はてなキーワード: マリカーとは
テトリス99ってあるじゃないですか。
ゲームは苦手だけどちょっとだけ勝てるようになってきたので、遊んでるけどあまり勝てないという人向けに何が重要だったかなどを書きます。
どのくらいの苦手か、について
同じバトロワの(ひどく括りがでかい)Fortniteはシーズン3からやってるけどソロで勝ったことないです。
基本的に「負けないようにする」ことを考えていきましょう。
Tミノ(紫色のTっぽい形のブロック)を使い、一定条件下で2列消すと「Tスピンダブル」になります。詳しくはググって~
2列消すだけで最低4列攻撃/相殺ができます。普通にテトリス(ここでは4列一気に消すこと)をしても最低4列攻撃ができますが、Tスピンダブルのほうが短い時間で積むことができます。
というかこういう情報は従来のテトリスの攻略情報で出てきますね。
テトリス99では攻撃する相手を「とどめうち」「バッジねらい」「カウンター」「ランダム」(とマニュアル)で選ぶことができます。
「とどめうち」
負けそうな相手を選んで攻撃します。自分が相手に攻撃するたびに再度相手を選びます。基本的にはこれが一番いいと思います
テトリス99では最後に攻撃して相手をKOした人がバッジ(集めると自分の攻撃力が上がる)を手に入れられます。別の敵によってピンチになった敵に最後にちょっかいをかけて戦果を横取りしましょう。
「バッジねらい」
選んじゃダメ。
「カウンター」
自分を狙う人全員に攻撃できます。一度に複数人攻撃できるのはこれだけ。
自分が負けそうで「とどめうち」を選んでる相手から一斉に狙われたときに、狙われボーナス(後述)で一斉に反撃できるのでとても良さそう...なのですが、攻撃量の飽和(後述)の問題があるので実のところ「見た目が気持ちいい」以上の意味はないのではと思います。相手の戦意を削ぐために数回に一度はカウンターで攻撃してもいいと思いますが、基本的にはとどめうちでいきましょう。
「ランダム」
自分が相手に攻撃するたびに相手をランダムに変えます。逃げるときなどに。
敵に一方的に攻撃されて相殺しきれないときは攻撃相手が変わらないことに注意。
敵をたくさん倒してバッジを手に入れたり、複数の相手に同時に狙われたりする(狙われボーナス)と自身の攻撃量が上がります。
そういったバフが効きまくると、相手に表示上は20列とか攻撃できちゃうこともあるわけですが
攻撃が相手に届いた時点で攻撃量が12列より多いとそれ以上は切り捨てられます。
さらにテトリス99では攻撃されてから実際にフィールドがせり上がるまですこしの間猶予時間があるので、例えば同じ人に連続で10列を2回とかもあまり送る意味が無いです。
逆に自分が攻撃される側になることを考えると、どんな攻撃が飛んできても自分のフィールドを8列までの高さに抑えていれば(∵テトリスのフィールドの高さは20列)即死はしないということです。
大火力の攻撃が何度も送られてきて困る! というときは逃げましょう。
こういう人はたいていの場合狙われボーナスによって攻撃力を手に入れ、戦略を「カウンター」にして自分を狙っている相手全員に攻撃して気持ちよくなっています。
こういう時は、スティックを1回転して適当に攻撃対象を変え、相手のカウンターの対象外になることで攻撃をかわしましょう。
また、テトリス99ではREN(コンボ)が続く限りは攻撃が届いてもフィールドがせり上がることはありません。
負けそうなときは、常にRENを続けられるように意識してちょっとずつ消していきましょう。
テトリスで勝てるようになりたい! とググるとたいてい「開幕テンプレ」が出てくると思います。
1対1の対戦なら覚えていいと思いますが、テトリス99とはかなり相性が悪い気が...
いやーワシもそろそろ齧ってみなきゃと思ってね、ちょっと始めてみたんすよ。
でも駄目ね。
モッサリした操作にグダグダなバランス、ワンパな戦略にだるい演出。
まるでブックオフで100円シール貼られてるPS時代の零細ゲームのよう。
まあスマホで遊べるってのはすごいよ。
でもPSのゲームを持ち歩いて遊べるなんて10年は前に通った道ですから!残念!
