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スパコン富岳の世界一 起点は「2位じゃだめですか」|NIKKEI STYLE
日本のスパコン開発の、ターニングポイントになったのが2009年に行われた「事業仕分け」だ。蓮舫参議院議員による「2位じゃだめなんでしょうか」の名セリフは、多くの人がご存じだろう。
当時の民主党が科学技術への理解がなかったことの象徴のように捉えられているこの発言だが、実際にはそういったものではなかった。
理化学研究所(理研)が中心となり、NEC、日立製作所、富士通が共同開発していたが、事業仕分けの半年前にNECと日立が開発から離脱していた。リーマン・ショックの影響による業績悪化が表向きの理由だが、両社が担当していた「ベクトル部」の性能が上がっていないということも背景にあった。
さらには米国での次世代スパコンの開発状況や、急上昇していた中国の状況から見ても、世界一を取るのは厳しいと思われたのだ。
蓮舫議員の発言は1位を取れなかったときに、このプロジェクトの意義がどこにあるのかを聞こうとしたものだった。1位でなくても企業が利用しやすいものであれば役に立つのではないかと、むしろ助け舟を出していた。
結局、政治的判断で予算は復活し、残った富士通と理研が開発した京は世界一になったが、蓮舫発言は、富岳の開発にも影響を与えている。
一つには「世界一」を目標としなかったこと。もう一つは使いやすさや、アプリケーション開発を重視したことだ。
富岳の開発目標に「世界一」という言葉は入っていない。「京の100倍」という性能目標はあるが、ランキングを決めるベンチマークテストでの100倍ではなく、実アプリケーションでの性能が100倍という目標である。
ごくごく稀にうまく言ったやつを持ち上げておいて、そいつらこそが素晴らしい。真似ろと言って。
実際に道の途中にいるやつや、途中で失敗したやつに石を投げる。だって能無しのくせに素晴らしい起業やイノベーションの道を歩んだのだから!。
それはそれは素晴らしいものしかない世の中になることでしょう!!!!
そんなの生まれない?アホをおだてればいいんだ!起業教育だ!一歩歩みだせば必ずうまくいくかですか。
川にかわいそうな人間を大量に叩き落とせばイノベーションが生まれるですか!
本当に日本は腐ってるね。
理研の雇い止めの労働団体だとか、仙人計画で叩かれた服部先生や、科学不正の一方で大学の構造問題に取り組んでる榎木先生に御高説を述べたら、、、と思うが、彼らのじゃまになるような愚劣な存在はまず黙ってるのが良かろう。
イノベーションやってるすごい人ーなんてのは昔からいくらでもあったのに、子供のイノベーションがバズったのは子どもたちが攻撃されてるからなんて話がついたからか。
外野がどう思おうが正直どうだっていいし、振り切るぐらいで当然だが。
しかし、時間も金も与えずにそのくせしばき倒すのは盛んなのはどうしようもない。理研の雇い止めとか、大学ファンドに対して、儲けを必ずしも前提とせず幅広くなんて声がここしばらく強かったからな。
それに対して「子供のイノベーションが壊されてる」っていう演技を作ったのか。本当のイノベーションの敵はふわふわ思いついたネタがすぐGAFAになるんだ!そうなる餌をくれ!餌となったのなら俺にゴミクズみたいに扱わせろって腐った連中なんだが。
なんか理研で600人退職とかで「技術力の低下がーーー」とか言ってるの理解できん
研究所と名の付く場所で本当に研究してる人なんて本当の本当に一握りで
面白そうだからビジネス化しようとしたらなんだかんだ理由つけて断ってくるし
面倒ごとは嫌で自分の好きな内容だけやって給料貰えて自己肯定感が得られればそれでいいような人ばっか
大学も似たようなもんだけど一応は教育機関だから優秀な学生を輩出してる分には好きなことやってていいんじゃないの?という気はしてる
(教育のイロハを体系立って教わったことが無い人達ばかりなので教育できてるか怪しいもんだけど)
日本の産業が付加価値を付けられなくなったのは研究力の低下じゃなくて開発力の低下だからな
開発力の低下はITリテラシの低下がウェイトとしては大きいんだよ
企業の人間も教育に関しては素人の集まりだからまともな教育なんて出来ないし
そんで2000万とか3000万とかの年収渡したら山ほど税金で取られるし補助金関係全部なくなるし組合には反発されるっていう、終わってる国なんですよ
