はてなキーワード: ループものとは
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 70 | 10867 | 155.2 | 33.5 |
01 | 42 | 6540 | 155.7 | 32 |
02 | 39 | 6506 | 166.8 | 53 |
03 | 31 | 2389 | 77.1 | 45 |
04 | 54 | 4121 | 76.3 | 45 |
05 | 19 | 1175 | 61.8 | 31 |
06 | 20 | 5386 | 269.3 | 61.5 |
07 | 43 | 2654 | 61.7 | 31 |
08 | 99 | 6623 | 66.9 | 43 |
09 | 52 | 4907 | 94.4 | 57 |
10 | 82 | 9828 | 119.9 | 34.5 |
11 | 87 | 8823 | 101.4 | 36 |
12 | 101 | 6363 | 63.0 | 43 |
13 | 134 | 8853 | 66.1 | 29 |
14 | 88 | 7149 | 81.2 | 36 |
15 | 131 | 7822 | 59.7 | 42 |
16 | 173 | 14619 | 84.5 | 48 |
17 | 115 | 6583 | 57.2 | 31 |
18 | 143 | 9188 | 64.3 | 28 |
19 | 154 | 11370 | 73.8 | 31.5 |
20 | 159 | 9924 | 62.4 | 26 |
21 | 119 | 8215 | 69.0 | 32 |
22 | 161 | 9371 | 58.2 | 27 |
23 | 188 | 18314 | 97.4 | 42 |
1日 | 2304 | 187590 | 81.4 | 36 |
金婚式(5), ブランカ(6), マギアレコード(3), 実際主義(6), バハムート(3), つたわる(3), バブルソート(7), 書名(3), ドラム缶(3), less(3), 振袖(5), パーティー(8), いちおう(6), ワシ(8), むずかしい(6), 2020年(7), Z(5), 参加者(7), ワイン(5), イケ(6), 依存症(4), 主婦(11), 成り立つ(7), 布団(11), 眼鏡(7), 大学院(6), CD(7), アルコール(8), おじ(9), 捏造(7), フリーランス(7), 調整(13), 専業主婦(14), おもう(22), コーヒー(11), 投資(12), おもっ(17), 1つ(8), 家賃(8), 声優(11), 予約(8)
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6949563(3742)
『恋はデジャブ』って映画がすごく良かった
ちょっと陰険な感じのお天気リポーターが田舎の町での出張リポート中に謎のループ現象に巻き込まれて、雪に閉ざされた田舎町の1日を繰り返すうちにいろいろやっていく…って話 ループ現象の原因とかが一切明かされないのが逆によかった
ループものってけっこういろいろあるけど、だいたいループだけじゃないんだよな ループの原因は何なのかっていうのを話に組み込むとどうしても何か劇的なSF・ファンタジー要素を入れないといけなくなってくる
そういう劇的さが少ないループものってなんかないかなあ 普通の人が同じ一日を繰り返す中でなにかやる それ以上の奇妙なこと(宇宙人とのバトルとか)はない ってやつ
庵野秀明は今でこそエヴァを早く完結させろさせろって言われ続けてるけど、序をそもそもやらなければ別に締め切りも何にもなかったわけじゃん。
だから俺はそもそも新劇場版をやることを発表した時点で、庵野が十年かけて思いついた究極のエヴァのストーリーがもうあって、後はそれを映像化だけして俺たちに味わわせてくれると思ってたわけ。
でもQからこっち、明らかにストーリー考えながら作ってるじゃん。あんなに時間あったのに。だからこれは破が終わった後になんかあったんじゃないかと思う。
