はてなキーワード: ガス抜きとは
http://anond.hatelabo.jp/20110911040323
ザ・インタビューズで今後起こりそうなこと
ザ・インタビューズで実際起こっていたこと
http://theinterviews.jp/syu_musicwar/
インタビューズが楽しくて色々と見て回っていたら、ちょっと興味深いインタビューを見つけた。
それは、音楽系まとめブログの管理人にまとめブログアンチ?が質問で粘着していたものだった。
「まとめブログ管理人はアンチに対してどういった対応をするのか」と気になっていたので、
このインタビューのやり取りは中々面白いものだった。なので、ここでちょっと書いてみる。
なので、ちょっとだけ個人的な感情が混ざってしまうかもしれません。
質問。「まとめブロガーの分際で良い人ぶってんじゃねーよ! 」
音楽好きとして、アーティストを応援するといった体でありながらも、違法性のある動画を載せてアフィリエイトを張るのは本当に応援していると呼べるのでしょうか。そういった行為こそが、モラルの低下を助長しているように思えますが、それについていかがお考えでしょうか。あと、ブログ応援してます!
解答。「僕のことはいいんです!ちょっとでも売れることが大切なんです!」
アフィリエイトからでもアルバム購入すれば、収益がアーティスト様側に生まれるのですがこれは応援という形にはならないのですか?
アルバム一枚を売って僕に生まれる収益なんて10円とか20円ぐらいです。
そして、その10円20円の収益が僕に生まれるからといってアーティスト様の利益の損失に繋がる訳ではありませんので。あくまでも僕が報酬を頂いているのはAmazonからです。
もし僕に利益が生まれるのが嫌だからといって、そのアーティストのアルバムを買わないとなるとそれは本末転倒でしょう。別に僕のページから購入しなくてもいいので、とにかく買うことが大切だと思いますよ。
解答としては、自分は広告していて売り上げに寄与しているのだから、
違法性の疑いのある動画を掲載するモラルについては正当化される。
と同義といってもいいだろう。しかし、モラルの低下ってどれだけ大げさなんだ。
最後に「とにかく買うことが大事」と応援している姿勢を強調する一言がグッド。
質問者のこの攻撃は、管理人の誠実さをアピールしてしまう結果におわりました。
「CDなどの広告は積極的に貼っていますが最近は違法ダウンロードが多く「CDは売れない」のです。もし、きちんと購入される方が多くCDの売れ行きも好調ならば、僕からすれば「自分自身の広告収入も見込める」、「アーティスト様側にもきちんと利益が生まれる」、この2つが実現できてそれはそれは嬉しいことです。」 この発言は、違法アップロードされた動画を掲載することへの、免責を意図した発言と受け取って良いのでしょうか?
解答。「そもそも違法じゃねーし!」
違法アップロードの動画へのリンクを貼ることに違法性はありません。
アーティスト様側がYouTube等の動画投稿サイトに申し入れをすれば動画は削除されます。
しかし、それはあくまでも違法アップロードを行った者と著作権を侵害された者、そしてそれがアップロードされた場所での問題なので僕に責任は生まれません。
違法アップロードされた動画、例えば密録の動画があったとして(もちろん違法)
それをブログに掲載すること自体に違法性はあるだろうのか、という質問。
俺はこの分野に明るくないので判断できないが、管理人よると答えは「ノー」ということだ。
そうなってくると、これもまたモラルに関する問題になってしまうのだが、
極論すると、密録動画をあげてアフィリエイトで収入を得ていることになり、体裁が悪い。
しかし、音楽動画を紹介してアーティストを応援していて、オマケ程度に収入を得ている。
こういうと抵抗はないだろう。管理人は後者のスタンスを頑なに守っているようだ。
質問。「まとめブロガーは大人しくしとけばいいだよ!」
著作権的にグレーである、2chのレスの編集や動画掲載をすることによって得た知名度を利用して、あまりにも私的な記事や恣意的な宣伝をする行為に対してどう思っていますか?
