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はてなキーワード: 元カレとは

2023-01-28

陰キャ陰キャのまま恋愛なんてしないで

陰キャから元カレセフレ?の愚痴やら周りは恋人ばっかなのに私は…みたいな話を聞かされるが、まあしんどい

その元カレと私が面識あって、私自身も別件で縁を切っていたりするところから、そういう話をされるようになったんだと思うけど、はっきり言って怒りのベクトル似て非なるもの。それに私じゃどうしようもできないことでもあるし、そもそもその元カレクズ野郎なわけだから忘れてしまえばいいものを。

そうかといって周りには非リアアピールもしてるのも痛々しい。そういうの経験あろうがなかろうがどちらにせよおもんないからやめな?

恋愛経験のある陰キャは非常にうざったくなる。

基本的恋愛のチャンスが日常にないから、たまたま得てしまったその時の経験にしがみついてずっと幻影を追っかけるようになるんだと思う。

性質的に陰キャというもの恋愛経験なんてない方が良いんだろうね。ましてや"普通"に憧れてるような憧れ系陰キャならなおのこと。

しかも今回の場合中途半端に連絡取れる間柄で落ち着いてる状態から、未練の残る陰キャ女側からしたらなおさら忘れられないし、クズ男の方もたまに連絡取っては使いたい時に使えると思ってて(俗に言うキープしてるってやつ)完全に共依存ルートなんだよね。そういう関係をうまく割り切れるのなんて陽キャだけなんだろう。

クズ男もアイドルのケツばっか追っかけてないで、きっぱりと連絡を断つか、あん恋愛コンプレックスモンスターを生み出した責任を取るかしてほしいと部外者は思っていますよ。

