はてなキーワード: 任期制とは
1ヶ月ほど連絡がなくある程度察してはいたのだが、まさかの失踪である。
友人の年齢は27歳。まだ公務員に挑戦できる年齢のはずだ。
もともと彼は、任期制の自衛官を経て地元の運送屋で働いていた。
「会社の将来性」だとか「職場環境」といった、極一般的な不満を抱いていつのまにか運送屋を辞め、公務員浪人に突入し現在に至る。
浪人中は3ヶ月に1度程度の頻度でご飯や旅行にも行っていたが、時間が経つにつれ元気が無くなっていったことは、友人として感じ取っていた。
「親しい友人と言えども、あくまで他人の人生の選択だしなぁ」などと考え、仕事の話には全く口を出さずに友達付き合いをした。
そんな中での失踪。
共通の友人に話を聴いたところ、彼は失踪直前にあることをしきりに言っていた。
「君たち(私たち仲良し何人か)が僕を遊びに誘うから、試験に落ちたんだ」
つまり、友人である私や仲の良い数人のグループに責任があると言っているのである。
これに対して私は、「友人として普通に付き合ってきただけなのに、なんて言い草だ」などといったことは思わない。
「あ、この言葉!ネット掲示板のコピペで見た奴だ!(進研ゼミ風)」
まさにこれである。
進研ゼミは受験期の高校生であれば誰彼構わず勧誘のDMを送付していることは有名で、私も例に漏れず「あ、この問題!進研ゼミでやったやつだ!」のマンガを受けとっていた。そして、同級生たちとそのマンガの登場人物たちのレベルの低さを嘲笑っていたのである。
公務員浪人の友人が、どこかでみた真実とも創作ともわからないコピペと同じ状況に陥っているのを、私は高校生時代の気持ちで見下している。
そして、とても暗い興味を持ちながら、続報を待っている。
私には、仕事がある。
車で送って言われて車を出して助手席に彼を乗せ、運ぶ。
ご飯食べよ、って言われたら一緒に食べて、誘われたらカラオケにも付き合って。
たまに、家に送り届けて旅行の準備も手伝って。
報酬は変わらない。
普通だよね。
別に、いい男を紹介して貰えるわけでもない。
それなのに、君もいい年をしてるんだから、結婚するしないは自由だけれど、子供だけは産んでおけ。出来れば40手前なんて、言われる。
他人の考えなんて、半日ぐらいの外部講師の研修で変わるのだろうか。
彼の部下が、一人。
私も仲良かったけれど、体調崩して、お休みすることになってしまった。
総務・人事の方に報告をして、彼からハンコを貰って。
そしてまた、彼の部下が復帰すると、また、別の人が休職。
そして、今度、3月には同時に3人の人が辞める。
今いるポジションよりも、上に上がるのでオメデトウの人もいるんだけれど、なんとなく、いつの間にか、辞めることが決まっているしてる人もいる。
ちょっと淋しいけれど、新しい人も受け容れることになるよ。
権限で、一人の人間によって、簡単に人は切れないけれど。任期制の職場だと、ああ契約終わりなので、と言われて終わる。だから、一見するとしかるべき手続きを踏んでいるので何が彼の周りで起きているのか、考えているのかって見えてこないよね。
博士号取って企業に就職5年程経ち、一年ほど前縁あって地方の大学に出向することに。そこで大学の現状を知る。
まずアカハラ、パワハラ、セクハラ、マタハラありとあらゆるハラスメントが起きている。
「(育休を半年欲しいという人に対して)大学に残るには教職以外の道もある」
じゃあ、こうした問題に対応する部署はないのかというと、ある。あるけど実行権限はないに等しい。
人事は人事権あってないようなもので、男女参画なんちゃらは是正を促すために加害者側と打合せ。
授業は我流。
下手をすると、すでに否定されている古い知識を教える。そりゃそうかン十年前の作ったスライド(OHP)のままだもんね。
