずは「在った」のかどうかが「数える」という行為の前提です

なぜなら、数の次元は数でもってその「次元」を扱える事から次元」という考え方そのものよりも

上の次元として考える事ができる

しかしこのように考える際に見落としがちなのは

その時にそれらの次元同士の関係性を俯瞰する「視点」という次元

「数という次元」が「次元」という「次元」の内部外部問わず自由に在るという事を認識した「視点」そのもの

「数という次元」と「次元」という次元からも「自由に在った」からだという事だ

なぜなら、まず「次元」よりもその次元認識しそれらの間柄、関係性が認識できなければ

そもそも意味意味の繋がりを認識する事はできず、意味意味として認識する意識のものが無いという事になってしま

意識があるからこそ「次元」に対して「数」が自由で在ると同時にお互いの関係性そのものが「次元」で繋がり関係し合っている事に

気が付かないはずだし、築いてこれら何かしらの対象に対して意識を持つ事ができる

その意識であり意識としての働きも併せ持つという事を否定できない「視点次元」は

「●●の次元」とあらわす以上は次元という考え方の内部では自由に移動できているはずなので

視点という次元」は「次元」という考え方の内部にしか存在しないはずなのだけど

視点が「次元次元からも自由でその外から視点認識しない限り視点という次元のもの次元という次元の内部だけで自由なのか?

それとも「次元」という次元からも自由なのか

はたまた、どちらか一方で自由なのか、それとも自由ではないのか? わからないし、知覚しないはずだ

でも私たちは、常に何らかの認識に対して反応する時に様々な反応を示す

身体が反応を示したり、心が反応を示したり、またどちらか一方であったり、相関のある反応を示したり

相関不明な反応を示したり、また「反応が無い時など」と様々な反応を示す。

という事は、どういう事かというと、これらから存在定義」いくつか考える事ができる

存在とは「感じる事」

存在とは「感じ反応する事」

存在とは「何かが生じる事」

存在とは「反応しない事」

「反応がない」という対象はそものも一見すると存在していないかのように考えられるけど

何かが「ない」と感じた時にその「ない」という意味が生じてしまうので

それは「無」という存在存在している事になる

なぜかというと

「無」はその性質から、もしどこかに「存在していたとしても」認識できないはずだけれど

無に対する認識がそもそも無ければ、その性質や関係性などをこのようには言い表す事はできないはずだ

もし貴方が、何らかの認識をする時に「その認識」の存在が「有」でもあり「無」でもある矛盾によって

そのバランスでもって存在しせみせているという認識を持つ視点に対しても自由であるのならば

それは究極の自由「自由からも自由」で在る実感でき本当の「自由」を楽しむ事ができるだろう

簡単な事だと言ってしまえば、どのように思われるかわからないけれど

1=有限に在る 0=無限にない「無という次元に在るのか無いのかワカラナイ」

として

1=自由に設定できる有限 0=無の限り「ないものをそもそも測れないので自由度は不明」

と考えると

ただの数字の「1」ですら実は自由だという事が解る

ほら、次元は数で測れる事が可能だ 他の何かや他の次元からも観測はできるかもしれないけれど

こんな風に認識が自由だという事、また自由に認識することで

自由というポテンシャルエネルギーにはベクトルがありそのベクトルには「広がり」は在る事がわかる

しかしそれと同時に「収束」のベクトルが発生してしまう事を忘れてはいけない

何かの関係性を構造という認識だけでもって解こう説こう知覚しようとすると

構造認識する以上、構造上の位置エネルギーに縛られて

縛られると同時に位置とその位置の持つポテンシャルエネルギー

構造構造として存在する為に構造を維持しようとして働く反対向きの方向性認識が発生しているのに

時系列的に先に認識した認識視点が引き寄せられてしま

なぜなら認識のものエネルギーを持つ以上、構造次元に対して自由な視点

存在する事が自由であるし、その次元内に存在したと同時に同じ次元内で引き寄せられてしまうばかりだと想いがちなんだけど

この考えを公開するという事は、その次元間の関係からも自由になって認識して

自由に「自由」そのものを考える事だできた事を明かしたかたかである

おわりんご

2012-08-16

http://anond.hatelabo.jp/20120816143405

前半分と、後ろ半分は言いたいことが違うから

位置エネルギースカラーであると考えるほうが、多くの場合に便利である

に突っ込まれた。という事でいい?

