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2018-02-04

アニメ化原作が止まった作品リスト

アフィカス、アフィチル全員死ね

やらカス死ね

増田で書いてんだから先にこっちをブクマしてね

作品名アニメ放送原作最新刊発行年補足
クロックワーク・プラネット2017年4月2015年12月小説は4巻で止まっているが漫画は連載中
無彩限のファントム・ワールド2016年1月2016年2月
ランス・アンド・マスクス2015年10月2016年12月
六花の勇者2015年7月2016年3月
旦那が何を言っているかわからない件2015年4月2015年8月
アブソリュート・デュオ2014年7月2016年7月
ブラック・ブレット2014年4月2014年4月アニメ化時の多忙体調不良をおこし休載
ワールドトリガー2014年4月2017年3月アニメ化時の多忙体調不良をおこし休載
甘城ブリリアントパーク2014年1月2016年6月フルメタ仕事忙しそう
のうりん2014年1月2016年10月りゅうおうのおしごと!放送
境界の彼方2013年10月2013年10月
世界いちばん強くなりたい!2013年10月2013年12月単行本5巻巻末の原作コラムには第1章完結、第2章構想中とある
ぎんぎつね2013年10月2017年1月
ささみさん@がんばらない2013年1月2013年6月
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ2012年10月2014年3月
変態王子と笑わない猫。2012年7月2016年4月3月新刊発売予定
はぐれ勇者の鬼畜美学2012年7月2013年2月新妹魔王の契約者に集中するため中断?
君と僕。2011年10月2015年6月
異国迷路のクロワーゼ2011年7月2009年6月絶筆
えむえむっ!2010年10月2010年9月絶筆
おとめ妖怪 ざくろ2010年10月2015年3月育児のため休業中
学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD2010年7月2011年5月絶筆
にゃんこい!2009年10月2014年10月2期・・・
大正野球娘。2009年7月2010年6月続きが見たい!
よくわかる現代魔法2009年7月2009年3月
涼宮ハルヒシリーズ2009年4月2011年6月毎日麻雀のことを考えているらしい
アキカン!2009年1月2013年3月
ヒャッコ2008年10月2013年1月次回掲載不明のまま長期中断中。アニメの出来が不満なことをぼやいていた
かのこん2008年4月2010年12月ブログ逆流性食道炎になったことを最近報告していた
紅(小説)2008年4月2014年12月
我が家のお稲荷さま。2008年4月2007年10月
MOONLIGHT MILE2007年9月2012年1月ガンダム サンダーボルトが長期連載になったため休載
風の聖痕2007年4月2010年3月絶筆
働きマン2006年10月2007年8月体調不良による休養
NANA2006年4月2009年3月作者急病のため休載
シリーズ2008年4月2010年1月
TOKKO 特公2006年4月2004年6月
これが私の御主人様2005年4月2007年2月原作作画トラブルで実質打ち切り
トリニティ・ブラッド2005年4月2004年12月絶筆
スターシップ・オペレーターズ2005年1月2005年5月6巻終了時点ではストーリーは未完であるが、2012年に作者の水野公式ブログにおいて現状で新刊を出しても売上げが見込めず、執筆するだけの時間的余裕がないとの作者側判断から電撃文庫より続刊は出さない」という発表が行われた
D・N・ANGEL2003年04月2011年01月
X (漫画)2001年10月2006年9月作者4人曰く結末は必ず書きたい
星界の戦旗2001年7月2013年3月2011年心筋梗塞で倒れて養生活を送っていた
女神候補生2000年1月2005年9月

2018-01-29

23OLりゅうおうのおしごと!を観る。

今日仕事疲れた

肩ぼきぼきで背中がちがちでやばいよ。

皆さま、お疲れ様です。

こんばんは、23OLです。

好きな食べ物ラーメンです。名古屋で美味しいラーメン屋あったら教えて下さい。

今期のアニメあんまり追えてないんだけど、とりあえずcitrusりゅうおうのおしごと!は観てる。あとサンリオ男子

ちょっと待って??

citrus柚子っちめっちゃ可愛くないですか?てか性格いいし、純情ギャルだしめっちゃいい子じゃん?付き合いたい。

あと、りゅうおうのおしごと!なんだけど面白いロリ属性はないんだけど、すごく熱くない?3話めっちゃ燃えた。小学生の頃、ヒカルの碁見てたんだけどちょっとそれを思い出す。

あいちゃんかわいいOP好き。

あと、2017年に見たアニメで好きなの挙げる。

2017春…エロマンガ先生OP可愛いし、女の子みんな可愛い俺妹より癖強くなくて見やすい。とかいいつつ、俺妹は桐乃派だった…。沙霧ちゃんかわいいよ

2017夏…NEW GAME!(ねねっちとうみこさんのコンビ…率直に好き)

2017秋…うまるちゃん海老名ちゃんかわいいね、UMRとシルフィンさんのデパートの話が好き)

あとアイドルマスターside M。

episode of jupiter春香が出てきたとき、興奮して奇声あげた。

765では雪歩が好きな私ですが、秋山隼人くんとピエール可愛いと思いました。

はあ〜、将棋全然分かんないけど、りゅうおうが凄いってことと、あいちゃんが強いってことは分かった!

