はてなキーワード: 実業とは
コンビニでおにぎり一個買ったときとかにもらってたちゃいちーなレジ袋。あれ。あれがもうない。
もとから、あのサイズのレジ袋は頻繁にもらう方ではなかった。おにぎり一個とか買うとき=今すぐ小腹を満たしたいというときなので、レジ袋を貰わずそのままパクつくので。
しかし、積もり積もれば相当な数になるわけで、それを利用して生ゴミを小分けに捨ててたわけだ。
特にキッチンをリフォームしてからは、山崎実業のポリ袋スタンドを生ゴミ入れにしてたので、ちゃいちーレジ袋を一日一枚ペースで消費していた。
そのせいで、我が家のちゃいちーレジ袋が枯渇しそうになってる。
キッチンリフォーム前は、そこそこ大きめなレジ袋を生ゴミ入れにしていたのだ。流し台にレジ袋を引っ掛けるフックを取り付け、そこにぽいぽい調理過程で出るゴミを入れまくってた。で、週に一度、それごと捨てればOKってわけ。
しかし、リフォーム後のピカピカキッチンにそれはあまりにもダサいということで、ちゃいちーレジ袋に切り替えたのだった。
今でも大きめレジ袋はよく手に入る。エコバッグも持っているが、買い出しに行ってエコバッグ一つで収まらないときもあるし、何より、肉や魚が多いときはエコバッグを汚したくなくて五円払ってレジ袋を買うことがよくある。
しかし、ちゃいちー袋は買わんのである。ちゃいちー袋で済むようなものは、コートのポケットや財布用サコッシュに詰め込めてしまうし、手で持ってても問題ない。そんなものにわざわざ3円払う必要はない。
なので、ちゃいちー袋だけが枯渇していく。どんどん減っていく。
実のところ、この問題は現体制に切り替えた時点で予測できていたのだが、思っていた以上にラインが早く到来した、という感じだ。すでにレッドデータ入りしていると言っても過言ではない。
電通の五輪談合疑惑が報じられて「なんで広告代理店の電通がどこにでも顔出して金さらってくんだよ?」と訝る人が結構居る。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/4348b7be7c6a3f20646eded102d521f62fbe07dd
そうではなくて電通はスポーツイベントの元締め、親請け業もやっていてその分野では殆ど独占に近い寡占状態なんである。
五輪をはじめ、スポーツイベントには沢山の業種が関わるが、その元請けが電通ってわけ。
例えば警備業では;発注自治体--電通--警備会社(警察に警備計画出して許可貰う)--警備員
イベント業;電通--大手イベント業者--下請けイベント業者--とび職
といった具合で多種多様の業種が加わるが、みんな電通の下流で仕事貰うって形になるわけ。
因みに、広告では鉄道会社なんかは自社の子会社の交通広告社通してって所もあるので広告の多重請負は必須。
イベント業者は会場の作成で、屋外で床材敷いたりテントを設営したりステージ組んだり。
鉄管で観客席作ったりする場合はとび職を呼ぶ。
リースってのは仮設トイレや誘導のLEDやぼんぼり(発電機の上に白くて大きい丸いのを光らせるアレ)とかプレハブとかね。
五輪などでは会場の作成、特にトイレの改修やバリアフリー化、床の平坦化なんかが必要なので。但し小さい改修だけ。大きい箱ものの建築は別建てで自治体や国から直接ゼネコンに委託する。
要するに何でもかんでも全部であって、これだけイベントで多業種を統べて下請けに出す能力があるのって電通ぐらいしかない。
だから行政が絡むイベント、スポーツイベントっていうのはなんでもかんでも電通が元請けになっている。
国体もマラソン大会も「県主催社会人野球大会」とかのややマイナー系も殆どだ。
さらに最近増えてきた自治体主催のお祭や花火大会とかも同じだ。「タレントが来る祭」となったら電通とかじゃないとセッティング難しいってのは想像できるだろう。
「自治体」「スポーツ」「芸能人」が絡んだら電通案件、はっきり分かんだね。
実際、広告業に従事してる人でもこの辺の常識知らない人は居る。
例えば博報堂出身の中川淳一郎は、五輪と休業助成金事務委託問題が湧きあがった時に、東京新聞に「おまいら落ち着け、広告代理店の電通が悪の秘密結社みたいに政財界を牛耳ってる訳じゃないだろ」というコラムを掲載している(紙だけでデジタル版はないのでリンク出来ない)。
この記事でもその認識が出てる。https://www.dailyshincho.jp/article/2016/11100800/?all=1
いや、電通は広告屋だけじゃないからアチコチで顔を出すんだよ。特に「国」が開催する「大」「スポール」大会の五輪ともなれば。
中川が在籍していた業界ナンバー2の博報堂にはイベントプランニングの業務はなかったので、当然電通にもないんだと思い込んでしまってるのだな。
マラソン大会や大きい名産展とかの行政発イベントの前日や翌日に会場に行くと、「電通」のワッペンや腕章した作業員が沢山働いているのが見られる。