位置エネルギー というか ポテンシャル 単体は 定義しようと思えば テンソルでもベクターでもスカラーでも そのいずれでも定義可能であるが(ベクトルポテンシャル存在している)

エネルギー交換の法則ベースに考えると、ポテンシャルエネルギースカラーであるほうが便利であるからポテンシャルエネルギー位置エネルギーとしたんだなぁ。という話。(和訳したと言うよりもスカラーポテンシャルが持つエネルギーポテンシャルエネルギーと命名した)

 

ポテンシャルエネルギーは スカラーポテンシャルベクターポテンシャルがある(らしい)し ベクターテンソルと考えることにも非合理性はないのに

なぜ、ポテンシャルエネルギーであるところのポテンシャルエネルギー位置エネルギーを わざわざスカラー量に限定したのか? という話で 繰り返しになるけど エネルギー交換の法則ベース にしているんだなぁと。

思った ということ。

 

まり僕は ポテンシャルエネルギーと ポテンシャルエネルギーの違いがわからなかったけど、うっすらわかって、まだまだ趣味の範囲で勉強するよという話。(用語が不正確ですまんね)

逆に言えば、仮に 運動エネルギーベクターで表す社会があったとしたら、位置エネルギーベクター量だった可能性が高いんだなぁ。という 話。

 

命名規則の話かね。

http://anond.hatelabo.jp/20120816135312

定義定義であって証明するものじゃない。

位置エネルギーで言えば、空間中の適当な力場F(r)中で、点A(座標r_A)から点B(座標r_B)に物体を移動させたとき仕事

ΔE = \int_{r_A}^{r_B} F(r)・dr

が経路によらないとき、ΔEを(r_Aに対するr_Bの)位置エネルギー定義する。というだけ。

定義が正しいとか正しくないとかそういう問題ではなく、そういう性質を満たす力場Fが自然界に存在するのかどうかを実験的に確認することしかできない。

例えば重力場は(非相対論的極限では)実際にそういう性質を持った場であることが増田想像を遥かに超える膨大な実験事実によって確認されているわけ。

色々考えた。 位置エネルギースカラーであると考えるほうが、多くの場合に便利である

ただ、モーメントの総和を考えるときに、位置エネルギーが変換される運動量に由来するモーメントの事を長いから、位置エネルギー 位置モーメント といっても まぁ、そんなに間違いでもないと思う。

 

とりあえず、いまここ。

2012-08-15

http://anond.hatelabo.jp/20120815184558

横だが「厳密に使わなければ意味が通じない」というのが真理であり、君のは頭の悪い子のいいわけ

なんで位置エネルギー重力のことを言っていると読みかえるのが許されると思うのか理解できん。

http://anond.hatelabo.jp/20120815154259

この場合位置エネルギーは、重力の事を言っている(正確には違っても、広義で読み替えて問題ないと思うんだが)何が問題なの?

厳密に言わないとダメとか、べつに授業じゃないんだから意味が伝わればOKでしょ。

相手の言いたいことを類推して、読み替える能力がないの? あと 間違いを訂正する場合は それはXXっていうんだよ。と正解をいってね。 どういうことを言いたいのかがわからん

 

どうでもいいけど、重力加速度 g ベクトルで そのエネルギーはその内積・量だから。ってことらしいんだが。

文章から把握して、重力加速度 g からくる 力 の事を言いたいって思って 補足したんだが・・・ なぜ、用語定義が違う。って 怒られなきゃならんのだろう。

 

会話よりも用語定義のほうが大事か?増田

http://anond.hatelabo.jp/20120815105834

かなり横からフォークリフト乗らないけど 位置エネルギーでもあってるだろ。

位置エネルギーが関係ないなら、軽い荷物でも重い荷物でも旋回できないことになるが、軽い荷物なら旋回できるだろ。高い位置低い位置も関係なくなっちゃう。

 

重い荷物を高い位置に上げていると、位置エネルギーベクトルが大きく下に働いていて、そこに横向きのベクトルをかけても、横向きのベクトル<下向きのベクトルというふうになると

結果的に 斜め横のベクトルが働くことに成り、それが、フォークリフトの重さよりも大きいと横転するはず。 理科の知識だけで言うけど。 だれかフォークリフトに詳しい人がいたら捕捉よろ。

人間が、重い荷物を持っているときに動いていなくても、自分だけ移動しようと横に動くと、荷物がついてこなくてコケルみたいな。

逆に位置エネルギーゼロなら、荷物だけが前方にすっ飛んでいくんじゃないだろうか?摩擦が0なので。

 

重心でも説明できるけど、位置エネルギーでも同じ。

静止状態からの急旋回だと、横転はしないのかなぁ・・・わからん。すまん。

http://anond.hatelabo.jp/20120815073633

位置エネルギーだっけ?

