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はてなキーワード: トップとは

2020-12-09

俺はワクワクしながら#男水着チャレンジ タグ検索したのに

トップツイートに出てきたのが

・アストルフォ(Fate)

・アストルフォ(Fate)

ブリジット(ギルティギア)

ハッカドール3号

恭平(RIDDLE JOKER)

・アストルフォ(Fate)

という結果で、そういうことじゃねえんだよ!!ってキレてる

え?何言ってんのこいつら

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/topisyu.hatenablog.com/entry/2020/12/09/073000

トップコメしか見てないけど、自分が求めるもの以外は不正解ってお前らだろ

それが、如実に出るのが自分に理があるときで、絶対的に正しいとき。そんな時に手前勝手な正解要求出してるのお前らだろ

何が理性的議論だクソが

anond:20201209185000

中学は違うだろ。

まぁ高校でその傾向がある道府県は多いので、中高一貫行くのは最エリートコースであるトップ公立高校入試から親の金で逃げたと見られるんだけど。

anond:20201209110029

何をものさしにするかは微妙だが、2010年代東大合格者数トップ10のうち、高校受験が中心なのは10位の学芸大学附属だけだけどな。

コメント投稿する前に「この投稿攻撃的な言葉を含んでますが、本当にこのコメント投稿しますか?」的な確認の出るあれ

Youtubeだっけ?

最近ニュースになってたあれ。

 

増田トップを見てると、増田でも思いのたけをぶちまけて即消しする人ってたくさんいるんだなと気づく。

俺はまだ「ちょっと攻撃的に書き過ぎた。消そう。」って思ったことは無いけど、

こうやってワンクッション置いて誹謗中傷が少しでもなくなるといいですね。

 

でもこういうのって、毎回警告出ると形骸化してスルーされるよね。

今回はどうなんでしょうか。

anond:20201208224343

いまどき「将来大学進学する」だけで同じクラスタとみなすってのもなんか雑かんがなあ

進学組の中では下位なのに下手にトップ層と同じにされるのも自分だったら歪みそうだわ

実際学力層の広い地方公立進学校とかそれに近い要素が・・

トップコメに辿り着く前に評価の低い人らに星をつけていって、結局トップコメは見ずに終わる

「人気のコメント」にバイアスを感じるのでそっちのタブは押したくない

2020-12-08

anond:20201208223946

進学率の高いトップ都立高に入るのはそれはそれで難しいだろ

anond:20201208155032

東京みたいに中学受験が盛んなところだと、トップ私立中学に行ける人はごく僅かで、ほとんどの人は、都立トップ高よりも進学実績が劣る中高一貫に進学しているんだよね。

儲かっていない私立学校は、非正規教師が多かったりするし、教育環境も(設備は立派だが)必ずしも公立よりも良いとは限らない。

anond:20201208183358

そら家族がまったく描かれない作品のほうが珍しいやろ。

その基準なら10年前のトップ10だって大半で家族が描かれてるで。

https://entamedata.web.fc2.com/movie/movie_j2010.html

anond:20201205155542

このぶつかるぶつからないエントリ、枝の枝の孫エントリみたいなのがまだはてなブックマークトップに居座ってんのな

なんだかんだ皆思っていたことなのかも

2020-12-07

anond:20201207193052

なんでっていうか、右翼団体トップってだいたい在日ですよ。

日本憲政党とか九州誠道会とか松魂塾とか松葉会とか双愛会とか数え上げたらきりがないぐらい。

こういう常識も知らないようなひとたちが街宣右翼を見ては天皇賛美の愛国日本人は頭おかしいとか思ってんでしょうね。

左翼ネトウヨネトウヨとわざわざ区別したがるのも右翼団体中の人がどこの国の人たちかちゃんと知ってるからです。

anond:20201207140057

なんかブラック企業勤めなんてクソ雑魚なめくじのくせにいきなりトップ企業めざしてんの?

