はてなキーワード: 人事部とは
https://sisidovski.hatenablog.com/entry/2018/12/09/191500 を読んだ。
新聞社はもとより旧来型メディアに特有の人事について理解をしておかないと、この退職エントリに関する事情を深く理解することはできない。メディア業界の置かれている環境とエンジニアの役割を正しく認識し、できるだけフェアな視点を保ち、注意深い筆致で書かれているが、やはりキーとなる一文がこれ。
「人事異動に透明性と納得感があれば、あるいは会社を離れずに済んだかもしれない。」
先日のNTT武蔵野通研の退職エントリとは似て非なるもので、結果としてGAFAに行ってしまったのは一緒だが、給与面から見通せてしまう先々の人生設計に絶望したというわけでもなければ(日経の給与は一般産業界平均で見ても高め)、プアな社内環境に絶望したというわけでもない。
旧来型メディアの人事は、編集局や報道局といった記者中心の組織に行われている。記者出身者を頂点に、会社の組織ピラミッドを構成している。人事部の社員よりも、編集局デスクや部長の方が権限が強いのもしばしばだ。日経の場合でいえば、総務局人事部より、編集局の方が権限が強い。編集局のお偉方の鶴の一声で、人事異動が通ったり通らなかったりする。編集局内にその論理が閉じていればそれでもいいのだが、他の局にも影響力を持っていることすらある。このあたりは『週刊ダイヤモンド』10月27日号の特集「メディアの新序列」に詳しい。
そうした状況の中、紙を中心に考えてきた記者あがりの上長や、上記のような異常な風習を是としてきた組織体制が、エンジニア、デジタル系の人材(特に中途採用)の業績を正しく評価し、キャリアパスを考えていくなどできるはずもない。旧来型メディア企業の、年次至上主義、年功序列人事の中で彼らをどう位置づけるか。日経に関しては電子版がはじまった当時から何も決まっていない。
おそらく彼は、日経の歴史をあまり知らないのだろう。成功事例になりうるビジネスが認識されると、編集局から落下傘的に「偉い人」がやってきて、その手柄をせしめるということが繰り返されてきたのだが、電子版でもそれがあったというだけだ。かつて電子版を立ち上げる準備段階でも、ここままいけば成功というのが見えてきたタイミングで急遽編集から人が降ってきた。また立ち上げ後も、電子版をリードしてきた人たちが急に子会社に飛ばされ、執行役員から外されることもあった。電子版が単月黒字になることが見えてからは、対外的な広報活動に精を出して活躍してきた人に対し、編集にもっと金を出せという圧力をかけると共に、突如なんとか長という謎の中間的上長を上にかぶせて冷や飯を食わせている。
そうした人事に抗う人に対しては、懲罰や解雇も恒常的に行われている。たとえばGoogleのサービスは便利だし、今どきのエンジニアなら必ず使いたがるものだが、いちいち「クラウド利用申請」なるものを出さなければならず、それに違反すると譴責や減給なども行われる。中にはデジタルなのに労働組合に所属していたから目をつけられ職場を追われた人もいる(裁判になっているようだ)。また、退職エントリを書いた彼も席を並べていた時期があると思うが、不正アクセス禁止法などの罪に問われた社員もいた。会社の姿勢に抗議する意味で社員約3千人分の賃金データなどを外部に漏洩させた社員もいた。
双方の言い分を聞かなければ本当のところの事情はわからないが(中には明確に犯罪もある)、彼はそうした組織に身を置き続けるリスクを実感として感じていたのではないか。優秀なエンジニアだから日本企業を捨ててGAFAへ、というのは一面的な見方でしかない。
はっきり言って自分が悪いのだが。
私は仕事が嫌なわけじゃないけれど、本当に定時よりちょっとでも長く働くと次の日に引きずる。
そうなると体調を維持できなくなってむしろパフォーマンスが落ちる。
残業はできません。しないのじゃなくてできません。
と採用のときに人事の人に言ってその条件でOKだと言って転職したのだ。
でも、最初からこのことについて、定形のもの以外に契約書を作っておくべきだった。
2ヶ月前に、私が採用されたときに面接をしてくれた人事の人がいなくなった。
新しい部署では最初の約束がなかったかのように残業が当たり前のようにある。
自分の方から言っても今の部長は「そんな話は聞いたことがない。残業なしは甘え」みたいなことを言う。
それでも最初は無視して帰ってたけどそしたらあれこれ細かい作業を押し付けるようになってきた。
必要があるから残業をさせるですらなく、残業をさせるために作業を割り振るような形になってきている。
人事に言っても、それは前の人事部長との約束であり、会社としてのきまりではないなどという。
さすがにキレそうだ。
来週からは無理やり残業させられた場合、その状況とその日にした作業を記録した上で有給を取るようにしようと思う。
それで文句言うならもうやめる。
私も診察で撤退戦で同じような残業時間で病んでしまい、傷病休暇貰って異動させてもらいました。
私の場合は同時期に同じ部署の女性社員がほぼ全滅状態になった(7人しかいないのに、生き残ったのは2名のみ)のと、身体が全身発疹だらけになって、体のサインがすごかったので諦めがついて、休暇を取ることにしたのですか、やはり休むか辞めるかのどちらしかないと思います。
