「夫婦別姓」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 夫婦別姓とは

2015-12-22

夫婦別姓の件

結婚前の名字に執着する女性に賛成者が多い印象だけど、その執着してる名字自体からして、自分母親の(彼女らの言う所の)権利を踏みにじった結果の産物じゃね?

「生まれた時の名字を使い続けたい」という人達って、「自分を生んでくれた母親名字」に関してはどう思ってるんだろ?

あと、彼女らに子供が生まれたとして、その子供が成長して「お母さんの名字は嫌だ。お父さんの名字で名乗りたい」と言い出したら、彼女らは受け入れるんだろうか?

2015-12-21

夫婦別姓について

これにまつわる様々な意見などを見ていて、結婚する段階になってやっと初めて気づくくらいに、こっそり、しれっと、話題にも挙がらない形で法律改正されてればよかったのに、と思ってしまった。この問題で揉めているという現状自体に、日本の政治における根源的な保守派の強さ(あるいはリベラルの弱さ)みたいなものを感じてならない。

夫婦別姓に賛成の人のうち

一夫多妻一妻多夫)制には反対って人は、軽々しく平等とか自由とか権利とか選択肢を増やすだけってことは言わないほうがいいと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20151218173459

いかにも古臭そうな業界小町だけじゃん。それは各業界努力しないと制度が変わっても変わらんだろ。

元増田の肌感覚だと夫婦別姓はみんなふつーに受け入れてると思ってるから元増田発言に至ったんですよ

学校先生にもいたし(大学先生にもいたぞ)結婚後も同じ職場で働いてる周りの夫婦ほとんど通称使ってるし

つーか、みんな通称使ってるから制度の方も追いつきましょうね、という形の方が説得力あっていいかと。

夫婦別姓とかの話で、苗字家族きずなが強くなるなんておめでたいとか、そんな風にバカにしてよく言ってたりすると思うんだけど、そういう人達はい家族の絆が強くなったと感じるのか純粋に知りたい。

2015-12-20

夫婦別姓喪男を救う

女憎しで夫婦別姓に反対している非モテ男が目立つけどさ

考えてもみなよ、夫婦別姓が実現したらどう考えても男にも得しかないぞ?

現在は「かっこ悪い苗字に変えたくないから結婚相手としてはなし」と思われて結婚できない男

夫婦別姓が可能になれば女から結婚対象として見られる可能性が出てくるんだから

苗字において重要なのは伝統とかそういうもの以前に「かっこいいか、かっこ悪いか」

当の男のスペックが同じなら、かっこ悪い苗字の男よりもかっこいい苗字の男と結婚したい…それが今までだったけれど

これからはかっこ悪い苗字の男でも、女の方から見たら自分がその苗字に変える必要がないからOKになる訳だ

これまでは絶対お断りだと思われていた「山田」や「太田」が苗字の男にもチャンスが出てくるんだよ

http://anond.hatelabo.jp/20151220115635

そこは争点にならない。憲法判断ってのは基本的違憲の疑いがあるものについて違憲違憲でないかを判断する話であって、夫婦別姓自体違憲の疑いがかかってるわけじゃないから

問題なのは制度の方が夫婦別姓にまだ対応してないから夫婦別姓婚姻届を出す」ことはまだ出来ない(出しても役所が受け付けられない)ってことで、そこに憲法判断を持ち込むなら、そういう制度違憲なんじゃないかって提訴するしかない。

夫婦別姓訴訟の件

どうして「夫婦同姓を強いるのは違憲」だったんだろう

これだと、迂闊に違憲判決出したら法改正やら何やらまで司法が直接踏み込む事になりかねないから判事もかなり及び腰になるはず

これが「夫婦別姓婚姻届を出しても合憲」で争えば、「別に違憲じゃないけど実際に法改正するかどうかは国会でやってね」となって勝ち目があったかも知れないんじゃないの?

夫婦別姓の子

って実際どっちの苗字を名乗るんだろう?

