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はてなキーワード: 平民とは

2023-09-04

9条

なぜ政府日本が軍の創設と運用不可能であることを国民説明しないのか

9条なんてどんなに文言変えても意味ねぇんだよ

どうやっても軍には出来ないんだから

 

軍に最低限必要なのが軍法と軍事裁判制度なんだが、日本はこれが作れない。

軍法が無いと戦争になっても他国に進軍ができない

例えば兵隊が現地のコンビニ万引きしたとする

どの法で裁くんだ?

現地の警察万引き自衛官を捕まえて相手国の裁判所裁判するんか?

アリエナイよね

から軍法、軍規があり軍事法廷がある

 

いやいや日本法律日本裁判所でやればいいじゃないか

 

では平民海外旅行中に海外現地で万引きした場合はどうする?

日本の法で裁けるわけが無い

この線引と分離をするために軍法がある

 

兵士領土外の国外犯スムーズ処罰するために軍法がある

じゃぁ作ればいいじゃないか

 

条約縛りで作れない、日本枢軸国国連敵国条項対象

ここに国外戦争行為を行えないと規定されており日本国連に加盟し、国連憲章を批准している

憲法上この条約の遵守義務を負っている

 

国外軍事行動が取れない国が国外軍事行動における国外犯処罰する法律論理破綻してる、無理

 

自衛隊地位を明確にするために憲法上の立ち位置文言修正したいってのはわかるが、意味がない

お気持ち議論しかない

国連憲章を改正してもらわないと領土外で活動できないことには変わりがないんだから

 

結局はドイツですらこれがセンシティブ問題から軍とは名乗っているが軍事司法機能させていない

国内法、国内司法代用でしのいでる、わりと綱渡り

2023-09-03

anond:20230903223222

ググったら予想以上に設定が細かくて草

ソレナンテ・エ・ロゲ(Sorenant et Roage)は1599年4月1日まれフランス評論家である

主に人間の性欲に対する研究を行い、また、学会では批評を行った。

誕生

フランスパリ生まれる。

父親は後にフランス東インド会社となるパリ国営貿易会社本部創始者であり、また、母はルイ11世の服装製作するデザイナーという大富豪の家に生まれる。

幼少期には何にも興味を示さず、養育係やメイド達を困らせたが、13歳の時に友人であるピエール・ダレソレの奨めで同級生であるエマ・ギラクサと付き合う。

それをきっかけに恋愛にのめりこみ、数年のうちに数十人の少女と付き合ったという。

しかし、両親は一人息子が初めて物事に興味を持ったからと屋敷に離れ屋を作り、そこに彼女達を住まわせたと言われている。

なお、後にこれが現代ラブホテルの発端になったという説もある。

女性人権保護の為の批評家への転換

20代前半にして、既に100を超える女性とつき合っていたソレナンテは女を見る目が肥えて、フランス週刊誌「プワソン・ダヴリル」に女性との付き合い方についての1コーナーを担う事になる。