解答。「個人ブログに何いってんすかwww」
しつこいくらいにモラルの問題の話。というか、まとめブログがグレーなのかすら俺には分からない。
でも、もしグレーだとしても、それでも私的な記事を掲載するのはありだという姿勢のようである。
管理人はここまでまったく自分の主張が折れていません。質問者の反撃はあるのでしょうか。
で、ここで気になった、どういった私的な記事を載せているかを調べてみた。
具体的には「京都旅行」「山口県の宣伝」「友人のライブの広告」ぐらい。
おそらくはこの京都旅行が彼の怒りに触れたのだろう。画像がリア充っぽいし。
いまは関係ないけどサイト重いよ! あと、なんだかオシャレでした。
明らかに違法アップされた動画のリンクを貼り、それでアフェリエイトを稼いでいるようですが、著作権についてはどのようにお考えでしょうか。
解答。「親告罪でググれ」
アフィリエイトについてはAmazonの審査が通っているので、もし問題があればAmazonに問い合わせてください。
著作権についてはアーティスト様から申し入れがあった場合、記事を削除するなど対応をすると「当ブログについて」にて詳細を記載しているのでご確認ください。
模範的な解答です。点数としては満点でしょう。
これについては特に述べることはありません。
明らかに悪意たっぷりの質問を鮮やかに捌いていました。
いま話題になっているインタビューズの端っこでは、
こんな微笑ましいやり取りがあったのでした。お終い。
俺は登録して何度か宣言したのにも関わらずに、
質問が一切こなかったのでもう辞めました。
追記
このネタは、注目を浴びてはてブ稼ぎまくりやと思って書いたのですが、
案外そうでもなかったようです。でも、少しははてブされたようで満足。
まあ普通なら、相手にしないというか、黙殺するべきの意見じゃないですか。
本人のサイトを見直したら、アンチというか、批判のコメントもたまにあったので、
あえてザ・インタビューズという舞台で、相手にしてガス抜きしてあげたのかな、
とか勝手に思っていて、そこらへんも含めて見事と評価したのですがこの有様。
読みは外れたらしいので、見事なタイトル詐欺になってしまいました。
もうこれ以上は苦痛だからと助けを求められない人間が虐めに遭うのだし
たとえ勇気を出して助けを求めても相手がその苦痛を理解しないから虐めは続く。
虐めがなくならない原因のひとつとして。
いじめはなくならないだろう。どう足掻こうと、いじめを消し去ることは絶対にできない。
いつの世にも・どこであっても・どんな人々であろうとも、誰かを理不尽に叩く"いじめ"行為は生まれうる。
いじめによって生じる耐えがたい苦痛・その苦痛から引き起こされる他者や自身の死、その阻止と軽減こそを目標とせねばならない。
いじめられればどんづまり。自分の不安や怒りをどう発露し、自らの将来予想図をどう立てればよいのか。
己が虐げられている状態を打破し、「生」を楽しめる環境を得るにはどうすればよいのか。そのための道は、そのための選択肢はどこにあるのか。
現状ではそれがさっぱりわからない。探そうにも今の教育・社会システムには選択肢がなさすぎるのだ。
自分だけはしないと決めようが無意識にやってしまいうる「いじめ」を、ただひたすらに消し去ろうとしてもうまくいくわけがない。
しかしこの国はそれしかしていない。いくら掃除しても生活している限りはホコリがなくならないのと同じこと。いじめは生まれ続ける。
しかもいじめにおいては掃除の例えよりもタチが悪い。水面下のいじめほど陰湿になる。今がそうだ。掃除すればするほどえげつないほこりが増す。
抑圧すればするほど悪化する。いじめをなくそうとして得られた成果はそういう教訓くらいだろう。無駄だと分かったことが成果だ。
いじめの問題においては目指すべき目標を変えなければいけない。なすべきことを変えるのだ。
いじめにより発生する苦痛とそれに伴う人の死を減らし、最終的には限りなく0にする。
いじめによる人の死を防ぐには、いじめられる側の耐えがたい苦痛を消すのが何より肝要だ。
耐えられる程度の苦痛であったり、ガス抜きができるのならば、いじめはどんづまりではなくそこらに溢れる段差へとなりさがる。
「それを考慮に入れた予防策を講じろ」っていうことはいろんな人が申し入れてた。
だめだろ?
