はてなキーワード: 悪党とは
物語や設定が変わったときに「ポリコレ」という軸で是非を考えてんのがおまえじゃん。
つまり、新キャラが白人だったら、それをフラットに見てそのキャラが好きかどうかを判断するだけなのに、
新キャラが黒人だったら、キャラが好きかどうか以前に「ポリコレのせいで元の設定を歪めて黒人を出したんだ」と認識してしまう。
新キャラが黒人でも白人でもオモシロけりゃいいが、しかし現実には特定の思想の元にキャラが動かされてるんだよ。
例えば黒人は悪党にならない(最近はチャイニーズも割とそうだ)、仲間内に同性愛者が絶対いる(明らかに10%より多い割合の同性愛者)とかな。
それは冷戦時代の「敵はすべてソ連」みたいにべったりとこびりついてる。
それだけならまだしも、旧キャラの設定に「LGBT」とか書き加えることすらする。
ネタバレを自重するつもりないので、未見の人は先に映画館行ってください。
非常に良かった。それぞれのキャラの想いが交差して、それぞれ昇華されているのが非常に美しい光景だった。
ほぼ全て戦闘シーン+回想シーンで、イリスが何故こんなことをしていたのか?など気になるところを散りばめてきた。
都筑さんのシリーズでかわいい女の子キャラがガチ悪党になったことはないと思うので、回想シーン見た時点でいろいろ察するところあり…。
所長が出てきたときに、こいつがストローマンか!悪人面してるからぶっ飛ばしたい!と思わせてくれた。
欲を言えばユーリが彫り下がった割に、戦闘面では結構いいところなしだったり、イリスもガチバトルは最後までしなかったのは少し残念…。
あとはフェイトも火力不足でイマイチ活躍しきれなかったけど、それはディアーチェ達と一緒に昇華された感じはあるし、最後の特攻なのはを救うところで颯爽とフェイトさんが現れたのはとても嬉しかった。
レヴィがプラズマザンバーとかフェイト打ってくれたなーとかは少し思い残しがある。
個人的に感じたのは、リリカルなのはファンディスクという印象である。
ラブちゃ箱とかこんな構成で、初登場ヒロインを掘り下げて全力で最後に生じる障害をぶっ飛ばしてたなぁなどと懐古することなった。
掘り下げる時間(思い入れを作る・溜め)があまりなかったにもかかわらず、あれだけのヒロイン達をきっちり幸せ担って欲しいと思わせてくるのはさすがだと思う。いやけど流石に時空管理局がザルすぎてちょっとアレだったり、キリエもどう考えても主犯だろいい加減にしろという思いは残る。まぁそこは本質的(見たかったもの・見せたかったもの)じゃないからいいんだ。
思い返すと、恭也ちゃんがこういう存在だったような記憶がある。
恭也ちゃんは最後には(リリちゃ箱)で、フィリス・矢沢さんの協力のもと完治して自分のことと向き合えるようになるんだけど、それが今回のなのはのあのタイミングだったんじゃないかなぁと思いました。
もともと気に入らないものはパワーで捻じ曲げる系のなのはさんだと私は捉えているんですが、恭也ちゃんも目的ためだと自分が壊れようが突き進む人だった訳で、そうじゃないでしょ!っていうのを気づくフェーズがなのはさんにもあってもよくって、今回の物語がそういう転機になってもいいんじゃないかと思いました。StSだと自分のためっていうより、愛する我が子のためっていうなのはママの側面が強かったし…。
しかしだなぁ、これだとがStSで語られた自爆事故が起こらなくなるんじゃないかと思ってしまったりもするんですよ。まぁでもほら都筑さんだし、そういうもんじゃない?細かい設定の調整よりも、ぼくは感動する物語をいっぱいみたいなぁと思っています。とても良かった。ほんとよかった。
けどまぁ流石に無印もAsも昔に4回くらい見ただけだし、SSについては1回聞けてるか聞けてないかだから、忘れてる物語とかあったらごめんなさい。
あとは、とらハキャラの中でちかぼー・那美さんと並んでフィリス・矢沢さん好きなんで名前だしたかったっていうのもある。きっと、多分。
