はてなキーワード: アサイーとは
■受付
俺は事前予約をしていたからまだマシだったが、前に並んでいた人は2時間待ちと言われていた。
で、混雑を捌かなければいけないからか、受付窓口の人が超早口で
言っている事の半分は聞き取れなかった。一応ノリで返事しておいたが、
「肩がどうのこうの」という感じで聞こえたセリフは、ついぞ分からないままだった。
俺が休みモードで頭が回っていなかったという事もあるだろうが、
ハッキリ言って「人に説明している」とは、とても思えなかった。
血が通っていない、とでも表現すれば上手い事言ったことになるのだろうか、よくわからない。
■待合室
仕方が無いので別の席(固いベンチ席)に座り、呼ばれるのを待つ。
この段階で、もう既に帰りたかった。
隣の席のおっさんが、案内スタッフに対してかなり横柄な態度だった。
その時は「なんだこいつ」と少し思っていたのだが、後に印象を変える事になる。
やる事も無いし、また席を奪われるのも嫌なのでボーっとしていると、番号を呼ばれる。
案内スタッフの説明も窓口スタッフと同様に早口だ。聞き取れないがノリで返事をする。
もう今日だけでも何十回と説明している事なのだろう、全く抑揚が無く
立て板に水と言えば聞こえは良いが、言わなければいけない事を暗唱しているだけだ。
話し方はゆっくりだったので、内容は一応聞き取れた。
その後、検査採血を行う。これも流れ作業で、まくしたてるような説明だった。
始めに両腕を出して「どちらの腕で採血するのか」を決めるのは、以前の経験で知っていたが
何も言わずに右腕の方をチューブで縛り始めたので、こちらも何も言わずに左腕を引っ込めたら
「いや、両方縛ってみるので腕を出したままにしておいて下さい」。
右腕縛る時に言えよ。
■採血
元々血圧や心拍数の関係なのか、人と比べて採血スピードが速いのだが
貧血や立ち眩み防止のためか、足の運動や手の運動をさせられたこともあって
爆速で終わった。
砂時計をひっくり返し、「この砂が全部落ちたらベッドから降りて良いですよ」と言われ
大人しく待っていたのだが、最終的には砂が落ち切らないうちに「もう降りて良いですよ」
と言われ、「はぁ!?」という表情をしてしまった。
自分がぞんざいに扱われたと言うよりは、浅はかな考え(と俺が感じた)に対してイラっと来た。
しょうもない所で時短すんなよ。急いでベッドから降りて、貧血で倒れられた方が面倒だろうが。
採血が終わり、やっぱり混雑している待合室で
ベンチに座って呆けていると、番号を呼ばれる。
そこで、例の超早口な説明とともに、献血カードとポイントカード、
あれ?予約して献血した人にはお菓子と記念品が貰えるんじゃなかったっけ?
そんな疑問を浮かばせている間に、言いたい事を言った案内スタッフはもう目の前から消えている。
記念品は「在庫限り」って書いてあったからまあ仕方ないかもしれないけど、お菓子が無いってありえなくね?
と思っていたら、ほどなく呼ばれた斜向かいの席の人は普通に貰っている。
今までのコンボで怒りゲージが溜まっていたのかもしれない。
「〇時に予約をして、先ほど400ml全血献血をしたのですが、記念品等は貰えないのでしょうか?」
と告げた。クレーマー扱いはされたくないので、出来るだけ穏便に、冷静に、
わざわざ受付の列に並んで、言った。
対応したオジサンは流石に少し慌てた風で、別所にあるパソコンを操作していたが、
他の窓口の人たちは全く意に介せず、防護フィルム越しの献血者にせっせと説明をしている。
初音ミクや棒読みちゃんの方が感情があるんじゃないか、と思えるようなトーンで。
少しして、オジサンが「申し訳ありません」とお菓子と記念品を差し出してきた。防護フィルム越しに。
それに対して何と回答したのかは覚えていない。声を荒げたりはしなかったと思うが、
おそらく何も言わなかった、言えなかったと思う。
何とも言えない感情のまま、ロッカーから荷物を取り出し、献血ルームを出た。
前述の横柄なオッサンの事を思い出し、ああいう態度になるのも仕方ないのかなと思った。
だって、向こうはこっちの事を血袋としか思ってない(ように思える)のだから。
コロナ渦で医療関係が大変なのは分かってるつもりだよ。献血についても例外ではないという事も。
俺だって、血液が足りないというメールが来て、それで久しぶりに献血に行こうと思ったわけだし。
でも、混んでるじゃねえかよ。これで血が足りないって本当かよ、管理方法に問題があるんじゃねえの?