教育指導できないのなら、せめて系統立てた教科書を使って、己義を構えずそのまま教えてほしい。なんなら教科書買わせて「これを熟読」だけOKだ。
ただなぜか予算が付く。
面白そうだと高額な検査機器を導入するも、入れた後に課題を決める。あまつさえデータ取得後に実験計画。
そんな状態だからデータは見られたもんじゃない。でも個人情報だ、秘匿性だ、企業秘密だなんだかんだと見せない。
ただ願うことはどうかどうかこのような荒廃がこの大学だけであらんことを!…そんなことはなかった。
大学で教職・研究者に残った友人に事情を聞くと、なんだかどこも同じよう。
これじゃ優秀な人は見切りを付けて待遇の良い所に行くし、機会があれば海外にいってしまうだろう(事実友人の何人かは留学後そのままや学位取得後に海外でポスドクになった。出稼ぎ)
某国立大学の教授選には300人の応募があったと聞いた、別な大学では若手が集まらないから講師以下を任期なしにしているという(つまり准教授以上は任期制の逆転)
少子化のこの時代大学が淘汰されようとしているこのときに、それでも大学に残りたい理由はなんだろう。
もちろんすべての人ではないけれど、おそらく消極的な「大学以外に行き場がない」という人もいるだろう。
ただ忘れないで欲しい。国立大学は税金が投入されているのだろいうことを。
「大学しか行き場がない」とある教員はいう、なんとなく納得できるが、では試した人はどれだけいるのだろうか?寡聞にして知らない。
http://anond.hatelabo.jp/20150213000517
なにか、技術的な質問サイトQiitaとか、Slideshareで、どんどん、教えて下さる人は尊敬します。
小さい組織よりも、大きい大企業とか公官庁、国公立大学、県庁、都庁とかの方が、向いてそう…。
情報系の技術職員として、システム構築とかのサポートとか、プレッシャーよりも、ルーティンな方はどうなんだろう、ねぇ。
大学とか、官庁だと今は、任期制職員も多いけど、有給も取りやすいと、休みながら働けて良いと思う。
35才でなくて、40才制限の公務員を目指すとか、むずかしいのかな。
私も発達障害で、職を転々としきたので、発達障害支援の本を読んでます。
周りの人のサポートを上手に受けることが出来れば、良さそうだろうけど、どうしても、苦手な人はいるし。
いい人でも、コミュミケーション取れないときもあるから、仕方ないよね。。
元増田の場合は…充分に実力があるだけに、悩ましいんだろうね。
まだ、40手前だから、何とかなると思う。
40過ぎるとほんと、体力なくなるから。
http://anond.hatelabo.jp/20130220004202
の続き
ここはぼくが今までの経験から進路について思うことをQ&A方式で書いておくね。
もちろんぼくの個人的な意見だから絶対に正しいとは言い切れないけど、結構参考になると思うよ。
少なくとも、単に合格実績を上げたいだけの予備校や進学校の進路指導よりは何倍もいいと自負しているよ(笑)。
A.バイオ系は広い。
対象は野山に出て動物植物を追いかける研究もあれば、研究室で毎日細菌相手に実験ってのもある。
一方、応用研究とは、「基礎研究で得られたものを利用して人類に利益をもたらすための研究」のこと。
応用研究をメインにしているのは、医療系(医学部・保健学部・薬学部・歯学部)・農学系・工学のバイオ系。
基礎研究をやっているのは主に理学部だけど、理学部だけってわけじゃなくて、応用系の学部でもそれに近い研究室はある。
だから基礎は応用系の学部・学科に行っても学ぶことは可能だよ。
また、よく基礎研究を高校の勉強で言うところの「基本」と勘違いしている人がいるけど全然違う!