ググったら海外の例が出てきたけど、ほぼ夫姓?みたいな話があったり

半々だったり、よくわからない

海外では、子供苗字嫁姑が揉めたりはしないんだろうか

日本は現時点ですら嫁姑対立が激しいし、絶対に揉めると思うんだがなあ…

どちらの姓を名乗らせても不満が出てきそうだし、なんか良い折衷案みたいなのはないもんか

夫婦別姓話題を見ていると

反対が根強いのは「妻を自分の姓にしたい」男の欲望故、としか思えない

何が何でも自分が妻を改姓させないと満足できない、ってのが本音なのにそこに色々他の理由をつけるから支離滅裂になってる感じ

別姓嫌なら自分は同姓にすりゃいいじゃんというよくある突っ込み

「妻が別姓にしたがったら困る」と言う頭があるから受け入れられないんだろう

そもそも何でそこにそんなに拘るのかねえ

男のアイデンティティってやつなのかな

http://anond.hatelabo.jp/20151219151956

なかなか興味深い視点だと思う。

選択肢存在は人を不幸にしたり、問題を複雑にすることもある

この点については↓のブログで興味深いことが書かれている。

http://zuisho.hatenadiary.jp/entry/2015/12/17/192826

たとえ選択性であっても、夫婦別姓が可能になると、新たな問題が浮上してくるわけで、こうした視点を欠いた別姓推進論は非常に危ういと感じている。

この記事は一時ホッテントリ入りしたものの、ブクマがあまりつかなかった。

はてブに多い別姓推進論者の泣き所をついているからなんだろう。

2015-12-19

そもそも夫婦で別姓っておかしくね?

前に誰だったか偉い人が同性婚のことについて

「同性でのパートナーシップのものが“結婚”という方法になじまないのだから、同性に結婚を認めるとか認めないではなく別の制度問題として考えるべき」

といったことを言ってた。

その流れで考えるとそもそも「結婚」ていう制度のものが基本女性戸籍を抜いて男性の家の籍に入るものっていうことでできてるんだから夫婦別姓とか墓は別とかの話の方がおかしい。

女性側の家の籍に入る男もいるだろって思ったやつもいるだろうがそれはあくまでも女性側の家庭で跡継ぎである「男」がいないときの救済措置としての例外規定であって女性側の籍に男性が入ることが当然というしくみでできたものじゃない。

