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2023-10-09

せせせっしゃがアニメ版16bitセンセーション感想を!!?

ほほほ本当でござるか~~~~~拙者のような底辺キモータでいいんでござるか~~~~。

冒頭 アス比4:3

拙はテレビアニメ歴史には全く詳しくないのでござるが、昔のアキハバラが映るとなんとなくデ・ジ・キャラットなんかを思い出しちゃったりするでござるよ。

さてさてこの懐かしいアスペクト比ぶっちゃけもう今の若い子は「懐かしい」とさえ思わないんでござるな。

「知らない」のでござるよ。

これがいつ頃から始まったのか、大雑把に言えば『デジタル放送に合わせて』でござる。

かい部分はアニメに詳しいオタクが教えてくれるでござろうからシロートである拙者に言えるのは「WIKI日本地上デジタルテレビ放送でググれ」ぐらいでござるな。

そこから簡単抜粋すると大事なのはこの辺りでござるな。

日本地上デジタルテレビ放送(にほんのちじょうデジタルテレビうそう)とは、日本における放送局により行われる地上(陸上)のデジタル方式テレビ放送である2003年平成15年12月1日の正午に導入が開始され、2011年平成23年7月24日の正午にアナログからの完全移行(アナログ放送の終了)[注 1]となった。略称は、「地デジ」。

2000年平成12年12月1日より、BSデジタル放送が開始され、2003年平成15年12月1日11時より、3大都市圏である東京大阪および名古屋のNHK3局、民放16社から地上デジタル放送が開始された。残る43道府県でも段階的に放送が開始され、2006年平成18年12月1日には全ての県庁所在地および近接する市町村放送が開始された。これらのことから12月1日デジタル放送の日とされた。

まり物心ついたのが2011年以降の子供は4:3の画面なんなんて知らないので御座るよ。

昔のアニメビデオなんかとして残ってるのかも知れないでござるが、それがテレビ放送されていた時代のほうは「物心つく前」なんでござるな少なくとも。

大雑把に言えば今の小中学生ぐらいでござるな。

いやーびっくりでござるよ。

しかしてこのアニメオタクテンプレオタクファッションは着るくせに「ござる」と言わないでござるな。

じゃあ俺もやめるか。

令和に適応していかないとな。

しかしあれだな、主人公が「タイムリープするのは選ばれし人間だけで凡人がするものではない」という感性をもっているのも令和風だな。

カマトトぶって「え?そもそも何が起きたの?」からスタートなんてしない。

ファストな時代クールヒロインだ。

ブルーベルがんばってんな

社長の声がテンプレキモータで「あっ、これぐらいのステレオタイプは令和でもゆるされるでござるか」となる。

ラノベやVに追われるエロゲ業界というイメージはまあ確かにって感じ。というより1人でつよつよ出来る人はエロゲ業界なんて岩の下日陰通りダンゴムシ横丁なんてスルーして表舞台で売ってるから才能が流出しとんのよな。

フルプラ避けて薄利多売はしょーじきこの時代では賢い。

パープル?って実在するの?あっググったら実在した。あれ?結構かいなこの会社。あれ?俺なにしに来たんだマジで

もう書くのやめるか。

ちな説明するが俺はエロゲ全盛期が終わった頃、大体シュタゲアニメ化されたぐらいでエロゲからは抜けたぜ。

最近ゲームランスXとぬきたしぐらいしか知らねえ。

逆にこのアニメにふさわし気がしてきた。

書くの続けるか。

うわぁ!急に作画カロリーを使うな!

大作のエロゲ否定される時代っていうのはマジで分かる。

俺がエロゲから離れたのも「え?大作が見たいなら全年齢の方が強いじゃん。じゃあもう抜きゲーでいいじゃん?でも抜きゲーもわざわざクリックカチカチするのだるいじゃん?」だしな。

正直、全部載せである必要性がないんだよなあ。

セックスシーンが物語の中で重要意味を持っている文学的作品なんて結局ほとんど生まれず、義務的セックスシーンを描くか、義務的物語を描くか、そうしてどっちつかずな何かだらけになっちまった

というには拙者エロゲ知らなすぎるでござるのに口が勝手に動いたでござるよ。

誰彼100円!