うおおおお大当たりでたあああ俺つええエエを楽しむゲームなんすよね。
それに対してバランス糞とか言っちゃだめよね。
まあマージャンゲームのCPU側になったような気分を味わう遊びなんじゃろねえ。
課金して強くなるのを馬鹿馬鹿しいと感じちゃうなら向いてないのよ。
分かった分かった。
俺に向いてないだけで、向いてる人は確かにいるわ。
いやーうんそりゃ流行るよなあ。
こんなゲーム今まで無かったもんなあ。
TCGだってレアカード全部集めた先に今度はそこをスタートラインにしてガチガチにデッキ組んで魅せるプレイングする妖怪がいるんだもんなあ。
課金すれば確実に強くなれて、そっから先は睡眠時間をどれだけ削れるか、テンプレを素直にコピペ出来るかのゲームなんて今までなかったもんなあ。
いやあったわ。
そうだな、ここが原点のサンシャイン牧場だもんな。
そりゃあ、流行るよなあ。
ブルーオーシャンだったもんなあ。
いやーやっぱ触らんと理解はできんね。
よく分かった。
俺には合わない。
でも合う人は絶対いる。
そういやヒプマイも同じ感想だったなあ。
『浦安鉄筋家族』は小学生のころから読み始め、30代ど真ん中の今でも毎週楽しみにしている。
家に帰って「毎度!」時代の単行本をアードベッグ飲みながら読み返していたら泣きたくなってきた。
『浦安』ののり子は、「毎度!」時代から主人公小鉄への好意が明確に描写されるようになった。
お約束で、小鉄にはその好意は明確に伝わらない。恋愛そのものはギャグ漫画の主題から外れるからはっきりとは示されない。
俺はどっちかというとあかねちゃんの方が好きだ。お嬢様キャラとか姫キャラとか好きだし。マリカーでピーチ姫選ぶレベルだ。
だから今まで気付かなかったんだけれど、のり子は切ない。
のり子は貧乏だからあかねちゃんのように天真爛漫にはとても振る舞えない。
それにのり子は几帳面で真面目なところ(宿題を居残りでちゃんとやってたり、字が丁寧だったり)があって、作品の中で割りを食うことでギャグにつながったりする。
変質者にはあかねちゃんの方が可愛い、君はあかねちゃんに比べたらそんなに可愛くない、といわれる。
ノブへの評価の仕方が他の友達と違っていたことを気にしたりと、内省的なところもある。
作中で、ああすればよかった、こうすれば良かった、と一番悩むのが実はのり子だったりする。
けれども、のり子はあくまで元気な女の子として認知され、そして自らもそう振る舞おうとする。
小鉄やあかねちゃんのような掛け値なしの天真爛漫さは、そこにはない。
その内実は、述べてきたとおり意外にフラジャイルだ。
小鉄と友人たちの中で、実は最も内面と外面との乖離があるのがのり子なのではなかろうか。
そんなことを考えると、のり子が小鉄にチョコを渡せないまま、小鉄に話しかけ大声で笑うシーンがとても切なく映る。
クラスの女子が皆で小鉄に義理チョコあげる流れになった時に、咄嗟にチョコを出せなかった(なぜならそれは本命チョコだからだ)シーンがとても切なく映る。
小鉄にホワイトデーのチョコや、年賀状をもらえて密かに嬉しがるシーンもただ切ない。
それでも、のり子は元気なキャラクターとして、来週以降も登場するだろう。
そして、時には彼女にも良いことが起こるだろう。
実は隣の家に住む小鉄が彼女の容体を窓からのぞいてちゃんと生存確認していたのだ。
のり子はそれを知って、ただ俯く。
ギャグ漫画での恋愛描写なんてなんともならないのがほとんどだ。
これからも彼女の苦しみは誰にも共有されず、彼女はあくまで元気に振る舞い続けるのかもしれない。
そんなことを考えると、のり子はとっても切ない。
最後に全然話変わるようで変わらないようで変わる話をするけど、pixivとかでエッチな絵があかねちゃんよりのり子のほうが断然多いのは、こんなところに理由があるのかもしれない。
小学校の高学年の時、クラスメートに一人、すこぶる不気味な男の子がいたのだ。
