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ラップ/ヒップホップは2010年代より前から確かに北米で人気はあった。が、それは黒人コミュニティを中心としたもので、現在のような人種間や音楽ジャンルをクロスオーバーしたポップスとしての支持とはやや違っていた。
それを踏まえて、なぜ北米でヒップホップが主流となったのかということを推論すると、結局のところメロディアスなラップスタイル(フロウ)のアーティストが増えて聴きやすいヒップホップの曲が増えたからではないかと思う。
元増田のブコメでは「ラップにはメロディがないから日本人の趣味に合わない」という意見が多くみられたが、黒人以外のアメリカ人もこの起伏のない歌唱をすんなり受け入れられたわけではなく、いくらかのヒット曲がありつつま2000年代まではあくまでヒップホップは黒人向けのジャンルに過ぎなかったと思う。
それを時代を席巻していたラッパー、カニエウエストが2009年に歌メロをオートチューン(ケロケロボイス)で歌い上げた「808s & Heartbreak」を発表し後進に多大な影響をあたえたことや、歌うようなフロウの代表格であり2020年現在にラッパーの中でトップクラスのセールスを稼ぐドレイクの登場によりヒップホップがメロディアスで大衆受けするものに変容していったのだ。(※1)
現に2019年にビルボードのチャートトップに君臨したラップはこんな感じ。
英検三級以上の語学力とDAM精密採点で80点以上を出す歌唱力があれば、2、3回聞いただけでなんとなく口ずさめるようになるのではなかろうか?
しかも従来のヒップホップにはあまり見受けられなかった、オルタナティブロックやAOR、カントリーなど別ジャンルのエッセンスを柔軟に取り入れクロスオーバーさせている。
そしてリリック(歌詞)にギャングスタ調の拝金主義や女性蔑視が見受けられず、かわりに繊細で叙情的な表現や甘ったるい愛の言葉が散見される。
こういった曲をみんなで合唱していたり、若者に混じっておじさんが聞いているさまを想像するのは容易いことだ。今のヒップホップは親しみやすいのだ。
渡辺志保さんの2010年代総括がきれいにまとめられていたので紹介したい。
宇多丸・高橋芳朗・渡辺志保 2010年代のヒップホップを語る
荏開津広×渡辺志保 ラップが席巻した10年代を振り返る - インタビュー : Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA
僕が思う、米国でヒップホップが流行っている理由はもう一つあって、それはあまり面白くないが、ヒップホップの曲構造や今のヒップホップカルチャーのあり方がビルボードチャートで好成績になりやすいように特化していっていることが挙げられる。
CDになんてとっくの昔に売れなくなって、米ビルボードの主な集計対象は動画再生回数とダウンロード数やストリーミング再生数である。短く印象的なフレーズ(パンチライン)を反復するヒップホップソングはネットミーム(ネタ)やTikTok等SNSの投稿に流用しやすくそこで再生回数を稼ぐためにチャート上では有利な存在になっている。
日本でも話題になった2018年の「This is America」(チャイルディッシュガンビーノ)とビルボードHot100のNo.1を争ったドレイクの「In My Feelings」は、「In My Feelings」に合わせてインスタやTikTokにダンス動画をアップする#InMyFeelingsChallengeが自然発生的にブームになったことがヒットに貢献したと言われている。
ドレイクのデビューにも深く関わったリルウェインを初め、アウトキャストのアンドレ3000やネリーなど歌うようなフロウで成功したラッパーは90年代以降少なからず存在はしていた。
Drake - In My Feelngs
arXivはグラフ構造を持つ時系列データを人間が認識する時は局所的な繋がり方だけじゃなく、全体的な構造の特徴を認識するのだとか言う記事に4ブクマ。文中の単語のつながり、音楽の音のつながり、書籍の章のつながりみたいなのがその時系列データに相当するらしい。よく分かってません。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/arxiv.org/abs/1909.07186
サイエンティフィックアメリカンは人は手に持った道具の先っぽまで神経が通っているかのように感知するよみたいな話なのかな。それに5ブクマ。
ビルボードはPerfumeのおすすめ曲20曲を紹介。3ブクマ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.billboard.com/articles/columns/pop/8546718/perfume-best-songs
アメリカでの話。
シングル総合チャートがストリーミング再生回数を重視した集計方法に変わった結果、昨シーズンは3位にまで達し、今シーズンついに1位になったと。
チャート集計方法が改まってまだ数年だから目新しい現象として捉えられてるが、今後ホリデーシーズン毎にクリスマスの定番曲が
チャート上位にドバッと入ってきたら飽きたりしないのかな?「今年もまた『恋人たちのクリスマス』が1位かよ?」みたいな。
実際に何が聞かれてるか、何が人気なのかを反映した結果として割り切るのかな。
日本はどうなのか。
山下達郎が1位?