自分じゃどうしようもできなくて何の生産性もない話を聞かされる立場にもなってみてほしい。

話を聞いてくれるだけの都合の良い存在にされるならごめんです。

こんな私じゃ理解のある人間にはなれないから、そういうことを話したいなら私のいないところでやってください。

2023-01-26

anond:20230126085738

女はイージーって言ってる時想定してるのは

私は非モテ喪女!でも元カレが~っていう女だぞ

ハイスペック男女は最初から雲の上にいて視界に入ってないぞ

anond:20230126085006

明らかに恋人いなさそうで不幸そうな

男に冷遇されてそうなブス女


でも元カレが~とか言い出すから女はイージーモード

2023-01-22

常におかしな男にひっかかる女性

博多のさつじん事件を見て同僚を思い出した

元カレ半年ストーカーされて大変だったのに、また見るからにろくでもない男と付き合って押し切られて結婚してる

自分人生や最悪の場合命に関わる事なのに危機感が全くない…

博多女性元カレがどういう男だったのかはわからないけど、40前に離婚するくらいだから良くない属性の男な確率は高めだと思う

2023-01-20

ストーカーされて刺されても仕方ない人いるよね

2人だけ刺されてもしゃーない…みたいな人をみたことある

パターンA 大卒 社会人 小柄な美人 当時23

休憩中に女性から相手にされないような男性の手を、「おっきいー!」って掌を合わせ出した。

元カレSkypeアカウント不正ログインしてきたりして別れた…と笑いながら突然語られた。

これはトラブル起きるぞ…と思ってたら女性が2人のみの部署へすぐに移動になった。

パターンB 中卒ニート 80キロオーバーのブス 当時22歳

USJアトラクション時間待ちで盛り上がらなかったから、とブロックしてやったと自慢され

後に「ブロックしたのに非通知で電話結婚報告してきて、何だったんだろ〜?」と話す。

2人とも恋愛弱者男性を振り回すのが好きな感じが漂っていて

それをモテだと思っていると思う。

2023-01-18

やっぱこれよ

・生えっちの方が気持ち良がる女は実在した

元カレのちんぽ恋しさに浮気セフレ志願する女は実在した

彼氏にはゴム有りで浮気だと生でする女は実在した

・その関係を3年間続けられると女は証明した

・女をNTR返す男は実在した

風俗ガールズバー経営しつつセフレめしてるおじさんは実在した

彼氏案件中にあてつけNTRえっちする男は実在した

・チンポの具合が彼氏より良いと言わせて興奮する男は実在した

・一晩で4回戦可能マジカルチンポ実在した

12時間セックスしても満足出来ない女は実在した

・膣に精液入れた状態公式イベントに出るアイドル実在した

中出しされて感謝する女は実在した

2023-01-15

anond:20230115123715

男性若い子や経験の少ない子を望むのは、自分に自信がなくて元カレ比較されたくないから、の逆バージョンかな?

anond:20230115052533

増田が待ってただけなんて一言も書いていないよ?

元カレにも増田の方が死ぬほどアタックしたのかもしれない

2023-01-11

元カレを超える男がいない

年収的にも、人格的にも

身長はそんなに高くなかったか元カレより高い人はいるけど

はぁ、なんで別れちゃったか

2023-01-10

怒りを吐き出すだけの日記

一晩経ってもまだ怒りが冷めやらないので書く。本当に腹が立っている。某有名女性エンジニア結婚を発表したことについての俺のブコメに対し、見逃せないidコールがついたからだ。

Google検索に拾ってほしくはないので彼女名前絶対に書かない。皆も触れないでほしい。

自身ブコメは思った以上にスターがついてしまい目立つのは本意ではないので一度削除したが、おおまかな内容はこうだ。

自死した彼のことを思い出し複雑な気持ちになった、彼のことを俺は忘れない」

securecat 元カレの件はここにブコメせんでも。さすがに。ここは----氏と今カレ氏を祝うところでは。

その通りだ。本当にすまない。祝福のコメントが並ぶコメント欄にこんな空気読めないやつがいたら嗜められても仕方ない。

それでもブックマーク自由だという信念の上で、覚悟の上で自分のために書いている。

imaginaration ブコメ元カノを引き合いに出すのは控えめにいってヤバイから考えを改めた方がいいよ

すまない、「引き合いに出し」てはないんだ。あと元カノじゃなくて元カレな。

新しい旦那さんのことはよく知らないが人望が厚い人であるらしいことは聞こえてくる。幸せになってください。

だが、こいつらには本当にムカついた。

lady_joker 調べたがid:wakuwakuojisanはちょまど氏に粘着し続けており(https://onl.tw/t2B3zy9https://onl.tw/34feUNh)、自殺した元カレにもたいして興味ないのではと感じた。タタリ神になる前に病院に行ってもらいたい。お大事

chinpokomon_master 誰かが結婚するって話に「元カレ自殺してた」とか言う人単純にヤバいと思うんだけど。あなた部外者でしょ?自殺した人の彼女別に加害者でも犯罪者でもないのよ。 id:wakuwakuojisan元カレの知人」は部外者です

お前らに何がわかるんだ?せいぜい「なんだかめでたそうなエントリ読みにきてハッピーな気分になろうと思ったら気分を台無しにする空気の読めないやつがいてムカつく」程度の軽薄な気分で罵声浴びせてきたんだろうが。

ああそうだよ、確かに俺は空気の読めないコメントをする馬鹿野郎だよ。

決して性格が良くはないし、心も狭いし、ついでに顔も悪いし太ってる。でも心が許せる知人くらいはいたんだよ。血の通った普通の1人の人間なんだよ。

俺は彼と同業界の知人だった。

証明はできないが、彼の「一見本名みたいなHN」が実は本名と全く重なってないことを知ってるって言えば彼に近い人には伝わるか。

彼と某有名女性エンジニア交際末期ではあまり穏やかな関係性ではないことは聞いていた。

SNS上ですら公開痴話喧嘩を見せていたくらいだから自分だけでなく周囲の人間は皆気づいていたと思う。そして彼はまもなく自死を選んだ。

知人の目から見ても彼は元々精神的に未熟だったし、だらしないところもあったかロジカル女性から詰められたとしても仕方ないだろう。

不幸な結果の全ての原因が彼女にあるとは誰にも決めつけられないし、俺自身そうは思わない。状況や周囲の話も聞いた上で彼女けが一方的に悪いわけがないと頭では理解してる。

でもな、ほどなくして彼女SNS上の彼とのやりとりを片っ端から削除しているのを知ったときは彼の存在をなかったことにされた気がして穏やかではいられなかったし、今でも彼女名前を見たら心がゾワゾワしてしまうんだよ。それがそんなにいけないことか?


