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はてなキーワード: 親学とは

2013-04-01

はてぶに少子化ネタが何個かあったので

アラフォーに入ったばかりの生涯非婚男がテキトー放言してみる。

文章にまとまりも何もないので注意。

まず、私はATMしてあげられるほどのお金はない。いわゆる平均収入レベルモテはしない。

後、性欲も最近だんだんなくなってきた。常時賢者モード。いわゆる手遅れ(笑)

私はなぜ生涯結婚しなかった(確定事項)のだろう?

多分一番大きな理由は簡単でやる理由がなかった。

朝起きる→仕事に行く→寝る。

休みの日は朝起きる→テキトーに散策して楽しむ→寝る。たまに勉強ゲーム

たまに一人旅のんびり楽しむ。どう考えてもそこに相方必要なかった。正直今も必要はない。

まあ、他にも理由はあるが(あんま子供きじゃないとか)話がずれるので語らない。

今の生活はそれなりに楽しいのでこれを変えようとか一切思わない。

でも問題は一つある。これを(もし変えたくなっても)変えるわけにはいかないということだ。

なぜならこの国は自己責任がきつい。

その割にセーフティーネットも薄くレールを踏み外すと大変だ。

落ちたが最後そこから復活できても結構な労力を要するOR出来ない。

一度踏み外したことがあるからよくわかる(ニート歴2年)

あの時はまだ若かったからどうにかなったが、今踏み外したらもうだめな気がする。

こういうのが行き過ぎるとどうなるか。

今の私みたいに一度平穏なレールに乗ったが最後余計なことはしないってのが一番賢い生き方になる。

三十路も半ばになったら転職ひとつとっても簡単ではなくなる。

私生活にしても私はせっかく一人でお気楽生活のレールを引いたのだ。今更異分子を入れるとか考えられない。

レールは引いたら最後、簡単には引きなおせない。

そしてレールの多くは結婚が金銭的に検討可能になるころは大体引き終わっているのだ。

ニート歴がある私はさらにその年齢が遅い。)

まり今の日本では(最初のレールで視野に入らない時点で)結婚育児はレールの外側にある事象と言うことになる。

延長線上にすらないのだ。

こうなると結婚はレールを踏み外し無理やり捻じ曲げる行為になる。

そして捻じ曲げたリスク責任は己で取らねばならぬ。

でも捻じ曲げてまで結婚したとしてそこから失敗しないためのサポートはほぼない。

結婚をする以上当たり前だろって言われるのかもしれないが、

それが見透かされてしまたから問題なのだろう。

やらない以上責任を取らないというレール(最初結婚視野に入れないレールの延長線上)の方がはるかリスクはないんだから

その辺の理解がない若いうちの方が結婚やすいってのは確かなのだろう。

そういう人は深くは考えないし最初のレールの上に結婚があるかもしれないし。

強いて結婚する人しない人の差を言うとすると

最初のレールで結婚視野に入れたか入れなかったかの差だと私は思う。

いれずに結局後悔しないままなら非婚な私、後悔すると婚活…なのかな?

昔はそういう私みたいなのを見合いでどうにかしていたのだろうが

そういうのは今はないし(まあ私はあっても断ると思う。)

この国レールから落ちたら浮上が難しい。

解雇やすくするだの議論されてたっけ。セーフティーネットが先じゃね?)

