はてなキーワード: 男女平等とは
「女をあてがえ」論者は藁人形じゃなくて実際にいるよ。以下に具体例を出してやる。
■赤木智弘
弱者男性論の元祖ともいえる赤木智弘は、2006年に「私は男女平等の実践として「私を養ってくれるお嫁さん」を募集します」「応募がなければないで、「男女平等なんて言ったって、本当に平等にしようなんて誰も考えていないじゃないか」ということを実証したことになります」と言っていた。
http://journalism.jp/t-akagi/2006/07/post_136.html
■島本
白饅頭が「「女をあてがえ」論者マジでいるのだろうか」「フェミニズムが女性を自由にしたせいでオレらが結婚できなくなった」と主張している人って本当にいるの?」と問いかけたときに、「僕です」と名乗り出た 島本 @pannacottaso_v2 というTwitterアカウントがいる。「『アンチフェミは女をあてがえと言ってる』というの、全くそのとおりだしそれの何が悪いのかさっぱり僕にはわからない」「『女を充てがう方法』として税制を使えと言うてるわけです、我々は。それを『直接じゃないから充てがえと言うてるわけではない(徴税というペナルティを被れば拒否する権利はある)』みたいなのはただのレトリックだと自分は思う」と主張している。ちなみに彼は2回「僕です」と白饅頭にリプライしたが、返事をもらえなかった。
https://togetter.com/li/1121535
■黒屋ぶるー
「非モテに女をあてがえ」と主張している 黒屋ぶるー @kuroya_blue というTwitterアカウントがいる。彼は「「非モテに女を宛がう」で僕自身が想定してるのは男の年収改善(それが女の年収低下を意味することは否定しない)と独身者への社会的圧力の強化、マッチングの強化で結婚しやすくしようというもの」「人口維持を目的とするなら「非モテに宛がわれる女性にあるメリット」はズバリ人口維持でしょ」と主張している。
https://togetter.com/li/1408490
「弱者男性差別をなくそう」というTwitterアカウント @tufozi2 がある。「共学が諸悪の根源」「自由恋愛が諸悪の根源」「やはり自由恋愛は廃止してお見合い制度を見直すべきであろう」「それが女性の幸せにもつながる」と主張している。
すもも @sumomodane が「そもそも「男に女をあてがえ」って言っている人、いるんですか?」と問いかけたときに「私とかがそうですね。」と答えた黒猫使いの鈴木
@kuronekomasters というTwitterアカウントがいる。「基本的には、戦争や絶滅を望まないなら、あてがえ論をベストと考えます」「妥協点として30くらいまでに自由恋愛で結婚できないなら国や自治体が選択肢を提示、離婚は可能だが繰り返す」と提案している。
https://twitter.com/kuronekomasters
■すもも
上で出てきたすもも本人は自分が弱者男性だと思っていないし、自分が「男に女をあてがえ」論者ではないと自認しているが、一方で氏は「女性の上昇婚志向の高さは男性のモテと関係している。男性にとって女性の上昇婚志向が高まることは結婚しにくさにつながる」「女性が高望みをやめることは社会的メリットにもなる。①日本の少子化対策になる、②男性の幸福度を高められる、③日本の男女平等度を高められる」「現在未婚者において経済的な理由で結婚できない人が多いため女性が高望みをやめればマッチング機会が増えるだろう」「日本男性は幸福度が低い。それは未婚男性の幸福度が低いことが寄与している。日本では家族以外の共同体の希薄なので未婚男性は孤立しやすい。女性が高望みをやめマッチングが増えれば男性の幸福度が高まるだろう」とも言っている。つまり、女性が高望みをやめて強者男性以外も選ぶようになれば、今は結婚できない日本男性も結婚できるようになり、家族共同体を持ち、孤立が解消され、幸福になる、と主張している。自分には、これは弱者男性外部から見た「あてがえ」論の変形に見える。
https://note.com/sumomodane/n/nda55d2cf494e
少なからぬアカウントが、マッチングのシステムを変えたり(自由恋愛→お見合い)女性側の価値観そのものを変える(上方婚志向→下方婚の許容)ことで、弱者男性や非モテ男性(上に挙げた人達のほとんどはこの2つをはっきり区別していない)が女性とマッチングされる機会が増える、増やせ、と言っている。また彼らの一部は、自分の主張が「あてがえ論」だと明言している。
ここで挙げたのは一部の例で、はてな他で非モテについての議論が盛り上がっていた時代には、こういう論調は(かなり極端な側には属していたが)そう珍しいものでもなかった。増田で過去検索してみれば同じような意見が出てくるだろう。今回炎上をめぐって「『女をあてがえ』論者は存在しない」とか「藁人形だ」という意見を目にするが、事実はそうではないし、白饅頭やすももがそう言いだした時にも実際に「女をあてがえ」論者が名乗り出てきている。
