はてなキーワード: チャリンコとは
中学生、高校生の頃に電車通学だったので家から駅までは自転車に乗っていた。
当時地元(関東、地方都市)はそんなに治安がよろしくなく、ワゴン車でナンパして女の子を連れ去ったり、露出狂の変態に遭遇したり等の噂がよく立っていた。私も白いワゴンから声を掛けられ、無視して自転車で走り去ったら「ブース!!」と大声で罵られたことがあった。駅前でそれなりに人もいる中でブス呼ばわりされたことに傷ついたけど、さらわれなかっただけ良かったんだと思うことにしていた。
痴漢にあった日は、部活で少し遅くなり暗い中自転車で帰宅していた。寒かったからマフラーをぐるぐる巻いてた。
後ろから原付か小型のバイクが走ってきていたのは、ライトでわかった。追い越して貰おうと少し左に避けると、その瞬間右から手が伸びてきて私のスカートをバッと勢い良く捲った。
私は混乱して右を向いて、私を追い抜いていこうとするバイクの人を睨んだ。凄く驚いていたし怖かったけれど、声をあげることは出来なかった。
バイクはそのままスピードを急に上げて私を追い越して、道路を斜めに(右端へ寄るように)走って、電柱に激突した。グシャっという音がした。
車通りもそれほど多くない道で、普段の私なら事故を見たら駆け寄るなり救急車呼ぶなり出来ていたと思うけど、直前にスカートを捲られたことがショックで近寄れなかった、というか手助けする選択肢が頭の中に全く生まれなくて、そのまま全速力でチャリンコを漕いで帰宅して、ご飯食べてお風呂入って寝た。
グシャってなった人がどうなったかは知らない。死んではないと思うけど…。まあ十年も前だし、グシャってなった人もわすれてるくらいの怪我だったらいいな。
この日のことについてずっともやもやしていて、私には罪悪感があるのかなと思っていたけど、もしかしたら「なんで見えもしない(その後追い越してしまうから)パンツの為にスカートを捲ったの?」というのが気になっているからかもしれない。
・なんで見れないかもしれないのにスカートを捲るの?この女のスカートを捲ってやったぜ、というのは、例えば最終的にリリースはするけど、この大きさのブラックバス釣ったぜ。みたいな、ハンティング的な気持ちが満たされるのかな?
・なんでナンパ断るとブース!っていうの?ブスだと思ったら声かけなくない?ブスが万が一応じてきたらブスと仲良くすることになるじゃん?
どれくらい好きかっていうと、サンドを包んでいたビニールについたたまごを綺麗に舐めとりたいくらい好きだ。
鼻に抜ける、一歩間違えたら「くさい」に分類される濃厚なにおい。
たまらん。
春ということで、ランチは最近オフィス近くの公園で食べている。
年明け早々寝過ごして終電を逃し、タクシーのおっちゃんにいかに自分が哀れか、金がないか、ここからどれだけ遠くに住んでいるかアピールし、媚を売り、それでも「あーそーなんだねー」と流され続け、
泣く泣く諭吉を差し出した(当たり前)、当時はまだ23歳だった私が見れば
「おい弁当はどうした?」「断腸の想いで手放した緒川先生のサイン入り漫画は?※1」と
ぶん殴られるだろうが、24歳となった年長者だからこそ言えることもあるのだ。
「パタゴニアのフリースにダボダボのチノパン履いてる女に媚を売られて鼻の下伸ばすじじいがいるかよ」
公園に話を戻そう。
千切りキャベツと冷凍コロッケと白米の入った私の弁当を見て、何か言わなきゃ気が済まない先輩も、
(「ずいぶん大胆なお弁当だね〜」)
こちらが舌打ちしてもかき消されてしまうほどデカい音でタイピングをする上司も、
(バチバチ、、、バチバチバチ、、バチバチバチバチ、、、バチッ「Enter」)
(「なに食ってんすか」)
ここにはいない。
代わりにいる奴らがいる。
私のランチ仲間を紹介しよう。
「鳩」、「(鳩のケツを追いかける)クソガキ」、そして「自転車おじさん」だ。
春が鳩にとっても「春」なのかは知らないが、奴らは常に3羽で行動している。
まずはじめにやってくるのはやたら黒ずんだ(多分)メス。
正面に座って、じっと見つめてくる。
初めて会った時、片足しかなくて大好きなたまごサンドをうっかり与えそうになったが、
ちぎった瞬間二足歩行で突進してきたので、思わず「殺す」と言いそうになった。
だから女って嫌いだ。
続いてやってくるのはそいつ狙いの(多分)オス。
鳩特有の気味の悪い緑がかった光沢のある首を膨らませ、「ホホホホー」なんて言いながらメスのケツを追いかける。
そして3羽目も(多分)オス。
ただこいつはオス①の子分のようなポジションで、金魚の糞のように①の後ろをついて歩くだけ。
彼らは食べ始めに1度、思い出したように中盤に1度、そして食後に1度、必ず挨拶に来る。
律儀な奴らだ。
そんな奴らを狙っているのが「クソガキ」だ。