なので結果的には無能を大量に抱え込んで安い給料の代わりにたいした成果も求めないっていう状態になってる
そんな状態の人員をクビ切っても技術力は低下しません(もともと低いだけだけど)
浮いたお金でベンチャーキャピタルやって5年とかの長期投資した方がよっぽど健全だわ
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad284e4bc778d27fa7469e0bdb92c2052353c6c6/comments
2022年の時点で、海外の研究所にも行けない無能な研究員ばかりが残っている理研で、
これ以上雇用を続けても、何の成果も生み出せないだろう。
日本の理系がおかれている研究環境がやばい。これは当事者の困っている人々ではなく、外部の有識者でもなく、隣人たる文系博士予備軍からの心からの叫びである。
自分はこの春、国から月15万の生活費と年間数十万の研究費を支給された文系後期博士課程である。
(ここから次の()までは心の赴くまま書いた日記なので読まなくて問題ない。)
恥ずかしながら研究費というものを貰うのは初めてなので、あの専門書買っちゃおうかな、アドビ―サブスク契約は規約的に大丈夫だろうか?などとウキウキであった。当初に申請した金は二万弱。大学が募集期間を10日間しかもうけてくれない異常事態だったので、必死で捻りだしたいま必要な専門書を買う為のお金である。担当教授にはもっと交通費とか機材代とか申請すればよかったのにと言われたが、必須でないものを買うのは気が引けたし、正直通るとは思っていなかったのもあった設定であった。
運よく選考を通過し、晴れて生活が楽になる!と生活費支給に喜んだのもつかの間、なんと研究費二十万近く以上増えていた。どうも、申請した金額のほかに基盤研究費というものを貰えるらしい。うれしいが、正直使う当てがない。しかし事務によれば、使い切らないと怒られるし来年から後輩が予算を減らされて困るのだという。とりあえず、何が有意義に使おうと教授に相談したところ、タブレットでも買えば?とのことだ。いやいや私がパソコンで使うのは検索とワードエクセルパワポ位であり、タブレットは必要ない。さらに言えばパソコンだってまだ使えるので必要ない、事務に怒られますよ、といえばそんなの誰も気にしないよ、とのこと。担当教授いわく、大学では「とりあえず買ったパソコンやタブレットを積む教授」が常態化しえいるそうだ。そして、それはなにも教授特権ではなく、学生も当たり前にしていることだという。それはをきいた時は、研究費というものの実態に目が回った。結局、コピー紙やインク等を管理できる量だけ買って、あとは英訳した論文の校正費用にあてることにした。
(ここまで日記)
少なくとも私がいる文系学部の教授は、年度末になると「研究費を使い切らねばならない」という命題の為に、生協に走るのが恒例行事だという。そこで売られている、業者おすすめの最新パソコンを買う為に。
とよくネットで叩かれている、性能が落ちる割に重くてごつく、壊しやすい大学生の為の無料修理保証つきでも高いといわれるアレである。
会議の時、同じ生協のパソコンがずらりと並び苦笑いすることもしばしばだという。
ミーハーではない、ガジェットオタクでもない、転売ヤーですらない。その証拠に、すぐ飽きたとさえいえない、教授たちの部屋には開封すらしていない、そもそも買う時もスペック確認されていないパソコンが積んである。
うちが特殊なのかと他大の教授たちに軽くきいたところ、研究室に埋もれる生協パソコンの群れはあるあるだと笑っていた。それもこれも、文系も理系も平等に研究が配られ、使い道もしっかりと精査されないからだ。
理系がお金がなくて仕方ない時に、同じ大学の中でこんなことが起きているのだ。もちろん文系だってお金がいくらあっても足りない研究は沢山あり、有意義に使われている事例もたくさんある。
国が金を出せという主張はある意味では正しいが、無い袖は振れないというのがあるのも正しいだろう。
金が研究費に流れないってのは、産業利用につながらないというのがある。
単一要因ではなく、複数の理由が絡み合っているのだと推測する。
仮説の1つとして、メディアや日本に住む人の関心がないことが挙げられるのではないだろうか。
Webに移行してきたが、アクセス数が稼げない記事は価値が少ないのが1つ。