とにかく仕事疲れた社会人はりゅうおうのおしごと!を見てHP回復して!

帰ったら小4の可愛い女の子がいる生活に思いを馳せて、明日仕事頑張ろう!

終わり!閉廷!

2018-01-21

2018年クールのすべての萌えアニメ感想を書いた

※ただし続編アニメは、前期をすべて観たものに限る。

ゆるきゃん△

思いのほか良くてびっくりした。職場の先輩がキャンプ好きなので今度連れていってもらおうかとすら考えはじめている。

テントの骨組みの束がカシャカシャカシャとなったとき、あっ、このアニメいいかもと思いはじめ、テントの組み立て作業なんてものに本気で見入ってしまった。その場で何度もリピートたから、たぶん同じタイプテントだったら組み立てられると思う。

そしてカップラーメンを食べるシーン、めちゃくちゃ美味しそう。夜中、キャンプ場というシチュエーションを抜きにしても、抜群に美味しそうで素晴らしかった。料理ジャンルの作品は、なぜか食べる少女露骨エロく描くことが多くて気色悪いんで、ちょっとはゆるきゃんを見習ってほしい(露骨エロのものを否定しているわけじゃない)。

ギャグも適度に挟まれていてよかったし、あと、いい感じの狭さと謳われたゆゆ式の部室よりも狭い部室を見ることになるとは思わなかった。キャラは、アンニュイな子のアンニュイさ加減がちょうどいい。でも、アホの子が窓ガラスにぶつかるのはさすがにやり過ぎ。

りゅうおうのおしごと!

押しかけロリ女房、年下の姉弟子などさり気なく最先端萌え属性バブみ」(ロリコンマザコンをぶち込んだ属性)をおさえているのはポイント高い。

作中での出来事は、すべて現実将棋界で起こり得るらしいんだけど、ぶっちゃけそんなことはどうでもいい。正しさよりおもしろさや萌えのほうが重要

キャラがあざとすぎて嫌という意見を目にしたけれど、萌え系の作品にとってあざといは褒め言葉ロリキャラ組には期待してる。ブラブレみたいなのを期待してるけど、この感じだとローキューブになるのか?

三ツ星カラーズ

見方は「うまるちゃん」と同じで、積極的に見たいというよりは夕食を食べながらだらだら愛でたいって感じ。

苺ましまろの独特なキャラデザを借用してるのは案外気にならなかった。調べてみたらアニメは13年も前だし、まあ記憶の彼方だわな。ファッション面もがんばっているのはわかるんだけど、本家には及んでいない。よーし雑誌でも参考してみるか!って程度じゃ難しいんだろうか。かなりの執着が必要なんだろうか。

三ツ星ということは主要人物は三人から増えないのだろうか。日常系は四、五人いないと話が回しづらくなって見てる側もつらくなってくるんで、どう工夫するのか気になる。警官のあんちゃん、雑貨屋おっちゃんだけじゃ限界がある。

宇宙よりも遠い場所

無茶なことするなあ、でも無茶をしてこそ青春だよなあ、という気分にさせてくれる。

ストーリーがいいというわけじゃない(良いか悪いかは現段階ではよくわからない)。そうじゃなくて、たとえば二話で主要人物たちが逃げるシーンがあって、じっくりと三分弱くらい逃げるんだけどまったく間延びを感じない。むしろ、わくわくする。

バレた、逃げろーって感じで三人が逃げはじめて、めっちゃ走るフォームがきれい、速い!って思ってたら、他のふたりは路地に入ってうだうだやってて、怖いけどあれ?楽しい?ってなったときに、いいタイミング挿入歌が流れはじめて、石の段にちょっとつまずいて靴がポーンと跳ね上げられたのをキャッチしてあげて、ふたりでニコッと笑いあって……

みたいな細かいことの積み重ねに、疾走感とかおかしさとか楽しさを感じられて、青春だよなあという気分になる。ド派手なアクションはないけど、映像に華がある。実写でおなじようなことをやってもこの華やかさを出すのは難しい。アニメ独自のうま味を十分に噛みしめられるという意味でこのアニメおすすめ

ダーリン・イン・ザ・フランキス

少年が後背位で少女を突くような姿勢ロボットを操縦する設定だけでムラムラくる。でも、おっさんセクハラ不快リアリティゼロの下品エロは好きだけど、リアル下品エロは嫌い。にしてもエロい妄想が止まらん。だって、ツノ付きツリ目強気な年上ボクっ娘が「ダーリン」って呼んでくれるんだぜ!?

