2024-07-21

飼い猫が亡くなったことのない方々へ

最近飼い猫が亡くなった。あと1週間で18歳だった。

今にして思えばどう見てももうすぐ死ぬ猫だったのだが、自分ペットを看取るのは初めてだったのと、3ヶ月前までは一切の不調なくピンピンしてたので、正直もう少し生きると思っていた。

もうすぐ死ぬなコレと思えていたらもっと一緒にいてあげたり、直前まで無理やり飯を食わせたりしなかったと思う

死ぬ直前のうちの猫の容態を書くので、もちろん全ての猫が同じではないが、もしこうなってきたらできるだけ一緒にいる参考に読んでほしい。1人でも自分のように無知と楽観から後悔してほしくない。

まず亡くなる3ヶ月前に突然歩けなくなった。これは後ろ脚を引きずっている老猫の典型的な症状と言われた。

病院に連れて行き薬を飲むと1日で治った。何入ってんだあれ

これを3回くらいやった。

この時の成功経験のおかげでまた薬を飲めば元気になるだろうと思ってしまっていたところがある。

亡くなる1月くらい前から食欲がどんどん落ちた。どんどん自力で飯を食わなくなり、餌皿を押し付けても拒否するようになった。水は飲んでいた。このあたりから部屋のベッドから1歩も動かなくなった。1日中同じ場所で寝ていた。あまり鳴かなくなった。

亡くなる2週間前から一切うんちをしなくなった。おしっこはしてた。あまりにも便をしないので病院に連れて行き腸が動く薬をもらったが変わらなかった。

やる気もない?みたいでベッドから降りようとしてもベッドの下で疲れ果ててそのまま横たわっていた。トイレに連れて行くとトイレをするので部屋にまた持っていった。コレを繰り返せばトイレだけ人の手がかかるけどこのまままだまだ生きてくれるような気がしていた。

亡くなる二日前くらいからおもらしをし始めた。後ろ足がうまく歩けないから仕方なくここでしちゃったんだろうと楽観的に見ていた。前にもらった歩けるようになる薬の残りを与えてみて、3日飲んでよければまた病院に行こうとか呑気に考えて薬を飲ませた。

次の日、亡くなる当日、まばたきをしなくなった。ずっと目を開けていた。やはりベッドから動かず虚空を見ている。口で呼吸をし始めた。まだすごく暖かかった。

2週間していなかったうんちが固まって便秘が辛いから出したくてでもりきめなくてずっと苦しがってるみたいだった。

ガチガチだったから指を突っ込んで便をかき出してやった。

はいお腹スッキリしたね、ね!ゆっくりしてね。って寝かせたらもう息をしていなかった。

人間死ぬ直前は筋肉が弱って瞬きをしなくなるし口で呼吸をするようになるらしい。コレが現れたらもう峠だと家族を呼ぶ目安だと。猫も同じなんだなと思った。

自分はまたあの突然歩けるようになった薬でまた元気に鳴るかと信じ込んでいた

死ぬ当日まで無理やりご飯を食べさせたりしていた

もっと一緒にいてやれば良かった

何が言いたいって自力あんまり飯食わなくなった猫っていくら病院で点滴とかしてても頑張って食べさせても、もう長くない。自分も「このまま毎食スポイトで給餌し続ければ、手間だけどまだ何年か生きてくれるかも」なんて当日の朝でも考えていた。

今にして思えばどう見てももうすぐ死ぬ猫だった。

自分食事取らなくなってくるともう病院栄養剤打ってもらってても長くない。

自分みたいなのにこの事実は伝えたいと思った。

犬猫自体はこの世にたくさんいるのに、こういう話が沢山あるはずなのに、まだペットを看取ったことのない知らない人間もっと伝えなきゃいけないことがあると思った

みんなもかいてくれていい、

他に書くところがないからここに書かせてもらった、パクリnoteでもなんでもやってくれて構わない

  • まだ辛い中投稿をありがとね 自分を責める気持ちの消化場所としてここはいいと思う でも自分を責めるのはある程度で終わることを望むよ 愛猫さんはきっとわかっていると思うよ 苦し...

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