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はてなキーワード: 竹下登とは

2024-02-27

anond:20240227191741

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%93%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF

賢者歴史から学び愚者経験からしか学ばない」と語ったといわれており[629]、竹下登はその言葉座右の銘にしていた[630]。

ただし、この言葉についてビスマルク自身が残した記録は知られておらず、さらビスマルクが語ったとされる言葉が文献に登場した初期の内容、その後にドイツ語英語で広まった表現現在日本語翻訳されているもの、それらは互いに異なるものである。その時々の訳者引用者の解釈が影響を与えながら社会的に作り上げられてきた可能性がある[631]。

2022-09-07

anond:20220907122516

そういえば、その昔(90年代?)自民党の大物と稲川会幹部でなんたらかんたらで大騒ぎになったことがありましたっけね。5億円がどうのとか、竹下登氏がああだこうだで。

2022-08-14

出生率が高いのはどんな地域

anond:20220614165753

どうも元増田です

ずいぶん前に出生率について書いて、色んな疑問、例えばなんで栗東市出生率が高いのか、といった疑問をブコメでもらって、

いつか書いてみようかなと思いつつ、ついつい忙しくてお盆になりましたとさ

というわけで、出生率が高い地域はどんなところか書いていこうと思うよ

出生率が高い地域の条件

最初から結論を書いちゃう

1.door-to-doorで工業都市へ30分以内or東京大阪名古屋へ1時間半以内(もちろんandであればなお望ましい)

2.一般労働者でも広々とした家が買えること

この二つだよ

もちろんこれ以外にも要素はあるだろうけど、それは例えば「周囲から結婚圧力がある、出産圧力がある」みたいな話で、

あるかもしれないけど定量的に測りようがないし、それを答えとするのではみんな納得しないだろうしでいったん無視するよ

具体的に出生率の高い地域とは

最初に一番重要出生率データだけど、一覧性を考えて以下の日経データを参照するよ

https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/regional-regeneration/birthrate-map/#8235

基本的出生率数字はこの2013~2017の数字を指すことにするよ

ちなみにここには全国平均の出生率が書いてないけど、この期間の全国平均は1.43だよ

で、さっそく栗東市の話を~としたいところだけど、まずは大都市への近さの話をするよ

流山市つくばみらい市

一番わかりやすいのは、この2市だね

場所がわからないよって人に向けて言うと、流山市チーバくんでいうところの鼻の下あたり、つくばみらい市はそこから東方面の茨城県に入ったところだよ

出生率流山市が1.58、つくばみらい市が1.65

なぜこの2市が高いかといえば、つくばエクスプレスがあるからです

つくばエクスプレスは新しいのと郊外を走ってることもあってスピードが出せるんだよ

つくばエクスプレスができたのが2005年なので、このデータの推移を見るとこの2市が右肩上がりなのがわかるでしょう

栗東市

前回比較に出した栗東市だよ

出生率2.02

栗東市場所滋賀県南部やや西寄りのところだよ

栗東市は何があるって言うとそれはもう工場だよ

東海道新幹線に乗って車窓を見てると、北側にめちゃくちゃデカ積水化学工場、両サイドにこれまたデカ日清食品工場があるんだけど、

これらがあるのが栗東市だよ

特に日清自社工場が5か所と協力工場6か所があるんだけど、そのうち自社工場2か所(滋賀工場関西工場)があるのが栗東市だよ。(ちなみに他の自社工場茨城静岡山口

ただ順風満帆だったわけじゃないよ

新幹線新駅を見込んで土地を買収していたのに嘉田知事誕生で直前に建設中止、その後リーマンショック

傾いた財政を立て直すために市長が選んだのは徹底した企業優遇市民サービスカットだよ

からいまだに栗東市子供医療費無料化は就学前までと全国最低レベルだよ

それでも充実した雇用先で高い出生率を保持しているのが栗東市だよ

福知山市

関西方面出生率が高いところとなると、京都府福知山市も見逃せないよ

出生率2.02

下の福知山市資料を見てもらうとわかりやすいと思うけど、

https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/site/promotion/27481.html

福知山市がすごいのは通勤時間の短さだよ

平均通勤時間が片道で18.3分、楽々だね

かといって祖父母は近くに住んでいるけど、3世代同居は少ない=新しく家を作るだけの開発余力もあるってことだね

忍野村

関西から離れるけど(別に関西にこだわる理由もないんだけどね)山梨県忍野村を見るよ

出生率2.06

日経地図山梨県を見れば一つだけ真っ赤な場所があるからすぐわかると思うよ

忍野村がすごいのもやっぱり工場だよ

RESASっていう内閣府データを見てもらえればわかると思うよ

https://resas.go.jp/industry-all/#/map/19/19424/2016/2/4/1/-

これは企業付加価値産業割合を表示したものなんだけど、ほぼすべてが製造業

なんでこうなるかというとファナックっていう産業機械世界メーカー工場があるからだよ

Googleマップなりで見てもらえればわかるけど村に対して巨大な工場群があるよ

数字で言うなら忍野村可住地面積(ざっくりいえば平地の面積)が11.5平方キロにたいして、(正確に言えば隣町の山中湖村も含むんだけど)ファナック工場の面積が1.8平方キロだよ

まり村の平地の1/7くらいが1社の工場敷地だってことだね

 

では栗東市福知山市忍野村はなんでこんなに工場があるかって言うと、十分な開発可能土地があること

そして高速道路だよ

栗東市名神高速栗東IC栗東湖南IC福知山市舞鶴若狭自動車道福知山IC忍野村は村内にはICはないけどファナック工場の真横に東富士五湖道路山中湖IC

実をいうと栗東市はこの手の話をするときにはよく出てくる街で、なんでかといえば田中角栄日本列島改造論で、「高速道路で豊かになった街」として栗東市(当時は栗東町)が紹介されるからだよ

事実こうやって安定した雇用、そしてその結果として高い出生率享受しているわけだから、そりゃ70年代80年代に全国の首長が競って高速道路陳情をしたもの当然なわけだよね

おおげさじゃなく、村の存亡がかかってるわけだから

道路is政治政治is道路と言ったのは竹下登だと言われているけど、まさにそれが昭和後期の政治だったわけ

 

と、こう書くと、「なるほど、やっぱり少子化対策に一番重要なのは所得、そしてインフラなんだね!」ってなるかもしれないけど、そう結論付けるのはちょっと待ってほしいんだな

所得村(ただし...)