難しい話をしても誰も読まないというのもあるだろう。
毎日世界のどこかで起こっているセンセーショナルな出来事を提携している海外メディアやSNSから探してくる方が楽なのだ。
日常的に伝えられないので、それをウォッチし、活用する方法がないかを考える人がいない。
(例えばGAFAからどう守るか、利用するかばかりだ。どうやったらなれるかについてはビジネスモデルが違うのでなれない)
そもそも国内に詳しいというのはステータスにならない。海外製品をどれだけ持っているかがステータスだ。
理化学研究所や神戸大などのチームは2日、理研のスーパーコンピューター「 富岳ふがく 」による新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」のリスクの計算結果を発表した。マスクを着用しても、50センチ以内の近距離で会話すると、感染の確率が高まることがわかったといい、接触時間の短縮などを呼びかけている。
マスクを着用した感染者と室内で15分間、1メートル以上離れて会話すれば感染確率はほぼゼロだったのに対し、距離が50センチだと1時間で10%程度となった。一方、マスクを着用していない感染者と1メートルの間隔で15分間会話した場合の感染確率は約60%で、50センチ以内ならほぼ100%に達した。
イベントで隣の座席に座った人と会話したケースも想定。1時間話した場合は、感染者がマスクをしていても隣の人に感染させる確率は40%だった。
マスクしても「50センチ以内の会話」で感染リスク…「富岳」でオミクロン分析 : 科学・IT : ニュース : 読売新聞オンライン
富岳を作ったITベンダーの子会社のくせに、密閉された教室に集めてアクリル板もなしに (講師の前にだけあり) 島型の机でディスカッションさせる研修会社さぁ...。
https://www.knowledgewing.com/kw/news/2020/img/acrylic%20plate.jpg
呼吸から出る、飛沫(ひまつ)よりも小さな粒子はマスクをどのくらい通り抜けているのか。理化学研究所の研究チームが、マスクを通過する粒子の大きさと数を測る実験をしたところ、素材によって結果に大きな違いが出た。
新型コロナウイルスは、せきやくしゃみなどで出る飛沫や、おおむね5マイクロメートル(0・005ミリ)より小さな水滴が空気中にただよった状態のもの(エアロゾル)を吸い込むことで感染すると考えられている。
マスクが重要なのは、ウイルスを含む飛沫やエアロゾルを広げたり、吸い込んだりするのを防げるからだ。マスクがどのくらい小さな粒子まで防げるかを調べたものとしては、スーパーコンピューター「富岳」のシミュレーションが知られる。ただ、あくまで計算上のもので、実物のマスクがどのくらいの性能なのかを比べた研究は少ない。
理化学研究所光量子工学研究センターのチームは、微細な水滴をつくる噴霧器と微粒子カウンター(計測器)を組み合わせた装置で、マスクの種類によってどのくらい小さな粒子まで防げるのかを比べた。
噴霧器でつくった微小な水滴をウイルスが含まれた粒子にみたてて、プラスチック製のケースに充満させた。ケースには10センチ四方ほどの穴があけられている。この穴を、さまざまな素材のマスクのフィルター部分の生地で、隙間ができないように塞ぎ、その先にある微粒子カウンターで、マスクの生地を通り抜けた粒子の大きさや数を計測した。マスクはウレタン製(2種類)、医療用マスク(2種類)、不織布、布製の計6種類を試した。最も性能がよいのは医療用マスクで、0・5~5マイクロの粒子をほとんど通過させなかった。さらに小さな0・3マイクロ以下の粒子についても、通過する量は約1千分の1に減っていた。不織布や布製マスクもほぼ同様の性能を示した。
一方で、ウレタン製のうち一つでは、生地を通過する5マイクロの粒子数を約10分の1に、2.5マイクロの粒子数を約半分にできたものの、それよりも小さな粒子はほとんど防げなかった。もう一つのウレタン製は、通過する小さな粒子を数百分の1ほどに減らしていたが、不織布ほどの性能ではなかった。
新変異株で重要なマスクは? マスク抜ける飛沫、理研が数える実験 [オミクロン株] [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
みんな大好き、「エビデンス」だよー。