って少し思ったよ。
とりあえず、当面の間は献血には行かない。そもそも2,3か月は行けないけど。
少なくとも、もう土日祝日には一生行かない。
GoToトラベルだったり、満席で演劇が上演できるようになるだったり、社会が徐々に明るい方向に向かっているというのに。自分は、映画館もスタバも劇場も何もない田舎から出られないでいる。
産まれてから18年間、同じような生活環境の田舎で住んでいたのだから平気だろうと思っていたけれど、一度都会の娯楽に溢れた生活を知ってしまったら、もうこの「何もない」田舎の生活が苦しくて仕方がない。
大学進学を期にいわゆる都会という生活に触れた時も感じたけれど、田舎は圧倒的に選択が少なすぎる。または、選択を広げるためにかかる時間とお金の負担が大きい。当たり前だけれど。
だって、スタバの抹茶フラペチーノにチョコチップいれたやつを飲みたいと思ったら、電車で30分揺られなきゃいけない。タリーズのヨーグルト&アサイーを飲みたいと思ったら1時間近く電車に乗る必要がある。500円の飲み物を飲むために、その三倍以上の交通費を支払う必要がある。
映画を観たくても電車で1時間かかるし、そもそも一番近い映画館は県をまたがなきゃない。朝日が昇るまでバーで飲むなんてこともできず、日付をまたぐ前にどこの飲み屋も大概閉店してしまう。刀剣展示を見た次にミュシャの展覧会に行ったり、プッチーニのオペラを観た帰り道に箱で頭振るなんて芸当もできない。
きっとこの話を北海道に住んだことのある友人に聞かれたら「こっちはセブンまで〇〇時間かかる」とか言われそうだけど、今はそんな話をしているんじゃない。私が、私の経験してきた人生と照らし合わせて、今の生活がつらいっていう話をしたいんだ。私が今どうしても苦しいっていう話を聞いてほしいんだ。
こんなコロナがはやる前は「また田舎に住むことになったけど、大阪にも名古屋にもすぐ行けるし余裕っしょ。むしろ岡山(長船)にも高知にも福岡にも近くなってラッキー!」ぐらいのノリでしかなかった。ほんと馬鹿。
今じゃ大阪・名古屋はおろか、プライベートでは自転車で動ける範囲での生活に縛られているんだぞ。あの頃の能天気な自分を助走つけて殴ってやりたい。もっと足元を見ろ。
その自転車で行ける範囲にある娯楽はカラオケしかないし、大好きだった大判焼きを売っていたお店は、結局コロナ休業が明けることなく閉店してしまった。
そのくせ、駅前の通りにはデカデカと看板を掲げたキャバクラが立ち並んでいる。これで若者の移住やUターン就職を政策で掲げているのが、むしろギャグとしか思えない。(だからと言ってじゃあスタバを作ればいいのか、という話ではないから難しいけれど)
社会情勢を見るに、まだしばらくはこの田舎から出られない生活が続く。そう考えるとぞっとする、というような感情は薄らぎつつある。今は諦め、の方が感情に占める割合が大きいきがする。それと怒り。
諦めは、この人生を選択したのは自分だから、というもの。都会の生活が良ければ、就職の時に都会の会社を選べば良かった。それをしなかったのは自分の判断なのだから、今この状況に置かれているのは自分の責任だろう、ということ。
この田舎でコロナ初感染者が出た時、その家の窓ガラスが割られた。そんな話、ネット上の創作でしょ、と高をくくっていたけれど本当だった。風の噂によれば、その家族は引っ越したとも自殺したとも聞いている。どっちが本当かは分からないし、知りたくもない。
自分が、自分の家族が次の感染者になるかもしれないのに、よくそんなことができるなぁ。
おそらく、これは自分の想像でしかないけれど、「こっちは我慢しているのに都会に遊びに行った挙句コロナにかかって」といった憂さ晴らしでそうした行動に移ってしまったのだろうと思う。
