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はてなキーワード: 非喫煙者とは

2018-03-30

臭いのが苦手なのか、臭くなるのが嫌なのか

禁煙絡みの話題になると、俺から見るとヒステリックと感じる主張を繰り返してる嫌煙派をはてブでは見かける

同じ様な人はツイッターヤフコメなどでもちょくちょく見かける

そういう人達は「臭いのが嫌!」って主張してる事が多い

健康問題云々は建前ですらなくて、汗臭いとか腋臭とか食べ物臭いとかそういうのも纏めて「嫌だ!」と連呼する人も結構いる

で、そういう人達を観察してると、どうも臭いのものよりも、自分にその臭いが移る事を嫌悪してる人が結構割合でいるっぽい

どっちも同じことだろと思うかもしれないが、自分が臭くなる事への嫌悪は、自分が変化する事への恐怖が根底にあると思う

タバコの例で言えば、喫煙者と同じエレベーターに乗ったら、自分喫煙者と同じくらいタバコ臭くなると「疑ってる」って事

何を馬鹿なと思うかもしれないけど、割とこれはあると思うんだよ

もちろんタバコ臭いはそれなりには移る

タバコのヤニは壁とか天井かにもこびり付く

服など布製品にも臭いが付く

といっても非喫煙者喫煙者特にヘビースモーカー並に息や体臭が臭くなるって事はないと思う

でも、その臭いのものも嫌だけど、それ以上に自分までタバコ臭いと、誰かに思われるのが耐え難いって人は嫌煙派には一定数いると思うんだよ

それが喫煙者臭いに対して数%程度の臭いだったとしてもね

そういう人は自分アイデンティティに対する攻撃だと感じてるんじゃないかな、と思う

なんでそう考えるかというと、それならヒステリックになるのも理解できるから

単に臭いだけなら程度問題はあるけど、エレベーター程度ならまあ我慢できるはずなんだよ

そんなに長時間一緒に乗る訳でもないし

でも自分が臭くなるのは、「臭くない自分」を「臭い自分」に変えられてしまうから許せない

自分を臭くする可能性があるものを徹底的に排除しないと気が済まない

それが他人であれば、それを糾弾せずにはいられない

そうしないと心の平穏が保てない

で、こういう人達に対して「それはやり過ぎじゃない?」みたいな事を言っても無駄だと思うんだ

だって根底にあるのが自分を変えてしまものに対する恐怖だもの

正直、俺にはどうアプローチすればいいのか、さっぱり分からん

anond:20180219002923

そもそもその手の所はあくまで「出会いの場を提供する」事業であって「結婚相手を世話する」事業じゃないから。

場だけは提供するがそれ以上の事は自分でやれ、ってシステムから安価なんだよ。

それ以上のサービス求めるなら金出せって事だ。

あとそれだと条件なしの街コンには「身長170cm以上 or 大卒以上 or 年収300万円以上 or 非喫煙者 」のどれにも当てはまらない男か

男に条件つける女なんてクソ!俺のありのままを見て欲しい!とか言う夢見がち男しか来ない事になるわけで、

それを分かってる女がそっちに参加したがらないのは当たり前。

増田みたいなうっかり初心者でない女は最初から条件つきのイベントしか行かないんだろう。

男もそれ分かってて上記の条件に当てはまるなら、女の参加者が多い(し恐らく女の参加料が高い分男の参加料は低い)条件付きイベントに行くだろうし。

2018-03-28

煙草吸っていいですか?」を断り続けた結果

よく顔をあわせる人が喫煙者なのだが、私の鼻はタバコの煙を感知するとくしゃみが止まらなくなって社会的死ぬことがわかったので、「煙草吸っていいですか」と言われても断ることにした。くしゃみが止まらなくなると言うと快諾してくれたが、それも最初のうちだけだった。タバコを吸うために喫煙室や外に出ていかなければならない手間をあからさまに面倒臭そうにするようになった。「あー、今いいところなのにタバコ嫌いがいるせいで外に行かないとダメなんだわ。うぜえ」という感じ。そして周囲の非喫煙者からは、増田さんはタバコの煙くらいで神経質すぎるでしょ。ほんの数分くらい我慢すればいいのにって目で見られてる。なんでだよ。なんで健康を守ってるだけでこんな目で見られるんだよ……