新しいレールが敷きやすくなっているようでもない。

ましてやこの年じゃ落ちたら終わりだってのは自覚してる。

身軽じゃないとしたら子供が成人する20年後はおろか3年後もやばそうだ。

身軽だったら多分今落ちたとしても10年は何とかなる。そっから先は知らんけど。

でもやっぱりなるべくある程度固まった自分がある以上そこから落ちない努力をするのが基本系。

リスクを取ってもらいたいのならまずリスクを取りやす社会制度にしないとダメだろうけどねえ。

親学政治家には結婚育児リスキーって物言い自体が理解できないだろうが。

ま、それ以前に私は手遅れ(でいいよ別に)なので若い人に今後の子作りを託すことにしようと思うけど。

若い人が最初のレールで結婚恋愛を考えるようにすればどうにかなるって。

現実対策を考える気はないけどね、みんな頑張れ。

2013-03-10

ADHDとか親学とか

ADHDの本を読んだんだが、その中のADHDの特徴として

・飽きっぽい

・何事にもはまりやす

ってでてきて、工エエェェ(´д`)ェェエエ工な気分に。

平均的な熱中度を定義して、そこからちょっとでも飽きっぽかったり、熱中したりすれば、それだけでADHDレッテルを貼れてしまうじゃん。

Wikipediaにも

ADHD医学的なあり方に疑問を持つ専門家も多く、アメリカではADHDに関する論争(英語版)が盛んである

・・・

原因は2007年現在、解明に向けて進んでいるがまだすべてが理解されてはいない。

・・・

抑制や自制に関する脳の神経回路が発達の段階で損なわれているという点までは、確からしいが、その特定の部位・機能が損なわれる機序は仮説の域を出ない

だそうな。

これを聞くと「親学」の信奉者達の考えも理解はできる。納得はしないけど。

伝統的な子育て(いわゆる家父長制的鉄拳制裁教育)であれば、確かに、ADHDだろうとなかろうとその境界だろうと、子供らを家畜のように従わせることが可能だから

だけど私はそんな世界は嫌だね。

2013-01-06

iPhoneの使用契約書の記事を読んで感動する人は親になる資格などない。

(2013/1/7 22:22追記しました)

13歳の息子へ、新しいiPhoneと使用契約書です。愛を込めて。母より

http://blogos.com/article/53423/

を読んだ。

ブクマが400を超えていて勿論この契約内容をぶっ叩く方向だろうと思ったら

これを愛と勘違いしている人をブコメで散見して震えてる。ツイッターをみると更に絶望的だ。

itog

こういうこと言える親子関係ならだいたい大丈夫な気がする

genkimagic

特に13と14と17が素晴らしいと思う

amamiya1224

おぉ…これは素晴らしい。

Memeo

13の子供にiphone与えるのにこの程度の規則を設けるのをまっとうだと思わない人がいるんだ。子供に関して幾ばくかの責任を持つ親なら普通に考えることだと思うが。

この程度で束縛とかコントロールとか言い出す人間にはホントびっくりだわ。月50ドル程度?出してポルノ等に繋げられる物を与えて釘の一つも刺さない女親はいないだろうに。

lazytruth

媒体を問わずネットユーザ全員が心がけるべきことだと思う。自制すること、face to faceなつながりが一番大事なんだということだね。この文章には愛が溢れてると思う。本当、お母さんって偉大だね。

oyaxperia

母の愛を感じます

yaorozuonline

否定的なコメント多いけど、ホストファミリー14歳の子供とか見てるとこれくらいの条件必要だと思うよ。シングルでも頑張って育てている英語の分からない親に向かって平気でstupidかいうからなぁ、子供は…

tanzmuzik

素晴らしい。ただその一言に尽きる。高校の入学祝いスマホプレゼントする親御さんが増えてるが、是非こういった取り組みを。

tweakk

厳しいけどとてもいいね

haraddress

素晴らしいすぎる。これこそ教育で、美しい愛情

goddess905

これはいい

north_god

我が子への愛のメッセージだね

お前ら絶対!!!子供!!!!!!作るなよ!!!!!!

この記事を褒める感性を持った人間子供をもつべきじゃない。

加藤智大のような不幸を再生産するだけだ。

この契約書を書いたJanell B Hofmannは加藤智大の母の類型だ

この契約書は言葉の形をとっているが紛れもなく暴力だ。躾などではない。

笑顔子供を殴りつけているんだ。それがわからないのか?

これほど支配欲溢れる文章をブログに上げて賞賛されようとする精神構造は狂ってる。

自己愛の塊だよ。支配と愛情を混同しているよ。この母が愛しているのは自分自身であって、子ではない。

子供自己実現の道具か何かだと思ってないか

Janellは「息子を”健康で豊かな人間性を持った、現代テクノロジーをうまく活用していける大人”に育てようとする自分」に酔っているだけだ。

鼻息の荒いドヤ顔が目に浮かぶ。

母親価値観を息子のすべての基準にするつもりなのか?

契約書の一行目

”これは私の携帯です。私が払いました。あなたに貸しているものです。私ってやさしいでしょ?”

It is my phone. I bought it. I pay for it. I am loaning it to you. Aren’t I the greatest?”

私、私、私。

この一文を読んで背筋が寒くなった。これさ、携帯だけじゃないよね。

お前の服も

お前の食べている食事も

お前の部屋も

お前の読む本も

お前の命も

お前の人生

”私”のものです。だから”私”の思い通りに育ち、考え、働き、結婚し、生きなさい。

そういう意識が透けて見える。醜悪だろこんなの。恐ろしいよ。

母の愛という名目子供私物化している。

息子の人生自分のものから息子の人生コントロールする権利自分にあると勘違いした結果が加藤智大じゃないか

加藤智大の母は本を買うにも何を買うかのチェックを入れ、いちいち感想文を書かせた。全てに母の許可が必要だった。

この行為と今回の契約書、何が違う?

