上司Aは熱血漢。口癖は真心を込めた接客でお客様がついてくる。職員への指導も熱心で、ゴチャゴチャになっていたバックヤードを一人で整頓し、今後も整頓された状態で使えるようなシステムを打ち立てたので感謝している。あと、シフトが一ヶ月先まで決まっているので楽。しかし体育会系精神論が好きで、日大アメフト部のことも「相互に信頼関係がれば、一般に暴力と言われるようなことも暴力ではない。学生は監督コーチの信頼を裏切った」だとか「最近の教師は生徒を叩けないらしいが、これは遺憾なことだ。教育ができない」と発言している。サービス残業を肯定しているし、火の粉がかからないよう距離を取っている。
上司Bはその点、ホワイト上司である。サビ残を許さないし、そもそも残業をさせないようバイトを回す。ワークライフバランス重視。お客様の心という抽象的なものではなく、お客様に提供するものの価値(正確さ、はやさ、レベルの高さ)がよいものであることにこだわる。バイト含む職員への指導は少なめ、おそらく各自がポテンシャルを活かしてうまく回るように配置している。しかしバックヤードはゴチャゴチャ、コピー用紙などの備品が切れることはしょっちゅう、シフト連絡も直前になることが多く、また直前に変更になることも多い。バイト的には結構これは困る。
二人のいいところを合わせたような人になりたいもんだ