はてなキーワード: ユニセフとは
http://anond.hatelabo.jp/20131121210801
ブコメの奴等もそうなんだけど
って文字が見えないの?メクラなの?
ホントそう
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20131121190149
「ユーモアが云々」とか言うのはアレに対する批判の反論になってない
発達障害の人たちに謝れ
文句はid:ahmok に言うべきでは?
タイトルだけ読んでコメントをする人間が大量にいるのだ。これはもうリテラシー以前の問題である。
前の橋下で虚構が炎上した時もタイトルだけ読む人間が問題になったが、はてブユーザーは何ら改善することのないアホなユーザーが大量にいるのである。
こういう人間が虚構新聞や2chまとめサイトはこういう人間が拡散するのである。
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20131121190149
TwitterやFBが凄い勢いでネットユーザーを増やしたからな。「テレビは嘘言わん!」的な人が大挙してWEBに押し寄せてきた。昔みたいに「騙される奴が馬鹿!」「情弱!」「ググれカス!」では済まなくなってるのも事実
このような状況でTwitterFBよりリテラシーが高いと思えるか非常に不思議である。
そして、自浄能力のない低リテラシーのはてブユーザーによって今日も2chまとめなどデマサイトが拡散されるのである。
P.S
このようなサイトを見つけた
虚構新聞を批判する人々は2パターンに分類できることがわかった【ユニセフ記事の魚拓あり】
http://dshocker.hatenablog.com/entry/2013/11/22/184648
この人達みんな、読解力が低いんだ。
あるいは意図的に内容を理解しようとしていないんだ。
そもそも内容など読んでないのである。
下の方に今回のユニセフの件のブクマコメントも書いたんで劇的ビフォアアフターをお楽しみください。
http://b.hatena.ne.jp/entry/kyoko-np.net/2012051401.html
虚構新聞は良くやったと思う。Twitterで著名人への暴言を吐き捨てる橋下を英雄視し味方する連中のほうが悪質。一般のメディアは表だって橋下への批判をやりにくい。この空気を生む連中こそ地獄へ堕ちるべき
中の人、賢いな〜
http://b.hatena.ne.jp/entry/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120514-00000084-it_nlab-inet
シャレのわからない人がいるんだねえ
『橋下氏ならやりかねない』と思われたのが最大の誤算でした
橋下さんやその周辺から苦情と謝罪要求があったのでなければ、これは単なる勝利宣言だよね(^^; >虚構新聞が「橋下市長、小中学生にTwitter義務化」記事について謝罪(ねとらぼ)
えー、あれは謝罪もネタでしょうに。ネットの受け取り手がよく言えば素直すぎる人が多すぎるようになっちゃったんで、ネタサイトもやりにくい時代やね。
http://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/kyoko-np.net/2013111801.html
ここで日本ユニセフ批判したり煽ったりしてる人がいじめ問題やデマネタでどういうコメント残しているかを確認するあそび/元記事も読んだけどデマサイトと揶揄されても仕方ない内容
これ擁護してるのマジでどういう神経してんの
明確な中傷記事なのに「ジョークが通じない」だの「抗議したら負け」だの「余裕が無い」だののコメント。馬鹿じゃないの。そのスタンスはいじめをネタやいじり扱いでごまかすのと同じ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/kyoko-np.net/kenkai1311.html
要するに、ネットで中傷されてるのは事実だから、それに乗っかって中傷的な嘘ニュースも大丈夫なはずだとの主張。本当になんの反省もない。
ブコメで指摘されている「ネットで中傷されてるのは事実だから、それに乗っかって中傷的な嘘ニュースも大丈夫なはずだとの主張」ってのは、スマイリーキクチ事件で逮捕された人の言い訳と似てるよね
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20131120141708
masudamaster
おもしろいおもしろくない、を字義通りに受け取り過ぎ。要は「虚構がちゃんとユニセフを殴ってない」のが問題。あの文章では「虚構がアグネスを刺した!」とは思えない(虚構ダッサ・・・になる)。
はてブという反論されない安全圏から相手を叩いて、他のやつ(今回は虚構)に責任被らせて、自分は責任を負わないようにしてるはてブの下衆さをよく表した秀逸なコメントだと思う。
