はてなキーワード: 重婚とは
(この物語はノンフィクションですが、特定を避けるためディテールを変えてあります)
彼氏と自分は双方20代後半。大学卒業して職場で知り合い、相互オタバレ後なんやかんやで付き合うことになって一年と少し。
彼氏については知り合った時から実直な人だなあと思ってたし、今も真面目な人だと思う。やや受け身がちなところもあるけれど、仕事もデキるし優しくていい奴だ。
本題。先日の土曜のこと、彼氏がうちに遊びに来た時にこう切り出した。
「実は妻子がいる。この世の人ではないんだけど」
「……前妻さんとお子さんがいたけど、死別したってこと?」
「いや、……」
いわく、中学の頃に『タルパ』と呼ばれる、見えないお友達を作る方法がクラスの一部で流行した。
それで自分も不可視の美少女を作って、高校時代にそのイマジナリ女子と結婚し、5歳のイマジナリ娘がいるんだと。
更にはイマジナリ愛人が数名いると。
待って欲しい、理解が追いつかない。
もちろん、私には彼女たちを見ることはできないし、気配も感じなければ声も聞こえない。
……百歩譲って彼女たちの実在を認めることとして、既に妻子や愛人がいるのにどんな気持ちで私と一年以上付き合っていたのか。
奥さん?(ここはあえて語尾を上げさせてもらった)は、私のことなんて言ってるの? と訊いてみた。
「彼君には物理的に支えあえる人が必要。 幸せになってくれればそれでいい…と言ってる」
「自分たちは今後どうするつもりなの?」
「彼君との関係を変えるつもりはない…と言っているし、僕もそうしたい」
非物理的存在との関係に限界を感じていた折に私が現れたそうなのだが、このまま行くと私にはイマジナリ妻との重婚、(私には感知できないが)イマジナリ妻子や愛人との同居生活が待っている。
待って欲しい、理解が追いつかない。
(っていうか、イマジナリ妻が部屋にいるのに私としてたんかい)
色々と考え、私がようやっと出した選択肢は以下の通り。
この爆弾が落ちて以降も彼のことはまだ大好きなので、(流石に今週は彼の家に泊まりに行っていないにせよ)結論を出せずにいる。
なお彼は統合失調症特有の目のギラつきとか妄想みたいなのは、見えないお友達がいること以外全くない。
どうしたらいいと思う?増田ならどうする?
負の性欲という話題があった。初見ではかなり本質を突いた考え方だと思ったが、文脈を離れるとこの4文字は強度がない。「草食系男子」が女に不自由しないヤリチンがガツガツしてない様を元々は表現していたのに、今では頼りない男のクズを表現してしまっているように。
そこでなにか良い表現がないか考える。考えるにあたって、そもそもの性欲について考えてみようかな。
いきものとしての男性も女性も子孫を残したいという肉体のメッセージを受け取っている。それを本人の思考に元づいて処理する。処理に成功すると注目されなかったり称賛されたりする。処理に失敗すると社会的地位を落としたり犯罪者となったりする。
さて、男性の肉体は自分の子孫を残せ、なるべくたくさん残せ、と訴える。この欲望にもとづいて、極端な状況を考えてみる。リソースが無限にある神の力を手に入れたら、その男性はどうなるか。(なお財力でも食糧でもエネルギーでも全部ひっくるめてリソースとする。)
まず、現存する全ての妊娠可能な女を支配し、妊娠させるであろう。次に、全ての女から自分以外の男性を遠ざける。子が生まれたら、子に対して同じことを繰り返す。(近親相姦の禁忌というものは社会的、文化的なものであるからしてこの状態では無視されるであろう。そもそも重婚の時点で大問題だ。)
男性の諸問題はおおむね、これのリソース少ない版として現れる。強姦などの性犯罪はリソースなしで子を得ようとするわけでわかりやすい。自分以外の男性を蹴落とす、殺す、経済力を奪う、上に立とうとする、これは優位に立てば女を手に入れやすいからだ。女性の経済力を奪う、自分だけが経済力を持っていて全女性がまったく経済力を持たないなら、女は全て自分のものだから当然。自分の女と他人との交流を断って支配する、自分としか交流のない女は当然自分の子しか妊娠しない。
男性の性欲の発露は女性にリソースを捧げて許可を得ようとする恋愛の側面と、その邪魔になるものを消そうとする支配闘争の側面の両面があるようであるが、これは同じ性欲からきているわけである。彼女の前で良いかっこしようとモヤシ男にオラつくチンピラはまさに発情しているのだ。
さて、女性の肉体は自分の子孫を残せ、なるべくたくさん残せ、と訴える。この欲望にもとづいて、極端な状況を考えてみる。リソースが無限にある神の力を手に入れたら、その女性はどうなるか。
男神であれば百人同時に妊娠させれば子が1年で百人増えるが、女神は原則年に一人ちょいである。ということは質の良い子を産む方向に行くので、男を闘争させ1位になったものの子を産む。子のうち、男児は闘争へ、女児は自分に充分に近しいものには産ませて実質自分として扱い、そうでないと判断したものには産ませないよう排除するであろう。
女性の諸問題はおおむねこれのリソース少ない版として現れる。男の競争をあおり、リソースを競わせ、自分を報酬に求めさせ、1位の決定権を握る、まあわかりやすいいつものやつだが1位じゃないものをすげなくふりたいっていう欲望もある。闘争に参加しない男を叩き参加させようとする、これはオタク叩き。群れて均質でないものを排除する、よくやる腐女子学級会とかご近所ギスギス問題とかこれ、仲間内の子は実質自分の子、自分の子を産めない仲間はいらない。できる女のオールドミス問題なんかは、下位男性の子を産むより自分の能力によって男の闘争水準が上昇し群れの女性がよりよい子を産むことになるという形で一応解釈は可能だ。
女性の性欲の発露は完全な闘争の結果残った最高の男性に求められたいという恋愛の側面と、順位決定権限でふりまわしたい、同一性のある集団を保ちたい、という何と名付けていいかわからん側面がある。
ふむふむ。これで負の性欲より良い用語を考えようと思ったのだが、めちゃくちゃ難しいな。男は「性欲」「支配欲」女は「性欲」「ワルキューレ欲」でどうだ?
