「酒の肴」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 酒の肴とは

2024-04-09

仕事が終わると松屋に寄って

券売機で食べたいものを購入し、一言も口を利かずに夕飯を済ませる。家に帰る前にコンビニへ寄り、チューハイを買って帰宅する。

家に着くとまずは風呂に入り、風呂上がりにチューハイを飲む。酒の肴YouTube最近私人逮捕系にハマってる。痴漢をした男が捕まって、馬鹿なことをしてんなもう人生終わりじゃん。なんて思いながらその必死抵抗する様子をニヤニヤ笑いながら眺めてる。

でもそうしたことを日々繰り返しているうちに、なんだか胸の奥が少し苦しくなった。

自分犯罪を犯したことなんてないし、全うに働いているのだから、こいつらよりはずっとまともなはずなのに。それでも、たまに自分のことが堪らなく卑しい存在に思える。

他人の不幸を笑う自分存在に気付いて、自分が一人であることの理由を知ってしまったようで、だから自分孤独なのではないと理解するのが怖くて、俺はそれでも酒を片手にYouTubeを観てしまう。

たくさんのストックがある冷蔵庫からチューハイをおかわりし、明日自分に期待するように酒を煽る。

明日はきっと今日より良くなるだろうと信じて、俺は眠る

2024-03-18

カップ麺や袋麺をいつ食べればいいのか分からない。

いつも美味しそうだなと思って、ついつい買ってしまうんだが、食べるタイミングが分からない。

結局期限切れになってからしょうがなく食べることが有る。

  朝 パンご飯は食べるけどラーメンじゃないよな。

  昼 仕事が有るからだいたい外食だし、休日には何か旨いもの喰いに行きたいので、自宅でラーメンじゃないよな。

  夕 晩酌をやるから酒の肴になるものを食べる程度。ご飯(白米)は食べないし麺類も食べない。

    餃子ラーメン生麺タイプ)は自宅で食べる事はまれにある。

結局、期限切れのインスタント麺(生麺タイプではない)を食べるのは、連休中に態々機会を作ってという事になる。

あと、休日で天気が大荒れの時の昼とかかなあ。

カップ麺や袋麺は美味しいんだけど、なかなか食べるタイミングが...

分かってもらえないかな。

2024-02-25

BSSを実際に食らうとかなりきつかった

エロ本にはBSS(僕が先に好きだったのに)というジャンルがある。

NTR(寝取られ)は現在付き合っている彼女をほかの男に奪われることに対してBSS一方的片思いしていた相手が後から出てきた男と付き合って「僕が先に好きだったのに!早く告白していれば僕が付き合えたかもしれないのに!」といった要素を含むものである。これが実際に自分の身に降りかかってかなり精神的にキているのでここに書く。

共通友達もいないし相談できる相手もいないのでここで吐露させてくれ

大学の友人で卒業以来3年以上片思いをしていた相手に久しぶりに会ったら相手には彼氏がいた上に同棲も始めていた。

彼女とは大学サークルで知り合った。

お互いオタクだったのとコミュニケーション能力もそれなりにあったのですぐに仲良くなってサークルの間はだらだら話してコミケがあれば一緒に行くような仲だった。

自分パーソナルスペースが狭い自覚はあって彼女も同じように狭いのかたいして気にしていないのか異性なのに肩を寄せ合う、膝枕をする、肩を組んで同じスマホを見るみたいな、まぁ傍からみたらおかし距離感だったと思う。

それが大学4年生になると二人でデートにも出かけることもあったし、出かけるときは手を繋ぐレベルまでになっていたので、当時彼女にその気があったのかもしれないと当時の自分も感じてはいたが卒業就職のことで手一杯だったので「まぁこのままの関係でいいか」となんらアクションは起こさなかった。

結果特になにもなく卒業を迎えて俺は都内就職彼女就職に失敗したのか地元に戻って実家暮らしていたらしい。

卒業して最初の1年くらいはぽつぽつとメッセージのやりとりがあって、彼女イラストを描けたので個人で依頼を受けたりアルバイトをして暮らしているということを聞いていた。

そのころから彼女Vtuberになる目標ができたようでセルフ受肉するためにキャラデザインやらLive2dやらの進捗をたまに用事があって連絡したときに知らせてくれた。俺もLive2dモデルを何回か作ったことがあるのでツールの使い方でわからないところがあれば相談に乗っていた。

卒業から1年半くらいが経った頃にモデルが完成してVtuber活動が始まった。

1年半の月日と俺自身ソロプレイゲームしかやらない人間なので共通話題もなくなりこのころには特に用事もないので連絡を取ることはなくなっていた。

自分Vtuber配信を見ることも趣味の一つだったのでもちろん彼女配信もちょくちょく見ていた。

実際彼女以外にもリアルの知り合いが何人かVtuberを始めていて知り合いの近況を知ることもまた楽しいので彼女以外の配信も見ていたしあくま彼女もそのうちの一人という認識だった。

ただこの頃からかそのちょっとからか、正確にはいからかはわからない。

基本的自分はあまり人と遊ぶ趣味を持っていない。アニメを見るのが好きで映画を見るのが好きでゲームFPSよりはシミュレーションゲームパズル系のゲームの方が好きだった。アニメ映画もとにかくいっぱい摂取したいので人と予定を合わせて見るなんて選択肢は眼中になかった。ゲーム大人数のなかでチャットコミュニケーションをとるのが億劫MMOはやらなかったし命が軽いAPEXやvalorantもやらずもっぱらソロプレイ専用のゲームをするぐらいだ。

