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2019-01-17

著作権法における「実演家の権利」とアダルトビデオ配信停止

id:BigHopeClasicです

さて、このエッセイについて

AV人権倫理機構へ「作品販売等停止依頼」をしました。|森下くるみnote

https://note.mu/kurumimorishita/n/n0d06015a3fd1

作家森下くるみさんが過去に出演したアダルトビデオ二次利用としての配信販売の停止の依頼をしたという内容です。

これについて、以下のようなブコメがあり、スターを多く集めていました。

b:id:aramaaaa これは微妙問題を含んでいて、通常の映画作品出演者の誰かが販売を停止したいと考えた場合できるのかってこと。AVとはもちろん若干違うのだが、法律上は同じ「映画著作物」ではないかと思うので

b:id:unfettered アダルトだけに、この行為理解できるものの、今後あらゆる表現物が、出演者の「忘れられる権利」によって廃盤にされたり本人出演シーンにぼかしが入れられたりすることにはならないか、が心配

かに、こういう点は気になるかと思います。ですが、結論から言うとそのご心配は「杞憂」です。アダルトビデオを含む「映画著作物」は、通常は出演者意向によって廃盤になることはありません。

「実演家の権利」について

アダルトビデオといえども、著作権法上における「映画著作物であることは基本的否定され得ないですが、その出演者であるAV女優には、出演したアダルトビデオ著作権は別途契約上の定めがない限り与えられません。

しかし、このような「映画著作物出演者」を含む「実演家」に対しては、著作権法は「実演家の権利」を与えています

例えば、著作権法91条1項は、実演家の有する「録音権及び録画権」について次のように定めます

実演家は、その実演を録音し、又は録画する権利専有する。

これによって、AV女優は、アダルトビデオメーカーに対して、自らの演技を録画させることを許諾することができるわけです。同様に著作権法は実演家に対して「放送権及び有線放送権(テレビラジオに限りネットは含まない)」「送信可能化権(平たく言うと、ネット配信のためにデータサーバにアップする権利)」「譲渡権(録音物録画物の頒布権利)」「貸与権音楽のみ。映画は含まない)」を与えています

映画著作物」における「実演家の権利」のワンチャン主義

そうすると「なんだ、実演家の権利簡単に出演作の販売差し止めできるじゃん」と思うかもしれませんが、話はそう簡単ではありません。

映画著作物」に出演した実演家の権利は、著作権法は非常に厳しい制限をかけているのです。

先ほど上げた実演家の録音権録画権に関する著作権法92条2項は以下のように定めます

前項の規定は、同項に規定する権利を有する者の許諾を得て映画著作物において録音され、又は録画された実演については、これを録音物(音を専ら影像とともに再生することを目的とするものを除く。)に録音する場合を除き、適用しない。

どういうことかというと、映画サントラ映画の音を録音する場合を除き、「一回出演OKって言ったら、その後あんたの録音権録画権を行使する機会はないからね」という意味です。つまり、昔だったら録った映画フィルムを複製するのは映画会社の自由だし、いわゆる二次利用のためにビデオテープDVDを作りまくるのも許諾なしにしていい。加えて、先程挙げた「放送権及び有線放送権」「送信可能化権」「譲渡権」全部そうです。つまり撮影時のギャラだけ払って撮影OKと言ったら後は著作権者は二次利用し放題、再放送映画専門チャンネルでの配信パッケージソフト販売ダウンロード販売自由ということです。

なんでこうなっているかというと、まあ、映画産業においてこれを俳優に与えていたらとてもじゃないけど産業が成立しない、ってことなんですけどね。もちろん契約で上書きすることは可能ですけど、そんな面倒くさい俳優使う理由もないですし(大物になれば別かもしれませんけど)。

#ちなみにワンチャン主義適用のない音楽業界はどうかというと、これは録音時にレコード会社が「実演家の権利」を買い取ってしまうのが通例です。こっちはこれでなんで問題にならないかと言うと、まあ、そういうもんだで通っているからですかね。

というわけで、「映画著作物」は、「通常の場合出演者意向によって廃盤になることはないのです。

さはさりながら…

とはいえ、もちろんこれは「出演に同意があった」場合の話です。昨今問題になった「出演強要」あるいは「台本と異なる強制性交」これらはもちろんのこと「出演の合意」など仮にあったとしても無効ですから二次利用についても同様に消すことができます。そういう意味で言えば、アダルトビデオメーカー側も、女優契約書を交わして「何がOKで何がNG」と女優意思を残しておくことが、メーカーを守ることにもつながるのですけどね。これについては毎日新聞がいい記事を書いていてくれました。