俺は「Qの予告からループオチを当てられた」か「2011年(破とQの間)のまどマギとネタが被った」のどっちかだと思う。
根拠は「Qの予告に出たアスカは旧エヴァを生き残ったアスカ」っていうファンの考察が破の直後からあった、漫画版のオチがループっぽい(ループ設定がボツったので直接は繋がらない?)、漫画版は旧エヴァなのに外伝っぽく真希波が出てくるの3本です、ンガググ。
清原と桑田の。これひどいな。一部の良識ある人を除いてほとんどみんな喜んじゃってる。https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1370716
こんなのいじめと変わらない。
他人を馬鹿にして笑いを取るって、そりゃテレビで芸人たちが昔からやってきたことだからみんなそういうのが好きなのかもしれないけどさ。
ネットの隅っこで内輪でこういうネタやってクスっとしてる分にはまあ問題ではないとは思うけども。こんなに大々的にやってみんなで笑い者にするってどうなんだ。
普段は「いじめはいけない!」とか言ってる意識高い系の連中もこういうの見て笑ってるみたい。「人を馬鹿にする笑い」ってのは絶対に無くならないんだろうなあと思った。
どう生きたって一つの人生だし、それを笑う立場には誰もいない。
オタクは冷笑家だから人ひとりの人生の価値を過小評価してるのかもしれない。ネタ化して笑いを取る。とても軽薄だ。真剣に向き合おうとしない。オタクがループものが好きなのも一回の重要性、重み、絶対性を理解していないからだ。
普段自分は知識人側ですよみたいなスタンスの連中がこういう軽薄で下劣なネタに対して理解を示している。おそらく度量の広い自分アピールになると思っているのかもしれない。
清原と桑田の。これひどいな。一部の良識ある人を除いてほとんどみんな喜んじゃってる。https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1370716
こんなのいじめと変わらない。
他人を馬鹿にして笑いを取るって、そりゃテレビで芸人たちが昔からやってきたことだからみんなそういうのが好きなのかもしれないけどさ。
ネットの隅っこで内輪でこういうネタやってクスっとしてる分にはまあ問題ではないとは思うけども。こんなに大々的にやってみんなで笑い者にするってどうなんだ。
普段は「いじめはいけない!」とか言ってる意識高い系の連中もこういうの見て笑ってるみたい。「人を馬鹿にする笑い」ってのは絶対に無くならないんだろうなあと思った。
どう生きたって一つの人生だし、それを笑う立場には誰もいない。
オタクは冷笑家だから人ひとりの人生の価値を過小評価してるのかもしれない。ネタ化して笑いを取る。とても軽薄だ。真剣に向き合おうとしない。オタクがループものが好きなのも一回の重要性、重み、絶対性を理解していないからだ。
普段自分は知識人側ですよみたいなスタンスの連中がこういう軽薄で下劣なネタに対して理解を示している。おそらく度量の広い自分アピールになると思っているのかもしれない。
何処かのweb記事があまりに酷かったので思い出に浸りたいだけなんだ。
ここ数年は年2~3本ペースなのでめっきりやらなくなってしまったけど思い出は残しておきたい。
といっても全部挙げてたらキリがないのでタイトルを見回して忘れたくは無いなあと思ったのをピックアップ。なので大作っぽいやつや有名作は入っていたりいなかったりする。
「猫も鳴かずば殺されまい」は憶えてた。
当時としては珍しく確か2年ぐらい延期、しかし内容はただのCG集という散々な記憶。
時間を掛ければよいとは限らない。
今回調べてて一番驚いたのが、雫が96/6/26発売、痕が96/7/26発売ということ。
今思うとそう長くないボリュームなので密度が濃かったんだと思う。
20年越しにアニメ化されるとは誰が思ったか。名作なのに、しょうも無い規制で完全な復刻が叶わないのが残念。
自分はプレーしていないが、それまでエロ系の作品しか出してこなかったブランドがイメージを一新してまさかの学園恋愛ものを出すという奇抜さ、しかし半年後にはエロに振った外伝的な作品(放課後マニア倶楽部)を発売するという合わせ技が印象深い。