”これは私の本です。私が払いました。あなたに貸しているものです。私ってやさしいでしょ?”

全く同じ論理構造だ。

子には自分だけの空間必要で、親がそれを奪うことは許せない

パスワードを母に教えなくてはいけない、ということもありえない。

もうこの子が可哀想で涙が出てくる。

例えばさ、ある親が子供の成長を見守るのは親の義務で愛情から、といって毎日子供を裸にして写真を取って、

挙句の果てに体を正しく洗ってるか確認するために恥垢が溜まってないかまでチェックし

その撮影の手順を自慢気にネットで公開していたらどう思う?おかしいと思うだろ?狂ってるだろ?

どうせブコメ[これはひどい]みたいなタグつけるんだろ?

でも今回の契約書の件はこの例と大して変わらんよ。

ポルノガーとか言ってる脳味噌ピンク思考停止がいるがそんなのフィルター設定すればいいだろ。

それでもくぐり抜けられるのが嫌ならiphoneじゃなくて通話機能メール機能をもったガラケーを与えて

ネット家族共用のパソコンで、とか解決法はある。にも関わらずこんな歪な契約書を使う必要はないよ。

友人と繋がらせてあげろよ。好きなデータを保存させてあげなよ。

iphone毎日夜7時30分に取り上げて、この子が夜中急に頭を銃で撃ち抜きたくなった時誰にどうやって相談したらいい?

母親相談すればいい?バカ言え。むしろ元凶になる可能性のほうが高いしこんな契約書を書く親が助けになるとは思えん。

この母は契約書のことでツイッターで非難されたら「息子は満足してますから!」と返している人だからな。無理だろ。

子供には自分だけのもの場所が親の庇護下にいる限りとても少ない。子は親から逃げられない。だからこそ子供プライバシー大事にしなきゃいけない。

こんな逃げ道を片っ端から潰していくような真似はすべきじゃないんだ。

無制限に好き勝手させろって意味じゃない。ただ一線は引いてあげなくてはいけない。

此処から先は貴方に命の危険人生を大きく左右することが起きない限り、絶対親が干渉しない、という領域を作ってあげるべきだ。

私が何言っているのか全くわからないなら子供作らないでくれ。お願いだから。本当に。誰も、誰一人として幸せにならない。

子供は親の幻想通りに育ちはしない。

契約書の記事で感動してしま感性をもった人達のうち、一人でもいいかもしかして自分の考えはまずいんじゃないか、と思い直して欲しくてこの記事を書いた。

99.9%には伝わらないだろうと諦めている。でも書かずにはいられなかった。

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。

(追記)2013/1/6 21:49

多くのブクマツイートトラックバックありがとうございます

お陰で、誰か一人ぐらいにはこの記事が伝えたかったことが届いたかもしれません。

明日コメントに返信させて頂きます

(追記2)2013/1/7 22:22

いろいろ思うところがあるのでコメントに返事を書かせて貰おうと思います

FTTH # |ω・)……, 妖怪モトマスダ

←発動予告とは珍しいw

同じタグがついている過去記事に目を通しました。妖怪モトマスダに碌な人いないですね。

その1人になるのは残念な気もしますが返事は書きたいのでこのまま続けます

まず対話ができなさそうな方から

Memeo

アホかホントに。この契約に対して親子で協議したりこの契約で禁止されたことに関して

iphone以外の手を使う努力をすることの方がiphoneより大事に決まってるじゃねーか。

そんな想像力もないのか?

元記事にも言及してましたね。”ポルノガーとか言ってる脳味噌ピンク思考停止”はあなたを想定して書きました。

sasahira

教育 「親になる資格」←発想が親学とたいして変わらん気が。

しろ親学を支持するような人のほうが元記事を絶賛しますよ。親学をググってちょっと調べて見て下さい。

blueboy

親の躾ができていないと、こういう駄目人間ができる、という見本ですかね。

他人との関係性を構築できない欠陥性格になる。

/せめて、匿名でなく書く、というぐらいの気構えがなくては。他人を名指し批判するくせに。

爆笑しました。はてなでのidなんて2chコテハンと大差ないですよ。

ところで南堂久史さん、blueboy のプロフィールから

あなたブログhttp://openblog.meblog.biz/へのリンクがないんですけどなんでですか?匿名の影に隠れているつもりかもしれませんがお尻見えてますよ。

