はてなキーワード: エマとは
始めに言っておくと、私はエマ・ワトソンは男性側にかなり融和的な方向性取ってるな、と思ってて別にエマワトソンになんら含むところはありません。
ただ、それでもエマ・ワトソンが述べている理屈にも論理的に穴はあると思ってるし全てに賛同できるわけでもありません。
それはフェミニズムでもメンズリブでもなんでもそうだと思いますけど。
「個人的なことは政治的なこと」っていうフェミニズムで重要な役割を果たしてきた言葉があります。
従来、個人的(プライベートパーソナル※指摘あったので修正)なことってのは公的(パブリック)な部分とは完全に分けられていて基本的に関係のないことです。
という前提で議論がされていました(1920年代以降の第一波フェミニズムのあたり)
例えば選挙権に関して言うと公的なことなのできちんと女性の権利を向上させよう。
といった具合に。
ところが第二波の辺りからこの点に関して疑義が呈されるようになってきました。
「実は個人的なことって政治的な事にものすごい影響与えてない?」
とか
「政治的にはこうだから、個人的なこともこうなっちゃうんじゃないの?」
っていうロジックが出てくるようになったんですね。
これは具体例で言うと
「女性ばかりが家事の分担をするのは、女性は家事をするべきという公的な目線が原因じゃないの?」
とか
「仕事を任されないので時間がある女性ばかりが家事をしてしまっている。公平であるなら男女の仕事の時間も同じになってその結果家事労働も平等化されるはずだ。」
とかね。
当然その観点で見た性愛や家族に関する議論もおこなわれました。
その中に
「男性が若い女性ばかりを性的な目線で見るから、女性がそういう行動をとるようになる」
今でもそういった議論の影響は強くて男性はそうした観点から有形無形の批判をあびてます。
例えば、不景気なので個人個人が銀行にお金を預けないでタンス預金していたら
市場にお金が回らなくなって結果的に全体で不利益を被る人が増えた。
つまり
「個々人で見ると小さなことなんだけど、それをマクロな視点で見ると社会に非常に大きな影響を与えてしまっている」
って言う話に繋がるわけです。
この理屈で行くと
という一見して社会的な構造とはあまり関連性のないように見えることが議論の上で非常に大きな論点になってくるわけです。
「女性が意識的・無意識的に強い男性を好むほど、男性も女性からの承認を得ようと強くなろうとする。その結果普遍的な女性一人一人の選択が家父長主義的な社会構造を維持することに大きな影響を与えてしまう」
という話に当然なってしまうんですね。
もちろん男性側の選択もそういった家父長主義を助長してしまう側面は大いにあって
若い女性を好むと、相対的に知恵も経験も薄い女性が選ばれがちになってしまって無意識的に家父長主義になってしまう、という側面があります(というか、フェミニズムなんだから当然こっちが主題だけど)
こういった人達が集合すればするほど社会に家父長主義的な風潮が増加しちゃいますよってことなんですね。
強い女性に指摘される「弱い男性を無意識的に排除してしまうと結果的に家父長主義が蔓延しちゃうだろうが!」
ってのが
「フェミニストは個人的なことは政治的なことを無視している」→「フェミニストは弱者男性を無視している」
というお話に繋がるわけです。
で、それを踏まえた上で「エマ・ワトソン演説」を見ると実は従来のフェミニズムに比べて大きく弱者男性に歩み寄った姿勢だと言えます。
つまりようやくフェミニズムが弱者の男性に目を向け始めた第一歩であると捉えられるわけです。
※もちろん以前からこういったことを言っている人は山ほどいるし、少し大げさな言い方ですけどね。でも影響力の強い人がこういったというのは本当に重要なことですよ。
なぜエマ・ワトソンが一部の女性から強烈に叩かれるのか、というのもこれで構図がわかると思います。
なので、その歩み寄ったエマに対していきなり「弱い男性と付き合えよ」ってのは話を進めすぎだし性急に過ぎると思いますね。
議論もまとまりきってないし、女性から男性への個人的・政治的な介入をどうすべきなのかについてはもっと違う方法があるかもしれません(強者女性がそのまま弱者男性を養うのが政治的にただしいこととするにはまだ理屈が弱すぎます)
ただし、エマ本人ではなく「女性一人ひとりの選択が社会に大きな影響を与える」っていうのに無自覚だった女性はこの点について大きな矛盾を指摘されているのも事実です。
もしあなたが「家事労働は男女平等に大きな影響を与えるので男性も考えるべき」と思っているのであれば
「女性が強い男性を好む事に無自覚である」という部分にも大きな注意を払わねばなりません。
エマ・ワトソン演説というのはフェミニズムにおいて、そういう意味で非常に重大な、一つのポイント・オブ・ノーリターンであったわけです。
