2021-12-17

野党が反オタクになるのは当然だと思ってる

内部では色んな意見があるとはいえ過去与党オタク表現規制に関する法案を出してきたとき野党がそれを阻止する為に動いてきたのは事実ではある。

そんな中で、オタク野党側に何をしてきたのか、恩をどうやって返してきたのかといえば、何もしてこなかった。やってきたことといえば、"俺たちの麻生"と与党表現規制派の議員を持ち上げたくらい。

おそらく野党側の議員たちはオタク表現の自由を守る活動しても応援してくれるのはこれくらいなのかなと思ったことだろう。私もオタク本質的政治に興味がないから動かないんだろうなぁとか思ってた。

それが表現の自由以外の政策も多くのオタクと一致する山田太郎議員が出てきたら一変。表現の自由を守る議員代表のように扱い、それまでのオタク側の政治に興味がない雰囲気も一変。山田太郎議員の為に活動するオタクたち。

思えば、与党法案を出したときには与党にも野党にも表現規制賛成派はいるといいつつ、左派リベラルの誰かが表現規制っぽいことを呟いたらこれだから左翼はとひとまとめにして語られるのは以前から続いてたこと。

野党側がどれだけオタク表現の自由の為に頑張っても恩を仇で返され、与党側は一歩間違えたら規制に繋がる法案を出しても与党にも野党にも表現規制賛成派はいると言われて何も責められることはない。んでもって、これまで野党側がしてきたことは無視され、保守的思想を持つ表現の自由を表明する議員が今までに見たことがないほどに持ち上げられている。

野党議員さんだって馬鹿じゃないから気付いてしまったんだろう。オタク表現の自由けが大事な訳ではなく、保守的思想が前提の上で表現の自由を守ると言ってる人しか応援しないと。

野党だって票を稼がないといけないから、それだったらどれだけ表現の自由を訴えても票を入れてくれないオタクの為に活動するより、票を入れてくれるかもしれないオタク表現規制した方がいいんじゃないか、問題もあるんじゃないかと考えてくれる人の為に動いた方が票につながる。どうせオタクの為に活動したって、票には繋がらないんだから

奇しくも赤松健さんが昔にオタクが票に繋がることを示さないといけないみたいなことを言ってた記憶があるけど、そこにどれだけ大票田があったとしても、自分たちに入れないと思ったら逆を向くのは当然の話。

それでもリベラルオタク表現の自由を守るべきというのであれば、オタクリベラルに甘えすぎだと思う。議員なのだから票を入れてくれそうな人の方に向くのは当たり前。最近の変化は野党オタクはどう転んでも野党に票をいれないとバレちゃっただけの話。

逆にいえば、これまでオタク表現規制すべきと考える人の方向いてたのに、票田になるとわかれば一気に逆転させる自民党の手腕が鮮やかともいえる。

まとめると、野党側が反オタクになったのは、表現の自由の為に頑張った野党オタクが恩を仇で返すことしかせず、表現の自由以前に保守側の議員しか票を入れないとバレちゃったからだと思う。

こう書くとオタクの中にもリベラル左派はいると返されそうだけど、それは少数派の一部だよね。他の大多数のオタクたちはどれだけ野党表現の自由の為に頑張っても、野党投票しよう応援しようとは動かないよね。与党側はちょっとオタクに甘い動きを見せれば(むしろ見せなくても)流石と言われるのに。ここで書いてるのはそういうことです。

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