2012-04-22

エネルギー保存法則自然エネルギー

中学理科時間エネルギー保存法則を習った。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E4%BF%9D%E5%AD%98%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

たとえば、お湯を沸すには、ガスのエネルギー必要で、水がお湯になるとガスが燃焼して熱に変わりガスはなくなる。

なべを伝わって熱は水に移っていき、お湯になる。残念ながら、なべはガスが燃焼した熱をすべて、水に伝えることができないため、熱はロスして、空気中へ消えてしまう。

もともと持っていたエネルギーよりも増えることはない。

ガソリンエンジン場合シリンダーの中でガソリンを爆発させて、爆発したときピストンが動くようになっている。ガソリンの爆発でピストンが動く動きは、あまり効率がよくないらしく、ガソリンが持つ熱量の9割くらいは、熱となって車を動かす力にはならないらしい。

無駄が大きいので、バッテリーを積載して、回生モーターでエネルギーを回収しても燃費向上の効果があるらしい。

バッテリーを作るためのエネルギーや重いバッテリーを積載することによる無駄はあまり議論の対象にならない。

位置エネルギー電気に変える水力発電では、山の上に降った雨を山の下に置いた発電機電気に変える。

自然勝手に山の上に運んでくれるのであれば、エネルギー無限大に見える。

浄水場の送水口発電機を置いて発電というニュースを見て、目を疑った。

浄水場ポンプ押し出した水のエネルギーを発電で回収したら、送水に余分な電気代がかかるのではないか

しかするとそんなことは杞憂なくらい優秀な方々が考えたことなんだろうから、きっとそのような初歩的な矛盾はとっくの昔に解決されているのであろう。

エネルギー保存の法則を越える大発見に思えるがそんな大ニュース世界を席巻したことは聞いたことがない。

最近聞いたある大学教授の主張だと、天然の鉱山から産出するウランを使う原子力発電も自然エネルギーに分類されるのだそうだ。

この意見には、思わず合点した。石油石炭自然から採れるものから自然エネルギー!とってもエコです。

水力発電用に川から水を分流したら、東京JRの発電源の信濃川十日町付近のように水は枯れてしまうし、自然エネルギーの流れを変えてしまえば、必ず影響が出る。

風力発電をすれば、発電機が弱めた風のエネルギーの分だけ、風は弱まる。風下で風が弱まれば、生態系に影響がでるのだろう。

発電やエネルギーの話題が出たら、エネルギー保存の法則を思い出してほしいと思ったお話でした。

  • まぁとりあえずエネルギー保存則(熱力学の第一法則)とエントロピー増大則(熱力学の第二法則)の違いくらいは理解してから出直してこいよ

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