受験勝ち組を「不幸せ者」扱いする日本の風潮

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1632892

このブコメ読んでて思ったが、君等、というか日本全体が

「良い学校たからって幸せなのかねえ」とか「勉強だけできたってねえ」みたいな

勉強頑張った人に冷たい目線を浴びせ過ぎな。

俺は中学受験組、偏差値70超え中高一貫私立トップ国立大なんだが、

小学生ときから、そういう「勉強だけできたって幸せになれない」っていう価値観をずーっと浴び続けてきたよ。

まあ、幸せの形は人それぞれだとは思うし、

学歴のレールをうまく走れない人たちも当然いると思うが、

そういう人たちにとっては残念ながら、俺と、あと高い受験費用学費をつぎ込んでくれた俺の親は今すごく幸せだよ。

高い年収かわいい嫁さん(俺の年収に惹かれたことは否定しない)、親には毎年充分プレゼントもできる。

さらには一生懸命公文に通いながらすくすく育つ孫を見るだけで、ジジババになった俺の親までつられて幸せってもんだ。

友達たちは官僚医者弁護士一流企業勤務、ベンチャー社長、、、人脈づくりにいそしむ必要もなく、

鉄のつながりの超ハイスペック同級生たちに囲まれてる。

勉強で得た知識は、仕事にも旅行に行った土地をよく知ることにもすげー役立ってる。

子の幸せを願う親なら

小学高学年〜大学まで15年ぐらい?の年間100~150万程度をつぎ込めば、

その後は一家丸ごと幸せになる「可能性が非常に高い」。

勉強だけできたってねえ」っていう人たちは、

一生そうやって、視野の狭い世界幸せを楽しんでればいいよ。

借金してでも受験しな。

低学歴地方民が適当に「進学校」と要するに進学が前提の高校程度の意味で話しても

高学歴はてなー的には進学校と言った時点でトップ校になるんだからそれ以上はどんな説明しても無駄だぞ

anond:20201207121038

えーと、つまり進学校と行っても「トップ校」とは限らないという意味

公立トップ校以外は公立は進路多様校しか存在しないとかではないので・・

anond:20201207120459

ここで言う進学校とは広義の意味であって、別に東京で言うところの超トップ校とかに限定した話ではないので・・

はてぶ終わったな。スター工作がひどすぎる

https://anond.hatelabo.jp/20201206124449

ここの増田についたブックマークコメント欄自体賛否両論あるけど、トップブコメをみると特定意見にかなり偏っているというか、コメント欄全体の論調とは異なる。

正直、組織票というのか、恣意的トップブコメが作り出されてないか?という雰囲気

ということで「トップブコメ10件に対して、どれくらい同じ人間ID)がスター押してるか」を雑に集計してみた。(重複排除済み)



これ見てどう思うかは人それぞれかもしれないが、34個も星つけばトップブコメに並ぶよなと。

スター工作と言われても仕方がない状況だと思う。

自分togetterコメントデザイン、みたいなのを思い出した。

コメントデザインされたまとめ記事のような気持ち悪さがある。

この増田に対する是非そのものはともかく、はっきり言って民主主義的な態度ではないし、扇動的で、自由言論を阻害している。

(まあ、ブコメなんて便所の落書き、と言ってしまえばそうかも知れないが)

こういうの状態放置されるとマジではてブ終わっていくな、と感じた今日このごろ。

※ちなみに、全件に星をつけていたIDは以下。

  • Aspe
  • zweiR
  • bicmb
  • yoshe
  • cool_down
  • XuiM
  • dishers
  • EDDO
  • vockeneath
  • flyinglonery
  • Grease
  • unkojisan
  • HAN_NICHI
  • tmissy
  • ilililil
  • Swiften
  • JiminTou_NetSupporters
  • roley
  • kawaculla829
  • Qurusimimas
  • learnEngine
  • pliot
  • meinow
  • orangeannet
  • net_penis
  • afi_click
  • zeiter
  • Bounding
  • Yon_yoN
  • mentalost
  • crybird
  • xidse
  • HIMOTE_no_MATSURO
  • huta-ai

2020-12-06

anond:20201205155542

hyoutenka20 男性がぶつかる云々で話題になってたのは、男性全体の話というより意図的女性ホーミングする人のことだったような…意図せずぶつかりそうになる場合は、性差を調べたりそもそも問題にする必要性をあまり感じない