http://b.hatena.ne.jp/entry/kyoko-np.net/special03.html
相手が橋下だとよくやったコメントばっかりだな。本当。
なぜアグネス・チャンが大使を務める日本ユニセフ協会が何故とりわけ槍玉に挙げられるのか。
(もちろん、それだけが理由ではないことは言うまでもないがここでは割愛する)
「中国人」であるアグネス・チャン(英領時代の香港生まれなので国籍はイギリス(厳密には本国生まれと扱いが異なる))が
ネトウヨの感情を刺激したからこそ、これだけ燃え上がったのだろう。
もし広告塔が韓国人だったらどうだったのかといえば、似たようなことはあったのかもしれないが、
少なくともチベットやウイグルを引き合いに出した非難の声はないだろう。
あと、もう一つ。アグネスが槍玉に挙げられていることによる影響を上げておく。
誰かがはてブで言っていたように、アグネスは弾除けの役割を果たしている。
他の団体や、警察、自民党の中の規制推進派が取り上げられることは少ないし、
ネトウヨ、とりわけ自民信者は自民党が規制推進寄りの姿勢を取っている現実や、
アグネスと安倍総理の交友関係などの不都合な話から目を背けることができるわけだ。
例の虚構新聞の日本ユニセフ協会の記事削除の件。自分は虚構新聞を毎エントリ読んでる。おもしろいと思うネタのほうが多いけれど、つまらんと思うネタもある。 今回のユニセフの記事は、つまらないと思った。
けれど、日本ユニセフ協会の対応の早さにびっくりした。8:00に記事が配信されて、14:30前に抗議が入ったということは、記事配信後6時間半以内に削除依頼を出していることになる。これって、早すぎないだろうか。この記事削除に絡んで、日本ユニセフは週刊新潮や個人サイトにも抗議を入れていることを知った。
つまり、日本ユニセフ協会には自らの名誉を毀損すると判断した対象には断固対応する姿勢があり、それもそれが即座に対応できる体制になっている。そのために雇ってる人間の人件費がどこから出ているかというと、ひろゆきの指摘したユニセフ本体に回っていない募金である。
慈善事業にも運営費がかかるのはわかる。日本ユニセフ協会が自身の名誉を毀損すると判断した媒体に対して抗議をするのも、それが日本ユニセフ協会の姿勢ならば、それはそれで認めざるを得ない。けど、こんな虚構新聞のような、インターネットの末端にまで日々調べまわって(まるで中国共産党のように)、抗議をする人間を雇ってるのは、全くの無駄であり、1円でも募金を無駄遣いする日本ユニセフ協会には募金はしない。そう決めた。
虚構新聞の「日本ユニセフ、寄付金の流れ透明化へ」という記事 日本ユニセフ協会から抗議が来て削除
http://news.nicovideo.jp/watch/nw843834
ニコニコニュース内の上記の記事についたコメント(もといTwitterの反応)を上から20個ほどコピペ。
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@TechnocratsRock
「今後日本ユニセフ協会とアグネス・チャンさんを取り上げる場合は、必ず接頭辞に「裏表のない」をつけること」ワロタ
@genpatsuhantaiz
この場合、たちが悪いのは抗議をした日本愈偽腐の方。つまり害悪団体が抗議が厚顔無恥な抗議をした事。
@kyusetsu
流石はユ偽フ、シャレも分からんとは。
@sitenrin
ひろゆきがきっかけで日本ユニセフはユニセフとは直接関係無い団体だと知った、アグネスの豪邸は寄付金で潤ってる。
@P2439tGm4d
間違えて、真実を記事にしちゃったんですねw
@fukoroha
@youdens2
ちなみに日本ユニセフは本家のユニセフの下部組織ではなく、直接の関係は無いそうです。
@hadoron1203
透明化のことなど見聞きするのもイヤなんだろうなw日本のマスコミの皆さん。このくらいの仕事しましょうね
@a_systematic_ap
なんだ、本当のことで知られちゃまずいことでも書いてあったのかwww見ればよかった
@x54aaa
ズルズルどつぼへ沈んで行くよ
@i_soua
@zarastro_jp
タイトルが紛らわしいな。ユニセフと日本ユニセフは明確に区別しないと。アカデミー賞と日本アカデミー賞くらい違うし。
@blackdomi
グッジョブすぎるw そして言い訳も日本ユニセフをいい感じに馬鹿にしていてさすがとしか
@tougenkyo244
寄付金の流用が%で許されるからって、何十億も抜いて偉そうに権利を主張する団体を信用は出来ないわけで。
@green8horn
狭量だなぁ
@trapfuse
資金の流れが不透明が嘘なのか、資金の流れを透明化頑張るが嘘なのかw
@takama23
協会ちゃんお小遣いあげてないとこから突付かれたから大騒ぎ!w
@siva_tomo
おいしい仕事だもんね、仕方ないね。%だから寄付金が増えるほど利益が増えるよ!やったねユニセフ!