では、日本のビルボードの12月23日付け総合チャートを見てみると、
1位はOfficial髭男dismの「Pretender」。
クリスマスソングではないっぽい。
チャート上位をざっと眺めてみるとクリスマス絡みは15位のback numberのその名も「クリスマスソング」。
理由はなんだろ?
クリスマスだからといってクリスマスソングばっか歌わないだろうし。歌わないよね?
あとはスマートスピーカーの普及率が影響してるのかな?
「クリスマスの曲かけて」とか「クリスマスっぽい曲を再生」とかで定番曲が強そう。
日本もこの先スマスピがもっと普及すれば「正月っぽい曲かけて」の結果、新年最初のチャートで「春の海」が1位になったりすんのかな?
トニー!トニー!トニー!(Tony! Toni! Toné!)は、カリフォルニア州オークランド出身の米国のソウル/R&Bグループ。
全盛期のメンバーはラファエル・サディーク(Raphael Saadiq)、ドゥエイン・ウィギンズ(D'wayne Wiggins)の兄弟と、
従兄弟のティモシー・クリスチャン・ライリー(Timothy Christian Riley)の3名。
1990年発売の2ndアルバム“The Revival”は200万枚以上のセールスを記録し、同アルバムからのシングル“Feels Good”は、
同曲にフィーチャーされているラッパーのモプリーム・シャクール(Mopreme Shakur)は、2パック(2Pac)の義兄弟。
https://en.wikipedia.org/wiki/Tony!_Toni!_Ton%C3%A9!
https://en.wikipedia.org/wiki/Feels_Good
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%BA
スティングの「Shape of my heart」のイントロは、ヒップホップやR&Bのアーティストたちによって何回もサンプリングされている。
(https://youtu.be/dOjFcx3GJHg)
(https://www.whosampled.com/Sting/Shape-of-My-Heart/)
特にJuice Wrldの「Lucid Dreams」は有名で、この曲はビルボードチャートで最高2位につけるほどヒットした。
(https://youtu.be/mzB1VGEGcSU)
今の欧米圏ではあのギターフレーズをスティングではなくてJuice Wrldの曲で覚えた人も多いらしいので、アメリカ人なんかととカラオケに行く機会があってそこでスティングの「Shape of my heart」を歌ったら、よくわかってない人が「Lucid Dreams」を期待してずっこけるかもしれない。
ちなみにJuice Wrldは今月の7日に急死した。リリックが溢れ出て仕方がないような才能に溢れたラッパーで、公私ともに順風満帆に見えていたので残念で仕方ない。
http://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=stsongs
01. Official髭男dism
02. Official髭男dism
03. Official髭男dism
04. あいみょん
05. King Gnu
06. 菅田将暉
07. Foorin
08. King Gnu
13. miwa
14. あいみょん
15. Official髭男dism
16. あいみょん
18. WANIMA
Official髭男dismマジで知らんわ。
ワーレイ(Wale、1984年9月21日 -)は、アメリカ合衆国, ワシントンD.C.出身のラッパー。
本名は、オルボワーレイ・ビクター・アキンテメヒン(Olubowale Victor Akintimehin)。
彼の両親は、ナイジェリアに住むヨルバ人だったが、その後、1979年にアメリカへ移住。二世である。
歌手のミゲル(Miguel、消臭力のCMの男の子とは別人)をフィーチャーし、2011年10月にリリースされた
"Lotus Flower Bomb"は、米ビルボードのR&B/Hip-Hopソングスチャートで1位を記録し、
第55回グラミー賞のベストラップソング部門にノミネートされた。
https://en.wikipedia.org/wiki/Wale_(rapper)
https://en.wikipedia.org/wiki/Lotus_Flower_Bomb
Wale ft. Miguel - Lotus Flower Bomb
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190401/k10011868721000.html
“What are you putting in your nose? Is that where all your money goes?”