トップブコメのこれ、

ホーミングおじさんがいる」

から

「ぶつかってくる奴に男が多いのは男が〇〇だから

みたいなことを全く関係ない話題で言い出す奴もいたし、

それにスター付けてる奴がこれにもスター付けてたりして頭がクラクラしてくる

一貫性なんてつまらない物は犬にでも食わせておいた方がいいんだろうか

anond:20201206180040

左様ですね。トップヒットするのでメイドロボ問題=当該問題ととらえて問題ないと思いました。

しか一般的とは言えなかったかもしれません。申し訳ありませんでした。

将棋符号思考するプロ棋士

 将棋って指したことありますか?

 将棋楽しいボードゲームで、基本的に殴り合いのオフェンスゲームです。仮にチェスディフェンスゲームで、お互いに防御の構えを組み換えながら敵側の綻びを見つけ出すゲームだとすれば、将棋は蟻の一穴をこじ開け落城させるオフェンスゲームと言ってもいいでしょう。

 チェス競技人口が一説には5億人とも言われる中、将棋競技人口は一千万人程度とガラパゴス様相を呈していますが、明らかにゲームとしてのバランスではチェスに勝っていますチェス公式戦においては先手勝率が40%程度、後手勝率が30%、引き分けが30%程度なのに対して、将棋の先手勝率50%程度、後手勝率は48%、そして引き分け千日手)の確率は2%前後であり、引き分け可能性がチェスに対してずっと少なく、そして先手と後手の勝率拮抗し合っているため将棋ボードゲームとして極めて高い完成度を誇るゲームと言えるのです。

 更に付け加えると、ダメ筋(明らかにダメな手)を含めた、ありとあらゆる手の組み合わせ(ありとあらゆる進行の総数)を計算すると、チェス10120乗程度なのに対して、将棋10の220乗程度ということですからゲームとしての奥深さも将棋チェスを上回っています。因みに、宇宙存在する原子の総数が10の70乗程度ということなので、如何に将棋というゲームが奥深いかは言うべくもありません。つまり、ある部分において将棋というゲーム宇宙それ自体より『深い』のです。


 僕は腕前としてはアマチュア初段程度で、つまりアマチュアが目指すべき差し当たっての目標点にいます。やはりアマチュア二段以上を目指すとなるとかなり強烈な努力必要になってくる印象です。アマチュア初段は将棋普段嗜んでいる人間の中で、上位25%前後の層を指しているとお考え下さい。

 将棋の道は極めて長いです。そして険しいです。詳しくはこの「将棋名人とはどのくらい強いものなのか:https://ncode.syosetu.com/n5490eb/」という素晴らしい記事をご覧になって頂ければよいかと思います。(この記事の作者様と私は同一人物ではありません)

 将棋プロになるためには奨励会という育成機関を通過する必要があります。この奨励会は入会すると6級からスタートとなるのですが、これはアマチュアで言うところの四段以上の腕前に相当すると言われていますしかも、この奨励会に入会するのは小学生中学生少年少女です。つまり大の大人血の滲むような努力をしてようやく到達できる地点に、ある程度の凝縮された努力によって遥かに短い時間で到達できる人々、つまり天才たちだけがこのスタートラインに立つことができるということです。

 さて、当然奨励会員になったところでプロになったわけではなく、プロになれるのは奨励会三段リーグ突破して四段の資格を得た者だけで、年間に四人しか輩出されない仕組みとなっています。更に、四段になった後もプロとしてのグラデーション存在しており、そこには才能の差という影がいつまでも付き纏います

 才能のあるプロ、つまりそんな天才の中の天才は、将棋を指す際にどのように思考しているものなのでしょうか?