Domino-R

「99.9%には伝わらないだろうと諦めている」自分が何か特別な・人と違う・優れた感性wを

持った人間だと思ったまま人の親になるのはとても危険だと思う。

やはり伝わらない…元記事を読んで「なんて素晴らしい!我が家でも導入しよう。」と考える親が私の拙い文を読んでも親のエゴの力がどれほど強力で危険

考え直してくれないだろう、という意味で99.9%と書いた。別に私が99.9%と違う感性を持っている特別な存在だ、なんて書いてない。

kaolu_euphony

興味深い。一つ言えることは、論理的思考を停止し、物事を吟味せず、

上部のイメージ先入観だけで全てを把握したつもりでいて且疑問をもたず、

矛盾した虚言を攻撃的に平然と発信する人が、実はかなりいるという事。

あなたブコメツイッター見ましたがなんか意識が高まりきらなかった大学生って感じでとても微笑ましかったです。サイト音楽は良かったです。

ruletheworld

下等生物, 脳の病気 まぁこういった、まともな教育を受けなかったせいで増田で毒づいているこれに親になる資格はないので欠陥品の再生産は間違ってもしないようにwwww

タグセンスが劣化型Midas閣下。もうすこしがんばりましょう。

次に主な批判に対する返事を上から順番に。

タイトルの「親になる資格などない」は大失敗でした。

今書きなおすなら

iPhoneの使用契約書の記事とそれを手放しで褒める人が嫌いだ。

あたり。親の資格、という不必要に強い言葉を使ってしまったせいでこの記事のタイトルを見ただけで反発されてしまったし無駄な論点を増やした。

親になる資格などない、というのは本音だが隠しておけばよかった。

SiTube

批判されて当然の物であっても、あまりに見苦しい罵り方をすると、批判対象にすら劣って見える場合もあるんだなと思った。毒舌は要らない。

もっともです。SiTubeさんにこう言われて地味にダメージ大きいです。

へこんでます。他にも煽りがきつい、という指摘が多かったですね。

ninosan

なんでこれをanonymousで書くかな~。もったいない

私がブログを持っておらず、ツイッターはてブでは文字数制限がきついからです。

契約書の一行目についての私の意見に対し

1.これはジョークだろ、流せよ

2.誤訳マジレスwwww

3.加藤と比べるのはおかし

などの批判がある。

ジョークだというのはわかっています

でもそのジョークがどういう意識下で書かれたか、ということを問題にしています

例えば

アメリカには1億5000万人の人間と1億人の黒人が住んでいる。

というのはジョークです。

でもこれは人種差別根底にある。

私はこの契約書の一行目が気にくわない。

誤訳なのは知ってます。紹介記事の日本語いまいちだったので

英語で書かれた原文とyoutube動画をみたうえで書いています


加藤智大は母が子を徹底的にコントロールし、支配しようとすると何処かで破綻する例として出した。

躾と虐待の線引は難しく程度問題だ。Janellと加藤智大の母は距離はあっても同一直線上にある。

私は育児がこういったブログお気楽テーマの一つとして扱われることに強烈な違和感嫌悪感をもっている。

子育てについて話し合うことや話題に出すことを禁止しろ、と言っているのではない。

しろもっと方法論を吟味し洗練してほしい。

観測範囲の問題かもしれんが経験論と印象論ばかり目に付く。

育児学問になりづらいでしょうが

わが子が可愛いのはわかる。

ただまるで自分ペットいかによく調教されているかを自慢するかのように子の写真や文章を自身のブログに上げる精神が憎い。

正直な話件の動画での母子を見て吐き気がした。犬の去勢手術が脳裏によぎった。

上下関係のある人が力を行使するなら、もっと慎重にならなきゃいけない。

しかもその力を「愛」でコーティングし、子供に使うんですよ?

親が子に与える影響力を過小評価している。

ルールは破るもの抜け道を探すもの、という前提で生きている人間がこれほど多くいるとは思わなかった。どおりで私が生きづらいわけだ。

反発前提でルールを与えている、という意見には賛同できない。

破っていいルールなんて必要なんですか?

反抗するならまだいいよ。でもあれを全て守る子だったら?

