はてなキーワード: 選択と集中とは
1990年までは日本は成長してたよ。そして、そもそもケインズ主義から新自由主義への転換は1980年代頃になる。
ケインズ主義がなぜ批判されたのかというと、1970年代の石油供給国での戦争と、一部の国で経常赤字化による供給起因のインフレが起きていたから。
ただ、石油供給国での戦争を踏まえて、太陽電池と蓄電池の研究開発を一気に進めて、2010年頃までは日本は太陽電池でトップだったし、蓄電池ももうそろそろ負けそうだがトップだった。
そもそも日本は貿易黒字出しまくりで批判される有様。つまり、日本においてはケインズ主義は大成功で、更にケインズ主義の欠点も克服していた。
しかし、バブル崩壊のような大規模経済危機を迎えると企業は保身にはいり金を貯め込み、設備研究投資をしなくなる。そこで貸し剥がしや、緊縮財政狙い、選択と集中、金を貯め込む場所のフリーハンドの減税、消費税増税など、
大学の基礎萌芽研究と、企業の設備研究投資という形で、金と時間をかけて地道にやらねばそりゃ新しいものを作れない。
それなのにイノベーションがー起業がーみたいにアホをおだてて思いつかせればすぐに儲かるねたがあるみたいなな空虚なことばかり叫んでるのはそうだね。
昔のやり方に戻せばいいのさ。
規制緩和や構造改革は種が育むのを防ぐだけであって、そもそも種がない状態ではどうしようもないですよ。
中国は政府の科学研究投資の重要さに気づいてべらぼうに金をかけてるの。企業がリスクを取れない段階の科学研究投資は政府しかできないし、千に3つ当たれば良しという世界だがそれをきっちり金をかけたから種が育まれて成長してるの。
無論日本は研究者の非正規化と選択と集中と、科学予算の減少、特に運営費交付金の減少で種が枯れてますがね。
なぜ日本がそんな科学を滅ぼすようなことをしたのかというと、まさに政府が金をかけるというのは政府の裁量で新自由主義が忌み嫌うものだから。
あとそれから企業が保身に入って金を貯め込み、設備研究投資をしなくなったから。
資本主義と言っても、政府が何もしないし、民間を完全放置するのが望ましいという新自由主義と、
政府が経済に応じて金融、財政、税制で誘導し、財政出動の一部は科学研究投資であり、民間の保身化には財政出動と税制で対応するケインズ主義は全く別のものです。日本は国を滅ぼす新自由主義を30年続けたから実際に滅んでいってる。
日本人研究者が論文撤回のトップ10で半数を占めていて、その原因は過酷な研究環境によって成果を捏造する誘惑に耐えず晒されているからだ、という記事が話題だ
途中までは正しい
日本人研究者は過度なプレッシャーに晒されている。研究費も減る一方で、選択と集中という方針で短期的な成果を出して研究費とポジションを勝ち取っていかなければならない。
しかしそう簡単に目に見えた成果を連発できるようなものでもないので、どうしてもデータの捏造などに手を出してしまう。
ここまでは良いんだが、日本は政府は借金まみれで〜などと書いてしまう
そりゃ負債の額だけ見ればでかいけど、資産もでかいのだから、資産と負債のバランスで財政を見るのは基本中の基本だろう
こんなウソ信じてる奴は全員財務省に騙されてるんだよ、いい加減目を覚ませ。
何で日本のメディアってこんな簿記三級レベルの知識もない人間が偉そうに世間に物を申しているんだ?
お前らがちゃんと勉強しないで、思い込みで適当パチ書き散らしてるのも、日本の科学研究衰退に間接的に加担してるよ。反省しろ!