脳内将棋

 先に紹介させてもらった記事では、天才達の中でもグラデーション存在しており、将棋トップに立てるのは本当に一握りの人間であることが述べられていました。

 つまりトッププロとは、仮に将棋人口1000万人だとすれば上位0.0001%人間のことです。すなわち、トップの十人、それが実質的日本トッププロ達です。

 羽生善治藤井聡太渡辺明豊島将之永瀬拓矢らがそうです。将棋を指す者達は彼らのことを畏怖の目で見つめ、時折プロが招かれるイベントなどで間近に見る際には、化け物や、宇宙人。あるいはこの世の理を超越したもの意味する視線が、彼らには注がれることとなります

 さて、これらのプロ達に必要ものは何なのでしょう?

 つまりは才能とは一体何なのかという話になるのですが、脳内将棋盤というのがポイントになってきます

 人は、数理的思考能力、つまりIQが140を超えると立体的なイメージをあらゆる角度から検証できるようになるという話があります人間のある種の知的能力と、立体的な像を脳裏に生み出す能力には深い繋がりがあるということなのです。つまり、才能のある将棋指しは脳の中に将棋盤を作り出すことができ、これによってどんな時でも(つまり実際の将棋盤がなくても)脳裏において将棋情報を扱うことができるようになるほか、将棋に関する凝縮した思考を連綿と行うことができるようになるということなのです。勿論、プロもこの「脳内将棋盤」を持っており、彼らの脳内将棋盤にはそれぞれのバリエーションがあることも有名です。

 以下コピペ

羽生四冠

「4分割(5×5中央重複)の部分図が高速で行ったり来たり。盤全体は1度には浮かばない、負荷が大きい。盤面は白、線は黒。駒は外形が無く黒の一字彫り。アマ二、三段くらいになった10歳ごろからこんな風。」

森内九段

「立体的でリアルな榧盤に柘植の駒。

盤駒のみの思い浮かべる事はほとんど無く背景も付随。対局中は当時の対戦相手や対局場の雰囲気まで再生普段は自室の背景に板盤。」

加藤九段

「盤は黄色で1一が右上に固定されている全体図で、線は無い。楷書文字1字だけが駒として自動的に動く。」

渡辺二冠

「ダークグレーの空間に、字の書かれていない黒に近い灰色の駒が浮かんでいるだけだが、どちらのどの駒かは分かる。」

佐藤(康)九段

「黒くぼやけた盤面のどこか一部だけが見えている。駒はゴニョゴニョ、あるか無いかからないまま何かある感じ。」

里見女流名人

「盤も背景も黒く、線の無い盤全体に文字の無い黒っぽい駒がモニョモニョ。」

 (出典:AERA No.38増大号'12.9.17天才たちの「脳内パネル」』)

 さてトッププロどころかアマチュア4~5段の人々にはこの脳内将棋盤が基本的に備わっていると言われています。つまり、この脳内将棋盤は確かに、ある程度将棋の強さ(棋力)の指標となるのです。しかし、トップの人々に関してその指標ピタリと当てはまるかというと、疑問だと言わざるを得ません。脳内将棋盤というもの将棋の猛者にとって当たり前のアイテムかつ大前提アイテムであるため、最上位層の人々の能力を測る尺度としては些か信頼性に欠けるということなのです。というか、一応奨励会三段(アマチュアではなくプロ基準の三段)ともなれば、既に常人を超越して人間卒業レベルに至っているので、やはりその中にいる更なる化け物達を推し量るには、脳内将棋盤の有無のみならず別の尺度を用いる必要があります

脳内将棋盤が「ない」。

 つまり、その二者。単なる化け物と、化け物の中の化け物を辨別する際に必要なのは脳内将棋盤が「ない」ということなのです。

 頭の中で将棋盤が無く、視覚的なイメージに頼ることな思考できる人々が、化け物の中の化け物にはいるということなのです。

 例えば、常人は次のように考えます

 「最初の一手……まず、角の斜め前の歩を前に一つ進めるだろ。すると、後手の相手も同じように角の斜め前の歩を一つ進める。だとしたら俺は飛車先の歩を一つ前に突いて、相手も突き返して……横歩取りの筋に合流しそうだ」などなど。
 つまり常人基本的画像、目の前にある将棋盤の視覚的なイメージを用いて思考しており、そのイメージを介さずには将棋を指すことができないのです。ある意味では脳内将棋盤の存在も、視覚的な情報に基づいているという点においてはその思考の延長線上にあると言っていいでしょう。そう、人は基本的将棋を考える際には視覚的なイメージ媒介とするしかないのです。

