はてなキーワード: ロイヤリティとは
http://www.itmedia.co.jp/news/spv/1512/11/news127.html
100万円のどこが安いのか理解できない。
5ヶ月間、マーク一つ考えればいいだけだ。
採用されれば、オリンピック収益のロイヤリティーをもらえるのは、
それこそ濡れ手に粟。
マークに価値がつくのはあくまでも、オリンピックの価値(オリンピックのビジネスモデル)であって、デザイナーの腕ではない。(この場合は)
ファッションやアクセサリーのデザインで、市場から厳しく選ばれるものならプロのデザイナーに頼らないといけないけど…。
思い上がっているのはデザイナーの方で、何か勘違いしているのではないか。
デザイナーが怒るべき時というのは、
自分のデザインだったからこそ、売り上げを叩き出したのにかかわらず正当な報酬が支払われないとき。
マークはこの際、何でも良いと思う。
フォトグラファーだけど、この考えには反対。
反対というよりは、理想論だけどもうそんなことを守ることが不可能な時代になってきていると思うということ。
デザインと同じく、相手に対して理解や勉強を求めるのは、それはお門違いな問題だと思うんだ。
広告全てが常にオープンに展開されていくわけではなく、実にクローズドな世界で実に即日的に消費されていくことのほうが多いわけだから、コスト激化の時代において利害関係が希薄なインターネットの向こう側の写真を使うことに躊躇しないデザイナーは多いと思う。
毎日のように投函される地元店舗のチラシを見てみればそれが日常だということがすぐに分かるはずだ。
それら全てをチェックして、それら全てに対してロイヤリティを請求するなんてできるわけがない。
例えば、一点もので展示会を開けるような写真芸術家であればその作品一つ一つに対してのコピーライトを守ることがイコール写真家の価値を守ることになるとは思う。
でも、自分レベルのフォトグラファーであれば、それよりも一つでも多くの作品が消費されて、より世の中に出て行くことのほうが重要だと思っている。
以前、本城直季の真似をしたミニチュア写真が世の中に溢れかえった時がある。
あのブームは、彼の写真をいいと賛同したからこそ、皆が模倣して色々な作品がさらに生み出された好例だと思うんだ。
模倣と盗作は当然異なるものではあるけど、それならあの時に全員が全員彼に対する敬意を持っていたかというとそれは別だ。
それによって彼が自分の作品が次々に蹂躙されている!と思ったかというと、それも別なはずだ。
おそらく彼はすでに次の作品を見据えていただろうし、ある意味ではブームの火付け役としての余裕もあったのかもしれない。
まだまだ一点ものの作品だけが評価されるようなレベルではな自分にとってみれば、生み出した作品の価値を頑なに守っていくことに縛られるくらいなら、さっさと価値を捨てて次の作品作りに突き進んでいくことのほうが重要だと思うんだ。
むしろお金を払ってでも、一人でも多くの人間の目に触れさせたいって思ってるくらいだ。
それでいつか技術も評価も実績も伴った時、その時代にあった考え方で自分のコピーライトを守ればいいんじゃないかな。
あなたがどれほどのフォトグラファーかもわからないし、あなたの考えを否定したいというわけではなくて、これからの時代の版権は自分くらいでは守られないことを前提に考えていかなくてはやっていけないということを言いたかっただけ。
佐野氏を擁護するわけではないけど、彼の審美眼とそれまでの作品を認めてきた世の中が確かなら、彼に選ばれた、彼の生み出したものと同等のコンセプトと完成度があったってことは自分の評価に置き換えていいと思うのだけどね。
ライセンシーはライセンサーからある何かの権利を使用する許諾を受けて、それを使ったビジネスを展開する。よくあるのはキャラクターで、アニメコンテンツ会社や出版社からキャラクターライセンスを借りて、グッズの商品化をするなど。これは一例。
ライセンシーはそのグッズを売って利益を得る。そしてライセンサーはライセンシーからロイヤリティをバックしてもらうという流れ。つまりどちらも利益を得られることになる(グッズが赤字になるぐらい売れ残らなければ)。
ライセンシーが実施者なのでリスクもあり(在庫を抱えるなど)、取り分は大きい。ライセンサーは権利を貸すだけなので、取り分は少ない。ライセンサーがすることは、例えばグッズ制作であれば、実施するかどうかのジャッジやデザインの監修程度なので取り分の少なさは当然といえば当然。そうじゃないとこういうキャラクタービジネスなんて成り立たない。
ライセンサーの取り分が少ないとはいえ、グッズ展開や他社とのコラボはブランド価値の向上などの付加価値を生み出すので、言ってしまえば、Win-Winのビジネスモデルとなるはずなのである。
前置きが長くなった。