@hero_in_brain
まだ透明化してないもん!ってことっすねなるほど
@233413
ここ改正児ポを必死で推進してる団体だろ。守りたいのは児童ではなく自分達の利益だろ?アグネス激おこw
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http://d.hatena.ne.jp/kyoumoe/20131118/1384775000
人を傷つけ不幸にして誰かの溜飲を下げるだけの風刺サイトなんか誰も求めてねえんだよ。 え? 求めてる人もいるって? 馬鹿野郎、そういうのはヒトデナシってんだ。よく覚えとけ。
これみて驚愕した。彼は自分のサイトを公正明大な立場から批判を行う正義サイトとでも思っていたのか?
彼のサイトをちょっと見れば分かるが「アホ」とか「馬鹿」とか見るに耐えない直接的な罵倒だらけの(と言うかそれしかない)コンテンツなのだ。
自分の気に入らない対象を叩いて支援者と一緒に悦に浸るのは、はっきりいって「虚構新聞」と何の違いもない。違いといえば虚構新聞は作り話で当て擦るが「今日も得る物なし」というサイトは直接、アホ馬鹿いって直接叩くのが違いだ。
上記の発言をみて今までその自覚がなかったのかと愕然とした。
自分も虚構新聞は不快だし、クソだとおもう。ただそれはアホ馬鹿いってる「今日も得る物なし」も見ると不快になる。どっちかのサイトを褒めてる人間はどうかしてるとも思う。
それから「今日も得る物なし」では自分が不快と感じるものに対しては平気でやめろとか言ってるので驚く。自分のサイトにあるアホとかバカという言葉が不快な人間がいないと思っているいるのだろうか?
自分が人にとって不快な事を書くのは言論の自由に保証されたことで問題ないが、自分が不快に感じるものは言論の自由に当たらないのでなくなるべきとか本気でかんがえてるのだろうか?
もし、誰かにとって不快な表現が含まれるならば、削除すべきと考えているならば、「今日も得る物なし」は罵倒表現だらけで不快なので削除すべきである。少なくとも私は不快だ。
だが私は削除すべきであるとは思わない。自分の言論の自由を訴えるには他人の言論の自由を認める必要があると思うからだ。
そもそも、私は万人にとって不快でない表現は存在しないと思っている。たとえば世の中には「子供が生まれた」という表現すら不快に思う人物が存在するのだ。
自分の不快という感覚が他の人感覚より優先されるとは私は思わないのだが、「今日も得る物なし」の作者は自分のコンテンツは削除されるべきではなく、自分の不快という感覚は他人の権利よりも無条件で優先されるべきだと本気で思っているのだろうか?だとしたら恐ろしく傲慢だと思うのだが。
全ての人間の権利が平等であると考えるのならば、自分が自由に表現を行う事を肯定するためには、自分にとって不快な表現を受け入れなければならない。
なぜなら、万人とって不快でない表現が出来無い以上、不快であるという表明で表現が出来なくならば、全ての表現はできない。
「虚構新聞」は建前上、虚構つまりフィクションだから、一応アニメや小説と同じ部類にはいる。この削除という表現規制の前例を認めるのなら、「今日も得る物なし」の作者はユニセフはアニメ・ゲーム表現規制に賛成するのだろうか?ユニセフの表現規制はゾーニングすればOKという話ではないようだが。
もっともこの作者はアニメ・ゲームが大好きで規制しようとするのは白痴みたいなこというのだが。(ちなみに白痴という単語は出版社の自主規制で出版物には使用できない)
あと、大衆を愚民だと思ってよくわからない選民を抱いているの一緒だ。「虚構新聞」は騙される人間を「釣ってる」事で間接的に馬鹿にしてる。
「今日も得る物なし」というサイトはやっぱり直接的にアホ馬鹿言ってるんだけど、このあたり同属嫌悪のように見える。
P.S
ブクマコメント一同おまえら三行以上本文読まずにタイトルぐらいしか見てないだろ。
文章の扱ってるテーマは3つくらいにわかれているがみんな最初のテーマにしか反応しない。
あと、彼自身が人を傷つける事を文章で批判しているのに、彼がそのような言動を行うの許容するのはダブルスタンダードにみえる。
内容の正しさと人格批判はわけて考えるべきというのはたしかにそう。だからこそ、内容が正しいからといって人格批判を行って意味なく傷つけていいとは思わない。内容が正しいという事はエクスキューズにはならない。