から大学卒業した途端に友達がごっそりいなくなった。

友達、というか知り合いを作るのは得意だったので大学いたころはたくさん知り合いがいた。

大学のどこかに行けば誰かしら友達か知り合いがいる程度には大学孤独を感じることなんて一度もなかった。とはいえ大半が知り合い程度なのでLINEを交換しても一度もメッセージを送らないなんてのはざらにあった。頻繁に連絡を取っていたのはサークル友達か同じゼミメンバーくらい。その友達とも別に趣味が合って一緒に遊んでいたわけでもなくだらだら飯を食ったりたまに大学終わりにアキバに出かけたりとかその程度。結局は同じ場所にいたから一緒にいただけの関係しか築けていなかった。

から卒業した途端に友達がごっそりいなくなった。かつては覚えるのも大変なくらいいた話し相手も、頑張れば両手の指を使って数える必要があるよね、ぐらいに減った。

彼女はそんな中で残った数少ない一人だった。唯一残った女友達だった。

今までの人生で数少ないデートにも行ったことのある彼女。Twtterで楽しそうなところや美味しそうなところ、一人で行くにはキツいところを見かけるたびに気が付けば彼女と行く想像をしていた。

わかってる。これは女っ気のない自分がそういったところに行く妄想をしたときに唯一残った彼女を当てはめているだけだってことは。だからこれは恋じゃない。実際同じオタクではあるもの彼女とは趣味が合わないので付き合っても大して楽しい関係にはならないだろうという予想は(付き合ってもいないのに)した。

から彼女配信を見てはいたが連絡を取るようなことはしなかった。したとしても遠方にいる彼女に話すようなことはなかったし付き合ってもいないのに会いに行くのも気持ち悪いだろうと会うこともなかった。

配信をしている彼女は楽しそうだった。もともと同人女だった彼女はそこ経由でインターネット上に友達がたくさんいたようでVtuberを始めてからも同郷のVtuber友達ができたりと活発に活動していた。

最初お絵描き配信フリーゲーム実況をしていたが、デビューから3ヶ月程度経った頃その新しくできたVtuber友達の影響か某MMOと某FPSを始めるようになった。

特にMMOにはドはまりしたようで配信MMOの実況と攻略が大半になりVtuberを含めた固定メンツでの攻略配信は実に楽しそうにしていた。

自分MMO系に興味がないのでゲームの内容自体には全く興味がなかったが楽しそうにプレイをする人間を見て楽しんでいた。

彼女MMOのリアイベにも行ったりして、自分も好きなゲームのリアイベに行っていたので「楽しいよね~~」と首肯するなど連絡は取らないながらも一方的彼女活動を眺める生活が続いた。

就職から3年ほど経って自分生活に余裕が出てきた。

今までおしゃれなんぞには全く興味はなく、興味がないので人生優先順位におしゃれが上がることはなかったが、社会生活を送るうえで普通恰好、いわば「まともな人間」「電車で隣に若い女性が座って許された気がした」ような恰好をすることの重要性はひしひしと感じていたので余剰のお金を使って身だしなみを整えるようにした。 眼鏡をはずしてレーシックの手術を受けた(人生で一番QOLが上がる買い物だった)。 髪を伸ばしてパーマをかけた(一番芋臭さから脱却するのに有効だった)。 ソシャゲデザイン知識から服を選んで周囲から最近おしゃれになったね」と複数人に言われる程度にはなった。

時を同じくして大学時代の友人・先輩たちから久しぶりに遊ぼうとの誘いを受けることとが多くなった。 自分就職したときコロナ第一世代だったので卒業してしばらくは人と会って遊べるような雰囲気ではなかったため久しぶりに友達に会うのがすごい楽しみになった。

そして俺がおしゃれを始める少し前あたりから彼女東京に戻ってきていることを配信で知った。

とはいえ3年近くも会っていない相手にいきなり「配信で見たけど東京に戻ってきたんだって?会おうぜ!」なんて言えるはずもなくただただ一方的配信を眺める、それだけだった。

そんな折にかかってきた旧友からの遊びの誘いである。しか複数の人から立て続けに。

「俺は見捨てられていなかったんだなぁ……」などとすこし感動もしたがそれと同時に「今なら彼女と会ういい口実になるのでは?」という気が湧き上がった。

言うは易し行うは難し、3年も会っていなかった相手にそんな気軽に連絡できるだろうか。否である

結局彼女に連絡はできずにほかの旧友に会うことにした。

おしゃれをする前の自分を知っている友達に会うのは少しだけ勇気必要だった。

初めておしゃれに目覚めた中学生オカンに「あ~ら、おしゃれなんてして。ませちゃってぇ~~」と言われるみたいな反応をされたら心が耐えられない。

実際その心配杞憂に終わった。みんなオーバーリアクションを取るわけでもなく「ええやん」みたいな反応をしてくれたので俺は傷つくことなく少しの自信を持ち帰ることができた。

それから自分でほかの旧友を誘って会いに行き、皆一様に茶化すことなく接してくれたので自分の今の恰好は何ら一般人としておかしくない普通恰好をできていると改めて確認できた。

少しの自尊心を持ちえたこの機を逃すまじと彼女に連絡を取った。

「今度これ食べに行かない?」

彼女は二つ返事で承諾をくれた。

よーしよし! 二人の関係は昔となんら変わってない! 久しぶりになんなんだと悪印象を持たれているようなことはなかった!