みんなでワイワイ一緒に遊んだりはしない、クラスの人気者枠ではない、群れてない、かといっていじめられっ子だったわけじゃなく、別の男の子と2人でいることが多かったように思う。目立つタイプではなかったけど無口というわけでもなく、誰ともしゃべらないということでもなく。スポーツはあんまり記憶がなく(ということは特に目覚ましく運動神経が良いわけではなかったんかな)、勉強は出来る子の部類だったんじゃないかなと思う。
その子が私に向かってたまに敵意を感じる言葉をぶつけてきた。学校からの帰り道、私が友達たちと別れてひとりになった後で。とはいえ「いじめっ子」というのとも違う。何ていうか、意味不明な言葉をさも罵倒っぽく投げつけてくるのだ。
当時の我が家は一戸建の家の前にカーポートがあり自家用車を置いていた。某スポーツタイプセダン。その車の車種名を何故か私に向かって投げつける。大声で、時には走り寄ってきて追い抜きざまに小声で。「ばーか!ばーか!」みたいな口調で、車種名を。
最初は、まさか車種を大声で叫ばれてると思わないから「?(野良猫でも見つけて喜んでるのかな)」ぐらいに思って私に向かってる言葉だと気づかなかった。ある時、追い抜きざまに我が家の車を指さして「(車種名)!笑笑笑」と嘲り笑いをして去って行ったので、何?車がどうしたの?と。小学生女子それも大してメカに興味があったわけでもないので自家用車の車種名なんてぼんやりとしか知らず、ああそういえばうちの車そんな名前だったかもなぁ。と思う。そして嘲り笑いへの強い不快感。
家に入って兄に「うちの車って変なの?」と聞いた。今思えばごく普通のファミリーセダンだ。ノーマル派の父が珍しくホイール変えた位で他は純正。ホント没個性の普通の車だったのだが、笑われるのは辛い。
同級生に笑われたの…と話をしたら、兄(やさしい)は心配してくれて、イヤなら反撃しろ、反撃できないなら帰る時間をずらすとか、友達についてきてもらえ、ついでに家でみんなでマリカーでもやりゃいいじゃんと言われた。みんなでマリカーやるのはすごく良いなと思ったので、一緒に帰っている仲のいい友達を誘ってマリカー大会をやった。兄(3つ上、やさしい)が謎のマリカーキングでアホみたいに上手かったので、兄がいるときはたまに混ざってくれた。「○○の兄ちゃんの神技見よう」みたいなノリで我が家がたまり場になった。
楽しかったのは良いのだが、毎日みんなが集まってくれるわけはない、せいぜい週に1回。当然ひとりで帰る時が大半で、なるべく時間をずらして後ろからついてこられないようにしようと思ってはいてもいつの間にか後ろにつかれ近付かれて追い越して振り向きざまにギロッと睨まれたり、思い出したように車種名を叫ばれたりしていた。本当に気持ちが悪かった。
マリカー大会仲間のなかの男の子2人とマリカー以外でも仲良くなって、いつの間にか3人の家を行き来したり、3人でどっかちょっと遠くの公園まで遊びに行ったりするようになった。たまには大勢でマリカー大会やりつつ、男の子の行動半径の広さ(私は割と引っ込み思案なタイプだったので)に引っ張られていくうちにだんだん楽しくなってその不気味な男の子の嫌がらせもどうでも良くなった。たまに睨まれたりされてもそんなに気にならなくなった。そのまま小学校は卒業。卒業するまでの間、散発的にその男の子の言ってくることやってくることで嫌な気持ちになることはあったような気がするが、まぁどうでもいいやという感じになっていた。マリカー大会から私は、女の子も男の子も含めて友達が一気に増えたこともあって、すっかり引っ込み思案じゃなくなった。
中学受験とか公立の学区違いとか引越しとかで、小学校の友達は割とバラバラになり、特に仲のいい数人以外とは日常的な交流はなくなるが、それでも「ジモト」だから色々彼らの消息は伝わってくる。大人になって「私に向かって車種を叫んでくる彼」の消息があまり幸せそうだとは言えないようなのが、なんとなく心に刺さったとげのような気持ちになっていた。
