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はてなキーワード: アービングとは

2024-06-28

陰謀論者を支持することの罪深さ

NBAにはカイリーアービングというスーパースターがいる

彼がフラットアース思想に傾倒した時、ファンは笑っていた

彼が反ユダヤ思想動画を共有した時、彼は出場停止になり、ナイキスポンサーを取りやめ、リーグから追放されかけて、カウンセラー反省プログラムを経て、ファン関係者と傷ついた人たちに謝罪を行い、トレードの後にやっと復帰できた

陰謀論の全てが悪いわけではないが、誰かを攻撃する陰謀論を支持することは、攻撃に加担することを意味する

2023-10-24

イリーアービングは去年炎上しといてよかったな

今この時勢の中で反ユダヤ投稿なんかしてたらNBAに帰ってこれなかった可能性もあるだろ

2022-11-11

炎上し骨になってもしゃぶられる社長たちの墓標「注目社長情報館」ジーコミュニケーションズによる悪質な逆SEO

https://note.com/kei_aikawa/n/ncd5f0fe1d28a


「注目社長情報館」という奇妙なサイトがあります。全くやる気を感じられず何のために運営しているのかもわからないが、分野横断的にいろいろな社長たちのインタビューを行っている。しかし名だたる社長たちを眺めていると、奇妙な符合があることに気づくでしょう。「あれ、こいつ昔捕まってなかった?」「この会社業務停止命令食らってた気がするけど……」

注目社長情報

社長』という言葉にどんなイメージがありますか?常に戦いの先頭に立っている人、他の誰より苦労をしている人、他の誰より大きな

chuumoku-shachou.com

22/11/09 18:30追記

なぜかサイトが消えてしまったみたいなのでバックアップを置いておきます。たぶん著作権法違反だと思うので、権利者の方は名乗り出てくださっていいですよ!

https://archive.ph/https://chuumoku-shachou.com/*

https://mega.nz/file/cfMlhLhK#W2ePOlZ4d8m3htCUJD1tEGfaJLE1ogahR-1gi8vZdi0

そう、このブログ過去の悪行をGoogle上位から流し去るべく構築された、逆SEOブログなのです。普通SEOは望む情報を上位に誘導するのに対し、これは望まない情報を下位に誘導するので逆SEOと呼ばれています

注目社長情報館の運営元は巧妙に隠蔽されていましたが、生活保護受給者が唯一たくさん持っている暇にあかして調べてみた結果、実際は薮崎真哉氏が代表取締役社長を務める株式会社ジーコミュニケーションズによって運営されていることが明らかになりました。

目次

「注目社長情報館」はジーコミュニケーションズによる逆SEOブログ

過去の罪を間違った方法で精算しようとした人々

石川康晴 ストライプインターナショナル社長

水谷佑毅 株式会社DYM代表取締役社長

上中康司 自民党京都府第二選挙区支部長

芝幸太郎 株式会社ラッシー代表取締役

三輪芳弘 興和代表取締役社長

スーパーホテル

ファビウス株式会社(旧株式会社メディアハーツ

西原良三 青山メインランド代表取締役社長芸能事務所アービングオーナー

水島徹 LTTバイオファーマ代表

柳瀬健一 都市綜研インベストファンド社長

中村篤弘 ジェイフロンティア代表取締役

寺島清太 株式会社GypsophilA設立者

大湊基晴 クラフテックジャパン代表

菊池博文 全国人支援事業協同組合代表理事

加藤摩希子 フジトラスト代表

白井名留 讃光工業株式会社常務取締役

弓削佳央 ネットハウジングネット建設代表

田中亮圭 株式会社田中工業代表

鄒積人 アレキサンダーアンドサン社長

五十嵐雅樹 中道保育園中道こども園園長

亀田龍幸 尾道輸送センター株式会社代表

河野和彦 名古屋フォレストクリニック院長

曽根英雄弁護士

能登豊和弁護士

高瀬孝司弁護士

龍前篤司税理士

森田康平税理士

炎上鎮火が下手なジーコミュニケーション

「注目社長情報館」はジーコミュニケーションズによる逆SEOブログ

調査は次の手順で行いました。

①注目社長情報館におけるGoogle AnalyticsのUAIDから、同一主体が注目社長情報館の他にも宗教企業向けの逆SEOブログをいくつか運営している(いた)ことが判明しました。