現状どうよ。
お前はあの20km圏内の避難所にいる被災者だったらそんなおおらかなこと言えるのかよ。
というより世界中が迷惑してるし怯えてるよ。東電の不始末のせいで。
仮定の話で都合よいほうこうにもっていってはいけない。
また、トヨタの工場が全部塩水に漬かったって放射性物質を撒き散らさないから。
もちろんその義務に見合う以上の特権を享受していたんだけど。
誰か、少し客観的に教えてくれないかな。
まず、君が全く客観的でないことに気付くべきだ。
単に叩く敵でガス抜きしようとしているように見える。
こういう、「ボクチンだけは愚民と違うんだもん!」という子供じみた優越感の為に逆張りをしてるだけ。
そうではないというなら、東電を擁護するに足るだけの情報や論拠を自分で調べて集める筈だが
感覚で擁護してるだけ。
君は知識が無いし頭も悪い。
人に優っているのは「自分は大衆と違う特別な人間のはずだ」という自意識だけ。
更に言えば個性も無い。
2ちゃんとかブログとかついったーとか、東電を叩くトピックであふれてる。ソースはだいたいマスコミなわけなんだけど
こいつらマスコミ嫌いじゃなかったっけ?
まあそんなことはおいておくとして、何で皆よってたかって東電叩きをしているのか、本当に理解できない。
対応が遅かったからとか事前の津波対策がいまいちだったとかいっているように見えるけど、こんな想像を絶する災害が起きたら
混乱して対応が遅くなるだろうし、津波対策だって想定外だったよお、ってことじゃだめなんかい?
このクラスの災害と事故がおこったら、ソニーだろうがトヨタだろうがアップルだろうが、同じ状況になってるだろ。
往々にして突っ込む方が楽だから、外野、特に欧米からの突っ込みが激しいようだが、それを鵜呑みにするのもおかしいだろ。
誰か、少し客観的に教えてくれないかな。
単に叩く敵でガス抜きしようとしているように見える。
バカめ。そのガス抜きこそが全能感の拠り所よ。
職場では黙々と働きましょう。
仕事が終わったらすぐに帰りましょう。
家に着いたらすぐに明日の準備をして寝ましょう。
病気になって放置しておくのは許されません。歯車さんは歯車として常に仕事をしなければなりません。
ストレスがたまったら増田でガス抜きしましょう。しかし他人に迷惑をかけてはいけません。歯車さんは人間さんに迷惑をかける権利はありません。
歯車さんい人権はないのです。歯車さんの中にはそれを自覚していない人がいます。
会社に入った時点で、契約した時点で、あなたから人権は剥奪されました。人間らしく振る舞うことは出来ても、あなたには権利がありません。
自殺してもあなたの代わりはいくらでもいます。歯車は歯車でしかないことを歯車さんはよく自覚してくださいね。
今更人間に戻りたいだなんて言っちゃいけません。一度契約したらその会社を辞めることは出来ても歯車をやめることは出来ません。
それから歯車さんはよく人間のままでいる人たちをいじめますが、人間のままでいるか歯車になるかはその人の自由なのでいじめないようにしましょう。
自分の選択が間違いだったと訴える歯車さんがいますが、あなた方にはこの言葉を贈ります。
「自己責任」
人間、もやもやすることは多い。なんだか落ち込んでるときって、人と話したくなる。とにかく人とちゃんと会話をしないと、不安になる。
そういう不安感を、ネットは解消してしまう。匿名掲示板で何かを書き込むと、反応があってコミュニケーションをとっている実感が得られる。でも、そういうコミュニケーションって、現実世界の友人たちとは違う。現実世界の友人たちは、もっと強く、直接的に関わりあいを持つ。もっと強く、お互いに助けあうことができる。ネットは、危機感を殺してしまう。今日、自分は肝に銘じるべきなんじゃないだろうか。