から別姓名乗りたいとか言って男女平等時代おかしいとかギャギャーわめくやつらは「じゃあなんで結婚したの?」って聞きたい。

そもそも論として「結婚」ていう制度男性を立ててあげるためのものなんだから結婚したがる女が自分権利を主張するのがおかしいの。

やだったら結婚しなきゃ自分の姓をずっと名乗ってられるじゃん。

夫婦別姓婚姻制度では無理ってかそれをしたら婚姻制度意味が全くなくなるんだから、別の事実婚とかのパートナーシップ法律作ることを目指すべきっしょ。

結婚なんて「夫の姓を初めて名乗った私、し・あ・わ・せ」って感覚のやつだけがしろよ。

夫婦別姓

痛いニュースにも載ってたけど、

夫婦別姓訴訟、最高裁へ

結婚式はしても届けは出さなかった。子どもが3人産まれそのたびに出生届婚姻届を出し、すぐ離婚届を出し塚本姓に戻した。苦闘の半生である

こんな変人の我が儘のために大騒ぎしてたんかい、と

同性婚とか夫婦別姓とか、ぶっちゃけ悩みが贅沢すぎる

俺も悩める立場になりたい。

子供立場から見た夫婦別姓

夫婦別姓議論が盛んにかわされているけど、夫婦別姓にしたい奴の意見ばっかりで、子供目線なんて全然考慮されていないから俺が書く。

俺は小学校の頃に両親が離婚し、それでも同居していたのが中学後半で離縁、

高校に入ってから母親苗字を名乗るよう言われ、「裁判所手続をして苗字を変えろ」と母親命令され、変えた。

から苗字を変えたくない気持ちはよく分かる。

だけどそれって、子供目線が完全に抜けてるだろ。

子供はどっちの姓を名乗ればいいんだ。

現在夫婦別姓生き方をしてる人が書いた記事には、

「一人目は私の苗字、二人目は夫の苗字を名乗ります

子供が大きくなれば説明してわかってもらいます

とか書いてあって、子ども意見が食い違わないことを盲信しているのが怖い。

ヒトラーに踊らされた民衆みたいに、無邪気に自分思想が正しいと信じてる。

母親の姓を長男に与えたら、その子は父親には選ばれなかったって気分にならないってどうして言える。

次男は父親の姓を名乗って、次男が「母親には選ばれなかった」って思ったらどうする。

俺は弟がいて、弟は父親の姓のまま、俺は母親の姓を名乗っている。

それって親が子供取り合った結果じゃん。

子供は「交渉の中、山分けがいいとこだって手打ちにされた」って絶対に分かる。

それに傷つくのってそんなにおかしいことかよ。

兄弟なのに苗字が違うことに違和感を持つのって、普通感情だろ。

今でも普通に弟と遊ぶし、仲もいいけど苗字は別のまま。

俺は納得なんてしてないし、今でも腑に落ちない。理由が分かった今でも。


家族として苗字を揃えたほうがいい合理性がそれなりにあって、

それでも自分の今の姓に拘る皆さんのように、

自分名字って合理性とかじゃなく感情論世界なんだよ。

自分感情論で別姓選択しておいて、

自分の子供には理屈でわかってもらうって虫がよすぎるだろ。

自分に都合のいい未来想像しすぎなんだよ。

だいたい、子どもたちにばらばらの姓をつけるって親のエゴ以外のなんなの。

子供作んねえなら好きにすればいいけどよ。

自分が好きな姓に固執するなら、子供には任意の好きな姓を選ぶ権利を与えろよ。

しかしそんなことしたら世の中めちゃくちゃになるだろ。

「鳳凰院凶真」を本名として選択する子供を止める権利は、

夫婦別姓推進派の先進主義(笑)の皆様にはねえよ。


ちなみに、俺は結婚するつもりはないし、

結婚する時は相手の苗字に変わってもいいから同姓にする。

http://anond.hatelabo.jp/20151219001222

本来夫婦別姓論者が同姓夫婦になることを問題視する方がおかし

べつに別姓を強制しようってわけじゃないのにな

もちろんそうだしこれが全てなんだけど

これまでネットなどで口ではリベラル派の意見を支持しつつ行動が伴わない人を似非リベラル呼ばわりしてきたので、

お前がそういうことしてきたんなら因果応報しか無いじゃん。


ていうかさ、

自分がそうなってみて初めて前否を悔いるなら

まあ人間そんなもんだよな、しょうがないよな、って思えるけど

いざ自分がそう見られる立場になってしまうと心苦しいものがある

俺の同僚や恩師から転向者扱いされるんじゃないかと思うとちょっともにょる

お前って自分が今までやってきたことは微塵も気にしてなくて、

こんど同じ尺度自分が殴られる番であることのみが不安で不満なんだな。


被害者ポジションに滑り込む前にまず

自分が今までしてきたことについて間違ってたなとか、

セリベラル呼ばわりして攻撃対象にした人達に悪かったなとか、

どうしてあんなことしたんだろうとか、

そういう想いはないのか?


「心苦しい」は自分が殴られそうなことで、

これまで自分が殴ってしまった人達に対してじゃないのかよ!

すがすがしいまでのゴミ野郎だなwwww


まあこんなのを産み出す「恩師」や「同僚」もろくな人間じゃないんだろうが。

(親しい人間ちょっと「間違った結婚」をしたらもう切り捨てて

 転向者などとして殴り始めるような気持ち悪い人間関係のようだし。)


とまあ、いろいろ酒飲みながら考えたんだけど、結論としてはどこか遠くに引っ越したい

あげくには全部投げ出してどっか逃げたいと。


お前はリベラルとかウヨとか以前にクズみたいな人間だよ。

ご立派な思想は誰かに難癖つけるためだけにあって、

自分の番になったらその尺度を守れもしないし、

間違ってたと認めてケジメつけることすらできないし、

ただ不貞腐れた被害者面になってあげく「どこかへ逃げたい」だもんな。


逃げ出した先でほとぼり醒めたらまたそのとき都合のいい尺度で誰かを責めるのを楽しむんだろうよ。

クズと添い遂げるクズ嫁、クズに育てられるクズガキ、クズ一家でせいぜい幸せにな。

一家で正義面で誰か攻撃して楽しむのを団欒の楽しみにしたらいいや。

ぼちぼちあるもんなそういうキチりべ一家がさ。

カルピスマークを許さない一家とか。

夫婦別姓に関して、リベラルが無邪気すぎ

夫婦別姓のような難しい問題は、正解がないのだから議論は、相手の主張の最もいいところを取り出してするのではないと、深まっていかないと信じている。そういう意味では、世のリベラルの人たちの主張は全く納得できない。

