はてなキーワード: ケアとは
シェンゲン協定ってのは労働者の域内移動の自由を保証するわけなんだけど、この協定に従って、労働者がたとえば出身地への愛情とか所有する家とかの諸条件を一旦無視して、経済的合理性だけで移動した場合、労働者の能力のレーティングに従ってEU域内の豊かな場所から順にアサインされることになるよね。つまりそれは能力の高い人が豊かな場所に住むって意味だ。
このモデルを思考実験で追いかけると、フランスはEU域内において、ドイツに次ぐ富裕国なわけだから、(適当な過程の数字だけど)EU全域統計における能力偏差値56〜53くらいの労働者が集まって住むことになる。もともとフランス国内にいた労働者のうち偏差値57以上の人はドイツに行くだろうし、53未満のひとは新しくやってくるボリュームゾーンの労働者に職を奪われて、それぞれの偏差値にふさわしい国や地域に移動して労働することになるだろう。これがシェンゲン協定の実態だよね。それがこの10年で明らかになったのが今の光景じゃないかな。
つまり「労働者の移動の自由を保証する」協定は、自由が自由競争に連結されている以上、能力主義によって追い出されて職場を選べないという「住居の自由を保証しない」協定になりうる。
もちろん上記のモデルは仮定のものなので色々要素が抜けている。政府は他の様々な政策(福祉や就業支援や移民政策)を通じてこのモデルに手を加え制御しようとするし、生まれ育った地域に対する愛情とかすでに持ってる不動産とか親戚づきあいとか、人口移動(あるいは不動)に対する影響変数はほかにもたくさんある。
フランスは域内では裕福な場所で、それはつまり目指すインセンティブが高い国家という意味だ。この国家の魅力を偏差値的に表現すると55だとしよう。このフランスで、55未満の市民に対する福祉的な政策をしてしまうと、シェンゲン協定は、EU域内から55未満の移民をかき集めてしまう。豊かな国なのに比較的納税額が少ない人をケアすれば、周辺国家から見て弱者をすてる老人ホームになってしまうということだ。これはつまり、フランスにはフランス市民にたいして手厚く福祉をする政策自由度がないことを意味する。
もちろん様々な工夫の余地はある。国籍を取って50年以上たった市民のみが福祉を受けられるとか。でもそれってたぶん欧州委員会に殴られるわけで、もっと細かく様々な方法で差別化するしかない。公務員として古いフランス市民を雇用して慰撫するとか。なんにせよ、EUがない国家に比べて政策の自由度がすごく低いということは理解すべきだ(日本での報道とかコメント見てると、このあたりを蹴飛ばしててすごく不公正な感じする)。
フランスがフランスの豊かさと文化を守るためには、そしてEU内での地位を守るためには、「フランスは金持ち向けの国家であり今後そうする」っていうデザインを取らなきゃならない。その意味でマクロンはその方針に対して忠実ではあったんだよ。でもその方針って「今すでにフランスに居る基準以下の労働者(先程の表現で言えば偏差値55以下の市民)は移動の自由に従って国外へ放出する」ことも意味してて、それがフランス市民には我慢ならなかった。
フランスの庶民や貧困層はフランス国民としてフランスで裕福になる権利があるってリベラルの人は言うかもしれないけれど、でもEU域内での庶民や貧困層(あきらかにフランスの庶民や貧困層より更に貧しい)は、フランスを含むEU域内の自由な場所で、EUの平均程度に豊かになる自由と権利があるわけだ。それはむしろリベラルの人がEU建設時に熱心に主張してた自由と権利なわけだよね。
こないだ金玉とダイバーシティの話が増田で述べられていて、もとの金玉の話はまぁ作り話だとは思うけど、ダイバーシティってそういう側面もあるよなって感じだった。
で、現実の話として煽り魔の石橋容疑者ってまさにダイバーシティの典型だと思う。
あれは個人の悪意とかで裁断できるものではなくて、おそらく遺伝的な脳要因に加えて環境要因によるものであって、おそらくほぼ全員が同じ遺伝子同じ環境に生まれたらあーなっていただろう。
最近仕事をできないやつや共同生活をこなせない一昔前なら困ったちゃん扱いされてたやつもADHDなーんていって社会で受け入れるようになってきた。
石橋容疑者みたいなのも適当にカテゴリーを作って社会で受け入れ、彼の問題行動を未然に防ぐべく社会がケアするべきではないだろうか?
29歳女です。3年付き合った男と別れてもうすぐ半年。夏が来る前に別れ、数年ぶりに夏休みを同性友人とすごし、久しぶりにブランクの週末が続き、感じたことは淋しさより解放感だった。
もうあいつのことでヤキモキしなくて済むんだ。連絡の返信がまる一日たっても返ってこなくてイライラしたり、もしかしてあの言い方で傷つけちゃったのかな?と心配したり、わたしの好きちゃんと伝わってないのかな?って不安になったりしなくていい。
楽だ。あいつは癒しでもあったが心労の種でもあったのだと別れて気付いた。
1人で好きに過ごせる。ボディのケアも多少サボれる。お部屋の掃除もゴミ出しも週1回でいいや。ちょっとくらい食べ過ぎてもいいや。結構太った。
そうこうしてると半年なんてあっつうまだった。
友人らは、意外と気を落としてない私に対してびっくりしていたくらいだった。
最近は仕事が終わると毎晩、以前よりだいぶだらしなくなった部屋でだらしない身体を横たえてポケットモンスターレッツゴーイーブイをやっている。
これはこれで楽しいけど。
やっぱり恋人がほしいッ
なんかやったらめったら鼻について気になってイライラしてしまう。
どう考えてもそんな致命的な出来事ではないのに。
小さなことにすごくイライラしてしまって気持ちを持て余してしまう。
いままではイライラをこんなにため込んだことはなかった。
違いは明白だ。恋人の有無。
そういえばいままではやるせないことがあるとすぐ恋人とアポを取り恋人としゃべったりスキンシップしたりしてソウルジェムを浄化していた。
これじゃまずい。
やっぱり恋人がほしいッ
イーブイを画面越しにいくら撫でまわしても濁ったソウルジェムは浄化されない。
もう恋に恋する歳じゃないけど数千年ぶりに恋人がほしいモードだ!