支援を受ける側にとっては、より多くの支援を行ってくれる組織が正義。
金に色はついてないので、2012 年度実績で約 130 億円も送ってくる団体は神様のような存在しか見えんでしょう。
なので、この戦略は無理。
本部は、各国のユニセフ協会に一定範囲内の中抜きを認めており、日本ユニセフ協会は半世紀以上に渡って安定的に巨額の金を本部に流し続けてるので無理。
日本ユニセフは公益財団法人として国の認定と監査を受けている、つまりお墨付きを得ている状態なので無理。
ちなみに公益財団法人の認定と監査は厳しい。なぜならば、そこ緩いと、やくざ組織の脱税やマネロンに利用されるから。
税務当局も金の流れはがっちりチェックしてるでしょう。役員報酬の不合理な増額とか、親族企業を使った不正経理とかやったら一発で締め上げられるんじゃないかな。
見えないトイレ建設費は割と無駄だと思うけど、判定アウトを勝ち取る材料としては弱いのよね。
日本ユニセフの主なターゲットは、情弱。つまり、テレビと新聞しか見ず、インターネット=ヤフーって思ってるような人たち。
そういった人たちにしつこいぐらいチラシ配ったり葉書を送ったり各種イベントで直接働きかけたりして募金を呼びかけて、掻き集めに集めた金額が 160 億円。
当然、ネットで批判が出ていても、日本ユニセフに現在募金してる人たちがその記事を目にすることは無い。
なんでも良いので、なるべく身の回りの多くの人たちに声を掛けて、募金活動への参加と、実際に募金を行うのは日本ユニセフ以外にするように働きかける。
これ。
あとは有言実行、行動あるのみ。
日本ユニセフより多くの募金を集めて、世界各国様々な支援団体に金を流せば、我々の勝ち。
ね? 簡単でしょう?
組織が大きくなって、扱う金も大きくなるといろいろと利権が生じる。
>小野寺まさる?@onoderamasaru
>東日本大震災の募金では、日本ユニセフ協会は生活支援物資の殆どを“生協”から調達を
>していた。しかも仕入価格は異常に高く、又「可能な限り被災地に近い業者から物資を
>購入する」との意図は欠片も無かった。
>因みに、日本ユニセフ協会の各地区の支部の事務所はその殆どが全国各地の“生協”内にある。
>https://twitter.com/onoderamasaru/status/400778471367901184
市場がないから分かりにくいだけで、その活動が十分に合理的な範囲での費用(中抜きでもピンハネでも必要経費でも好きに言えばいい)で行えているかは、同種の活動と比較して見る必要がある。たとえばヤフーなんかはかなり効率的に行えている。もちろんヤフーはその作業のために本来の仕事をできない人がいるなどノーコストではない。それでも効率性には天地の差がある。
アグネスという広告塔がなければ募金自体がなかった分があったのだとしても、広告塔に徹して業務はより効率的なところに委託できたはずだ。何十年もかけてピンハネを積み立て、ビルが買えたというのは効率的でなかった、ユニセフ本部に本来ならもっと送れたという証拠である。
黒柳徹子はユニセフから正式な依頼を受けて募金の窓口やってるわけじゃないんでしょ。
「本当なら学校が指定する店で制服を買うんだけど、学校に知り合いがいるから俺が頼めば別ルートで割安で買えるよ」
みたいな話なわけで。
そりゃ学校指定の店は「うちが唯一の正規店です」って言うよ。
http://anond.hatelabo.jp/20131115132145
http://anond.hatelabo.jp/20131114111136
ひろゆきは今回被災したフィリピンの子供を助けたいなら黒柳徹子に送金した方がフィリピンの子供にお金が使われるって言ってるだけで、日本ユニセフの中抜きを批判してるわけじゃないでしょ。論点がズレすぎ。
■返信
oktnzm
"徹子に送金した方がフィリピンの子供にお金が使われるって言ってるだけ" それならわざわざ公開質問する必要ないよね。質問の意図はなんだろう?ひろゆきの気持ちになって考えてみよう。
アグネスは日本ユニセフを運営しているわけじゃなくて、広告塔として宣伝してるだけの人だから、日本ユニセフじゃなくてアグネスに公開質問状を送ったって事は、日本ユニセフの運営ではなく、宣伝の方法に文句があるのかな?と思ったよ。
