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2024-05-07

忘れられない初恋の人の名前検索した。

10年以上前中学三年生の私には好きな人がいた。

発表が得意で、面白おかしく、周りの様子を伺ってはクラス雰囲気を盛り上げようとする、そんな人を私は好きになった。

なんとなく、向こうから好意を感じる時もあったけれど、思春期真っ只中の私は何か行動に出るわけでもなく、ただただ席替えで近くになることを祈っていた。

サマースクール話題で盛り上がる夏休み前、彼の口からちょっと頭が良い学校名前が聞こえてきた。

怠け者な私の内申点では厳しかった。同じ学校に通えそうになかった。

残念に思ったけど、進路で別れてしまうのは分かっていたから、悲しくはなかった。

特に行きたい学校がなかった私も、サマースクールに参加したことで、入学したい学校、入りたい部活を見つけることができた。

その学校はそこそこなレベルだったけれど、当時の私の実力では乗り越えなければならないハードルがいくつもあった。

夏休み後、真剣勉強に取り組むことになった。

不馴れな勉強に勤しむ秋頃、彼の口から私の目指す学校名前が出た。

志望校は違うと思ってたから、当時は本当にビックリしたし、嬉しかった。

頑張る理由が1つ増えた私は、さら勉強に励んだ。

妄想も、それはもういっぱいした。

彼の内申点学力から言って、彼が落ちることはない。

あとは私が頑張れば、その妄想現実になると思うと、大嫌いな英語だって覚えてやろうという気になれた。

塾長からは「険しい道のりだ」と言われたり、模試の成績が酷かったり、などなど色々あったけれど、なんとか仕上げ、受験当日を迎えた。

試験会場には、もちろん彼がいた。

当時ハマっていた乙女ゲームのグッズである天然石を握りしめながら、試験に挑んだ。

試験の出来はなかなかのもので、塾長から合格だろうと言われた。

安心した私は、受験から解放を大いに楽しみ、あっという間に、合格発表の日がやってきた。

私の中学校は、結果を確認した後、報告する決まりで、受かった生徒と落ちた生徒は別の教室へ行くことになっていた。

無事に合格通知を受け取った私は、意気揚々と受かった生徒が集まる教室へ行き、先生に報告をした。

そのまま私は帰らずに教室に残って、受かった子達と高校での過ごし方を語らった。

受かった嬉しい気持ちを共有したいからではなく、彼を待っていたのだ。

しかし、彼が来ることはなかった。

私は受かって、彼は落ちたのだ。

家に帰って、私は一人で泣いた。親、塾の関係者先生、友人、皆喜んでくれていた。それなのに、私は涙が止まらなかった。

もちろん、嬉し涙ではなかった。

同じ学校に通えると思っていたのに、4月からはもう別々になってしまう。春を感じさせる暖かな日差しが、より胸を苦しくさせた。

結局、その後は彼と距離が出来てしまい、連絡先も交換できずに卒業式を迎え、卒業

高校に通うも、彼のいない高校生活を思い描いていなかった私の日々は淡々と過ぎていった。

どこかですれ違えないかと、駅に行っては姿を探した。見つけることはなかった。

彼の進学した学校は、体育祭文化祭も非公開。繋いでくれる友人もいない。どうにもならなかった。

途中、気になる人もでき、初めてお付き合いすることもできた。それでもやっぱり、初恋の人は特別なのか、忘れることはなかった。

色々あって、その人と別れた後も、特別なままだった。

大学に入ってからも忘れることはなかった。

ただ執着しているのだと分かっていても、忘れられなかった。

疲れている時は、彼と幸せになる夢を見たりした。起きた後、更に疲れたことは言わずもがな

社会人になり、新たに好きな人が出来、付き合うことができた。

この頃になると、思い出すことは僅かで、どんな仕事に就いているのだろうか、幸せな日々を過ごせているといいな、などの思いを馳せるだけで終わっていた。

結局、当時の彼とは遠距離トリガーになり、振られてしまった。

相当なショックを受けた私は、忘れるのに随分と時間がかかった。

忘れるために、私は昔のことを良く思い出すようになった。

当然、彼のことも懐かしむように思い出した。

すっかり失恋から立ち直った頃、私はふと彼の名前検索しようと思った。でも、勇気は出なかった。ストーカーチックな気がしたからだ。というか、たぶん、ストーカー