そのコーナーは女性と付き合う為のバイブルとして貴族から平民まで幅広く読まれる事になった。

また、沢山の女性と付き合いながらも、三角関係円満解決したり、アメリカから連れてこられて売春婦にならざるをえなかった女性人権についての批判もしていた。

そんな中、女性人権を守る会(ドロワ・プル・プロテクション・ドゥ・ラ・ファム)の会長マルキ・ド・サドに注目される。

彼は活動当初は男尊女卑社会であった為全く注目されなかったが、徐々に思想が広まり認知されて来ていた。

そんな彼が、ソレナンテに注目したのはある意味必然とも運命悪戯であるとも言えるだろう。

また、サキュバスインキュバス研究をし、それが強姦による妊娠への言い訳であるという批判をしていたザッヘル・マゾッホも彼に注目。

やがて同志となった。

彼らは、女性人権を守る為、それぞれ精力的に活動した。

しかし当然の事ながら、男尊女卑体制を敷いていた貴族から危険分子として注目されてしまう。

●長い幽閉歴と晩年

貴族達の陰謀により彼らは何度も逮捕され、また釈放されては活動を行い逮捕されを繰り返した。

その為、バスティーユ牢獄の監主からは、

「またお前か」

と半ば飽きれられる程の知り合いになり、囚人が寝静まった頃こっそりと酒を飲む仲になっていたという。

そんなソレナンテだったが、貴族陰謀によりついにルイ14世によって処刑が決定され1664年2月30日処刑された。

しかし、彼の行った活動平民を中心に評価され、フランス革命の際に女性達の原動力になったという。



民明書房刊『 いいかげんに性と言いたい偉人伝 』より

2023-08-23

anond:20230823104150

平民すぐ死ぬとかは、都合よく話を作る材料にできる。

現実の何が嫌かって言うと、王様が住む城でさえ現代基準では想像できないくらい不潔だったってとこかな。

anond:20230823103743

・ご都合が入る余地がない

・間違うと歴史マニアにガン詰めされる

平民すぐ死ぬ

2023-08-20

anond:20230820133051

それな。

スティーブ・ジョブズとかだったら、

VRの幻滅期というかほぼVRは終わったと言われる頃に

上手いこと既存技術を組み合わせて

平民が買える価格で新しい夢を見せてくれることが出来たんだろうけれど

いまのAppleだとやっぱり無理でひたすらハイエンドな方向に進んでしまうんよな。

スペック志向とは違うけれど、結局のところ最高のスペックのものを作ってしまうという意味では同じというか。

やっぱりiPhoneというもの特殊センスを持った人がボスとしておさまっていたからこそ出来たものなんだなあと思うようになってる。

詐欺ツアーに参加する羽目になったことがある

日本人外国詐欺に合いやすいと言われるが当たり前だ

明らかに客の中に工作員が混ざってた(2度も)

ツアー会社が仕組んだか、でなきゃカルト宗教系の感じだったな

「現地人の知り合い」に会わせられ寄付を求められる(どうせ山分けするつもりだ)

コロナ詐欺もやってた旅行会社大手だったがビッグモーターと同じだろう

人間が一番恐ろしいというのは、取締られないウンコ日本人ものことだ

平民生意気海外旅行すんなってよ

2023-08-05

anond:20230803231126

出自非モテ

 って何だよ。生まれた家が華族でも士族でも平民でもなくて非モテの家の生まれってことか?ww   



参考までに:

日本国語大辞典出自」の意味・読み・例文・類語

しゅつ‐じ【出自

〘名〙 (「…自(よ)り出づ」の意)

① うまれた家柄、血統土地など。また、物事の出どころ。出所(しゅっしょ)。

② (━する) そこから血を引いていること。

2023-08-03

地方って言葉、使うのやめにしない?

東京けが特別感があってやっぱり気持ち悪い

それに地方って言葉を使う時って「田舎不自由場所・物や娯楽がない・古臭い考え・情弱」みたいなネガティブイメージしかないし

地方のんびり暮らすっていうのも物価の安いアジア平民を見下ろしながら王様のように暮らすってイメージだし

地方に住む方といえば未開のアマゾンに暮らす原住民レベルというイメージで使われることが大半だし

使われ方として今は本当にいいイメージがなさすぎる

2023-07-31

anond:20230731174353

上級が集まるとみんな上級から平民を名乗るようになるんだよね

東大京大のやつらってやたら普通の人アピールするよな

anond:20230731001659

ニンテンドースイッチゲーム50本遊んで感想書いたのでまとめ(23〜47)

探偵・癸生川凌介事件譚 永劫会事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第十弾。

シーズン1最終作ということで、今までの縦筋として伏線が貼られていた過去事件永劫会事件がついに描かれる。

今までの癸生川シリーズ全部盛りな贅沢な作品で、ミステリらしい意外な展開、文書の書き方で読者を騙すものマルチサイト構成の妙、小説として情緒的な染みる文章と、良かったところが沢山ある。