今思えば猟奇って程でも無かった気がするけど、バッドエンドの後味の悪さが。
何だかんだでやりこんだからこれ系のテキストが好きなんだと思う。
決して悪くは無い、のに結局妹に人気が集中した結果を重く受け止めて欲しかった。
館もの+痕系のちょいミステリーみたいなの、だったはず。隠れた良作。
後味の悪さで名を残す作品。
悪夢で味をしめたというかなんというか。キャラの数だけは圧倒的だと思う。
当時から人気だったけどあんなシリーズ物になるとは誰が思ったか。
混沌とした当時のネット界隈を絡めた恐怖感の煽りが上手かった。
叙述トリックの名作……なのかもしれないし話は面白かったけど、システムとフラグがあまりに酷すぎた。
二次創作的なキャラデザのせいか直前に通販限定になったという。確かマイナーなキャラが最後まで元ネタ不明だったような気がする。
超インテリゲー。
当時の記憶ではうーん、って感じ。好きな人は好きなんだろうなって。
全く話題にも残らず隠れた良作でも無いけど、雰囲気だけは好きだった。
口コミだけで売れた佳作。バグ抱えたシステムをユーザが作り直すとか後にも先にも無いんじゃあ。
ジャンプ打ち切りエンドみたいな、ここで終わり?!みたいなのが非常に惜しい雰囲気ゲー。
確かフラグ管理が独特で、直前にプレーしたルートが次のルートに反映されるという仕組みだったような。
隠れすぎた良作枠。
冬子さんルートが最高なんだよなあ。
救いの無い話だった気がする。
雪さん好き。
たまソフトは良くも悪くも本作だけだった。
当時の規制に反するために故・田所氏が独自流通で販売したという記憶だけ。
アイは2作までだよ、3作目なんて無かったよ。OPの格好良さは異常。
発売当時はワゴン行きの良作だったのに、アニメ化で火が付いたという。
kanonのパクリみたいな感じで適当に作り始めたはずがそのうち本気で作ってしまったとかなんとか。言うだけあって面白かった。
当時は面白かったけど今やったとしたらどう感じるだろうなと。
今でもまだ「それは、必然で偶然の出会いでした」からの台詞を全パターン諳んじることができる。
これまたジャンプ打ち切りエンドのような最後が気になる終わり方。灰被りと同じライターの作品だったはずだけど何処かで完結させて欲しい。
厨二作品としては一番好きかも知れない。
20年近く経ってもまだシリーズやってるなんて思わなかったよね。
妹ゲー枠なら一番好き。
OPムービーほど本編が話題にならないけど、本編も良い意味でよく刺さる名作だよ。
かぐやの名作。
発売時は難民になった。
そういえばショコラもパルフェもアニメ化という悲劇を回避してたのは意外だった。
カードゲームベースの魔女っ娘バトルは面白かったけど、やってる内に敵の手札を憶えてしまうという問題が。
「なんでエロゲでこのジャンルをやろうと思った?」で初めて「なるほどこれはエロゲでしかできないな」となるまでがテンプレ。
陵辱ゲっぽく見えるものの濃厚和姦ゲとして良作。
末期のシルキーズが生み出した半ばギャグに近いようなサブタイトル台詞シリーズ。独特の台詞回しと声優さんの熱演が勝利の鍵だった。
据え置き機で出た作品が逆移植という枠。ループもので陵辱含むバッドエンドありというのはなかなか頑張ってる。
誰かが、ほんの少し優しければメインヒロインにもシナリオのパッチが作られただろう。でも、そうはならなかった。ならなかったんだよ。だから−−この話はここでお終いなんだ。
完結編はまだ製作中とこの前見た。
当時は遊び込みました。
主人公が何気に良い奴なのを含めてギャグ枠としても良作という。
未だに穹のグッズが出てる。
伏線とその回収が非常に巧かった。
厨二バトルもここまで極めたら芸術だよね
エロゲオタク達にシラノ・ド・ベルジュラックを広めた名作。
名作のはずなのに、アニメの二期は叶わなかった。
シナリオの良いところもダメなところも1作目を踏襲してたのは笑った。
Flyable Heart のスピンアウトだけど単体でも十分楽しめるというのは凄い。
珍しいぐらいに正統派伝奇もので、実用的なフローチャート実装という遊びやすさは他も見習って欲しい。
え、ついこの前までアニメやってなかった?そんな昔だっけ?