男女が平等になるには男性に全てを任せるだけでは駄目で、女性自身もそういった社会に対するコミットメントが求められます。
「女性が無自覚に、強い男性ばかりを好きになり結婚してしまう」
というのは
の対比であり、厳しいことを言うなら
「強者男性に媚を売る女性は動物の本能のままに生きている獣のような女性」
と言うことに過ぎないわけです。
もちろん実際には全ての女性がそういった振る舞いをしているわけではありません。
というか一般的には色んな立場の男性に対して優しく接している人も多いですし、好みの男性じゃないからといって職場でゴミのようにあしらうなんてことしてる女性はまずいません。
若い女性が部下にいるからといってすべての男性がその女性を明らかにえこひいきしているわけではないようにです。
※環境で行動は左右されがちですし、男女どちらにも例外はいるものですが。
ここでは女性をメインにした話をしましたが、男性も改めて「個人的なことは政治的なこと」とはなんなのか考えてみるといいですね。
エマはフェミの中では穏健派ということになってるから一応筋は通ってるんだよ
ただそいつらが過去にラディフェミの尻馬に乗って散々他人を叩いてきたであろうことは
どうやらニワトリみたいに忘れちゃってるようだけど
↓
好きなように生きたらいい。
本来、恋愛主義を否定しているのであれば、エマワトソンが誰とつきあおうがどうでもいいはずである。
だからそこに拘泥する時点でそのオッサン自身が恋愛主義に侵されていることになる。
その上、なぜか日本のオッサンは「生物は子孫を残さなくてはならない」という自然主義的誤謬にも侵されているため、仮に恋愛を解脱してもこちらに苛まれる。
人によってはさらに、「男は家族を養ってなんぼ」とかいう男根封建主義にも侵されていて、どうにも重症である。
エマワトソンはそれらに縛られるな、人間として生きているだけで尊重されるべきだといっているわけだ。
ガチガチに縛られているとそういう言葉も届かないというのは悲しいことだが、それ自体、エマワトソンの主張の正しさを証明しているようなものだ。
いやいや、猿の世界でも隙を伺い隠れてセックスして種残そうとする弱い猿いますけど?
弱くても十分戦う方法あるんですよ。
繰り返すけど戦うこと自体を否定してくるってことは生存戦略的な行為を一切合切するなってことだから。
弱い男がそのまま子孫残せないのもワンチャン残せるのも本人たちに選ぶ権利があるのであって
外野で強い男と生存競争楽しんでるエマが言ってもマウンティングにしかなってないって。
自分だけ城の上から下々が醜い生存競争を繰り広げてるのを見てるから
「戦わなくていい、見苦しいので虚勢せよ」なんて感想が出てくるんだよ。
当事者の気持ちを一片も理解できてないのに、こうせよ、ああせよ、とか空論もいいところ。
そりゃこどもの喧嘩はしょうもないかもしれないけど、当のこどもらにとっては天下分け目の大いくさだから。
余計なチャチャいれるんじゃねえと。
てめーらフェミは現実に存在するわけでもない二次元キャラクターの好みについてあれこれ言うだけで
つまり誰かの個人的な好みは、別の誰かに対するあるべき姿の押し付けであると取られるわけだ
ここまで言えばもうわかるよな
彼女の彼氏がオックスフォード大学の男だと批判されたが、彼女もオックスフォード大学なんだから同級生と付き合ってるのは普通。
俳優と付き合ってると批判されたが、彼女は女優なんだから仕事で出会った彼と付き合う事も普通だろう。
彼女は男性性女性性に捕われず自由になれと言ってるだけだし、彼氏達が男性的かどうかなんて解らないのに男性的だと騒ぎ立ててたのも謎だ、彼らにとって高学歴や成功者=男性的なのだろうか。
この騒ぎを見ていて男性性にコンプレックスがある成功できなかった底辺非モテ程、男女差別が必要なんだろうなと感じた。
彼らは男として底辺だから、理由はないけど自分は男だから女より優れていると強く思いたいんだろう、だから成功できず男性性の底辺で苦しみながらその価値観だけは手放せないし、エマワトソンの言葉に何が何でも噛み付きたいんだろう。
ジェンダーロールから解放されましょう言ってる奴が男性社会の上澄みすすってたら、
そりゃいかがわしいに決まってるだろう
うなぎ保護とか言ってるくせにお前こっそり蒲焼き食ってるじゃねえか的な
そして個人的にはこれを「それとこれとは別問題」で片付けられないと考える
どうもエマ擁護派は単純に個人の好みの問題だけに矮小化するきらいがあるが、それだけじゃない
こいつだって今のシステムに取り入っていい思いしてるのであって、立派な当事者のひとりなんだよ
おまけにその変革を訴えてるくせに、自分はそのために一歩も動かずビタ一文出さねえということだ
だったらいったいどこの誰が、こいつの言うこと聞いて動かなきゃいけないんだ?
