2020-01-26

会社うんこ漏らしたが乗り切った

三十路を迎えた俺に、遂にこの時がやってきた。

心が落ち着いてきたので、書き記す。

昨日、すなわち土曜日のことである

俺は1月はすべての土曜日に出勤していた。

特殊業務なので1月が最大の繁忙期なのだ

それも了承のうえで入社したし、手当ても

悪くない額出るのでまあ、良しとしてる。

一人だけ職場に来た俺はいつも通り音楽を流し、

ちょびっと豪華な出前を頼んだりしながら、

優雅かつ軽やかに仕事をサクッとこなした。

仕事を終えた俺は階段を降りながら置き土産だと

言わんばかりに思いっき放屁した。

まさに、その時である

途端に尻から太腿やふくらはぎ、足首に

掛けてが人肌程度に暖かくなった。

ちょうど良い湯加減のお湯を尻に掛けられた

ような若干の恍惚を伴うような不思議感覚

これは!と体をねじり、尻を凝視する。

あれ?何も起きていないじゃないか

その次の瞬間、先程まで暖かかった箇所が

急速にひんやりとした感覚に変わっていき、

チノパンの尻から首に掛けて、

から麓に流れる小川を上空から

空撮したような染みが速やかに描画された。

それと同時に屁ではない、実体がそこに

存在していると断言せざるをえない悪臭が、

モワリと俺の周囲を優しく包み込んだ。

...やってしまった!頭が真っ白になる!

まずい、まずいことになった!

でも同僚が居ないかラッキーか?

いやいやバカ言え、俺は電車通勤だぞ!

これで電車に乗り込めねえって!

呼吸が乱れ、動悸が激しくなり、視界が歪む。

この間、たぶんおよそ1分も経っていない。

俺の命もここまでか?とりあえず後処理だ。

自社ビルなので居るのは俺だけ。

階段パン1と靴下になる。

なんと!スニーカーのかかとや靴下にまで!

下半身は全てアウトか!悔し涙が出そうになる。

頭がすごい勢いでフル回転を始める。

都内からアマゾン置き配で下半身一式揃えるか?

トイレハンドソープ洗濯するか?

ユニクロに...いや!それが一番無理!




・・・待てよ!

そうだ!そうじゃないか

1月業務をほぼ全てやっつけた俺は

週明けの月曜日に一旦会社に寄ってから

ある国外10日ほど出張する。

その為の荷造りを昨晩済ませたうえで、

スーツケースを持参してきたんだった!

神は実在するのかもしれない...!

安堵の表情を浮かべた俺は給湯室兼事務室

走りウェットティッシュゴミ袋二枚、

それに紙袋一枚を持ってきた。

最低限の汚れを取り払い、臭い漏れぬよう

ゴミ袋で二重に梱包して、紙袋にin、

軽微な被害だったスニーカーの汚れを磨き、

出張で着る予定だったパンツとズボンに着替える。

そして、決壊を起こした階段に再び向かう。

床への被害は無いか?よし!オールクリーン

こうして俺の短い戦いは終わりを告げた。

自分の強運にこれほどまでに感謝した日は

今までの人生でもほとんどなかった。

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