大学に行けば、いろんな人に会えるけど、ふと気付けば家の周りで遊ぶ人がいない。こういうとき、すぐしゃべることのできる人がいない。友達が多い人、活発な人をみると本当にうらやましい。自分は友達が少ないけど、一人一人のつながりを大事にしてるつもりだった。でも、たぶん違うな。自分は昔から、人を馬鹿にしたり常に打算的に動いていた。それでうまくいくこともあったけど、やっぱりそれは何かを犠牲にしてきた。誠実じゃない人って、みじめだ。誠実な人を見ると、「自分っていったい何なんだ」と、本当に惨めな気持ちになる。プライドが高いというのも諸刃の剣。プライドの高さはいろんなことの原動力になるけど、いろんなことの抑止力にもなる。素直で、真摯な姿勢が学習には必要。自分はそれが足りなくて、ひねくれてしまった。
でも、人って、信じれば何でもできる。努力すれば、こんな自分も変えることができる。今は、こんな自分でも大切に思ってくれる人がいると思う。そういう周りの人のやさしさを、感じることができるようになった。いろいろと、感謝したい。人と人とのつながりを、大事にしたい。これからもっと誠実さを身につけることが、これまで自分の面倒を見てくれた人たちへの恩返しなのだ。
ま、こうして匿名で日記を書いている段階で、誰かに見てもらうってことを意識しつつガス抜きにしてしまっているんだけど、それでもこうして文章に起こすことで、自分への戒めとしたい。
ttp://slashdot.jp/developers/article.pl?sid=11/02/22/2226214
上記Webページにあるように、中学2年生がRubyのコミッタになった。
その知らせを聞いた時の最初の感想は、素直に「すごい!」というものだった。
世の中にはすごい子もいるんだなあ。
ああ、やりたくもない部活をさせられて、休日はTVゲームとかやってたなあ。
授業で「三角形の合同条件は~」とか習っている傍らで、この子は「Hashクラスのこの実装は~」とか考えてたんだろうな~。
一体自分は今まで何をしてきたんだろう・・・
確かに、フリーターとかそう言った人たちから見れば幸せな環境だろう。
あったとしても、今の会社内で通用するだけの、きわめて特異なもの。
世間からは評価されない。
すなわち、万が一リストラされたら、自分は年をくっただけの中年男でしかない。
このままでいいのか?
・・・
自分だって、ああいう環境が与えられていれば、ああいうことができたはずだ。
でも、周りはそういった環境を与えてはくれなかった。
ガス抜きの為にTVゲームを買い与え、友人知人とともにゲームや部活に無駄に時間を費やし、
高校も大学もレポートやら発表やら目先のことにいかに失敗せず、無難に生きるかとばかり考えて生きてきた。
周りが憎い、あいつらが憎い。
あいつらがいなければ、自分はもっとすごい人間になれたはずなのに。
・・・
同時に、自分はやはり技術、特にプログラミングに対して何か思うものがあるんだとも思った。
この少年に対しては、なぜかこんな長文を書いてしまうほどに、心穏やかではなくなってしまう。
このまま無難に生きることだけをこれからも続けていくのが、本当に正しいのか?
まだ27歳。もう27歳。
決断は急ぐべきだ。
(もしくはもう、タイムオーバーかもしれないが)
先進国においては、腐敗債券の処理を時間をかけて行う事で、何とかごまかすという方向になった。グローバリゼーションは、帳簿上のお金の問題であり、実体経済における影響は、実際に工場を失った日本以外にはとっては軽微であった事から、時間はかかるし、不景気は続く事になるが、処理そのものは可能となっているという事にしてある。帳簿上の数値なのだから、貨幣価値を暴落させるインフレ政策によって、その被害を押さえ込むという事で、ユーロと米ドルは競って貨幣価値を毀損している真っ最中である。実際に工場を失った日本も、本来ならば貨幣価値が暴落する筈なのだが、帳簿上の負債が余りにも大きすぎる欧米と、実体経済の不調だけが問題な日本とは、インフレのペースに差が出るので、相対的に円高となる。
先進国におけるグローバリゼーションの後始末は、貨幣価値の毀損によるインフレによってごまかすという事になったが、問題は、工場が流入して、分不相応な生活を行うようになった後進国・中進国の後始末である。