女優が語った本音 新ルールで変わる撮影現場

https://mainichi.jp/articles/20180419/k00/00e/040/258000c

森下くるみさんの場合は、契約書なんてなかったとはいえ、御本人の執筆活動などを通して「出演への同意はあった」ことは「黙示の同意」として明らか(なんか変な表現だな)ですから、ここは問題に成りえません。

また、アダルトビデオは通常の映画著作物と異なり、一旦出演者が出演に合意したとしても、その後になって出演者人権を著しく侵害するおそれを持ちうる性質のものです。こういうものに関しては、個別事情ごとに考慮することで、人権著作権バランス考慮するような裁判所判断が下ることもありうるでしょう。

自主的な取り組みとして、AV人権倫理機構による配信停止申し込みの代行とそれに応じるメーカープロダクションの動きも重要です。これについては、AV人権倫理機構が自ら書いている通り、「当機構賛同する枠組み内のAVメーカープロダクション対象としております。それ以外のメーカー無修正などのAV作品場合、当機構では対応が出来ません」という限界はありますが、逆に言えばこれらのメーカープロダクションユーザー側が支持することで、市場原理により賛同しないメーカー市場から退場させることもできるでしょう(闇市場については完全に刑事機構に委ねるしかないため、そこは本稿では触れられません)。

補足:TV番組について

アダルトビデオ専門チャンネルAV大賞のようなイベントAV女優トーク番組を除く「放送するためだけのアダルトビデオ」を制作することがあるかどうかわかりませんがそれがないという前提で本論から外れるので補足としましたが、上記の「ワンチャン主義」はあくまで「映画著作物」に適用されるもので、TVドラマTVアニメには適用がありません。

まり、かつては「録音録画」の概念がなかった生放送は言うに及ばず、一旦収録した後編集等を加えてから放送するドラマアニメにしても、こちらの二次利用映像ソフト化やネット配信など)は、収録の契約とは別途の契約必要になるのです。なお、放送の許諾を出演者から得た場合放送のために一旦収録することや、それを系列局に送ったり他の局に放映権を売って放送することはできますが、その場合出演者に「相当な額の報酬」を払わなければなりません。ブコメid: shigak19 さんが書いていたのはこれに基づくものです。また、映像ソフト化やネット配信は当然できません。

なんで映画(含むパッケージソフト産業)とTV番組でこうも違うんだと言うと、まあ立法された1970年メディア産業構造の違いによるとしか言えないでしょうね。その後で産業側の方が構造固定化されたために、実務上も問題になっていないということで。

ただ、この違いがとんでもない問題になっているのが「昔のTV番組WEBアーカイブ化」で、映画(含むセルビデオ)は文化遺産としてのウェブアーカイブ化は著作権者の同意があればできるのに対し、TV番組著作権者だけではなくエキストラの一人にいたるまで同意を得ないとWEBアーカイブができないのです。本人が死亡した場合は遺族の発見とか、存命中でも芸能界引退した人とか、元子役とかだとまず連絡を取ることができません。しか結構な大物でも、死後や引退後数年で簡単に連絡先不明になりますTV番組ワンチャン主義採用されていないのは、この点では問題なのです。

2018-12-27

クロちゃんとか知らんけど、

やはり、国のやる死刑を公開して放送権死刑会場への入場券を売ったら儲かると思うんだよな。

2018-03-28

web広告ってずるくね

web広告ってパケット料をなぜユーザー負担してるのかな。解せない。

テレビラジオなら、放送権のほかに電波使用量を徴収してCM放送するじゃん。まぁ、正確には設備使ったり、送信機の電気料金とか設備を使った料金とかも含まれるわけだけど、要するに電波を使って送り届けたコスト広告主は払ってるわけで。