2018-03-26

タバコ吸わない奴、頭悪すぎると思うわ

1箱数百円出せば、それで数日間は堂々と休憩が取れるようになる。

バカスカ吸わない限りは月5千円もかからん

毎日時間ずつタバコ理由に休憩時間以外にも堂々と休めるメリットを考えれば安いもんだ。

休憩を挟むことで仕事効率良くこなせるから評価も上がる。

評価が上がるから給料も増える。

給料が増えるんだから実質ヤニ代はかかってないようなもの

休憩を取りながら適切なペースで仕事が出来る権利けが手元には残る。

なんならある程度立場が強くなったらタバコなんてスッパリやめればいい。

そんな簡単勘定も出来ないんだから、そりゃ非喫煙者バカにされて当然ですわ。

喫煙者非喫煙者も休憩しろよ」→喫煙者「お前、何サボってるの?」

これが現実な。

喫煙者タバコ休憩もするしタバコ以外の休憩もするけど、非喫煙者普通にトイレ行っただけで「お前、何で持ち場離れてんの?」とか平気で抜かす。

喫煙者にとって非喫煙者人権がない奴隷種族

この状況を打破するには喫煙者を倒すしか無い。

騙されるな。

本当の悪はいだって喫煙者だ。

雇っている奴でもない。

仕事中の休憩を一切許さな架空非喫煙者でもない。

いつだって悪党は煙をくゆらしながら非喫煙者同士を戦わせて煙に巻くのだ。

2018-03-08

anond:20180308150615

非喫煙者からするとプルームテックいちばんいいんだが、増田みたいなニコ厨にはプルームテックなんて物足りなさすぎてダメなんだろうなあ。

アイコスに変えて三日経ってからあえて紙巻きたばこを吸ってみた感想

私は最近少しお金に余裕ができたので、アイコスを購入して吸っている喫煙者だ。

ここ三日くらいアイコスのみで喫煙をして、独特の風味にも吸い方にも慣れて来た頃だ。

アイコスで喫煙すると普通の紙巻きたばこには戻れないと聞いてあえて紙巻きたばこを購入して吸ってみました。

アイコスではメンソール、紙巻はKOOLの12mgを吸っています

結論から言うと、紙巻がすごく美味しく感じた。

意外とヤニクラも来ないし、以前に吸ってた時よりもちゃんタバコの味を楽しめているのでどうしてかを真剣に考えたいと思う。


クールスモーキングを心がけるようになったか

アイコスという機械性質上、煙を多く出すためにはクールスモーキング意識しないといけない。

理由は、中のブレードの温度が過度な喫煙のせいで下がり安定した吸引ができないので、ゆっくりとまさしく初心に戻った時のように熱いスープを飲むイメージで吸わないといけない。