従来の作風から離れ、ダーク路線の作品への挑戦は高く評価したい。
これまた延期に延期を重ねたのはいいとして。シナリオは無いに等しいと言うよりも、読解力・想像力を求められすぎる。
体験版で期待を勝ち取った良作。
シナリオに全く期待できない炉理ゲーと見せかけて伝奇ものとしてもある程度楽しめるという意外性は記憶に残った。
YU-NOフォロワの中では尤もよくできた作品では。あまりに高難易度、理不尽の域に達しそうな仕掛けは不親切だがシステムと高次に融合するシナリオはやはり面白い。
また安易な男の娘ものか、と思わせてきっちり人気シリーズにしてしまうNavelの底力。
ラストバトルの盛り上がりは最高。
作品によってブレが大きく、また単体作品としても完成度が惜しかったpurpleが本気になったのはここからだと思う。
非常に仕掛けが凝った怪作。仕掛けやフラグが多数ありすぎて自力で見るのはやりこんだ人だけ、というのもこの作品のコンセプトを考えると面白いところ。
8月が他の学園モノに差を付けられるのは、やはりキャラを脇役に至るまできちんと立たせることができる点だと教えてくれる。
面倒くさいヒロインが大好きなので、コンプレックスとか色んなものに思い悩むヒロインが超可愛い。好き。
Clover Heart's好きだったし期待してたのに、どうにも合わなくてなんでだろうと考えてたら自分自身の好みが変化してしまったという結論に達して哀しくなった思い出。
夏ペル以降のminori作品の中では一歩抜きん出てる良作。主人公を理詰めで責めて振るヒロイン最高でしょ。
男の娘主人公ものって女装してる時は去勢されたかのようになるくせに突然ベッドヤクザという一種のテンプレが成立してたので、普段から性欲と自分の姿のギャップに思い悩むのは良い試み。
ここ最近のだと、nineとかやってるけどあれはまだ完結してないし…… FLOWERSは面白かったけど全年齢だし、で多分こんなところ。
*
「命の恩人のいうことは聞くもんやで」
*
どうやってウリ坊はおっこの命を救ったのか?
ウリ坊は物理的・ニュートン力学的作用を、現実に存在する物体に及ぼすことはできない。
鯉のぼりを操ったり雑巾がけをしたりトカゲを石の落下から守ったりできる美陽(白ワンピース)とは違う。
*
可能性A
もっともらしい説明は「その時不思議なことが起こったから」であろう。生と死の境目に位置したものについては干渉することができるとか何とか。
実際、ノベライズではそんな感じのようだ。
小説版はおっこ一人称であり、ウリ坊がそう説明した、ということだ。
だが、我々は「信用できない語り手」という概念を知っている。
*
可能性B
・ウリ坊はおっこを救っていない
主人公や主人公の相手が実はとっくに死んでいた、幽霊だった、というのは「(ネタバレ)」「(ネタバレ)」などいくつか先行作品がある。
マンション引き払い、転校手続きなどを小学生一人で実行できたとは思えないことから、これには一定の説明力がある。
ただし、大女将、春の屋スタッフ、宿泊客「だけ」に見える幽霊というのはあり得ても、学校の先生、同級生全員、秋好旅館のモブスタッフあたりにまで全員見える幽霊というのはさすがに無理がある。
B-2
・おっこは偶然助かった。
スーパーナチュラルな要素なく、偶然助かった。ループものでいえば100000000000000000000回に1回助かった、みたいな。
B-2-1
・おっこが助かったのは偶然であり、ウリ坊は自分が命の恩人であると騙しておっこに旅館の若女将役を務めさせようとした。
だが、ウリ坊が嘘をついたと決めつけてよいのだとすると、何でもありではないか? スマートではない。
*
*
そもそも「命の恩人のいうことは聞くもんやで」の謎について考えていた。
*
「(おっこの)命の恩人(であるワイ)のいうことは聞くもんやで」
との解釈が間違っていたとすれば?