それから数ヶ月後の昨日、中学の友人、高校の友人と立て続けに会って疲れた私は、いつの間にか眠りにつき、そして久しぶりに彼の夢を見た。

変な時間に寝た私は、変な時間に起きてしまい、妙なテンションになってしまった。

そして、その勢いのまま名前検索した。

10年以上、忘れられなかった名前はすぐに打てた。

履歴に残るのが恥ずかしかったので、シークレットモード検索した。

すると、彼らしき人物がヒットした。

何やら本を出していたり、脚本家演出家をしているみたいだ。

作風を見る限り、本人に違いなかった。

彼の才能を生かす方面仕事で、私は嬉しかった。

それと同時に、何かスッキリした気持ちになった。

私が何度も思い出し、夢で見た姿は、過去のものしかないのだと、ようやく頭でも心でも理解できたのだ。

一緒に登校をしたかった私、一緒に文化祭を楽しみたかった私、告白をしたかった私。これらも、もう随分と前の私がしたかった、見たかった光景で、今の私が欲するものではないのだ。

ようやく、過去過去認識できたのだ。

初恋の人の名前検索したら、恐ろしいことになるような気がしたけれど、そんなことはなかった。

きっと、これからも私は彼のことを思い出してしまうし、切ない気持ちになるだろう。

けど、今までとは違い、適切な距離をもって振り返ることができる。

初恋の人の名前検索するのも悪くはないことが分かったので、ネットの海に漂わすことにする。

2024-05-06

anond:20240506152403

これについては半分は同調する

ツイッターやら増田発狂してる、専門知識スキルもない女が海外に出て何をする気なんだろうっていうのは素朴な疑問


専門知識スキルもなく努力する気もない人間海外に行っても住むのは難しいよ

どこの国も、何のスキルもない怠惰移民外国人にたむろしてほしくないのが本音、それが現実

努力してバリバリ働けない甘えた根性の奴はそう簡単国外移住できないよ


ただ、スキルのない女が行ってどうするんだ、何のメリットがあるんだ、という意味であるならば、

待遇が全く同じならば「海外に住んでるだけ」で大きなメリットがあると思う

本人の精神的な安心感心理的安全の話をするなら、日本よりは一般人の性被害ハラスメント差別に関してのリテラシーが高いからね

特に英語圏母国語論文が読める分、おかしなことを言ってくる男性殆どいない

当然ゼロではないし、問題はあるが、日本比較したら格段に民度がいいから、大きなストレスから解放されて天国に感じるだろう


貧困とか言ってるけど、こんなになんのスキルもない人たちが過去未来努力をせずにぬるい生活できる国そうそうないよ

女性に関してはNoだな

パートのおばちゃんのような女性を想定するならば、同じことをするなら海外の方が正当に評価されるので

日本では女性は買い叩かれるため

熟女虐待されてた経歴持ちなせいで熟女暴力振るわれるのに興奮+安心する、熟女セックスするのは復讐的で興奮する、性欲めちゃくちゃ

なのはあいんだけど本題は最近見た熟女クソデカ垂れ乳まじやばかった、爆エロ最高~

って思えた(いやこれは誇張してるけど)やっと自分過去熟女記憶に囚われない性的興奮を手に入れた!と思ったんだけど

もしこれが熟女の乳に該当の熟女から感じられなかった母性とかを見出しているとかそういう話なら

おれは一生熟女から解放された性欲を得ることはできんのか とおもっておちんこでた

2024-05-05

anond:20240505103717

しかし、バーにおいて実際にアルコールを口にしたのは、『青鞜』の中心人物であったらいてうと荒木郁子の二人だけであったという。当時は女性アルコールを飲みに出かけることが一般的ではなかったため、ほかのメンバーたちは躊躇してしまったのだ。女性解放を掲げる人たちでさえ古い慣習の束縛は強かったのであり、その中でらいてうが非常に自由精神をもっていたことがうかがえるだろう。

らいてうが訴え続けた女性解放、男女同権の考え方は、戦後社会の中で徐々に結実していく。1950年代から始まる経済の高度成長と、60年代後半からの「ウーマン・リブ運動」を経て、女性社会に出て仕事を持つことは珍しいことではなくなる。それと同時に、戦前までの女性に対する蔑視偏見も薄らいでいった。