最近転職してこれまでライセンシーの立場だったのが、ライセンサーの立場になった。
毎日のようにどこかの会社が「権利をください」とプレゼンをしにくるようになった。
いろいろなアイデアがやってくるから、中にはひどいアイデアや、ただ売上がほしいのですと透けてあるようなプレゼンをする人もいた。そういう方に対しては断るしかない。それは仕方がない。うちにとってメリットがないし、断る権利はこちらにある。
しかし、いまの会社の人たちはほぼすべてのライセンシーをこき下ろすのだ。
「くだらない企画だ」
「バカなのかな」
「あんなやつらに甘い顔したらダメだ」
ということで私にもそういう態度をするよう言ってくる。事実、プレゼンの最中、ニコリともしない。能面のような表情のない顔でくだらさそうに時間が過ぎるのを待っているようだ。
もちろんいま人気のあるライセンスを扱っていて、引く手数多ということもあるだろう。安易に許諾を出せるわけでもないので、優しいことを言ってむやみに期待をもたせるのはよくないと思う。
しかし、それでも企画を持ってきてくれる方々には誠意をもって対応したいと、もともと下請けをやっていた人間からするとそう思ってしまう。
正解がわからず悩む。
オランジーナっての増田では沢山の反応をもらって超うれしかったよ!
レモンジーナが品切れ商法だってみんな騒いでるけど、果たして本当にそうなのかな。
オランジーナが下げ止まった要因を高いロイヤリティを据え置いたまま卸値を下げたという点だと予想した前回の話の延長として考えると、自然と納得が行く考えが生まれてくると思うんだ。
前回のオランジーナの増田では、ライセンスではなくてブランドごと買い取ったとの指摘をいくつか頂きました。
でもそれは尚の事プロジェクトに後戻りという選択肢がないというぼくの妄想を裏付けるにすぎない事実だと思っています。
オランジーナのプロモーションにテコ入れをしても効果が現れなくなった今、新商品であるレモンジーナを市場投入する絶好のチャンスだった。
どんな手を使ってでも売りたいとメーカーが思っているに違いなかったんだ。
しかし、今回はメーカー以上にレモンジーナを売りたいと思っている存在があったんだ。
それが小売店というわけだ。
最初は販売に手を焼いたオランジーナも、時がたってみればしっかりと利益をもたらすエース商品になってくれた。
そんなエース商品の新作がでる。しかもオランジーナと同じ高いロイヤリティが約束された販売条件でだ。
味についての不安が残りつつも、結局は価格調整で受け入れられたオランジーナを思えば小売店にとってはそんなことは些細な問題だった。
そこに儲かる商品があるのだ。小売店は、我先に殺到する以外の道が残されていなかったんだ。
そうしてレモンジーナの生産ラインはメーカーの思惑通りパンクした。
メーカーがノルマを押し付ける必要なく、小売が勝手に殺到したのだ。
当然そうなればメーカーはラインのパンクを発表せざるを得ない。
おそらくはここまでは担当者の思惑通りだったのだろう。
店頭には最も目立つ位置に山のようにレモンジーナが積み上げられている。
生産中止のプレスリリースが追い風になり在庫は一掃される。メーカーも小売もそう信じていたんだ。
しかし、レモンジーナの販売に立ちはだかった壁はまたしても味に対する誤算だったんだ。
多少料理に詳しい人なら気づいたと思うのだけど、あの土っぽい独特な匂いはレモンピールによるものなんだ。
スイーツや欧風料理ではポピュラーな食材でも日本ではレモンの皮を食べる習慣がゆずやすだちなどの香りの強いものに比べあまりにも少なかった。
年寄り世代に至ってはレモンの皮には農薬やワックスが大量に染み込んでいると信じられているほどだ。
ぼくらは子供の頃、レモンの皮を食べるという経験をあまりにもしてこなかった。
本来であれば日本にすくないおしゃれな風味のドリンクになるはずだった。
しかしながら、ややもすれば腐葉土を思わせるレモンピールの香りにさらに強めの苦味が砂を噛んだときの記憶などとリンクしてセンセーショナルな表現に乗っかった結果レモンジーナは「カブトムシ味」と評され、山積みのレモンジーナが思うように減っていくことはなかったんだ。
生産ラインがパンクしたところまでは事実だったに違いないんだ。
でも、今回に限っては単なる話題作りの品切れ商法ではなく、小売店による人災が含まれていたって可能性が否定できないってことを言いたくて再び現れました。
ただ強いてあげるとするならば、あれだけレモンジーナが店頭に山積みになっていながらも販売ノルマに悲鳴をあげる小売店の姿を見たことがないという点ででょうか。
ここまで市民権を得るために相当な苦労があったんだ。
あの企画を持ち込んだのは直前にもヒット商品を誕生させたチームで、炭酸飲料の市民権再起が期待される一大企画だったんだ。
あの頃コンビニのドリンク棚から炭酸飲料がどんどんと消えていったろ?