*
「(Xの)命の恩人(であるY)のいうことは聞くもんやで」
*
C
「(大女将の)命の恩人(であるウリ坊)のいうことは聞くもんやで」
たしかに自分がおっこの命の恩人であるとは言っていない。物理的にも不可能だ。あらためて述べるが、プリンも食べられない幽霊であるウリ坊にトラックにはねられた人体を動かす力があるわけではない。
だが、幽霊になる前、たしかにウリ坊は若き日の大女将を救っている。
とはいうものの、大女将の命の恩人だとして、なぜ?という問いが
D
「(おっこの)命の恩人(である祖母)のいうことは聞くもんやで」
たしかに 一龍斎春水の声で「織子ヨ春の屋の女将になっておくれ」との台詞はない。
だが、幽霊であるウリ坊にとって、声帯を用いて発せられた明示的な言葉と、内心の声の区別がつかないという可能性もあるのではないだろうか。
ウリ坊が大女将の内心の声を「いうこと」と表現したとすれば・・・
*
*
ウリ坊単独でおっこを救ったのではないとしても、勝手に自然に偶然に助かったのではなく、ウリ坊が何らかの存在の助けを借りておっこを救ったとしたら、
ウリ坊がおっこを救ったとも言えなくもない。
それは両親や大女将(の生霊。美陽タイプのニュートン力学干渉能を持つ)かもしれないし、春の湯(概念)かもしれない。
*
*
続く
匿名ラジオは、オモコロライターでお馴染みのARuFa(目線の人)とダ・ヴィンチ・恐山(仮面の人)がトークするラジオ。
これがすごく面白かったので魅力を紹介したい。
個人的には数多の面白記事で有名なARuFa目当てで聞き始めたのだが、実は、オモコロ記事だけでは計り知れなかったダ・ヴィンチ・恐山の天然の魅力やトーク能力もすごいラジオだった。
もっとクールで冷めたタイプかと思っていたら、ノリノリで話を盛り上げてくれる温和な変人だった。
匿名ラジオは芸人のラジオのようなガツガツ感とは違い、なんとも言えないユルさがいかにもwebラジオで、まったりと聴いていられる心地よさがある。
このユルさを許容できるかどうかで、結構好き嫌いは分かれるかもしれない。
ARuFaの話し方は、意外にリア充系というかテンションが高めの勢い重視系で、意味がわからない面白ネタをノリだけでボンボンぶつけてくる。
普段の記事スタイルから話を丁寧に組み立てて進めるタイプなのかと思ったら、ものすごく適当なことを放言していくスタイルだった。
頭がブッ飛んでいるのは各方面の証言からも本当のようで、急に突飛なことを言いだして恐山が引きながら突っ込みを入れるのがお馴染みのパターン。
ARuFa単体でも面白いのは間違いないのだが、ラジオ番組としては適切なパートナーがいないと成立しないタイプかも。
恐山は、知識が広く言葉選びのセンスが抜群で、与えられたお題の中で面白い展開を探っていくタイプ。
小説家でもあるため想像力も豊かで、視聴者がついて行ける範囲で話を膨らませていくのが非常に上手い。
ラジオ的なことを言えば滑舌にほんの少し難はあるが、ARuFaの破天荒な暴走を的確にいなしたり、コンビとして物凄くうまくラジオをまわしている。
恐山独特の才能が良くわかるのが、
#34「この世で一番かっこいいアルファベットを決めよう!」の回。
比較的地味な回だが、アルファベットだけでこんなに笑える話を展開できるのかとビックリする、ザ・文化系と呼ぶにふさわしい傑作だと思う。
持ち込み企画なので冷静に理論武装してくるのかと思えば、「第五位、J。一角で書ける割に、かっこよさがすごい」「Uは正直恋人としては、無い」などユルめながら変幻自在のコメントをしてくる。