なあ、lady_jokerよ。「粘着し続けており」って、すごい意地悪な言い方だよな。


こっちだってできれば忘れたいが、彼女有名人なのでホッテントリでどうしても名前を見てしまうことがある。

見てしまったらやっぱりモヤモヤする。今だに気持ちの整理ができてないことを女々しい、気持ち悪いと言われたらそれまでだし正当化するつもりもないが、当て擦りくらい言わせてくれよ。

それにしたって彼の死から8年経ったその間にたった2回コメントしただけだぜ?たったの4年に1回のペースだ。これがlady_jokerの言う「粘着」なのか?

誓ってもいいが俺は彼女リアル接触したり直接SNSメッセージを投げたりエアリプしたことは一度もない。というか見たくないかミュートしている。今後も一切接触するつもりはないか安心してくれ。

これまでに書いた2件も消しておいたよ。何度も言うが俺が引きずってるのはキモいのは間違いないからな。


最後にlady_jokerとchinpokomon_masterに改めて言わせてもらう。何が「大して興味ないだろ」「部外者が」だよ。お前らみたいな何にも分かってないくせに知ったような口で気軽に罵倒してくるカス人間がいっっっっちばん腹立つわ。

ふざけんじゃねえぞ。お前らみたいな正真正銘部外者ならどんなに気楽で良かったか。心かきみだされることないもんな!


お前らはどうせ謝らないだろうし、薄っぺらな頭と口で謝られてもムカつくだけなのでこっちから願い下げだが、せめて「自分は軽薄な人間なのだ」と自覚してこれからの一生を送ってくれ!!!

2023-01-09

自死した元カレ、南山まさかずさんのことを思い出してしまってすごく複雑な気持ちになる。皆が忘れてしまっても俺は彼のことを忘れないようにしたい https://archive.md/QFnTr - wakuwakuojisan のブックマーク / はてなブックマーク

id:guldeenさんこういうのにスター付ける人だったんだね。当然、ちょまどさんが遺族と向き合われてきた事とかぜーんぶご承知の上で☆付けてるんですよね。すげーーーーーーーーーーーーーーーーーーなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2023-01-03

anond:20230103111245

付き合ってると思ってたのは増田だけで元カレと思ってないというホラー

2022-12-28

元カレの思い出

天皇誕生日には毎回「天皇陛下万歳!」とツイートしていた

どのみち続かなかったと思う

2022-12-19

anond:20221219141335

まあ昔は漫画ヒロイン元カレがいただけで炎上してたか

オタク人権意識が高まった結果今は人妻ネトラレが流行ってるってわけよ

2022-12-13

anond:20221213124449

元カレを刺殺する女よりも、元カノを刺殺する男のほうが多いので、男のほうが所詮フィクションだと思っており、

自分理想と異なるもの提供されたときの怒りは「文句を言う」とかではなく「つきまとい、殴り、刺し殺す」など実力行使になるのが男なのかもね。

女はネチネチ学級会やったり毒マシュマロ送るだけで、「つきまとい、殴り、刺し殺す」みたいな方向に行く件数は男より少ないからね。

Hagexブログが気に食わなくて刺殺する行動に出たのも男だった。ネット上で文句を言うので収まらずに、気に食わない人間は刺し殺しに行くのが男。

2022-12-09

結構昔、24才のときに4歳下の元カレと別れた直後に、どういうわけか元カレSNSで女の出産適齢期や高齢出産危険性についての記事論文を流しまくってたのは案の定私に覿面に効いたけど、今思うとさすがにそいつと変に続いて子供できてたほうがヤバいことになってたし、その後同い年の夫の間に子供できたからまあよかったわ