それを象徴する現象として、女性飲食店などでビールを当たり前に楽しめるようになったことが挙げられる。1956(昭和31)年の調査では、「女性ビールを飲んでよいか、飲まない方がよいか」の質問に、女性過半数以上が「飲んでもよい」と回答。高度成長期に入ると、戦前男性占有していたビアホールに、続々と女性進出ビールを嗜むようになる。『青鞜』のメンバーでさえ束縛されていた、女性飲酒することに対する社会偏見は、戦後社会の発展の中で急速になくなっていったのだ。

ブクマカなら釣れるかもしれんが増田は釣れぬよ。

anond:20240502134416

体に一生物負担と傷を負わせる事から解放されるならそっちの方がいいじゃないか。。

君の家のかーちゃんは息子の君がいる事がアイデンティティから、それを見て育った君は少なくない数の女が人口子宮子供を育てることに偏見を持つのかもしれないけれど。

ただ、妊娠の子供を育てるために母胎から出るホルモンの種類と分泌量、タイミングの変化とかそれぞれ違うからそこまで完全に掌握して制御できるようにならんと育ち方がうまく行かない子とか凶悪化する子とかになりそうなんではないかは思う。

天然物が一番、みたいな発想はむしろ男性の方が強くなると思うよ。

フェミはこれ以上なにを求めるのよ

男はすっかり弱体化し、稼げず、家庭も持てない

その結果、女1人の稼ぎで、家庭を担うことも、子供も持つこともなく一生を送れる

伝統的な女性役割から解放されて、自分の力だけで生きていける世の中じゃん

これ以上、何が不満なのよ

世の中の支配者層が全て女に入れ替わるまで戦い続けるのか?