んで、Web広告は高画質な動画だったり、大容量の画像広告の伝送コストを、なぜかユーザーから徴収するっていうのは、望んでもいない出費だよね。

というよりも、見たくもない広告自分お金払ってることが許せない。

広告出すなら、ユーザーに送り届けるところまでお金払って、広告してほしいな。

2018-01-06

テレビ公共性と強さ

ガキの問題が浮かび上がったように、これからテレビっていか

自分たち番組に興味も好感もない、なんなら視聴すらしてない人々」からの苦情を織り込んでいくか、みたいな

すればするほどクソみたいになってく努力を強いられざるを得ないのではないかと思う

ネットが普及して一番ワリ食ったのはそういう共犯関係が維持できなくなったことで

まあそんなもん維持できなくていいだろっちゅう向きもあるかもしらんけど

もとから視聴者がこの形で得することは皆無だろう。

この圧倒的にうざいノイズとしての正論回避するには、嫌なら見るなよって理屈しかないと思うけど

その逃げ道を封じてるのがテレビ局自身テレビを公器として扱って、ノーコスト放送権享受してるからなんだししょうがないよな、と思う

2017-10-29

https://anond.hatelabo.jp/20171029102656

テレビ局にとって必要から流してるんだよ

あの時間はまともな人間寝てるから

放送権利の料金が安くて、

オタクどもが見る深夜アニメが一番コスパがいい

2017-06-21

https://anond.hatelabo.jp/20170621034249

違う違う

朝日新聞杯みたいな、朝日新聞が全部金出してる大会な訳

独占放送権みたいなものを持ってる

スポーツなんかでも、NHK杯だとNHK以外中継・放送できないし

他社はNHKに金払って借りるしかない

2015-05-30

TBSニュース

サッカー汚職事件について。

サッカーファンの子供達から巻き上げたお金をそんな使い方して!

みたいな言い方してた。

FIFAの売り上げは主に放送権から子供からは巻き上げてないと思う。

2014-12-29

年末ボクシング商戦とTBS

僕は数年来のにわかボクシングファンだけど、年末ボクシング商戦とTBSの現状について語ろうと思う。

まず、確認しておきたいのが日本ボクシング歴史において、現在は非常に盛り上がっている時期だといえる。

理由としては、日本総合格闘技凋落日本人ボクサー世界における相対的レベルの向上が挙げられる。

00年台の日本格闘技といえば、総合格闘技全盛だった。立ち技系のK-1寝技ありのPRIDEという2大団体だ。

かつてはこの2大団体興業としても、選手レベル世界トップクラスだった。そのため、年末格闘技放送総合格闘技+泡沫色物プロレスがメインだった。

しかし、ヤクザ問題UFC海外団体の台頭など色々あった結果、K-1PRIDEも消滅した。後発団体ももはやかつてのそれほどの求心力は持ち合わせていなかった。

そして、時期を同じくして日本人ボクサーレベルは急上昇した。

かつてはファイティング原田浜田剛史具志堅用高など日本人ボクサーレベル世界の中でもレベルが高かったが、日本人ボクサー冬の時代が訪れていた。

世界的にはボクシングチャンピオンというと、各階級ごとに4つの団体があって、その一つを保有することで世界チャンピオンになれる。

WBAWBCWBOIBFの四団体で、さら暫定王座スーパー王者などがあり、世界チャンピオン階級に一人ではないのだ。

冬の時代ボクサーはこのうち最も弱いチャンピオン(俗に穴王者と呼ばれる)を狙って世界戦をしていた。

それでも勝ち切ることができなかった。勝ったとしても、防衛戦が待っている。そこでも弱い相手を迎えるのだけれど、負けてしまうことが多かった。

しかし、最近は状況が変わってきている。

日本人チャンピオンの数は冬の時代に比べて格段に多くなり、さら防衛戦でも勝ち続けているのだ。

それだけにとどまらず、世界戦で強い相手と試合をすることがとても多くなった。

軽量級世界最強と呼ばれるローマン・ゴンサレスマッチメイクをした八重樫東世界戦は記憶にあたらしい。

今の日本人ボクサーレベルは歴代最高と言ってもいい。

それは、今の世界ボクシングの風潮がビッグマッチ思考といって、世界王者であるということよりも、実力者に勝つことが重視されることもあるだろうし、アジア人マニー・パッキャオ世界トップクラスボクサーとして評価を受けていることもあるだろう。