2022-11-21

anond:20221121184153

元カレの話をしてるVtuberかいっぱいいるしね

そろそろ人気Vtuber同士の結婚配信とかやってほしいよ

裏で付き合ってる奴いるでしょ

2022-11-15

実家より歴史の浅い家に嫁ぎたくない

タイトルに語弊はあるかもしれないが、読んでくれたあなた最後まで私の話を聞いてほしい。

3年付き合った彼氏と別れた。お互い将来的なことを考えて就職先も決めたのに。別れた理由は色々あるのだが(浮気ではない)、1年前のクリスマスイブに交わした会話がずっと気になっていた。


「俺、家継がないといけないんだよね〜」


は?何言ってんだこいつ、と言わなかっただけ偉い。しかしあまりイラついて思わず言ってしまった。

あなたのお家って何代続いているの?」

元カレワイングラスを噛みながら(この癖も嫌いだった)答えた。

「え……分からないけど……」

「何をしている家なの?」

「え…………分からないけど…………」

私の性格が悪いのは分かっている。でもどうしても気に食わなかったのだ。だって前々から我が家には私しか跡継ぎがいない」と言っていたからだ。


我が家は大した家ではない。本当に。

田舎侍だった祖先は、ある戦国大名に仕え苗字と刀をもらった。江戸時代はある藩の下級武士として仕え、一族の女が姫様の老女だったというのが一番の出世頭だったくらい。明治維新以降はギリギリ落ちぶれない程度の士族で、教師軍人となる者がいた。だが結局は、現当主(祖父)も次期当主(父)もサラリーマンという普通の家ではある、が一応は400年続いた武士家系である家系図もある。刀は戦闘機になったのでもうない。

大した家ではないが、それでも400年も先祖が続かせてくれた家をなくしたくないという思いが我が家にはあった(一応士族だしというプライドもある)。しかし跡取りは私(女)しかいないので、当然婿を取るしかない。苗字もそれなりに珍しいので変えたくない。夫になる人に私の苗字に変えてもらおうと思っていた。


なのに、どうして。

元カレとは前々から将来的なことを話し合っていたし、私はきょうだいもいとこもいないから確実に跡取りだと伝えていた。

元カレ長男で、元カレ父親長男であることは知っていたが、元カレにはきょうだいが2人もいたし、いとこもたくさんいた。だから別にこいつが跡を継ぐ必要はない。



後日ランチをしているときに、元カレが言った。

「そういえばおばあちゃんの家(父親実家)で聞いてきたんだけど、いま5代目だって。なんかよく分からないけど土地はあるらしい」

5代ってと鼻で笑いそうになった。我が家は18代である。山林や田畑はないが、一応城下町土地はある。

その後も詳しく聞いたが少なくとも武士ではなさそうだった(農家?庄屋?と聞いても分からないしか言わなかったが、5代だから少なくとも士族ではない)。だいたいそのおばあちゃんの家は城下ではない。まあだから普通農家か良くて庄屋なんじゃないかな。

なぜ私(18代続いた元士族家系、跡取りは一人)が、こいつ(5代しか続いていない大した家でもなく、跡取りがたくさんいる)に譲らなければならないのか。

なぜ女が嫁ぐのが当たり前だと思っているのか。

心底ムカついた。

その後も色々あってこいつとは別れた。



この一件ではっきりした。

実家より歴史の浅い家に嫁ぎたくない。

もちろん例外はある。例えば相手商売をしていたり寺だったりして政治家だったり(!)して、跡を継ぐ必要があるケース。さすがに相手に譲る。

あとは相手も跡取りがいないケース。これは時と場合によるが、相手の方が格が上とかそういうときにはもちろん譲れる。同等(=下級武士)だったら考えるかも。


とにかく、武士でもなくて、歴史が浅くて、サラリーマン家庭で、跡取りもたくさんいる家に嫁ぎたくない。もちろんお前みたいなやつとは結婚しないという意味ではない、私の苗字になっていただく。

そう、結婚相手になる人は農民は嫌だ、平民は嫌だ、部落出身は嫌だとかいうわけではない。私の母だって農家出身だ。なんだっていいが、とにかく私の苗字になってほしい。

プロポーズの時に「僕の苗字になってください」とか言われたらぶん殴る自信しかない。

から言ってんだろ?跡継ぎは私しかいないってって。


男は女が苗字を変えて当たり前だと思っているのか?