アホらしいにもほどがある
市川紗椰みたいな政治・社会問題に興味のないサブカルハーフを起用する意義がわからなかったな
クロ現に専門家の私的な面も織り交ぜた柔らかい版のような構成なら合ってたかもしれない
若い女・綺麗な女を添えたいだけならアイドルやモデルを曜日ごとに添えてればよかっただろうし
まぁモニョモニョ泣きっ面ハーフお疲れ
とりあえず現状日本では「キモくて金のないオッサン」(こういう表現好きじゃないけれど)というのはどこに存在するかと言うと、
☆☆☆ここ!☆☆☆
くらいじゃないかなと思ってるんですけど。ものすごくざっくりしているし、男性同性愛者と女性同性愛者の違いや個人差、場合によって違いがあるのはちょっと目をつぶっていただくとして、それでもいわゆる弱者男性とされる人たちは結構上の方に行くのでは。
多分弱者男性(と主張する人たち)は自分たちはもっと下にいるし女尊男卑と認識しているから話がおかしくなっているのでないだろうか。
日本では女性と男性の賃金にかなりの差があるのはもうご承知の通り。管理職も女性はぐっと少なくなる。議員数も言わずもがな。能力の差だと思われるだろうが、子持ちの女性議員が結構バッシングされているのをはてブでも見たのでは。妊娠すれば仕事はなくなり、母になれば正社員に就くのも難しい。映画館などのレディースデーとかはそれを見て女性でも来やすいようにっていう配慮だったけど性差別との声があったのか今ではほとんど見ない。誰でも割かメンズデーが併設されているのが大体だろう。
女性専用車両は?あれは痴漢が多すぎるから出来たものであって、本来ならそんなものない方がいいに決まっている。こんなやり方でしか解決できませんなんて恥ずかしすぎる。それに男性専用車両も作るなら反対しませんと大方の女性はアンケートで答えているはず。なのに男性専用車両が出来ないのはこれは鉄道会社の責任で女性のせいではない。なのに女性専用車両にわざわざやってきて怒鳴り散らし、その様子をご丁寧に動画にアップしている馬鹿もいる。その情熱をもっとどこかに費やしてください。
女性ホームレスはいないじゃないか。そりゃレイプの危険性があるからだよちょっと考えたらわかるでしょう。
男性の方が自殺率が高いのは。これも印象だけで語ってはいけないと思うが、やはり今までの価値観だと男性が家や社会を支えなくては、というような世界だからではないか。その価値観を壊したらもっと生きやすくなるかもしれない。
エマワトソンの該当発言を読んでいないのだが、フェミニズムに少し足を踏み入れた私の視点から言うと、「キモい」(かなり主観入りすぎてそもそも基準がわからない)とか「お金がない」(私もない)とか「童貞あるいは恋愛経験少ない」(以下同文)みたいな属性で誰かを排除するのはやめよう、それに当てはまる人も、そういう属性がマイナス要素に傾いている、他人は自分を嫌がっていると勝手な価値観で落ち込むのも良くないよ、誰もそこまで気にしてないよ、少なくとも私は、というのが恐らく彼女の言いたいことだと思う。私もそう思う。
エマが付き合うのはみんないい男の金のある男だ!ってそりゃ彼女がいるのは俳優界なんだから同業者やそれに近い人間とどうしても付き合いが増えるからでしょう。社内恋愛と同じと誰かが言っていたが言い得て妙だと思う。わざわざお恵みでまったく知らない男と付き合えセックスしろと言う主張はさすがにみっともなくないか。
男女が付き合わなくては、結婚しなくては勝ち組ではないという呪いから解放された私はとりあえず今のところ楽にはなった。お金はないけど趣味は出来るしなんとか生きてる。