文字にすると伝わりづらいのだが、音声で聞くとそのおっとりした口調もあいまって思わず笑ってしまう下らなさ。
こんなしょうもない話に同じ温度で付き合い、ランキング結果に本気で一喜一憂してはしゃでるARuFaも流石。
といっても、基本はアニオタ思考のラジオなので、オタク文化に親しみがない人にはいまいち良さがわからないかも知れない。
逆にいうと、アニメ系に親しんだ人なら抱腹絶倒できるトークスタイルである。
#101「世間知らずのお嬢様になりきれば、つまらない夏も楽しくなる!」」の回では、お嬢様視点を実演する恐山が、独特のたどたどしい口調でチョコバナナを「ショコラ・バナーヌ・・?」と呼んでみたり、さらっと「花火が見えないのであの公園を買収いたします」「ベトコンの再来ですわ!」というセンテンスを挟む「お嬢様ネタ」がオタクのツボで面白い。
また、#109「それは決して叶わぬ夢、お姉ちゃんが欲しい!!」の回では、
ARuFaの出した「ガサツな姉」「甘々な姉」などの欲しいお姉ちゃんのパターンの他に、恐山が速攻で「ギャルねえ。」という回答を出していて、その的確すぎる言葉選びには感動すら覚える。
二人の掛け合いのテンポ感は是非実際にラジオを聞いていただきたい。
#29「理想的な将来のビジョンをさらけ出そう」で披露した、「将来は探偵事務所を開き、猫を探していた女子中学生と意気投合して彼女を助手として雇い、二人で解決した事件の顛末を小説にまとめて暮らしたい」というボンヤリ妄想も、オタク濃度が高すぎて天才かと思った。
匿名ラジオは、あるあるネタやシチュエーションネタを語るパターンが多いので、恐山が女役を演じる機会もやたらあるのだが、これが妙にしっくりくるのも個人的にツボ。
#65「子どもの質問にすぐさま適当に答えよう!」の謎の女児「すぎやまみお小学三年生」は、恐山のふにゃふにゃした喋り方がぴったりハマっていて、最強の当たり役だと思う。
この子に対して急に「泣いてみて。」と言い放つARuFaも頭がおかしくて好き。
二人のトークはどれを聞いても笑えるのだが、ラジオの初期ではまだお互いに探り合っていて当意即妙の掛け合いにはなっていないので、はじめは#20以降を聞いた方がいいと思う。
月ノ美兎(!)などのゲストを呼ぶ回もたまにあるが、二人だけでグダグダと話をしているときの方が特有の安心感があって面白いので、最初に聞くのはあまりオススメしない。
(※この回では恐山がまったく発言せず、女性ゲストが出るから緊張したんだね~とコメント欄でからかわれていたのだが、あれは口内炎のせいで喋れなかったんですよ!と大声でブチ切れる次週のトークが面白い。怒った恐山は貴重である)
個人的に初見の人にすすめるなら、アニメあるある話を展開する、#32「ラストバトルでOPテーマが流れる演出は最高」が聞きやすいかと思う。
アニメ好きの人だったら誰もが「あるある!」と共感しつつ、二人の空気感に親近感を覚えるはず。
オタク話なので趣味が合う人には親しみやすく、かといってトガり過ぎてもいなくて、入り口としては結構いい回だと思う。
#39「もし自分が主人公になったら、きちんと物語を回せるのか?」も、話してる内容はまさに痛いオタクの会話なのだが、動画の演出が異様なほど凝っていて痛さが芸に昇華されている回。コンテンツを作れるオタクの底力を堪能できる。
萌えアニメに特化した回なら、
#93「アパートの管理人になったら、どの部屋にどんな萌えキャラが住んでほしい?」がツボを突いている。