職場結婚は一番の王道。同じ現場に多く居たりすれば可能性は高い。
知ったかぶりのファン共と違ってちゃんと悩み相談も出来るし、食事等にも誘いやすい
現時点で10代でもない限りはそもそも無理。20代前半なら若干の挑戦も可。
出資者なので待遇は良い。推しが金目当てならサクッと結婚できる
推しが金目当ての成り上がり声優かどうかは賭け。ちゃんとやる気のある子だとまず無理
そもそも推しの出るアニメに出資するかが難しい。それすら左右できる年齢では適齢期を過ぎている
流動性の低い日本社会では、現時点で勤めていない限りは難しい。
まともな商売ではないで、保険や社会生活できても、ある日捕まることも
落ちぶれたグラビアアイドルならともかく、声優が惹かれる人種ではない(例外あり)
意外と無情な業界
有無を言わせない財力ですべてを可能にする
現時点で石油王に産まれていなかったら不可。ワンチャン来世ガチャ
今の時点で観客側で女性声優に惚れ込んでいる輩は基本無理。どんな形でも最低でもステージ側に行なきゃ無理
あとは財力だが、そんなどっかのコスプレイヤーみたいな女で良いのか?
自分が共同体をベースにして考えており、「個人の自由のために同性婚を許容すべき」派ではない、というのはご理解のとおり。
現代においてなお「個人」なるものが集団から屹立して成立しているようなタフな社会は到来していないと思う。個人主義者、あるいは単純にネオリベが勘違いしているのはそこのところで、彼らの多くは集団から多大な恩恵を受けつつも「個人の自由」を過剰に追求する、要するにただのフリーライダーであり、それを「上手いやり方」だと勘違いしている。みんなある程度読み書きができて理屈が通じてそれほど暴力的でなくてルールに従順で…という社会が、どれだけの無償の努力によって成立しているか考えたこともないお坊ちゃん達だ。そもそも個人主義というのは歴史的に見ても相当特異なものの考え方であり、次の、その次の世紀にまで引き継がれるスタンダードな思想になるとはとても思えない。よって、自分はそもそもそこに基盤をおいて考えない。
(2)「制度」が社会の現実を反映するという発想こそが近代主義
少し考えて欲しいのだが、ごくごく一般的な庶民が、二人も三人も嫁をもっている前提のストーリーが、古典作品にあるだろうか?
王様や貴族、商人、といった「社会的に富と権力を抱える支配層」が妾を複数置くという話はいくらでもある。それをもってあなたは「制度としては一夫多妻だった」と言いたいのだろう。しかしそれはむしろ、妻を複数もつ彼らが「慣習的な一般常識を超越しうる存在であった」ことを示しているに過ぎないのではないか。つまり、一般庶民、村や町といった所に住む普通の人々にとって、二人、三人と恒常的なパートナーシップを結ぶことは、むしろ非現実的であったことを示しているに過ぎないのではないか? 中国の古典にも純愛の話(一夫一婦)はたくさんある。日本の昔話でも、じいさんとばあさんがペアで出てくることは多いが、嫁や夫を複数持つという状態が「常識」であったりすることはほぼない。イスラム世界は一夫多妻だろうという声もあるだろうが、イスラムの戒律が厳しくない外国に行き、経済的にものすごく恵まれた状態でない限り、結構すぐに嫁から不満の声が上がるというよ。一夫多妻(あるいは多夫一妻)を、民衆の多数の同意の下、安定的に運営してきた共同体なんて、むしろ現実に存在するのかな? 男女の誕生比率が世界の何処でも大きく変わらない限り、簡単に破綻するのは自明の理屈と思うけど。
近親婚の話は、上の個人主義の話との関連で、特に補足する必要は無いな。
もっとも、増田の言ってることは十分面白い。別に頭から否定したいわけではなくて、こうして意見交換をするのが思考実験としても面白く思っているので、「あえて」反論している所もあるよ。一応。
「婚姻制度は共同体の安定に資するべきである」という立場であり、
「個人の自由を尊重し、望むものがいて自分個人が損しないのなら権利を認めたい」という立場ではないのね。
それならそれでちゃんとした考え方だし立論は認めます。俺とは相容れないけど
その場合、同性婚の許容は本当に共同体の安定に資するか考えてから賛成すればよいと思う。今までこのツリーで積極的な賛成の要素は出ていなかったので例があればよろしく。俺も考えを変えるかもしれない
以下、気になった点
→近代以降しか確かめられてないと思う。一夫多妻制の歴史の方が長く、汎世界的にわたっていた
これが禁止されたのは個人の自由と人権利の観点からだ思う(女性の権利が低く抑えられる実績があった)ので
なお俺個人の意見といては共同体の安定のために個人の権利を阻害するのは嫌なので
一夫一婦制はのこしてもらいたいところ
パートナーシップは好きにするといい
→共同体の安定のために個人の選択を否定する必要があるという立場なら問題ない
俺のように個人の自由を重んじたい人間の場合どう立論すべきか悩んでるだけ