男は女に嫁に来てもらうのが当たり前だと思っているのか?


とにかく、私は実家より歴史の浅い家に嫁ぎたくない。婿に来ていただく。

2022-11-13

ネタバレ】すずめの戸締まり 感想

面白く無いわけではないが今回はちょっと微妙かな。新海誠元カレ元カノ勢も流石に今回は…と思ったところで異常性癖が発揮されて面白くなっていった。

しかしここから最後どうやって締めるんだのところは予想通り過ぎて捻りも何も無い訳だが、経験から得られた言葉を重ねていく様は大変良く、枯れた異常独身男性の心も汗をかいしまったようだ。

ネット極北であるところのはてなになんぞ入り浸っていると正直、もうあの件をエンタメとして消化して良いタイミングなのかはわからないところがある(途中微妙に感じたのもそこ)。

が、先の通り最後が良かったので救いの物語として十分有りなのではないか

2022-11-12

婚活して1番よかったの、全然きじゃなくても人は普通にセックスできるなと気がついたことだな

AV嬢の気持ちにはなるし触られるのはむちゃくちゃ気持ち悪いが、できないことは別になかった

気持ち悪いなあと思いながらでも相手普通にできるんだね。気持ち悪すぎるので終わった後速攻シャワーしないと無理だけど、行為自体できないとはならなかった

でも、学生の時の元カレにさせてあげればよかったなとは思った。なんでさせてあげなかったんだろうな。それは申し訳なかったなと今更ながら思い出していた

金と身体は引き換えられるんだなあとわかったいい経験だった

2022-11-11

北千住商店街を抜けた先にある荒川にはきっと大切なものが詰まっている。

デービッド・アトキンソンがいうには、1990年から2021年までに生産性年齢人口(16−64歳)が1299万人も減っているらしい。高齢者は2141万人も増えている。人口動態によって、社会保険料消費税も増えて、移転政府支出が増えている。そんなツイートをみて僕は「どうすんだよこの社会・・・」とつぶやいた。


どうすんだよこの社会


「おれはさ、どんなに社会がクソだったり、自分の身の置かれている環境がどうしようもなかったり、システムによってどんな不利益が被られようと、そういったことを理由に行動をせずに批判者側に回るっていうのが一番嫌いなんだ」

Kは黙って聞いている。きっとこのクソムカつくどうしようもない共感性皆無男をどうにかして言いくるめてやろうと思っているのだ。

「それでさ、どうするわけ?大事なのはその置かれた状況を出発点にどんな一歩目を進めるかじゃん」

あなたって本当に、なんてことを言ってくるんだろうね。むかつく」

「おれがそれを言って嫌われるかもしれない可能性は、そいつにいったときそいつ人生好転するかもしれない可能性とは関係がないからな」

人はみんな弱い。日本人とかじゃなく、人類全体で弱いのだ。30年間も生きてきて、ようやっと肌で理解してきた。

おそらく自分雇用者側に回ったからだろう。その人間の本性を前提にシステムは構築されなければならないのだ。

自分はそれをものすごく憎んでいる。いや、憎んでいた。正確に言えば、昔はそういった理不尽な抑圧がものすごく窮屈で、どうにかなりそうだった。

なぜだか知らないけど、自分は昔からずっとそうだ。そういう人間として生まれ育った。

でも今は違う。それは社会として必然的存在しているものだ。それを自分体感してしまった。


エリート女性システムに抑圧されるのは、女性全体の勤労意欲が低いからだ。きみがどんなに自分のことを才女だと思ったとしても、それを証明する方法が他になければ、面接の時に語り得るものなんて雇用者側は信用することなんかできやしない。どうせ好きな人ができて、その人と結婚したら、すぐに子供を作って辞めていくんだろうって。そう思われている。きみがどうかは重要じゃない。問題は、社会がずっとそのように回ってきたということなんだ」