自分でも誰彼100円は聞いたことがあるでござる。

自分でも知ってるあの時代伝説ライター達が今やってるのがプリコネ、レドバンFGOソシャゲばかりなのはマジで時代なんでござるなあ。

フルプラの10倍の値段払ってガチャ回すんだからそりゃソシャゲが強いでござるな。

でもエロソシャゲの話は全然聞かないんだよな。

対魔忍のサ終とかちょっと話題になったしアイギスも10周年、そう考えるとエロソシャゲもまあまあ元気はあるっぽいが、表のソシャゲと比べると弱いんだよなあ。

やっぱ18禁世界って弱いんだなあ。

声が……使われている声優が古い……

いや古いってほどじゃね―んだけど、露骨に緩急つけてくるからすげー高低差見えるっつ―の?

「20年か25年かぐらいでもいざ意識しだすとスゲー昔に感じるよな」を演出してきてる?

いやそれならバチリコ刺さってるわ。

はぁ~~~声優の起用一つでもこういうこと狙えんのね。

1話目に20分かけて面白いもん仕込んでくるなあ。

総評

まあ、俺は続き見るけど見る気のない人に薦めようって気はしないな。

面白そうと思った人間以外が見て楽しめるものがある感じではないだろ。

気になった奴は見たほうが良いけど、気になってないなら見なくて良い。

絵は別に凄いってわけじゃないけどノイズにはならない。

演技や脚本問題はなし。

まあマジで「このコンセプトでアニメが見たい人が見る」のプラマイゼロなんよな。

俺は気になったから見るけどな。

しかしあれだな書くことがなんというか偏るな。

コノハ好感度をジワ上げしつつ物語の導入してるだけで終わってるから、あえて見てる側が語るほどのことがないというか。

コノハ可愛いよね」「そうだね」で終わるっつーか。

コノハ時代キャラ付けのコンセプトであるレトロ美少女ゲーヒロインっぽさ」+「今みてもうわッ!キッツ!にならない程度の大人しさ」+「物語を転がす時に適度に摩擦抵抗を持てそうな尖り具合」の掛け合わせが滅茶苦茶無難というかね。

やっぱ作者がエロゲ沢山やってるだけあって最大公約数がどの辺りなのかは外さねえなとは思うんだが、「最大公約数だね」で終わってしまうのはそれはそれで弱点じゃねえのかという気持ちもある。

でもキャラ単体として尖らせすぎると最も出したかったであろう「どことなテンプレ感」がそっちに飲まれリスクがあるから出来ないんだるな。

まあデザインってのは結局こういうものというか、デザインでやりたいことをまず優先して個性を出すのはそのあとに回すのが正解なんだろうと思うわけよ。

神のみエルシィは「ファンタジーだと一目で分かるキャラデザが世界の中で浮きやすく、他のヒロインとの集合でみたとき攻略対象とは別枠として映りやすい」を狙っていて、ある意味で逆なんだよな。

露骨テンプレヒロイン感を意図的に外せる人間は、逆にど真ん中に投げ込もうと思えば投げ込めるっていう。

野球でもなんかあるっぽいんだよな、ど真ん中すぎるとすっぽ抜け感があって逆に打てないみたいな現象

コノハはそれっていうか……こうヒロインとして扱いにくさがあるとういか……つまりヒロインでありながら主人公としてデザインできてるんだよ。

いわゆる前髪隠し無口系主人公みたいな方向性

からこう「エロゲヒロインに対して向けるような品定めの目で見ないで済む」っていうかさ。

うん。これを少しでも脱臭して言うためにここまで長々と書いたけど結局コレなんだな。・

まあつまりコノハはよく出来てると思うんだよな。

でもだからこそ本当に「良く出来てるよね」で終わっちゃう。

それが中心に1話が進むからちゃんと出来てるね」で1話が終わっちゃう。

良くも悪くも。

まあこれはひょっとして「まだOPの部分なんですよ~~~」が伏線な感じ?

じゃあ、こっからフルプライスの感動見せてくれんの?

期待していい?