私が契約を字面通り受け取り過ぎならあなた達は子供の反抗心を信用し過ぎだ。

そんなのメタメッセージではなく直接言うべきだ。

しろポルノ関係こそ隠しておくべきメッセージだろう。

あんなのをブログにあげる理由なんてない。

仮に本人に伝えるにしてもブログになんて公開するなよ。

息子さんが周りにバカにされないといいけど。

もし子供ルールを破るのが前提なら

口約束ではなくiphoneのペアレンルコントロールでガチガチに制限することで技術的にネットの悪意から守るべきです。

TakamoriTarou

13歳ならOK高校生なら駄目と言う意見があるけどこれは逆では…。

保護者機能コントロールでき、ルールを守らせられるか微妙な13歳は技術保護し、

保護者機能を超えたい高校生にこそ親子でルールを決めるのが筋

↑の意見に賛成します。現実的な解決策だと思う。

どうも私が子供iphoneをそのまま渡せ、という意見をもっていると

勘違いしている人がいるようだ。子供を野放しにしろとは思っていない。

躾は必要だし家族ルールもあっていい。

ただ親は子に絶大な力を行使することができることを自覚してほしい。

雑感

正しい子育て、というのは定義できないだろう。

だが過剰な手段を主張している人がいて、それを美談として絶賛し、是非我が子にも!と褒める

集団一定数いる。それに対し検索しても100字以上の反論が見当たらなかった。

この記事を褒める集団諌める目的で書いたのだが言葉必要なところでは足りず、不必要な点で多すぎた。そこは反省している。

こんな追記まで読んでくれた方、ありがとうございます

ブログで言及した方、ありがとうございます

これを機会に1人でも親子関係を見直した方がいれば嬉しいです。

2012-11-26

http://anond.hatelabo.jp/20121126001829

元増田だけどわかりにくくてすまん。

これから機能不全な家庭をなくしていかなくちゃ、ってことが言いたかった。

それで、既に機能不全な家庭に育ってしまった大人については、どうやって救済すればいいのかわからない、って話ね。

あと、親学擁護になりかねないというのは失言でした。

恥ずかしく思います

2012-11-25

http://anond.hatelabo.jp/20121125211432

最初の二行はいらない。

先天的に異常がなくても、育て方が悪ければ子供は歪む。

当たり前のこと。

親学は「先天的異常さえも、育て方が良ければ治る」というトンデモ

比較の対象にすらならないし、むしろ、してはいけない。

ともすれば、元増田の発言は「親学にもいいところはあるんだよ」「対処法がほかにないからとりあえず親学に一回任せてみようか」という親学への援護、擁護につながりかねない。

特に後者なんかになったら危険だ。

どこかの国で、そうやって野党政権とらせてとんでもないことになっただろ?

親学かいうのには非科学的でヘドが出るが、

しかし実感として、

家庭が機能不全のままに大人になった者は、

性格情緒に問題を抱えていると思う。

関わっていると自分が潰れてしまう。

鶏と卵だが、

これからそのような大人を、親学ではなくなにかしらの形で減らさなければと思うが、

しかし、今すでにそうなってしまった大人をどうすればいいのかわからない。

2012-11-18

親学

親学信仰している連中はきっと発達障害の大人を人間の失敗作か何かと思ってるんだろうな。

そんな出来損ないなんて助ける必要なんて無いって思うんだろうな…

できない俺を叩くならいいけど親を叩くんじゃねえよ…

はいくら苦労しても努力しても人並みにできなかったんだよ。

それを俺の親のせいにするっていうのか。俺を見捨てなかった親を!

俺や俺の親の努力は一体どうなってしまうんだ。このままじゃ努力が否定されるどころか親が攻撃されてしまう。

俺の苦しみなんて何も理解できないあの連中に。

俺はどうしたら良いんだ…

2012-10-15

右翼弁護士という生き方

 東京維新都議会で「賛成」した「大日本帝国憲法復活決議案」って、

 元は南出弁護士が出した議案らしい。

 

 南出弁護士、どっかで聞いたことあるなあ・・・と思っていたら、

 思い出した、「子宮頸ガンワクチン日本民族絶滅陰謀だ!」と医学の足を

 思い切り引っ張ってる御仁じゃないか

 で思ったのだが、この南出弁護士、まともな弁護士活動は、ちゃんとしているのかしらん?

 しかし、例えば右翼思想の持ち主がイデオロギー訴訟

 「負けることは承知のうえで提起する」場合

 「もっともらしい言説を裁判所で陳述する」のに、この弁護士の言説が、役に立つのかもしれない。

 右翼言説のロジカル化、「法的にもっともらしく見せかける」のに、

 南出弁護士弁護士資格が、威力を発揮する、そんなところじゃないか

 本人も、敗訴することは最初から承知の上で、「法廷右翼言説して、それを世間に広める」ことが

 自己目的化しているんだろうなあ。

 ところで、安倍総裁って、子宮頸ガンワクチンについてどう思っているのか、いっぺん確認してみたい。

 親学とか水伝とかトンデモに染まっているので、「子宮頸ガンワクチン危険から接種差し控える」と

 言い出しても、全然驚かない。

2012-05-17

今年に入ってからの「hoge、fugaは義務です」事例集

PARANOIAパラノイア)というTRPGがあります1984年出版ジョージ・オーウェルの『1984年』で描かれた年です。

狂ったコンピュータ管理されたアルファコンプレックスというディストピア舞台SF共産主義(過剰)批判を風刺する内容で、詳しくはググってリプレイなどを読んだり見たりするといいでしょう。