②それらがどのサーバーに置かれているかを確かめると、今は削除済みのある一つのブログ設立する際に生じたと思われるミス痕跡発見しました。逆SEOブログ群は現在標準的レンタルサーバーに紛れて置かれていますが、そのブログだけは開始当初、19年の5月ごろに一瞬だけzeal-c.jpやzeal-security.jpといったジーコミュニケーションズ関連サイトでほぼ占められているサーバーに置かれていた形跡がありました。

ジーコミュニケーションズ社の事業内容を見ると風評被害対策逆SEOが含まれており、この時点で99%黒だろうと考え、実際にジーコミュニケーションズ社の代表番号に問い合わせました。

女性)お電話ありがとうございますジーコミュニケーションズでございます

――お世話になっております相川と申します。注目社長情報館の担当の方にお繋ぎいただけますでしょうか?

女性)もう一度御社名お伺いしてもよろしいですか?

――相川、と申します。

女性相川様。えー、注目、たん、もう一度担当者あてのお名前

――注目、社長情報館、の担当の方にお願いします。

女性)少々お待ちください。

(保留音)

男性)お電話代わりましたジーコミュニケーションズのKと申します。

――お世話になっております相川と申します。注目社長情報館の担当の方でよろしかったでしょうか

男性)えーとそうですね、私が担当ではないんですけど、そちらのサイト自体担当というものは今いなくてですね……。

――あーわかりました。注目社長情報館の情報更新していただくことって可能でしょうか?

男性情報抽出ですか?

――更新です。

男性)あ、更新ですか。なるほどなるほど。今ご契約いただいてて、って感じですかね?

――えーと、いや、御社が注目社長情報館を運営しているかどうかの確認を取りたかっただけなんで。

男性)あー! そうだったんですね! わかりましたちょっと弊社のほうから、そういうサイトちょっと担当している者がいらし、いる、いますので、そこからまた再度ご連絡という形でもよろしいですかね?

――いちおう確認取れたので折り返しは無くて大丈夫です。それでは失礼します。

過去の罪を間違った方法で精算しようとした人々

以下では、「注目社長情報館」で紹介されていた社長らの過去を紹介します。基本的記事タイトル個人名が入っていた場合個人所属組織双方について書き、タイトルが社名のみの場合会社についてのみ書きました。また、財界誌系はソースとして今回排除したので一部こちらで紹介していない場合があります見出しには現在肩書き記載したつもりですが、誤りがあるかもしれません。順不同。

石川康晴 ストライプインターナショナル社長

earth music&ecologyなどを展開するストライプインターナショナルセクハラでクビになった石川康晴氏。「このLINE内緒だよ」「1時半に15分だけ、抜けてくる? 話、する? 危険かな?」といったメッセージは、自分がもはや20代ではないことに気づいていないおじさんの悲哀を感じさせ風情があります

水谷佑毅 株式会社DYM代表取締役社長

水谷佑毅氏が代表を務める株式会社DYMは、タイ全裸事件が未だに語り草ですね。

上中康司 自民党京都府第二選挙区支部長

上中康司氏は22年3月週刊文春選挙買収を報じられています

芝幸太郎 株式会社ラッシー代表取締役

AKB48創設者の一人であり、株式会社ラッシーズの代表取締役である芝幸太郎氏は13年、週刊新潮暴力団員との写真報道されています

三輪芳弘 興和代表取締役社長

三輪芳弘氏が代表を務める興和は、20年に日本一医薬品連合会ロゴマークを無断で使用したとして裁判を起こされ負けています

スーパーホテル

スーパーホテル労働者実態があるにもかかわらず業務委託として働かされていたとして、支配人らによって20年に訴訟を提起されています

ファビウス株式会社(旧株式会社メディアハーツ

青汁王子として有名な三崎優太氏が当時社長であったファビウス株式会社(旧株式会社メディアハーツ)は19年に脱税検挙されています

西原良三 青山メインランド代表取締役社長芸能事務所アービングオーナー

投資マンション販売を手掛ける「青山メインランド代表芸能事務所・「アービング」のオーナーでもある西原良三氏は、18年に枕営業告発され、揉み消しを図ったら逆に恐喝されておおごとになってしまったようです。