他の子たちは、私立中・高→いい大学→いいところにお勤め&美人と結婚みたいなエリート人生まっしぐらな子から、公立のいい高校行ったのに放浪→自称クリエイター実態は奥さんが養ってる、とか、保育士(男)とか、ホテルマンとか、子供3人育てて町内会の仕切りしてと忙しそうなお母さんとか、中学出たら実家の料理屋さんを継ぐために修行、今は板前さん、みたいな子まで色々いる。実家を継いで板前さんになった子以外はみんな実家は出ている。私は中高出て大学行って会社に入りワーカホリックになりアイツこのまま結婚しないのかと言われてたけどかなり遅くにウッカリ結婚した。
その「例の彼」は、私の母いわくずっと実家にいる。同じクラスでご近所だったから彼の母親と私の母親はご近所づきあいをしているのだが、彼の母親から聞く話が割と辛い話が多いようなのだ。母は私にその詳細は言ったことはないが「あなた実家帰ってきたならたまには地元の飲み会(年に1度、年末に帰省して顔出せそうな子が板前になった子の家に集まって飲む)に誘ってあげたら?」と言ってくる。私はそうねー幹事くんに言っとくねーと言ってお茶を濁す。一度は幹事に誘ったら?と言ったがその年の飲み会には来ておらず申し訳ないがホッとした。いつもつるんでた悪友男子2人からは「あいつはお前のことが好きだったんだから放っておけ」と言われた。もちろんこちらも深入りするつもりは100%ない。当たり前だ。中年に差し掛かった今でも鮮明に思い出せるほど不気味だったんだから本当に。もしアレが好きな気持ちの表現だったとしても、そんなもん受け入れられるわけがない。
実家で暮らしている私の母は、日課である朝の散歩の時に出勤中らしき「例の彼」とすれ違うと言っていた。気が付いた当初はあらおはようなどと声をかけていたのが彼からリアクションがゼロで、ひょっとして人違い?と心配し彼の母との井戸端会議にて確認を取ったところやっぱり本人よね?となり再度あいさつや会釈を試みたもののノーリアクションで、ついに先月、なんか気まずいから散歩コースを変えることにしたと言っていた。
小学校の高学年の時、クラスメートに一人、すこぶる不気味な男の子がいたのだ。
みんなでワイワイ一緒に遊んだりはしない、クラスの人気者枠ではない、群れてない、かといっていじめられっ子だったわけじゃなく、別の男の子と2人でいることが多かったように思う。目立つタイプではなかったけど無口というわけでもなく、誰ともしゃべらないということでもなく。スポーツはあんまり記憶がなく(ということは特に目覚ましく運動神経が良いわけではなかったんかな)、勉強は出来る子の部類だったんじゃないかなと思う。
その子が私に向かってたまに敵意を感じる言葉をぶつけてきた。学校からの帰り道、私が友達たちと別れてひとりになった後で。とはいえ「いじめっ子」というのとも違う。何ていうか、意味不明な言葉をさも罵倒っぽく投げつけてくるのだ。
当時の我が家は一戸建の家の前にカーポートがあり自家用車を置いていた。某スポーツタイプセダン。その車の車種名を何故か私に向かって投げつける。大声で、時には走り寄ってきて追い抜きざまに小声で。「ばーか!ばーか!」みたいな口調で、車種名を。
最初は、まさか車種を大声で叫ばれてると思わないから「?(野良猫でも見つけて喜んでるのかな)」ぐらいに思って私に向かってる言葉だと気づかなかった。ある時、追い抜きざまに我が家の車を指さして「(車種名)!笑笑笑」と嘲り笑いをして去って行ったので、何?車がどうしたの?と。小学生女子それも大してメカに興味があったわけでもないので自家用車の車種名なんてぼんやりとしか知らず、ああそういえばうちの車そんな名前だったかもなぁ。と思う。そして嘲り笑いへの強い不快感。
家に入って兄に「うちの車って変なの?」と聞いた。今思えばごく普通のファミリーセダンだ。ノーマル派の父が珍しくホイール変えた位で他は純正。ホント没個性の普通の車だったのだが、笑われるのは辛い。