高校の教科書に出てくる練習問題の基本問題ってのは単に簡単な問題ってこと。
一方、基礎研究とは応用研究に比べて簡単ってわけじゃなくて応用性を持たないってこと。
応用性がある方がおもしろいと思うか、ない方がおもしろいと思うかは人それぞれだからそのあたりは
きちっと考えた方がいいよ。
文句を言ってもそれはきちんと選ばなかった自分が悪いわけだからね。
あと思うのは、最近では「環境」って名の付く学部や学科が結構あるけど、ぼくはそこには行かない方がいいと思う。
18歳人口が減っているのに、大学で学部・学科が増えているのは単純に収入源を確保したいだけなんだ。
だからそういう新設学部に行ってもきちんとしたことを体系立てて勉強するのは難しいし、就職でも企業は判断が
きちんと環境について学びたいなら、工学部や農学部のような100年以上の学問体系を持った学部に入ってそこで
きっちりと勉強すべきだよ。
そしてそういったことができる企業や官庁に入って仕事として環境をよくする方向を目指すべきだと思うよ。
A.医学部以外は基本的には大学4年生になると研究室に配属になってそこで卒業研究をやるよね。
たいていの場合は学生は一人では何もできないから先輩から教わりながら研究をやる。
就職活動時期は3年生の後半~4年生の前半だよ。
高校生の中には「そこそこ以上の大学なら、理系の就職は推薦制度があって特に就職活動をしなくてもあっさりと
有名企業に決まってしまう」と思っている人がいると思うけど、それは主に工学部の電気電子機械系で
バイオ系は基本的に推薦制度がないから自分で探さないといけないんだ。
しかも大卒(学部卒)の場合はバイオの企業の理系職(研究開発職)に就くのはまず無理だから、文系的な職種や
公務員・教員に行く人だけが大学院に進学せずに就職活動をしているね。
一方、バイオの企業の理系職(研究開発職)や国公立の研究所の研究者を目指す人は大学院に進学する。
このときの就職希望者は大学院の最初の2年だけ大学院に行って(修士課程という)、就職していくのが一般的。
このときの就職活動時期は修士1年の10月~修士2年の夏くらいまで。
じゃあ、肝心の就職実績はどうかと言えば、これがかなり厳しい・・・。
バイオ系の企業って主に製薬系と食品系に別れるけど理系職の採用なんて1社あたりせいぜい
15人程度しかないんだ・・。
そのたった15人の採用枠を巡って数千人が応募するわけだからかなりの激戦だよね。
せっかく高校時代に夢を持ってバイオ系に進学したのに6年も経ってから希望が叶わなかったなんてそれはないよね・・。
ほんと厳しい・・・。
じゃあ、希望の就職ができなかった人はどうするかってことなんだけど、人それぞれだよね。
希望じゃない職種で就職する人や無職になる人、仕方なく博士課程まで進学する人。
バイオ系の学部・学科のHPで就職先をきちんと書いていないHPが多いのはこういう理由なんだろうね・・・(汗)。
3年で卒業(修了)できる場合はかなりのやり手であって、+1~2年くらいは修了は遅れることは
当たり前だと思った方がいい。博士課程はきちんとした研究成果を上げないと修了できない制度だから、
博士に上がる前に自分の力量をきちんとわきまえておかないと何年経っても修了できなくて
ドロップアウトってことはよくあるんだ・・・(汗)。で、めでたく修了できても就職先はないことが多い。
研究所に就職できたとしても、ふつうポスドクって身分になるんだけど、そのポスドクになるのはかなり難関で、
なれたとしてもポスドクは2~3年の任期制だからその間にきちんとした研究実績を上げられないと
あっさりクビになってしまうんだ。もちろんそこでクビになったら別の就職先なんて見つけられるわけない!
だって30歳近くになって会社勤めしたことない人を雇いたいって思う会社なんてあるわけないでしょ・・・。
基本的に研究者の世界は芸能界やスポーツ選手の世界だと思った方がいい。
ほんの一握りのできる人だけがのし上がっていけて、他の能力のない人は消されていくんだ・・・。
A.バイオ系の場合、大学院入試(院試)は大学入試と比べるとものすごく簡単。
そのまま同じ研究室で上に上がるだけなら、院試前に1~2ヶ月勉強すればあっさりと受かってしまうものだよ。
同じ研究室にそのまま上がっても入学後の1日の生活は基本的には変わらないよ。
だから、同じ研究室に大学生と大学院生という身分の違う学生が2種類いることになるんだ。
おもしろいでしょ?