水島徹 LTTバイオファーマ代表

水島徹氏が代表を務めるLTTバイオファーマは、日経新聞に「今から10年前の2011年、買収子会社引き起こし経済事件などの影響で東証マザーズより上場廃止となった」と評されています

柳瀬健一 都市綜研インベストファンド社長

柳瀬健一氏が社長を務め、「みんなで大家さん」を展開する都市綜研インベストファンド株式会社12年に不適切会計により行政処分を受けています

中村篤弘 ジェイフロンティア代表取締役

ジェイフロンティア中村篤弘氏は酵素サプリと称する食品について20年に消費者庁から景表法違反優良誤認)で課徴金を食らっています

寺島清太 株式会社GypsophilA設立者

ジプソフィラの寺島清太氏は酵素サプリと称する食品について20年に消費者庁から景表法違反優良誤認)で課徴金を食らっています。仲がいいですね。

大湊基晴 クラフテックジャパン代表

大湊基晴氏が代表を務めるクラフテックジャパンは、ソフトバンク無線基地局の定期検査不正を行っていると文春に報じられています

菊池博文 全国人支援事業協同組合代表理事

菊池博文氏が代表理事を務める全国人支援事業協同組合は、20年に所得隠し国税に指摘されています

加藤摩希子 フジトラスト代表

セレクトショップLOVE's(ラブズ)」を運営するフジトラスト代表加藤摩希子氏は17年に偽のエルメスのバッグを売ったとして逮捕されています

白井名留 讃光工業株式会社常務取締役

讃光工業株式会社常務白井名留氏は19年に「採用してあげるからもっと話そう」などと誘い強制わいせつ逮捕されています

弓削佳央 ネットハウジングネット建設代表

ネットハウジングネット建設代表である弓削佳央氏は16年に脱税摘発されています

田中亮圭 株式会社田中工業代表

田中工業代表田中亮圭氏は、21年に入札妨害容疑で逮捕されています

鄒積人 アレキサンダーアンドサン社長

全国に免税店を展開するアレキサンダーアンドサン社長の鄒積人氏は12年に一億円以上の脱税逮捕されています

五十嵐雅樹 中道保育園中道こども園園長

五十嵐雅樹園長運営する中道保育園中道こども園)は、ずさんな会計を行い19年に新潟市から改善勧告を受けています

亀田龍幸 尾道輸送センター株式会社代表

亀田龍幸氏が代表を務める尾道輸送センターは16年に過労防止措置を著しく遵守していなかったとして30日間の業務停止命令を受けました。

河野和彦 名古屋フォレストクリニック院長

コウノメソッド提唱である名古屋フォレストクリニックの河野和彦氏は16年に信用毀損により3ヶ月の医業停止処分を受けています

曽根英雄弁護士

大阪弁護士会曽根英雄弁護士は21年に刑事事件の期限徒過により戒告処分を受けています

能登豊和弁護士

第一東京弁護士会能登豊和弁護士20年に事件放置、連絡報告せず、虚偽説明により戒告処分を受けています

高瀬孝司弁護士

東京弁護士会高瀬孝司弁護士は、依頼者と直接会わず過払い金請求を受任したとして18年に戒告されています

龍前篤司税理士

龍前税理士事務所代表・龍前篤司税理士理由不明ながら17年に一年間の業務停止命令を受けています

森田康平税理士

森田康平税理士事務所代表森田康平税理士は18年に故意による不真正税務書類作成により9ヶ月の業務停止命令を受けています

炎上鎮火が下手なジーコミュニケーション

いかがでしたか? 現代日本社会はうっかり一度や二度犯罪を犯したくらいなら十分に再起可能(少なくとも業者に金を積んで逆SEO対策をできる程度には)だということがわかって安心ですね!