健康食ブームは当然ドリンクコーナーの品揃えにも強く影響していたんだ。
炭酸飲料の市民権獲得、それはつまりこれからの炭酸飲料市場を牛耳ることとイコールとも考えられていたんだ。
炭酸飲料のジャンクなイメージを払拭するためには中途半端な戦略では絶対に成し得ないと皆が感じていた。
そうして選んだ手段は、全く新しいブランドを生み出すのではなく、海外ですでに成功しているブランドを高いライセンス料を払ってでも持ち込もうというもので、そうしてこのプロジェクトはまさに炭酸飲料の未来に社運をかける一大プロジェクトへと拡大していったんだ。
そのために多額のプロモーション費用をかけてメディア戦略を展開し、セールス開始と同時にすでに流行しているというイメージを植え付けようとしたんだ。
連日テレビではCMが流れ、様々なタイアップキャンペーンを実施、コンビニに高めのロイヤリティを設定することで店頭では常に目立つ位置をキープすることができた。
この頃は、まさにオランジーナを目にしない日なんてなかったんだ。
しかし発売当時は5%から8%への消費増税が叫ばれるまっただ中。
高いライセンス料をそのまま価格に反映させることは難しかった。
そうして選んだ手段は、内容量を減らしつつもボトルのデザインを変えることでそうした印象を与えなくする一方で、同時に高級路線に向けたの商品訴求への舵取りだった。
ここまで徹底した商品戦略によって、商品のヒットは間違いなしと思われていた。
ところがだ、問題は肝心の味にあった。
日本でオレンジジュースといえば、なっちゃんやぽんジュースを始めとする濃厚なみかん味が主流だったんだ。
熟したみかんのように酸味が少なく甘さが際立ったような味が好まれる中で、さわやかさを押し出そうとするあまりオランジーナは薄く味気がないような、それでいて苦味ばかりが目立つできそこないの味のように感じられてしまった。
一番のセールスポイントであるオレンジリキュールを思わせるような独特な香りが日本では芳香剤のイメージとして根強かったことも災いしてしまったんだ。
一度は手に取られるもののなかなかリピートが伸びず、連日の畳み掛けるようなプロモーションに反して業績は日々低下していく一方だった。
高いライセンス料と大量の販売ノルマに挟まれたサントリーに残された選択肢は一つ。
値下げによる多売しか道は残されていなかったんだ。
販売店舗へのロイヤリティはそのままに卸価格を大幅に下げることで店頭でのプロモーションには一層の拍車がかかった。
販売価格も下げられたことで消費者も手が伸ばしやすくなり、そうして今やっと、当初描いていた市場への浸透率を実現することができたんだ。
あまりにも当然過ぎることを一同が再認識する重要なきっかけとなったオランジーナ騒動は、こうして静かに幕を閉じるかに見えた。
大きく風穴を開けたオランジーナ損失を早急に埋め合わせる必要に迫られていたんだ。
ライセンスもとと幾度なく協議を重ね、新たなオリジナル商品が産声を上げることになった。
そうして再び満を持して登場したのが「レモンジーナ」というわけだが、市場ではもっぱら「カブトムシ味」との評判が高い。
サントリーは再び試練を迎えようとしているわけだ。
ちなみにここまで全て店頭に並ぶオランジーナの境遇の変遷から勝手に想像した裏付け一切なしの個人的妄想です。
わたしは飲料関係でも小売関係でもない単なるコンビニ利用客であり、企業や商品に対する損害を目的にしているつもりも一切ありません。
それwebサービスでよくねえ?って思ったが、リアル媒体で頒布したい人もいるか…
原価以下のロイヤリティだとさすがに承認欲求を満たす以上に敷居が高すぎるし、頒布数に合わせて原価分くらいは還元されないと製作者が金持ちしかいなくなってしまう
印刷所の発注明細と領収書を提出させて頒布数*一冊分を通過購入費から返還するとか?(同人誌作ったこと無いから印刷所とどういう風にやりとりするのかわからんけど)