迷惑

2023-07-03

anond:20230630123618

名前の挙がった面々は今から見れば間違いなくアイドルだけど当時視点でそうだったかな?

モー娘。ボーカリストオーディションの敗退組寄せ集めで始まってるし、森高千里みたいな非実力派宣言で始まったシンガーソングライターもおるし。当時は何かの才能があるということじゃないと芸能人をやれなくてアイドルはその外だった、多分おニャン子とか量産アイドルへのカウンター

メインストリームを追い出されたのと、メイド喫茶コスプレイヤー声優アイドル3次元への抵抗が多少は和らいだ所に生まれたのの集大成AKBで、オタクの街アキハバラアイドルが来たのは時差があって決して同一のものではなかったはず。

もっとかのぼれば70〜80年代アイドルアイドルとして普通に音楽チャート1位を取っていたりデカ存在していたわけで、題材として2次元3次元わずいろいろ使われてた。卒業Graduation〜の二番煎じである誕生 〜Debut〜なんかもその時代オタクはなんとなく知ってるでしょ。

あとは土田晃之工藤静香親衛隊に入ってた話もあるぐらいで親衛隊なんて上下のしっかりした体育会系組織から社会性ぶん投げてたオタクと相性が良いわけがないんだから、その辺が残っていたのなら嫌がる気持ちはわかりそう。

今は良くも悪くもその辺がぐじゃぐじゃに溶けてまざってるんだろうね。

2022-10-20

anond:20221020095503

第二の秋葉原が作られるとしてもそれが「ネオアキハバラ」という名前でないのは確かだ

2022-02-27

anond:20220222204858

「ノッキー井戸クリア

いやー、何とも、昭和の奇才というべき才能を感じさせるシナリオだった。

井戸暗喩として使うのは今に始まった事ではないけど、それとウィザードリィの暗鬱な世界を重ね合わせ、更に陰惨な歴史とも重ね合わせる事によって、最初ギャグしか思えないような悪夢世界に奇妙な説得力を与えていた。

でもって、クリアアイテムがあれかあ。

一部、憂国の城にどうしても入れない一角があったけど、結局そこは入れなくても何とか別ルートクリア可能だったので、不便ではあるものの何とかなった。

最終パーティは例によって「最初からロード」「最初から侍」「魔術師13LV→ロード」「僧侶13LV→侍」「盗賊」「ビショップ」の6人組。

15LVくらいでクリアできたけど、最終ステージにいる呪文使わないで戦わなきゃいけないボスは苦労した。

というか、戦略を立てようがないので、相手ブレスが来ない事を祈りつつひたすら物理で集中攻撃するしかなかった。

マロールで行ける場所ものすごく制限されていて、事実上、街に帰るときくらいしか使えないのがしんどかった。一度行ったところくらい行かせてくれ。

ところで、序盤に出てくるアキハバラメイド喫茶のお姉さんが言ってた「最後選択を間違えないで」的なメッセージはなんだったんだろう。

何も選択肢出てこなかったけどな。何か裏エンディングがありそうな感じもしなかったけど。

っつーか、よく考えたら商店街に一度も行ってなかった。

さて、次は何をしようかな。

2021-10-04

anond:20211004112452

語源秋葉アキバ)の原(ハラ)だから、元々はアキバハラだったらしいが、そんなのは大昔の事であって、今の正式地名アキハバラ

anond:20211004104246

秋葉原アキハバラ)のことを秋葉アキバ)って言うんだよ。「チャリンコ」 みたいなもんかな。

2021-04-30

anond:20210430145225

元々は秋葉アキバ)という名称があって、後からそれに原が付いたそうで、アキバハラと呼ばれていたのがいつの間にアキハバラなっちゃったとか。(ありがちだよねw)

でも、オタクパソコン少年アマチュア無線の仲間内ではアキバというのが普通だったし、まあ、どっちでも通じるんじゃないの?

anond:20210430141753

今はアキハバラだけど、昔はアキバハラが正しい時代もあったから、間違いを指摘された昔の呼び方好きなんですとでも言っときゃいい

2021-04-27

FGOさんはさあ、また猿の手みたいな願いのかなえ方をしちゃってさぁ

そもそも外部コンテンツコラボしたことないのにアンケートコラボ要望欄があるのがもうアレなんだけど。

今回のイベントアイカツとかアイマスとか音ゲーコラボ要望があったんでしょ?