例:夫婦別姓婚は別にウィルスでもなく、侵略者でもないんですよね。

こういう発言をする人たちは、選択肢存在することの影響について無邪気すぎると思う。一見正しそうだから政治的主張を通すための戦略としてなら考えられるが、そこまで考えての発言でもなさそう。いくつか選択肢の弊害についての例を見よう。

1)アル中の人の治療にあたって、「アルコールがあっても飲まない精神力をつくるためにアルコールをそばに置く」などの方法は間違っている。そもそも患者アルコールを飲むかどうか選べる環境にしことが重要

2)日本語二人称単数(あなた、君、そちら、お前、あんた、貴様貴殿おたく、など)が多く、どれを選んでもある特定意味がついてくるため、二人称単数は使いづらい。日常生活では二人称単数を避け、名前で呼ぶか、お客様部長等の肩書で呼ぶか、省略するかのどれかが一般的英語Youの幅広い利用と全く違う。

3)子供難病にかかって残り半年の命と宣告されたとする。治療方法がなければ、残り半年時間をできるだけよいものにすることに心血を注ぎ、そのあとの夫婦はそのあとの人生を進むだろう。その際に、「一億円かければ一年寿命が伸ばせます」と言われたらどうだろうか。普通の家庭は一年のために一億円準備できないだろうから、その治療は断ることになるだろうけど、そのあと、断ったことを、一生苦しまないだろうか。

これらの例から分かることは、選択肢存在は人を不幸にしたり、問題を複雑にすることもある、ということ。

日本では普通に考えれば男性の姓になるので、そこに特別意味を持たせる人はいない。ああ、結婚したんだね、と思うだけだろう。でも、夫婦別姓が許されて、そこで男性の姓を選ぶのは、保守的価値観を尊ぶとか、家庭を大事にするとか、社会生活はあまり重要ではないとか、何らかのメッセージを周りの人全員に送ることになる。

その結果、おそらく選択的別姓制度がなければ同性になることに何の抵抗もなかった女性は、同性になるべきか悩み、ある程度の数は別姓を選ぶことになるだろう。そこで別姓を選んだときに「嫁に入る」という概念が根強く残る日本社会で、家庭の一体性とか、家庭内での介護の度合いに影響をある程度与える、というのは自然な推論に見える。

id:topyshu さんですら「姓を同じにするぐらいで姑が嫁に優しくなるなら、どれだけ楽か」みたいな乱暴な話をしている。もちろん、嫁と姑の関係においては、姓の他にも影響を及ぼす要因は多数あるから、姓だけで決まるわけはない。ただ、姓というのは重要な要因の一つなのではないか、というのが福島記者の指摘で、田舎の親戚達の価値観を見ている限り、私はそちらの方にある程度の信憑性を置く。

個人的には、それを踏まえた上で、夫婦別姓に賛成だ。理由は2つある。

一つ目の理由としては、今の話は初婚で離婚しない、みたいな話を暗黙のうちに想定していて、子供がいるとき再婚、みたいなのはまったく想定の枠外なこと。でも、離婚再婚は増えてきているし、これからも増えるだろうと思う。そういう社会で姓、特に子供の姓を親の離婚で変えて、再婚さらに変える、というのは子供の人権問題が大きいと考える。女性だって離婚で変わって再婚でまた変わるというのはつらい。

もう一つの理由は、夫婦同姓制度と、それによって暗黙的に求められているイエ制度特にイエ制度のうち子供専業主婦が育てることや介護負担を妻が担うこと、というのはマイナス点が大きいと考えるから、そこまでイエ制度を守ることの価値見出していないこと。現在のイエ制度の主なマイナス点は2つ。一つは、一方的女性負担をかけることを社会として仮定するのは、男女平等をうたう憲法違反すること。憲法改正話題だけど、さすがに男女平等は変えないだろうと思う。あとは、現代日本の最大の問題である少子高齢化と、その背景にある女性の晩婚化は、イエ制度により女性の30代以降の社会的キャリアが閉ざされていることが大きいこと。

2015-12-18

夫婦別姓ってどうでもいいでっせ

夫婦別姓がいいっていう人が「親の墓に入るし」みたいなこと言ってて違和感を感じる

このもやもや感はなんなんすかね?