ユダヤ教キリスト教イスラム教、この区別もできないガチバカがいるのに驚愕したのでいちおう書いておく

この程度は分かっているよ馬鹿ッ、と言いたげな増田多数派の智者には申し訳ない。

一番最初に書いておくが、この区別がつかない奴はさすがにバカすぎるので反省したほうがいいぞ。

まず最初に出てきたのがユダヤ教で、これは旧約聖書聖典としています

主役はノアの箱舟で有名なノア

ノア神様から十戒の石板として戒律を与えられ、それを元にユダヤ人を導き、約束の地エルサレムに到達するお話

これは民族主教としての色合いが濃く、ユダヤ人以外はだいたいクズとして扱っています

神様が愛したのは敬虔ノアとそれに繋がるユダヤ人だけ。

それ以外は異教徒なんで適当地獄ぶち込みコースです。

基本的には、ノアが授かった戒律を重視する宗教なんですね。

アダムとイブから始まる「原罪」を人間は背負っているから、その罪の意識と共に戒律を守って生きましょう、という宗教

当然、いろいろ制限が多い。

それに対するカウンターとして生まれたのがキリスト教

主役はもちろんイエスくん。

キリスト教のコンセプトは、「ユダヤ人じゃなくてもみんな救うよ」と「自由」です。

一回、神の子として地上にやってきたイエスくんが人類代理として贖罪のために死んで、人類の罪を代わりに背負いました。

ついでに一回死んだときに父である神の御許に行って弁護して来たので、キリスト以降はもう人間原罪から解放されてる、と教えます

このあたりの思想、実はちょっと仏教と似ています

立川ブッダイエスが仲良く暮らしてる漫画があったけど、確かに思想としては気が合いそうな二人なんです。

だけど、時代下りキリスト教煮詰まるとローマ法王庁権威化して、挙句の果てには免罪符とか売って、荒稼ぎ。

その腐敗に怒ったルターさんが暴れて、「プロテスタント」という亜流が発生します。

なお、イギリス英国正教会というマイナー亜流国教ですが、あれは確か厳格なバチカン絶対離婚を認めなかったため。

絶対離婚したい英国王が別途亜種を立ち上げたため、と記憶していますが、このあたりは違ったかも知れません。

それはともかく、厳しいカトリックに対して自由プロテスタントが生まれプロテスタントのほうが気楽なので広まっていきまして。

そんなプロテスタントに対抗するためにカトリック必死布教を行い、その中の一派「イエズス会」のザビエルさんが日本にやってくるわけです。

そういう大きくなり過ぎたキリスト教内部の内紛が日本へのキリスト教(と、火縄銃)の伝来に繋がっていたりします。

で、そうやって自由を求めまくったキリスト教ですが、そうなると退廃的になってくるわけですわ。

それに対するカウンターとして生まれたのがイスラム教

ユダヤ教から見ると、カウンターカウンタークロスカウンターです。

こちらの主役はマホメット氏。

彼は最後預言者として神から託宣を頂き、その戒律によって縛るわけですな。

コンセプトは、「戒律による綱紀粛正」です。

イスラム教最後発としてよくできていて、マホメットの預言の中に

預言者マホメット最後なのでこれ以降は全部ニセモノだからね」という後発防止措置が入っています

ついでに、イスラムに入るのは自由だけど、抜けたら死罪ね、という、人員流出措置が入っていたりします。

そのため、一度イスラムに入るともはや出ることはできないのです。

さらイスラムには対キリスト教勧誘マニュアルがあって、キリスト教徒を転ばせるためのメソッドが充実しています

そうやってガンガン人を取り込み、流出を防ぎ、拡大してきたのがイスラム教なんですね。

適当歴史俯瞰するという視点から思いつくまま書きましたが、追記修正等ありましたらよろしくお願いいたします。 > 賢者の皆様

2024-05-03

婚活って難しい

なんだか嫌だなと思った人

子供を作るのは人間義務だと主張する人

・「女性ディズニー好きでしょ?」「女性はこういうのが好きでしょ?」「女性なのにアクセサリーつけないんだね!」など性別を軸に判断している人

漫画漫画村で読んでいると初対面で言ってきた人

趣味をやりたすぎて仕事を辞めた・転職した人

・話していると口の端に唾が溜まる人

九州出身者を隼人東北出身者を蝦夷と呼んだ人

プロフィールを読んでないことが明らかな人

・以前話して盛り上がった話題そもそもしたこと自体忘れている人

業界専門用語説明もなく会話に混ぜてくる人

・(共働き希望で)料理家事は期待しないでと言ってきた人

・1ヶ月後には新幹線で3時間距離地域に引っ越すと言ってきた人

・初対面で勤務先や住んでいる地域を聞いてきた人

遅刻してきて遅刻理由を誤魔化す人

・行く店はここでいいですか?と候補を一つしかさない人

・初対面で甘えたいと言ってくる人

単身赴任海外赴任をすることが前提の人

専業主婦母親にお世話になってきたのに母親専業主婦馬鹿にする人

・会話の意図が読み取れない・こちらの意図に沿った受け答えではない人

婚活って難しい

身近にいる人と付き合うには,集団の中で大勢の中からそこそこいいなと思った人に狙いを定めて距離を縮めていくからこそ,

デートにきてくれる≒そこそこ可能性があるになるし,お互いおおよその相手の人となりはわかった状態関係が進められる。

付き合えなかったとしても,そこそこ楽しいことがわかっているかデートに行くわけでデート自体が無ってことはない。

けれど婚活プロフィール以外ほぼ何も知らない人とデートするから気持ちがなくてもデートに行くし,

デートが無になることもある。

お互いに共通する世界もないからこそ最初から全てを解放して話した方がいいんだろうけど,防犯面や職業性質から初対面では本名職業の詳細・住んでいる場所なんかを開示したくない人も多い。

から表面だけ好きになられて,その好意に疲れることもある

なんだかいいなと思った人

・いない

2〜3回目会うまでいいなと思っていた人は数人いた。でもそれは表面に対して好感を抱いていたか,他の点が「うん?」と思っても見過ごすようにしていただけ

いいなと思った点としては

・行き先の候補複数提示してくれた

アクセスやす地域でのデート提案してくれた

デートに行く場所の予習をしていた

時間疲労などの感覚合致する

・慣れないことを頑張ってくれている感があった

・好きな漫画の好きになるポイントが似ている

学生時代同級生にいただろう感がある

・育ってきた環境が似ているためか物事感覚が合う

プロフィール時点のマッチングよりも会ってから会話のテンポ雰囲気が合うかの方が難しい

さらに,相手を深掘りしていくと世間的に好条件なんだろうけど自分と暮らすのは難しいなと思う人も多い

男性が期待する共働き女性仕事キャリアを頑張るということではないことが難しい

男女逆ならそんなに珍しい話ではないのにね・・・

インベスターZの炎上オタク気持ち悪さを凝縮している件

注意:ここで言う「オタク」は表現の自由戦士とかポリコレリベラルとか一切関係なく、漫画映画必要以上に入れ籠んでる、SNSに常駐するすべてのコメントイナゴのことである

 

https://twitter.com/investorz_mita/status/1785504430030475277

 ↑このインベスターZの切り抜き広告がX上で炎上している。

 自分にはまったくもってよくある誇張した漫画表現以上のものは何も見られず、また誰かを侮辱しているわけでもないので、何をどう炎上させる必要があるのか一切わからないが、これに対しX上のオタクコミュニティが親を殺されたような勢いで群がっている。