前回のアキハバラエクスプロージョン、武装神姫とかウイッチーズとかスカイガールズとかの要望があったんでしょ?

虚数大海戦はバトルシップコラボなんでしょ?

でも全部かっていうとよくわかんないのも確か。

たとえば、いざ鎌倉はなんじゃろ。大都会平塚は笑ったが。

サマーキャンプわからん。明らかにコストコは出てきたが。

アマゾネスドットコムも誰かアマゾンコラボしてって言ったー?さすがになさそうかー?

大奥はだれか大河ドラマコラボしろって言ったのかなあ。

閻魔亭は千と千尋の神隠しってだれか絶対書いたな。

2021-04-10

anond:20210410181249

あれのどこが一矢報いたと思えるんだよ

アキハバラ通り魔事件加藤とか、京アニ事件の青葉とかもそうだけどさ

無関係人間狙った通り魔強者男性が困るか?無関係人間が殺されただけだろ

そんな勝ち組が憎たらしいんならWWⅡのアメリカイギリス秘密工作員みたいにハゲタカファンド空売り仕掛けたりした方がよっぽど強者男性は困るわけで

無関係明後日の方向の人間通り魔したって、まわりまわって困るのは弱者男性だけだろ

2021-01-03

2020-12-30

まあなんだ

アキハバラ解放デモやらかした連中が見事に蘇ってるのを見るにつけ

口が上手い奴が勝つんだよなと

2019-12-10

anond:20191210212411

唐突シシカバブーの登場に失笑を禁じえないw

たぶんアキハバラ屋台で売ってる肉のことじゃないんだろうなあ

この増田は知能がAI以下だ(わからなくなったことを増田解決しようとしていることを含めて)から唐突にシシカバとかいいだしてもしょうがないよね

じゃあね

2019-11-29

anond:20191129021054

これだけ日本が豊かになったのに

弱者地獄にいるような生活をしているのは

結局人が弱者からなんだよ

 

女だから弱者だったり

GBTだから弱者だったり

病人だったり障害者障害認定が出ないものもふくめ)だったり

老いていたり年少者だったり年少者の保護者だったり

ありとあらゆる面で人は弱いし

自分が弱い理由しか知らない生き物だからなんだよ

 

そしてその弱者は「相手が強いはずだ」となぜかおもって弱者同士の戦争を始めるんだ

オタクでさえひどいと思う孕ませアキハバラ看板がつい最近あったが

だいぶ以前にはLGBTの人が下着ゲイ男子5人を新宿二丁目看板に書いて問題になったことがある

男性搾取されるアイドルがいればホスト自分だけのものにするため刺殺したメンヘラ女がいる

 

人は自分の弱さはよく知っているが相手の弱さには無理解なんだ

から最低限、共通コードとして棲み分け礼儀をとらなきゃいけない

親しき仲にも礼儀ありだ

そういった規制邪魔だ、はねつけたい、重くて生きていけないと

弱いものほど思うけど

弱さだけに目がいっていると

はねつけられた先に人がいることに思い至らない

 