大都市ではないけど高所得な村を2つ紹介するよ

飛島村

愛知県にある飛島村だよ

この村は昔々、伊勢湾台風で甚大な被害を受けたんだよ

その復興策として当時の愛知県が全力で投資をしたんだよ

その結果、県内有数の工業地帯になって、圧倒的な法人税収を手に入れたんだよ

その結果として

・18歳までの所得制限なし医療費無料化はもちろん、

結婚で5万円、出産小学校中学校入学10万円給付

公立中学校なのにアメリカホームステイ制度もある

まり関係いから詳しくは書かないけど高齢者予算も潤沢だよ

 

これだけ仕事もあってお金もあって子育て予算も潤沢なら、さぞ出生率が高いと思うじゃん?

飛島村出生率は1.56です

ちなみに愛知県の平均が1.55です

まりほぼ県平均

 

なぜこうなるかというと、市の大半が洪水リスクから市街化調整区域指定されているからだよ

このために住宅地を増やすことがほぼ不可能なんだ

このためによその人が入ってこれないんだね

 

から愛知県内では、十分な土地があって、工業都市豊田市大都市名古屋市のどちらにもアクセスできる日進市(1.85)、みよし市(1.80)、刈谷市、(1.80)、大府市(1.93)のほうが出生率が高いんだ。

地域から移住が望めるからね。

猿払村

次は北海道猿払村

ここも昔は貧しい村だったんだけど、近年はホタテ漁があたって、

たとえば2017年では、地域平均所得港区千代田区に続く全国3位になったよ

漁業が主軸なだけあって変動が激しいけど、平均すればだいたい全国10前後、具体的に言えば品川区と同レベルで推移しているよ

これだけ高所得なこともあって大きなお屋敷が立ち並んで、ホタテ御殿と呼ばれているよ

 

そんな猿払村出生率は1.63

全国から見れば高いといえば高いけど、隣接する稚内市(1.58)、豊富町(1.54)、頓別町(1.56)、幌延町(1.69)とくらべると、「やや高い」という水準にとどまるね

なぜこうなるかといえば簡単な話で、高所得なのはホタテ漁師だけだからだよ

よそ者猿払村移住していきなりホタテ漁師になれるわけじゃない

ホタテ加工工場仕事はあるけど、賃金水準は低いよ(ま、それでも仕事がない村よりはましかもしれないけどね)

 

この2村からわかるのは、もちろん経済力があるに越したことはないんだけど、より出生率重要なのはいかに「出産適齢期の移民」を入れるかってことだよ

経済はその移民を連れてくるのに一番手っ取り早い「宣伝」になるってこと

なんで高速道路はうまくいかなかったのか

さて、上で高速道路で村が活性化する話をしたんだけど、今そういう話をしても誰も信じないよね

なぜかといえば、やはり限界があるからなんだ

たとえば栗東市高速道路武器日清食品工場を誘致したわけだけど、高速道路によって日本工場が増えたわけではなく、

実際は日清はほぼ同時に高槻工場を閉鎖しているんだ

まり移転なわけだね

栗東市での雇用が発生したのと同時に高槻での雇用が失われた

からと言ってゼロサムってわけでもないんだけど、プラスなのはあくま効率化した分だけなんだ

から市町村単独プラス効果分だけ見て、全国に高速道路ができたら全国でどんどん工場ができるって言うのは間違いなんだよ

 

...って言うとみんな納得してくれるんだけど、それは少子化対策も同じだよ、って言うとみんな怒り出すんだ

同じロジックで同じことを言ってるだけなんだけどね

 

市町村単独出生率を上げることはできる

ただしその大部分は他の市町村から奪ってきた出生率

仮に令和の所得倍増計画が本当に(しかも実質で)実現して日本全国が飛島村状態になるとかい池田勇人もびっくりな経済成長が起こったとして、

せいぜい到達できる出生率は1.55程度(つまり+0.1程度)

なぜなら全国で経済成長しちゃったら若者の取り合いが起こらないか

 

もちろん市長さんが自分の市の人口を増やすためにポテンシャルを生かして試行錯誤することはいいことだよ、賛成

子育て支援を増やすことはいいことだと思うよ

でも、あたかも全国でそれができる、どんどん出生率が上がるかのように言うのは不誠実だね

親が一流企業部長東大生が、「生まれ学歴なんて関係ないよ」、「誰でも普通に勉強すれば東大合格できるよ」って言っちゃうくらいのうすら寒いものを感じるよ

 

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追記

思いのほかコメントがついてびっくりしているよ

沖縄はどうなの?チェリーピッキングじゃないの?って言うコメントについては、半分そうだね

最初にも書いたけど、どうしても「地域性、地域空気」みたいなものは強くて、上でかいた内容で出生のすべてを説明できるわけじゃないよ

ただそういう話に踏み込もうとすると、データの不足(というか「地域空気」のデータなどない)もあるし、どうしても「男女論」的な雰囲気がまとうから避けたね

とくにはてブって男女論は燃え上がりやすいからね

単純な男女対立みたいな話にはしたくないから書くとしたら気を使って書かないといけないから、書くとしたらまた先になっちゃうかも

データで見れる範囲で書くとしたら、ブコメリクエストのあった奈義町を中心に書いてみようかな

ではまたいつの日か

2022-08-11

郷ひろみの「お嫁サンバ」の替え歌「登サンバ

子供の頃、ラジオで聞いて何年もずっと気になって頭から離れなくて…

誰かこの歌聞いたことある人いないだろうか?