金が出るなら原価を安くしようっていう感覚もなくなるだろうし、相場を調べてコピー本なら○円、オフセット本なら○円みたいに一律の値段にしたほうがいいか
でもそうすると今度は会場の運営に回すお金が無くなりそうだなあ
>pixivの雇われさん
じゃあその文言消すよ tinamiでもdeviantARTでもなんでもいい
過剰にステマ疑うやつもうぜーな
考えてみた。
即売会内でのやりとりは、全てそこでのみ有効な仮想通貨で行う。
仮想通貨が単なるオモチャだと、読み手が本にどれほどの価値を認めたのか分かりにくいので、通貨の購入は現金で行うこととする。
これにより、読み手は自分の懐から対価を払って本を手に入れる、という図が成り立つ。
サークル参加者やカタログ購入者には、参加費に応じて仮想通貨がある程度支給される。もっと欲しい場合はいくらでも購入可能。
仮想通貨から現金への逆換金は行えないこととする。そうすれば描き手の現金による儲けはない。
通貨としてはメダルのようなものを最初考えたが、これだと会場外に持ち出す奴が必ず出るので、1日だけ利用できるポイントカードのような形にする。
イベントへの参加証がポイントカードを兼ねており、仮想通貨はここにチャージしておく。
システム全体の設置やランニングコストは、参加者が通貨を購入したお金で賄う。
オンリーイベントなどであれば、このシステムを使ったイベントには原作が承認を与え、そのイベント内では頒布物の数に上限を設けないようにする。
この場合、イベント側は原作の権利者に対して一定のロイヤリティ料を払う。これも購入された通貨の分のお金で賄う。
一次創作者が法的な権利を持っている以上、二次創作者は一次創作者を説得しなくてはならない立場にいる。
二次創作者が一次創作者に対価を払わず創作活動を続けるには対価以上の価値を一次創作者に支払わねばならない。
そこで二次創作者が一次創作者に対して提示するのは「一次創作作品の周辺環境の盛り上げ」が殆どだと思う。
「周辺環境の盛り上げ」によって「一次創作作品の消費を促し」その結果「一次創作者の収益増」に繋がるというもの。
これ自体は間違ったことじゃないと思う、実際二次創作の盛り上がりによって息を吹き返した作品も幾つかあるはず。
ただし、どの二次創作が一次創作者の収益増にどの程度寄与したかというのは現状では計測方法がないと思う。
つまるところ、今のままだと一次創作者は二次創作者の提供するメリットを無条件で信頼しなければならない。
ただし一次創作者と二次創作者の間にそのような信頼関係は今やほぼ存在しないと言ってもいい状態だ。
一次創作者には二次創作を許容するべき積極的な理由は存在しない状態だ。
そのような状態にあるとした上で、二次創作は一次創作にとってデメリットがある可能性があるという条件を追加する。
すると、当然ながら一次創作者はリスクを減らす方向に動くので二次創作を制限する方向に進んでゆく。
これが現状起きていることだと思う。(メリットが何となくある、と思ってるから完全に制限はしない)
だからこのまま行くと商業規模の二次創作は全般的に死んでゆく。具体的に言えばコミケとか縮小する。
くらいだけど、実際問題どれも全然うまくいっていないから多分このままいけば二次創作は地下に潜るんだろうな。
ここに対して http://anond.hatelabo.jp/20140708235507 とかは何も回答を出していなくて、
お金を払ってもらえる創作物を作る権利を無条件にくれ!としか言っていない状態だから説得力が無い
個人的には商業規模の二次創作は保護したほうが最終的には一次創作にとって良いと考えているので、
誰かうまくメリット計測の方法とかモデルとか作らないかなあと思ってる、でも厳しいだろうなあ。
赤松先生は信頼関係を築く方面で戦ってるけど、二次創作側が一枚岩じゃない以上勝ち目は薄い気がしてる。
組合みたいなのを作れば多少なんとかなるのかな?