それが紙巻の時も自然とできていたのか、うまい煙を吸引できていたのかもしれない。


・体がもっと濃いニコチンを欲していた

そもそもなぜ戻ることになったかというと、アイコスでは若干満足していなかった瞬間があったから。

アイコスで喫煙という行為ニコチン摂取しているという行為は満たしてるものの、やっぱり紙巻きたばこの煙が吸いたい瞬間がたまにあった。

もともと強いタバコを吸っていたこともあってか、アイコスくらいの煙の濃さでは体は満足してなかったのかもしれない。


銘柄自分に合いすぎた

以前はJPSアメスピなどコロコロタバコを変えていたが、どこかヤニクラがしたり、あまり美味しいと思えない時があった。

しかし、KOOLという銘柄自分の体に合っていると発覚してからKOOLのみを常煙して、ひどいヤニクラ起きずに美味しく吸えている。

もしマルボロだったら話が変わっていただろう。


・休煙期間が頻繁にある

自身のことをヤニカス卑下することもあるが、家では吸わないようにしている。

家族嫌煙者で、タバコ臭いに敏感なので、私はタバコを吸っていないと嘘をついてるので家ではVAPEでごまかしている。

家を出ない日が三〜四日あったりする日もあるのでその間はタバコ自体を絶っている。

外に出て吸うとしても一日平均で6〜8本、飲みの場などでも多くても半箱程度なので、完全なニコチン漬けになっていない。

そのことも由来になっているのかもしれない。




結局これからどうするのかというと、アイコスも紙巻も半々くらいで使い分けていこうと思う。

アイコ自体にも、臭いが少なかったり、非喫煙者でもアイコならいいよと言ってくれる心が広い人間がいるので、そういう場所ではアイコスにしようと思う。

しかし、一度電源を入れると20秒くらい待ってから約14回吸うか、6分ほど待たないといけないため吸う時間結構かかる。

それを考えるとパッと吸ってパッと消せる紙巻きたばこにも多少のメリットがあるかもしれない。

TPOを弁えて、ケースバイケースで切り替えられる喫煙者がこれから一番賢い喫煙者なのかもしれない。

























いやいや、タバコをやめるのが一番賢いだろ、これだからヤニカスは…

と書かれそうなので一応わかっていることを予防線として記しておく。

2018-03-01

偏見だけどタバコ吸う人って

金銭感覚がゆるい

肌が汚い

喫煙者全体の知能指数の平均は、非喫煙者全体の平均よりも低い

タバコを吸うからバカになるんじゃなくて、バカからタバコを吸う

2018-02-28

タバコが憎い

喫煙者に言いたい。

自分が誰かの助けをかりないと生きられない要介護者になった時、そのタバコを吸いたいという欲求で周りの人間を苦しめるよ。

うちの父は脳梗塞で倒れ、麻痺高次脳機能障害後遺症が残った。

自宅でみているが、今や父はタバコをくれとしか言わない人間になった。

大げさでもなんでもなく、父からしかけてくるのはタバコ要求してくる時だけになった。

麻痺があるのでうまくタバコをあつかえずに、ズボンタバコで焦がした穴がたくさん空くようになった。

脳梗塞再発で死ぬのが先か、火事になって死ぬのが先か。

もう自制心なんてものはなくなってるから、いまさらやめることはできない。

タバコがなくなったら朝五時でも起こされて要求される。

めんどくさくて1カートン10箱)まとめて渡しておいた事がある。その日に帰ってみたら部屋がいつもよりタバコ臭い。数時間のうちに3箱以上吸ってた。

これではさすがにタバコに父を殺されると思って、めんどくさくてもカートンで渡すのはやめた。

僕はタバコを吸わないから、ニコチンが切れたとき気持ちはわからない。そもそもタバコを吸いたいという気持ちもわからない。

非喫煙者からすると毎日お金を燃やして、不健康になっているだけのようにしか思えない。

から今後介護を続けるにしても、ニコチン摂取するだけの人間に寄り添う気持ちをいつまで維持できるか自信がない。

暴れるのはアル中だけじゃないんだなぁ、ニコ中でもこうなるんだぁなんて他人事のように見てる。

けむたくても極力同じ部屋にいるようにしている。

自分が吸っているわけでもないのに身体タバコ臭い。

シャワーで一番最初に髪をお湯で流すときに、タバコ臭いが降ってきて気が滅入る。

本当にタバコが憎い。

何がひとのときをおもうJTだよ。CM流れるだけでイラッとする。

喫煙者よ。

タバコをやめられる心があるうちにやめておくことをオススメする。

不幸になるのはお前じゃない。

大切にしてきたはずの家族だぞ。

2018-02-21

anond:20180221144531

喫煙者がと現役喫煙者戦争

いいじゃん

そうやって純血非喫煙者が消耗せずに

喫煙文化が衰退していく

それを外から眺める愉悦ったらないだろ

それやれ、もっとやれ

2018-02-20