OKをもらえた喜びと久しぶりに会える喜びで自分の恋心を自覚した。

まさか、いやそうだよな。自分気持ちはつまりそういうことなんだよな。

まぁまずは会ってみよう。 実際に会ってこの気持ち確認しよう。 また昔みたいに出かけてこの気持ち確信に変えよう。

当日はだいぶ浮かれていた。

会う前に店で眉毛を整えてもらい、柄にもなくリンツチョコを買い、1時間以上早く現地について店の場所とあわよくばの二件目の場所を下見した。

余った時間スタバで茶をしばきながら何を話そうかと考えていた。

3年4年ぶりだしな、彼女の近況は配信で知ってるけど俺の近況は知らないしレーシックの話でもしようかな。そういえば最近引っ越して猫を飼ったって話をしていたな。猫飼いは自分の猫の話をしているときが一番楽しそうだしな。今何の仕事をしているのかな。いろいろ聞きたいこと話したいことがたくさんだ。

時間になって待ち合わせ場所に行くときさながら初めて銀座シャネルに行った時のように鼓動が早くなった。

待ち合わせ場所彼女がいた。

……彼女だよな? マスクをしてるからわからん人間1年も会わなければ顔を忘れてしまうので自信はなかったが背格好は彼女のものだったので声をかけた。

彼女だった。なにも変わっていなかった。

マスクを外して見えた顔はいもの見慣れた顔だった。

変わらんなぁ…… と思っていると。

「な~に、こじゃれてんじゃん 笑」

こじゃれてるは誉め言葉なのか……?

プラス意味で受け取ってもいいのだろうか。 オカンなのだろうか。

まぁ細かいことを気にしても仕方ない。こじゃれた格好を会話の切っ掛けにして店に移動する。

色々話した。美容のこと、今の仕事のこと、そして猫のこと。

昔と同じように話すが昔とは違ってパーソナルスペースは人並みに取るようになったようだ。まぁ数年ぶりだしな。

ことさら猫について話す彼女は楽しそうだった。いわく人生で最高にQOLを上げる存在だと。

へぇ、じゃあ実家帰省するときペットホテルかに預けてるんだ?」

「ううん、彼氏が見ててくれるから

彼氏!?!?!?!?!?

彼氏!?!?!?!?!?!?!?!?!?

彼氏ぃ…… ???

彼氏いるんだ…… どれくらい付き合ってるの」

震え声にならず平静を装えていた自分助演男優賞をあげたい。さながら名バイプレイヤーとして各TVドラマの表番組裏番組に出演するような名俳優だったろう。

曰く2年ほど付き合っているらしい。MMOの固定メンツが切っ掛けだったと。

2年、だいたい彼女東京に戻って来たかそのころだろう。

MMOを始めたのがその半年くらい前だから東京に来てすぐ付き合ったことになる。

なるほどなぁ……

俺がうだうだ連絡を取らずにいた間、彼女共通趣味出会った相手よろしくやっていたのである

会う理由がなかったとはいえ知り合ってから数年あってそういう関係にならなかった自分と知り合って半年でそういう関係になった彼。その事実に心が揺らいだ。

理由なんかともかく東京に戻って来たと知ってからすぐ連絡を取っていたとしても俺が付け入るスキはなかったのだ。

頑張って平静を装いながら話を聞くと彼女が今住んでいる場所家賃相場彼女収入釣り合わないことに気が付いた。つい最近まで自分もその近くに住んでいたので「案外近くに住んでたんだね」とかなんとかいいつつ家賃のことを聞いてみると、

彼氏同棲して折半してるから全然払えるんだ」

同棲!?!?!?

同棲!?!?!?!?!?!?

どーせーぇええええ???

ここ最近よく目にした言葉アラサーになった周囲からよく耳にする言葉。 それをまさか今ここで聞くとは思わなかった。

しかし考えてみれば自分アラサー彼女アラサー、将来のことを思えばなんらおかしくはない。

しかして同棲である

今さっき彼氏がいることを知ったのにそれに加えて同棲していることを知った自分は完全にキャパオーバー、見るからに動揺していたことだろう。助演男優賞剝奪である

そこから彼女仕事愚痴を聞いていたが正直気が気ではなかった。

猫の画像Twitterに上げたときも、普段配信そばにも彼氏がいたのである

きっと恋バナ配信の時も占いをしてきたと話した時も彼氏のことを思いながらしていたのだろう。

下手な下ネタを言うと不機嫌になった彼女彼氏とは笑顔で話すのだろうな。

それらを思うと卒業してからの3年間が、大学時代からの7年間が崩れていく音がした。

彼氏の話は多くは聞けなかったがそれでもその端々からいい男なのだろうと思わせてくれる。

自分には可能性などなかったのだと自覚させられる。

中学生の時告白して振られたことはあったがここまでの衝撃はなかった。

今までの人生受験就職もなんだかんだ最後には丸く収まったのでこのような衝撃は、可能性の途絶が目に見えるような経験をしてこなかった。

ああも喉が渇いてたまらず酒で潤したのは初めてのことだった。

店を出て隣を歩くと今日違和感を決定的に自覚した。

昔のように手を繋がなかったのはパーソナルスペースうんぬんではない。彼氏いるからほかの男と手を繋がないだけ。当然のことだ。

分かれて、電車に乗って家に帰って、寝ようとして眠れなくて、気絶するように寝て起きてしばらく経った今でも咀嚼しきれていない。

会う前に買ったリンツチョコを店に忘れたことに気が付いた。今度取りに行ってくる。

わかってる。

から距離が近かったのは男としてではなく弟として思われてたことを。

わかってる。

もし付き合っていたとしても趣味は合わないし甲斐性もない自分では彼女を楽しませることはできなかっただろうと。

わかってる。

ここで「もし」なんて仮定想像の話をしても負け惜しみしかならないことを。

それでもこの思いを酸っぱい葡萄にしたくない。

あくまで行動に移さなかった愚かな自分のせいであることを噛みしめたい。

彼女はいい女だった。

異性として好きだった。すらっとした見た目もタイプだった。大声で笑い決してヒステリックにならない自分をしっかり持った人だった。自己実現のために努力できるところも好きだった。数少ない友人の中でさらに少ない尊敬できると明言できる人間だった。