幸いネットがあるから人口がある都市では細かい部分の討論はできるけど

大きな事件対応は国がやる

警察メンヘラ女やアイドルストーカー殺人犯をつかまえる

法律もどんどんできてる

教育費用保育園高校までいらなくなった

から安心して愛し合って産んでほしいよね

かいところばっかりみつめるのではなく

大きな愛情をみつけてほしいよ

弱くても弱いなりに弱い親に育てられてきたんだから

弱いままでいいから次の愛情をみつけたり作り出してほしい

2018-10-01

ジオシティーズ閉鎖

残業が終わってメール確認したら、Yahooからジオシティーズ閉鎖のお知らせが来ていた。

もう今は全く更新していないが、私のウェブサイトジオシティーズにまだ残っている。

思い返せば開設は十年以上前のことだ。

大学進学を機に手に入れたノートパソコンを使い、アキハバラの怪しい露天商から買った古いバージョンホームページビルダーで、せっせと作り、当時は豆に更新もしていた。

自分の城、自分の居場所だと思っていた。

活発だった人たちとは比べものにならないけれど、サイトを通じて知り合った方も数人いて、掲示板でやりとりしたりした。

その掲示板も、今はスパムの海に沈んでしまっている。今思えばログを取っておくべきだったかもしれない。

サイトに残る諸々をどうすべきか考える。

今更、サイト移転しようという気はないけれど、跡形もなく消えてしまうのもそれはそれで寂しさがある。

ウェブサイトの墓、みたいなサービスを誰か作ってくれないだろうか。

サイト名と、運営者と、どんなページだったかの1枚のスクリーンショット

運営者を含むそのサイトの縁者がたまに訪れて、ちょっと昔を思い返すのだ。

2016-08-09

ポケモンGO日記アキハバラ純情恋愛

先日、秋葉歩きスマホしながらポケモンGOプレイしていたんだけど

メイド喫茶のポン引きのねーちゃんが、こっち寄ってきてチラシを渡してきたんだよ。

こちとらポッポ乱獲中で忙しんだっつーの。邪魔だっつーの!

メイド女をガン無視しつつ、トコトコ歩いて行ったら

いきなり舌打ちしてきやがった。

向こうは「いい大人スマホ片手にポケモンゲットしてて恥ずかしくないのか? 歳考えろ!」

と思っているかもしれないが、俺からしたら、

「オマエの方こそ歳考えろババア! 全然似合ってねーぞ」

と言ってやりたいくらいだわ。

何だか腹が立ってきたのでAR機能ONにして、そのメイドオンナにスマホ向けてやったら、

「な、なに勝手に撮っているんですか! 無断撮影禁止ですよ!」

烈火のごとく怒り狂って詰め寄ってきた。んで俺は

「はぁ~? 誰もアナタなんか撮ってませんよ? ポケモンがいる方にカメラを向けただけですよ? 自意識過剰なんじゃないですか?」

「うっ……そ、そもそも歩きスマホマナー違反ですよ!」

「うわっ! ちょっと寄ってこないくださいよ! ヤドンを捕まえようとしているのに、ヤドンが2匹いるように見えて分かりにくいじゃないですか」

ちょっと! それって私がヤドンってこと? モンスターってこと? 名前のないモンスターではないけど、モンスターってこと?」

「あ、逃げちゃった……。んだよ~、どうしてくれるんだよ、リアルヤドランさんよ~」

「きいいいい! 何でヤドンから進化しているのよ! 失礼にも程があるわ!

ポケモンの方は逃げちゃったけど……キミは逃げてくれるなよ」

「……え? それってどういう意味……」

俺はすかさずカバンに入っていたグミ彼女に手渡した。

「こ、これって……ズリのみ?」

「そうだよ。これでポケモンゲットだぜ!」

「も、もう! バカ!(//∇//)  回りくどいトレーナーさんなんだから! 私を立派なポケモンに育ててよね!」

「違うよ。むしろ僕のほうが……ほら、アソコがポケモンに……」

「いや~ん。ミニリュウがカイリュウ進化している~!」

「早く君のマダツボミで癒やしてくれよ……」

そして二人でラブホテル「ポケGスポット」に泊まり

回転ベットクルクル回しながらスーパーボールを出しまくってやった

射精後は、少し時間をおいてください)。

おしまい

2015-10-27

誰がオタクと呼ばれ、誰がオタク自称たかオタク史で振り返る

はじめに

90年代後半からオタク論が学術的、サブカル論的に語られ始め、2000年過ぎあたりを境に徐々に下火になっていった。ネット個人サイトにおいてもオタク史やオタク論をまとめたものはいくつも見つかるが、その多くも2005年前後で語ることをやめている(その意味では『オタク論の死について』(エフヤマダ, 2014)はオタク論の現状に対する貴重な指摘である)。

本稿は真のオタクとは何であるかとか、データベース消費や心理学がどうこうといった話には一切言及しない。本稿の目的は誰がオタクと呼ばれ、誰がオタク自称したのか、その変遷を整理することである