おれは性的承認の問題を抜きにして弱者男性の話をしたい人達がいるのは理解できるけど、彼らが「性的承認の問題を重要視し、その問題の解消のために制度的な解決を求めている弱者男性達」をいないことにするのはよくないと思う。弱者男性界隈が弱者男性内部の多様な声を抑圧してたらマジで救いがなくなる。まずは「女をあてがえ」論者が存在すること自体は認めて、彼らを弱者男性論の中でどう位置づけるのか、真面目に考える必要がある。少なくともこのエントリを読んでまだ「『女をあてがえ』論者は藁人形だ」という人間がいたら、そいつは事実より先入観や願望を優先して、弱者男性内部の多様な意見を封殺するやつだ。言うならせめて「弱者男性みんなが『女をあてがえ』論者ではない」とか「チェリーピッキングだ」ぐらいにしとけ。わかったな。
おまけ:米国のインセル界隈では「女をあてがえ」という主張は割と普通にある。保守派論客のRoss Douthatは、インセルの問題提起を受けてニューヨークタイムズのコラムで堂々と「セックスへのアクセスが困難な人々にセックスを再分配しろ」と言っていた。これも弱者男性の外部から見た「あてがえ」論だろう。
https://www.nytimes.com/2018/05/02/opinion/incels-sex-robots-redistribution.html
烏賊さぶという自称「非モテ弱者男性」のアカウントがいる(別アカで顔出し)。彼は「おれは今37歳の青年男性だが、この歳になっても20代の若い女と付き合う権利は当然あると思っている」「したくもない中学受験をさせられ中高一貫男子校に入れられた結果、思春期に同年代の女子と交流する機会を極端に制限されたから。その補償として今こそ若い女との交流権が付与されて然るべき」「そうしないと中高一貫男子校育ちの男が救われないから。共学男子ばかりいい思いして、おれらだけが辛酸を舐めるのは不公平」と言っている。彼は単に「交流しても咎められない」という意味ではなく、積極的に交流の機会を提供されるべき、という意味で「交流権」という言葉を使っている。
これはマジでアファーマティブアクションに反対する人は、絶対反対しなければいけないよな。
増田とは違うが、男女平等は機会均等により実現されるべきものでアファーマティブアクションやクォータ制は後世に逆の負債を残すものでしかない(米国の入試とかどうすんのよあれ。差別が解消された、って誰がどう判断してアファーマティブアクション廃止するのよ)と思うけど、機会均等がこんな数が見える形で残ってると手っ取り早くアファーマティブアクションで、という論説に走る奴が絶対いるわ。
女をあてがってほしいというのはそうなんだけど、でもそれをすると人権侵害がーとかになっちゃうんだよな。
そもそも仕事上で女性とたま~に話すことがあっても、事務的な話しかできないし、
そこから恋愛とかセックスまでできる関係性に昇華させる振る舞いができる気がしない。
あとは同年代の女性は人づきあい、恋愛、セックスとかを含めて成熟してるんだよね。
異性との人づきあいに自信がない俺としては、同年代の女性から見ると俺たち恋愛弱者は「ガキかコイツ」みたいな評価なんだよ。
世代が違うから話題が合わず、流行りのリサーチ不足で言ってることが何もわからず
究極的に独り身じゃないとストレスで生きていけない奴じゃない限り、
どこかのタイミングで寂しいって思うことがみんなあるはずだ。
昔のようにお見合いとか組まされるとか当時はストレスだったろうけど、今のように恋愛弱者として生きていくよりはマシだったろう。
もう恋愛弱者男性はパートナーを得ることは、コンプラや男女平等やジェンダーの気が強い現代では寂しさを埋めるのは不可能だよ。
弱者男性の問題をほったらかしてこのまま男女平等が進むと女性も同じように弱者になるんだが。
年収やコミュニケーション能力で社会的に強い女が求められる。
生物的に女性としての配慮や子育ての制度が整備されるので終身雇用で正社員で働くのが当たり前になる。
(正社員って大変なんだなー)とか他人事じゃなくて働く限りずっと成果を求められるようになる。
というか実際変わりつつある。
そもそも女に男があてがわされて
男女平等を勧めると女側には「女をあてがっている」ようにしか見えないんだよな
女側から見ている「女をあてがう」世界、それがそのまま現実世界の男があてがわされている世界なんだけど
そこに気付けない
性的尊厳の話に絞って言うと、そもそも、わいせつ規制の総本山は刑法175条(わいせつ物頒布罪)なわけだよ。さらに、この数十年のわいせつ規制の歴史を紐解けば、二次エロへの弾圧は青少年保護育成条例の制定運動として行われてきた。そして、言うまでもなく、この手の政治運動は保守的な家父長制の価値観と大いに関係がある。