このことは彼女には話すのかな。いつか心に整理がついて、俺にもほかに大事相手ができたら話せるのかもしれない。

それまでは1年に1回くらいあって近況を報告しあう友達でいたい。

つかこ失恋も「そんなこともあったね」と笑い飛ばし酒の肴にできるようになったらうれしい。

とはいえ出会いがないので何かを始めたいけど何しようか。

俺もVtuberを始めたりして

2024-01-02

家庭環境を呪っていいのは何歳までか

現在アラサー会社員独身

俺は所謂貧困家庭で育ったのでカップラーメンは好きだしジャンク品でも何でも食う

最近居酒屋で飯を食った時に俺には食育が足りてないとからかわれ、育った環境の話をしたく母親の話をするともう親は関係ないだろマザコンか?と言われてしまい恥ずかしかった。

育った家庭環境が悪いとずっと思い続けていたが、これを言い訳に出来るのは何歳までなんだろう。

俺の友人は俺のような生活環境で育った奴が多く、この前も飲んだ時に自分の家庭環境を呪うような話が酒の肴だった。

親が生活保護受給者とか、大学入学式後、最初の集まりで親が金払っていない事が発覚し当日みんなの前で「この中にお金を払ってないのに来た子がいます」とバラされて結果退学(そもそも入学すらしてなかったが)とか、親が在日仕事が続かないとか。

から親のせいにしていいものだと思ってた。

俺も両親共に中卒、幼い頃に離婚父親10年前くらいに若くして孤独死した

父母共に両親を若い頃に亡くしていたか祖父母などの親戚もいない

中学校の頃はライフラインがよく止まる生活をしていたが、高校アルバイトを俺がするようになり何とかなった。進学は奨学金が入る前の準備金がなくて入学できなかった。

今は何とか転職を繰り返し大卒に囲まれ会社にいるが、周りの頭の回転の早さに自分が惨めになるばかり

母親の事は普通だが、あの時アルバイトばかりしてなかったら、大学に進学出来ていたら、我慢しなかったら、そもそも色々なお祝いの時に少しでもお金をくれたら、色々な時に考えてしま

2023-12-06

はてな民の皆が出会った1番やばい客を教えてくれ

世の中、怪物のようなトンデモお客様がいる。まあまあいる。

私が出会った中で1番やばかったのは、ぱっくりお札おばさん(仮称)。

レジ打ちのアルバイトをしていた頃、千円札を出てきたおばさんがいた。ここまでは何も問題ない。私も「千円お預かりいたします〜」なんて言って手を伸ばした。

何かおかしい。あれ? よく見たら、真ん中の折れ目が折られ過ぎて切れ目になっている。お札の半分くらいまでぱっくり切れていた。

当時、上の人から「あまりに汚れや損傷のひどいものは断ってよし」と言われていたので、さすがにこれは……とかなり遠回しにお断りした。

そしたら、「このお札は誰かが私に押し付けもので私のせいじゃないわよ!」とブチ切れられた。男性社員がすっ飛んできて、どうにか別のお札を出していただいた。

もちろん大多数はまっとうなお客様だ。けど、たまに怪物が来る。そういう時は、怪物お客様コレクションとして後々の酒の肴にする。

はてな民出会った1番やばい客を教えてくれ。

2023-11-27

友人宅に招かれた

友人は新婚で、結婚前はしょっちゅうオンラインで一緒にゲームをしていた仲だった。

学生時代からの友人ということもあって何でも気兼ねなく話せ、悩みも馬鹿話もいっぱいしてきた。

そんな友人宅に招かれた。

玄関を開けると友人が笑顔で出迎え、こっちも思わず微笑んでしまう。

まずはリビングに通され、同棲の折から2LDK引っ越したとは聞いていたけど、広いなと思った。

ソファに座って友人と談笑していると奥さんが来て「いつもお世話になっています」と言いながらお茶を、それと洋菓子も出してくれた。

奥さんは綺麗な方で、思わず見惚れてしまいそうな美貌。

でも嫉妬はない。友人が幸せなら俺も嬉しいからだ。

でだ。出された洋菓子を早速一口もらい、「ありがとうございます。美味しいカステラですね」と感想を伝えた。

奥さんは少し戸惑い、躊躇した後「…バームクーヘンです、それ」と言う。

友人は隣でごほごほする。お茶が変なところに入ったらしい。

俺は顔を真っ赤にしながら「で、ですよね!」と言って何とか誤魔化した。

それから奥さんソファに座って談笑して楽しい時間を過ごすことができた。

だが頭の片隅ではもやもやとした思いが残り、視界の片隅に映り続けるバームクーヘン

外が暗くなる前にはお暇し、家に帰る道中、シャトレーゼに寄った。

バームクーヘンを買って酒の肴バームクーヘン。美味しかった。

今度はこれをお土産に持って行こうと思う。

2023-09-24

ポテナゲは阿呆の食い物

ポテナゲという奴がある。

加工された鶏肉じゃがいもを揚げただけの物だ。

野菜は一切ない。「じゃがいも野菜だ!」とかい屁理屈はいらない。芋類は炭水化物がメインであり、栄養素的には穀類に近い。

肉と芋だけの食事は不健康のものだ。

酒の肴としてポテナゲを食うならまだ分かる。ポテナゲだけでなくサラダなども食いながらビールワインを飲んで、呑んだ後に野菜たっぷり入ったタンメンチャンポンで締めるのも良いだろう。

だが、ポテナゲだけを食って夕食とするのは貧困食事のものだと言えよう。確実に健康破壊されるだろう。

ポテナゲに比べたらフィッシュ・アンド・チップスの方がまだマシである

2023-09-14

anond:20230913064854

追記含めてよく言ってくださった。

ほんと、男同士だからってことで変なフィルター? バイアス? みたいな感じで、「大した問題じゃない」って空気がまだまだあって歯痒いったらない。

けど、ここまでの深刻な話題が、酒の肴的に消費されつつあるのが今の日本なんだよ。

(昨日、友人数名と飲みに行ったらこ問題話題に出たりしたし…。人権的な問題より友人の推しジャニーズタレントがこの先どうするのやら的な話になってて、まあ、それも心配ではあるだろうが)