黒柳徹子は団体では無く個人なわけだから、このアグネスの文章は嘘ではないんだけど、ちょっとこの表現はどうかな〜、ひろゆきもここに疑問を持ったのかな?と、俺は思ったよ。
他にも色んな意図を想像したけど、実際の所ひろゆきがどういう意図で公開質問をしたのかは本人にしかわからない。
・「ボランティア実務に関わる人はタダで働くべき」というイメージの流布
・「マクドのポテトは原価率が〜!」って得意げに吹聴する高校生とどこが違うの
・他人様の金の使い道にあれこれ口出すのがおこがましいわ。
■追記
@hiroyuki_ni: 論点にしてないことを解説して、反論した気になってる人って、会社とか学校でもそうなのかなぁ、、、
■返信
oktnzm
質問の意図がわからないなら "徹子に送金した方がフィリピンの子供にお金が使われるって言ってるだけ" とは言えないね。おわり。/エジソンみたいな純粋な気持ちで質問したはずだとか言わないと。
"徹子に送金した方がフィリピンの子供にお金が使われるって言ってるだけ"ってのは、質問の意図の事ではなく、↓のことです。
説明がヘタですいません。
言わずもがなだと思ってたんだけど、ブコメで疑問や批判として書かれてたので、いくつか追記しとく。
まず、アグネスはなんで黒柳徹子の口座番号を書かないのかという話なんだが。「日本ユニセフ協会の大使であるアグネスも、グローバル組織の親善大使である黒柳徹子への個人口座へ入金をすすめるのが当然」という理屈…これ、自分の会社に置き換えてみたらどう考えても筋がおかしいことだってわかるでしょ。
アグネスの主たる職務は、自分が所属する日本ユニセフ協会のプロモーションと寄付金集めなのであって、その活動の成果を、任命組織じゃなくて親組織の側のエージェントである黒柳徹子に直接フィードバックせよ、っていうのは、あるグローバル企業の日本支社の営業マンが、自分の足を使った営業活動の末に取ってきた発注案件を「値段少し安くなるんで、本社直轄でやってるグローバルECサイトで飛び込みの新規客として注文しといてくださいね〜」って言うのと同じだ。
当然、そのぶんの営業成績は自分にも日本支社にもつかない。自分の部署のPR・営業・啓発活動のコストを持ち出しにして成果だけは別セクションにつけちゃうわけだから、控え目に言ってただのバカ、悪い言い方をすれば職務倫理違反。本社側にとっても、支部とWebで実際に投入された活動と得た成果の数字が対応していない=投下費用とリターンについて誤った指標を得ることになるわけで、長期的には全くよいことではない。
おわかりだろうか。ようするにひろゆきは、ルート営業さんが得意先に出入りして営業活動してるところにやってきて「お客さんのためを思うなら、グローバルのWebでモノ買ってもらうよう勧めるのが正しいのでは? なぜそうしないのか答えてくれませんか?」って公開質問状送ってるようなもんなのである。それをお客さんに伝えるならまだしも(それも相当ひどいが)、日本ユニセフ協会の営業マンであるアグネスに言うのはどう考えても筋違いだ。
前のエントリでは黒柳徹子氏の個人口座(トットチャンネルのお願いチャンネル)への年間寄付を1億以下ぐらいじゃないかと書いたが、これは少なすぎるかもしれない。めいっぱい多めのセンで見積もって、記述からするとこれまでのピークだったと思しき2700万円/月を12倍し、年間3億円前後が彼女の個人口座への寄付のポテンシャルの上限だとしよう。一方、日本ユニセフは去年に161億円を集めている。50倍強だ。この50倍の差が、そのまま黒柳徹子氏と日本ユニセフという組織の力の差なのである。
パンフ、ポスター、イベント、プレスリリース、TVCM、メディア露出、ネットバナー、街頭活動など、定番のマーケティングチャネルや営業ツールを駆使してAIDMAを廻し続け、顧客ベースを維持・拡大することが、B2Cの事業活動全般においていかに大切かは言うまでもない。そして日本においては、まさに日本ユニセフ協会がユニセフの協力組織として、20%のマージンを使って畑を耕し、種を蒔き、水を与え続けているのだ。この作業が途絶えれば、いずれ畑は衰え、収穫は途絶える。これを100%使い切ろうというのは、種籾食べて次世代の食い扶持をなくすのと同じ話である。