採用サイトによれば「仕事楽しいと、人生楽しい。」とのことですが、ジーコミュニケーションズの皆さん、人生楽しいですか?

なお、この文章パブリックドメインとして配布します。コピペしてご自分の名義としてKindle販売するなり、5chに転載して深掘りするなりご自由にどうぞ。私がこの文章に対してWantedly社のようにDMCA等で著作権を主張することは決してありませんので、安心してご転載ください。

2020-12-19

日本半導体産業年代記

以前にこんな日記を投下した半導体業界人増田です。

https://anond.hatelabo.jp/20200813115920

https://anond.hatelabo.jp/20200813164528

久々に日記を書きたくなったので、今回は方向性を変えて年代記風の記事を投下してみます

私自身は業界の全盛期である80年代~90年代前半を経験しておらず、当時の状況を記述するのに十分な知識がないため、その時代については省いています

ということで、私がこの業界に入ることになる少し前の90年代半ばから物語を開始します。

工場呼び名企業の再編によって変わる事が多々あるので、原則立地で表記している。

1990年代半ばごろ 時代の転換点

80年代後半に栄華を極めた日本半導体産業であったが、日米貿易摩擦の影響で一時に比べて勢いを失っていた。

また、韓国企業の台頭により得意分野のDRAMの雲行きが怪しくなり始めたのもこの時期である

(余談だが、日本半導体衰退の原因としてよく話題に上がる韓国での週末技術者バイトさらに昔の話である。このころにはすでに強力な競合に育っていた。)

とはいえ世界的にみると日本の電機メーカー資金力・技術力ともに上位であり、一時的不況を乗り越えさえすれば再び繁栄が訪れると誰もが信じていた。

そんな時代背景の元、日本企業貿易摩擦に対抗しつつ、さらなる勢力拡大を図るため、自動車産業成功例に倣い世界各地で現地生産を進めることで変化に対応しようとしていた。

北米進出歴史
企業進出設立
NECカリフォルニア州ローズビル1981
富士通オレゴン州グラシャム1988
三菱ノースカロライナ州ダーラム1989
日立テキサス州アービング1990
松下ワシントン州ピュアラップ(National Semiconductorより買収)1991
東芝ヴァージニア州マナサス(IBMとの合弁でドミニオンセミコンダクタ設立) 1996
欧州進出歴史
企業進出設立
NECリビングストン1982
日立独 ランツフルト1990
三菱アーヘン1990
富士通ダーラム1991
アジア進出歴史
企業進出設立
NEC中国首鋼集団と合弁工場設立1991
三菱台湾力晶半導体(Power Chip)と提携DRAM技術供与1994
東芝台湾華邦電子(Winbond)と提携DRAM技術供与1995
沖電気台湾南亜科技(NANYA)と提携DRAM技術供与1995
日立新日本製鉄及びシンガポール開発庁と共同出資シンガポール工場建設1996

1998 ~ 2002 終わりの始まり

Windows95ブーム終焉による半導体のだふつき、アジア通貨危機後の韓国メーカーのなりふり構わぬ安値攻勢、ITバブル崩壊による半導体需要の激減と、短期間で何度も悪化する半導体市況。

次第に半導体産業は将来性を危ぶまれるようになり、成長分野から社内の『お荷物』とみなされるようになっていった。

かつて半導体事業の中核だったDRAMは、優位性を失い韓国企業覇権を譲り渡してしまった。

資金面でも徐々に脱落するメーカーが現れ始める。はじめについていけなくなったのは、バブル期事業多角化を進めて半導体新規参入した鉄鋼メーカーだった。

続いて総合電機各社も規模縮小に向かう。世界中に作った半導体工場投資の回収ができないまま次々と閉鎖されていった...