Paranoia O 日本語版

パラノイア (TRPG) - Wikipedia

パラノイア(RPG)とは (パラノイアとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

パラノイアの最も有名なセリフに、コンピュータ様または人間の最高権力者ウルトラヴァイオレット様の「市民幸福は義務です」がありますアルファコンプレックスにおいては言葉通り「幸福は義務」なのです。

今年に入って、立て続けにこの「市民幸福は義務です」あるいは「hoge、fugaは義務です」と言いたくなるような事案が発生しているので、それをまとめてみました。

2月21日

社員幸福は義務です」

Twitter / @watanabe_miki: 労災認定の件、大変残念です。四年前のこと 昨日のこと ...

3月7日

ユーザー幸福は義務です」

Google様は全てにおいて最高です! - 村上福之の誠にデジタルな話

4月20日

社員飲み会は義務です」

朝日新聞デジタル:「飲みニケーション」脚光再び 飲み代補助、義務化も - 就職・転職

4月27日

国民幸福は義務です」

国民の「幸福度」、高齢ほど低下 内閣府が初の意識調査 - 47NEWS(よんななニュース)

国民権力者への服従は義務です」

日本国憲法改正草案 | 政策トピックス | 政策 | 自由民主党

5月2日

市民親学は義務です」

大阪市・家庭教育支援条例 (案) ――― 全条文 (前文、1~23条)

5月15日

市民節電は義務です」

電力需給:「節電」新料金で不足2.6%改善 関電提示- 毎日jp(毎日新聞)

なお、この日記セキュリティクリアランスは全体がウルトラヴァイオレットタイトル部分がブルーです。もし見たレッドクズがいたら自害しろ。

2012-05-07

児童虐待は「3丁目の夕日が明るかった頃」の方が多かった疑いもある】

 大阪の「維新の会」が親学押し付け条例を画策し、世論の猛反発で引っ込めるようだが、

 そもそも「昔の伝統子育てでは、児童虐待なんてなかった」というのは、一種の「神話」ではないのか?

 「現代は、児童虐待が増えている」というのが「社会常識」となっているのには、

 2つの「要因」があると思う。

 1.行政の「問題可視化認知機能

 2.マスコミによる「アジェンダバイアス機能

 

 1.は、例えば発達障害なんかが典型例だが、

 「医学の側、行政の側の検査体制が充実してきた結果、従来だと見落とされてきた症例の把握率・捕捉率が上昇してきた」

 というもの

 発達障害などは、かつては検査体制が未整備だったので、認知件数も少なかったが、

 最近では行政側の検査体制が整ってきている上、市民の側も「大人の発達障害」なんて本などの影響で、

 症例の認知度が高まってきているので、検査に出向く市民・親が増える、そういうことで認知件数が増える、という関係にある。

 これを「児童虐待」に当てはめると、

 「数十年前に比べて、児童虐待を把握する行政の体制が整備されてきていて」、

 その上

 「市民の側にも、児童虐待社会問題として認識するようになってきている」ので、

 「市民通報も増え、行政認知も増える」という関係になっている。

 2.は、「マスコミニュースネタに取り上げると、今まで顕在化していなかった社会問題可視化されて顕在化する」という話。

 例えば以前からパワハラ」「アルハラ」なんてのは社会存在していたが、

 マスコミの方が「それは問題だ」としてこなかったから、問題が可視化されなかった。

 しかし、マスコミ社会学者が「問題だ」と問題提起(=アジェンダセッティング)することによって、

 可視化されて、問題意識社会に共有化される。

 もっと平たく言えば、

 「児童虐待は、数十年前にはアジェンダセッティングされていなかった」ということ。

 問題としては存在していたが、マスコミが報じなかったため、それが可視化されなかっただけではないのか?

 ・・・ということで、例えば「3丁目の夕日がまだ明るかった」昭和30年代と、現代とで、

 「虐待発生度合いを定量的比較する」というのは相当に難しい作業ではないか

 行政データも、報道データも、比較データとしては不適だから

 それでも聞き取り調査とか、医学データとかから、強引に定量比較してみたら、

 「実は昭和30年代の方が、児童虐待は酷かった」という結果が、出そうな気がする。

 