弱者男性の主張をあまり読んでなくて申し訳ないが、貧困や経済格差はなんとかしなくてはいけない。誰であれ貧窮した時や困った時に誰かに助けを求めるのは恥ずかしいことではない。恋愛経験の多寡で差別することはおかしい。姿形の良し悪しなんて主観に基づいたものは無視していい。もちろんそう簡単にはいかないだろうが、これではダメなんだろうか。自分の価値観は自分で壊すしかない。他人の目とか幻想だ。
いわゆる勝ち組男性(とされる人たち)が饅頭三個、弱者男性が饅頭二個を持っているとして、その他の人は饅頭なかったから少しずつでいいから一個ずつ分けてね、というのが現在や少し前の話だと思う。勝ち組男性がそれでも二個持ってるの変だからそこも改善していきたいね、という話をしているのに、弱者男性と叫ぶ人たちは、不当だ!俺たちの饅頭なのに!ずるい!ひとかけらだってやるもんか!と駄々をこねているように見えているんだ。
キモくて金のないオッサンとやらが嫌がられているのはキモいからでも金がないからでも年を取ったからでもなく、充分権力を得ているのに自分が弱者ですと哀れっぽく叫び、まだ自分の権利は足りてないんですくださいと言っているからではないか?しかも大体の場合こういうことを言う人は自分たちより弱い人間のことを口汚く罵っていることが多いので嫌気が差しているのだと思っていた。
うまく書けたかわからないけれど私はこう考えている。色々穴があって申し訳ない。
トラバが案の定文章読めてなさすぎて笑った。貧困をなんとかするのはそれはもちろんみんなでやってかなくちゃいけない社会の問題。私にキレてもなんもならんよ。私もお金ないもん。みんなそれぞれしんどい。だからそれをみんなで考えよう、公的な支援が必要ならそれをもらいやすくしよう、楽になるようにしようねという時にいちゃもんつけるのはだいたい弱者男性を名乗るidだった気がするが。
多数の怪我人が出てる時の災害時のトリアージを思い浮かべてね。より重傷の人から治療するのは道理ではないか。あなた方のやってるのは、血まみれで死にそうな人間を治療している時に、ほんのかすり傷の人間が「こっちが先だ!こっちの方がつらい!お前が痛かろうがこっちだって痛いんだよ!どうせそんなの詐病だろ!」とわめく行為だと思うよ。
文句言うべきは社会であってフェミニスト(を名乗るのはとても恐れ多いくらいだし自称したことは一度もないが)にいちいち絡みに行ってお前らは俺たちのことを無視してる!攻撃してる!って被害妄想すぎてみっともない。
ステレオタイプが何故脅威かというと
そこからはみ出たものが実質的に不利益を被ったり疎外されたりするからで
自分をステレオタイプに合わせるほど利益が多くなる社会ならそんな論なんか無意味じゃん
そしてエマ自身ステレオタイプに合致する男性ばっかり選んでるんだよ
そりゃ笑われるよこんなの
フェアネスの為に言っておくと
歴代彼氏が伏せられてても、歴代彼氏が低身長のオカマばっかりでも
「お金なんてただの紙じゃない?みんなこんなの使うのやめましょ!」っていうようなもん
実際にエマが通貨を拒絶してアーミッシュ生活始めたとしても(低身長のオカマと付き合ったとしても)社会は変わらないよね
ね、
だから本当は、どんな男と付き合ってようが発言自体がアホなのよ
「お前ステレオタイプなイケメン成功者ばっかと付き合ってるやんけー」っていうのは
追加のチャチャみたいなもんで実は本論ではない