夫婦別姓論議なのだ

もう結婚したら、夫も妻も両方とも姓を変えなければいけない、ってすればいいんじゃね?

田中さん(夫)と鈴木さん(妻)が結婚したら、田鈴か中木(夫婦)にしまーすって届けるの。


これ、かんぺきな案じゃないかな。どう?

http://anond.hatelabo.jp/20151218165345

その通用名使用が認められなかったりトラブルになったりしているからですね

ここを読んでみると大変さがわかると思います






追記

他の職について少しググってみました。

参考になりそうな物を置いておきます

2001年

現在専門職の別姓利用状況について調べてくれている

医師場合。実際に問い合わせたひと

医師場合コメント欄まで参照。変更手続きも書いてある。

弁護士場合。余り詳しくない

弁護士場合

参考2

仕事上の旧姓使用は「不愉快」か : 家族・友人・人間関係 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

結婚した女性研究者旧姓研究しているが義父の理解が得られないという相談。大量のコメントがついている。

トピ主を叩いたり説教をしている女性が目立つ。小町からか。胸焼けがして全部読めない・・・

専門職リベラル志向の人は男女関係なくトピ主を擁護している様子

男女の戦いではないという事がよくわかる

なんでそんなに夫婦別姓に熱くなれるの

そんなさー別に通用名でいいじゃんどうでも

夫婦別姓制度化したらまたいろいろ予算がかかるわけじゃんか 決まりを変えたら役所の仕組みだって変えなきゃいけない

そんなことに使う金があるならもっとやることあるだろう 男女平等のためにしたって保育所とかに予算向けたほうがええのんとちゃいますのん

あと子供子供がつって夫婦別姓に反対する人、「苗字とは可変的なもの」って意識が定着したほうが子供にとってはいいかもしれないですよ。

選択的夫婦別姓には反対

①「当たり前」を変えることに抵抗がある

 よく夫婦同姓は明治になってできた「舶来」のもので、伝統でもなんでもない、という議論があるが、そもそもそういう批判には意味を感じない。少なくとも自分夫婦同姓以前の時代を生きたことがないし、その時代を生きていた人はとっくに生き残っていない。子供の頃から夫婦同姓の社会に生きてきて、それを「当たり前」だと受け取ってきた。その「当たり前」を変えなければいけないほど、大きな事件社会の変化があったのだろうか。

②その理屈で言うと名前を捨てる権利まで行き着く

 名前を選択する権利というが、それを言えば親からもらった名前を捨てて選択する権利まで(少なくとも近い将来の話として)主張しなければ筋が通らない。おそらく別姓論者の多くはそれを「極論」だと思うだろう。しかし、夫婦別姓を「極論」だと感じる人も現に存在するのであって、なぜ前者は正しくて後者が間違いだといえるのか、よくわからない。

③個人の好みの話をしているわけではない

 別姓論者は、「夫婦同姓が好きな人は、そうすればいいだけで、別に何も変わらないではないか、自分の好みを押し付けるな」という。しかし別姓反対論は、そもそも家族というものは最低限こうあるべきで、それを簡単に崩すべきではない、という家族に関する「べき論」をしているのであって、好みの話をしているのではない。「べき論」である以上、ある種の押し付けがあるのは否定しないが、完全にズレた議論だ。

夫婦同姓の具体的な弊害がよくわからない

 夫婦別姓を認めないことが、少数者や貧しい人への差別暴力排除といった深刻な問題の原因である、というのならば積極的に変えるべきだ。しかし、現在のところ別姓論者でも、そんなことを根拠にしてはいない。むしろ必要性を感じている人の多くは、高学歴高収入キャリア女性である高学歴高収入キャリア女性を代弁する主張があってもそれはもちろん構わないが・・・・。