めちゃくちゃ短いズボンの制服を着た、目玉親父もびっくりの4頭身。
にしても子どもというのはどうしてこうも視界が狭いのだろうか。
いや、決して将来展望とか思考について語られる時に使われる「視野」ではない(なんせ奴らは人間未満だからだ)。
鳩を見つけたら、鳩しか見えない。
黒目を3mmでも動かせば、たいそう旨そうにたまごサンドを頬張る私という人間が目に入るはずなのに、見えない。
生物は自分よりも強い奴からは逃げるという習性があるんじゃないのか。
まず、食べ物を持つ私は「与える」側なので、間違いなく鳩より格上。
そして、追いかけ回して相手にとうてい手の届かないところへ行かれてしまうクソガキは、
間違いなく鳩より格下だ。
しかし、クソガキは私から逃げなければ、恐れることもない(いかにも自分を嫌いそうな生物(私)が近くにいたら萎縮するもんじゃないのか)
なぜなら、見えない気づかない怖くない、からだ。
(予定は一切ないが、自分の子どもにはこの3つの「ない」は言い訳にならないことをぜっっっっっったいに教えよう)
さて、そんな「私に萎縮しない」鳩を見つけたクソガキが何をするか。
答えは簡単だ。
追いかけ回す(地面を歩くアリを潰すように、地面を闊歩する鳩を追いかけるのは、子どもの性らしい)。
ダッ(クソガキが鳩を脅す)
バサッ(鳩が飛び立つ)
この瞬間、つい3秒前までの私が信じていた勢力図が一変する。
間違いなく私はこの3者からなるヒエラルキーの最下層へ転落する。
そして「満足にたまごサンドも食べれないランチタイムなんて…」
と、悲劇のヒロインに甘んじるのだ。
そんなどうでもいい勢力抗争に一瞥すらしない人物、それが「自転車おじさん」だ。
おじさんは、いつも公園の桜の木の下で自転車の修理をしている。
それもいつも同じ自転車だ。
春とは言え、まだ吹く風は肌寒く感じるなか、おじさんはいつも半袖を着ている。
自転車の後ろのカゴには空気入れとボコボコのアルミバケツが積まれていて、
蛇口で水を汲みながら、器用に(そもそも何を修理しているのかわからないが)タイヤをいじっている。
その作業を私はぼーっと眺めながら、
「ホームレスはみんなチャリンコ修理できますよ(関西弁)」と真顔で言っていた先輩を思い出すのだ。
このおじさんはホームレスなんだろうか。
修理はどこで学んだんだろうか。
なぜ一回で修理を済ませられないんだろうか。
いつもいるということは、まさかここが家なんだろうか。
どこでお金を稼いでるんだろうか。
自転車はおじさんをどこへ連れて行ってくれるんだろうか。
私がここに来なくなったらクソガキに危険が及ぶんじゃないだろうか。
etc…
こんなしょうもない妄想をするのが、ここ最近のランチタイムの楽しみだ。
おじさんが修理を終えた時、
クソガキが鳩に満足した時、
鳩がパンを飲み込んだ時、
公園はまた静けさを取り戻す。
くぐもった鳩の鳴き声も、クソガキのランドセルについた鈴の音も、私がランチの入ったビニール袋を漁る音も、おじさんがタイヤをクルクル回す音も、一斉になくなる。
残るのは春風に舞う桜の花びらだけ。
駅まで10分ならチャリンコでいいじゃん。
面白いよー、何て言われて試しに初めてみましたよ。
てくてく10分ほど外を出回ってみる。酒飲みながらだとあれだね、足元が、いかんね。
都会だったら死んでた。多分、車とかにひかれて。田舎住まいでよかったね。車通らねえんだもん。びっくりした。消耗してないね。
クソ田舎なのに3人ほど、プレイ中と思われるトレーナーを見かけた。いずれもチャリンコ乗りながらスマホいじいじ中高生。
気いつけろよ。
しかしこの調子では、オラが町のトレーナー、軒並み中高生なのでは。
というか、この町のポケモングランドオーダー、俺が一番年寄りトレーナーなのではなかろうか。
勝てる。
これは勝てる試合だ。
スカサハとギャラドスだったらギャラドスの方が取るの楽でしょ。
この町の誰よりも強い男に。
まさか。
この俺が。
左手の中で温んでいく金麦の500ML缶さえ、アレキサンダー大王の乾かした盃のように感ずる。
俺が。
「マスコミが貴重な食料を横取りした!ガソリンを横取りした!」
時間も人員も機材も限られている中で、あらゆる場所の被災状況を取材して報道するほどマスコミ各社は暇じゃない。
その上食事もガソリンも持ち込みとなると、人を減らすか補給車を伴わないといけない。
ところが人を減らしたり補給を含めた取材隊となると、取材できる範囲は限られてくる。
おまけに「マスコミは大量の食料やガソリンを被災地に持ってきておいて、被災者には米一粒もガソリン一滴も譲らない!マスゴミ死ね!」とおバカな連中に叩かれるのが目に見えている。
ネット上で吠えてるおバカたちは、マスコミがどうすれば満足なのか?