あの都筑スタイルほんと好き。髪がこうΛΛってなってるとのとか、横向くとちょっと出っ張ってるのとか、好き。
あと桜待坂Vol.3
世の中だよ。
学校の中じゃなくて実際の世の中で何が行われているかこそが道徳教育の本丸なんだよ。
世の中が「道徳的に悪いことをしたら裁かれますよ」って形になってなくて「権力者にとって都合の悪いことをしたら裁かれますよ」って形になっているだけだって事は10歳ぐらいになりゃ嫌でも感づくんだ。
それなのに学校で必死になってどう教育したらいいのかなんて悩むだけ無駄じゃないか。
学校の授業を決めているのは文部科学省で、その文部科学省の人間は権力者の利益のためにせっせと働くサラリーマンに過ぎないってことは中学生にもなりゃ嫌でも分かる。
学校で何をどう教えるべきかなんて必死に考えた所で、焼け石に水も良い所だ。
ネットでは大悪党の集まりくらいに言われてて、それを真に受けてる人もいるけど全然違う。
確かに、「俺はマスコミ様だ!高給取りエリートだけどプライベートではこんな悪いことやっちゃう怖い男なんだぞー!」みたいなクズはいることはいる。
でも割合的にはごく僅かだし、そいつら往々にして入社数年で出世コースから完全に外れてるような痛い立場の連中だ。
大半の奴はびっくりするほど正義感強くてピュアな奴らなんだよ。
俺は正義感強くもないし、ピュアでもないから入ったばかりの頃は生理的に受け付けなかったほどだ。
例えば、東日本大震災は身内や仲間が被害のひの字も受けてない人なんかは
「うわあ大変だ…かわいそうに…」
くらいのもんだったろ?
でもマスコミに来るような連中はマジで我が事のように胸を痛めて涙を流す。
被災者が苦しんでるって事実を自分の問題かのように考え出して、いても立ってもいられなくなってボランティアとして現地に乗り込んじゃう(思い出作りや就活ネタ作りじゃなくてマジのやつ)。そんくらい正義感と感受性が強い。
この清潔っぷりは入社してもずーっと変わらない。
俺なんかは
「取材行きたくねえなあ…ニュースとかクソ興味ない。とにかく休みたい」
待機児童問題でも、臓器移植問題でも、観光バスの事故でも、虐待死事件でも、とにかく被害者や弱者が自分の身内であるかのように感情移入して、体当たりで仕事に臨んでる。
使命感を持って。泣き言は言わずに。
とにかく正義感が強くて、青臭いくらい善を尊ぶ。そういう奴らばっかりだ。すげえ良い奴らだと思うよ。こんな真っ直ぐな大人いんのかよってくらい。
「同じ部署の若い奴が鬱病になってさあ。足手まといだから辞めるか死ぬかしてほしいわ」
みたいな愚痴を平気で言っちゃうようなオッサンになってしまってるのに。
まあ、欠点を強いて上げるなら「正義感が強すぎて融通きかない」ってとこかな。
たとえば、いじめられっ子が十数年越しの恨みを晴らすためにいじめっ子宅に放火未遂して捕まった事件あったけど、
あれは
「いじめられっ子は惨めで恥ずかしいやつ。いじめっ子は罪もないのに粘着されて本当に可哀想」
って姿勢を徹底的に貫いて、そんな恨まれるくらい酷いいじめした奴がのうのうと生きてたのか、みたいな問題提起はしなかった。
なんでかっていうと、放火という犯罪に手を染めた瞬間に、強い正義感を持つマスコミ内部の彼らからしたら、犯人は追い詰められた被害者ではなく問答無用の悪党になったから。
悪党を裁くために「いじめられっ子は惨めで恥ずかしいやつ。いじめっ子は罪もないのに粘着されて本当に可哀想」という姿勢になる。
正義感強烈なマスコミ人からしたら、パワハラ上司だろうが苛烈ないじめっ子だったとしても復讐のターゲットになった時点で弱者って認定されるから。
「家族もいて自分の人生を歩んでいるのに変な恨みを買って…かわいそうに」みたいに。
で、復讐を決意した時点でパワハラ被害者や酷いトラウマ負わされたいじめられっ子は「問答無用で叩くべき大悪党」にされちゃう。
まあそういうわけで融通はきかないけどとにかく善人ばっかりだよマスコミの中の人は。