学生時代に比べたらうろ覚えだわ

30.40のオッサンになってたらなおさら忘れてるだろうな

2012-04-22

エネルギー保存法則自然エネルギー

中学理科時間エネルギー保存法則を習った。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E4%BF%9D%E5%AD%98%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

たとえば、お湯を沸すには、ガスのエネルギー必要で、水がお湯になるとガスが燃焼して熱に変わりガスはなくなる。

なべを伝わって熱は水に移っていき、お湯になる。残念ながら、なべはガスが燃焼した熱をすべて、水に伝えることができないため、熱はロスして、空気中へ消えてしまう。

もともと持っていたエネルギーよりも増えることはない。

ガソリンエンジン場合シリンダーの中でガソリンを爆発させて、爆発したときピストンが動くようになっている。ガソリンの爆発でピストンが動く動きは、あまり効率がよくないらしく、ガソリンが持つ熱量の9割くらいは、熱となって車を動かす力にはならないらしい。

無駄が大きいので、バッテリーを積載して、回生モーターでエネルギーを回収しても燃費向上の効果があるらしい。

バッテリーを作るためのエネルギーや重いバッテリーを積載することによる無駄はあまり議論の対象にならない。

位置エネルギー電気に変える水力発電では、山の上に降った雨を山の下に置いた発電機電気に変える。

自然勝手に山の上に運んでくれるのであれば、エネルギー無限大に見える。

浄水場の送水口発電機を置いて発電というニュースを見て、目を疑った。

浄水場ポンプ押し出した水のエネルギーを発電で回収したら、送水に余分な電気代がかかるのではないか

しかするとそんなことは杞憂なくらい優秀な方々が考えたことなんだろうから、きっとそのような初歩的な矛盾はとっくの昔に解決されているのであろう。

エネルギー保存の法則を越える大発見に思えるがそんな大ニュース世界を席巻したことは聞いたことがない。

最近聞いたある大学教授の主張だと、天然の鉱山から産出するウランを使う原子力発電も自然エネルギーに分類されるのだそうだ。

この意見には、思わず合点した。石油石炭自然から採れるものから自然エネルギー!とってもエコです。

水力発電用に川から水を分流したら、東京JRの発電源の信濃川十日町付近のように水は枯れてしまうし、自然エネルギーの流れを変えてしまえば、必ず影響が出る。

風力発電をすれば、発電機が弱めた風のエネルギーの分だけ、風は弱まる。風下で風が弱まれば、生態系に影響がでるのだろう。

発電やエネルギーの話題が出たら、エネルギー保存の法則を思い出してほしいと思ったお話でした。

2012-03-19

http://anond.hatelabo.jp/20120318184122

体重(位置エネルギー)くらいでドア開けられるほどエネルギー出せるってのがピンとこない。

かなり軽いドアなんだろうか。

2011-05-28

相手の地位の高さで人とつきあうな。

肩書きという位置エネルギーで人を見るな。

成長している人間とつきあえ。

その人間ベクトルが上向きになっていれば、無名の若者ともつきあえ。

2011-05-26

http://anond.hatelabo.jp/20110526215527

もしあなたが、位置エネルギーうんぬんを書いた人と同一人物なら、用語の定義が他の人と違うんだから無理に理論的に説明しようとするのは止めた方がいいと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20110526213035

濾過されるってことは位置エネルギーが高い状態のまま保存される

えっ?

えぇと、放射性物質は粒子だぜ?

常に水が流れ続けるとか、圧力ない限り地中では動かんと思うんだが。

濾過自体は垂直方向への運動エネルギーを横に曲げている

なんすか、そのマスドライバーとかあっさり作れそうな斬新な物理学は。

俺の世界物理学では、主に摩擦力によって流体中にある粒子の運動エネルギーが消費されて0になるんだけどな?

http://anond.hatelabo.jp/20110526213035

濾過されるってことは位置エネルギーが高い状態のまま保存されるってだけ

地層にろ過されたら、位置エネルギーは消費されるんじゃないの?

…と思って読み返してみたが、

濾過自体は垂直方向への運動エネルギーを横に曲げているということだから

ここらへん、漏斗にのせるタイプのろ紙をイメージしてるのかな。

でもろ過という単語にはそういう意味はないと思う。

(追記)

他の方からも突込みが入っているようなので。

ろ過がどういうことかわかってない、というアプローチは「お前もわかってないだろ」と言われちゃうからやぶへびだと思う。根拠薄弱なのに安心しちゃう、っていうのがダメなら根拠薄弱なのに心配しちゃうのもダメだし。

そんな都合よくろ過するわけねーだろ、とは俺も思うけど。

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