 このリプライ、リポスト群を見ると、「オタク」(繰り返すが、エロ表現とかポリコレとか以前に、漫画映画必要以上に入れ籠むオタクすべて)がどうして普通の人に醜悪気持ち悪くて有害存在と感じられるのか、その悪いところがすべて凝縮されている。

 以下ではそのポイントをいくつか挙げるので、人間的におかしオタクをやめたいオタクは読むと良い。

 

バカにされた」と勝手に思い込む当たり屋劣等感

 この漫画の中では、別に映画損切りしない奴はバカ」とか言ってるわけではない。ただ、「映画損切りする奴は投資にも向いている」と言っているだけである。「投資に向いていない」(それだって、作中に出来なかった部員がいるように、完全な落第扱いでもない)と評価されたからと言って、なぜ人格否定されたように怒る必要があるのか? オタクのこういう時折爆発する当たり屋劣等感は、ちょっと常人理解の域を超えている病気である

 

「悪役」属性なら何をしても良いといういじめ体質

 コメントを見ているとわかるが、この異常な拒否反応の裏には「投資家」という、漫画パターンとしては冷酷な悪役と見なされがちな属性に対する先入観に基づく全否定が根源にあるように見られる。「投資家は冷酷だ」「投資家は他人バカにしている」「投資家は豊かな人間生活否定している」という偏見に基づいて、作品普通に読めば読み取れるキャラクター人間性をまったく読み取らずに、何か妄想上の「悪の論理」を勝手に見いだして「どんな無理ないちゃもんをつけても良いもの」という扱いをしている。敬意を持つなんて建前すらない。

 

自分矛盾してるのに相手矛盾してるとすりかえ

 作中に「ぼくの見た奴は面白かったから」という理由で、映画を「損切り」出来なかったことを正当化している部員がいる。これ、普通の読解力で普通に読めば、作者のエクスキューズである。「これは彼らの遊びに過ぎないよ。『つまらない映画』なんて単純な評価はできないし、彼ら自身もそれほど信じてるわけじゃないよ」という意味を込めてなければ、作家はこんなセリフを書かない。しかし、これすらも、号泣暴走グルグルパンチと化したオタクには「作家自身も気づいてない矛盾を俺が指摘してやる」といういちゃもんのつけどころになる。こういうのに絡まれときの面倒臭さは、増田も覚えがある。

 

漫画手法自体否定

 そもそも、これは漫画物語である。極端なキャラクター設定をして、極端な立場からものを言わせることでテーマを浮き彫りにするというのは、シナリオづくりの最も基本的スタイルである差別的思想を語るわけでもなく、ただ「映画損切り出来る奴は投資に向いている」という程度の思想をもって極端なことをするキャラクターぐらいを肯定的に描いただけで否定されるのならば、「漫画面白ければ良い」だって「男なら戦え」だって「命を食べて生きる」だって普通は極端であえて日常の中で主張はしないようなテーマである。これらのオタクは、そもそも漫画表現手法のもの全否定している。

 

結論表現を殺すのはオタクである

 結局のところ「オタク」には、創作に敬意を持っているからこそオタクであるという建前どおりの存在は少ない。少なくとも、SNS等で声の大きい奴らほど、そんなところから全然遠い。奴らにとって本当に大事なのは自分」(劣等感を抱えて何かにすがりたい自分)なのである漫画映画という創作物は、奴らにとっては道具に過ぎない。自分劣等感をすがって誤摩化して糊塗するための道具だ。だからこそ、自分の劣情が発揮された瞬間に、創作物や表現者に対する最低限の敬意すらゴミのように捨ててしまう。作品を好きなように切り取りして読んで、書いてあることをねじ曲げ、ごくごく当たり前のデフォルメ手法すらもあっさりなかったことにして見せる。

 

 オタクと言うのは、漫画映像という他人創作物を身勝手に援用して、自分劣等感攻撃性を解放したいだけの、要するにフーリガンなのである

 

フェミニストが謝らないわけ

「性被害密室で行われがちで物証が残りにくいので立証されづらく、それによって歴史的女性被害を受けてきた。

また性被害を受けた女性はそれ自体にも傷つけられ、さらに信用されにくいという事によって二重に被害を受ける。

これを守るために女性が性被害を訴えた時には無条件でこれを信用、擁護することが必要であり、

事態の真偽は後に回し女性保護を最優先する」みたいなのが性被害の訴えに対するフェミニスト公式な行動理論だと何かで読んだ気がする。

間違ってたら教えて。でもこの理論に沿って考えると一部のフェミニスト冤罪に対して謝らないという言動にも一応の筋が通る。

謝っちゃったら次から被害を訴えた人を無条件で保護できなくなるから

でも、これ冤罪被害に対しての考慮が一切無いんよね。

女性歴史的に受けてきた被害を思えば、性犯罪を減らすために冤罪被害者には残念だが散ってもらう」みたいな感じ?