サンバの登は竹下登元首相なんだけど…

こういう歌だった。。

あの時 この時

受けとーったー

あの人 この人

疑惑

俺のー時代はこれからなのにー

一年半でいいよというのは

ちょっと

ちょっと

まーってよ ちょーっとー

辞めないで 登サンバ

……(この辺でラジオフェードアウトしてしまったので歌詞がわからない)

追記

私がこの歌を聞いたのは竹下元首相が現職か辞任直後だった1988年1989年頃だったと思う。

しかも、それから何年も経ってから、友人がカラオケ郷ひろみのお嫁サンバを歌っているのを聞いた時、初めて、それが登サンバ元ネタであることを知ったのであった。

https://anond.hatelabo.jp/20220817232707

2022-07-15

anond:20220712160421

小渕政権の時からだよ。話をつけたのは竹下登

こういう原理原則も何も無いごちゃっとした寝技的なのが得意なのはあのへんな。竹下登とか金丸信とか。

小泉とか清和会とかはそういうのを嫌う系。安倍だって本当は岡山小野田紀美みたいなのが好きなはずなんだけどね。やっぱり爺さんの時の呪いが続いているのかね。とっとと手を切るべきだったんだろうけどね。

2022-05-08

20220508[アタック25]2022年5月8日年間チャンピオン大会2022-05-08結果

BSジャパネクストで日曜昼に放送

 

今日の答え ・01 [ある人物名前]マザーテレサ

・02 最上 川 もがみ がわ

・03 川合俊一 かわいしゅんいち

・04 [択]バニラ

・05 [曲名頭文字]あやめ

・06 [すべて]田中義一 田中角栄 竹下登 高橋是清

・07 巡査

・08 かのこ(あみ

・09 [ペア]4番と5番

10 [近似値]288万1392枚

11 [3択]グラ マラス

12 [2択]鑑 定 書

・13 西島秀俊 にしじまひでとし

・14 クラムチャウダー

・15 ネモフィラ

・16 7(人制ラグビー

17 旗本 はたもと

・18 [ふるさと][3択]仲里依紗 なかりいさ

・19 駄菓子屋

20 ラームエマニュエル

・21 春風亭

・22 千葉(県

23 [AC]マリア

24 [3択]Let It Be

・25 マリメッコ

・26 [どっち]多い

・27 岡田准一 おかだじゅんいち

28 [山]マナスル

・29e とびうお

・xx [ある国の名前]カタール

2022-04-26

anond:20220426121008

Wikipediaより

昭和天皇崩御直後の1989年平成元年2月14日参議院内閣委員会にて当時(竹下登首相竹下改造内閣)の内閣法制局長官・味村治が「大日本帝国憲法第3条により無答責・極東軍事裁判で訴追を受けていないという二点から国内法上も国際法上でも戦争責任はない」という解釈を述べている。

2021-12-11

内閣支持率1桁%ってどういう状態なの

アベスガですら最低で30%ぐらいだったじゃん

竹下登とか森喜朗って内閣支持率1桁%までいったらしいけど

ニュース番組とかどういう雰囲気だったの?

2021-08-13

竹下登親族サジェスト汚染に耐えかねて松丸家を潰す可能

いじめっ子小山田へのヘイトいじめられっ子前山田に飛び火したように

片親で短命に終わった母親もつ詐欺師として名高い松丸家の長男から風評被害で根っからロイヤルファミリー竹下家(内藤)が飛び火を恐れて抗議するかもしれない

2019-08-12

anond:20190812172344

ふるさと創生一億円でモルゲッソヨをつくった我が町は平成の大合併消滅した

まさに

竹下登「これによってその地域の知恵と力がわかるんだわね」

だった

2019-07-07

消費税増税に対する若輩者の意見

消費税が8%から10%へと増税されることについて様々な意見が飛び交っている。

その流れに乗じて、消費税率3%から5%への過渡期に生まれ20歳そこそこの若輩者の私が、消費税に対して日頃から思っていた意見をぶちまけたい。

消費税の導入が遅すぎる

まずはこれ。今行われている議論は、果たして本当に「2019年の今」行う必要があったのか?

そもそも消費税は、1953年フランスで考案されたものだという。フランスではそれ以前にも支払税や売上税という形で消費税類似した制度存在しており、1960年代から70年代にかけて、当時のEC(EU前身)諸国を中心に消費税制度の導入が進んでいった。

一方の日本ではどうだったのか。1989年竹下登内閣消費税法が施行されたものの、それに対する反発もあって首相が年内に辞任したことは広く知られているのではないだろうか。当時はこの世に生を授かっていなかった私も、教科書的な知識としては把握していた。

だが、それ以前の消費税導入の動向についてはほとんど知らなかった。せっかくなので調べてみると、1979年大平正芳内閣1987年中曽根康弘内閣で導入が検討されたものの、大きな反発に遭い断念したという。

これを知って、正直色々と落胆した。西側ヨーロッパ各国で消費税が導入されたのが1970年代から70年代末に日本でも消費税導入に関する具体的な議論が進められたのは良い按配だったのではないだろうか。しか国民の強い反対に遭い頓挫する。当時は生まれてさえもいない若輩者が、40年も前の日本社会を後出しじゃんけん批判したところでどうしようもないが、何故こんなことになってしまったのか。

法案を押し切れなかった与党自民党に対しても失望するし、目先の利益を優先して財政赤字という課題解決先延ばしにした有権者にも呆れてしまう。

もっと早い段階から消費税を導入していれば、80年代後半のバブル経済と重なって税収を得られたのにと思ってしまう。将来の経済動向や最善手について分からない当時の日本人を、当時生まれてすらいなかった人間が今更批判したところで仕方がないのは十分自覚しているが……。

税率の上昇幅が緩やかすぎる

1989年4月消費税率3%→

1997年4月に5%→

2014年4月に8%→

2019年10月に10%

20年かけてやっと10%、実に牛歩

正直もっと短い期間で税率を引き上げていくことが出来たのではないか。それが無理だったとしても、1970年代消費税を導入していれば、2019年よりも前に税率10%になっていたのではないか

この上昇傾向が今後も直線的に続くとすれば、現在EU諸国一般的消費税である20%に到達するのは2040年頃。その頃の日本果たしてどうなっているのだろうか。

軽減税率について

世間的に一番合意を得られていないのが、新聞定期購読にかかる軽減税率だろう。

これに対する日本新聞協会の言い分はこうだ。

Q:なぜ新聞軽減税率必要なのか?