実に残念です。
一番現実的なのは無償で二次創作をするのを早々に諦めて、二次創作を簡単かつ低コストで公式プロジェクト化する、
私は島中と誕席を行き来するくらいの同人漫画描きです。大体300~400部くらいです。
四国在住です。
1回本を出して通販とイベントでハケる部数の売上=印刷代+交通費+宿泊費+イベント参加費が同じくらいです。
もちろんここまで来るまでに、長い時間と膨大なお金を使いました。
読んでもらえない悲しさ、悔しさは同人誌を出す人はきっと誰しも知っていると思います。
同人の醍醐味は、どれだけ下手でも情熱があれば、諦めず続けていれば、成果がちゃんと出るところでもあります。
これ以上の部数は見込めないでしょうし、漫画家にはなれそうにありませんが、今まで費やした膨大な時間を思えば、漫画を描くことをやめるという選択肢は私にはありません。
ここまで前提として。
まず、200部でイベント売りのみという、ニトロ定めるところの非営利活動に留めた場合、多分私はコミケ以外の参加を諦めるでしょう。
理由は二つあります。
①交通費宿泊費の相殺が出来ない売上になることが予想される為、コミケ以外の参加者の少ないイベントは出費の負担が大きすぎる。
②自分の漫画を読んでもらえる絶対数が減ることにより、モチベーションの維持ができない。
①の理由に関して言えば、趣味でやってるんだから相殺なんか求めるなと言われればそれまでです。
ですが、主催にもよりますが1回参加でスペース代は8000円前後です。そして交通費が、例えば大阪の場合往復20000円。宿泊代6000円。
印刷代が200部で、40000円。これでも安い方で計算しています。
東京だと交通費はその倍、新幹線を使えば三倍くらいになります。
それ以外にもファンとして公式から出されるものの購入費、イベント代、そちらにも薄給からつぎ込んでいく。
そうなると年に二回参加が限度ですし、実際最初の何年かはそうでした。
②モチベーションに関してですが、本当はこちらの方が深刻です。
二次創作は原作のキャラクター・世界観をお借りして創作しているものですが、私の場合「好きだから」そのキャラクターがもっともっと見たい。読みたい。
オリジナルも描きたいものではあるのですが、キャラが好きすぎてたまらないので、だから描いている、という感じです。
私はあまり成人向けを描かないので特にそう思うのかもしれません。小学生の頃、好きなアニメの主人公の絵をノートの端に量産したような、そういう気持ちに近いかもしれません。
イメージとしては補完している感じです。
2~3話の間に少しの空白の時間があったとして、そこに実はこんな物語があったんじゃないか、このキャラクターはもしかしてこう考えたんじゃないか。
もしくはこういう事態が発生したらどう動くか。
そして、これを読んでもっとキャラクターに萌えてほしい。知らない人には原作を読んで欲しい。原作のブームを一過性で終わらせたくない。
できたらこの萌えに同意してほしい。だれか同じように思う人はいないか、この切り口はアリだと言ってもらえないか。
これもひとつの承認欲求なのかもしれませんが、そんな風に思っています。
でも、それを200部の範囲で、対面販売だけでやりなさいと言われると、読んでもらえる人の数は減ってしまうわけで、確率的に同じ思いの人に行き当たる数も減ってしまうのです。
それは私のモチベーションを下げるのに十分な理由でした。
ならば、版権使用料を支払って上限を上げればいいとニトロさんは言います。
でも、私はロイヤリティを支払う事によって、きっと「損をしたくない、もっと売りたい」と思うでしょう。私は小さい人間ですから。
もっと売りたいと思えば媚びた内容になるでしょうし、成人向け表現やサービスも入れる必要があると思います。
私はプロではないので、好きな内容しか描きたくない(描けない)ので、きっとそういう損得勘定でアッサリ描けなくなるだろうなと思うのです。
同時に(二次創作で権利を侵害しておきながら矛盾するかもしれませんが)そこまでして公式の領域に踏み込むことに恐れがあります。
じゃあ無料で配布、もしくはサイト、ピクシブに掲載でいいじゃないか。どうして金をとろうとするんだ。
もちろんそれはごもっともです。
ですが、無料って、本当にいいことですか。
あの時、無料とか低価格で買い叩くことに関して、散々議論されていたように思います。
ピクシブをご存知の方ならわかると思いますが、どれだけ素晴らしい絵でも必ず多少なりと嫌がらせを受けています。このキャラは気にいらないから一点評価、そんなこともよく聞きます。
そして無断転載の横行。
よしんばあったとしても、☆10個、RT数。
多分紙媒体で読むよりずっと短時間で読まれる、暇つぶしに消費されるだけのもの。
少なくとも値段をつけて売るものは、「それに興味のある人」しか買いません。
そしてお金を払った以上、しっかりと損をしないように読んでもらえます。その後ゴミ箱行きだったとしても、ちゃんと読んでもらえるのです。
無料であるものに人は執着しませんから、ゴミ箱行きよりずっと低い価値で消費されます。
具体的には、1000ブクマついた作品でも感想はほとんどもらえません。
300部の本なら、10%は必ず感想を頂けます。その違いはかなり大きいですし、やはり本の方がちゃんと読まれている、と考える根拠です。
ただそれでも読んでもらえるのが目的ならどちらも同じじゃないかと思いますか?