無論彼等は電通職員じゃなくて下請けのイベント会社やとび職やリース会社の社員やバイトだ。元請けが電通だから「電通でーす」と言って入場してるのである。
こんな風に何でもかんでも電通に投げればイベントがつつがなく終わるのだが、もう一方で行政の委託先が独占だったり不透明だと良くない、という風潮も出てきた。90年代からだ。
そこでなるべく業務を細分化して競争入札やプロポーザルにしようという流れになってきた。
イベント部門も投げる内容が狭ければ、総合イベント業みたいな会社も育つ。広告も直接地方で大手の代理店に投げればいい。建築もスタジアム立て直しみたいな巨額の金が動くものでは建築土木を分離して別建てにして入札の様子も公開したほうがいい。
委託先独占は権力との癒着を生む。毎回電通っていうのは畢竟随契なんだから契約内容も交渉も不透明だ。
という感じで、ノウハウも独占してる電通以外に委託するのは困難を伴うが、腐敗防止と契約透明化の為にわざわざ事業を分割して競争入札の形にしてあったというわけ。
そこで「おめえらだけじゃ不安だしノウハウも足りんだろ。後で協力体制を敷けるようにここはこの価格で提案はこの内容で、と割り振ろうじゃねーかhehehe」って感じの談合をしたのかなと想像する。
さて、2020年の五輪は流れてしまったわけだが、その年に休業助成金事務委託問題が湧きあがった。どうも受注の経緯が不透明で怪しいってやつだ。
上記の業界構造が判れば、これはどうも損失補填に国が応じたって事なんじゃないのか?という疑念が出てくる。五輪流れでイベントの実業分野の収入ががた落ちとなった。その代わりに派遣、事務業務請負の方で補填という請願に国が応じたのではないか?と。
これがゼネコンなどではぶら下がってる土建業者や職人が食い詰めてしまうので、一見無駄だが工事して金を流すっていうのは判る。でもこの電通の場合は下流のイベント業者などには金が流れず、電通しか救済されないのだからあの不透明随契と委託費抜き過ぎの構造はかなりいただけない。
電通=広告屋なのに五輪で暗躍してるのなんで?と思ってた人については、博報堂出身の中川淳一郎も判ってなかったので気にしなくていいと思うよ。
でも業界構造や委託の仕組みが判れば秘密結社の陰謀とかじゃなくてノウハウを牛耳ってるが故に行政、スポーツが絡むイベントにはどこでも元請けしてて、癒着に近い状態であり、各自治体や国は随契から公開プロポーザルへの流れに乗っていたのにそれをぶっちぎったのが今回の談合疑惑であり、その後ろには積み上げられた社会的了承に無頓着な安倍管時代という「追い風」もあったのでは、という事が具体性を持って判ると思われるよ。
・入社後にやらされる研修は外部に委託しているので業務には全く役に立たない(自分の技術力に不安があるなら研修中に独学でもいいから業務に役に立つ技術を勉強しておいた方がいい)
・みんな忙しいのでOJTは全く機能していない。知らない技術や分からないことは全て自分で調べて対応する必要がある
・下手に先輩や上司に相談すると、「質問する前に一度は自分で調べてね」と言われ、調べてから相談すると「何を知りたいのか分からない」と評価を下げられる
・ただ、外部の有料の研修等を受けるチャンスはあるので、利用するなら積極的に利用した方がいい
・ただし、外部の研修にしても、全てが了承されるわけでないので、受ける価値がないと判断されるような研修を希望すると、自分で勉強しろと怒られる(評価が下がる)可能性があるので注意
・要は他人(先輩や上司)に頼らず、業務時間外に自分でどんどん勉強して業務に役に立つ技術を身に着けて、それが楽しくてたまらないというのでなければ、IT業界はやめておいた方がいい
・ただし、できない奴ほど、雑用を押し付けられて勉強する時間がどんどん無くなる。できる奴は逆に余裕を持った業務を与えられて、業務中に勉強したりできている
・できない新人には、ただでさえ業務が属人化されているのに情報共有されず、相談や質問も無視され、陰で悪口を言われ、放置される
・では努力してできる奴になればいいかというとそうではなく、一度できない奴という烙印を押されると、雑用しか割り当てられず実業務の経験が詰めないまま放置され、自主退職に追い込まれる
大学の先生の研究を市場に提供するのならいいが、実際は子供を起業の道にいざなえ!みたいな仕事だからな。悪魔の所業だわ。
それに営業スキルが必要だろ。実際のURAも言い方悪いけど実業世界で技術も営業も経験してきたがリストラになったおっちゃんがなってる。余った博士の行き先じゃない。
研究開発型の起業を増やすにしても、離陸までの何らかのグラントが必要。未来社会創造事業でも2,3人の人件費まで賄えるのなんかないし、大半は2年程度で終わり。こんなのでまともな探索はできない。投資家なんざに頼ったら急かすばかりで変更も許さず潰されて世界の敵で終わる。
結局基礎研究、応用研究に5年-10年程度の落ち着いた金を当てて、多少実用化が実らなくても仕方ないかで割り切る以外の解はないよ。