発達障害の二次障害(鬱、セルフネグレクト、依存症)で入院中の兄の代わりに生活保護相談に行った。
他県からわざわざ窓口に来るだけでとても労わってもらえて心が楽になるような、こんな家族を持って申し訳なくなるようなモヤモヤした気持ちでいっぱいになる。
予想はしてたが家族は養えないですか?と聞かれた。申し訳ないが、ここ数年で兄のために500万以上使ってるし、これまで養ってた家族は老後の資金を使ってしまっている。
そして私は老後の資金の補填に食料送ったり、ボーナスやらなんやら理由をつけてお金を渡している状態のため難しい。(本人たちが素直に受け取らないため)
そのため生活保護を頼るようにケースワーカーから言われて役所に相談に行ったが、終始私は何してるんだろうという気持ちだった。
兄に働かないならホームレスになってもらうしかないと強めに叱ったら自殺未遂をして強制入院になった経緯があるのでそのまま野に放つわけにもいかず、とはいえ養うこともできないので、病院に指示されるまま2時間かけて役所に行き、人様のお金を使わせてもらう相談をする。申し訳ない気持ちしかない。
現状鬱やら依存症にやらなっているが、そもそも兄の発達障害は軽度の部類。適切な仕事を選べば働けるのに病気を理由に働かなかった。
以前働いてた仕事は「〇〇が頭おかしいから鬱になった」「勤務内容が求人通りじゃない(途中で部署異動になっただけ)」と文句言って辞めてる。
自分の知っている社会的なルールに沿ってないと感じると過剰に攻撃するタイプだったらしい。
次の仕事は事務がいい、それなりに給与が必要だから吟味して探してるとか言い訳してたが、厳しく叱ると「俺は精神病だ」と病気を盾にしてた。
精神科から処方された薬を飲みすぎて目の焦点が合わず、イラついている兄が恐ろしく、加害されないように強く言えない時期が数年あったのも良くなかった。でも、運動不足とはいえまだ30代前半の男性に勝てるようなスペックの人間は我が家にはいなかった。自殺未遂して強制入院にならなかったら、今も怯えていただろうと思うとゾッとする。あの時、勇気を出して叱って良かったと思う。
本当にこんなやつが貰うための金ではないんだよなあ、と思いつつ、兄が自分で役所の処理をすることもできない(叱られることが嫌いで税金未払い等の負目でいけない)ため完全に社会と断ち切られてしまって無敵の人にならいよう、病院の言うとおりにやっている。
仕事調節して、朝5時に起きて電車に揺られて役所行って、家に帰る時間もなく役所の近くのコワーキングスペースで仕事を始める。本当に何をしているんだろうか私は。
兄が無敵の人になってしまって万が一事件を起こしたら私が社会的に死ぬので退院して適切な施設に引き渡すまではと思って頑張っているが、私の社会的信用を人質にされている感覚がして辛い。
どうしてこうなってしまったのか。役所の人たちが親身に話を聞いてくれる度に申し訳ない。兄がひっそりと滅びてくれないだろうか。