A:ニュース知識を得るための負担を減らすためだ。新聞界は購読料金に対して軽減税率を求めている。読者の負担を軽くすることは、活字文化の維持、普及にとって不可欠だと考えている。

なぜ新聞に軽減税率が必要なのですか?|聞いてください!新聞への消費税軽減税率適用のこと|日本新聞協会より引用

なるほど、一見もっともらしい。

20%台の消費税率を導入しているEU諸国でも、新聞10%以下の軽減税率であることが多い。だが、この条件に当てはまるのは何も新聞だけではない。書籍雑誌日本であればNHK受信料についても同様のことが言えるだろう。事実、多くのEU諸国では書籍雑誌にも軽減税率が導入されている。

何故この理屈新聞定期購読しか成立しないのか、その説明は足りていないのではないだろうか。その責任は当然政府にもあるし、外食コンビニのイートインの税率については紙面に盛んに載せるもの自身軽減税率のことになると都合の良い態度を貫く新聞業界にもある。

消費税について時間をかけて議論している割には、軽減税率に関する議論はあまりにもお粗末であるように思える。生活に最も直結する食料品軽減税率を受ける一方で、水道代や電気代、医薬品など他の生活必需品は適用であることの理由いまいち見えてこない。そんな状況で新聞定期購読だけ軽減税率が導入されるのだから違和感は尚更だろう。

軽減税率への個人的意見としては、10%まではあらゆる品目で一律に引き上げてしまっても良いのではないかと思っている。フランスドイツでは食料品医薬品などの生活に直結する品目、教育不動産などの分野で税率が10%以下に抑えられていたり非課税であったりすることを鑑みると、かなり乱暴意見であるのは重々承知しているが、今の不完全な状態で下手に軽減税率を導入するよりはマシではないか。現状では、客が商品を店内で食べるか持ち帰るかでレジ処理を変えないといけないコンビニファーストフード店負担がいたずらに大きくなるだけだろう。勿論、消費税増税先延ばしにして議論を深めてから導入するという選択肢もあるが、消費税増税先延ばしにしてきた今までの日本社会の動向をふまえると、増税自体がうやむやになるという懸念が拭えない。

税率が10%に引き上げられた後も、軽減税率適用する品目や分野に関する議論は続けていくべきで、場合によっては8%以下の税率や非課税という選択肢視野に入れて検討していくべきだろう。

結論

消費税増税に関しては今後の日本社会のことを考えると当然とは言わないまでも妥当ではある、と個人的には思っている。だが、今から数十年前の政治家有権者にはもっと消費税について真剣に考えてもらいたかったし、導入した後の税率の引き上げ方や議論については稚拙な部分がたくさんあるし、軽減税率はその最たる例である恨み節も言いたくなってしまう。

消費税増税については、今後の日本社会を築き上げていくのは若い自分であるという当事者意識を持つ大きなきっかけになったと好意的に捉えておこう。

2019-01-07

日本総理大臣/韓国大統領任期と生没年

名前任期没年享年・死因
朴槿恵2013年 - 2016年存命(66歳)
李明博2008年 - 2013年存命(77歳)
盧武鉉2003年2008年2009年62歳・自殺
金大中1998年2003年2009年83歳・肺炎
金泳三1993年1998年2015年87歳・敗血症
盧泰愚1988年1993年存命86歳)
全斗煥1980年1988年存命(87歳)
崔圭夏1979年1980年2006年87歳・老衰
朴正煕1963年1979年1979年61歳・暗殺
尹潽善1960年1962年1990年92歳・老衰
李承晩1948年1960年1965年90歳・老衰
名前任期没年享年・死因
安倍晋三2006年 - 2007年
2012年 - 現職
存命(64歳)
野田佳彦2011年 - 2012年存命(61歳)
菅直人2010年 - 2011年存命(72歳)
鳩山由紀夫2009年 - 2010年存命(71歳)
麻生太郎2008年 - 2009年存命(78歳)
福田康夫2007年 - 2008年存命(82歳)
小泉純一郎2001年 - 2006年存命(76歳)
森喜朗2000年 - 2001年存命(81歳)
小渕恵三1998年 - 2000年2000年62歳・脳梗塞
橋本龍太郎1996年 - 1998年2006年68歳・腸管虚血
村山富市1994年 - 1996年存命(94歳)
羽田孜1994年 - 1994年2017年82歳・老衰
細川護熙1993年 - 1994年存命(80歳)
宮澤喜一1991年 - 1993年2007年87歳・老衰
海部俊樹1989年 - 1991年存命(88歳)
宇野宗佑1989年 - 1989年1998年75歳・肺癌
竹下登1987年 - 1989年2000年76歳・脊椎変形症
中曽根康弘1982年 - 1987年存命(100歳)
鈴木善幸1980年 - 1982年2004年93歳・肺炎
大平正芳1978年 - 1980年1980年70歳・心筋梗塞
福田赳夫1976年 - 1978年1995年90歳・肺気腫
三木武夫1974年 - 1976年1988年81歳・膵臓癌
田中角栄1972年 - 1974年1993年75歳・肺炎
佐藤栄作1964年 - 1972年1975年74歳・脳溢血
池田勇人1960年 - 1964年1965年65歳・喉頭癌
岸信介1957年 - 1960年1987年90歳・老衰
石橋湛山1956年 - 1957年1973年88歳・脳梗塞
鳩山一郎1954年 - 1956年1959年76歳・肺炎
吉田茂1948年 - 1954年1967年89歳・老衰