(鼻の中に何入れているの? それにお金全部使っちゃったの?)
ポップ・ライフ(Pop Life)は、米国のシンガーソングライター、プリンス(Prince)が率いるバンド、
プリンス・アンド・ザ・レボリューション(Prince & The Revolution)の楽曲。
1985年4月22日リリースのアルバム、アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ(Around the World in a Day)に収録。
https://en.wikipedia.org/wiki/Pop_Life_(Prince_song)
http://prince510.blog.fc2.com/blog-entry-121.html
Prince & The Revolution - Pop Life
"ラブ・ポーションNo.9(Love Potion No.9)"は米国のボーカルグループ、ザ・クローバーズ(The Clovers)の楽曲。
米ビルボードのポップチャートとR&Bチャート双方で23位に達した。
作詞作曲は「リーバー&ストーラー(リバー&ストラー)」と呼ばれる米国のコンビ、ジェリー・リーバー&マイク・ストーラー
(Jerome "Jerry" Leiber and Mike Stoller)。
https://en.wikipedia.org/wiki/Love_Potion_No._9_(song)
https://en.wikipedia.org/wiki/The_Clovers
The Clovers - Love Potion No 9
『ニムロッド』(Nimrod)は、米国のロックバンド、グリーン・デイ(Green Day)のアルバム。
グリーン・デイにとっては、通算で5枚目のアルバム作品。1997年10月14日に発売され、アメリカのビルボード200チャートでは
"Hitchin' a Ride"『ヒッチン・ア・ライド』、"Good Riddance (Time of Your Life)"『グッド・リダンス (タイム・オブ・ユア・ライフ)』、
"Redundant"『リダンダント』、"Nice Guys Finish Last"『ナイス・ガイズ・フィニッシュ・ラスト』の4曲がシングルカットされた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A0%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%89_(%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0)
Green Day - Good Riddance (Time Of Your Life)
フロー・ライダー(本名:Tramar Dillard 1979年9月16日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州キャロルシティ出身のラッパー。
芸名のフロー・ライダーは、Flo Rida(フロリダ/フロー・リダ)と書いてフロー・ライダーと読ませている。
2011年8月にリリースしたシングル"今夜もグッド☆フィーリング(Good Feeling)"が米ビルボード総合3位を記録。
同曲はエタ・ジェイムズ(Etta James)の1962年の楽曲、"Something's Got a Hold on Me"のボーカルがサンプリングされている。
また、同曲は2012年7月リリースの4枚目となるアルバム『俺たちワイルド・ワンズ(Wild Ones)』にも収録された。
https://en.wikipedia.org/wiki/Flo_Rida
https://en.wikipedia.org/wiki/Good_Feeling_(song)
Flo Rida - Good Feeling
The Whistle Songは、米ニューヨーク州ブロンクス区出身のDJであり、音楽プロデューサー、ハウスミュージックの父とも呼ばれる
フランキー・ナックルズ(Frankie Knuckles)の楽曲。
1991年8月6日リリースのアルバム“Beyond the Mix”に収録。
https://en.wikipedia.org/wiki/Frankie_Knuckles
https://en.wikipedia.org/wiki/Frankie_Knuckles_discography
Frankie Knuckes - The Whistle Song
There It Go (The Whistle Song)は、米ニューヨーク・ハーレム出身のラッパー、ジュエルズ・サンタナ(Juelz Santana)の楽曲。
