はてなキーワード: 身代金とは
安田さんで気になっているのが歯はどんな具合なのか、です。
虫歯になっていないのかどうか。
チリの落盤事故で閉じ込められた方は全員がかなり虫歯が酷くて、何人かは全身麻酔で手術をしたそうです。
虫歯が問題になるっていうのは救出活動当初から予想されていたのか、NASAのアドバイスで小さい穴が開いた頃に歯ブラシなどを差し入れしたという報道があったと記憶しています。それでも虫歯で手術をするくらいに悪化しています。
なぜ虫歯になるのかというと、再石灰化が出来ないからで、どうして再石灰化出来ないかというと、一つは日光にあたらないことによるビタミンD不足で、もう一つは緊張による唾液の分泌が減るから。
ヤク中は歯がボロボロになるのはイメージだけではなく事実のようで、その理由はいくつかあるようですが、唾液の分泌が減るというのも理由の一つ。
安田さんのように長期間監禁されると当然緊張状態が続き唾液の分泌が少なくなり、虫歯になるんじゃないかなぁと思っていたので、歯の状態が知りたいのです。
もしかしたら人質の健康を保つために虫歯にならないような配慮があったのかもしれません。
どういった組織なのかわかりませんが、身代金目的で長期間人質を維持するのは歯だけでなく、かなりのノウハウを必要とするでしょう。
「安田さんは身代金ビジネスで儲けてる」というような記事やツイートをよく見かける。身代金ビジネスまではいかなくても
「日本の金が自己責任で紛争地帯に行ったやつに使われてる」「安田さんなんて助けなくてよかった」というのは当然、正義、当たり前、としていろんな世代の人が話してるのを見ると、結局「余命三年〜」なるブログに扇動されて弁護士に懲戒請求した人たちのことを笑えないよなあ、と思う。
前者と後者がイコールであると言いたいんじゃなくて、後者を笑っていて、前者になってる人たちがいるから、それを見て思った。
全部「ある人が語るストーリー、イメージ」であって、事実はわからない。マスコミが事実をありのままに、伝えてるかどうかも分からないけど、それがネットの陰謀論が正しいという根拠にはならない。それなのに、どこが発信源かもわからない「安田さんは怪しい」とか、「政府がビジネスの手に堕ちた」みたいな話がまかり通っていて、かつ、安田さん戻ってきたのか、というより犯罪者みたいな扱いがインターネットでは当然ひなってるのは、とても違和感がある。
「あんなブログに乗っかって、懲戒請求までするバカがいるよかよw」っていうのも結構見たけど、安田さんについてはマイルド余命状況になってると思う。
これなー
AFPなんか
シリアでは現在、AFPは首都ダマスカス(Damascus)に支局を持つ唯一の国際通信社だ。シリア人のジャーナリストたちが常駐しており、隣国レバノンの首都ベイルート(Beirut)から政府軍が支配している地域に記者を送ることもある。反体制勢力の戦況についても、地元の記者から情報を得たり写真や動画を送ってもらったりしている。
ただ昨年の8月以来、私たちは、反体制派が支配している地域に記者を送ることはやめた。危険すぎるためだ。外国のジャーナリストがそうした無法地帯に飛び込めば、誘拐や殺害されるリスクが高い。AFPに定期的に動画などを提供していた米国人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー(James Foley)氏が8月に、ISに殺害されたような悲劇が起こり得るのだ。反体制派が支配する地域では、外国人ジャーナリストはもはや地元住民の苦しみを外部に伝える目撃者としては歓迎されておらず、攻撃のターゲット、あるいは身代金のための「商品」として見られている。
そのため、AFPはフリーのジャーナリストが、私たちが足を踏み入れない地域で取材してきた素材を受けつけないことにした。これは明確な決定であり、周知するためにもここで念を押しておきたい。フリーの記者がシリアに行って取材してきた情報も写真も映像も、私たちは使わない。
フリーランスはシリア内戦で大きな犠牲を払ってきた。大きすぎる犠牲だ。そのようなリスクを背負おうとする彼らの背中を、私たちは押したくはない。
こうやってきちんとしている
そうだよ。
雑なぬか喜びしてる人たちを雑な人たちが叩いてる構図。
一人の人質とカタールが払った推定3億の身代金なんてシリア内戦の大惨事に比べたら大した事件じゃない。
微妙なジャーナリスト一人の命をまじめに気にかけてたぬか喜び組は「はいはいよかったね」って感じだけど、叩いてる組はこれまで気にもかけてこなかった「3億円で死ぬ、シリア人の命が」とか急に想像力を逞しくして「親を失う子どもたちが」とか言い出すのがダメだし、「あいつ死ねばよかったのに」って言っちゃうのが人としてダメ。
一度wikipediaのシリア内戦の項見てこい。今やアサド政権はロシア・イラン・クルド人勢力・ヒズボラとの協力により内戦勝利目前である。残りの抵抗勢力のうち約半分が、安田氏を人質にした旧ヌスラ戦線系勢力はイスラム過激派の武装組織であるが、ISISのように専らテロと残虐行為ばかりしている組織ではない(人質事件自体はテロであるが、安田氏の扱いもISISほどひどくはないことがわかるだろう)。