見た感じ、日本首相のほうが首は飛びやすいし、韓国のほうが長生きしてるよな。

anond:20190107105913

2018-07-11

anond:20180710232948

平成総理大臣についてwikipediaレベルのまとめ。

竹下登1987.11.06 - 1989.06.03(576)ふるさと創生事業
消費税を導入
牛肉オレンジ輸入自由化
リクルート事件
宇野宗佑1989.06.03 - 1989.08.10(69)女性スキャンダル
海部俊樹1989.08.10 - 1991.11.05(818)湾岸戦争への経済協力・掃海艇派遣
バブル崩壊
宮澤喜一1991.11.05 - 1993.08.09(644)PKO協力法成立・自衛隊カンボジア派遣
天皇訪中を実現
河野談話を発表
細川護熙1993.08.09 - 1994.04.28(263) 自民政権
1993年米騒動コメ市場の部分開放
小選挙区比例代表並立制政党交付金の導入
羽田孜1994.04.28 - 1994.06.30(64)自民政権
戦後最短
村山富市1994.06.30 - 1996.01.11(561)村山談話を発表
韓国人元慰安婦への見舞金支給
阪神・淡路大震災の初動対応の遅れ(ただし村山自衛隊出動に反対したというのはデマ
消費税5%への引き上げを決定
橋本龍太郎1996.01.11 - 1998.07.30(932)普天間基地返還道筋
村山政権下で閣議決定された住専への公的資金注入を成立
財政構造改革法による緊縮財政
金融ビッグバン
小渕恵三1998.07.30 - 2000.04.05(616) 周辺事態法
通信傍受法
国旗国歌
男女共同参画社会基本法
住基ネット
赤字国債の激増(ただし景気回復には貢献)
地域振興券
二千円紙幣の発行
労働者派遣法改正派遣業種の拡大
森喜朗2000.04.05 - 2001.04.26(387)口蹄疫問題の迅速な処理
沖縄サミット開催
IT革命インパク
大量の失言歴代最低支持率7%
小泉純一郎2001.4.26 - 2006.09.26(1980)金融再生プログラム不良債権処理
郵政民営化道路公団民営化
テロ特措法イラク特措法
有事法制
日朝平壌宣言拉致問題
年金制度改革
後期高齢者医療制度
歴代最高支持率87%
安倍晋三2006.09.26 - 2007.09.26(366)教育基本法改正
防衛庁の省昇格
福田康夫2007.09.26 - 2008.09.24(365)消費者庁の設置を表明
麻生太郎2008.09.24 - 2009.09.16(358) リーマンショック対策財政出動
IMFへの出資
エコポイント制度エコカー減税
鳩山由紀夫2009.09.16 - 2010.06.08(266)自民政権
事業仕分け
高校授業料無償化
二酸化炭素排出削減目標についての国際公約
年次改革要望書廃止
普天間基地移設問題
菅直人2010.06.08 - 2011.09.02(452)自民政権
東日本大震災原発事故への対応
尖閣諸島中国漁船衝突事件への対応
野田佳彦2011.09.02 - 2012.12.26(482)自民政権
消費増税を決定
安倍晋三2012.12.26 - 現在

2018-04-17

世代早見表

まれ大雑把な世代世代の近い総理大臣1945年
終戦
1954年
(高度成長開始)
1973年
(安定成長開始)
1986年
バブル開始)
1991年
バブル崩壊)
2018年
現在
1925年戦中派(20年代まれ
徴兵経験あり
竹下登(1924)
宇野宗佑(1922)
村山富市(1924)
20歳29歳48歳61歳66歳93歳
1935年昭和一桁世代(1927-1934年まれ
焼け跡世代(1935-45年生まれ
徴兵経験なし
海部俊樹(1931
細川護熙(1938)
羽田孜(1935)
橋本龍太郎(1937)
小渕恵三(1937)
森喜朗(1937)
福田康夫(1936)
1019歳38歳51歳56歳83歳
1945年全共闘世代40年代まれ
団塊世代40年代後半生まれ
小泉純一郎(1942)
麻生太郎(1940)
鳩山由紀夫(1947)
菅直人(1946)
小沢一郎・1942)
谷垣禎一・1945)
9歳2841歳46歳73歳
1955年しらけ世代50年代まれ
ポスト団塊50年代前半生まれ
安倍晋三(1954)
野田佳彦(1957)
小池百合子・1952)
岡田克也・1953)
石破茂・1957)
岸田文雄・1957)
18歳3136歳63歳
1965年バブル世代60年代後半生まれ
新人類60年代まれ
オタク第一世代60年代まれ
前原誠司・1962)
河野太郎・1963)
枝野幸男・1964)
蓮舫・1967)
8歳21歳26歳53歳
1975年氷河期世代(1970-83年生まれ
団塊ジュニア(70年代前半生まれ
1116歳43歳
1985年氷河期世代ゆとり世代のちょうど隙間小泉進次郎・1981)1歳6歳33
1995年ゆとり世代(1987-2003年まれ
さとり世代90年代まれ
デジタルネイティブ
23