シリーズを通じての伏線が回収される展開も多いため、必ず全作遊んでからここに辿り着きたい。

人によってはこの作品シリーズで一番に据える人がいそうな、ゲームとしての完成度は抜群だった。


探偵・癸生川凌介事件譚 対交錯事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第六弾。

マルチサイトシステムを導入していて、伊綱さんと、生王の視点を行き来しながら事件を追う。

構造自体に仕掛けがある系の作品になっていて、ミステリやってる感がかなり強い。

人によってはこの作品シリーズで一番に据える人がいそうな、トリックの魅せ方としての完成度は抜群だった。


探偵・癸生川凌介事件譚 白鷺に紅の羽

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第四弾。

助手の伊綱さんの過去編で、とても情緒豊かな小説的な作品

もちろん、ミステリらしい意外な展開や、文章での表現を利用したトリックなどもあってそちらも楽しめる。

人によってはこの作品シリーズで一番に据える人がいそうな、物語としての完成度は抜群だった。


少女首領の推理領域 -黄金島の密約-

株式会社オレンジロマンティックミステリの第二弾で、女性主人公事件捜査して解決しながら男性キャラといい感じになっていくストーリー

普通女子大生が突然マフィアボスになるという突飛な開幕ながら、割と丁寧で良い意味で地味な捜査解決をしていく。

とはいえマフィアボスらしく、違法行為をしてでも事件の手がかりを集めるところなんかは今作独自の魅力があり、このシリーズ女性主人公の成長も魅力なんだけど、今作ではマフィアボスらしくなっていくという本当にその方向で成長していいのか? と困惑しながら遊ぶことになる。

そして本当にマフィアボスらしくなっていくのが本当に面白くて、好きなところだ。


ルートフィルム

あのルートレターシリーズ的には続編に当たる角川ミステリシリーズの第二弾。

奇作、怪作としか言いようがない前作とは違い、しっかりと地に足が着いた丁寧な良作だった。

主人公八雲マックス映像作家としての矜持を持つプロに徹する人間性なのも好印象で、熱苦しいものの痛快な好男子で好きなキャラだった。

またもう一人の主人公新人女優のリホも駄洒落に拾い食いと評されるひょうきんなキャラで、主人公がどちらも魅力的な作品だった。


ゴシックマーダー-運命を変えるアドベンチャー-

株式会社オレンジロマンティックミステリ第一弾で、女性主人公事件捜査して解決しながら男性キャラといい感じになっていくストーリー

主人公他人の死を夢で予知できる能力を持っているが、メイドという立場なのでそれをありのまま報告しても信じてもらえないので、色々と工夫して殺人事件を阻止するという展開。

この夢で見た予知の死を覆すという展開が短編連作的に続くのだけど、どれも同じ人、攻略対象で主人として支えている男性キャラの死を予知するため、何してもこの人死ぬじゃん、とシリアスな笑いを感じてしまったのは不謹慎から反省したい。

貴族平民という立場の差のエピソードなどは興味深く、伝えたいことの取捨選択がしっかりしてて短いボリュームながらしっかりまとまっている好きな作品


バディミッション BOND

ニンテンドーコーエーテクモがバディを組んで送る超贅沢なアドベンチャーゲーム

タイトルの通り二人組の関係性がかなり重要キーワードになってくるが、あくまでバディなので男女問わず楽しめる王道ストーリー

舞台となるミカグラ島に住む市井の人々にもサブエピソードがいっぱいあって、モブキャラ活躍する展開が大好きな自分としてはそちらの方向も嬉しかった。

ヒーローを目指す主人公ルークに延々とずっと辛い展開が続くので、遊ぶ手が止まりかけるほどだったのだけど、バディのアーロンがそれを引っ張り上げる展開が熱くて沸る燃えるゲームだった。


幻想牢獄のカレイドスコープ

女の子万華鏡、といえば何をやっても良いと思ってるゲロカス美少女デスゲームもの

ふわふわした可愛い4人の美少女が、罵倒有り暴言有り暴力有り可愛げ無しのデスゲームに巻き込まれながら、剥き出しの人間性露出していく。

そんな残酷なデスゲームの間に、いかにもな可愛い萌え過去日常パートが挟まり、この落差の凄まじさが独自の味わいになっている。

罵倒シーンの声優さんの熱演も見所で特に茜屋日海夏さん演じる五条風華暴言下品すぎて、日常パートでの可愛さとの差が凄かった。


死印

ダンジョンRPGの老舗エクスペリエンスが送るホラーアドベンチャーで、怪異の噂をDRPGのような探索パートで調べてからRPGボス戦のような怪異との対決パートに挑む構成で、テキスト主体アドベンチャーゲームらしくない画面構成になっている。

とはいえ、要するにで言うと、事件の手がかりを見つける捜査パートと、容疑者を追い詰める尋問パートみたいなもので、怪異と言いながらも探索パートで手に入れた情報からフェアに対決パート選択肢を推理可能なように作られている。