私はそうは思いません。
漫画を描くというのは、人のペースにもよりますが私の場合、一冊に一ヶ月を費やします。
それなりに体力も使います。脱稿後は燃え尽きたようになります。
それを素通りされて、☆をちょんとつけられるだけのものにはしたくないのです。
だらだらと長文ですみません。
だからといって権利を侵害していいわけがないし、ここからは非営利、と定められるのはある意味仕方のないことだとも思います。
ではどういうガイドラインならお前は満足なんだと言われても、今のところ答えはありません。
ただ、私はこう思いました、という日記です。
7/9追記
明日ニトロさんから何らかの発表があるようなので大人しく待とうと思います。
尚、この日記はあくまで私の同人スタンスであり、誰かのスタンスを批判したりするものではありません。
気分を害された方には心よりお詫び申し上げます。
追記
ニトロプラスさんより改訂のお知らせがありました。同人誌はこのガイドラインから外れるようです。
私の立ち位置が、自分では非営利だと思っていてもそうは思われない方もいるということ、趣味の範囲を逸脱しない為にはどうすればいいのか、どうすれば一次と二次が共存していけるのか、今回様々なコメントを頂いて色んな目線から考えることができました。
個人の範囲を踏み越えることの無い様、今一度自分の活動を振り返ってみます。
拙文をお読み頂き、本当にありがとうございました。
凡人以下の人間が、大手優良企業(ナレッジワーカー)にもウェブで簡単に応募できるようになったからじゃないか。
昔だったら否応なしに、ブルーワーカーだったのに変にチャンスを与えたからだよ。
平等に審査すると「優秀な本物」はコミュ力関係なしに採用されますよね。
(コミュ力低くても、教育、もしくはコントロールすれば、期待値が跳ね上がるので。)
問題は下記の2タイプ。
(営業であればなんとかなりそうだし、馬鹿だと認識させれば、ロイヤリティも高めていけそうですし。)
問題は一切使い物にならない「2」。
こいつらが大して努力もしない、前向きにも取り組まない。
そのうえ、なに言ってるか分かんない。
気がつけば、ウェブで「妬み・僻み・嫉み」の書き込み。
セキュリティ意識が低い、カネが無い会社はまだXPを使ってるかもしれない。やめてくれ。
このエントリーで弊社のパソコン調達ノウハウ書くから、爆速で買い替えてくれ。
始めに断っておくが大企業のことは知らん。まとまった数調達するならもっと別な方法があると思う。ここでは1~10台程度買う場合を考える。
新品は高すぎる。
OSのサポートが切れたり、ハードウェアが逝去されたりすることを考えれば、PCの寿命はせいぜい5年。
10万のパソコンなら1年あたり2万払う計算になる。割に合わない。中古を2、3年で使い潰すほうがずっと賢明。
で、問題はお古をどこで買うか。
・ヤフオク
手間、値段を考えれば悪くない選択肢。
自作、ジャンク品はギャンブル。機械いじりが好きな人は一発買ってみるのもありかも。
実店舗で商いやってる業者がオクにも出品してたりする。
ただ、保証(数ヶ月程度だけど)がほしいならネット通販かリアル店舗(後述)。
秋葉原の中古パソコンショップ梯子すれば、たぶん一番安くパソコン手に入る。しかし面倒。複数台調達するとなるとさらに疲れる。
・eBay
英語OSでも良い、ボッタクリ海外業者を見分ける審美眼があるなら良いルート。
・OS
正直に買うと高い。ボリュームライセンスでも高い。大企業はカネあるからいいけど、中小零細はむりぽ。
8はモダンUIがクソなだけで動作は軽快(スタートメニュー復活したよね)。ファイル操作は7より速いくらい。
OfficeオンラインかGoogle Drive。パッケージのオフィスは無理買えない。
そもそも、「きれいなパワポ資料を作る」作業ほど非生産的なことはない。
業務用資料の半分くらいはプレーンテキスト、残りは無料オフィスで作れる。
○最後に
ちゃぶ台をひっくり返すようだが、もうデバイスは全部BYODでいいんじゃないかと個人的には思う。
個人所有のパソコン使わせた方が大事に長く使ってもらえる。自分が被害受けたらシャレにならないからセキュリティにも気を配る。
会社は手当つけるだけでいい。
情報漏洩が心配という向きもあるだろうけど、会社のデータを自宅から流出させる社員は会社でも同じことするよ。だいたい、インターネットに会社も自宅もない。
たぶん俺みたいなこと考えているやつはたくさんいるんだろうけど、何か問題起きた時責任取れないから口をつぐんでるんだろうね。
合コンで、めんどくさい女に出会ってしまったときのあの後味の悪さに似てる。
知名度のない会社(業界のなかで名前を聴くことがほとんどない)
企業としての利益を得たいがために、すぐに仕事を引っ張ってこれそうな人を
採用したがっている。面接で、いくらくだい仕事を持ってこれそうですか?って。
でもね。
仮に結構な額を持ってこれそうだったとしてよ。仮にその人のお給料分の利益を
十分に担えるくらいの仕事を引っ張ってこれる、そんな実力があったとしてよ。
なんで、そんな知名度のない会社に入らなきゃならんのさ?