異性として愛でる対象がほしいッ
恋人がほしいッ
「虐待はダメ」、当たり前ですよ。じゃあ現状虐待してるかもしれない人に「お母さんなんだからしっかりしなさい」と説教することにどれだけの意味があるんだろう。子供に手を上げる原因を考えて取り除く手助けをしてほしい。せめて追い詰めないでほしい。— えり (@yasumilk0923) 2018年11月25日
権力勾配で言えば親が圧倒的優位な状況で
強者が弱者に暴力を向けるのを「仕方ない」って風潮にすんのやめろや
「つらくて我慢できなくて弱者に暴力しちゃうからちゃんと加害者のケアをして!」
なんてキチガイの主張やん
https://www.e-aidem.com/ch/listen/entry/listen_event2018
この文はレポートではなく単なる個人的な独り言で特に得るものもないよと先に書いとく。ほんとただの愚痴だしぐちゃぐちゃのメモです。
犬山紙子氏のことは、読んだことないけど『負け美女』を書いた人で、オモコロか何かで自宅の粗探しされてて、ネタに振り切れた知能派美人なんだろうなー、くらいの認識しかなかった。鳥居みゆきみたいな。
このイベントには、職業柄と個人的な趣味が重なって行った。あとりっすんというメディアや、このイベントで何を狙ってるのかに興味があったのもあり(記事化+試行錯誤という印象だった)。
全然期待してなかった部分で大きな収穫があった。
それが犬山氏。当たり前かもしれないけど可愛かった。だいたいいつも明るく笑ってた。
私の最近の悩みは、夫に優しくできないことだった。おこがましいが犬山・劔夫妻と私と夫は構成が似ている。妻のほうが稼ぐし性格がキツく効率重視、夫の方がのんびり優しくて情緒を重んじる。家事育児ができて優しいところが好きで結婚した。主夫になってほしいと私もずっと考えている。
しかし今となっては価値観が違いすぎてイライラし、会社でも仕事できないであろうことがありありとわかる夫。給与でもわかる。なんでこんな人と一緒になったんだろうとまぁここには更に書きづらい罵倒を内心でして、たまには攻撃もし、いろんな意味の後悔や自己嫌悪に陥る。
で、犬山氏の夫への向き合い方は私とは全然違った。もちろん劔氏と凡人の我が夫を一緒にすんなってのはあるだろうけど、犬山氏にとっての劔氏お私にとっての夫という意味ではそんなに違わないだろうという意味で書かせてもらおう。
犬山氏本人も言ってたけど過去に失敗や葛藤が色々あったと思う。モラハラ女って言葉も出てた。わざわざ書きたくないけど共感しかなかった。優しい男とモラハラ女。自分が男だったら世間的に見て最低な奴だなぁって何度も思った。フェミとかそーゆーことじゃなくて、古風な社会では一般的には夫に経済力や体力があって、妻は外で働く夫を支える。モラハラやDVが夫→妻パターンが多かったり、世間のジェンダー問題の流れを身をもって体現してるというか。私は性格が悪すぎるからこうなってるけど、女だからこの程度の見え方で済んでる節がある。何言ってんのて感じだけど、自分の立場的に実感するものがあるんだよ。
犬山氏は行くとこまで行って考え抜いたから今があるんだろうなーと。とにかく、一人で趣旨と違うところでずっと感銘を受けてて、なんなら泣きそうになっていた。
具体的にどこがどうなんだっていうのはだいたいこのインタビューと同じだったので貼っておく。
https://woman.mynavi.jp/article/181015-5/
カウンセリングってどういうとこなんだろうなぁ。質問したかったけど時間がなかった。どうググれば適切なサービスが出てくるのかしら。
犬山氏の印象的だった言葉。夫婦はありのままでは離婚するし人間はケアしなければ鬱になる、それが当たり前。
分かってるようで日々の家事育児仕事のバタバタで忘れるし覚えててもどうでもよくなりそうになってしまう。帰り道に優しくしなきゃと思いながら、家に着いて目の前にするとイライラしてあたってしまう。いつも、今日こそは優しくしなきゃって思ってるはずなんだけど。この連休、金曜も土曜も険悪な雰囲気だった。私たちほんと合わないよねって話もお互いにした。
日曜である昨日の夜、犬山氏の話を思い出したりしながらお風呂に入ってたら、先に寝る前の夫が来て、今日はありがとうって言ってきた。気を遣って合わせてくれてたでしょ?って。今日は雰囲気良くしようとしてくれてたよねって。
実際は私はそこまで頑張ってなかった。むしろ、夫の機嫌がよくて過ごしやすいなぁ、今日は明るいなぁって思ってた。だから変に気を張らなかったし、割とリラックスして対応してた。そういうのってほんとお互い様なんだね、これからもうまくやってけたらいいよねって言って安らかに寝た。