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2024-05-05

ユダヤ教キリスト教イスラム教、この区別もできないガチバカがいるのに驚愕したのでいちおう書いておく

この程度は分かっているよ馬鹿ッ、と言いたげな増田多数派の智者には申し訳ない。

一番最初に書いておくが、この区別がつかない奴はさすがにバカすぎるので反省したほうがいいぞ。

まず最初に出てきたのがユダヤ教で、これは旧約聖書聖典としています

主役はノアの箱舟で有名なノア

ノア神様から十戒の石板として戒律を与えられ、それを元にユダヤ人を導き、約束の地エルサレムに到達するお話

これは民族主教としての色合いが濃く、ユダヤ人以外はだいたいクズとして扱っています

神様が愛したのは敬虔ノアとそれに繋がるユダヤ人だけ。

それ以外は異教徒なんで適当地獄ぶち込みコースです。

基本的には、ノアが授かった戒律を重視する宗教なんですね。

アダムとイブから始まる「原罪」を人間は背負っているから、その罪の意識と共に戒律を守って生きましょう、という宗教

当然、いろいろ制限が多い。

それに対するカウンターとして生まれたのがキリスト教

主役はもちろんイエスくん。

キリスト教のコンセプトは、「ユダヤ人じゃなくてもみんな救うよ」と「自由」です。

一回、神の子として地上にやってきたイエスくんが人類代理として贖罪のために死んで、人類の罪を代わりに背負いました。

ついでに一回死んだときに父である神の御許に行って弁護して来たので、キリスト以降はもう人間原罪から解放されてる、と教えます

このあたりの思想、実はちょっと仏教と似ています

立川ブッダイエスが仲良く暮らしてる漫画があったけど、確かに思想としては気が合いそうな二人なんです。

だけど、時代下りキリスト教煮詰まるとローマ法王庁権威化して、挙句の果てには免罪符とか売って、荒稼ぎ。

その腐敗に怒ったルターさんが暴れて、「プロテスタント」という亜流が発生します。

なお、イギリス英国正教会というマイナー亜流国教ですが、あれは確か厳格なバチカン絶対離婚を認めなかったため。

絶対離婚したい英国王が別途亜種を立ち上げたため、と記憶していますが、このあたりは違ったかも知れません。

それはともかく、厳しいカトリックに対して自由プロテスタントが生まれプロテスタントのほうが気楽なので広まっていきまして。

そんなプロテスタントに対抗するためにカトリック必死布教を行い、その中の一派「イエズス会」のザビエルさんが日本にやってくるわけです。

そういう大きくなり過ぎたキリスト教内部の内紛が日本へのキリスト教(と、火縄銃)の伝来に繋がっていたりします。

で、そうやって自由を求めまくったキリスト教ですが、そうなると退廃的になってくるわけですわ。

それに対するカウンターとして生まれたのがイスラム教

ユダヤ教から見ると、カウンターカウンタークロスカウンターです。

こちらの主役はマホメット氏。

彼は最後預言者として神から託宣を頂き、その戒律によって縛るわけですな。

コンセプトは、「戒律による綱紀粛正」です。

イスラム教最後発としてよくできていて、マホメットの預言の中に

預言者マホメット最後なのでこれ以降は全部ニセモノだからね」という後発防止措置が入っています

ついでに、イスラムに入るのは自由だけど、抜けたら死罪ね、という、人員流出措置が入っていたりします。

そのため、一度イスラムに入るともはや出ることはできないのです。

さらイスラムには対キリスト教勧誘マニュアルがあって、キリスト教徒を転ばせるためのメソッドが充実しています

そうやってガンガン人を取り込み、流出を防ぎ、拡大してきたのがイスラム教なんですね。

適当歴史俯瞰するという視点から思いつくまま書きましたが、追記修正等ありましたらよろしくお願いいたします。 > 賢者の皆様

2018-11-15

東京都青少年健全育成審議会法王庁匹敵する現在

法的な面で男女同権を推進したリベラルフェミニズムを越えて、ラディカル・フェミニズムが目指したのは暗黙の圧政を行う父権主義的な保守文化是正だった。日本的感覚で言うと、文化ってのはふわっとしたもの責任者が居ないわけだけど、欧米場合事情が異なっていて文化責任者宗教的権威、当面の話で言えばローマ法王庁だ。

からこそ、フェミのある時点のゴールは、法王庁から男女同権を認めてもらうことだったし、LGBTのゴールも法王庁からお墨付きをもらうことだった。日本人からすると奇妙に聞こえるけれど、そこに(当面のではあっても)終着点があるから権利運動として終わることができた。全員が終わるわけじゃないんだけど、矛を収めるタイミングとでも言うべきものがあったわけだ。

日本には法王庁に相当するような「日本人全体の文化基調監督する、お墨付きを与える組織」が、一般的にはない(ことになってる)。だから闘争が終わらないし終結宣言も出せないんだが、唯一それに類似した機関が、東京都青少年健全育成審議会だ。ここは「父権社会がその暗黙裡の搾取精神を持って、あたか女性が性商品であることを認めるようなみだらな商表現をしてきた」現在を、規制する能力がある組織だ。だから、この審議会規制を強めれば強めるほど、ラディフェミ的には勝利度があがる。

今は我が国には第二の法王庁があるのだ! 最もこっちの法王庁女性のもの権利保護も推進もしない。(ここではその正しさをとわないが)基本的表現物を規制するだけだ。しかし、それが日本の学級裁判フェミニズムと最高に相性が良いのだ。ま、そんな東京都青少年健全育成審議会からみても最近規制してるものの多数はBLなんすけどね。

2009-07-24

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090724-00000033-mai-int

イタリア違法移民に厳罰の治安法施行 過剰防衛を警告

 【ローマ藤原章生】移民を巡る社会問題が先鋭化しているイタリアで、違法移民をかくまう市民には禁固刑を科し、自警団による巡回を合法とする治安法が施行された。欧州議会ローマ法王庁などからも「外国人差別促す」「ファシズムの再来」との批判が出ていたが、安定多数の中道右派与党が押し切り、野党は、外国人犯罪者とみなす市民の過剰防衛が広がる危険を警告している。

 治安法の主な内容は、(1)違法移民は5000~1万ユーロ(66万~132万円相当)の罰金を科し、国外に追放する(2)医師学校職員を除く公務員には、違法移民に関する情報を当局に報告する義務を課す(3)元警察官らで組織された自警団は違法移民の捜索、摘発ができる(4)違法移民に部屋を賃貸した者は6カ月から3年の禁固刑--など。

 移民関係以外では、スプレーでの落書きなどに最高6カ月の禁固刑を科し、飲酒運転に対する免許取り消しも盛り込まれた。

 ベルルスコーニ政権が提出した法案を、中道右派与党上下院で可決。ナポリターノ大統領が14日に調印し、発布した。

ここまでが記事。以下が毎日の言いたい事。

 イタリアでは戦前ファシスト政権下で、自警団がユダヤ人共産党員を弾圧する事件が多発した。治安法導入は、むしろ外国人排斥の風潮を助長する恐れが指摘されている。

 現にミラノでは、外国人排斥を唱える右派与党北部同盟」の下院議員が「外国人の多い地下鉄ミラノ人の専用座席を設けろ」と訴える騒ぎも起きた。

 
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