明らかにおかしい。

2023-08-28

破天荒で、姑息で、確信犯的な私の人生

いつも俺は愛想を振りまいて、会話でも合いの手を打ち、人に好かれるように生きてきた。

だが俺の悪事が明るみになり、足元をすくわれることになった。

後ろ足で砂をかけるようなマネはしたくないので、心は怒り心頭に達していたが、石にしがみ付いてでもという気持ちで、一世一代(いっせいいちだい)の賭けに出た。

だが、違和感は感じていたと言わざる負えないが、やはり上には上がいた。

俺の賭けで会社は上や下への大騒ぎ。騒動についてはうる覚えなのだが、ついつい俺は笑顔がこぼれた。

これにて俺は汚名挽回となり、汚名を晴らすこととなった。

ついに社長のお目にかなうこととなり、部長が「ご賞味ください」と思いもつかない提案

俺は会社から去ることになった。

風の噂では、喧々諤々の騒動があったのち、元旦の朝を迎えたそうだ。

そんなこんなで俺は脚光を集め、挙式を挙げることとなった。

極めつけには、俺は怪我を負い声を荒げることとなる。

こりゃ失敗する公算が強いと思い、口を濁すことにより、式は古式豊かに行われた。

俺は采配を奮ったあと、酒の肴に、鼻にもかけない奴らと酒を飲み交わした。

口先三寸であることないことを話したあと、食事に舌づつみを打った。

そして舌の先の乾かぬうちに、消息を断った。

絶対絶命とはこのことだ。


(参考サイト

https://jpnculture.net/iimachigai100/

2023-08-23

カヌレ

母がカヌレにハマっているらしい。

カヌレ美味しい」とLINEが来るので、食べ物で間違いない。

私は偶然にもカヌレを知らない。Twitterやインスタでも見かけていない。

ググるつもりもない。

私は私の力でカヌレ想像する。

母は酒の肴が好きでビール日本酒を飲んでいるので、カヌレは恐らく欧州魚介類発酵したツマミだ。

30分後にググる


めちゃくちゃ美味しそうなウンコやん……

2023-07-22

anond:20230721110854

セコマは大きいおにぎりは美味かった記憶

惣菜系は安くて量が少ないので酒の肴にちょうどよかった。

なによりもレジ無料なのが地味に便利。

2023-07-11

TATSUROの罪は何か、「正しい」以外は失敗になる社会について

つらつらと今のネット社会について思ったことがあるので、前者を話の出汁にして及第点を許さない・許すことが出来ないネット社会構造について書き散らしたいと思う。なお、筆者は別にTATSUROのファンではないしCD等も持っていない。また本件の松尾氏に対する言及については主題と外れるので取り上げない。

TATSUROのラジオでの発言について

まだ内容を知らないなら、radikoタイムフリー(一週間以内)で聞いてくるかニュースサイトの書き起こしを見て欲しい:

さて、その上で次の質問を投げかけたい。果たしてTATSUROは「ジャニー喜多川の性加害」を擁護しているのか。それともしていないのか。しばし、お考え願いたい。

答えが「している」の方はハズレ。そして「していない」の方もハズレ。正解は「本当なら問題だと考えるが、自分が把握していないのでコメントできない」。つまりノーコメントだ。

自分が考えるに、これおそらく次のような建付けで説明できると思う。

1. TATSURO本人はその噂は聞いたことがあったが、真実であるかを判断するほど情報を持っていない

2. ジャニーズ事務所も今に至るまで創業者による性加害を「あった」と認定していない( https://www.johnny-associates.co.jp/news/info-700/

3. よって会社代表するアーティストとしては「あった」ことを前提としたコメント出来ない。

これに対して、過去裁判で加害の事実が認められているではないか! 卑怯である! という反論が予想されるし、個人的にはTATSUROの発表には最高裁での判決を知った上でのコメントが足りていなかったと考える。ただ、今がトレンドジャニー喜多川の性加害問題について多くのメディアでも盛んに取り上げられているが、ならば現在、彼や事務所取引があった組織がどれだけ氏の所業について声明を出しているだろうか?

念の為だが、だからTATSUROの対応も許されるということではない。吉田豪氏が ヤフコメ で指摘していた通り、薄っすらと業界全体が共犯関係にあり、うかつに声を上げられないところが問題なのだろう。さらには現ジャニーズだけではなく、独立した元SMAP新しい地図)や元TOKIOなどにも延焼しかねないし、事務所を辞めたジュニアの人にすら風評被害が出てしまうかもしれない。松尾氏が口火を切って声を挙げたことは偉大ではあるが、個人ではなく会社組織となるとそう簡単には動けないのだ。当然、松尾氏もそれは想定した上で、声を上げようと呼びかけているのではあるが……

自分としては、だからジャニーズ事務所本体が早急に創業者による加害を認め、外部委員会や透明性のある組織改革看板の付替えなどで心機一転し、責任を持って業界全体を巻き込んで芸能界清浄化に取り組むのが筋であるとは考えている。)

次は、ならばTATSUROはその加害について言及する必要があったのか検討したい。

TATSUROとしての説明責任。ただのヒラ作曲家なのか音楽業界の重鎮なのか。

私見ではあるが、ジャニー喜多川の性加害について説明責任が発生するのは現段階ではジャニーズ事務所および加害に関与した者のみであり、それに関与せず単に所属タレント活動関係していた作曲家振付師などには発生しないと考える。

そこで、もう一度番組での発言に立ち戻りたい。もし時間が許すならば彼の発言をもう二回「イチ音楽家」および「長年に渡り音楽業界を引っ張ってきた重鎮」の言葉として読み直して欲しい。

