はてなキーワード: TCGとは
日本で流行ったのはシャドウバース(2016年サービス開始)からだよ
元々海外のゲーム圏で伝われていた言葉で、海外ゲームをプレイするユーザーは海外コミュニティで攻略情報などをチェックするから、日本コミュニティでも海外の用語をそのまま使用する文化があった
そこでサイゲームスが当時日本でもそこそこユーザーのいた海外ゲーム「ハースストーン」にシステムが似通ったゲーム「シャドウバース」をリリースする
リリース当初は既に似たゲームをプレイしていたハースストーンプレイヤーが圧倒的に強く、ハースストーンプレイヤーはシステムが似てることからそのまま海外の用語で攻略情報を話し始める。
「tier」のほかには「アグロ」「ミッド」「ランプ」「リーサル」あたりとかかな、tier以外はTCG関係以外で使わないからそんなに流行ってないかもしれないが。
その後ハースストーンをやってなかったシャドウバースの強豪プレイヤーも真似してその単語を使い始める。さらに企業系攻略wikiなんかもその流れに追従するようになり、攻略サイト経由で多くのユーザーに広まる。って流れだな。
他のTCGでは様々なゲームやコンテンツとコラボすることでオリジナルカードを作る傾向があるけど、遊戯王はそういうのが殆どない
ここ数年、パワプロやココスとかとコラボしているけど、実はこういう取り組みは遊戯王では超レア
権利の問題か不明だけど、過去カードの再録をしてもカードイラストはほぼ変わらないのは謎
ブラックマジシャンなどの定番のカードでイラスト違いは散見されるが、それ以外は滅多にない
ストラクチャーデッキは再録カードが定番だが、そういうのにこそ有名イラストレーター書き起こしなんて要素を追加するチャンスなのにまるでしない
閃刀姫のイラストで増援が再録されると聞いたが、逆に言えばこんな定番のカードですら20年以上イラストが変わっていないってのが随分珍しい
これもイラストに近いけど、遊戯王はあの正方形のイラストにちょこっとだけついてる効果テキスト枠という形を全然崩さない
他のTCGだとカードの縁までイラストがあるボーダーレス版というのはド定番だし、テキスト枠も変幻自在
MTGだと時々コストやテキストの表記まで変えた、もはや別のゲームだろこれってデザインの限定カードを作ることがしょっちゅうで、遊戯王が一貫してこのスタイルなのはちょっとストロングすぎる気もする
通称みどりパックという期ごとの最初のパックから出てくるカードは、大抵棒立ちのクソださモンスターだったりする
モンスターの背景も安っぽいし正直このイラストで金とんのか~ってのは多い
もっとも、魔法罠で背景世界を語ってるから問題ないってことかな?それにしたって他のTCGみたいにバリバリカッコいい豪華絢爛なモンスターって少ないんだよね
まあアニメに落とし込む関係なのかもしれないけど今はOCGのアニメやってないしな
ここ10年くらいは背景がマシになってるとはいえ、やっぱり棒立ち感は否めない
躍動感が足りんのよ
これは20年以上言われ続けているけど、貫通効果などを能力語として短縮するってことをしないのはかなり珍しい
ラッシュデュエルでやってるからいいんだろうけど、本家のOCGがいつまでも「守備モンスターを攻撃~」って書いてあるのはモダンTCGしている人からすれば冗長すぎないかな?