⑤別姓容認の世論は寛容ではなく単なる他者への無関心に過ぎない

 世論調査では夫婦別姓賛否拮抗しているが、では自分は選択するかどうかというと、世論調査によれば1割を超える程度で、7割以上が同姓を選択するという結果になっている。これは同性婚に関する調査結果とも似ているが、この大きなズレは何を意味しているかというと、「関係ない人たちが何を選択しようがどうでもいい」ということに他ならないだろう。

http://anond.hatelabo.jp/20151218095135

たぶん夫婦別姓に色々誤解(不明点)があると思うんだけど、質問も違うと思うんだよね。

今のままだと、たぶん回答にたどりつけない。

チョット飲み込みにくいと思うから、タルイと思うが辛抱して順番に説明を聞いてくれ。

最近裁判で負けたイワユル「夫婦別姓

これは、「婚姻前の姓を保持する制度」のこと。夫婦別氏とも言う。

  1. 結婚からの姓を変えると面倒が色々ある
  2. 通名だと、本名とは違う「アダ名」扱いになる
  3. 「姓」は、強い帰属意識を煽る

1番は判りやすいだろ。

ハンコ変える、仕事での名称が変わる、各所での届け出を変える必要がある。面倒。

2番もまあまあわかるだろ。

要は、「昔の名前仕事してますじゃダメなの?」は、法律上本名と違うとダメな場面が有る。

3番はまあ荒れる基だろうが抜くとわけわかんなくなるのであえてな。

元増田の感じてる「彼女の姓を名乗りたい」という気持ちのものことな

荒れるのは「なぜ選択的(どっち選んでもOK)夫婦別姓に反対するのか」って点。

(まあ、感情の対立だから個人的には難しいように思うけど、変わるかも)

名乗りたい姓と戸籍上の姓を一致させる制度じゃないの。今までの姓を変えない制度

名乗りたい姓と戸籍上の姓を一致させるなら「自分の好きな姓を名乗れる制度」になる。

質問が違うと思うが、元増田への回答を先に

まずな、質問が違うとは思うが回答しておくと

裁判で負けたけど、夫婦別姓って夫婦が互いに相手の姓を名乗ることはできるのか?

誰か教えてくれ

出来ない。

元増田が「佐藤」で、彼女が「田中」なら、別姓でも元増田佐藤で、彼女田中のままだ。

「選択的夫婦別姓」という話とは無関係だな。彼女彼女の姓のママを名乗りたい、じゃないだろ。

んで、質問が違うという話をまずする

元増田のは「夫婦が互いに相手の姓を名乗りたい」では、無い。

まずこっから整理が必要なんだが、話を読む限りでは違うと思うんだ。

  • 増田は、「今の姓を捨てたい」ので「彼女の姓を名乗りたい」
  • 彼女は、「夫の姓を名乗りたい」ので「増田の姓を名乗りたい」

同じじゃないかと思うだろうが、まあ待て。

(あと、追記にもあるが「名乗りたい」は「制度上の正式名称をそうしたい」という意味だな)

取りうるパターンは、細かく分けると、こうなる。

  1. 増田は、「佐藤(元増田仮名)」という「自分の姓を変更したい」
  2. 増田は、「田中(彼女仮名)」という「付き合っている彼女の姓に変えたい」
  3. 彼女は、「田中(彼女仮名)」という「自分の姓を変更したい」
  4. 彼女は、「佐藤(元増田仮名)」という「付き合っている彼氏の姓に変えたい」

読む限りでは(多少彼女の心情はエスパーするが)、1番+4番パターンだと思うんだよね。

まり、「新しい姓を新設する」では、彼女は納得しないパターン。(妥協はしてくれるかもしれないが)

翻って、元増田は、「新しい姓を名乗る」でも別に問題ないよな?佐藤(仮)を捨てたいだけなら。

まり質問本来こうあるべき

俺の戸籍から俺の今までの姓を葬りたい、彼女は俺の今までの姓で呼ばれたいと思ってる。

解決手段はないのか?