「だけどそれは間違っている。社会女性の機会均等を実現すべきだし、資本体力のある会社だったらそれを実現できるはずでしょう?」


「なんで?会社が何十年と高い法人税を払いながら貯めてきた内部留保を、なぜ利益がでるかどうかもわからないもののために使わないといけないの?そしてなんでそのような貯金が当然の権利として自分提供されると思っていて、そうしない社会が間違っていると思っているの?」

「そんなの綺麗事だよ」

「そうかなぁ。極めて現実的なことしか言ってないけど」






理想というのは脆いものだ。僕は理想論者だ。正真正銘の。正真正銘すぎて理想同化しているかもしれない。

それほどの理想論者がいうことが極めて現実に即したものになるなんて、だいぶ皮肉の利いた人生だと思う。

「でもね、なんであなたがそれを言ってくるのかをよくよく考えてみると、あなたになにか得になることがないっていうのがわかってくるのよ。そういう意味で、稀有存在よね

あなたって。どうしてそんなことをしているの?」


Kは自分LOVE輪廻を回したいんだと言った。僕は「自分もそれをやっているつもりなんだ」と言った。

「誰かにもらった恩を、別の誰かに与えたい」 それ自体は物凄い誇大な理想論かもしれない。








Kの彼氏は1年前に死んだ。自殺だった。

正確にいうと、元彼氏だ。別れた後に、いろんなことが重なったのだという。

彼氏理想論者だったそうだ。とてつもない理想論者だったのだろう。きっと、世の中に蔓延する悪意や、欲望を受け止めきれなかったんだと思う。

高尚な理想を掲げることは、現代ではとても難しい。







僕たちは北千住にいた。ずっと北千住にいた。Kと出会ったのも北千住だった。

ずっと仲が良かったわけではないが、期間だけで見ると長い付き合いとなる。僕がまだサラリーマンの時だった。

「まだ学生だった頃からすると、だいぶ、変わったね」

「それって、いい意味よね?」

「もちろん。ふわふわした足が、ちゃんと地についてる」










僕たちはよく荒川に行った。深夜の荒川は静かだった。

河川敷ほとりで缶チューハイを飲む。

「この広い空に包まれているせいで、きっと気が大きくなっちゃったのよ。こんなこと言うつもりなんてなかったのに」



Kはそう言って泣きながら笑っていた。




今日は月がすごく明るいから、だいぶ遠くまで見通せたのかもしれないね



僕は橙色のランプが等間隔で並ぶ夜の首都高が魅せるトラックの明かりをぼんやりと眺めているのが好きだった。

それは北千住に住む僕にとって、今日の星空と同じくらい、大切なものだった。

僕がKにプライベートのことを聞くと、Kは仕事に集中するんだって言った。

Kはなにか煮え切らぬ様子で僕に話を聞いて欲しそうだった。2件目に行けるような時間だったから、「もう少し話していく?」と聞いて、

それでいつものように荒川まで歩いていった。


前の彼氏の話を聞くと、Kは「うーんそれは言えない」と言った。

言えないんだったら話さなくていいし、きっといろんなことがあったんだと思う。


そうして1分くらいぼんやりしながら、Kは「まだ自分の中で整理がついていないのよ。この感じをどう処理したらいいのかわからなくて」と言った。



「なにやら元カレが死んじゃったような心残りだね」



「死んじゃったのよ」

Kは言った。










彼氏はとても誠実な人だった。不誠実なことは許せない。浮気や、不倫だとか、そういうものに自ら手を染めるようなことはしないんだって

相手に対してそんなことがあるかもしれないだなんて想像もしないほど実直な人だったのだと言う。

一社目に入った会社を辞めて転職した会社ちょっとブラックみたいなところでね、自分と別れたタイミングっていうのもあったのか、いろんなことが重なって、それでかな。