おたく」の誕生

第一回コミケ1975年12月に開催されたが、この時点で彼らはアニメファンやマニア自称しており、オタクではなかった。もっと二人称としての「おたく」はそれ以前のSF大会から広く使われており、そうした状況から一部で彼らを「おたく」と揶揄していたという指摘は存在する(岡田斗司夫, "オタク学入門", 1996)。とはいえ、彼らを「おたく」と明文化したのは1983年中森明夫によるものという点で見解は一致していると言っていいだろう。

運動が全くだめで、休み時間なんかも教室の中に閉じ込もって、日陰でウジウジと将棋なんかに打ち興じてたりする奴ら」「栄養のいき届いてないようなガリガリか、銀ブチメガネのつるを額に喰い込ませて笑う白ブタ」「女なんかはオカッパでたいがいは太ってて、丸太ん棒みたいな太い足」「クラスの片隅でさぁ、目立たなく暗い目をして、友達の一人もいない、そんな奴ら」(中森明夫, "『おたく』の研究(1)", 漫画ブリッコ(1983))

中森はこのように「おたく」を形容する。この時「おたく」に知識量や購買力などは一切要求されておらず、現代で言えば非モテコミュ障ブサイクへの侮蔑の言葉であった。この連載は批判意見の殺到により早々に打ち切られるが、一方、オタク達は自虐を込めて「おたく」を自認するようになっていく。

世間的な「おたく」の誕生

ほぼオタク界隈の内部でのみ使われてきた「おたく」は、1989年宮崎勤連続幼女殺人事件で一気に世間に知られることとなる。宮崎は6000本のSF、ホラーアニメを録画したビデオテープを所有しており、この点からマスコミは「宮崎のような非コミュインドアブサイク」の代名詞として「おたく」を用い、バッシングを展開した。

この時高校生だったあるオタクは次のように当時を述懐する。

オタク、かっこ悪い?」

そういう問い自体出なかった

オタクは格好の悪い生き物だ」

侮蔑され諦観

故に侮蔑され故に諦観

数珠つなぎの輪がぐるぐると回っていた気がする

(中略)

おい あれ

アニメコミックだって

プッ

オタクだよオタク

ぎゃはははは

宮崎だよ宮崎

オイロリコン部ーッ

幼女さらうんじゃねーぞーッ

ぎゃははははははは

平野耕太, "すすめけん", 月刊少年エース10月号増刊 エース桃組(2004))

世間宮崎のような人物をオタクと呼んだ。宮崎のような気持ちの悪い見た目をしているならそれは宮崎であり、あるいはアニメが好きならロリコンであり性犯罪者である。全て一括りに扱われた。

当時の高校生オタクにこうした罵声反論する公の場など当然無く、家族からも白い目で見られ、彼らはひたすら耐えるしか無かった。その意味で、当時彼らにとってオタクであるという自称は「同じ迫害に耐える同志」という意味だったと言ってもいいだろう。

技術革新と濃度差の可視化

岡田現代でいうところの作画厨と考察厨を兼ね備え、またアニメに留まらない広範な知識、教養分析力を有する者を「おたく」と呼んだ。世間からの白眼視に耐えてなお「おたく」であった連中であり、加えて当時は今よりはるかに娯楽の少ない時代であり、情報収集理論武装に傾倒した者が少なくなかったことに不思議はない。

80年代後半からパソコン通信が、そして95年以降でインターネットが徐々に一般家庭へと普及を始める。同人誌即売会と異なり時間的空間的制限無しに、そして同人誌制作に比べてはるかに手軽かつ安価意見交換できる場は、不特定多数オタク間の相互交流を可能にし、各自の知識差が広範に意識され始める。

そして『新世紀エヴァンゲリオン』(庵野秀明, 1995)が大ヒットを記録する。これにより宮崎勤を知らない世代である高校生を中心にオタク人口は大きく増加し、終盤の難解な展開の考察解釈を求めてネット活用された。ネット黎明期オタクの集う場所はごく限られたこともあり、高度な知識と分析力を備えたオタク存在はより多くのオタクの目に触れることとなり、各オタクの「濃さ」が相互自覚されていった。翻って「自分はあれほどの知識を有しないからオタクではない」といった謙遜も生まれ、こうしてネットオタク人口の拡大によってオタクと呼ばれる者とオタク自称する者のズレは拡大していくことになる。