まりだ、元増田は、戸籍上に今までの姓が乗って無ければ良いんだから、姓が「綾鷹だって構わんわけだ。

でも、彼女の言う「夫の姓」っていうのは、新設した「綾鷹」じゃなくて、付き合ってた「彼氏の姓」を指すわけだろ。

現実的な解決策

夫婦別姓希望してる人たちはなんで話し合いで解決しないのか』は、まあ元増田と同じだよ。

選択的夫婦別姓制度希望している人達は、「戸籍上の姓を変えたくないから」ではあるが。

もう既に判ってると思うが、普通妥協するしか方法はないよ。

とは言え、チョットでも可能性のある現実的な話をする。養子縁組とかじゃなくて。

(一番簡単なのは彼女通名だが、それがダメから彼女側の手立ては詰んでる)

まず大前提だが、籍を入れるというのは間違いで、婚姻場合戸籍の新設になる。

から本籍地自由に設定できるわけだな。管理単位のペーパーが増えるワケだ。

元増田の姓に旧字体が入ってる場合

簡単だ。新字体にして、別物の姓になったと思い込め。

基本的に姓(氏)は変更できないんだが、例外的に「旧字体漢字常用漢字体にする」のは超簡単にできる。

これでまあ、彼女は満足するだろうし、元増田も一応違う姓になったと思えなくもなかろう。

元増田の姓の「読み」を変える

戸籍は「漢字」で管理されてて「読み仮名」は存在しない。

過去はいろいろとあったが、もう既に戸籍上に読み仮名存在しない。

これはオフィシャル法律上制度上戸籍上の話だ。住民基本台帳法も読み仮名登録させるようになってない。

そしてさらにこれにはポイントがあって、市役所なんかは読み仮名を別途管理してたりするので、

「あ、その漢字、実は読み仮名が違うので、戸籍を作るにあたって直しておきたい」と言うと結構簡単に変えてくれる。

  • 斉藤(さいとう)」→「斉藤(せいとう)」

(「斉」は昔は「せい」で呼んでたし。因みに極端に違うとハネられる事もある)

この辺の技は「子供名前の読み仮名は、別に漢字準拠してなくて良い」で有名だけど、姓も同じなんだよね。

本気で元増田が、『今までの姓を葬りたい』なら

まりオススメはしないが「氏の変更届」という手段がある。

戸籍法 第15節 氏名の変更

107条 やむを得ない事由によつて氏を変更しようとするときは、戸籍の筆頭に記載した者及びその配偶者は、家庭裁判所許可を得て、その旨を届け出なければならない。

ステップは以下の通り。

  1. 元増田が、分籍届を出す。(ここで、元増田は元の家族から籍を抜く事ができる)
  2. 元増田(分籍済みなので、戸籍の筆頭者)が、「氏の変更届」を家庭裁判所に出して許可を貰う
  3. 新しい姓(氏)で、生活する。彼女にも慣れてもらう。(周囲への姓の周知。彼女も納得しやすかろ)
  4. 新しい姓(氏)で、結婚する。(戸籍の新設。本籍地を二人の思い出の場所にすると、おニュー感出るよ)

こっからは古い知識になるから、具体的には弁護士探して相談するのが良いと思うが、

ただ、読む限りでは元増田は「元々の家の姓」を名乗って生活してたけど、結婚するにあたって変えたいくらいのカジュアルな感じだからちょっと厳しいと思うな。

(本気でトラウマレベルで嫌なんだったら、通るんじゃないかな。制度存在するわけだし)

……なんで「オススメしない」って書いたかって言うと、氏の変更をしようと弁護士頼る人、結構ガチな人多いから、軽い気持ち弁護士行くとマジ説教されると思うよ。

自分が「実の父親から日常的にレイプをされていたので殺人未遂を起こし、姓を聞くだけで発作的に自殺したくなる人が支援者と一緒に来てる」横で相談する光景相談すると、大体あってる。

まあ、数千円で弁護士相談できるし、いきなり「氏の変更したい」とかじゃなくて、彼女と一緒に相談行ったらどうかな。

そこで第三者を交えて話するだけでもずいぶん認識変わると思うよ。

http://anond.hatelabo.jp/20151218131004

最初はともかく、しつこい追記を見るに

夫婦別姓希望してる人たちはなんで話し合いで解決しないのかを教えてくれよ

が本当に言いたい事である釣りなんだろうと思った

http://anond.hatelabo.jp/20151218095135

なにかと夫婦別姓で騒がしい増田界隈に、

結婚するからには夫の姓で呼ばれたい。

それが女の幸せ

などと投下されるのは、言外の意図を感じる。

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