まあ、「新しい物事」にはそういう山師みたいなやつ生じるよなー。
けどさ、一点
でも、皆さん、ちょっと考えてみてください。なんで講演会なんてする必要があるのかと。計算機科学の世界で講演会をして資金集めをする、っておかしくありませんか?OSS で有名なコミッタだったり、インパクトファクターのつく雑誌に名前がのるような人材がですよ、この御時世にわざわざ資金集めする必要がありますか?世界中から「金を出させてくれ」といって金がわんさか集まってくるに決まっているじゃないですか。よって、資金集めのための講演会なんかをひらくような残念な人工知能開発者が金を稼ぐことはありません。同様なケースに遭遇したら、出資したら泣き寝入りすることになりますよ。
自分の成果を表に出さないと金集まるわけ無いじゃん。さらに学術系の金なんて細ってる。研究者自身が研究をするため生きていく生活費すらない。
そもそも、日本でOSSで有名なソフトのコミッタや、インパクトファクターがつく雑誌に名前が乗るような研究を人工知能関係でできる研究者がどれだけいるんで?その前でもなにか着想があるがもんもんとしてるやつは腐るほどいるだろうさ。
科学でなにか売れるものを作るというのは「科学としての成果」と「売上としての成果」と2つある。だけど、売上が遠い段階の金は本来は「科学としての成果」として出さないとならないんだけど、それはもう日本は死んでるもの。
なんとか「売上としての成果」としての金じゃないと許さん!ということで、巨神兵の繭を強引に表に出して、急かして「腐ってる。早すぎたんだ!」みたいなのを大量に作る。
正直大言ばっかりうまくなって、うまく行かなくてもシラを切って、詐欺師呼ばわりを乗り越えて、たまたまうまく行くやつがまれにあるよね。そんなのがハイテク起業の世界。
詐欺師も多いだろうけど、苦渋の末詐欺師呼ばわりされつつなんとか自分が良いと思ったのを実現しようとしたやつもいるだろうけどね。そういうのが正しいというのが日本の起業支援とやらだろうね。特にオンラインサロン系。
炎上起こすが笑うような連中。俺は別分野だがくだらないと思って一旦降りたが。
日本「結果が出そうなところにだけケチってカネを払う。身の丈にあった教育を受けろ」
中国「若い奴らは大学にいけ。もっと教育を受けろ。海外の大学に行ってもいいぞ。教育は投資だー!」
の結果、片方は科学技術が先細り、もう片方は世界の大強国へと躍り出た。
理由は、将来への小さな政府を志向してケチったかケチらなかったかで、「日本は経済的に小さな政府を選択して、公金投入をケチって失敗した」ので中国は日本の失敗に学び逆をやったんだよね。有名な話なんだけれど。その結果、日本は経済的に停滞して科学技術も先細る一方、中国は繁栄してる。
今の状況を「日本はうまく行った」と思ってるひとは左翼にも右翼にもいない。
なのに、「国はケチるべきだ」と右翼も左翼も主張してる。なんなのこのケチは。MMTとかじゃなくて、そもそも失敗したんだったらいつまでも失敗する政策を続けるのはやめろって話でしょ。
老人の一部だけが貯蓄を貯め込んでるんでしょ。最も公助が不安だから貯め込んでるという側面もあろうがな。
貯蓄の多い老人だけじゃない以上ケインジアンが賛成する理由もない。
所得に応じて介護保険の補助を減らすぐらいでしょ。できるのは。
あとさ、すぐに儲からんものに後ろ盾なしに挑んだどころで地獄みるだけだぞ。
頭がいいからやらんのでしょ。
頭がいいやつは報いもなく社会のために挑んでそして死んでくれってインパール作戦みたいなのが今の日本や、君みたいな甘い人間。
すぐ儲からん科学研究には国が金をださんとならん。最もただでさえ競争が激しい以上、ちょっと思いついたぐらいのものは今の選択と集中のもとではまず金を得られないでしょう。
進歩するためには金が必要やで。なおかつ、商売に乗らない段階で研究開発に金を出せるのは政府だけ。
緊縮を叫ぶ声のもとで選択と集中で破壊されてる最中だが。日本初で良い介護ロボットなんか今の予算ではまず生まれないでしょう。
まずスマホは、言うまでもなくAndroidとiPhoneな。