いかがだっただろうか。思うに、前半と後半の論調の違いに違和感を覚えたのではないだろうか。そう、このコメントは、前半はスマイルカンパニー代表として会社代理、そして後半は一介の音楽家としてジャニー喜多川およびジャニーズへの想いの吐露という構成になっている。そう、TATSUROという唯の音楽家としての、だ。松尾氏の契約解除にジャニーズへの忖度が疑われているなか、なんでそんなことするんじゃいと頭を抱える行為だが、音楽家としての彼はジャニー喜多川の功の部分について語らざるを得ないのだろう。

ここで重要なのはあくまでのTATSUROはあくまでも音楽家として「私」を語っているつもりであるということだ。そして不幸なのは週刊誌などの好奇心の徒が興味を持っていたのがジャニー喜多川音楽を通じて縁があったことに対する反省・釈明であったことだ。なぜあんなにも大量の性被害を生み出したジャニー喜多川の肩を、今やシティポップで海外にも名が轟くTATSUROが持つのかと。

そう、求められていたのは、TATSUROという音楽界を生き抜いてきた重鎮が、責任感を持って性加害問題言及することであり、それによって歩みが鈍いジャニーズ問題に進展が見られることだった。筆者も正直その方向性声明を期待していたところがあるので肩透かしであったし、前述したように最高裁による裁判結果という事実は参照するべきであったと考える。

さらにここからラジオ聴き個人としての意見だが、自分にとって先日のサンソンはTATSUROの生き方をそのまま出力したようなものに感じた。週刊誌等の俗事な話題を厭い、一身上の理由のみ告げる。なので、全く持って現状の炎上状態対応するには未熟で不適切であると同時に、(氏の中で)一貫して筋は通っているな、と感じた。特にファンではない自分がそう感じる程なのだから、曲を聞き続け、ライブにも通っていた氏のファンのアンビバレンスは想像に難くない。

期待された正しい振る舞いが得られなかった場合に、高度情報社会ではその反応が画一化してしまうことについての懸念

ここからが本駄文の本題。

ここまでにグダグダと書いてきたように、長々6分も使ってラジオで述べたTATSUROの対応は、ジャニーズ事務所のゴタゴタに端を発する松尾氏のスマイルカンパニー契約解除事件のものとしては上手いものではなかった。そして連日のように彼のどこがマズイか諸々記事が生み出され、はてぶでを騒がせている。首肯するしかない理性的な論説もあれば、偏見に基づいた単なるアンチが皮を被っただけのゴミもある。しかし、一貫しているのは彼は失敗したという前提だ。つまり、何が大衆の心を逆なでし、何が更なる炎上を招くのか。これはネット社会では数多くの物事炎上してきた結果、その都度に識者がなぜ炎上したのか解説記事を書き広めてきたことの成果だ。

これによりネット民炎上リテラシが向上し、やれ謝罪文テキストではなく画像だ、検索クローラ拒否している、被害者に対する謝罪が条件付き謝罪だ、などなど「正しくない」炎上の型が言語化がされてきた。これ自体社会全体の知識の向上であり当然ではあるのだが、最近は「正しくない型」にハマっているとそれ自体が罪とされているような感覚がある。本来はそれらは当事者の間で決着を付けることで十分なのに、ネット民が「型」を定規のように振り回し、それがいかに正しくないかおもちゃにして遊ぶような。

そしてこれは謝罪文だけに限らず、どんな事柄に対してもSNSで尤もらしい解説批判が一斉に広まって、そしてフォロワーがそれを縮小再生産して再びばら撒く。これが正しい知識である場合問題ないし、歓迎することでもあるとは思うのだが、ただそれなりに長くネットをやっていて感じるのは、結局はそれは知識として深く根付くことはなく、単なる善悪物差しとしての判断基準になっているのではないか専門家専門家足るのは状況に応じて適切な対応が取れるからなんだが、単なるSNSユーザである我々にそれ程のものがあるのか。

そう考えると、松尾氏とTATSUROのこの問題は、突き詰めるまでもなく当事者間の契約問題の話であり、外野がそれを酒の肴にして相応しい相応しくないと論じるのはなんだかなあと感じている。

個人的には週刊誌ゴシップ記事情報源が曖昧ものが多くあまり好まないのだが、最近はてぶでは多く見かける気がしている。文春による調査報道週刊誌記事エントリーすることが多くなったからだろうか?)

2023-07-04

気をつけたまえ、君が町で野良猫をかわいがるとき

声が近所に丸聞こえである

自宅のベランダ前に、半野良みたいな人懐っこい猫が二匹いつもたむろしているのだが、しばしば通りがかりの人がこの子達をかわいがる。

猫をかわいがるとき、人はとても無防備な話し方をする。

おじいちゃんそんな話し方孫にすらしないんじゃないの、お姉さんそんな話し方恋人にすらしないんじゃないの、と思うほど話し方が感情ダダ漏れである

俺はそれをじっくり聴いている。酒の肴に。いつもありがとう。これから感情ダダ漏れで続けてください。

2023-06-29

anond:20230629113622

カップ麺のなんとか風やどこそこプロデュースは騙されるのを楽しむ遊びやで~

それか塩分おおいか酒の肴用途

2023-03-11

いとこが住んでたマンションの同じ部屋を従兄弟の鍵で開けてみたら開いた

どういうことかなーって大家さんに従兄弟突撃。従兄弟に支払わせた鍵代を返してもらって全住人にお知らせをしてあげた。

しばらく怒号が聞こえてて

酒の肴になった。

2023-03-05

anond:20230304200735

埋もれることはご褒美だ

衆目に晒されて酒の肴にされるなんぞ御免だろうが

増田ってのはな、書き散らかした時点ですべての仕事を終えているんだよ

反応とかそんなのは野糞たかハエ

ハエ祭りを見て喜ぶ趣味があるのか?