工場の現地化の試みは失敗に終わり、10年程度という短い期間での工場立ち上げ・閉鎖はマンパワー資金の浪費に終わった。

こうして各社は体力を削られ、余力を失っていくのだった。

1998

新日本製鉄館山半導体工場台湾UMCに売却

三菱北米拠点ダーラム工場を閉鎖

日立北米拠点アービング工場を閉鎖

松下北米拠点ピュアラップ工場を閉鎖

富士通欧州拠点ダーラム工場を閉鎖

1999

新日本製鉄シンガポール半導体工場株式日立に全額譲渡

NKK綾瀬半導体工場キヤノンに売却

富士通DRAM撤退

NEC日立DRAM事業統合を決定。エルピーダメモリ設立

2000

神戸製鋼、米TIと合弁の西脇半導体工場を米Micronに売却

日立台湾UMCと合同で初の300mmェハ(従来の主力の直径200mmのウェハから2.25倍の面積になり、ざっくりいえば同じ工程数で2倍程度のChipが取れてコストを削減可能現在に至るまで主流のウェハサイズ。)を使用する工場トレセンティテクノロジを常陸那珂設立

2001

東芝DRAM撤退北米拠点ドミニオンセミコンダクタを米Micronに売却。

ソニー熊本に300mmのイメージセンサー工場建設

2002

NEC欧州拠点リビングストン工場を閉鎖

富士通北米拠点グレシャム工場を閉鎖

NEC、非メモリー半導体事業分社化NECエレクトロニクスを設立

2003 ~ 2007 反転攻勢

繰り返す半導体市況の激しい変動も落ち着きを取り戻し、待ち望んだ好景気がやってきた。

90年代後半から不況で体力を消耗した日本企業だが、いまだ技術力は健在。

からブームとなっていた『選択と集中』を合言葉に、各社の得意分野に集中投資だ!

パソコンではアメリカ企業に後れを取ってシェアを失ったが、液晶プラズマをはじめとするテレビDVDレコーダーデジカメ等、日本お家芸である家電デジタル化が進展する今こそ最大のチャンス!

さらに、世界中で規格が共通化された第三世携帯電話が普及すれば、圧倒的な先進性を誇る日本携帯電話が天下を取れるのだ!半導体復活の時はついに来た!!!

製造業国内回帰の波に乗り、生産性に優れる300mmウェハの工場をどんどん建てて再起をねらうのだ!

2003

日立三菱ロジック半導体事業統合世界三位半導体メーカールネサステクノロジ誕生

富士通、米AMDNORFlashメモリ事業統合Spansion設立

エルピーダ三菱電機からDRAM事業譲渡日本の残存DRAM事業が集約。新社長を外部招聘し、反転攻勢開始

東芝四日市に300mm対応NANDFlash工場四日市第3工場建設開始

東芝大分に300mm対応の先端ロジック工場建設開始

NECエレ、鶴岡に300mm対応の先端ロジック工場建設開始

ソニー長崎に300mm対応の先端ロジック工場建設開始

2004

ルネサス三菱時代から欧州拠点アーヘン工場を閉鎖

エルピーダ東広島に300mm対応DRAM工場建設開始

東芝大分の300mm工場が稼働

NECエレ、鶴岡の300mm工場が稼働

富士通桑名に300mmの先端ロジック工場建設開始

Spansion会津若松に300mm対応NORFlash工場建設を発表

松下魚津に300mmの先端ロジック工場建設開始

ローム浜松に300mm工場建設

2005

エルピーダ東広島の300mm場が稼働

東芝四日市第3工場稼働

ルネサスUMCからトレセンティテクノロジの持ち株を買収。完全子会社

ソニー長崎の300mm工場が稼働

富士通桑名の300mm工場が稼働

松下魚津の300mm工場が稼働

2006

東芝四日市に300mm対応NANDFlash第4工場建設開始

富士通桑名に300mm新棟を建設開始

エルピーダ台湾力晶半導体と共同で台中DRAM工場建設

2007

Spansion会津若松の300mm工場が稼働

東芝四日市の300mm第4工場が稼働

富士通桑名の300m工場新棟が稼働

2008 ~ 2015 暗黒時代

2000年代日本企業の反転攻勢は、リーマンショックで終わってしまった。

日本の電機業界が成功を夢見たデジタル家電韓国勢との競争に敗れ、携帯電話でも海外展開に失敗した。

90年代から繰り返し計上してきた赤字と、2000年代の大規模投資を経た今、半導体工場への投資継続する資金的余力はもはや残っていなかった。

不採算部門とみなされるようになった半導体事業設備投資が止まり建設されてからわずか数年で時代遅れとなってしまった。

これ以降は、東芝NANDFlashメモリや、ソニーイメージセンサーといった競争力を維持している分野、また旧エルピーダDRAM工場といった外資資金を得た分野のみが投資継続されることになる。