秋葉原聖地

エヴァ以降、『カードキャプターさくら』(浅香守生, 1999)のようなロリコンアニメから『serial experiments lain』(中村隆太郎, 1998)のようなカルトアニメ、あるいは『カウボーイビバップ』(渡辺信一郎, 1998)など幅広いジャンルで今なお名作とされるアニメが相次いでTV放送され、無垢な若者オタク化を助長し続けた。

他方、オタクをPCに向かわせた要素として95年以降のエロゲにおけるカンブリア爆発的な状況の影響は否定できないだろう。『雫』(Leaf, 1994)に始まるビジュアルノベルの勃興と「泣きゲー」の流行など、現代エロゲベースはこの時代まででほぼすべて確立したと言っていい。

コミュニケーションツールとして、コンテンツ再生機としてPCはオタクの必需品と化していった。これと同期して、それまで家電製品の街であった秋葉原は90年頃からPCパーツの街へと変化し、来店するオタク率の高さからトレーディングカードフィギュア専門店が相次いで秋葉原に出店、秋葉原アキバと化していく(森川嘉一郎, "趣都の誕生 萌える都市アキハバラ", 2008)。

そして2005年TVドラマ電車男』が視聴率20%を超えるヒットを記録する。オタクには「アキバ系」という新たな名前が与えられ、アキバは一般観光客オタクと呼ばれる気持ちの悪い珍獣を生で見ることの出来る動物園として扱われた。

珍獣としての要素については、モーニング娘。に端を発するアイドルオタクによって発展したオタ芸にも言及してしかるべきだろう。視覚的にわかりやすい「気持ち悪さ」を有したそれらの振る舞いは、オタ芸という名前を含め、何をオタクと呼ぶかにおいて一定の影響力を有したと考えられる。

動画サイトによるオタク人口の拡大

2006年に登場したニコニコ動画は、2007年発売のVOCALOIDの登場などを通じて非アングラユーザ、中高校生といった若年層のユーザを多く取り込み、違法合法わず大量のアニメゲームといったオタクコンテンツを抱え込んでいく。

アニメ放送時間が限られ、視聴時間をあわせて見るか、わざわざ録画予約しなければならない。ゲームも安くない金額を支払ってプレイする必要があり、多くの場合プレイ時間は数十時間以上を必要とする。これに対し、動画サイト投稿された動画に必要な手間はクリックするのみであるオタクコンテンツの視聴にかかるコストはかつてと比べ著しく低下した。

またアフィブログの影響も否定できまい。2chのログをまとめて整形し、見やすく要約する形で作られたゲーム系、アニメアフィブログは人気を博し、その読者は当のアニメを実際に見たことがなくともその内容を大雑把に把握し、売上情報スキャンダルを把握する。その情報あくまアフィブログに書かれている内容に留まるが、彼らが一定オタク的知識を有していることはまぎれもない事実である

こうした層はアニメマンガを多少知ってはいるが、深く傾倒しているわけではない。オタクコンテンツ情報収集必要コストが高かった時代、身だしなみ等、オタク趣味以外にコストをかける余裕は無くて当然と言えたが、しかしコストが下がるにつれてオタク趣味以外へ投資をすることは普通になり、まともな容姿で一般的話題も把握した「オタク的な知識を有する何か」が徐々に増え始めることになる。

非モテ」という単語が使われ始めるのは2006年以降であるとのことだが(松谷創一郎, "〈オタク問題〉の四半世紀", どこか〈問題化〉される若者たち(2008))、中森がかつてオタクと呼んだ人々は、こうして「おたく」という乱暴な括りから非モテコミュ障等と細分化し始める。

