はてなキーワード: 精神論とは
上司Aは熱血漢。口癖は真心を込めた接客でお客様がついてくる。職員への指導も熱心で、ゴチャゴチャになっていたバックヤードを一人で整頓し、今後も整頓された状態で使えるようなシステムを打ち立てたので感謝している。あと、シフトが一ヶ月先まで決まっているので楽。しかし体育会系精神論が好きで、日大アメフト部のことも「相互に信頼関係がれば、一般に暴力と言われるようなことも暴力ではない。学生は監督コーチの信頼を裏切った」だとか「最近の教師は生徒を叩けないらしいが、これは遺憾なことだ。教育ができない」と発言している。サービス残業を肯定しているし、火の粉がかからないよう距離を取っている。
上司Bはその点、ホワイト上司である。サビ残を許さないし、そもそも残業をさせないようバイトを回す。ワークライフバランス重視。お客様の心という抽象的なものではなく、お客様に提供するものの価値(正確さ、はやさ、レベルの高さ)がよいものであることにこだわる。バイト含む職員への指導は少なめ、おそらく各自がポテンシャルを活かしてうまく回るように配置している。しかしバックヤードはゴチャゴチャ、コピー用紙などの備品が切れることはしょっちゅう、シフト連絡も直前になることが多く、また直前に変更になることも多い。バイト的には結構これは困る。
二人のいいところを合わせたような人になりたいもんだ
癌にかかった妻に「誰が飯を作るんだ」っていう夫が居るというブコメを見てふと思った
これ逆パターンだとどうなるんだろう? と
夫の方が癌になった場合、例えば妻の方が専業主婦だったら、やはり収入面が問題になるのだろう
この場合は、夫ががん保険に入っているのであれば、ある程度はカバーできるだろう
最悪、夫が死んでも保険金は貰えるはずだ(保険会社によっては色々難癖付けて払わないかもしれないが)
夫が病気になった時に収入面をカバーする仕組み、サービスは(充分かどうかは議論が分かれるだろうが)一応存在している訳だ
つーことは専業主婦が病気になった時に、家事代行サービスをもっと気軽に使える環境整備も必要なのかもしれんね
専業主婦の妻が病気(重大な病気じゃなくて風邪とかでも)になっても、「じゃあ、家事代行頼もう」って発想が普通に出てくる環境か、否かって結構大きな差だと思う
個人的な気分として、この手の話を個人の(この場合は夫の)努力で解決させようとするのは、精神論じみててあんまり好きじゃない
もともと競技を知っていたし学部の先輩もたくさんいたし就職率もいいよって言われた。
毎日授業が終わったらグラウンドにいって練習の準備をして、夜の10時や11時までドリンクを作ったりビデオ撮影をしたり、スコアをつけたり、OBや連盟や学校と調整をする。時には終電を逃して、部室で夜を明かしたこともある。
休みは月曜くらいなもので、かといって学生なので学業を怠らないようにしないといけない。
自分がいたころ、「選手は本気で日本一になりたいなら留年するし、マネージャーのリーダーになったら留年を覚悟しないといけない」と囁かれていた。
実際のところ、3割くらいはみんな本当に留年していた。
資格や就職留年ならまだしも、部活で単位を落とすような留年は絶対いやだ、と本気で思っていて、実際にめちゃくちゃ頑張った。
マネージャーですらこんな生活をしているものだから、選手は当然もっとつらい。
体罰やパワハラ、アカハラなんて言葉はみんな全然意識してなくて、キツイ言葉をバンバン言って、それで鍛えられると思い込んでいたし、体を作るためだと言って食の細い人は無理やり3号は白米を食べさせられていた。
メンタルをやられる人はたくさんいて、入部したころからしばらくすると半分はいなくなるのが常だった。
どうすればモチベーションを保てるかなんて精神論を戦わせる、今となればかなりムダなミーティングを夜の10時から朝の4時、5時までやったりしてもいた。
自分もそれに付き合っていたけれどもある日いきなりプツンと糸が切れた。
体が起き上がらなくて、何日か休んだ。
授業に出たくて学校に行ったら部員に見つかってグラウンドへ行かなければならなくなった。
地獄で、練習に行きたくないけどでも行かなきゃいけなくて、行ってもお腹が痛くて使いものにならない。そんな日が続いた。
食べたら食べた分だけ吐いた。貧血で倒れた。みるみるうちにやつれた。
やめよう、と決めた。
もう無理です、と先輩や主将、同期の何人かと監督の前で言った。
精神論で、お前はまだやれるよって言われたけど無理です無理なんですと言ったらめちゃくちゃキレられた。罵詈雑言浴びせられた。
監督にはお前はもういらないと捨て台詞のように言われた。そのあと別の機会で設けられた同学年全体でのミーティングでも吊るし上げられて、最後にはみっともなく泣きながら無理なんだと叫んで部室を飛び出した。
当然誰も追ってこなかった。
そこから2ヶ月くらい、授業には出るけど授業以外のことは何もできない人間になった。
しばらくしたら、アメフト自体はまたみれるようになったし楽しいスポーツだなって思えるようにもなった。
大学の部活ってそういうところだったんだ。競技の問題じゃなくて人の問題だった。
この話はフィクションだし、現実だったとしても、もうその時の人間はみんなとっくにいいおじさんだ。
これは昔話で、今の時代にはそんなもの、ないだろうって思っていた。
けれどもそれは違うみたいで、報道を見る限り、今でも、同じようなことをしているような空気を感じた。
非効率的で時間をしばるやり方で、精神論で、キツイ言葉で、人を追い詰める。
一番最悪なのは、アメフトが好きだったはずの人がアメフトのグラウンドで故意に人を傷つけるくらいまで、アメフトを嫌いになるまで追い詰めるような、そんな体質がまだ残っていることだ。
とはいえ、今みんな日大のことばかり言ってるけれども、あそこだけじゃないだろうし、こういうのはアメフトだけじゃないだろう。
いつになったら、こういうの、なくなるんだろうね。