もちろん、一部フェミニストの主張が保守的な内容を含んでいる(弱者男性が自身の尊厳を貶める家父長制の価値観を内面化しているのと同様に、女性の側にもそういう面はある。青少年育成条例も、その担い手は男性の保守政治家だけでなく「子どもの健全な成長を願う母親」であることも多かった)のも確かなので、それは表現の自由の観点から掣肘する必要がある。ただ、基本的には「保守」が弱者男性と女性の尊厳を奪っている共通の敵であるという点を再認識した方がいいと思うんだけどな。
猥褻物頒布罪の廃止?…いや、冗談ではなくて、そういう事にしかならんのではないか(そもそも表現の最大の敵は「保守」なのに近年は忘れられがち)。どういうネタで抜こうと自由。一方で男女平等化は粛々と進める。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4700814602038291234/comment/Dryad
別のブクマで「弱者男性の尊厳を抑圧してるのはフェミよりも保守だぞ」と書いた者だが、即座に実例が出てきて微妙な顔をしている。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4700810613085061794/comment/Dryad
※いちおう書いておくと、僕は実際の女性が被写体になっている三次エロと二次エロは区別すべきであり、二次エロは表現の自由の範囲内という立場。
※追記: 三次エロが表現の自由に入らないとは言ってないぞ。ただ、被写体になってる女性が真っ当な取引や正常な判断ができない状況で出演させられている状況もままあるわけでな。実際に、日本の児ポ規制が実写のみで漫画、アニメ、CGが入らないのはそういう考え方に基づいている。
※追記2: 今や表現規制の主役はフェミやリベラルである、と言わんばかりのコメントがいっぱい来ているが、具体的にフェミ主体の運動で規制法や条例を成立まで持っていった事例の数を数えて教えて欲しい。お前らの好きなファクトチェックだぞ。ちょっと違う話だが、香川のゲーム規制条例を誰が推進していたか覚えてないんだろうか。
なぜ男女平等を謳う人達は「男女に能力差がない」などと恥ずかしげもなく言えるのだろうか。
女性特有の生理により生産性が定期的に落ち、妊娠出産するなら長期間の休暇が必要。
かと言って脳の方は上記のデメリットを覆すほど男より優れていると言うわけではない。
生活面でも、女性は生理用品への出費などのハンデを背負っている。
女性というだけで失う損失は必ず有る。
全く同じ経歴の男女が居たとして、男性の方を採用するのも当たり前だろう。
この事実を認めずに、男女比がどうこう言ってる人達には男女平等は作れない。
この事実を認められれば、障がい者を採用した時に貰える助成金と同じ様に、女性の採用で企業に助成金を与える様にする議論も進めやすいだろうに。
それ以外の人はお汁粉で良くない?
くらいの、性別を使うことなく二分する方法を考えようぜってことだよ。
保護者の扱いは、子供の目に見えるものなんだから、男女平等の意識を根付かせるためにも、
旧態依然とした、男女分けは止めるべきなんだよ。
男はジェンダーロールから降りろ、この主張は、おためごかしも甚だしい。
この言葉は、強くならねばならないという圧力が辛さの原因である、という仮定に基づく。
しかしそうではない。
まず生きることは辛いという現実があって、だから男は強くならねばならなかった訳だからな。
強くなるのをやめたら、そいつは弱くなるんだよ。モテ以前の問題。現実に負けてしまう。
マチズモは承知だが、いかにも女らしい発想からくるだ間違いだと言わざるを得まい。
守られる性であるから、「強くなくても別に生きていける」とかいう勘違いをした。
フェミニズムが、今話題のバラモン左翼的な活動であったことも間違いの原因であろう。
とにかくこれは、強くなければ死ぬ、という当然の危機感がない奴のおためごかし的発想だ。
だって男女が平等ってことは、男と女が同じ土俵で争うようになるってことなんだぞ。男にとっては単純にライバルの数が倍になる。女にとっても、自由になって平等になるということは、保護から外れるということ。男が家事するのが当たり前なように、女もブラック職場で辛い思いするのが当たり前の時代が来ようとしている。
だというのに、強さから逃れて楽になってどうする。
女の側が強くならねばならない。
例えばこれ。
平等だの差別だのを被るのは個々の人間なのであって、それら個々人を平均した人間など存在しないのだから、無意味な主張だよ。
・妻を持つどころか一生童貞のまま富裕層男性とその妻達の下働きで一生を終える一般男性
の三層に身分が分かれる。
・妻を持つどころか一生童貞のまま富裕層男性とその妻達の下働きで一生を終える一般男性
の三層に身分が分かれる。
平均すれば女性のほうが身分が上なので、男女平等どころか一歩先を行くことになる。
社会の維持なんて知らん個人の選択に口をはさむな、という反発が「女をあてがえ」と悪意的にとらえているとして。
少子化問題が更に深刻化すれば(老人や弱者が餓死したり医療を受けられず死ぬ人が大量に出る)その原因が女性の上昇婚じゃなかったとしても、