これは人によるけど、せめて能力語をまとめる形の総合ルールを作ってほしいな
これも人によるけど、遊戯王は全パック全カードの中で禁止制限以外を使ってデュエルするので、常にインフレが指数関数的に増大している
スピードデュエルとかあるなら、直近3年以内発売のパックのみのレギュレーションとかあってもいいんだけどね
いまさら感あるけどなんで今までそういう試みがされなかったんだろうね
カードゲームって背景世界があってそこの登場人物をカード化しているってことがよくあるんだが、遊戯王はその背景世界が表に出ることが滅多にない
アルバスの話とかDT世界とか、どう考えても開発側がストーリーラインに沿って作ってるものは多いんだけど、ぶっちゃけ匂わせでしかない
公式設定を出したり後で書籍内で触れることもあるけど、こんなに長いゲームで背景世界が散逸しているって普通に勿体なさすぎる
人気キャラやストーリーの詳細な設定資料集を出せば確実に売れる
漫画でいう登場人物の過去回想やスピンオフみたいな取り組みを別の媒体とかでやっていておかしくないんだけど、なんか遊戯王ってやらないよね
閃刀姫やアルバスを使った短編アニメくらいは作れるはずなんだが
まあMDで軽くストーリーに触れている当たり、やれば人気出ることはわかってると思うんだがね
全体的に遊戯王って古臭いテイストのイラストでバージョン違いも少ないっていう、時代に取り残された印象が強い
良い言い方をすれば、いつまでも変わらないから引退勢にも嬉しい(易しいとはいってない)
他のTCGがゴチャゴチャシテいるってのはまっとうな意見だけど、それにしても遊戯王の変わらなさって凄いんだよね
まあ変わらないからこそ生き残ってるのは確か
「コンマイ語」みたいなので盛り上がってる人にいくら今のルールやテキストがいかに分かりやすく整備されて公式が親切か説いたところで事実がどうか関係なくそういう事言いたいだけだから意味ないんだけど、真に受けてしまう初心者を減らすため事実を発信し続けないとと思って毎日デケェ声を出している
結論を言えば、遊戯王程度の用語でそこまでイキれる理由が皆無だ
コンマイ語なんてのは昔からある蔑称であり、どこでだれがどういうものを指しているのかすら曖昧なステレオタイプの用語でしかない
はっきり言えば「日本人はみんな寿司を握ることができる」みたいな低俗な話であり、マジでどうでもいい
そんなことに一々突っかかって「事実を配信する」って態度はゲーム全体への信頼度を損ねる行為でしかない
言わせておけばいいんだよ
そんでこういうコンマイ語に反応する人たちって、割とマジで遊戯王くらいしかTCGやってない
ようは専門バカすぎて遊戯王でしかこういう話を語れないってのが致命的にダメ
そもそも彼らが比較しているのが日本語と遊戯王の用語ってわかれば、その比較がいかに無意味なのかわかる
なぜかっていうと、およそ大抵の専門用語は日本語で書いてあっても日本語ではないからだ
遊戯王でよくある「対象にする」なども、違うジャンルの専門分野の人からすれば別の意味が出てきてもおかしくはない
日本語になっているけど日本語として書かれていないものはこの世に何百と例がある
その中のたった一つである遊戯王を取り上げ「ルールブックとテキストを読めばわかる」といわれても、逆にその程度のゲームでイキってる方が恥ずかしいじゃんって感覚になる
狭い世界だけで言葉を操っている人の殿様感覚を垣間見ると、外部の人からすれば「またか」ってなっちゃうんだよ
もしコンマイ語について何か言いたいなら、せめて3個くらい他のTCGのルールを持ってきて用語の難しさとか解説すればいいんだが、そういうの全然誰もしないからな
ゲームの中だけでもボードゲームとかも複雑で面倒くさい用語使うものなんていくらでもあるんだし、遊戯王に対してコンマイ語なんて蔑称ついてるのはむしろご褒美だとしか思えないんだよね
事実なんて外部の人にとってはどうでもいい話なんだよね
ゆるツッコミ。あんま日本語圏に情報ないのでとりあえず書いておきたいけど、ソース示すのも面倒なので、増田に書き捨てておく。
まあ、間違っちゃいないけど語弊があるというか。
TCGって、そもそも"キッチンテーブルプレイヤーって呼ばれるようなスーパーカジュアル層が多いんすよ。
競技プレイを推してたMTGももちろんそうなので、公式も一時期キッチンテーブルからLGS(てかFNMへ)ってキャンペーン打ったりしてた。
草の根大会や零細ショップへのサポートが一時期かなり手厚かったのも確かその辺
で、それがあんま成果出なかったか、LGSからクレームが上がったかなんかで2010年ごろにTCGショップ以外の大会主催が実質不可になって、
2011年に統率者推そうってことで対応セットが出た。それ以降専らカジュアル層=統率者やれみたいな空気になってるんだけど、わりとこれは不満を持ってるプレイヤーも多いんすよ。