野に産み落とされた綺麗な糞のまま静かに大地に溶けてゆく――

それが日本人が愛する侘び寂びじゃないのか?

増田ってのはそういう大地であるべきなんだよ

わかるだろ

2023-01-07

anond:20230107225527

「ほぉーん、何でこいつらこんな人生固着してんだろうなぁー」と酒の肴にされるぐらいならほっといて欲しいよな。

2022-12-29

anond:20221229175554

続編が出てる。中年になって酒の肴になるリトルグルメ作ってるけど、それはリトルグルメなのか?

https://morning.kodansha.co.jp/c/ohmykonbumiddle.html

2022-11-15

屠体給餌が良いとか、

そんな話を酒の肴に焼いたアジ干物をしゃぶりつつ、思い出していた。

かにフライなら一瞬でなくなるが、骨付きの干物であれば長持ちしてよい。

まり酒飲みにも屠体給餌すべし。うん、さすがに生は困るし無理があるな、ってことはわかってる

2022-11-12

みんなが幸せだった時代

リベラルツイッターに貢いだ広告料はワインになってツイッター社員の胃袋に消えた

ツイッターエコチェンというリベラルの阿片窟を作り、リベラル幸せな夢を見た

選挙がある度にリベラルは夢から覚め、その血涙と絶叫は酒の肴になってネトウヨの胃袋に消えた

みんなが幸せだった時代イーロンマスクの一刀で虚空に消えた

マスク、お前は破壊再生を以て幸せ時代を作れるのか?

2022-11-03

女性を誘惑するにはどうすればいいの?


当方、30代初頭である自分で言うのもなんだが弱者男性だ。女性と話はできるが、恋愛的なやつの経験が皆無だ。デートだったら3回だけ経験があるが、交際経験は一切ない。もちろん童貞だ。素人童貞ですらない。俺性器の挿入一生できないぜ、みたいなノリで生きてる。

で、俺と同じ不動産会社(測量とか登記とかの法律寄りの感じ)で働いてる、同い年の同僚未婚男がいるんだが。こいつが女性を誘惑できるんだ。こいつと話してる最中女の子は、なんか目がキラキラしてる。漫画なんかで恋してる瞳とかあるだろう。あんなのは存在しないと思っていた。でもあるんだな、実際。

例を三つだけ挙げよう。【例1】がそいつの話で、ほかのふたつは違う人の話だ。



【例1】

去年の夏だった。職場の窓口にお客さんが来た。女の人で、見た目は20代後半ほどだった。マスクしなので推測に過ぎないが。

不動産仲介仕事をしていて、今度分譲地を売りに出す前に測量仕事相談がしたいという。ちなみにアポなしだった。

同僚Dは、その子相談スペースに座るように促して説明を聞いた。俺は近くの専用パソコン法務局から取ってきた登記簿謄本管理するシステムを突いていたよ。話はなんとなく聞いてた。

話が始まって何分か経つと、向こうの説明が終わった。で、Dは優しいから、本来は出す義務も何もない資料を何点か手渡してやってた。

の子職務経験が浅そうな印象なのもあったんだろうが、「質問はありますか?また来ることがあっても困るでしょう」とDは話を振っていた。

偶然見てしまった。

の子が顔を上げた。コロナ対策アクリル製の衝立越しに、その子がDの顔を観ていた。ふんわりとした茶色パーマが印象的だった。

それでさ。その瞬間にその子の瞳が大きくなったんだ。目を見開いただけかもしれないが。両手の掌をテーブルの端にちょこんと乗せて、Dに向かって身を乗り出していた。まるで恋する乙女のような。

確認ですが、○○先生に当業務発注予定なんですよね」

はい、そうです!!」

女の人が恋する瞬間を初めて見た。すっげー目がキラキラしていた。綻んだ顔がマスク越しでもわかるんだ。いや、見えてないんだけど。

の子はDに名刺を渡してフルネームを名乗ると、「会社にいない時はこちらに」と、近くにあった付箋に携帯電話の番号を書いてDに手渡した。

Dは接客が終わって見送りを済ませると、職場入口にある来客用の名刺ボックスに付箋ごと突っ込んだ。それから、もう一度付箋に目をやると、「個人情報からまずいよな」といった顔つきで付箋を回収した。



【例②】

ちょうど1年前のこと。

同じ会社技術部門の人間なんだが、なんかこう、いかにもパッとしない見た目の奴がいた。英単語でいうとMossaryだ。Passaryかもしれない。パッとしない人間検定においては俺と同程度の腕前をもつであろうソイツは、机の島の奥でひたすら図面を引き続ける仕事をしていた(Z君とする)。

距離でいうと、俺の机と10mほどしか離れていない。見かけることはザラにある。で、ある日の昼休みだった。俺は給湯室にお湯を汲みに行こうとしていた。トマト味のサンラータンが好きなんでな。

すると、廊下に出ようとしたところでZ君が前の方から出てきた。さらにその向こうから、今年入ったばかりの女子社員(Z君と同期になる。年はだいぶ離れてるが)がこちらに歩いてくる。細身で背が高い子だった。髪をお団子みたいにまとめてる。

で、もうすぐZ君とすれ違おうとしていたその時。その女の子が何をしたと思う?