日本人西岡利晃メキシコジョニーゴンサレスを、ラスベガスラファエル・マルケスを破ったこともあるだろう。

なにはともあれ、日本におけるボクシングの注目度は今世紀最高であるといっても過言ではない。

さて、こうしたわけで年末格闘技には当然ボクシング放送されるわけだが、テレ東フジTBSの3局がボクシング放送する。

その中で特異なのがTBSである

ボクシングファンの中にはTBSボクサーという呼び名がある。

TBSが育てたチャンピオンとして最も有名なのが亀田兄弟である

放送権TBSが囲い込み、対戦相手は徹底的に弱い相手を選ぶ。後はキャラクター試合前の煽りVTR視聴率を取る。

試合日本で行われ、判定に持ち込めば地元判定と謎の疑惑判定で有利に戦う。これぞボクシングの黒い部分だ。

しかし、亀田兄弟はやり過ぎた。日本ボクシング協会逆鱗に触れ、日本追放された。

手持ちのボクサーが失われたTBSは新たな手駒として井岡一翔を中心とした井岡ジムの囲い込みに出た。

井岡一翔は若手の中でも実力者で、ファンの中でも評価は非常に高かった。かつては。

しかし、井岡一翔TBSボクサーに成り果ててしまった。マッチメイクは段々とレベルが落ち、弱い相手としか戦わなくなった。

その上、弱いと思った相手が想定外の奮闘をした結果、一方的な内容で負けてしまった。なぜか判定は僅差の判定だったが。

そのTBSが、ボクシングを愚弄しているとまで言われたTBSが、年末にギレルモ・リゴンドーの試合放送する。

これはかつて東京マイク・タイソン世界戦をした以来であると言っても過言ではない。スター性は別だが、傑出度とクオリティという意味では間違いないだろう。

ここでギレルモ・リゴンドーの紹介をすると、アマチュア時代にあらゆる大会で勝ちまくりキューバから亡命して鳴り物入りでプロデビューした。スター候補としてだ。

その目論見は半分はあたった。リゴンドーはプロリングでも無類の強さを見せ、かつて日本人ファンの期待を一身に背負った西岡利晃を寄せ付けなかったノニト・ドネアを完封した。

この一試合でリゴンドーの名は軽量級最高峰として轟いた。かに見えたがリゴンドーはスターにはなれなかった。

その試合内容があまりに堅実で、テクニカルで、盛り上がりに欠けたかである

打たれずに打つというボクシング本質体現したリゴンドーの試合はその完成度と裏腹にエキサイトできないものであった。

結果的にリゴンドーはアメリカスター戦線ドル箱スター街道から干されてしまった。ショービジネスの悲しい側面である

そのリゴンドーが日本に来る。しか放送局TBSである

あのリゴンドーが地上波で見られるというのは恐ろしいことである

恐らく試合はワンサイドという予想が殆どだろう。

しかしやはりTBSTBSなのである

あろうことかこの放送スポーツバラエティ番組バーターにしてしまう所がTBSTBSたる所以なのだ

井岡は名も無きロートルノンタイトルマッチを組み、リゴンドーは名前も出ない。もう一試合にはノーコメント

せめて井岡だけでももっとエキサイトできるカードを組めば、年末ボクシング商戦で頭一つ抜けられるところだろう。

ボクシングなんて野蛮なものは見ないというはてなユーザー年末の注目カードを伝えておく。気が向いたら見て欲しい。

井上尚弥 VS オマールナルバエス (フジ

八重樫東 VS ペドロゲバラ (フジ

ホルヘ・リナレス VS ハビエル・プリエト(フジ

天笠尚 VS ギレルモ・リゴンドー(TBS

井上尚弥日本人期待の星だ。

日本人最速世界王者に加え、マッチメイクが素晴らしい。強い相手としか戦わないという宣言通り、強い相手と戦い続けている。今回のナルバエスも王座11防衛強敵だ。

そして八重樫東。軽量級最高峰との呼び声高いローマン・ゴンサレスと戦い散るも、その勇姿はファンの心を踊らせた。回転の早い連打に注目が集まるが、フットワークを使ったアウトボクシングが光るスピード溢れる選手だ。

ホルヘ・リナレス(これ放送するのか?)は日本人に馴染みが浅いが、幼い頃から日本ジムで練習を積んでいる。ハンドスピードが早く、スタイリッシュボクシングを展開し国内では敵なし。海外でも有力選手を退け、スター街道を歩むかに思えたが、打たれ弱いのが玉にキズ。イケメン

そしてリゴンドーだ。天笠選手はここでいい結果を出せば一気に世界に名が広まる晴れ舞台だ。


さて、年末が楽しみですね!