RPGっぽいパラメーターの表現フレバーに過ぎず、テキストをしっかり読むことが大切なので、そういうゲームが苦手でも問題なく遊べた。

印人と呼ばれる仲間を連れて探索するのが特徴で、中年男性ながらかなり露骨ツンデレキャラ萌え真下悟さんが僕はお気に入り


普通

THREE-3つの記憶-

三つしか記憶を保持できない主人公自身恋人をなぜナイフで刺したのかを巡るサスペンスコマンド選択ADV

時系列未来から過去へ進んでいくため行き来する渋谷の街のモブキャラ達にも物語があり、当時の雰囲気を感じられる。

フラグ記憶出来るにも三つだけという設定をシステムに落とし込んでいるのが見どころ。

ただし、この試みが成功しているのかは若干疑問が残り面倒なだけだったかもしれない。


いづみ事件ファイルVol.1潮騒編

編集者美女としての自覚が強い木戸いづみが担当作家鏡月正宗から無茶振り事件捜査することになるコマンド選択ADV

物語としての起伏は少なく、ミステリというよりはクイズの趣きが強い。

美女自称するいづみの強引な聞き込みパート面白く、話がテンポよく進む。

携帯電話ゲームから移植だが背景絵のクオリティが高くあの当時に遊んでいたらまた違う感想があったかもしれない。


イヌワシ~うらぶれ探偵とお嬢様刑事の池袋事件ファイル~

うらぶれた探偵狗神エイジとお嬢様刑事鷲宮ヒナのバディもの

舞台池袋に住む市井の人々の協力を得ながら様々な事件解決しつつ、エイジの相棒でありヒナの兄が死んだ真相も追う縦筋の物語もある。

協力者の面々がかなり優秀な人が多く、主役の二人よりも探偵として優秀なのでは? と思ってしまう良い意味でのテンポの良さが楽しい

システム面では、よくわからないミニゲームや、頻繁に挟まる話に区切りがついているわけでもない暗転など、運営スマートフォンゲーム移植故のシステム的にしっくりこないところがあった。


神田アリスも推理スル

少女同士の恋愛を描きつつ、幾つかの日常の謎を解決する公称ジャンル百合ミステリ

ただ、ミステリ部分は少女同士の恋愛を際立たせるための背景のようなもので、あっさりと進んでいく。

その分、恋愛に関する描写はかなり多めでかつ濃厚なもので、恋と友情の差を自覚しつつ、はっきりと恋愛的な意味で好きになっていく過程が描かれていた。

それだけに短編連作で4つしかエピソードがないのは、良い意味で物足りなかった。


探偵・癸生川凌介事件譚 五月雨は鈍色の調べ

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第九弾。

白鷺に紅の羽の裏を描く、と言っても時系列人間関係のそれではなくて、モチーフ的なというか、表現が難しいやつだ。

癸生川シリーズを通しての、探偵は何のために事件解決するのかを端的に示した短編になっている。

テーマ性の塊みたいな剥き出しの作品なので好き嫌いは別れそうだけど、僕はかなり好きな方だ。


探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第八弾、元々はDS版の移植である

久々にスピンオフ短編マルチサイトではなく、いつメン達のいつもの構図。

ただ、ボリュームが多いのにいつもの構図をやるせいで、伊綱さんの推理がひっくり返るのが、少しもったいなさを感じてしまった。

あくまであのいつもの構図は短編や中編だから決まるもので、長編にはあまり向いていなかったかもしれない。


探偵・癸生川凌介事件譚 昏い匣の上

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第五弾。

ちょっと今まではとは毛色が違い、いつものレギュラーメンバの出番も控え目で雰囲気ホラー寄り。

とはいえ、我らが名探偵癸生川凌介が出てくるシーンは格好良く決まっている。

彼をなぜかホッとすると評するのは、なるほどな意見で、なかなか自己分析が出来ているセリフだと思った。


探偵・癸生川凌介事件譚 音成刑事の捜査メモ

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第七弾。

今作はちょっと箸休め的なスピンオフ短編で、正直ちょっと読みどころはあまりない。

可愛い可愛いゲーム一言で終わっても良いぐらい犬は可愛い

とはいえ、これだけ遊ばないのも勿体無いので通して遊べば良いと思うな。


探偵・癸生川凌介事件譚 死者の楽園

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第三弾。

三作目ともなると、いつメンのいつもの構図でいつものやつと簡単に評したくなっちゃうね。

とはいえシリーズを通しての縦筋なんかもで出して、探偵・癸生川凌介事件譚として好きになれる要素が増えていくキッカケも多い。

今作は割と聞き込みや証拠品集めから推理が多く、今までの突飛な発想の飛躍が求められるものじゃないのも特徴的かつ、以降はこれが主になっていく。


探偵・癸生川凌介事件譚 海楼館殺人事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第二弾。

前作の流れは踏襲しつつも、本格ミステリさながらの大胆なトリックが映える面白作品だった。

とはいえこの類の方向性はしっくりこなかったのか、これ以降はもう少し社会派だったり、テーマ性だったり、文章の書き方で読者に対して何かを隠蔽する類の方向性になっていく。