2008-10-23

http://anond.hatelabo.jp/20081023170425

親学生で無収入という話しなのだが、

片親優遇は現状でもモラルハザードの温床だし、DQN再生産するだけだ

子どもが貧困に陥らずに学力をつけさせるとか言うなら必要なのは児童手当じゃなくて国立大学無料

2007-12-25

学歴主義批判について

学歴主義批判について(1) ー対象の限定ー

社会において実質的に機能している「学歴主義」って、会社書類選考上のスクリーニングだけでしょう。

面接過程にはいったら、学歴よりももっと生の情報がたくさんあるんだから、人事担当者が合理的であるかぎりは、非学歴的な情報のほうが重要視されるものとおもわれます。でなければ、そんな会社はすぐにつぶれてしまう。

いわんや入社後のキャリアをや。「能力がないのに学歴だけはあるひとばかりが昇進していく」というのはルサンチマンゆえそれが目につくだけで、それが大勢であるとはとてもおもわれません。でなければ、やはり、そんな会社はつぶれてしまうでしょう。

商売人というものをあまりなめないほうがいい。

学歴のことでいじめられた、とか、そういう話もあるかもしれませんが、そういう社会意識上の対立はミクロ政治的対決によって乗り越えていくしかないわけで、ここでは、給料ポストといった客観的地位を決める上で学歴というものが効いているかどうか、ということだけを考慮にいれます。

ついでにいうと、それが学歴によって決まっているとしても、それだけでは問題になりません。問題となるのは、そうした選抜が、社会的に見て非効率であったり、不公平であったりする場合のみです。

学歴主義批判について(2) ー問いの設定ー

ここでは「社会において実質的に機能している『学歴主義』って、会社書類選考上のスクリーニングだけ」だということにして、この点についてのみ考えてみましょう。これ以外の場合については今回は考慮しません(たんなる予想ですが、これ以外の問題はすべてルサンチマンによる色眼鏡でしょうね)。

この場合、学歴主義批判の第一答弁はつぎのようなものになるはずです:書類選考上のたんなるシグナルにすぎない学歴候補者を切り捨てるなんてけしからん!

この主張に対する反対答弁はこうなるでしょう:入社時にシグナルとして使われていることなんてはじめからわかってるんだから、そのシグナルを身につけられるようにがんばっておけばよかったじゃない。

話をイメージしやすくするため、ここでは「書類選考上有利なシグナルを身につける」=「良い大学にはいる」ということにしておきましょう。

この反対答弁を生き延びられる学歴主義批判はほとんど存在しないと思います。「学歴重要だなんてことははじめからわかりきっていたことなのに、なんでそれを手に入れておかなかったの」。そうではないですか?

この反対答弁を生き延びることのできる学歴主義批判はふたつだけだと思います:(1)入試で必要なスキル社会人に必要なスキルはちがうのに、入試で人々を選抜するなんて、社会的に見て非効率だ、(2)お金のある家庭のひとほどいい教育を受けられて、いい大学にすすめる。これは不公平だ。

問題は、かくして、「良い大学にはいる上で社会的な非効率性や不公平は生じているか?」という問いへと移ることになります。

学歴主義批判(3) ー非効率性についての考察

現行の大学入試社会人になって役立つスキルをもった人間を選抜するうえで役に立たない?そこには社会的な非効率性が存在している?

それは正直わかりません。もしかしたらそうかもしれないし、そうでないかもしれません。そんなの、誰にもわからないでしょう。

とりうる方策は、大学教育目的(ここでは「よい会社にはいれること」になってしまうわけですが)の達成スコアがその大学への入学の難易度に反映するような仕組みをつくることだけでしょう。実際の具体的な選抜の方法は各大学が試行錯誤のうえ見いだしていくしかありません。

結局は各大学目的達成スコア歴史がその大学ブランドを決定し、その大学への入学難易度を決めるのです。そう考えれば、すでに何十年ものモニタリングをへて形成されてきた大学ブランドには、おおむね一定の有効性がある考えるのが妥当でしょう。学校教育の成績と社会でのスキルがまったく相関していないとすれば、この制度が何十年にもわたって存続しえたはずがありません。

もちろん、「もっとよい制度」はありうるとおもいます。それは否定しません。事実世界の選抜システム日本とおなじわけではありません。しかし、そうした批判は、(1)「もっとよい制度」を具体的にデザインして、(2)その制度が優れたものとなりうる根拠を論理的にしめしたうえで、(3)何年、年十年かそのシステムを走らせることによって実績をつみかさねる、ことによってしか現行の制度にかわることはできないでしょう。そんな途方もない!と思われる方は、現行の選抜制度はこのプロセスを生き延びてきた制度なのだということを忘れるべきではないでしょう。

現行の選抜制度の非効率性についての結論はこの通りです:非効率かもしれないけど、非効率じゃないかもしれない。すくなくとも何十年も存続しているんだから、そんなに悪くはないんだろう。文句があるなら、もっといい制度をデザインしてからにしてくださいよ。