2008

ルネサス日立時代から欧州拠点、ランツフルト工場をLファウンドリーに売却

日立シンガポール工場シンガポールチャーターセミコンダクタに売却

ソニー長崎の300mm工場東芝に売却

ローム沖電気半導体事業を買収

2009

Spansion倒産

2010

ルネサスNECエレが合併世界第三位半導体メーカールネサスエレクトロニクス発足。フィンランドノキアからモデム部門を買収。

東芝四日市に300mmのNAND製造第5工場建設開始

米TI、Spansion会津若松の300mm工場買収

2011

ルネサスエレ、NEC時代から北米拠点ローズビル工場を独テレフンケンに売却

ルネサスエレ、1400人リストラ

東芝四日市の300mmの第5工場が稼働

ソニー長崎の300mm工場東芝から買戻し

オン・セミコンダクター三洋電機半導体事業を買収

2012

エルピーダメモリ倒産。米Micronが買収

ルネサスエレ、7500人リストラ

富士通岩手の200mm工場デンソーに売却

2013

東芝四日市の300mm第5工場2期工事開始

ルネサスエレ、ノキアから買収したモデム事業から撤退さらに2300人リストラ。またNEC時代中国の合弁を解消し撤退

富士通マイコンアナログ事業を再建したSpansionに売却

2014

東芝四日市の300mm第5工場2期分稼働。200mmの第2工場を300mmに建て替え

ルネサスエレ、年2回のリストラで約1000人削減

Panasonic半導体工場をまとめてイスラエルTower Jazzに売却

ソニールネサスエレから鶴岡の300mm工場を買収

富士通桑名の300mm工場台湾UMC出資受け入れ

2015

ソニー東芝から大分の300mm工場を買収

ルネサスエレ、1800人リストラ

富士通PanasonicSoC設計部門統合、ソシオネクスト設立

2016 ~ 再編ひと段落?そして現在へと続く道

この時期に至ってようやく主要半導体メーカー工場再編が一通り完了し、現在につながる枠組みがほぼ出来上がった。

リーマンショック後の大規模再編で日本企業世界地位はかつてないまでに低下し、国内工場においても外資系の傘下に入るところが増えた。

現在半導体の先端工場継続投資できる日本企業は、イメージセンサーに強いソニー東芝メモリ事業を引き継いだキオクシアだけである

はたして日本半導体産業は今後どうなるのだろうか?再び世界に飛躍する日はやってくるのだろうか?

2016

東芝四日市の第2工場建て替え完了大分岩手の200mm工場分社化ジャパンセミコンダクターを設立

2017

東芝本体粉飾決算あおりを受けてメモリ事業分社化東芝メモリ設立四日市に300mmの第6工場建設開始。さら北上市に300mm新工場建設

ルネサスエレ、米intersilを買収

2018

東芝メモリ四日市の第6工場が稼働。多国籍連合ファンドパンゲアから出資を受ける。

富士通桑名の300mm工場台湾UMCに売却。また、会津若松の200mm工場も米オン・セミコンダクターに売却。

2019

東芝メモリ、キオクシアに社名変更北上工場稼働

Panasonic、残ったマイコン等の事業台湾Nuvotonに売却して半導体から撤退

ソニー長崎に300mm新工場建設開始

Micronエルピーダから買収した広島工場拡張

ルネサスエレ、米IDTを買収

2020

キオクシア、北上に300mm第2工場建設開始

東芝本体SoC部門撤退で770人リストラ

2021

キオクシア、四日市に300mm第7工場建設開始予定

 
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