黒柳徹子氏はユニセフ親善大使として多大な貢献をしているが、そこはやはり個人ベースの活動だから限界がある。日本のオプラ・ウィンフリーとでも言うべき認知と影響力を誇る彼女でさえ、自前のWebに自分で人を集めるだけでは、多く見積もっても3億円/年、実績ベースで過去の総計50億円弱(と本人が書いてる)の集金力がやっとなのだ。「徹子がいるんだから日本ユニセフはイラネ」という奴はそこをよく考えていただきたい。
これは上の話とかぶるけれども。仮にユニセフ本部自体が日本にもリーチするためのPR活動を自分自身でやってて、日本ユニセフ協会はただの送金システムなのであれば、そりゃ19%は高いわ。しかし、実際はそうではない。日本でユニセフという組織がこれだけ認知されているのは、日本ユニセフ協会が推進しているさまざまなマーケティングミックスによって、我々が日常的にユニセフという組織について知り、理解して、共感して、実際に寄付に至るまでのさまざまなパスが提供されているからだ。
こうした活動の大半は、当然、固定費ではなく変動費である。一定のコストをかけて、何らかの施策を何らかの規模で投下して、一定のリターンを得るのだ。企業活動と同じである。「組織や拠出の規模が大きいから19%より下げられるはずだ」などというのは無茶もいいとこだ。あんたがたの会社は、売上規模が大きくなっても間接部門のコストはずっと一定でいいのか。暴動起きるぞ。規模のメリットによる生産性向上はありえるし当然あるべきだけど、その観点で評価しても、今の日本ユニセフ協会のパフォーマンスがことさら低いということはないだろう。それを「中抜き」とか「ピンハネ」と表現するに至ってはもう何をかいわんやである。
なお、自分はこうした団体に「利益率」という観点が必要なのかどうかは考えが定まっていない。たとえば日本ユニセフ協会が1000億円を集めて400億円をユニセフ本部に拠出できるとしたら(実際には協定の取り決めによりこれは無理なのだが)、それは現状より良いのか、悪いのか。限界効用ぎりぎりまでコスト投入して拠出の絶対額を限りなく増やすべきか、もっとレバレッジが効く他分野にその寄付を廻して社会全体のコスト効率を高めるべきなのか。これは読んでる人の意見を聞いてみたい。
http://www.unicef.or.jp/partner/partner_amb.html
ユニセフでは、世界的に著名な歌手や俳優、スポーツ選手などをユニセフの親善大使に任命しています。また、世界8ヶ所にあるユニセフ地域事務所の一部や、36ヵ国にある各国内委員会も ユニセフ本部の承認のもと、親善大使(地域大使・国内委員会大使など)を任命しています。こうして任命された大使の方々は、お忙しい時間の合間を縫って、全くの無償のボランティアで、ユニセフの活動に協力してくださっています。
ぐぐれば1発で出てくる情報について、わざわざブコメする時間使ってないない書いてるのは、情報強者たるネット民の沽券に関わらないだろうのか。ν速や保守速報あたりで「【悲報】日本ユニセフの会計が丸裸にwwww」とかってまとめられてないと読めないのか。なこたあないだろう。
2ちゃんねる的にいうとひろゆきと切込隊長が険悪になりはじめた頃から一貫してひろゆき派だし、いまでもその2人のどっちが好きかって言われたら前者を取るね。他のテーマでは面白いこと言うなと思うこともあるしテキストを興味深く読むこともある。けど、あーたは少なくとも経済倫理的な話をできる立場じゃないでしょ、という見方だし、この問題については、あのロジックは他への影響がでかすぎるからもう糞味噌書かせていただいた。後悔はしていない。
日本の税制では、認定公益団体への寄付金は課税控除される。しかも2011年からは従前の所得控除に加えて税額控除という仕組みも選べるようになり、たいていの場合、従来より大幅に控除額が上がった。「寄付が税金から控除される」というのは、どういうことなのか? 国民は、基本的には国家というシステムに公共サービスと再分配のためということで税金を納めるわけだが、このうち再分配のパートについては「再分配的な性格を持つ公益団体に直接寄付するというかたちで、自分が考える好ましい再分配のありかたに沿って、ある程度は自分の裁量で決めてもよいよ」ということだ。われわれは税金の細かい使途については全く関与できないけれども、「寄付して控除を受ける」ときには、かなり積極的に選択権を発揮できるのだ!