実家のお母さんから電話がかかってきたとき、私は会社にいたんだけど、気が動転していてね、私の様子を見兼ねて先輩がタクシーGOで呼んでくれて、それで帰ったの。

から私のお母さんも私がぐちゃぐちゃになっていたことを知ってるし、私その時子供ときのように泣きじゃくってた。葬式はもう済ましているって向こうのお母さんは言ってた。カレが亡くなってから3日後くらいに連絡がきたから。それで、東京にいるカレの友達に連絡をして欲しいって。ひどくない?それを私に頼むのよ。

でもね、私よくわからないの。何だろう、栃木実家に行くなんて、いまだにできてない。だって、なんかそれをしちゃったら、もう二度と戻ってこないような気がするでしょう?もし、私が会いに行かなかったら、まだカレは生きているのかもしれないって。確かに私は人の死に携わることが多かったけど、葬式が残された人たちのためにあるんだってこと、いまだったらすごくわかる。



僕は煌々と輝く月を見上げてから、その隣にある星に向かって念じるように言った。

「行こう。絶対行こう」



だよね。いかないとだよね。



絶対に行きなよ」



「あとね、一つ、言えることがあるとしたら。俺の姉も、当時付き合っていた彼氏を亡くしたことがあるんだ。

からKに言えることは」



その経験は必ず乗り越えられる人にしか訪れない。




僕は「絶対に生きなよ」と言った。生きるしかないんだよ。どんなに絶望の淵に立たされたって、残された側は後を追うことができないんだ。

だって、それは、負けたことになるじゃん。相手に。ずるいよね。ムカつくよね。自分勝手だよね。



「私もね、最初に聞かされた時、なにかずるいってきもちが片隅にずっとあった。何だろうね、ずるいよね。卑怯よね。ムカつくよね」




「わかんないけどさ、Kちゃん応援してるから、どうにかしなよ」



「なにそれ笑雇ってくれるってこと?笑」



「それもありなのかな笑」



「800万円で、秘書!とかどう?」



たかいなあ笑」










僕たちが今経験していることは、必ず乗り越えられるものなんだと思う。

認識できるものしか経験できるものはない。僕は、Kにとって4人目の人間だった。

幸か不幸か、僕はKの背負っているものを一緒に背負うことになった。

「こんな話を聞かせてもらえるなんて、俺の人生って素晴らしいなぁ」と僕は言った。


僕はきっと他の人よりも背負うものが多く生まれてきた。

から、僕は自分にできることを増やさないといけないと思う。


商店街を抜けて駅に向かう前に僕はKの腕を引っ張って、力一杯抱きしめた。

そこに純粋気持ちしか込められていないことを理解したKがいることがわかった。


「本当、あなたって、稀有存在よね」


「泣かせることにかけてはベテランからね、よくも悪くも」



「悪い方がほとんどでしょうね」









理想現実があることを理解している。理想現実は明確に区別されるものでなく、現実の一部として理想存在していることを理解している。

僕は極めて現実的立場から理想のためにできる一歩目を進めている。その区別ができなくなってしまった先に死が存在していることを理解している。

僕は生きるために、現実理想を分けて考えるようになった人間だった。この社会の答えを生み出すために。





改札に上がる東口エスカレーターの前でKはじゃあねと言った。

僕は言った「頑張ってね」



「あのさ、きょーこちゃん。とにかく、頑張ってね」



僕は静かに笑った。



Kはエスカレーターを登っていった。


僕はそっと歩き出した。

2022-11-07

彼氏彼女と別れた

バイなんだけど、彼と彼女二股してた。

でも面倒になったので、同時にフった。

そしたらその元カノ元カレがつきあうことになったみたい。

なんか寂しい。取り次ぎ役みたいな私

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