女性が受けてきた被害を減らすため加害者になりやす男性全体にそれを担わすみたいなイメージ?こういう印象フェミニズム理論書読んでるとたまにある。

奴隷解放したとき奴隷が担ってた労働社会全体で担う事になった、みたいな事を女性から男性に向けて行う感じというか。

とにかく明らかに欠陥があるから、現行の理論に盲信的に殉じずに理論更新する必要があると思うんだけど…

例えばこの理論に沿って今後も性被害者を守るとしたら、草津市対応については、

「今回結果的名誉棄損や中傷になってしまった事は謝罪反省します、

その上で次からも(冤罪可能性は無視して女性の訴えを無条件で信じるという意味で)同じことをやります。」が個人的には正解かな。

から見たら狂ってるように見えるかもしれんけど。

anond:20240503111641

そういう方向性妄想を書いていいのか。

であるなら、もはや性行為自体不要ものになるので、男子幼児の段階で睾丸ペニスを摘出。

男性ホルモン剤一定の濃度で放出する器具を体内に埋め込む。

これで性欲や性行為などの煩悩から解放され、犯罪も激減するだろう。

anond:20240502170304

人工子宮実用化されると、

生理が始まったのちに、卵子および卵巣組織を取り出し、問題無ければ子宮も摘出するでしょう。

ホルモンバランスを常に一定に保つ器具を体内に埋め込まれて、周期生活から解放される。

いつでも絶好調なうえに、妊娠可能性が無いから、やりまくる子が大勢でてくる。

2024-05-02

anond:20240430211551

政治家大手企業役員のような権力を持っている側ではなくて

草津関連の一部ファミニストの謝ったら死ぬ病の元になってるのは過剰な被害者意識自身の加害性への無自覚さだと思うんだよね

一般的女性というのが男性よりも社会的不利益を被ってることを否定する気はまったくないけど

だって1つの属性だけで生きてるわけではなく様々な側面で人は構成されていてある面では自分加害者であることなんていくらでもあるのに

自分女性であり不利益を被っている女性解放ということをアイデンティティにしすぎると自分被害者であるしか見ることができてないんだろうなって思う人がよくいる

結局そのせいで散々言われている女性被害者ムーブ自身の加害性の無視・軽視ってところがいろいろな問題の元になってるんだよね

anond:20240502131757

まだ長かったので要約してもらったぞ

サンキューGemini

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## 要約

中学時代万引きをしたため、店長暴行を受けた

会社員暴行し、法的に問題ないことを知った

法律は知ってる者の味方である

読者に意見を求める

  • 作者は、読者に過去経験した「法的にアウトな行いだが、うまくやって合法になった」というエピソードを共有してほしいと呼びかけている。

## その他

2024-05-01

呪術廻戦の「領域展開」はつくづく創作の話をしているなと思う

元ネタBLEACH卍解からしてその傾向はあるが、卍解が刀という自分分身と向き合い、理解を深めるというプロセスを経るのに対して、領域展開は自分自身の本性・本懐・本能のような心の世界生得領域)を解放することで究極の切り札を使うことができる