物理トリックの類はゲームだと映えるんだけど、携帯電話の容量の少なさを考えると難しかったんだろうなあ。


探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻想殺人事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズ第一弾。

名探偵癸生川凌介、その助手白鷺洲伊綱、彼らの事件ゲームにしている生王正生、いつもの面々のデビュー作。

伊綱さんと生王が捜査をしてそれらしき答えに辿り着くも、癸生川がどんでん返すいつもの構図は初見だと結構驚く。

携帯電話という限られた容量の中でしっかりとミステリをやろうとする気概が素晴らしい、


マルコと銀河竜

めちゃくちゃ豊富なスチル絵に軽快なBGM、そしてカートゥーン調のアニメーションハイスピード物語が展開していくSFもの

テキストを読むことが主体ゲームって落ち着いた作品が多く、議論をしたり腰を据えてお話を聞いたりが多いんだけど、この作品はとにかく主人公たちが走る! 動く! 飛ぶ! と終始忙しなく動いてばかりで色々な物語が手早く展開していく。

テーマソングの飢餓と宝玉はオープニングテーマでありながら、作品の全てを包括するような歌詞になっていて、クリア後に聞くとまた違った感想になる曲で大好き。

ただ、このスピード感故に細かい部分の整合性説明カットされているのは好みが分かれそうかな。


√Letter Last Answer

奇作としか言いようがない、実写のテキストアドベンチャー

とにかく全体を通じて奇妙な作品で、十数年ぶりに高校時代文通相手との手紙発見して、彼女に会いたくなりその地元島根に向かう。

こんな如何にもな青春振り返り系エモストーリーの導入だが、全くこんなストーリーではなく、罵倒悪口恫喝を繰り返す反社会的主人公に振り回される恐ろしいお話

ストーリーリアリティラインルートによって様々すぎて、突飛な展開が続くかと思いきや、現実的な着地を見せたりと、唯一無二な奇妙すぎる作品だった。


GOODBYE WORLD

インディーゲーム開発者女性二人の関係性を淡いドット絵の演技で描くナラティブアドベンチャー

全てを文章で語らず、キャラクタの演技で語るストーリーが見所でかなり細かい演技が丁寧に表現されている。

また、途中で挿入されるゲームボーイライクなパズルゲームが、レベルデザインでなにかを暗喩しており、キャラクタがなにを感じたのかを、台詞や演技だけでなく、このパズルゲームでも表現しているのが今作独自の特徴的な部分。

なかなかハード現実的な部分が多く、少し心に余裕がある時に遊んだ方が楽しめそうだ。


マリンエクスプレス殺人事件

修学旅行で水中を走る列車に乗り込んだ学生たちの中で起こる殺人事件お話

スペインインディーメーカー作品だが日本サブカルが大好きな人たちが作っているようで、そういうのが好きな人向けの小ネタがたんまり入っている。

とはいえジェンダー政治的な正しさ規定とした問題提起が挟まるなど、日本ではあまり見られないストーリーもあり独自の良さがあった。

殺人事件にまつわる解法も、トリックロジックなどのあれこれではなく、人間関係の妙に重きが置かれているのも、ある種のらしさなのだろうか。


デスカムトゥルー

奇妙なホテルの一室で目覚めた男性がいきなり殺人事件容疑者報道されるニュースを見るところが始まるホットスタートな実写ゲーム

短編ほどのボリュームながら、ゲームシステムを利用した演出や、繰り返しループする世界での面白コメディや、シリアスな男女の恋愛など色々な要素がみっちり詰まってる。

特にヒロインのサチムラアカネは、敵なのか味方なのか、頼れる強キャラなのか守るべき弱い子なのかが目まぐるしく変わる上に、扇状的なシーンも多く、演じている栗山千明さんの魅力が盛りだくさん。