ARuFaの妄想の完成度が研ぎ澄まされていて、自分で考えた幼馴染の名前が「ひなた あおい」、酒飲みのお姉さんが二階に住んでいて、ロリの双子が部屋に押しかけてくるなどのダメな暴走っぷりに、オタクならば「俺もこの会話に参加して~!」と悶絶するはずだ。
#13「一度は言いたいセリフ『とにかく服を着てくれ~!』」
#89「さえないオタクが眼力だけで不良をビビらせろ!『殺す眼』のコーナー!」
などがある。
さらに、二人のトークの関係性がわかってきたところで聞くと最高に気持ち悪くて面白いのが、
#127「モテモテになるために『俺様キャラ』になってみよう!」なので、これは後の楽しみに取っておくことをオススメしたい。
#75「ちびまる子のクラスメートとサバイバルした時の必勝法とは?」
#86「マリオが主催する立食パーティに誘われたらどうすればいいの?」
#44「エナジードリンク、どれも同じ味じゃない?」
#35「決定!野原しんのすけ達と飲み会をする時に最適な席順」などは、それぞれの作品を知っているほど「こんな語り方もありなのか!」と興奮する面白さだと思う。
「マックグリドルのソーセージエッグがショタキャラっぽい」という話から、ARuFaが「レースのきん○ま袋」を想像して一人で勝手に爆笑してる#103「マクドナルドのハンバーガーで友達になるならどれ!?」も、マクドナルドに行ったら思い出し笑いしてしまう傑作。
二人の愛すべきダメさがよくわかる、
#108「行かない旅行の予定だけを立てるとすごい楽しいね!」は、放課後に友達のグダグダ話を聞いている雰囲気で楽しい。
いい歳した大人2人が「理想の友達」について延々と話し合う様がシュールな、#63「全人類から好かれる『最強の友達』を作り上げよう!」も傑作。
妄想で作り上げた恐山の友人に、ARuFaまでもが徐々に惹かれていく流れが楽しいしよく考えると異常だしで、とても素晴らしい。
妄想の友達と4人で遊びに行くオチの部分で、恐山が見せるリアクションの巧みさにも笑った。
仲の良い友人が楽しんでいる空気が満載、ついでに二人の演技力も満載の、#52「祝一周年!忘れもしない、あの日起きた大事件を振り返ろう!」も、webラジオという舞台で二人が真剣にふざけ合っていてとても面白い。
マンスーンがゲストで登場する、#118「モテるために自分の『ヤバい部分』を他人から指摘してもらおう!」が聞きやすいかもしれない。
ARuFaがモテない理由を知人にアンケートし、その調査結果を元にARuFaをイジる内容。勝手にこんなことをすると恐山が「ARuFaにビンタでビン殺される」可能性があるため、年長者のマンスーンが参戦。オタク属性が強いためか、二人のトークスタイルにも一番馴染んでいるゲストで、この回もいい味を出している。
#77「ごめん!ARuFaがお腹壊しちゃった!」も、お腹を壊したARuFaと恐山がトイレ越しに4、5分会話するだけのラジオで、いかにも昔のオモコロっぽいテイストかも。
「なんなんですか本当に!もう帰りますよ」「いや帰んないで帰んないで、近くにいてくれ」「気持ちわる」等のやり取りが聞ける。
ARuFaの作曲能力の異常な高さが後半で判明する、#88「確信はないけど『恐らく自分が得意なこと』に挑戦してみよう!」もオススメ。
「ちょうどアイス」という本来存在しない「けいおん!」の曲を即興で作って披露するのだが、まず普通にクオリティが高すぎるのが逆に面白い。繰り返し聞いてもやっぱり良い曲だし、アカペラなのに曲のアレンジすら想像できるレベルで、その作曲センスに驚かされること間違いなし。