しかも、そんな個人商店の集まりみたいな会社、だれがロイヤリティを感じるの?
だれがその会社のために尽くしたり育てたりするのだろうか?
会社は特に何もソリューションを与えてもくれないんだよね。そういう会社は。
前回の「ペプチのこと。」に思いのほかのご好評をいただき、作者としても大変嬉しいです。ありがとう。
ただ残念なことに、あの記事を「ペプチドリーム(以下「ペプチ」)擁護」と受取る向きが予想外に多かった。
おそらく、
こういう前提知識を持った上で、ペプチの開示をぜひ読み返してほしい。と書いたのが、「ぱっと見た感じほどの大きなニュースじゃないんだよ。説明が下手なだけ。大丈夫だ問題ない」と単純に言っているように受け取られたんだと思う。
おそらく、受け取る印象が多少なりとも(ひょっとしたら大きく)変わるはず。
既存: アライアンス事業 【これまでのステージ】と明記されている。
新規: 自社創薬研究開発の推進 【これからのステージ】
ペプチの仕事を思いっきりカンタンに大雑把に言うと、この(1)(2)をめでたく生き延びたら、いよいよその化合物は(相手方がそう意思決定してくれれば)リード化合物として臨床試験に向かうことになり、ペプチには(3)の「創薬開発権利金」以降の売上計上がはじまる。
(1)契約先から指定されたターゲット蛋白などに結合する特殊ペプチドやライブラリを作って納入する、
(2)納入した特殊ペプチドを契約先と一緒に検討する(契約先がラボで試験とか動物実験とか)、
(3)契約先がその特殊ペプチドを薬として本格的に開発する(そして運が良ければ薬として承認される)、
の3段階。
※誤解のおそれのある表現があったため(3)を一部書き換えました。
(1)(2)(3)をパッケージにした契約を最初に締結してる。という点だったはずだ。
あらかじめ書いておくけど、ペプチを擁護しようとかそういうのはまったくない。
製薬創薬業界ではわりと当り前になってることについてペプチがあまりに舌足らずでお粗末でときにミスリーディングな説明をしてるせいで、たくさんの人が誤解してるみたいなので、それを少しでも解こうと思って書く。
好意的に「舌足らず」と書いたけど、そう決めつけるつもりもない。ひょっとしたら「わからないだろうと高をくくって喋らない」「喋ってしまうとただの受託屋さんに見えて魅力が大幅に減ってしまうのを怖れて喋っていない」のかもしれない。
ペプチドリーム(4587)(以下「ペプチ」)の仕事を思いっきりカンタンに大雑把に言うと、
(1)契約先から指定されたターゲット蛋白などに結合する特殊ペプチドを作って納入する、
(2)納入した特殊ペプチドを契約先と一緒に検討する(契約先がラボで試験とか動物実験とか)、
(3)契約先がその特殊ペプチドを創薬アイディアの元にする(あるいはそれ自体が薬になる)、
の3段階。
それぞれのスタートでおカネを貰える。
めでたく(3)になった場合には進捗に応じた報酬、さらに運良く臨床試験も成功して薬になった場合にはロイヤリティを貰える。
(思いっきり大雑把に書いてる。ホントはもう少し細かいので、正確には同社の開示を参照してほしい)
この(1)(2)(3)をパッケージにした契約を最初に締結してる。
今回のファイザー(以下「P社」)の場合は、P社(が買収したCovX)が創出済み(といっても未だせいぜい動物実験などを繰り返して最適化検討を進めてる段階)のペプチド型化合物を改善する仕事なのでちょっと違うかもしれないけど、基本形は同じ。
ここでちょっと別の話。
あまり知られてないけど、製薬の初期段階(創薬)は、「研究」と「開発」にくっきり分かれてる。
動物実験や外注やラボワークを行ったり来たりしながら、どの化合物を開発するか考えるのが「研究」。
化合物を決めてからが「開発」。こっちになると、カネやヒトや時間など大量のリソースを注ぎ込むことになる。
ほとんどの製薬会社で「研究」と「開発」は管掌役員レベルで分かれているし、もちろんチームメンバーも全然異なる。
さっきの(1)(2)(3)でいうと、(1)(2)は製薬会社の「研究」チームと組む仕事。