実際、パートのおばさまたちの「〇〇さんこの前大阪に行ったんだって……」という陰口を叩いている場面に出くわしているので、当たらずとも遠からず、といったところだと思う。
自分は、その憂さ晴らしを、自分の中にある嫌だなと思う気持ちを、こうして文章にして出力することができるからまだ救われている。他人の家のガラスを割るよりは、よっぽど健全な毒の吐き方だと思う。
ただ、万人がこの毒の吐き方ができるわけではないことも分かっている。自分だって本当は、美味しい酒を飲みながら、誰かに自分のつらさを聞いてもらって同情してもらいたい。
それが叶わないからこうして、家で冷凍庫から出したウォッカを、瓶のまま飲みながらこの文字を打ち込んでいる。
Twitterが見れなくなった。舞台や美術館の上演・展示情報を見ると、そこに行けない事実を突きつけられるから。「行く!」と言っているフォロワーに後ろ暗い感情を持ちたくないから。
今の私の手には入らない美味しそうなお料理、綺麗な品々、素敵な物語。「どうせ自分はいけない……」と、いちいち悲しむことに疲れてしまった。
先日、上司(この田舎に住んで十年以上)に息抜きの会話の中で「(大学生活を送った土地)に帰りたいんですよね~」と話したら、「万一コロナに罹った時村八分になるからやめた方がいいよ、ガチで」と改めて念を押されてしまった。
その会話の数日後に、仕事終わりの終電に飛び乗ってその地に行こうと画策していたけれど、その計画もぽっきり折れてしまった。
久しぶりにワクワクした。全部終電を乗り継げば、日付は越えるけどその地に辿り着ける。出勤前に駅のコインロッカーに旅行カバンを預けようとか、馴染みのバーのマスターにはあのお土産を買っていこうとか、あっちに帰ったらあのレストランのご飯を食べようとか、旅行用の歯磨きセットが無いから買わなきゃとか、いろいろ、考えてたんだけれど。
結局そのお休みは、昼過ぎまで寝てYouTubeで酷道走行動画を見たりしていたっけ。
どんどん預金残高が増えるけれど、これっぽっちも嬉しくない。いくら円盤を買っても生の演劇・映画・演奏とは別物。いくら高い酒を買ってもバーで飲む味には到底及ばない。
何で自分は働いているんだろ。
生きてるって言えるのかな、これ。
コメ返信
https://anond.hatelabo.jp/20200919145352
そんなささやかな希望すら叶えられない田舎クソだな〜〜〜ってほんと思う。京都の確か四条通りのカフェのカヌレとかも食べたい。あと博多のShinShin。
https://anond.hatelabo.jp/20200919145353
映画自体じゃなくて映画館に行くまでの道のりが電車しかない(車持っていない)なので詰んでるんですよね。別に映画館とか行くの自体は大丈夫でしょって思ってる。
https://anond.hatelabo.jp/20200919145626
明日トラックに轢かれて死ぬかもしれない刹那主義で生きてるから相容れなくてすまんな……あっでも10万給付で貯金額増えた時は嬉しかった。
https://anond.hatelabo.jp/20200919150005
近゛く゛に゛美゛味゛し゛い゛お゛酒゛飲゛め゛る゛バ゛ー゛が゛な゛く゛て゛困゛っ゛て゛ん゛だ゛よ゛!!!!!!!高い酒ストレートで飲む分にはいいけれど……さ……あとバーの雰囲気が好き人間だからよ……
https://anond.hatelabo.jp/20200919150734
分かりみすぎて笑ってしまった。わかる予言するわ多分「都会の生活は時間が早すぎる、こんな溢れた情報の中で振り回されるような人生は送りたくない」とか書いてそう。生きるの根本的に向いてないな???