同級生に笑われたの…と話をしたら、兄(やさしい)は心配してくれて、イヤなら反撃しろ、反撃できないなら帰る時間をずらすとか、友達についてきてもらえ、ついでに家でみんなでマリカーでもやりゃいいじゃんと言われた。みんなでマリカーやるのはすごく良いなと思ったので、一緒に帰っている仲のいい友達を誘ってマリカー大会をやった。兄(3つ上、やさしい)が謎のマリカーキングでアホみたいに上手かったので、兄がいるときはたまに混ざってくれた。「○○の兄ちゃんの神技見よう」みたいなノリで我が家がたまり場になった。
楽しかったのは良いのだが、毎日みんなが集まってくれるわけはない、せいぜい週に1回。当然ひとりで帰る時が大半で、なるべく時間をずらして後ろからついてこられないようにしようと思ってはいてもいつの間にか後ろにつかれ近付かれて追い越して振り向きざまにギロッと睨まれたり、思い出したように車種名を叫ばれたりしていた。本当に気持ちが悪かった。
マリカー大会仲間のなかの男の子2人とマリカー以外でも仲良くなって、いつの間にか3人の家を行き来したり、3人でどっかちょっと遠くの公園まで遊びに行ったりするようになった。たまには大勢でマリカー大会やりつつ、男の子の行動半径の広さ(私は割と引っ込み思案なタイプだったので)に引っ張られていくうちにだんだん楽しくなってその不気味な男の子の嫌がらせもどうでも良くなった。たまに睨まれたりされてもそんなに気にならなくなった。そのまま小学校は卒業。卒業するまでの間、散発的にその男の子の言ってくることやってくることで嫌な気持ちになることはあったような気がするが、まぁどうでもいいやという感じになっていた。マリカー大会から私は、女の子も男の子も含めて友達が一気に増えたこともあって、すっかり引っ込み思案じゃなくなった。
中学受験とか公立の学区違いとか引越しとかで、小学校の友達は割とバラバラになり、特に仲のいい数人以外とは日常的な交流はなくなるが、それでも「ジモト」だから色々彼らの消息は伝わってくる。大人になって「私に向かって車種を叫んでくる彼」の消息があまり幸せそうだとは言えないようなのが、なんとなく心に刺さったとげのような気持ちになっていた。
他の子たちは、私立中・高→いい大学→いいところにお勤め&美人と結婚みたいなエリート人生まっしぐらな子から、公立のいい高校行ったのに放浪→自称クリエイター実態は奥さんが養ってる、とか、保育士(男)とか、ホテルマンとか、子供3人育てて町内会の仕切りしてと忙しそうなお母さんとか、中学出たら実家の料理屋さんを継ぐために修行、今は板前さん、みたいな子まで色々いる。実家を継いで板前さんになった子以外はみんな実家は出ている。私は中高出て大学行って会社に入りワーカホリックになりアイツこのまま結婚しないのかと言われてたけどかなり遅くにウッカリ結婚した。
その「例の彼」は、私の母いわくずっと実家にいる。同じクラスでご近所だったから彼の母親と私の母親はご近所づきあいをしているのだが、彼の母親から聞く話が割と辛い話が多いようなのだ。母は私にその詳細は言ったことはないが「あなた実家帰ってきたならたまには地元の飲み会(年に1度、年末に帰省して顔出せそうな子が板前になった子の家に集まって飲む)に誘ってあげたら?」と言ってくる。私はそうねー幹事くんに言っとくねーと言ってお茶を濁す。一度は幹事に誘ったら?と言ったがその年の飲み会には来ておらず申し訳ないがホッとした。いつもつるんでた悪友男子2人からは「あいつはお前のことが好きだったんだから放っておけ」と言われた。もちろんこちらも深入りするつもりは100%ない。当たり前だ。中年に差し掛かった今でも鮮明に思い出せるほど不気味だったんだから本当に。もしアレが好きな気持ちの表現だったとしても、そんなもん受け入れられるわけがない。
実家で暮らしている私の母は、日課である朝の散歩の時に出勤中らしき「例の彼」とすれ違うと言っていた。気が付いた当初はあらおはようなどと声をかけていたのが彼からリアクションがゼロで、ひょっとして人違い?と心配し彼の母との井戸端会議にて確認を取ったところやっぱり本人よね?となり再度あいさつや会釈を試みたもののノーリアクションで、ついに先月、なんか気まずいから散歩コースを変えることにしたと言っていた。