記者が一人太陽光発電カメラを携えて徒歩かチャリンコで被災地入りし、野草でも食って生きながらえながら被災地をくまなく移動し、逐次YouTubeにでも映像を公開すればいいの?
でもそれって、マスコミを叩いてるおバカちゃんたちでもできるよね?文句言う前にやれよ。
「今のままで十分だよ」と思っている人はわざわざそう思っていることを声に出さない。
一方で不満を抱えている人は極めて大きな声で各所で喚き散らすので目立つ。
そして、とくに日本はこの風潮が強い気がするのだが、基本的にあらゆることが満場一致、悪く言えばなあなあで進むことが前提になっていて、批判されることに慣れていない。
それで「批判される → やめる」と安易な決断を下してしまう。
何事にも批判はつきものなので、批判を受けた上で「やめるべきか、改善して続けるべきか、然るべき対応をして現状維持か」を判断するプロセスがあるべきだ。
なんとかならないのかな。
逆ギレするかひたすら聞こえない振りをするあやつら。
そもそもたまたま1匹追い払ったところで
コバエかゴキブリかのように沸いて出るあやつら。
平日朝に車に乗る一般市民はほぼ出勤通学のためだ。
空き缶乞食は日々増えている。
この町全体に30匹いるとしたら1080万だ。
毎日毎日300kg近い空き缶が出るというのもスゴイ世の中だが。
1080万丸々とは言わないがいくらか自治体を潤すわけだろう?
こちとらただでさえ少ない給料からクソ高い税金払ってるってのに
勘弁しろよ。
複雑な話なのはわかってるさ。
家捨てて乞食やれって勧めるみたいだしな。
マジで。頼むわ。
ことの始まりは先週の木曜に、ネットの、2015ベスト・アルバム50とかの記事で、水曜日のラ・カンパネラの「ジパング」がランクインしてるのをみて、アップルミュージックで聴いたんだ。
1位から順にアップルミュージックで探して聴いてたんだけどな。
それがめちゃくちゃかっこよくて、金土と仕事中や、帰りのチャリンコで、家でと、聴きまくったんだ。
ただなんの情報もなく、その「ジパング」ってアルバムを聴きまくってたんだ。
で、今まで知らなかった人の、ひとつのアルバムにこんなにハマったの久しぶりだなー、どんな人達なのかなー、と思って、昨日の寝る前にウィキペディア読んで、ユーチューブで動画をあさったわけ、そしたら、なんか、なんだろうこの気持、「なにこいつ、、、。??」みたいなの。今まで3人ぐらいのグループかと思ってたら一人しかいないし、なんだこのいかにも音楽舐めてますってつらしたかわいこちゃんは。なんだろう、なんか得体のしれない黒い感情、こいつムカつく、みたいな、ムカムカムカがもう溢れかえってきたんだ。今まで「めっちゃかっけぇ、ジパングやべえ!!」って10代みたいに夢中になってたのがウソみたいに、嫌悪感がすごかったわけ。
それで、今までのディスコグラフィー全部聴いて、けちょんけちょんにディスこきまくってやんよ(知り合いに向かって)と思って、今朝は「鬼ヶ島に連れてって」を聴いたわけ、まあ鼻につくつく、やっぱりこいつぁワックの風上にもおけねぇなって感じで出社したんだ。
出社してから、今度は「シネマ・ジャック」を聴いたんだ、その一曲目が「ミツコ」。サビになって、震えが止まらなくなった。3,4年前にDVDで観た映画「恋の罪」が、それは自分にとって「まぁ面白かった」ぐらいの映画だったんだけど、記憶の片隅にもなかった映画のシーンがめちゃくちゃフラッシュバックしてくるわけ、サビで。「やっぱりコムアイちゃん(昨日覚えた)はすごいのかも」って思い直して、アルバム全部聴いて、まぁ他の曲は普通だったんだけど、ミツコが忘れられず、もう今日一日ずーっと「ミツコ」を一曲リピート再生してた。毎回サビになると鳥肌が立つ。どうやったらあんな感じであの歌詞を歌えるんだ。この人「恋の罪」に出てたんじゃないかってぐらい、すごいんだよ。コムアイをけちょんけちょんにディスってやりたいと思ってたのに、今はなんかもう崇拝するような気分、で、改めて「桃太郎」聴くとまたムカッムカッってするみたいな、完全に振り回されてる。