誰をオタクと呼び、あるいは誰がオタク自称するかは、各々が自分の周囲にいる自分がオタクだと思った人を参考に決定するのだとすれば、ヤバい容姿のいかにも濃いオタクがかつてはどのサークル同好会にもいた(黎明期は全員そうだったと言ってもいいだろう)時代と比べ、2010年に近づくにつれてそうした人物は減少し、あるいは絶滅していったと言え、こうして当人の周辺環境によって誰をオタクと呼び、誰がオタク自称するかの個人差が拡大していったと考えられる(SNSの発達により、小さく仲の良いコミュニティが大量に分散して存在するようになった、という点もあるだろう)。

一方で2007年以降、AKB48握手券商法を本格化させたことにも言及しておきたい。ファンにとって投資金額は熱意と情熱を表すバロメータとして機能した。彼らは自分がどれだけ投資したのかを示し、それによって同じファンから一目置かれるようになる。かつてネットによってオタクの濃度差が知識差として可視化されたと述べたが、投資金額の多寡としてもそれは可視化されるようになっていった、と言ってもいいだろう。

オタク向け婚活パーティの登場から現在へ

細田守監督映画作品は『時をかける少女』(2006)を筆頭に非ジブリアニメながら広く世間に受け入れられ、『魔法少女まどか☆マギカ』(新房昭之, 2011)、あるいは『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』(長井龍雪, 2011)のヒットはアニメを見るというオタク的行為に手を出す敷居を下げ、アニメを見ることは異常ではないという空気を作っていく。

2011年アエルラアイムシングルの2つのオタク向け婚活サービスが開始される。このオタクの定義を見てみると、アエルラは「一つの趣味を愛し、共有したいという気持ちがあれば、それはオタクである」と定義し、アイムシングルでは明確な定義こそないが、「マンガアニメゲーム好き」をパーティ参加の必須条件としている。

筆者が数回体験した範囲に限られるが、実際にこうしたパーティに行ってみるとかつて中森が嘲笑したような「おたく」を見ることはない。いささか一方的な会話を展開する男性は多少いるが、慣れない場に緊張したことの影響も少なからずあるだろう。一方、岡田オタクと呼んだような広範な知識教養を有するオタクを見ることもまたほとんど無かった。面白いことに30代の参加者でも90年代後半のアニメ話題に反応する例は少なく、良好な反応の得られるアニメは概ね2010年以降であった。こうした点から彼らのオタク趣味の範囲はここ数年に限定されており、もともとオタク的であったのかもしれないが、オタク趣味を実際に楽しむようになったのは最近であると考えられ、10代の若者に限らず、幅広い年代でオタク自称、あるいはそうと意識する人口が増えているという認識を抱いた次第である

他方、携帯ゲーム課金要素の充実や2010年以降のアイドルアニメ興隆などから、グッズその他のオタク趣味への投資金額の多寡がオタクとしての熱意の度合いを示すバロメータとして意識されるようになっていく。2015年、TVニュースにて「リア充オタク」が特集され、その「リア充オタク」のオタク趣味への投資は年間2万5千円であると報じられた際、その金額の少なさへの揶揄が主にTwitterで取り沙汰された点は、その意味で興味深いものがある。

おわりに

アイドルオタクアニメオタクを絡めるなら声優のアイドル化への言及本来必要不可欠だし、女性オタクへの言及が明らかに足りていない、ゲームオタクについてなど全体的に漏れが多い点は自覚している。申し訳ない。

また整理の都合上、いささか恣意的に流れを作った部分があることも否定できない。例えばネットの普及+エヴァによるオタク人口の増加→知識格差可視化、という流れは自分でも「本当にそんな単純な話か?」という疑問を抱いているが、ざっくりした傾向というレベルではまぁ嘘ではないだろうと考え記載した次第である

ただ、ある人が誰かをオタクと呼ぶ時、あるいはある人が自らをオタクと称する時、その内容から当人がどういう時代背景を前提としてきたのか、あるいはどういうコミュニティ所属してきたかを推測できることは、会話の食い違いやすれ違いを修正する手助けになると筆者は考えている。

オタク論は死んだが、オタクが絶滅したわけではない。

オタク同士の相互理解の一助に、本稿が幾ばくかでも寄与できれば幸いである。

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