この点で、領域展開とは作家に対しての作家性の獲得と解放

確固たる自分自身の創作の原点と向き合い、作家性として作品解放することができる作家は数少ない

それが実現できる作家は、いわば特級作家ということだ

anond:20240430220648

それこそキチゲ解放しろ

びっくりするほどユートピア小一時間やってトランス状態になってきたらそのまま森に突入しろ

anond:20240501105448

フェミニズム活動が、女性への差別権利侵害から解放なのに、

それ自体は非常に長い時間をかけて意識改革してゆく以外に無くて、成果が分かりにくい。

から、短時間で成果が出た気持ちになれる、打倒アンフェに傾倒し勝ち。

アンフェを排除しても現状は何も変わらないのに、

きっとアンフェが女性への差別権利侵害をしているに違いないと思い込むことで、

アンフェを倒せば全てが良くなると錯覚する。

anond:20240501071136

それこそキチゲ解放しろ

びっくりするほどユートピア小一時間やってトランス状態になってきたらそのまま森に突入しろ

2024-04-29

anond:20240429211648

いいアイデアだけど、救われるのは女性だよね。

特に興味もないモブ男性から性的認証プレッシャーから解放されて、女性は生きやすくなる。

弱者男性呼び名が変わる。——…「男性失格者」に。

今更だけど相模原障害者殺傷事件の話(にかこつけたきょうだい児の自分語り

いわゆるきょうだい児の私からしたら、植松がやったことは「法的・倫理的には許されなくても心情的・実利的には悪くない」と思う。事件当初から思ってて、今も思ってる。

前提として、きょうだい児全員がこんな優生思想内面化したやべーやつだとは思わないでほしい。同時に、きょうだい児全員が「私は障がいのあるきょうだいが大好きで誇りに思います」とか宣えるわけじゃないことだけは叫ばせてほしい。

事件のことを知った時、私は率直に「植松が姉のいる施設を襲ってくれてたらよかったのに」と思ったのを、今も覚えている。植松が姉を殺してくれていたら、私は「被害者遺族」という圧倒的「正義」の旗印をもらった上で、姉という重荷から解放されたのに、と。

姉が障害者でいいことなんか一つもなかった。マジのガチで一つもなかった。私はきょうだい児界隈の中ではとっても恵まれ立場(姉とは違う学校、姉のことでいじめられた経験無し、親から姉の介護を頼まれ経験無し、姉のことを知った上で結婚してくれた人がいる等々)だから、どの層からも「お前ふざけんな」って言われそうだし、私の生きづらさの8割は私自身の特性のせいだからアレなんだけど、やっぱり姉には早く死んでほしい気持ちがある。ずっとある

きょうだいの話を振られるたびに嘘をついたりごまかしたりするのは疲れる(この感覚は例えばセクシャルマイノリティの人がパートナーの有無や『好きな異性のタイプ』を聞かれた時の気疲れに似てると思う)。姉がいるのに「普通お姉ちゃん」がいたらできることは何もできない、のに私よりずっと何もできないIQ25未満のきょうだいを「お姉ちゃん」と呼ばなければいけない。家族で出かけるたびに周りの目が気になって、歩くだけで恥ずかしかった。その一方で、姉を施設に預けたまま姉抜きで旅行外食に行くことに罪悪感もあった(けど姉がいたら絶っっっっ対にできないことがいっぱいできて楽しかった!)。あと、私は知的には問題なかったけど発達障害の傾向があったから下手したら姉以上に面倒な子どもで、両親は姉より私によっぽどお金時間も手間もかけてくれた。それは本当に本当にありがたいんだけど、私は20歳そこそこで施設に入れられて無為生活を送らされてる姉の人生って何なんだろうなってよく思う。

施設での姉の様子はよく知らないけど、片道1時間かけて送迎してる父いわく「家に帰る時はテンション爆上げで施設に戻る時は顔が死んでる」らしい。でも私は姉が家にいるとテンション爆下げだったし両親も大変そうだった。そのうち送迎も家での介護もできなくなるから姉は近い将来一生施設で暮らすようになる。それは気の毒だけど、私は姉を引き取れと言われたら絶対拒否する。むりだもん。結婚で逃げれて本当に良かったと思ってる。

中学生になるかならないかのころに、ダニエル・キイスの『アルジャーノンに花束を』の存在を知って、読んで、チャーリイ(が受けた手術)がむちゃちゃうらやましかった。もしそんなことが叶うのなら、姉に「頭が良くなる手術」を受けさせて、ほんの一時でもいいから「普通お姉ちゃん」と姉妹でいたかった。正直、この願いは今も捨てきれていない。

あと、これは私の勝手想像なんだけど、姉の一番の被害者は母だ。母は仕事が大好きで自分仕事に誇りを持ってたけど、姉が障害児だったせいで育休後も職場復帰できずに専業主婦になって、それっきりずっと家にいた。姉が健常児だったら母は何らかの形で仕事を続けられていたのは間違いない。この点に関しては本当に母が可哀想だと思っている。そんなこと言ったらマジギレされるから言わないけど。