一度上がった生活水準は、簡単には引き下げられない。生活を維持するには収入が必要であるが、その収入を維持する手法が、後進国・中進国には、存在しない。自力で経済を成長させられないから後進国・中進国であったわけで、経済成長を維持するには、工場の恒常的な流入がなければならない。しかし、もはや、どこからも工場を持ってこれない。
国内産業を保護するために、関税によって防壁を作るという保護貿易に対し、資本の自由化と称して国内生産化を行う事で、貿易に対する規制は維持したまま、実質的な貿易を実現するという考え方であるが、投資対象国内の需要を満たすだけでなく、そこから、自由貿易が可能な地域への輸出も担えるようにするという、自国への輸入は規制しつつ、輸出は認めるというわがままなプランが、アメリカの民主党の頭がお花畑な連中によってグローバリゼーションとして実現してしまった為に、後進国・中進国に、分不相応な経済成長が発生した。
経済の成長は、人民を豊かにした。この成長は他国の失政の影響であると正直に話してしまっていては、利益を手に入れられないし、利益を手に入れてしまえば、それは、政治の功績であるとして正当化しなければならなくなる。一度正当化してしまえば、経済が成長し続けるのが当然となり、成長が止まれば、失政として批判される事になる。
政治に対する批判は、とりあえずのガス抜きにはなるが、本質的な解決にはならない。政治家が溜め込んでいた私財を吐き出させても、到底、国家の経済を維持するには足りない。生活レベルを落とすか、血のにじむような、それこそ、過労死が働き盛りの労働者の死因の第一位になるような努力を行うかという選択をしなければならなくなるのだが、そんな努力ができるくらいならば、自力で工業立国が出来ていた筈であるから、当然無理となる。
革命を行い、独裁政権を倒して民主化しても経済は回復しないとなれば、その反動は、等しく貧しくなる事を正当化する共産主義革命へと向かうかもしれない。
努力はしたくないが、これ以上貧しくなるのは嫌だという目的において、国家社会主義(Nationalsozialismus)や共産主義という考え方は有効であるし、鎖国も絡めれば、ほぼ万全となる。他国が豊かになる分だけ、相対的には貧しくなるが、そこを、鎖国による情報統制でごまかせば、政治的には安定させられる。情報の自由化が、貧富の格差を認識させ、社会を不安定化させる原因であるというDystopiaを発生させかねない。
情報統制に失敗すると、他国との格差を埋める為に、侵略戦争や民族差別のような、国民の不満を自分以外の存在に向けて失政をごまかすという手法が発生しやすくなるから、そういう人々の国家・集団は、そういうものなのだとして距離を置き、圧倒的な軍事力によって、それぞれの領域内で何をやっても構わないが、外に出てきたら只では置かないという、傍観主義をとるしかなくなる。
善意溢れる思い付きであるグローバリゼーションは、先進国においても、後進国・中進国においても、人民のモラルを壊しただけだったという結論になるであろう。
友人の子供を一日あずかることになった。今までに何度か預かったことがあるから慣れたものだ。また、おれの家にはゲーム機がそろっていて、退屈しないで一日過ごせるというのも子供の親にとっての安心材料のようだ。
が、おれはなぜかその日機嫌が悪かったので、子供の言動ひとつひとつが気に障って仕方がなかった。家にきても挨拶もせず、もう帰りたいだのともごもごと言っている。今なら子供だから仕方ない、と思えるのだが、その日のおれはその態度に腹が立ってしまった。小学一年生だというのにこれはないだろうと思ってしまったのだ。
おれはこの子供に意思表示の方法と物事をお願いする姿勢というやつを覚えさせてやろうと思った。が、これはいいわけでただ意地悪をしたかっただけだ。
おれはWiiでゲームをはじめた。子供は即座に反応し、キャーとか言いながらTVの前に釘づけになった。なんだこれーマリオー、のような独り言にはおれは一切反応しない。マリオできるのーといった問いにはYesNoで答え、おれはひたすらVCのRPGとかマリオカートなどいろいろなゲームを一人で遊び続けた。