キッチンテーブルプレイヤーってそもそもルールとかも曖昧でも楽しければいい!みたいな感じの人も結構いるわけ。
デッキが稲妻6枚とか入ってたり、デッキが50枚だったり、土地ない?デッキから持ってきて一枚置きなよ!みたいなやり取りしてたり。
そういうプレイヤーの一部が、通常の構築フォーマットよりは遊びやすいじゃんこれーってなって、それなりの数のキッチンテーブルプレイヤーが週末の友達の家の「キッチンテーブル」で「統率者」を遊び始めたんすよ。
でも、統率者ってカジュアル向けとは言いつつも、ちゃんとデッキ構築ルールはあるし、プレイもフォーマルにやらないとダメじゃないですか。
スーパーカジュアル層はそういうの、あんま興味ないというか、ぶっちゃけ楽しくないからやらない感じの人も居たんすよ。あと、デッキ構築とか難しすぎるんで、そういうの出来ない層にもフィットしなかったですね。
TCGプレイヤーは忘れがちなんですけど、デッキ作るって結構難しいんですよ。多分WotCの人はちゃんとデータ持ってると思うんですけど、公式のコラムでも「デッキ構築ってTCG初心者にはめっっっっっっちゃむずいねん」って書いてるぐらい。
で、何が起こったかって言うと、増田の言う「アメリカは実質MTGは統率者専用ゲームとなっている」って状況で、統率者をやらない、できないスーパーカジュアル層の切り捨てだったんすよね。
なので、USのカジュアル層がみんな統率者をやってる感じではないんすよ。分断がある。
それだと同じく3年程度のローテを導入してるポケカや、ファンデッキすらも必須パーツがころころ変わる遊戯王が売れ続けてる原因がわからないっすよね。
競技シーンでスタンダードの人口がシュリンクしてるのは、LGSでのFNM>GP>プロツアーって感じの階層型のプロシーンでプロモーションしてたところにコロナ禍が起き、
ちょうどその時にMTG Arenaがあり、公式がそれを推す施策を取ったことで、競技プレイヤーがArenaに移行し、それによってタダでさえ狭いカードプールでメタゲームの解析速度が上がってしまい、
紙のカードを買うのがしんどくなるプレイヤーが続出したせいじゃないですかね。
ポケカもPTCGOあるんですけど、あれはArenaってよりMOって感じなんすよ。昔のMTGって、MOとうまく共存してたじゃないですか。ああいう感じ。あとポケカはカジュアル層の裾野が異様に広い。最強IPをカードゲーム化した強みですね。
一人プレイのオープンワールド(一応マルチも可)だけど研究・研鑽できる分野が多岐にわたり、公式コミュニティも発達しているので発表(生産)の場もある。
綺麗なスクショを撮ってフォトグラファーのようなことをしている人もいれば、ハウジングシステムで壮大なものを組み上げて見せる人もいる。
ゲーム内TCG(シャドバ的な何か)が単体アプリ並の出来なので、これは対戦も可能だがNPC戦もできて、戦略を見出して記事にしたりなんてこともできるだろう。
ゲーム世界の探索要素や世界設定も膨大で、発見や考察を動画にする人もいれば、BGMのピアノ演奏や料理の再現をする人もいる。
戦闘メカニズムも、ライトに遊ぼうと思えば手軽にできるが、元素の付着頻度や付着量、減衰などを考え合わせつつ元素反応を活用しようとすると、
指数関数的に考えることが増えるので、そのへんのロジックをカリカリに極めてダメチャレ勢のようなことをしたり、限られた編成で最大限に強く使える立ち回りなどを研究・発表しても一目置かれるだろう。
プレイヤーの母集団が大きく全世界にプレイヤーがおり、それが一つのHoYoLABというコミュニティに集まっているので、ゲームとはいえ望めば生産的な活動をしたり刺激をもらったりすることが容易だ。
もちろん、一般的な、イラストや漫画、コスプレといった方法で同人的な生産活動をする人も多いが、それに限らない懐の広さを持つところが魅力だと思う。
バージョンごとにやたら凝ったミニゲームイベントが来ることもあって、譜面作成可能な音ゲーに凝ってみたり、マリオメーカー的なコースを作ったり、かくれんぼを極めたりと、局所的な研鑽の機会も尽きない。
考察勢なんかになると、各言語ごとの訳文を比較したりすることも多々あるので、多方面の教養が要求されるという意味で、これが一般的な意味での自己研鑽には繋がりやすいかもしれない。
ただ、厭世的な気分を和らげたいだけなら、生産やら研鑽やらにはこだわらずに、水の国フォンテーヌの美しい海中を泳ぎ回って散策していた方がよほど癒やされるだろう。
アニメ調なのでフォトリアルなAAAゲームの緻密で解像感のある景観とは異なるが、このテイストとしては業界随一のグラフィックだと個人的には思っている。癒やしには最適かと。