今回カタールとトルコは間接的イスラム過激派を支援したことになるが、アメリカもイスラム過激派を直接支援することこそないが、彼らと協力関係にある自由シリア軍を支援しており、シリア内戦の終結を望んでいない。シリア内戦が継続されることで人命が損なわれることを非難するのなら、アメリカやトルコの態度も非難せねばならないし、彼らを消極的に支持し内戦終結のためになにもしない日本政府を許しておきながら安田氏の身代金を非難するのはダブルスタンダードと言われても仕方ない。
AKがいくつ買えるかなんて議論をしているが人員より銃が足りないという状況は考えにくく、実際イスラム過激派が何を買ってそれによって内戦がどれだけ長引きどれだけ犠牲者が増えるかなんてことは誰にもわからない。客観的に見たらこれ以上武器など買わずに戦線縮小して金持って亡命すべきところだが。
カタールの専門家「日本政府と緊密に連携 極秘で交渉」 | NHKニュース
カタール筋から身代金の支払いについて仄めかされているが、彼の解放の為に支払われた3億円がどの様な目的に使われるのか?を考えたとき、ウマル安田氏(以下 ウマル)は黙って殺されておくべきだっただろう。ウマルの家族や友人にとっては解放が喜ばしいことは人情として理解できるが、無関係な我々は、まず国際社会が建前では3億円の拠出は禁止していた理由が、テロ組織の活動を制限することで多数の人命の保護にあったことを想起すべきだろう。ウマルの解放に使われた3億円で、どう考えても一人よりも多くの人間が死ぬ。
ウマルは自己責任で行くから手も口も出すなと言った。自己責任とは自らの責任で損失をカバーできる場合に言う。自分の命をもってすら贖えない過失を、自己責任でどう償うというのか?
今回のケースは、貧困問題などで語られる自己責任論とは、一線を画す。貧困問題などで語られる自己責任に拒絶反応が示されるのは、生来の能力や、病気、障害など本人の努力で不可避の理由でままならない人と、単純に本人の努力不足と怠惰な性質によって貧困を招いているケースが混同されてしまうからだろう。私自身は、前者は社会全体で支えていくことが望ましいと考えているが、後者は見捨てるべきと考えてもいる。
少し、本旨からそれた。
ウマルのケースは、貧困問題で語られる自己責任論とは異なる。まず本人が、自らの責任で行動することを公言して政府による諌止を振り切っている事が第一の理由であろう。意思さえあれば回避可能な事態だった事は論ずるまでもなく明らかだ。怠惰ゆえに貧困に甘んじても、本人と家族以外は誰も困らない。その怠惰の結果は自己責任で取れるが、ウマルの自己責任が招いた結果は彼と彼の家族の命では到底釣り合わあい程重いものになる。何百人が新たに殺されてしまうのだろうか?また、新たに何人の日本人が狙われてしまうだろうか?
生命や身体など自分の所有に帰するものは、他者への危害を引き起こさない限りで、たとえその決定の内容が理性的に見て愚行と見なされようとも、対応能力をもつ成人の自己決定に委ねられるべきである、とする主張である。
3億円があれば、何丁のAKライフルと実弾何発を購入することが出来るだろうか。その弾でどれほどの人命が損なわれるだろうか?何人の子供が親を失うだろうか?処刑されていれば、愚行権を行使したのだという事も出来よう。ウマルには、親を失う現地の子供たちに、親以上に価値のある何かを示せるつもりでいるのだろうか?だとしたら、傲慢極まる。
彼の身命を自らの責任で使い切ったとして、ウマルの行動を擁護することも出来た。日本政府が費やした費用や労力は、政府がその責任で行ったことだ。税金を使われたことは、頭にくるが問題ではない。彼の為にテロ組織に支払われた身代金3億円の作る罪を、現地の罪もない人々や国際社会が背負う事が問題なのだ。ウマルの自己責任能力は、数万人分の命よりも高いのか?どの面さげて生きて帰ってきたのか?と問いたい。
ウマルは蹴られるなど虐待は受けたと言うが、3億の価値がある命として扱われてきた事は健康状態を見ればわかる。テロ組織に殺される人々には、命に代価を支払うチャンスどころか神に祈る時間すら与えられない。
Arturo_Ui 自分で「建前では…禁止していた」って書いちゃうから、説得力が全然ないんだけど // そんな増田がこの記事(https://www.news-postseven.com/archives/20181018_784114.html)をどう論評するか、ぜひ聞いてみたいですね。
建前として、公式には支払いを拒否する決議が行われている事を知らないわけですね。
記事についていえば、そこで夫人が犯罪に巻き込まれて自身の命を失ったところで愚行権の行使だし自己責任の範疇だが、テロ組織に誘拐されたのなら身代金を支払うことなく見捨てるべきだろう。何も変わらない。というか、条件が一致するものが乏しい無関係の記事で揚げ足を取った気になれる頭の悪さは、はてサの悪癖の一つだなと改めて思ったよ。普通の大人は党派性ではなく合理性で物事を評価するんだよ。