ぶっちゃけ「スマホなんて、LINEとツイッターとソシャゲとインスタと電話と音楽聴くのを、テキトーにポチポチやる感じでパッとできればいいじゃん」
くらいのスタンスの人に、iPhoneほどマッチするスマホはない。
Androidと違って、徹底的に決まりきった使い方しかできないけど、その決まった使い方の中では世界一直感的に操作できて、かつド安定。
デザインもリンゴ臭いことこの上ないけど、これ以上ないくらいイケてるリンゴなわけで。
Androidは本当に色々な特徴を持った機種があるけど、そこから自分だけの「当たり」を引くのは、とても素人の手に負えるものじゃない。ぶっちゃけ面倒。
結局、不自由と引き換えに、快適をカネで買うほうで満足してしまうと。
にじさんじは所属人数も多く、本当に色んな人がいるんだけど、そっから自分的に面白い人を探すとかマジ面倒でやってらんねー。
だからってわけじゃないけど、最近は「大型新人」の西園チグサしか見てないわ。
まあ所属タレントの多様性と、業界の健全性を牽引するという信用を活かして、今後様々な業種の企業案件を引っ張りまくるという、エンタープライズ向けのLinuxみたいな売り込みでもすればいいんだろうけど、どのみちパッとしなさそうなのがなんとも。
一方のホロライブは、一見色んな配信者がいそうに見えて、ガチガチに徹底していることがある。
このうち1は「楽しい配信のために必要な、最低限のことはできている」という品質保証になっている。
2については、
という手法を採っているっぽい。
3を具体的に書くと
特にこの「海外対応」を極限まで突き詰めた、まるで戦艦大和と武蔵みたいなスタンスの配信者が、湊あくあと兎田ぺこらの2人である。
にじさんじのゲーム実況ではトップクラスの人気を持つ本間ひまわりや笹木咲とは全く異なる切り口で、このジャンルの配信では先輩だった彼女らを、気がつけば追い抜いてしまっていた。
…こう書くと「コンビニ弁当かよ」と思うくらい、かなりテンプレ的というか、ハッキリした営業方針を取るのがホロライブなのだが、今や業界で飛ぶ鳥を落とす勢いなのはこちらである。
具体的にどの要素についてどうかということでしょう。そのうえで、景気変動や、大規模経済危機というのがどうしても避けられない以上、上はケインズ社会主義がまず先に来るべきだ。
景気の大まかな方向とをとのえた上で、適正な競争がなせる産業は民間に委ねていくというものではあろう。
ただし、JR西日本の尼崎の事故やかんぽ不正、ツタヤ図書館に風俗本など不適正本納入、海外での水道民営化に伴う料金高騰化やサービス劣化、産官連携狙いや選択と集中で予算を減らすことによる大学の基礎萌芽研究など、
過剰競争や、競争がない条件下での民営化、民間がリスクを取れない事象があってそれにどう対処するかという課題がある。
これだけケインズ社会主義と新自由主義とのせめぎあいと問題が起きた以上、課題が抽出してそれ一つ一つに対してどうだという話。
竹中平蔵限定で言うなら、あいつが言った労働法制緩和で、あいつが利益を得る立場になり、多くの問題が発生した以上指弾される立場であるのは当然のこと。偉そうなことは役職と株式を全部手放してから言え。
ハイパーインフレは何らかの供給ショックだぞ。スタグフレーションも同様だな。後、マイルドインフレの状態こそ理想的だ。
借金由来にしても外貨借金で輸入ができなくなった時の話だ。とすると、海外の売るものがあれば経常黒字を維持していれば財政破綻は起きない。
必要なのは政府が財政均衡を取るのではなく、大規模経済危機を迎えて保身に入った企業が設備投資をしなくなることを防止するのと、財政均衡や新自由主義的な選択と集中で、基礎・萌芽研究が衰退するのを防止することだ。
むしろ保身に入った企業が金を溜め込んで設備研究投資をしないのと、大学に対しての選択と集中で、基礎・萌芽研究の芽を潰しまくってるほうがハイパーインフレにつながる。
いくら政府が金を用意したところで既存企業は新しいビジネスを始めようとはしないし死に金だよ。
将来性のない分野に選択と集中してエルピーダやジャパンディスプレイの二の舞よ。