お題として出された「エロエロバナー広告」が爽やかな少女漫画原作のアニメ主題歌っぽくなっているのは腹を抱えて笑った。
(いまさらだが、「ちょうどアイス」を豊崎愛生がカバーしていた)
他にも、回によってはループものアニメの演出を活かした動画なんかもあったりして、ARuFaの器用さや芸達者ぶりがよくわかる。
ARuFaの母親が弟の○○○をARuFaのランドセルに入れた話をヘラヘラと話してるのも気が狂いすぎててやばい。
これがタダで聞けるのは本当にすごいことだと思う。
(面倒くさくてARuFaが設定していないため)広告も入らないので途中で邪魔される事はなく、1本あたり10分~30分程度で楽しみやすいので、是非聞いていただきたい。
ハルヒにとどめを刺した一撃がエンドレスエイトなのに異論は無いが、他にも原因はあったと思う。
あれだけブームになった作品が飽きられていくのは一瞬かとたまげた。
虚淵ってありふれたものを組み合わせてありふれた脚本にしか出来ていないと思うけど。
ありふれてないのは脚本以外の、主にパッケージングの部分じゃないか。
楽園追放なんて中盤で明かされる大ネタが「人間並みに進化したAI」を応援しよう!っていうカビが生えたような話。
しかもそれ以上の捻りが何もなくて驚いた!
そして電脳世界、ヒロインを口説くAIとくれば攻殻機動隊を思い出すのが当然。
それが結局安っぽい「人間って素敵!」みたいな感傷でまとまるので、20年以上前の攻殻よりも古臭い内容。SFと呼ぶには保守的すぎる。
本気で殺し合うわけではないので戦闘も燃えない。映像も特筆すべき点はなし。
全てが他人からの借り物で出来ているような、虚しい作品だった。
せめて面白ければいいけどTVシリーズ中盤の捨てエピソードレベルでしょこの話。
こんな下らないものをなんで褒めるのか理解できない。尻か?ガルパンからの流れか?
BGVのつもりで流したら、あまりにショボくてガン見してしまった。
まどマギが紫色のクオリアの丸パクリで、しかも縮小生産だったことを考えると、映像脚本家の虚淵玄にどれほどの才能があるのかがそもそも疑問だ。
まどマギにしても、2011年にして終盤まで隠した大ネタがループものって、やっぱり相当ショボいと当時から思っていたのだが。
しかも時間を止めてやることが武器の大量投入というのも発想が貧しすぎやしないだろうか。何より他のキャラより見劣りするのがな。
サンファンも、知力担当側の主人公がラストで戦ってみれば戦闘でも最強クラスで、当初のラスボスを歯牙にも掛けない展開で何それっていう。
他のキャラは駒でしかなくて全然いらなかったって話だし。こういう安直さは真面目に見てきたことを馬鹿にされてるように思えるのだが、みんな気にならないのだろうか。
虚淵脚本の悪役や腹黒い主人公というのも、結局は勧善懲悪の逆をやってるだけの薄っぺらさで、実は話やキャラクターの構造自体は幼稚だと思うのだが。
よく鬱展開と言われるけど、絶望の描き方や道のりも安易すぎて鬱と呼ぶほどのものではない。
「主人公が信じてる人やものが、裏切りました。」程度の粗筋をそのまま見せられているようで、心を動かされようがない。
台詞は書けるようだがドラマの構造を作るのが苦手としか思えなくて、中学生が考えた設定を何とかぎこちなく脚本にしてる印象。
ヒットメイカーであることは疑いようがないが、TVシリーズや映画における虚淵自身の脚本レベルは、決して高いものではないと思う。