子供は、最初のうちはみながら騒いでいるだけで自分も遊んでいる気になり満足していたようだが、マリオカートをはじめたあたりから自分がゲームをできないことに疑問を感じ始めたようだった。
でもこの子供はゲームをさせてください、と自分で言うことができない。今まですべて子供の親がこうしたおねがいをしていたからだ。
マリオカートではかなり盛り上がり、物欲しげな顔でおれのことやコントローラーを眺めたりしていた。おれは、ゲームをやってみるか、とおれから問いかけることはしないように努めた。
昼食の準備をするときは、コントローラーの電池を抜いて放置しておいた。なにやらいじっていたがおれは無視した。
昼食後、しばらく自分で持ってきたレゴで遊んだりしていたが、おれがマリオカートを始めるとまたTVに釘づけになった。ゲームオーバーになると、その都度もう一回やるーと言い、おれは自分でゲームをもう一回やってみせた。おやつの時間になる頃にはストレスがピークに達したのか、泣くまではいかないが、軽くかんしゃくを起こしたりし始めていた。自分がどうしてかんしゃくを起こしているのかは理解できていないようだった。おれは、ゲームをしながら適当に話をしてガス抜きに努めた。
夕方になると、涙をこぼしはじめた。おれは、家に帰りたいのかい、とわざと見当違いのことをいう。子供は、そうじゃない、というがおれが、お母さんもうすぐくるからな、というと、少し落ち着く。お母さんに会いたい気持ちはあるのか、自分が何をしたいのか説明できないようだった。
夜になると子供の親から電話があり、おれは少しずぐっているが大丈夫だ、と状況を説明した。おれはようやくWiiをしまい、子供と無理やりレゴで遊びながら親の到着を待った。親の顔をみると、子供はまた泣き出した。よくあることなので親は驚きもしなかったが、ここで初めて子供は、マリオやりたい、と意思表示をした。親に諭され、マリオをやらせてください、とおれに頼む子供。
○尖閣諸島のビデオ非公開がなぜ国益につながるのか?について考えてみるよ。
これ、仙石さんが「非公開が国益につながる」と言ってさんざんあちこちから非難されてるんだけど、経団連も同じこと言ってるよね?
で、経団連も一部で非難されてる。
ぼくは仙石さんはキライなんだけど、経団連はキライじゃないんだ。
だって、ぼくたちが貪ってる物質的な豊かさって、かなりの部分で経団連に代表されるような輸出大企業のおかげだと思ってるもの。
○ビデオを公開すれば、中国共産党にダメージを与えることができる!
これは、もちろんそうだよ思うよ。中国共産党なんて、国内格差の負け組たちの不満を海外の国のせいにしてガス抜きしてるような奴らだもん。
だから、ネット上に拡散された不確かな情報で日本が悪いと信じ込んでいる人たちに、「実は中国が悪かったです」なんてバレたらいろいろと都合が悪いでしょ。
なので、ビデオを公開すれば中国共産党にとっては大ダメージになる。それは間違いない。
で?問題はそこじゃないよね?
みたいに誤解してる人が居るんだけど、それがオカシイ。
実際は、
になるもの。今の状況ではどう考えても。
結局、当たり前の話なんだけど、
安定した生活は、安定した社会でしか得られない。
今の状況で、中国の体制がグラグラしちゃうと日本も影響受けちゃう。
それに、デマなんかに扇動された日本の愛国者たちが力を持ちすぎても日本の体制がグラグラしちゃう。
そんな簡単なことなのに、なんで、安定した社会を望まない人たちが多いのかな?
その答えはとてもシンプルなんじゃないか。
「あー、学校が爆発しないかなぁ!」
とか思ってたもの。たぶん勉強が苦手な人はテストのたびに同じことを思ってたんじゃないかな。
つまり安定してる社会だと自分が勝てる見込みがないから、いっそのことみんな不安定になっちゃえばいい!ってこと。
だから、キャッキャキャッキャ喜んで「日本はもうダメだ!」って言ってる人間を見たら、疑った方がいい。
その人は余裕で逃げ切れるだけの資産を持ってる人か、現状のシステムで勝負することを諦めた人だから。
○結論
テスト前日に「あー、学校が爆発しないかなぁ!」って言ってる人間をみたら「ああ、お前はいい点取れないもんな」と哀れんであげたらいいと思うよ。