anond:20180219232323

喫煙者権利と、非喫煙者権利は等しくない事をまずは理解してほしい。

喫煙する」という行為には、どうしても以下のような副産物が生じる。

・煙がパーソナルエリア外に漏れしま

臭いがパーソナルエリア外に漏れしま

臭い喫煙後も残ってしま

・本人が思っているよりも口臭

・灰が舞い散る

すなわち「喫煙する」権利は、「これら副産物を許容してもらう」権利も主張しなければならない。

保育園公園などの問題すり替えを行っているが、タバコについての話なんだからほかの話でごまさないでほしい。

他人の多少の迷惑を許容してほしい? それは非喫煙者セリフだと思う。

本当に可哀そうだと思う時もあるが、嗜好品は他にもあるわけだし、社会の「他人迷惑を(極力)かけない」という大前提を守ってほしい。

窮屈な時代

平成生まれのまだ社会に出ていない一個人の感想

10年代の終わりを20代として過ごしている

科学技術の発展は凄まじく国際化や多様性が叫ばれ一人ひとりの命を大切にと学ばされて育ってきた

その反面ゆとり世代揶揄され個性を潰され私を含む同年代の多くは明るい未来なんてありえないと悲観的な人間が出来上がった

何もかも統一され簡略化される社会

何もかも規制されルールに従うしかなくなった社会

今回の喫煙者騒動もそうだ

もちろん路上喫煙をする人間によってもたらされた問題

人が人に配慮する社会ができあがっていたら起こり得なかった問題

これはその心無い人達によってもたらされた

煙草の煙が害というのもわかる

それが都会の空気普段食べている食材発がん性物質と比べてもだ

それでも現実インターネットじゃない

Twitterのように気に入らない全てのアカウントブロックして桃源郷を作り上げることは出来ない

喫煙者排除し都会の環境汚染排除し徹底管理された水だけを飲んで生きていくことは出来ない

よく昭和を対比として話されるが色々なものに寛容だったように人や本から見聞きして感じる

昔は駅のホーム喫煙所があり喫煙車両があった

喫茶店では当たり前に煙草が吸えた

時代の変化だ

よりよい方向にシフトしていくための儀式として反論がありそしてその反論が更なる反論を呼ぶ

少しずつ変えていくのはい

けれども何もかもを否定し一部の声を無視して押し進めていくと多分不完全なものが出来上がる

から妥協案というものがある

極論というのが一番危ない

そういうふうにして教育されたのが今の20代前半の人間

色んな在り方があっていいはずなのにそれを許さな社会

人が嫌がること人が損をすることはしてはならない、当たり前だ

から注文した料理に嫌いな野菜があればそれを抜いてもらい、狭い道で傘を差した人同士が行き来するには傘を傾けて行き違う

そうやって嫌なことでもそれぞれの努力回避することもできる

分煙も同じこと

煙草が嫌な人がいるならその人のいるところで煙草を吸わない

それを形式化したのが分煙

45分間呼気から有害物質が検出されるのは妥協点だと思う

嫌いな野菜を抜いてもらったのに欠片が入ってしまっていた、傘を傾けたけどその傘から雨粒が落ちてきて濡れてしまった

いちいち憤るだろうか?現代人はもうそこまで余裕がなくなってしまったのか?多くは内心悲しみながらも許すと思う

人は非喫煙者喫煙者の二通りしか存在しないから、どうしても主観的になってしま

喫煙者である私はその立場からしか物事を言えないから、もしかしたら非喫煙者気持ちを分かっていないからそんなことを言えるんだと怒られるかもしれない

それはもうどうにもできない

どうにもできないから私は当たり前の行為として、そしてせめてもの行為として喫煙所しか煙草を吸わない

身近に煙草ダメな人がいないか実践したことはないけれどそういう人の前では吸わないように配慮するし、少なくとも飲み会カラオケではそれぞれに煙草ダメかどうかの確認を取っている

なぜ人を殺してはいけないかという問題とは違いきっとこれからもしばらくは平行線で話し合われるだろう

どこで線引してお互いを許し合うかにかかってると思う

少なくとも私はこれまで通りに煙草は嗜むだろうしそれはもちろん喫煙して良い場所でそして周りに配慮をしていくことだろう

45分間というのも頭の片隅に置いておきたい

喫煙者排除女性専用車両などの性差問題は似てる

なんとなく感じた。

結局、喫煙者は同じ喫煙者でもマナーの悪い喫煙者によって、

どんどん、その身が縛られていくよね。

歩きたばこや、喫煙所以外での喫煙などで。

性差問題も、女性の敵は女性だよね。

一部の女性のせいで、なかなか平等が広まらない。

「私だけ」は優遇されたいとか、弱い方が得だし。などで。

 

結局ある属性の中でも、一部の心ない、もしくは利害一致しない人たちのせいで、

本来あるべき姿が失われつつあったり、肩身がどんどん狭くなるわけです。

 