下半分が寂しかったので民進党代表や次期首相候補と言われるような人も括弧書きで追加。

就職氷河期に関する補足→https://anond.hatelabo.jp/20180417161628

1985年ゆとり世代としていたのを修正https://anond.hatelabo.jp/20180417163706

関連→https://anond.hatelabo.jp/20180105170201

2018-01-05

世代

1920年代1930年代まれ

戦前世代

青少年期に日中戦争太平洋戦争体験し、1920年代まれ徴兵経験する。

終戦時の年齢は6歳から25歳。

高度経済成長期(1954-1973)には15歳から53歳

安定成長期(1973-1991)には34歳から71歳。

バブル時代(1986-1991)には47歳から71歳で管理職および経営トップを担う。

定年(60歳)は1980年から2000年まで。

現在は80代・90代。

バブル時代総理大臣を務めたのは中曽根康弘(1918生)・竹下登(1924生)・宇野宗佑(1922生)・海部俊樹(1931生)。

それ以降も小泉純一郎就任まで、1920年代1930年代まれ総理大臣が続く。

1940年代まれ

1960年1970年安保闘争ベトナム戦争に対する反戦運動1960年代後半に過激化した学生運動などを大学体験した「全共闘世代」。

1940年代後半生まれ戦争終結による第一ベビーブームで生まれた「団塊の世代」。

高度経済成長期(1954-1973)には5歳から33歳で、主に青少年期を過ごした。

安定成長期(1973-1991)には24から51歳。

バブル時代(1986-1991)には37歳から51歳。

定年(60歳)は2000年から2010年まで。

現在は70代。

歴代首相では、麻生太郎(1940生)・小泉純一郎(1942生)・菅直人(1946生)・鳩山由紀夫(1947生)。

1950年代まれ

上の世代反面教師政治的無関心が増えた「しらけ世代」。

1950年代前半生まれ団塊から引き続き人口の多い「ポスト団塊」。

1950年代後半生まれ人口の少ない「谷間世代」。

高度経済成長期(1954-1973)に幼少期・青少年期を過ごした。

安定成長期(1973-1991)には14歳から41歳。

バブル時代(1986-1991)には27歳から41歳。

定年(60歳)は2010年から2020年まで。

現在は60代。

歴代首相では、安倍晋三(1954生)・野田佳彦(1957生)。

1960年代まれ

従来とは異なる感性を持つとされた「新人類」。

1960年代前半生まれは引き続き「谷間世代」。

1960年代後半生まれバブル時代就職した「バブル世代」。

幼い頃からマンガアニメゲームバラエティ番組洋楽などに親しんだ「元祖サブカル世代」「オタク第一世代」。

高度経済成長期(1954-1973)に幼少期を過ごした。

安定成長期(1973-1991)には4歳から31歳。

バブル時代(1986-1991)には17から31歳。

現在は50代。

1970年代まれ

バブル崩壊後の不景気就職した「就職氷河期世代」「ロスジェネ」。

1970年代前半生まれは、団塊の世代による第二次ベビーブームで生まれた「団塊ジュニア」。

安定成長期(1973-1991)に幼少期・青少年期を過ごした。

バブル時代(1986-1991)には7歳から21歳。

現在40代

1980年代まれ

出生率の低下が問題となりはじめた時期に生まれた「少子化世代」。

1980年代後半生まれは、脱・詰め込みの教育を受けた「ゆとり世代」。

ただしゆとり教育のもの1980年から施行されている。

安定成長期(1973-1991)に幼少期を過ごした。

現在は30代。

1990年代まれ

物心ついた頃からPCインターネットが普及していた「デジタルネイティブ」。

ゆとり教育を受けた「ゆとり世代」、および不景気下で育ったために無欲と言われる「さとり世代」。

現在20代

2017-10-16

ネット登場以前は新聞世論を動かしてたとかいウソ

俺が子供のころ、うちでは朝日新聞とってたの。

いまじゃ信じられないほど、そのころは朝日新聞って権威があったの。

まっとうな家庭では朝日新聞をとってるもんだって思われてた。

で、朝日新聞よむと、そりゃもう自民党政府ってのは国民いじめるひどいもんだみたいなことがしょっちゅう書いてあるの。

俺が新聞を多少なりとも理解して読み始めたころは、中曽根って人が総理大臣してたけど、中曽根って人は意見がころころ変わる風見鶏で、実は大事大事な、日本平和を守っている日本国憲法改憲従ってる人で、あのにっくき金権政治権化田中角栄派閥に頭を下げて総理大臣になった人で、初期のころは「田中曽根内閣」なんていわれてた。

そういえば、中曽根は、アメリカを助けるために日本太平洋の「不沈空母」にするとか言って、たいそう新聞にたたかれてたこともあったな。

うそう、最近若い人の中には「田中角栄ロッキード事件で失脚した」とか思っている人がいるけど、それはちょっと違うみたいだよ。

田中角栄は、確かに「金権問題」で総理大臣やめたけど、それはロッキードとは別の話。

しかも、もともと、オイルショック後の経済政策がうまくいかなくて、支持率がどんどん下がってて、自民党の中にも田中を引きずり下ろしたい人がたくさんいた。

そこを、「金権疑惑」をネタに「文春砲」で狙われて引きずり起こされただけ、というのが真相らしい。

そのあとでロッキード事件が明るみにでて、田中角栄逮捕されるんだけど、それでも国会議員を続けて、中曽根総理の時も自民党で最大の派閥親分だった。

田中逮捕とか、起訴とか、初公判とかのたびに、新聞テレビも大騒ぎして、「田中角栄象徴される自民党金権政治を止めなければ日本未来はない!」とか「田中派による支配を止めなければならない」って言ってたけど、それでも自民党政権は続いてたし、田中角栄選挙に落ちることなんてなかったし、田中派ってのは自民党ですごい力を持っていた。

結局、派閥の部下に裏切られて、ウイスキーの飲み過ぎて脳梗塞で倒れるんだけど、それでも角栄選挙に負けなかった。

全然国会には出てこなかったけど。

中曽根の後に総理になったのがDAIGOのじーちゃん、竹下登

田中角栄親分を裏切った部下の一人だよね。

この人は「言語明瞭・意味不明瞭」とかいわれてて、結局なにがいいたいのかよくわからんおっさんだたけど、なんだかんだで日本で初めて消費税導入に成功しちゃった。

朝日新聞なんて、そりゃもう消費税に大反対だったし、「何を買っても税金とられる」なんて、なんてひどいんだとみんないってたけど。

そういえば、当時100円だった自動販売機の缶ジュースが、110円になったのは本当に理不尽と思ったもんだ。

当時の消費税は3%だったから、ジュースは103円でいいはずなのに、機械一円玉が使えないって理由で、110円に値上げされたの。

「便乗値上げ」って言葉を覚えた。

さすがに消費税はその後の選挙に影響して、参議院選挙で当時の社会党(今の社民党)が圧勝して、当時委員長だった土井たか子っておばちゃんがフィーチャーされた。

この人は「憲法を守りましょう!」が錦の御旗みたいな人で、「山が動いた」なんていってたいそう朝日新聞に持ち上げられてたけど、結局、その後社会党がそれ以上力を持つこともなく、社民党名前はかわり、そのころの勢いなんて見る影もない。

俺は、そこそこ素直な子供だったから、不思議だったんだよね。

新聞はこんなに「自民党はひどいひどい」って言ってるのに、選挙すると結局、自民党政府しかできない。

なんでだろ?