学歴主義批判(4) ー不公平性についての考察

最後に、もっとも重要な点ですが:お金のある家庭のひとほどいい教育を受けられて、いい大学にすすめる、というようは不公平は存在しているのでしょうか?もしこれが本当だとすれば、学歴主義は間違いなくけしからん制度です。機会の平等という、近代社会の基本原則に抵触します。

この文脈でよく引き合いにだされるのが「東大学者の両親の平均年収は1000万円をこえている」というはなしです。Presidentなんかでもよくみるはなしです。

この話を聞いたときにいつも思うのが次のようなことです:それって疑似相関なんじゃないの?ほんとの要因は遺伝で決まる能力なんじゃない?「親の能力高い→親の年収高い」、「親の能力高い→子供能力高い→子供学歴高い」、という因果関係存在しているだけで、「親の年収高い→子供学歴高い」というのは疑似相関であって、因果関係ではないんじゃないの?(疑似相関の意味がわからない人はググって下さい)

だから、被説明変数を「大学志願率」として、その決定要因を探りたいのであれば、最低限、「親の年収」にくわえ、「親の学歴」をいれるべきでしょう。このモデルで「親の学歴」が有意で影響大となる一方、「親の年収」の影響力が下がるのであれば、その結果は、「子供学歴を決めるのは親の年収だ」という主張があやまりであることを支持するものになります。

また、「親の年収が高いほど子供教育お金がかけられるのでいい大学に行けるようになる」と主張したいのであれば、そのままずばり「○○時点教育投資額」のような変数も決定要因にいれてみればよいのです。

お金のある家庭のひとほどいい教育を受けられて、いい大学にすすめるのは不公平だ」と主張したいのであれば、最低限これぐらいの論拠はしめしてほしいものです。

そんな論文ないものかな?と思い、google scholarで「教育 学歴 年収」といれてみたところ、そのままずばり、次のようなレポートがでてきました。

大学進学行動の教育経済学的分析

これは、子供大学志願率を

(1) 自分が大学に進学するとどれぐらいのリターンがあると考えているか(主観ベネフィット

(2) 保護者年収(客観的資金調達能力

(3) 保護者子供の進学にかかる資金を負担できると保護者が考えているかどうか(主観的資金調達能力保護者

(4) 保護者子供の進学にかかる資金を負担できると子供側が考えているかどうか(主観的資金調達能力高校生

(5) 中三時点までにどれだけの教育投資を行ったか(中三時点既出教育投資額)

(6) 保護者の最終学歴

(7) 性別

ロジスティック回帰分析したものです。

結果は次のようなものだったようです:「すべての経済変数が、大学進学希望に関して予想される形で影響を及ぼしていることを意味している。また同時に、親学歴を含めると大学進学行動の予測を7割強の確率で行えることを表している。また、標準化したロジスティック回帰係数に注目すると、進学行動を強く規定しているのは、保護者最終学歴(父親)、主観的資金調達能力保護者)、性別、主観的資金調達能力高校生)、主観ベネフィット、中三時点既出教育投資額、客観的資金調達能力の順となっている」

要するに、父親の学歴と、親が資金を負担できると考えているかどうかという主観的評価の影響がもっとも大きく、中三までにどれだけの教育への投資が行われたか、親が客観的にみてどれだけの資金負担能力をもっているかは、もっとも影響が小さかった、という結果になったわけです。

この結果をうのみにするわけではありませんが、これを見る限り、「お金のある家庭のひとほどいい教育を受けられて、いい大学にすすめるのは不公平だ」、という主張はかなり論拠があやういということになります。

学歴主義批判について(5) ー結論ー

今回はまず、対象の範囲を「社会において実質的に機能している『学歴主義』って、会社書類選考上のスクリーニングだけだ」という風に限定しました。つぎに、「書類選考上のたんなるシグナルにすぎない学歴候補者を切り捨てるなんてけしからん!」という「学歴主義批判派の主張」を、「入社時にシグナルとして使われていることなんてはじめからわかってるんだから、そのシグナルを身につけられるようにがんばっておけばよかったじゃない」というリーズナブルな批判にさらすことで「良い大学にはいる上で社会的な非効率性や不公平は生じているか?」という問いに変換しました。そのうえで、「現行の大学入試制度は非効率か?」「現行の大学入試制度は不公平か?」という点についての若干の考察を加えた結果、「おそらく、非効率でもなければ不公平でもないだろう」という暫定的な結論がみちびかれました。

多くの点で不十分ではありますが、すくなくとも理にかなった論旨の展開にはできたのではないでしょうか?

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