から女性はまず女性と戦うべきだし、喫煙者マナーの悪い喫煙者と戦うべきで、

男性非喫煙者と戦うべきではないと思う。

anond:20180220131836

非喫煙者に許しを乞うためのものだろうが。

×

非喫煙者がムダにガタガタうるせえから

anond:20180220131430

そのマナー非喫煙者に許しを乞うためのものだろうが。

非難する人がいなきゃおまえら家畜の糞便のようにどこでも煙を垂れ流すだろうに。

anond:20180220130231

それなー…俺も非喫煙者なのでどうでもいいんだけど、知り合いにヘビースモーカーがいて、2時間タバコ吸わないとめちゃくちゃ具合悪そうになってくるんよ。

仕事も手につかなくなって冷や汗垂らして真っ青な顔してるんで、もうほんとタバコやめたほうがいいよねって思うけど、家だけだとダメなんだよねそういう人。

一緒に仕事してるとほんと鬱陶しいけどね。

anond:20180220130636

JTは「喫煙者マナー向上の為」と言ってるし、本音は「自分商売を守るため」にやってるわけだが

非喫煙者要望?聞いたこと無いねえ。

anond:20180220130636

非喫煙者要望出してJTに作らせてるんだろうが。

ほっとくと際限なくどこでも吸いだすくせに、なに自浄してます感出してんだよ。

anond:20180220124113

非喫煙者我慢してわざわざ喫煙スペースなんてものを設置してあげてるのに

設置してあげてるのに

設置してあげてる

anond:20180220124100

非喫煙者に煙を吸わせる奴だけがいから「非喫煙者に煙を吸わせるな」という方向で規制が進んでるんでしょ。

非喫煙者に煙を吸わせたことがないマナーの良い喫煙者が怒られたことなんてあったっけ?

anond:20180220123615

非喫煙者我慢してわざわざ喫煙スペースなんてものを設置してあげてるのに人前で喫煙する奴がいなくならないか禁止されるんでしょ。

2018-02-19

喫煙者排除に潜む日本の病巣

喫煙後45分間」も大学構内に立入禁止 北陸先端大が全面禁煙に踏み切った理由
https://www.excite.co.jp/News/smadan/E1509591737132/

上の記事を読んだ。なんとまあ喫煙後45分は呼気から有害物質が検出されるから受動喫煙防止のため立入禁止なのだそうだ。

もちろん私は一定分煙に関しては異議を唱えるつもりはない。ネカフェ喫煙ブースに泊まることになった時はあまり臭い辟易した経験もあるし。
しかし、今回のJaist全面禁煙や、居酒屋含む飲食店全面禁煙の流れはあまり常軌を逸していると感じる。

タバコ臭いを嗅がないでいられる権利」ばかりを尊重しすぎて、「タバコを嗜む権利」を脅かしていないかということだ。

タバコ臭いを嗅がないでいられる権利」に正当性をもたせるのは簡単である。「臭くて嫌だ」と主張すれば済む。さら一般の人が受動喫煙として害になるか検証されていない、服についた煙の微粒子やら呼気に含まれ有害物質についても、化学物質過敏症の人の被害を引き合いに出せば、被害者簡単に創出することが出来る。

しかしながら「タバコを嗜む権利」の方は、「タバコを吸いたい!」といった子供じみた権利の主張以外に何が出来るというのだろうか。結局非喫煙者の支持をとにかく得にくい構造になっているのである

こうして「被害を受けない権利」だけが尊重され、「する権利」は衰退していく。
この構造は、現在日本のあらゆる場所で表出していないだろうか?

保育園では子供の金切り声による騒音を避けるため、園児たちは二重サッシで仕切られた室内でこじんまりと遊ばされている。

海岸での花火は近隣住民迷惑になるので禁止

路上駐輪は景観が損なわれるので即撤去

風俗店は即摘発

こういった流れが進行しているのも、活動的主体となりやす子供や若年層が減少し、一方で客体となりやす高齢者が増えたのと無関係ではないだろう。

どんどんと窮屈になる日本他人の多少の迷惑を許容する代わりに、「する自由」に満ちた社会のほうがずっと心地よいと思うのだが。

2018-01-17

煙草匂いがさほど気にならない非喫煙者です

分煙が甘めの店でも特にストレス感じないし、禁煙席満席だったら喫煙席に座ることもあるので、席取りや店選びの選択肢が広くて楽

さすがに分煙の店の喫煙席ちょっと匂いすごいなー、服や髪につくだろうなーと思うけど、一人暮らしからそこまで困らない

何というか漁夫の利ってやつかなと思ってます

2018-01-16

[] #47-4「嫌煙の中」

≪ 前

この失敗を踏まえ、タバコについてより広く定義された。

これでタバコはなくなる……とはいかなかった。

定義されても、その度に企業わずかな隙間を抜けて新たなタバコを作り出したのだ(厳密にはタバコという名称ではなく色んな名前がつけられていたが、みんな普通にタバコと呼んでいた)。