 しかし、プロの一部にはそのような思考法は――視覚的なイメージを介した思考は――あくまで「補助的なものに過ぎない」と証言する者もいます藤井聡太増田康宏、羽生善治などがそれらの棋士です。

 では彼らはどのように思考しているのでしょうか。

 そう、符号によって思考しているのです。

 将棋符号とは、数字文字によって駒の動きを表したものです。いわば駒の「番地」とも言われるもので、次の記事が参考になると思います

https://book.mynavi.jp/shogi/detail/id=77758

 例えば、少し前に書いた横歩取りの定跡だと以下のような記述になります。76歩、34歩、26歩、84歩、25歩、85歩、78金、32金……。このような記述の仕方は江戸時代以降から共通であり、いわゆる将棋の対戦の記録である棋譜」は古くは数百年前のものが記されています。古い文献において、盤面は視覚的に、絵図を用いて記述されることはなく、符号を使って記述されているのです。

 いちいち絵図で盤面を描き残すよりも、文字で表した方がずっと労力は少ないですからね。

符号思考する

 以下の記述あくまで本人らの証言を参考に記しているものであり、彼らの思考追体験したものでは当然ないのですが、つまり彼らの思考は以下のものになります

 先程書いた将棋符号が、将棋に関する思考を始めた瞬間にズラズラズラ~~~っと文字列で浮かぶのです。

 そう、これがトップ棋士達の思考なのです!

 「ズラズラズラ~~~っ」って……、と自分文章表現力の稚拙さに絶望しそうになるのですが、そう言い表すほかない。そう、真のトッププロにおいては、文字によって思考が行われるのです。そこに画像の介在する余地は、僅かにしかない。羽生善治曰く、「思考基本的符号で行って、その後、ある程度局面を読み終わった後に、自分思考確認するために思考画像に起こす、という作業はありますが、基本的画像思考することはありません」とのことでした。

 先に書いた通り、画像物事を表すというのは、文字列で表すよりも遥かに手間が掛かります。つまり、脳の処理を要します。

 となれば、より情報量の少ない符号によって思考するということが、より高速な思考法として適しているということなのです。

 ある意味、それは楽譜における音符の存在と似ているでしょう。というか、そのものかもしれません。音楽というものは体系化され楽譜という共有形式を持つ以前は、完全に口伝であり、人々が歌い継ぐことによってしか継承を行うことができませんでした。しかしそれが数学的・音楽的に体系化され、楽譜の形を取ることになると、そのような継承の際に起こり得る障害はほぼ完全に撤廃されることとなります。そしてこれらの音符を読むことで、人々はそのメロディー脳裏に想起することができるようになりました。将棋棋士もまた、それと同じ知的処理を行っていると言ってもいいかもしれません。

 つまり、ドミソ、の音符が並んでいるのを見て、タララ~、という和音脳裏に浮かぶのと同じように、将棋トッププロたちは符号によって将棋の盤面を把握することができるのです。これは、将棋のある程度の才能がある人々には必須能力ですし、実際に高位のプロ棋士トップアマチュアは、棋譜を一目見ただけで盤面の進行をまざまざと思い浮かべることができると言われています

 とは言え、そのことと「思考符号を用いる」ことはやはり一線を画していると言ってもいいでしょう。

 勿論、理屈としては分かるのです。我々が音楽継承する際に楽譜を用いたように、あるいは将棋の対局を語り継ぐために符号によって棋譜を残したように、それらの音符や符号といった記号には意味圧縮することができ、効率的情報伝達を行うことができるのだと。

 勿論、理屈としては分かります。とは言え、それらの記号を使って後世へと情報を伝達することと、それらの記号を用いた思考を正確に効率的実践することとは、また別問題です。