2014-12-24

男の子って意気地なし」

「”みんなして、高嶺で咲かせてあげよう”という気持ちにさせる花である

(阿久悠『36歳・青年 時にはざんげの値打ちもある』)


渡辺美優紀こそ、テン年代に咲く高嶺の花ではないかと私は考える。

去る2014年9月17日、「AKB48グループじゃんけん大会2014 ~拳で勝ち取れ! 1/300ソロデビュー争奪戦~」は行われた。

奇しくも2日後はみるきー誕生日でもあった。彼女にとってのとても大きなサプライズプレゼント

優勝特典として、ソロシングルデビューおよびソロコンサート開催権利

NHK BSプレミアムAKB48 SHOW!」枠での「MILKY SHOW!」放送権利を獲得した。

そして本日12月24日クリスマスイブ彼女は「やさしくするよりキスをして」をリリースする。

http://youtu.be/rYsDjGcxS-0

松田聖子の「夏の扉」のようなジャケットもさることながら、ミュージックビデオが秀逸である

以下は私なりの勝手解釈であることをご理解いただきたい。

舞台は1970~80年代ごろの神奈川県藤沢市

人気漫画タッチ』に登場する喫茶店南風」を模した「喫茶 みゆき」にて働く少女美優紀(こちらも浅倉南同様実家であると思われる)。

想いを寄せる相手は達也を模した幼馴染の少年。あの”勉強部屋”を意識した二つ並びの学習机が置かれた部屋にて日常を送っているようだ。

明星学園野球部に似せた、黒地に赤字のWのキャップがたびたび登場する。湘南の海で彼の自主練習に付き合う様子も見られる。

また、その海で気の置けない仲間達と遊んでいるシーンも描かれている。

その後、高校卒業した彼女らは、各々の道へ進む。美優紀実家の手伝いを、”彼”は達也のように帝東大学を目指す浪人生、としておこう。

美優紀は年相応の女の子らしくアイドルを夢見ていた。ダメで元々、「第48回国民アイドル ソロデビューオーディション」へ応募する。

オーディション会場にて物怖じせず語り、歌う彼女NMB48オーディション番号、エントリーNo.71であるあたりにクスッとくる。

後日、見事デビュー決定との印が押されたハガキを嬉しそうに見つめる美優紀。だが直後、切なげに右隣の”彼”の学習机一瞥する。

閉店後の喫茶みゆき。帰ろうとする”彼”に美優紀は打ち明ける。

「わたしね、アイドルになるの」

「おん」

「だから東京行くんだ」

わず立ち上がり、ハガキを奪い取る彼。

一瞬の間のあと、「明日おくってね」

夕暮れの湘南フェンダーミラーセダンの横で彼の腕を掴み、「はやくキスして」と言わんばかりに目をそっと閉じる。

シーンは一変し、ブラウン管国民アイドルとしてソロデビューを果たした”渡辺美優紀”の姿が。

喫茶みゆきに集まりブラウン管を食い入るように見つめる旧友らは、すっかり彼女親衛隊になり湧き立っていた。

突然の別れに怒っていたと思われる彼は新聞を読み更けて興味がなさげしかし、テレビには見覚えのある野球部帽子が。

当然私信に気づいた友人たちは、”彼”に急いで呼びかける。「美優紀アイドルになってしまった。もう俺のことなんて覚えてもいないだろう」と思いこんでいた彼は、

美優紀が何も変わっていないことを思い知らされ、喜びを爆発させ飛び跳ねる。

高校生の頃のイチャイチャする様子が描かれたのち、また夕方湘南へ。

涙を一筋落とし、彼女は言う。

「やさしくするよりキスをして」。

2014-08-11

日本放送局別に抗議が来たか韓国批判したりドラマ辞めたりしたわけじゃない

単にネタストックが切れただけなんだよなぁ。

そもそもダウントンアビー終わったNHK日曜のドラマ23枠じゃ早速新しい韓国ドラマ放送してるだろ

何となく抗議を避けて放送を見送ったのかもしれない。

でもそうじゃないかもしれない、だって韓国ドラマはある程度数字が取れるし、何より最近嫌韓のおかげで

放送権料が安い。

アメリカとかの海外ドラマは人気シリーズほど高価だから中々やられないのは放送権料にあると思ってる。

韓国批判たからといってどうだというのか、テレ東系なんか朝アジアドラマ枠ってもう何年も韓国ドラマ放送してるけど

別にそれに対して批判があったという話もない。

韓国批判が今のトレンドからといってドラマに罪はないし、面白いドラマなら寧ろどんどん日本に輸入していけばいいと思う。

勿論プリズンブレイクとか24とかアグリーベティとかセックスアンドザシティ、ニキータフレンズのように深夜の海ドラマ枠は

かなり充実してるから韓国ドラマもそういう枠でなら別に文句はないんじゃないかな。

てか、韓国嫌いなら見なければいい話。簡単でしょ?

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