取捨選択がしっかりしてる小粒ながらも好きな作品だ。


48作目以降はこちら

2023-07-30

アカデミアやめようと思う

日記です。

任期付きの研究者大学教員)をやっている。

博士号を取ったし、研究者になるメインルートとしてアカデミアを選択した。

最初ポスドクで、その後公募に出して今のポジションに就いた。

ポスドクの頃(400万)よりは年収が上がったし(500万)、研究費が付けばMacbookとか買える。

学会があれば海外に行く渡航費も出る。

これは結構まれていると思った。

学生にも、学位は取れば取るだけいいとか、あとで取り戻せるとか講釈したものだ。

ところが、どうもおかしい。

春に卒論を書かせて卒業した学生自分よりも羽振りが良い。

修士を修了した学生初任給自分よりもよっぽど高い。

気になって、企業年収とかを集めて載せているサービス登録してみた。

あなた年収は上位85%に位置しています。」

えっ、と思った。下から15%だと理解するのに時間がかかった。

別に自分がそんなに優秀だとは思わない。

ただ、博士号を取るだけのことはやったし(まあまあ大変なのだ)、深夜も休日仕事をしている(残業代はないけどね)。

それに、学生手取り足取り教えて、その学生企業に入っていくのだから

まあ、世の中の中央値程度はもらえているのかな、と勝手に思っていた。

上位85%って…これって学部卒も含めてか…?

安倍さん、世の中のお給料は上がっていたんですね。

(高い学位をもっている方が優秀とは限らないが、相応のコスト時間がかかるため、賃金には色をつけるべきと考えています資格を取ったらいくらプラスされる制度、ありますよね?)

なにより思ったのは、

研究費取ってくるより、転職したほうが使えるお金多いじゃん・・・

ということだ。しかも、大量の書類を添付しなくても、お給料でモノを買ったり旅行したりできるのだ。

よく考えたら、業務用の端末や出張費が出るの、当たり前だな・・・

私は日本人男性で、実家配偶者も太くない。

公募のたびに「女性外国人の枠しかない」と言われるし、

奨学金の残高もたんまりある。

思えば、アカデミアでやっていってる先生方、

なぜか「我々同じ高校なんです」という率が高かったり

パートナーが安定して高収入だったり

遺産副収入があったり

そういう方ばかりだった。

そう、アカデミアは今も昔も貴族のもの

大学教授が偉いのは、働かなくても良いようなやんごとなき方が、社会に貢献しようとしているかなのだ

というわけで、平民の私は一般企業の働き口を探そうと思います応援してください。

2023-07-28

anond:20230728001424

「古臭い田舎」は男という時点で格上だしなあ

まあでも古臭い田舎でも「地元の名士」なおうちだと奥さん専業主婦でそれがステータスだったりすんのよ

平民だったら働かない怠け者女扱いだけど

2023-07-10

SDGsはいい加減に富裕層を締め上げる方向に動けよ

なんで平民必死になって節制に務める方向に行ってんだよ。

金持ち共の家を取り囲んでアフリカ寄付するまでハンガーストライキでもすりゃいいだろ

無知のヴェールって要は親ガチャ

平民しか入っていないガチャと、貴族奴隷が混じってるガチャとなら、当然前者を引くよね。だから平等にしないとね」

 