(2)の成果のうちどれを(3)に進めるかを決めるのは製薬会社の「開発」チームの専決事項。
(3)は「開発」チームと組む仕事。
本題に戻る。
ペプチの公表資料を読む限り、P社とは(2)の段階の終了直前まで行っていたようで、そこに折悪しくP社が「CovX絡みの『研究』を辞める」と意思決定・発表した。
そのため、ある意味、宙ぶらりんな薬剤候補化合物(もしくはそのプロトタイプかな)が存在することになった。
P社ではおそらく、(3)に進めるかどうかの検討を既に始めていたはず。
「研究」を辞めたからといって、せっかく創出した(あるいはされかけている)候補化合物も同時に捨てるとは限らない。捨てるかどうかは「開発」のチームが決める。
ペプチの開示にある
「引き続きP社の他の部門においてその評価が続けられました」
「新しいプロジェクトとして継承・継続されるものと考えていました」
は、そのことを言ってるはず。
完璧に「や〜めた。これまでに掛けたコストも全部サンクコストでいいや」と割り切ったときに初めて、ペプチとの契約を終了することになる。
その結論に至るのに半年っていうのは決して(この業界的には)長くない。
むしろ短いほうかもしれない。
延々と伸ばしてても特段の違約金はかからないし。
今回の件では、P社は「開発」品としての継承もしないことにした。
(1)でペプチに出した技術情報、(2)の過程で共同で作ってきたノウハウや実験データなど、ひょっとしたらカネをさらに突っ込めば薬になるかもしれないような無形の財産はあるけど、そこはトラブルを避けるためか、すべてペプチにあげちゃうことも決めた。
そのへんはさすがに大企業、しっかりしてる。
一方ペプチとしては、(1)(2)の開始時に既にそのためのおカネを受け取っているから、契約を継承されないとしてもそれまでに出した無形の財産さえ返って来れば(将来の収益計画が変わってくることを除けば)無問題。
共同で構築したノウハウも引続き利用出来ればなお良し。
今回はP社から「途中の知財もぜんぶあげるよ」ということになったから、ペプチとしては儲けもの。
その感覚があるから、あの「謝罪」開示の途中のような書きぶりになってる。
(まあ、だからといってそれを得たからそのまま何かできるってわけでもないけど。)
こういう前提知識を持った上で、ペプチの開示をぜひ読み返してほしい。
おそらく、受け取る印象が多少なりとも(ひょっとしたら大きく)変わるはず。
そのあとでIPO資料を読み返したら、今回のような契約終了が今後も頻繁に起こり得るペプチの業態の本当の姿や弱点も透けて見えて、フェアバリューも自ずから見えてくるんじゃないかな。
ペプチの中の人(読んでるよね?)には、そういう事業モデルをもっと正しく投資家に伝えていく努力を望む。
インベスターリレーションっていうのは、株価上昇策でも維持策でもなく、会社の姿を「正しく」理解して貰うためのものなんだから。
それを通じて結果として株を買う人が増えて株価が上がったら万々歳だけど、それはあくまでも余録。
カネを払ってこんな不正確な記事を書いて貰ってる場合じゃない。
【参考資料】
有価証券届出書(新規公開時)
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/45870/cdefa6ae/2ea8/453c/9321/767095420fbd/S000DCA3.pdf
http://contents.xj-storage.jp/contents/45870/T/PDF-GENERAL/140120130610064622.pdf
「Pfizer社との共同研究開発の解消に関するお知らせ」6月25日
http://contents.xj-storage.jp/contents/45870/T/PDF-GENERAL/140120130625076189.pdf
http://contents.xj-storage.jp/contents/45870/T/PDF-GENERAL/140120130626078085.pdf