大人先生も、新聞をちゃんと読むのはいいことだっていうけれど、言ってる自分たち新聞読んでないのかな?

新聞をちゃんと読んでない、悪い大人がたくさんいるから、いっつも自民党がかつのかな?


選挙の結果を世論というなら、少なくとも昭和時代日本では新聞の言う通りに世論なんか動いていなかったよ、絶対

2017-03-01

自民党内で安倍に対する追及がない

ロッキードの時は、三木武夫が率先して捜査を行い、田中角栄を叩いた。その反動が「ロッキード隠し」「三木おろし」にもなった訳だが。リクルートの時は竹下登はじめ自民党中枢が軒並み実権を失い、三木弟子海部俊樹が躍進した。

こうして見ると、2つの事件対立構造がよく似ている。別に三木派が良かったという話ではない。当時の自民党派閥争いがあり、結果として大疑獄の追及勢力が党内に存在したため、多少なりとも自浄作用が働いていた、ということだ。

翻って、現代はどうだ。

森友学園問題は、これだけ広く報道され、国民の関心を集めている。これは逆に、自民党内の人間特に今抑え込まれている者にとっては、チャンスと言えよう。党内の者ではないが、上西小百合などはチャンスを掴みに来た。同じような動きをする者が自民党内に現れてもおかしくない。

ところが、連日この問題を追及するのは民進党共産党など野党ばかり。自民党は上から下まで隠蔽に大忙しだ。

ロッキードリクルートの時、首相が絡んだ汚職事件にも関わらず自民党政権を失わなかったのは、党内の対立派閥が動くことができたからだ。自民党に自浄作用があることを曲がりなりにも国民に示すことができたからだ。