という論だと思うけど、現実にはリスク選好で後者を引くやつも多そう

2023-06-30

育児の悩みは貴族の「ドレスが重くて肩凝るわ〜」と同レベル

私たち平民には理解のできない世界で色々と大変なのはわかるけど

私たちにはその着る服すらないんですが…」としか思えない

すまんな

anond:20230630083119

ケチから貯まんだよ。楽天経済圏で回すとポイント20%超えるって知らんだろ。これが金持ち平民の差ね

2023-06-29

子持ちは自分自身がSSRであることを自覚した方がいいと思う

子供どころか、結婚できる人の方が少なくなってきてる昨今。

コミュ障とか金がないとか出会いがないとか、結婚を妨げる要素はいろいろあるけど、それを潜り抜けて、

しか子宝にも恵まれたっていう、令和の現在、子持ちはレア存在なんだよ

SSR同士で愚痴ったりしてる分にはいいと思うんだけど

コモン含む大衆に対して愚痴るのをもうやめた方がいいと思う。

貴族が「みんな貴族の苦しさ理解してほしい!配慮して!」ならまだしも「理解しろ配慮しろ!」とか言い出したら平民、貧民はキレてもしかたないよ。

最近ベビーカーやらママチャリやらの事件も、そういう不満の表出だと思ってる。

落伍ものとしてひっそり生きてるのに、どんどん要求してきて…我慢限界なんだよ。

2023-06-28

平民を徹底無視しても許される裁判所という独裁者がね

ある種の弁護士は何も書けないし客に名前貸してるだけだよね

2023-06-23

極東の地まで名前が売れた年寄り冒険者にとってはタイタニック自殺するのに最適なロケーションだったな

19才のパキスタンジュニアはご愁傷さま

安倍晋三みたいになって平民を苦しめる前に死ねたと成仏してほしい

anond:20230623111640

増田に勧めてもらった下記おすすめだぞ

自分SSS級だと思い込んでいるC級魔術学生 

https://anond.hatelabo.jp/20230330081825#

 

ワイが好きなのは

2023-06-13

大学教員だが、今後、LGBTは基礎疾患持ち・コロナ後遺症患者を憎むように仕向けられると思う

大学教員博士号持ってる。

マスク着用を求める基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者は、政府にとって都合が悪い存在になってしまった。コロナから経済復興しようとしているのに、存在自体が健常者に不安感を与える、生まれながらにして悪い存在、それが基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者、という事になると思う。事実上、基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者に対する配慮など必要いかのようにふるまっている千葉県知事みたいに、基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者は邪険にされて、経済の敵、存在自体不景気元凶で、こういう人間いるか社会が悪くなるんだと言われるようになると思う。

歴史上、権力者が、反抗されないように民を支配したいときに時に使う手は、国を問わず大体決まっている。民をいがみ合わせることだ。日本士農工商の下に「えた・ひにん」の身分を作って、抑圧された平民の怒りが、支配階級に向かってこないようにした。現代では、1994年ルワンダ虐殺がそれだ。もともと、ほとんど差がなかった民族を、宗主国だったベルギーツチ族フツ族の2つに分け、互いにいがみ合わせて、民の怒りがベルギーにあがってこないようにした。

ついこないだ、G7が行われた。G7日本以外の国ではLGBT結婚権利が、ここ数十年ぐらいで認められるようになった。女性選挙権が認められるようになった時代と同じような変化が先進国で起きている。

が、日本では、超高齢化結婚する人自体が減少していることから、票にならないので政治的な優先度は低く、LGBT結婚が許されるのは数十年後になるのではないか。一方、機械翻訳と国際化により、LGBTであることを理由差別する言説は、だんだん許されなくなっていき、企業にはコメントなどに含まれLGBTへの差別発言自動発見して削除するAIなどを導入する事が普通になるだろう。

するとどうなるか?要するに、日本政治的にはLGBTが認めるような権利を長期に認められない中、企業の方が先にLGBT権利を強く認める方向に転向していくだろう。当然、LGBT層にはフラストレーションがたまり政治的にもちゃんとした権利LGBTによこせ、と主張するようになる。

フラストレーションのたまったLGBT層の怒りが政府に向かわないようにするため、政府は何を考えるか…LGBT層と非LGBT層の間に共通する事は何かを考えれば、それは大多数が身体的には健常であることだ。基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者は、今後、社会が徐々に感染対策を緩めるのに反対し、健常者にとってマスク着用を強制する厄介な存在になるだろう。

そこで、LGBT層の怒りをしずめ、非LGBTである人間LGBTの仲間であることを強調するために、政府は基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者を目の敵にして、彼らがいかに厄介な社会の敵であるかをメディアを使って喧伝するようにするだろう。LGBTでも健常な人間は誠実に働き、社会迷惑をかけずにマスクを外して気持ちよく働いている。一方、基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者は、政府から医療費をぶんどり、経済悪化させる社会の敵であるように喧伝される。特に高齢者ではない基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者は、コロナ禍前の生活保護受給者のような扱いをメディアで受け、恥ずかしい人間である攻撃されるようになるだろう。

そうやって、LGBT層に対する怒りを、よりマイノリティである基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者に向かうように仕向けて民をいがみ合わせ、根本的なLGBT結婚問題は一切進まない・進めないようにハンドリングされるのではないか自分はそう思っている。

詰まる所、いつの時代も、政府が民を統治する簡単方法は、民をいがみ合わせて怒りが政府に向かわないようにする事だから、今回も同じようになると思う。

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