私の後、その部署は体力自慢だったり、神経が太いことで定評がある人、基本的には経験者の男性しか配属されなくなり、その後は退職、休職者は激減しました。
十年ぐらい前だけど、博士課程を単位取得退学して専攻と関係ない企業に就職した経験があるので、ちょっとアドバイスな。
いやまあアドバイスっていうのも余計なお世話かなと思うのだけれど、多分研究室には「うまいこと研究人生に見切りをつけた人」とか居ないと思うので書く。
自分の専攻は生物系。基本的に、博士取ってもポスドクより先に進むのは厳しいというのが前提(この辺、例えば工学部とかだと大分見通しは明るいはずだし専攻分野によってかなり違う)。あと実家は太くないし、医師免許みたいな人生ゴールドカードを持ってる訳でもない。
良いんじゃね?仮にポスドク10年続けて先が見えないとかならまだしも、博士課程ぐらいだと引き返し可能。
例えば学振DC2なりに通らなかったらその時点で「損切り」モードに移行して就活を始めるとかで良いと思う。
とにかく、このまま走り続けるか「損切り」モードに入るかのポイントを明確化しておくこと。
これ大事。
多分10年前ならいざ知らず、今ならもう上の方の人たちもみんな研究で生きていくことの厳しさは体感しているはずで、怒られが発生したりすることは無いんじゃないかな。
とにかく将来の不安について率直に話したうえで、上で書いた指標について教授にあらかじめ伝えといた方が良いと思う。向うからしても、途中でいきなり辞めると言い出されるより最初から伝えておいた方が有り難いんじゃないかな。もしかしたら就活でバックアップしてくれる可能性もあるし。
逆にこういう事を相談して怒られが発生するようであれば、研究室選びは考え直した方が良いんじゃないかとも思う。学生の人生よか研究の方を重視するようなところだと、色々使い倒されて海外に放り出されて終わりじゃね感(偏見)。
あと直接指導してくれるPDや准教授・助教の人にも話しておこう。多分任期付きの人だったらみんな「この先、研究人生やってけるのかな...」的な不安は持ってるはずなので、色々アドバイスをくれるかもしれない。もちろん、アドバイスを聞いたうえで「損切り」モード切替ポイントを動かすのも十分アリだと思うけど、その辺は自分の人生なので慎重に。
ついでに親や身内にも伝えておいた方が良いと思う。
博士の途中で「損切り」するとして、論文を出せずに博士号を取得出来ず単位取得退学した場合について。
まあぶっちゃけ不利だよねと思う。というか、人事部の人に「単位取得退学とは何なのか」とかから説明しないといけない。専門性を求めてる企業に対してあんまり強く専門性をアピールできないし、そういうのをあんまり求めていない企業だったら修士の人の方が魅力的だよね感。
自分の場合は「これこれこういう理由で論文を出せない見込みだけれど、修士は卒業してるし博士課程で単位も取ってるので実質新卒です!(キリッ」と言って押し通した。多分「一人ぐらい変な奴を採用しとけ」枠に引っかかったと思う。
余り思いつめなくてもなるようになるよ。
日頃から上司のハラスメントや部門長の事なかれ主義に対してヘイトが溜まりに溜まっていた僕は、
結果、(正確な残業時間よりは少ないだろうけれど)請求満額が支払われたので、その流れを書きます。
※1:普段ブログ書かないから、読みにくかったらコメントしてください。
※2:「残業するなんてお前がハイパフォーマンスじゃなかったんだチュア!」というフィジカルシンキングことは言わないでほしい……。
A社の勤怠管理システムは、本人が手入力した上で、上司の承認を経て本登録となる仕組み。
この際、入退館管理システム等との連携はないため、上司からすると不正を押し付け放題でした。
例えば、23時まで仕事をしていても、「お前の資料の確認に付き合ってやっていたのだから、18時までしか労働時間として認めない」と言われるような状況。
→例:申請上18時に退勤したことになっているが、実際は23時までメールしている記録を収集
→「残業代貰ってない!」と告発すると、「なんで正確に申請しなかったんだ!」怒られるからね。
正確に申請させてもらえなかったんですよ。
→例:申請上18時に退勤したことになっているが、23時までオフィスにいた記録を収集
→私・上司・他メンバーに、人事との対面インタビューが行われます。
対応結果は聞くことができません。「適切に対応しました」とだけです。適切とは。
支払予定額も検討中、担当役員の最終承認が下りない~~~とか何とか言って、退職後1ヶ月しても払われませんでした。"担当"役員とは。
退職後については遅延損害金が請求できるので、「それではこれ以上かかるなら遅延損害金を上乗せします」と宛先に法務含めて連絡したところ、翌日支払い通知がありました。
やればできるじゃない。退職前に出してくれれば楽なものを、退職後になったが故に確定申告必須になったり、源泉徴収税がちょっと上がったり、色々面倒でした。
A社について、社としてのコンプライアンスはしっかり守ろうとしていると感じています。現場レベルではボロボロですが。
結局ハラスメント上司は今もA社に残り続けているし昇進もしたらしいけれど、配下社員の労働時間は人事が厳しくチェックしているとか何とか。