これは地味ながら大変うれしい権利だし、積極的に行使してゆくに越したことはないだろう。ブコメで「偉そうに言う増田は幾らしてるのか」「そういえばひろゆきは自分が寄付した話はしないよね」などという話題が出てたが、小金を貯めて寄付先を選んでエイヤと寄付するのは、自分にとっては汗水垂らして稼いだ金を「ただ税金として納めるのではなく、自由に用途を指定できる」という一種の娯楽であり、例年ある程度の枠を決めて、それなりに楽しませてもらっている。
まだ日本ユニセフ協会には寄付したことはない(資金力豊富だし、例の児ポがらみのアドボカシー活動の内容にはアグネス叩きのネット民と同じく共感しにくい点があるからだ)が、ユニセフが深く関わる「母子保健」というトピック自体には多大な関心があるので、ジョイセフという地味〜な団体に時々寄付している。あと災害に伴う緊急医療援助のときは赤十字と国境なき医師団(資金力豊富という点で同じだが、特に後者はマジで命を賭けてるし動きが速い)、移民支援ならAPFS(注:これは認定公益団体ではない)など。東日本大震災のときには初動が速かったCIVIC FORCEというところに寄付させてもらった。
一度やってみればわかるが、寄付行為というのは「人におしつけられてやるのは非常に嫌だが、主体的にやれば、得られる精神的満足感が思いのほか高い、コスパのいいエンターテインメント」なのである。家飲みでご機嫌になってるときにあれこれ考えて1000円を寄付するのは、もう2本ロング缶を飲むとかPPVでB級映画を見るよりもはるかに自分自身への効用が大きい。思わぬ収入があったときには思い切って20万円を3団体に分配して、もうドーパミンが出まくった。セブンで募金箱にジャラジャラ小銭を流し込む快感もお手軽だし悪くない。
だから「気持ちはあるけど日本ユニセフ&アグネスは嫌だから、いい寄付先教えろよ」という人には「いやいや、それは寄付するときの一番の楽しみをスポイルしてるよ、自分で探して選ばないと超もったいないよ」と言いたい。ただ、いまの時分はてっとりばやくフィリピンに寄付して1000円を3000円にするのもいいだろう(自分はあの記事を読んで日本赤十字経由で1万円を3万円にしたのでほくほく顔である)。
なんで「自分がいくら寄付した」という自慢話にもとられかねない話をわざわざ書くかというと、自分はかつて、ある偉大なはてな民(自らの行為に震えながら、100万円単位の寄付領収書を何度も(!!!)うpした(1・2)、あの方である)の寄付スタンスに多大な感化を受けたからだ。それまでは自分も「寄付したことは隠すのが美徳」などと考えちゃったりしていたが、今はそんな発想はさらさらない。我々のような凡夫が、思いつきで気軽に寄付して、それを気軽に公言することで、廻りの人間の10人に1人でも共感させればいいのである。
「懐具合に余裕のある志の高い人間だけがチャリティに関われる。自分などはとてもとても…」などという、意味不明なうえに誰も得しない謙遜はやめよう。たとえば風俗通いを武勇伝として同僚に話せる奴が、なぜ寄付のことを武勇伝とか「やっちゃった話」として職場で話せないのか。パチンコや競馬で毎週のように1万円を溶かしてる奴が、なぜ寄付で3000円スって「まあ楽しませてもらったけどな!」と強がって吐き捨てないのか。なぜ艦これのDMMマネー大人買いが「米帝」とおののかれるように、ネットで無名NPOへの高額寄付がおののかれるようにならないのか。そうなればいい。そうしよう。まずはあんたからだ。
途中で文面を変えたけどmetaタグの内容はそのままって状態なんじゃないかと。
meta name="description" content="1998年4月より日本ユニセフ協会大使として活動されているアグネス・チャンさん。無償のボランティアとして、様々な国を訪れ、現地の子どもたちの状況を広く伝えたり、 ユニセフ協力活動に参加したり、情熱あふれる活動を続けてくださっています。"
どうりでページ上には表示されないけど検索には引っかかったわけだ。
サンクス。