とにかく、私にとって姉は(一般的きょうだい児に比べれば笑えるほど軽いけど)重荷でしかなくて、可能なら両親が元気なうちに死んでおいてほしいと思っている。私は姉が死んだら普通に泣くだろうし普通に悲しむだろうし自分がおぞましいことを考えていたと後悔するだろうけど、でも心のどこかでホッとするだろうなと確信している。だから、もし植松が姉を殺していたら、私は「被害者遺族」として世間から気の毒がられながら、ちゃっかり重荷から解放されて(部分的には)ラッキーとさえ思ったかもしれない。

私がここまでクズいことを書いても、読み手の何%かは共感すると思う。植松が言ってた「役立たずは死ぬべき」という価値観は、私を始めとした現代日本人の結構割合に浸透してて、というか多分人間本質として「人権」とかいう後付理論矯正しない限り、障害者は殺したり座敷牢に入れたりするし、高齢者は姥捨するし、子供使い捨て労働力にするし、役立たずはバンバン殺すと思う。そして「じゃあ貴方自分が『役立たず』になった時に死を受け容れるんですか?」と聞かれた時、少なくとも安全圏にいる時点では「もちろん死にます」って言い切っちゃう人間は少なくないと思う。まあこれは私が反出生主義入ってる生粋ネガティブクソメンヘラからそう思い込んでるだけかもしれない。もしくは著しい想像力の欠如かな?

とにかく、私はきょうだい児だけど差別主義者で植松断罪できない側の人間だ。本当に死ぬべきは姉じゃなく私なんだろうな。

anond:20240429160237

逆転無しは圧の部分を強調し、解放の部分はセックスはさせてやったけどお前はきしょくてくさい弱男だよね、でもセックスはしたという事実はそこにあるというふうな調整をした結果。

メスガキじゃなくて清楚というのは関係性を描くキャラを変更してそれに合わせてストーリーを調整したバリエーション

anond:20240429154929

たとえば、メスガキがきしょい弱男ゴミおじを舐めてかかる描写は圧、それに対して汚くてきしょい弱男ゴミおじがわからせをするのが解放

これがテンプレとして機能して、更にバリエーションが増えていくのはきしょくてゴミな弱男の生態が暴かれてきた成果ということ。

anond:20240429154245

ほんとのほんとに接待要素のみで構成されてるもんなんかないからな。

から解放カタルシスなわけで、受け手の弱男の正体がゴリゴリ捲られてる現代において、こうすれば効率よく圧をかけられると研究は進む一方やで。

2024-04-28

初めてショートカットにして呪いが解けた

美容師の従姉にロングヘアを強制されていた。彼女は年が10歳上で尋常じゃなく気が強く、親戚付合いもあって逆らうことの難しい相手だった。

ずーっと彼女命令でロング。前髪のありなしは彼女の気分次第。大学生になってからカラーも言われるまま。仕上がりの時にいつも自分ってブスだな〜と思いながらお金を払って憂鬱になっていた。

しかしその従姉周りで色々あって親戚付合いを止めることになり、あの家はヤバいと縁を切って家族全員で離れた。

さて髪はこれからどうしようと考えた時に、ずっとショートカットに憧れていたのを思い出した。

そこからはとにかくカットが上手い美容院美容師を調べまくった。ネットもそうだけど、人に聞いた方が多かったかな。特に自分がオシャレだなって思う人からショートにするならこの美容院のAさんを指名すると良いよと教わってすぐ予約。心臓飛び出るかと思うくらい緊張しながら当日を迎えた。

腰に近いくらいまであった髪をばっさり切って、初めて自分が良いなと感じた髪型にして、最後に鏡を見せてもらった瞬間!

あ、普通だ!ブスじゃない!って思ったんだよな。年相応の普通の女がそこにいて本当にびっくりした。いつも美容院が終わるたびに落ち込んでた気持ちが全くなくって、生まれて初めて美容院に来て良かった!と感動した。

それ以来ショートを綺麗に維持するための美容院通いも苦じゃなくなったし、メイクや服にも興味が出て人付き合いも幅が広がり良い感じになった。気持ちも明るくなったし、お風呂上がりも楽で最高!

振り返るとロングヘアの頃は従姉に呪われていたんだなと思ってこれを書いた。あんたはこれしか似合わない、ブスなんだからこうしなきゃ駄目、そんな言葉から解放されたのは呪いが解けたような清々しさだった。

髪型ひとつで良い方にも悪い方にも結構変わる。だから呪われてる人の呪いが解けるように祈るし、自分絶対に人を呪わないようにしようと思う。

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