別な大学院に行きたい場合は、行きたい研究室の先生と事前にメールとかで連絡を取ってその研究室に挨拶に行こうね。
院試も外部受験だと内部で受けるよりハンディはあるけど、研究室訪問をしたときに何とか院試の情報を先輩から
聞き出して(先生からは聞かない方がいい)、有利に受験を進められるようにしようね。
注意しないといけないのは、大学院には2種類あって『研究大学院』と『専門職大学院』があるんだけど、
バイオ系の学生が行く大学院はふつう研究大学院。研究大学院は「単に研究をのみするところ」なんだ。
一方、専門職大学院とは、最近注目されている法科大学院や会計学大学院のように「特定の専門職に就くために
法科大学院は司法を目指す人を養成するところだし、会計学大学院は会計士を目指す人のために大学院だよね。
よくある勘違いは、研究大学院なのに専門職大学院のような期待をして進学することがあるんだけど、
これは大きな間違いだよね、研究大学院ではいろいろなことは学べないよ!普通は特に資格も取れないよ。
A.悲しいけど、ただの「使いっパシリ」としか思っていない先生が多い。
大学の先生ってのは自分の研究室の研究業績が上がることで、自分の名声もあがるシステムになっているから、
できるだけ多くの学生を研究室に所属させて、その学生にいろいろ研究させたいと思っているんだ。
研究室の基本的な生活って、毎日に朝9~10時くらいから夜11~12時まで実験ってことが多いから、
人を雇おうとしても激務すぎて労働者は寄りつかないし、先生も給料を払わなければならいから、
タダで使える学生に研究をさせて研究室の名声を上げようと考えている先生が多いよ。
先生も安定している職業じゃないから、いい研究成果を出せないとクビになってしまうこともあるからね。
もちろんすべての先生がそういうわけじゃないから、どの先生につくかはきちんと噂などをゲットして考えた方がいいよ。
A.こういう質問が出るのは将来のことをあまり考えていないからだよね。
そういう場合はまず自分がどういうことをしたいのか、あるいはどういうことをしたくないのかを
きちんと考えるようにすることが先決だよ。もちろん、一人で机に向かって考えるだけじゃ答えは出ないから、
いろいろな人と話したり、バイトをして職業について考えてみたり、ネットでいろいろな噂を見て判断してみるのがいいよね。
それでも決められない場合、あるいは同じくらい魅力があると思える場合は、ぼくだったら次のようにするよ。
まず、医療の研究がしたいなら、医療系の学部(医学部・保健学部・歯学部・薬学部)に進む。
どれも難関だけどね。
それ以外のバイオ系の学部では人を対象にした研究は基本的にはできないから、入学後
フラストレーションがたまるだけだよ。もちろん医療系の学部と言ってもいろいろあるし、学部や大学に
よってもやっていることが全然違うから自分のやってみたいことができるような大学・学部を選んでね。
そのための情報集めは怠らないように!!
医療の研究に直接興味がないなくて、バイオ系と電気電子機械系を天秤にかけるなら、
やはり日本は電子立国だからこれらの学科だったら就職に困ることはまずないからね。
学生1人に対して求人企業が10~50社くらいあるから引く手あまただし、この系統だったら
確かに最近は推薦制度でも絶対に採用されるわけではなくなりつつあるけど、それでも普通に就職するよりも
ついでに書くと、機械メーカーへは機械系よりも電気系の方が入りやすいし、
一番悲惨だと思うのは、基礎研究に興味がないのに理学部に進んでしまう人・・・。
別に生物学科に限らず理学部は基礎研究しかしないから、「人の役に立ってこそ研究」と考えている人は
理学部には絶対に行ってはいけない!間違って入ってしまった人は再度大学受験をやり直して応用系の学部に行くか、
大学院で応用に移ろうとする人がいるけど、院試の科目が違いすぎてなかなか受からないし、受かっても
就職では企業は学部時代にどんな勉強をしていたかを大事にするから、かなり不利になってしまうよ。
ぼくの個人的見解としては、基礎研究に興味があっても、学部はとりあえず応用系に進んで、
きちっと技術や資格や免許を取得したうえで、同じ学部にある基礎の研究室に行くか、理学系に進学するのが
いいだろうね。
基礎しかやらない理学部に入ってしまうと技能とか資格・免許は取れないものだから(教員免許以外)、
以上