もはや自民党は、党内に安倍に対抗しうる勢力はいない。故に、事件を隠すしかできないのだろう。

巨大化して環境の変化に対応できなくなった生物は滅びるしかない。

東芝がそうなったように、自民党も滅びの日を迎えようとしている。

※全て増田妄想です。

2016-10-17

島根人口

竹下登あんなにがんばって利益誘導したのに、川崎市より人口が少ないとはね。

2016-05-13

昭和世代のよくない思考

その昔の政治家のカネにまつわる事件というと、

ロッキード田中角栄に五億円が渡ったとか、

森喜朗リクルートの未公開株で売却益一億円とか、

竹下登の絡んだ金屏風事件で四十億円が動いたとか、

そういうのが記憶があるもんで、

舛添要一がチマチマとホテル三日月とか回転寿司とかの

数万、数十万のカネの話を言い訳してるのを見ると、

なんか「最近政治家はちっちゃくなったなあ」などと、

心のどこかで思ってしまうのだよね。

もちろんこれは、

それだけ日本の政治が透明でクリーンになったことの帰結であって、

望ましいことなんだけど。

でもまあ、舛添要一のやってることって、

経費使えるんだから出張で良い所に泊まってやれ、とか、

社内会議費使えるから弁当頼んじゃえとか、

ほとんど私的食事みたいなもんなのに交際費で落としたりとか、

そういうセコいサラリーマン本質的には同じようなことであって、

小物なことに変わりはないのか。

本来なら「公人にあるまじき公私混同ぶり」が

非難すべきポイントなんだが、

そんなことより

てめえのこと「トップリーダー」とか言ってるくせに

やってることがちっちゃいんだよ、このネズミ男が、とか、

そんなことばかり思ってしまってしょうがない。

2016-05-06

石原慎太郎歴史捏造体質

かつては田中角栄を「金権政治」と批判していた石原慎太郎が、田中角栄の本を書いて、「角栄がいかに素晴らしい政治家だったか」を吹聴して歩いている。

そのこと自体にそれほど関心はなかったのだが、先日たまたま慎太郎

角栄は素晴らしい政治家だったのに、アメリカに逆らったから、ロッキード事件人格まで否定された」といった趣旨のことを新聞紙上でのたまっていた。

アメリカに逆らったからかどうかは置くとしても、田中角栄ロッキード事件政治生命を絶たれた、というような、雑な理解をしている人は多い。

酷いのになると、ロッキード事件のせいで首相を辞めたのだと思っている奴までいる始末だ。

ちょっと当時のことを調べれば、事はそんな単純な話ではないこと位、すぐわかるのに。

まず、「ロッキード事件のせいで首相を辞めた」は完全な間違い。

事件が発覚したのは、角栄辞任後である

太閤と呼ばれたの田中角栄総理就任したのが1972年7月。その時の支持率70はパーセントを超えたという。

その後、日中国交回復を成し遂げたあたりまでは良かったが、その後支持率は降下しはじめる。

なぜなら、自らの主導した「列島改造計画」による地価高騰やオイルショックによって引き起こったインフレ(当時「狂乱物価」といわれたらしい)に

有効対策を打てなかったからだ。

気が付けば、支持率20パーセント前後まで低迷。

そこに追い打ちをかけたのが、文芸春秋掲載された立花隆の「田中角栄研究」と児玉隆也の「悲しき越山会女王」という論文だ。

いわば「文春砲」のルーツである。まあ、こちらは「週刊文春」じゃなくて、月刊の「文芸春秋」だけれど。

ちなみに、そのひと月前には、石原慎太郎田中角栄批判論文ものっていたらしい。

もともと金政治家との評判が高かったところへ、事前の期待ほどの成果を上げず、国民失望を買いつつあった田中角栄は、

外国人記者クラブ」の会見で袋叩きにあい、その後、辞任を表明する。

アメリカ上院ロッキード事件が発覚したのは、そのあとの話である

田中角栄という人は、多分、焼け野原になった日本復興を推し進め、同時にその利益

雪に閉ざされた故郷新潟に力づくで誘導することで、首相上り詰めた人なのだろう。

そんな「コンピューター付きブルドーザー」には、

自由主義経済第2位の経済大国を率いていくためのプログラムは、組み込まれはいなかったんじゃなかろうか。

ロッキード事件があってもなくても、早番行き詰っていたのだろう。

慎太郎は、ロッキード事件角栄人格まで否定されたというが、

別にロッキード事件政界から石もて追われたとか、そんなことがあったわけではない。

まあ、朝日新聞あたりは、人格まで否定していただろうが。

ロッキード事件後も、「闇将軍」として自民党で一番結束の固さを誇る派閥を率いていたし、

中曽根康弘なんかは、その内閣があまりにも田中角栄の影響力が強すぎて、「田中曽根内閣」などと揶揄されていた。



以下、個人的な思い出になるが、田中角栄ロッキード事件の第一審で有罪判決を受けたころのことは

幼心になんとなく覚えている。

元総理の現職国会議員有罪判決を受ける」という、日本憲政史上初めてのニューステレビは沸き立っていた。

一方で、田中角栄という人は、選挙で絶大な強さを誇り、新潟三区トップ当選し、選挙民が万歳する様子も

必ずニュースで放映されていた。

自分父親は、朝日新聞を信奉して世の中をみる昭和インテリ気取りだったから、

こうしたニュースを苦々しくながめ、

「ああいうのが日本を悪くする」「新潟田舎からあんな奴がいつまでもトップ当選するのだ」などと言っていた。


田中角栄にとどめを刺したのは、ロッキード事件でもアメリカでも文春でもなく、

DAIGOのじいさん(竹下登である

将軍の下についていては、何時までたっても総理大臣になれないことに不満を持った竹下は、

田中派から独立して自分派閥(創政会)を立ち上げる。

配下裏切りに心乱れ、毎晩オールドパーを浴びるほど飲んでいた田中角栄は、創政会立ち上げの20日後、

脳梗塞に倒れる。

田中角栄の魅力の一つに、その類まれなる演説があったのだが、

脳梗塞言語障害が残った彼に、その力を再び発揮するのは不可能だった。


石原慎太郎という人は、まさに同時代政治家として生きていたのだから、こうした経緯を知らないはずはないのだが、

意図的なのか、都合のいい忘却体質なのか、こういうことを全て無視して適当なことを言う。

本人が言うだけならいいのだが、それをありがたがって拝聴するバカいるからタチが悪い。 

歴史ねつ造、というのは、主に第二次大戦以前のことについてよく言われるワードだが、

石原慎太郎角栄に関する発言を見ていると、「ああ、こうして日々新たな歴史ねつ造されていくのだな」というのが良くわかる。

自分の都合のいいことだけをとりあげて、自分理想の世界をどうしてもつくりたいのならば、

本当に「小説の中」だけにしてほしいもんだ。

せっかく政治家引退して、専業の小説家に戻ったのだから

2012-10-23

週刊朝日橋下徹批判の何がいけないのか

公人の生い立ちを考察するうえでどこまで許されるべきなのか。

人は生まれる場所を選べない。もし、被差別部落出身者で父親がヤクザでという生い立ちが、橋下の人格形成に影響を及ぼさなかったとすれば、W.ブッシュ富豪で大政治家の家に生まれて叱責を受け続けて育ったという経歴についてもそこから彼の性格を読み解くべきではないだろう。

公人そのものについてはいいとしてもその周辺者についてはどうあるべきかという問題もある。例えば今回の件は、橋下の父は自身は公人ではないにもかかわらず、プライヴァシーを露呈させられた。両親や配偶者など、ごく親しい人物については公人について生い立ちを語るならば言及せざるを得ず、彼らのプライヴァシーの問題もある。

私たち竹下登の生い立ちを知ることによって、彼の最初の妻が、彼の実父によって強姦されて自殺したことを知っている。

私たちクリントンの義父が家庭内暴力を繰り返し、その男から母と幼い弟を守るためにクリントンが神経をすり減らさなければならなかったことを知っている。

公的には犯罪として処理されていないこうした事例における、竹下登最初の妻、父、クリントンの義父のプライヴァシーについてはどうやって保護されるべきなのか。

エリザベス女王は4人の子のうち3人までが離婚したことについて親の教育が悪かったのではないかと批判された。そうかも知れない。そうではないかも知れない。

田中真紀子には子が二人いて、角栄から後継者と目された息子とは絶縁していて、娘は日本経済新聞社に勤務し、離婚している。

その娘の離婚について週刊誌報道した際、裁判になり、子のプライヴァシーは公人の情報とは成り得ないと判断が出ている。

子が親の教育によって生育されるなら、選べない親よりも、公人のひととなりを判断する材料になるはずであるが、司法はそうは考えていないらしい。

石原慎太郎は、出自からなにから公人は明らかにして、有権者の判断を仰ぐべきだとかつては主張した。その判断からか、在日朝鮮人から帰化した新井将敬について、その出自を喧伝するビラを配布した。新井将敬帰化であることを伏していた。

今回の件で週刊朝日を擁護するならば石原慎太郎も擁護されるべきかも知れない。

さて、橋下の出自については何をいまさらという話である。みんな知っている。

それについて週刊文春報道した時にははてなサヨクの人たちの中では、それはそれとして、文春の姿勢を批判する声も多かった。

固有名詞が文春から朝日に代わると、そういう声はほとんど見られない。

不思議である

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