ハゲに詳しいんじゃなくて当たり前のことを当たり前に知ってるだけ。
ブルーベリー食っても目は良くならないし、コンドロイチン飲んでも関節痛は治らないし、ノコギリヤシ飲んでもチンポは勃たない。
CM見ても「※個人の感想です」とか「スッキリ!(何が?)」とか「快適!(どこが?)」とか抽象的な表現ばかりなのはそのせい。
ビタミンが肌に効くとかは「食事」で改善できて補えるものだから、サプリを一概に否定はしないが、「高価なサプリ」は大体がバッタモン。
考えてもみてほしいんだけど、「高価で貴重な植物や動物」でしか補えな特別な栄養素があったら、それが獲れる場所に住んでる人以外全員明らかに体が悪いはずだろ。秦の始皇帝じゃないんだから、高価であればあるほどいい訳じゃない。栄養の構成成分として、アサイーはビタミン豊富だのココナッツオイルがどう……という話は尽きないが「誤差の範囲」だ。
極端な話、「食品」はそこらのスーパーで売ってないモノは買う必要は無い。
で、医者や製薬会社っていうのは金儲けも上手いし今まで病気じゃなかったものを「病気」にして予算を出させて莫大な金
を稼ぐのが得意。それは事実。それによって力をつけて、自分たちの立場を確固たるものにして、政府を動かしやすくしてまた金を稼ぐ。
それは事実なんだけど、医者や製薬会社は「医学的な根拠」をきちんと作って動く。
詳しくは言わないけど、要するに「ハゲ薬を飲ませる人も、ハゲ患者も、その成果を集計する人も、飲んでる薬がホンモノかニセモノかは知らない」って実験をやるだろ。結果出るだろ。そうやって行われた実験をいくつか集めて、統計的に分析して検討して、「この成分はどうやら確実にハゲに効く!」って判断してる。
サプリメントは、栄養学的にすでに裏打ちのあるもの以外は、ほとんどこれをやってない。効くっつーのはただの迷信のことが多い。
だから、医者が信頼されるんだよ。言ってることに根拠があるから。
さっきも言ったけどハゲは「不可逆」。一度ハゲたら二度と生えてこない。基本的には。自然に増えたりは絶対にしない。
だから、もしハゲが気になりはじめたら「ハゲる前に」病院に行くといいし、高い貴重な成分のサプリとか高い根拠のない化粧品に無駄金と無駄な時間を払うな、迷走してる間にもハゲは進行すんだぞ、って言ってるんだ。
あとちなみにハゲに限らずガンにしろ何にしろ「十分で時間をきっちり決めた睡眠」を取るのが最も大事だし、次に「ミネラル、ビタミン、タンパク質を十分に摂った、カロリーは控えめの食事」、それに「週150分程度の適度な運動」が大事。これ人間の基本の3要素。(でもムリはするな、出来る範囲でいい、ストレス溜めないのも大事。)
これやってればガン以外(ガンも炎症由来のものが多いので、限度はあるが弾けるもんが多い。)、ハゲもデブも他にも色んな不具合をはじける。
ハゲは残酷な遺伝の支配がかなりあるが、それでも、肌や頭皮がきれいで詰まりがないことも重要だからさ。
青々とした畑や森(頭髪)には健全な土壌(健康な体)が必要って話。
ハゲてもいいんだよ。ハゲなんか大したことじゃない。でも、みんながみんな望む自分であってほしいと思うし、だったらハゲたくない人はできるだけハゲないでほしいじゃないか。デマに惑わされて損しないでほしいんだよ。
まぁそんな感じ 冗長ですまんけど参考になれば。
母をみて思うのだけど、アマニ油だかアサイーだかココナッツオイルだかなんだか知らないけど、
自分はトレンドっていうのがどうしてもすんなりと受け入れられない。
数年前に映画監督ファッションが流行ったけど、一人でぽかーんとしていた。
すぐにトレンドを取り入れる人は取捨選択の基準がないのだろうか。
健康番組が最たる例だ。母はオススメの簡単ストレッチをみている時だけは一生懸命やる。
けどすぐにやめる。健康にいい食品が紹介されると次の日はスーパーに奔走する。
それの繰り返し。トレンドって人工的に作られるもんなんだってば。
ファッションの流行の色も人工的に決まってるんだってば。踊らされてるだけなんだ。
サンマが群れを作って、全員でライトに向かっていく走光性のようなものだと思う。
サンマが母で、群れが主婦の集まり。人工的にライトを当てて漁をしてホクホクするのがメディアその他。
もともとそういう食品って販売されてたんだしもうちょっと取捨選択しようよ。
※妻=マグロ説とかは要りません
http://anond.hatelabo.jp/20140513095138
余計な文化で押し売りしなければ東京の地位が危ぶまれるかのような焦りを感じる
東京のあくなき探究も好きな人には興味のある話として楽しいかもしれない
とくにはてなユーザーはそうだろうとおもう
しかしながら、大多数の人にとっては地方でも十分満足できるわけだ
たとえるなら
はてなユーザーは、BDで映画やアニメみてて、FLACファイルで音楽聞いて、3Dゴリゴリのゲームやってる人たちだ
しかし日本人の多くは、DVD、MP3、スマホで暇つぶしのパズルゲームやって満足なのだ
amazonと電子書籍の出現によって本の購入自体は容易になった
田舎には書店で実際に手に取って吟味できるジュンク堂や紀伊国屋のような大規模書店はないが
これも大部分の人にとっては十分だろうと思う