の子は、すれ違おうとする時に、「ばぁっ!」と言いながら両手を広げてZ君の前に躍り出たのだ。Z君が「ウオオォー」と驚いてのけ反り、こっちの方にホバリング飛行してくるのと同じタイミングで、小走りで後ろの壁まで下がって、にやにやしながら廊下の向こうに早歩きしていった――

「こいつはスゲエエエエエエエエエエエッ!!」

俺の中にいる春の修羅が目覚めていた。

こんなシチュエーションは見たことがない。Z君は、平凡な見た目ではあったが、きっと女性を誘惑する力をもっているのだろう。ちなみに既婚だ。左手の薬指に結婚指輪を付けている。新人の子も、それがわかっていてあんなことをしたのだ。

俺の中で何かが崩れた気がした。俺はあん体験したことはない。Z君は強者男性だった。既婚であることを証明するアイテムを装備した状態ですらモテる。それなのに、自分の惨めさが沸々と湧き上がってきた。

Z君は女にモテる努力をしていない。外見から明らかだ。相応の年齢になったヘテロ男性は、女にモテようとしてモテ仕草やファッションその他に時間お金を注ぐわけだろう。

でも、Z君はそんなのじゃない。純粋人間力を高めるための努力を続けてきて、その結果として異性にモテるようになったのだ。

見た目は本当に平々凡々だ。ルックスは俺と同じくらい。でも、仕事技術がやっぱりすごいんだろうなあ。すごくなければ、新入社員が机の島の一番奥なんてことにはならないだろう。



【例③】

よく行く近所のコンビニに、大学生と思しき女の子店員がいる。明るい性格でハキハキとしていて、快い接客をする。怖そうなお客にも物怖じしないし、夜9時くらいになるとチャッチャとした勢いで冷凍コーナーにアイス食品を突っ込んでいく。

見た目も可愛いピチレモンとかの女性向けファッション雑誌に載ってるみたいな。顔が小さくて、華奢で、人形みたいな女の子がたまにいるだろ。あんな感じだ。ルッキズムもあるだろうが、社会人として将来有望な子だと感じていた。

金曜日夕方だった。そのコンビニで夕飯の酒の肴を買おうとしていた。ほっけの焼き魚と鮭のグラタンを選んでレジに並ぶと、俺の前にツナギ姿の男性が立っていた。背丈は俺と同じほどだが、幾分かガタイがよかった。

それで、そいつの順番が来て、例の女子店員の前に入った瞬間だった。

「あっ、かわいい!」

そいつは、驚いた様子で「かわいい」と言った。相手女の子は「え?」という感じで、彼を上目遣いで見ていた(ような気がした。俺の位置からでは見えぬ)。

「○△さん、髪型変わった!?」

はい、変わりました」

「似合ってるね!」

ありがとうございます……ちょっとだけなのに。よく気が付きましたね」

以上がやり取りになる。ほかにもあったが忘れた。

女子店員の方は、恋愛素人の俺から見ても、そりゃあ幸せそうな顔だったよ。作り笑いかどうかって、目元を見ればわかるっていうよな。まさにそれだった。

ほんとに幸せそうだったな。今思い出しても口惜しい。今まで恋愛に取り組んでこなかったことが。俺も恋愛真剣に向き合っていたら、あの子が見せたような笑顔を向けてくれる女の子がいたのだろうか。それが何より口惜しい。



さんざん語ってきたけど、結局のところ恋愛をしたくてもやり方がわからないんだ。どうすればいい。

自分の顔を眺めてみるに、全くイケメンとかじゃない。女性を誘惑してメロメロにさせることなんてできない。

でも、努力を重ねてきた自信はある。辛いことはたくさんあったけど、もうすぐ社会人10年目になる。

女と話すのは普通にできる。上で挙げた同じ会社新人の子とも、会社行事バーベキューをした時に小一時間会話をしたことがある。

外見も中味もすげーいい子だなって思って、LINEも交換した。仕事のことで月に一度は相談に乗ってるけど、恋愛的なやつとは違う気がする。俺がアプローチをしたら迷惑になって仕事がやりにくくなるんじゃないかと思うと、鬱々とした気分になる。

でも、恋愛をしてみたい。どうすればいいのか。数をこなすのが正解だとわかってはいるのだが。第一歩の踏み出し方がわからない。

頼む。増田の諸兄の中には恋愛Junkyだって何百人もいるわけだろう。アドバイスをいただけないだろうか。必ずしも童貞を脱したいとは思わないが、恋愛童貞だけは脱したい。どうすればいいのか。ご教授をお願いします。

11/3 23:30

みんなアドバイスありがとう!!

ひとつひとつ読ませていただいております

ほんとありがとうございます...

2022-07-12

女性AED勝手に使わないのは『正常』

教育業界から暴力を徹底的に排除し、教師権威が落ちていった結果

どこぞの動画みたいにイカれた生徒が教師ガンガン煽りまくるような状況になった

その生徒はボコられたんだけどさ

でもまず正すべきなのは教育現場で暴力使用されているという現状

そのためには教師権威が落ちるという副作用もとりあえずは甘んじて受け入れるべきだ

暴力を完全に排除した後に、落ちた権威をどうやって回復させていくかを別で考えればいい

 

同じように女性男性によって理不尽性的搾取社会的役割押し付けられている現状をまず打破する必要がある

これは急務だし、優先順位は高い

その中である程度強度の高い(人によっては行き過ぎたと感じる)政策を打ち出していく必要があるし

その結果として「本来女性に対して行ってもよいこと」が行われないという副作用も当面は受け入れるべきだ

 

昔なら男性女性に対して救命活動をする際に「人前で脱がせてほしくなかった」という感想を述べることすら許されなかっただろう

「助けてもらっておいてなんだその言い草は!これだから女は」と一括されて終わり

後になって「いやぁ、こないだ倒れてた女を助けるために脱がせたんだけど、胸ぺったんこでよ」みたいに酒の肴にされることすらあっただろう

しかし、女性の権利の正常化が進んだ今、そういったことをしていた輩が女性にかかわることに対して非常に憶病になっているのが見て取れる

その一端が「女性に対するAED使用率の低さ」に表れているのではないか

これは女性の権利の正常化が大きく前進してく中で現れる一種副作用であり必要悪とも言える

もちろん何の問題もないとは言わないが、この問題女性の権利の正常化がなされた後から解決していけばいい問題の一つに過ぎない

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