そうすると自治体は新たにタバコ定義を加えたり変えたりする。

企業企業でその度に新たにタバコを作り直すというイタチごっこがしばらく続いた。

最終的に自治体企業のもの圧力をかけることで、この流れは沈静化する。

だが、この頃になると世論の流れが大きく変わりつつあった。

こういったタバコの中には、他人に害を与えないものも多くあった。

それらまで禁止にすることに疑問を抱く人たちが、非喫煙者からも多く出てきたのだ。

そもそもタバコを吸わない人たちが禁煙法に賛成していたのは、副流煙による健康被害や紙巻きタバコ特有のキツい匂い理由としていたのが大半である

槍玉に挙げられやす喫煙者マナー問題個別の事例でしかなく、市民ほとんどは必要以上のマイナスイメージを持っていなかったのだ。

吸わない大衆にとっての分かりやす理由がない以上、全面禁止を訴える声も必然小さくなっていく。


そして取り締まり問題もあった。

ちょっとそこのあなた、それタバコじゃないの?」

「いや、タバコじゃない」

「けど、その筒はパイプのように見えるけど」

「これはパイプじゃなくてポエプ。煙はフィルターによって有害でもないし、無臭から匂いもつかない」

「え?……だったらいいのかな……あ! そっちのあなたは違うでしょ」

「いや、これ単に寒いから白い息が出てるだけ」

度々起きたタバコの再定義に組員が対応しきれず、ロクに取り締まれなかったのだ。

そして、この頃になると喫煙行為は、歩行者信号無視くらいに有名無実化していた。

自作で“タバコっぽいもの”を密かに楽しむ人が増え、時にはそれを売り叩こうとする者までいたのだ。

当然、そんなことが裏で起きているのを苦々しく思っている人も多い。

その中でも特に眉をひそめていた層は自治体……ではなく元タバコ組合だ。

そもそもタバコ販売は、地域で競合が起きないよう組合で決まり存在していた。

それが禁煙法で丸ごとなくなったのをいいことに私腹を肥やす人間跋扈し、元組合の者たちは不満を募らせていた。

そうして元タバコ組合は一念発起し、秘密裏再結成される。

「サクリム組合」の誕生だ。

市場に出回る粗悪品は排除し、よく出来たタバコを作っていた者は組織に引き込んだ。

当然、サクリム組合の統制を快く思わないタバコ販売人も多かった。

そういった者達で立ち上げたのが「シューリンガン互助会」だ。

こちらは烏合の衆過激派であり、黒い噂が絶えない。

このためサクリム組合とはしばしば小競り合いが発生し、そこに自警団が介入した日には収拾がつかないことも珍しくなかった。

結果として、禁煙法をきっかけに治安まで悪くなってしまったのだ。


そしてその二つの組織の争いは、いよいよ大規模なものへと発展しつつあった。

俺たちはマスターの店から遠巻きに、その様子を眺めていた。

社会を回すためにルールがあるのに、そのルールのせいで乱れるなんて皮肉なこともあるよな。有害もの禁止にするという点では、決して悪法というわけでもないのに」

マスターたちは談笑していたものの、俺は心のうちに焦燥感を抱えていた。

こうして今の状態を静観しているのは危険だと思ったのだ。

ハトタカの争いも、鳥に関心のない人間からすれば同じ動物同士の戦いでしかない。

あの二つの組織の争いが激化し、表面化すれば事態は更に悪化することだろう。

マフィアの抗争じみたことが起きて、一般社会にまで波紋が広がる可能性がある。

「何とかして止められないものでしょうか」

「それは構わないが、あの二つの組織をどうこうしても根本的な解決にはならないだろう。その場しのぎにしかならない」

もっと別のアプローチ必要ですな」

「それって、つまり……」

禁煙撤廃とか、だね」

かに禁煙法がなくなれば、以前のようにタバコ組合が公に活動できるから統制しやすくなる。

だが、禁煙法を撤廃するなんて可能なのだろうか。

禁煙法に相応の理由がある以上、撤廃することにも相応の理由がなければ政府は動かないと思うのだが。

事態を収拾するという名目だけでは弱い気がする。

「ま、ちょうどいいタイミングだろうな」

タケモトさんたちはゆっくりと立ち上がった。

その動きには焦りも迷いもない。

何らかの打算があるのだろうか。

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