なんかね、音楽の力ってこんなにすごいのか、ってのと同時に、映画の力、素晴らしさみたいなものまで同時に思わせられちゃって、音楽の力すごいですね。。。
オートロックで締め出しを食らってしまった。引っ越してきて日も浅かったということと、疲労困憊で頭が回っていなかったことが災いした。近所のコンビニでちょっと買い物、と思って鍵もケータイも未所持だった。
とりあえず、エントランスのインターホンで部屋番号を端から押して応答を待った。しかし、入居戸数が極端に少ないのと、17時という微妙な時間なので誰からも応答がない。
マンションの外周をウロウロして、管理会社の電話番号を探すも、どこにもない。
じわ〜っと、嫌な汗をかいた。
そして思い出した。駅のそばには交番があったはずだ。
ワラにもすがる思いで交番へ駆け込み、「交番で聞くことじゃないのかもしれないですけれど…」と事の顛末を話した。
すると、ムネリン似のおまわりさんは真摯に聞いてくれた。奥から小遊三さん+高田純次さんのようなベテラン風のおまわりさんも登場し、管理会社の電話番号を調べてくれたり、管理会社の番号をマンションまで行って探してくれたり(私が見落としていただけで変なところにあった)した。
その結果、非情にも管理会社の答えは「解錠はできかねます」ということだった。片道1時間弱のところにある管理会社まで行けば鍵を貸してもらえるということだったが、営業時間は18時まで。現在時刻は17時55分。…無理だ。
すると、二人のおまわりさんは「じゃあ行って俺らがインターホン押せばいいか」と言ってくれた。ムネリンが「警察なら出てくれるということもあると思いますので」と付き添ってくれて、端から番号を押した。結果は私の時と同じだった。
気長に待ちます、いろいろお手数かけて申し訳ないです、ありがとうございますと言うとムネリンは「何もできなくて申し訳ない」と言った。ムネリンはチャリンコで交番へ戻っていった。
あと2時間も待てばさすがに誰か来るだろうと、締め出しの原因となった牛タンをもぐもぐ食べながら待った。すると、30分ほど待っていたところでいかにも親切そうな入居者の方が来た。黙って一緒に入るのも気が引けたので、「あの!鍵を部屋に置いてきてしまったので、一緒に入れていただいていいですか?」と言ったら、入居者の方はちょっとびっくりして「じゃあちょうどよかったですね」と言ってくれた。
部屋に戻ると、点けっぱなしのテレビが夕方のニュースを映していた。なんだか気が抜けたのと、締め出されたこと以上におまわりさんや入居者の方がいい人だったことで、なんだか涙が出てきた。
私はもう眠りはしない。
私には時間がない。
騒がしいバスターミナル
じわりと肌を湿らせる汗を拭いた
夏が来ると次は秋だと忙しない
誰も気には止めやしない
私の事もそう。
静けさがやってくる。
繰り返す毎日
無関係の誰かを横目に走る。
私は見た、帰り道にラジオを聴きながら
私は橋の上で肉を食う。
私は道で大声で笑う。
私は蛭子能収が好きだ。
私は必要以上の金に執着しない。
私の何がいけないのだろう。
それを宇宙人にぶつけたのだ。
すると宇宙人が微笑んだ気がした。
さすがに宇宙人と一緒に暮らす場合はおっぱい丸出しで体に変なペインティングをし槍を持って儀式をしなくてはならない風習があるならば私も少し躊躇うが、宇宙人は真夏に灰色のダウンコートを羽織りジーンズ的なものを召していた。