2ndアルバム“What the Game's Been Missing!”からの2ndシングル。2005年5月29日リリース。
映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(原題: The Fast and the Furious: Tokyo Drift )の挿入歌として用いられたが、
同作のサウンドトラックには収録されていない。
https://en.wikipedia.org/wiki/There_It_Go_(The_Whistle_Song)
Juelz Santana - There It Go (The Whistle Song)
うまくまとめられないと思うけど、気持ちを吐き出したくて書き留めることにしました。
タイトルの件については検索したらいくらでも出てくるし、検索してこのブログがかかるようなものだと思うので説明は省きます。
前置きとして。私は広島出身の者です。
小学校入学前に初めて平和記念館へ行き、小学生中学生で平和学習と何度も平和公園へ訪れています。
原爆の日は夏休み中の登校日で黙祷をし、原爆を題材とした映画鑑賞をするのが毎年恒例な小学生時代でした。
就学前の資料館への訪問で強烈に"怖い"という感情を持っていたので、映画鑑賞は開始10分も経たないうちに気分が悪いと保健室へ行くのも毎年恒例でした。
祖母は原爆被害者で被曝者健康手帳を持っており、小さい頃から原爆についての話を聞いて育っています。
さて本題に戻ります。
今回の件を見かけた時に真っ先に感じたことはビルボード以降アンチ記事が目立ち始めた。でした。
過去の事象を持ち出し、テレビ出演がキャンセルになるほど問題視される。異常だなと感じています。
そこで怒りの発端となる原爆です。
何を根拠、信念とし怒っているのでしょう。
広島で生まれ育ち、被曝した祖母から生の話を聞いてきた私は今回の件はどちらかといえば擁護派なのかもしれません。
なぜなら、原爆の悲惨さを知っていて原爆を揶揄する為にあのTシャツが存在すると思えないからです。
現にTシャツのデザイナーからもそのような意見が出ているという記事を見かけました。朝鮮の独立を祝う象徴に過ぎないと。
無知は罪なのでしょうか。
そして、広島出身であり原爆被害者を家族にもつ私がこの件を憎まないことは罪なのでしょうか。
また、自分が受けた原爆教育の経験があってもこの件が必ずしも許されないことだとも思いません。
そして日本で活動する韓国人に日本の歴史を学ぶべきだとも思いません。
ただひとつ。
広島で生まれ育っていない縁のない人間が広島を持ち出して批判していることは許せません。普天間問題と同じです。
この目でジミンの様子を観察しました。
彼らの真意がどこにあろうと。私は自分が見て感じた彼らが全てで、彼らの真意以外の意見は私の見て感じた彼ら以上になり得ないです。
そして彼らの真意は表に出ることがない。それでいいと思っています。
公演レポートを見ただけで判断してファンを辞める方、溢れんばかりの批判記事を鵜呑みにしている方。
韓国叩きにこの件を利用している方。
きっといなくならないでしょう。
私のこのブログも本当に広島出身者なのか本当だとしたら頭がおかしい、そんな風に思われるだろうなと思っています。
米ニューヨークブルックリン地区出身のラッパー、ビッグ・ダディ・ケイン(Big Daddy Kane)がソルト・ン・ペパ(Salt-n-Pepa)の
DJスピンデラ(DJ Spinderella)をフィーチャーし、1993年にリリースした楽曲。
5thアルバム“Looks Like a Job For...”からの2ndシングル。
米国人歌手、デブラ・ロウズ(Debra Laws)の同名曲がカバー/サンプリングされている。
https://en.wikipedia.org/wiki/Big_Daddy_Kane
https://en.wikipedia.org/wiki/Very_Special_(song)
Big Daddy Kane & Spinderella - Very Special
久々に夢のある話が入ってきた
ヒップホップシーンに詳しい人なら既知かもしれないが、今88risingっていうアジア系アーティストをまとめたレーベルがシーンを席巻している。
そこにJojiっていう関西出身の日本人の兄ちゃんが所属しているんだけど、昨日ビルボードR&Bランキングで1位を取った。
あの宇多田ヒカルでさえ無理だったことのはずで、歴史的快挙といって間違いない。
で、Jojiは元々ローソンで夜勤やってたらしく、シフト中に曲を書いてたらしい。
再現性は低いけど、めちゃくちゃ夢あるよね。
https://www.youtube.com/watch?v=trYO4XkjSjw
日本人として誇りに思うとか、そういう気持ち悪い話ではなく、ただすごいと思ったから皆に知ってほしかった。
おめでとう!!!