おわりに

符号さえ「ない」。(藤井聡太場合

 というわけで、画像媒介にした思考文字列を媒介にした思考とでは、効率において文字列による思考に軍配が上がるということでした。プロ棋士らによる思考抽象化が極限にまで達すると、本来立体的な駒やそれらの視覚イメージを用いずして思考することが不可能であったはずのボードゲームも、文字列を介した思考によって再現されてしまう、ということなのでした。実に、これは驚くべき異常性であり、そして、個人的には文化として、そして娯楽として、このような常軌を逸した営みを次代へと継承していかなければならないと感じます

 さて、ところで常軌を逸していると言えば、藤井聡太二冠の名前はもはや語るべくもなく有名ですよね。彼のインタビュー記事は相当数発表されていますから、彼の語る様々な内容について把握している方も多いかも知れません。

 その中でも異質のインタビューと言えば、2020年の夏に発表された、小説家白鳥士郎氏によるインタビューでしょう。https://originalnews.nico/139502

――棋士はどなたも『脳内将棋盤』を持っておられます。でも藤井先生は、あまり盤面を思い浮かべておられる感じではないと、以前、記事で拝見したのですが。

はい

――では、対局中はどんな感じで考えらおられるのですか? 棋譜思考している?

「ん……それは、自分でもよくわからないというか。んー…………」

――盤は思い浮かべない?

「まあ、盤は(対局中は)目の前にあるわけですので」

――詰将棋を解くときなどはどうです?

詰将棋は読みだけなので、盤面を思い浮かべるという感じでは……」

――えっ? ……私のような素人だと、詰将棋を解くときこそ将棋盤を思い浮かべるというか……むしろ手元に盤駒を置いていないと解けないくらいなんですけど……。

 将棋プロ世界は腹の探り合いであり、自らの能力本質である思考方法」について簡単に詳らかにすることは、本来無いことと言ってもいいかもしれません。とは言え、これまで語ったようにそれらをはっきりと述べる棋士の人々がいらっしゃるのもまた事実です。そして、このインタビューにおいて行われた藤井二冠の発言もまた、棋士思考の一環を覗くことのできる重要な機会であるように思われます

 さて、ここで述べられているのは、そもそも思考する際に「なにもない」ということです。

 全くの虚無、というわけではないにせよ、少なくとも目の前に分かりやすい形で示すことのできる思考は、存在しないということなのです。

 以下のインタビューで彼は次のように語っていますhttps://shuchi.php.co.jp/voice/detail/3394?p=1

――藤井四段は、将棋の場面を図面で考えるのか、棋譜で考えるのか、どちらのタイプですか。

 聡太 : 基本的に、符号で考えて、最後図面に直して、その局面の形勢判断をしています

 彼は基本的にはこれまで述べたように、「符号」を使って思考するのですが。しかしある種の詰将棋などにおいてはそのような符号さえ必要にしないということでした。

 このような、実際の目視確認脳内将棋盤(符号による棋譜理解)→符号による思考符号さえない思考という構図を単純なステップアップの過程として語ることはできないとは思うのですが、しかし、将棋というゲームについて思考する際に、その思考が極限まで達した人は何かしらの深淵へと、虚無への道を辿っているような、そんな感触を覚えてしまうのは僕だけなのでしょうか。


 さて、というわけで、トップ棋士たちの、良い意味での思考の異常性について語りました。現在12/6午後五時三十分ですが、僕がこの世の隅っこでこの文章を書いている間、世間の大舞台では羽生善治九段豊島将之竜王二冠のタイトル戦第五局が、行われている最中です。

anond:20201206171503

佐倉統 on Twitter: "同意RT @Sukuitohananika: メイドロボ ...

twitter.com › sakura_osamu › status

2013/12/29 — RT @Sukuitohananika: メイドロボ問題についての非常に良質の記事であると思う。このようなリアクションを私も含め多くの論者がすぐにできるようになっていくといいですね @shindame 人工知能学会関係者の皆様へ ...

ってトップに出たけど

anond:20201206161824

富岳がヒマになったらやらせてみたいよな。

新宿池袋渋谷の駅は世界トップ人間の数が行きかうわけだしサンプルデータとしては世界最高。

まあコロナになってランキング変動してるかも知れんけど。知らんけど

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