ロボットアニメとしては、新世紀創生のファイブスタードライバーだゾイって感じのごった煮がグイグイ動くからそれなりに楽しいベタなことをベタベタにやってるのは賛否がわかれるところ。

ひとつ気になるのは、燃え要素がかなりうすいこと。ロボットアニメってのは中二心(燃え)を揺さぶらないといけないというのが自論なんだけど、露骨エロに寄ってるこのアニメ中学生燃えるとは思えない。いまの段階で面白がっているのは、ロボ好きよりエロコメ好きだと思うんでここからどうなるんだろう。

CCさくらCC編

知世ちゃんはあいかわらず知世ちゃんだった(満足)。

からかい上手の高木さん

原作は三巻の途中まで読んでる。おもしろい。でも、高木さんの声はもうちょい高めのイメージだった。

恋は雨上がりのように

好きな漫画原作は声のイメージがつくのを避けたいのでアニメは見ない。いいアニメ化になることを陰ながら応援している。

ラーメン大好き小泉さん

ゆるきゃんよりラーメン描写が劣っているのが致命的。おれが見たいのは雑学ではないし、百合としてもなんか微妙

たくのみ

なんか薄味。べつに雑学を見たいわけじゃない。

スロースタート

留年設定は今後うまく機能するのか。機能したとして萌えにつながるのか。

デスマーチからはじまる異世界狂想曲

異世界転生するのに10分もかかってどうするんだ。はじまって三秒で轢死してほしい。

グランクレスト戦記

おじさん猫がかわいかった。なんというか、減点方式だと80点は残るけど、加点方式だと20点しかないから話題にしづらい。手堅くサクサク進んでるなあとは思う。

刀使ノ巫女

つまんねえ、でも、ひとつひとつの要素はけっして悪くはない(クソダサいアーマーは除く)。

全体を俯瞰すれば良く見える可能性だってあるんだけど、一話一話のつかみが悪く(戦闘百合キャラ萌えなどでつかもうとしている。でも微妙)、やりたいことがたくさんありすぎてゴタゴタしていて、説明不足も相まって置いてけぼりをくらってしまう。

この失敗のしかたは前期の「URAHARA」に似ている。ただ、萌えオタクが好きな要素が盛り込まれているので、クソアニメマニアには受けるような気がする。

メルヘン・メドヘン

おれが読書要素に求めているのは、そんなフワッ~とした「小説はわたしを知らない世界へ連れていってくれる(恍惚)」みたいなのじゃなく、書店員に「その小説(SF)好きなんですか?」と聞いたら「ああ、いえ、ハヤカワはブックカバーが他とちがうので面倒で、あっ、って声が出てしまいました」とか言われて微妙空気になるようなやつ。つーか、手際が悪い。モノローグを入れすぎ。展開がトロい。見せ場という見せ場がない。一話でやったことはAパートまでで終わらせるべき。

citrus

メインふたりより、前髪パッツンの子のほうが好みなのがちょっとつらい。リアリティが低い、といっても低すぎる(ぶっ飛んでる)ことはないのもちょっとつらい。価値観がすくなくとも10年は前で止まっているのもちょっとつらい。

キリングバイツ

うそう、こういうのでいいんだよ、こういうので。なんでライオン男に勝てたかからないだって?勝てたから勝てたんだよ!気にすんな!けっこう古臭いかもしれないけど、アホでエロいB級を正々堂々とB級らしく仕上げていて、いいと思う。こういうアホエロ突き抜けスピリットをもった深夜アニメ最近減っちゃって寂しい。

BEATLESS

めっちゃ微妙。「人とアンドロイド共存」というやりつくされた素材をどう調理していくのか、という段階に達しておらず、単純な話、アニメクオリティが低い。一話は展開が急ぎすぎているし、見せ場が見せ場として機能してない。二話の街なかでのファッションショー(?)ライブ(?)も見せ方が下手で笑う気も起きない。

20年くらい前の小説をサルベージした最近流行りのパターンなのかな?とか思ってたら、2012年刊行でちょっと驚く。

類似アニメ(?)であるまほろまてぃっく」みたいに必要な設定をピックアップして、ほかを捨てたほうが深夜アニメには適してるし、重そうなテーマからしても、小説で読んだほうが確実におもしろタイプ。原作ファンは不満なんじゃないのか。でも、キャラデザは好き。

ハクメイとミコチ

おもしろくないことはないし、出来もいいんだけど、もしかして原作漫画のほうがおもしろいんじゃないだろうかと思ってしまった。二話まで観ても四頭身のキャラデザいまいち慣れない(デフォルメの強い六頭身美少女を見慣れているせいか?)けど、画像検索で出てくる漫画の絵はかわいいと思うんで、アニメに向いてない絵柄なんじゃないだろうか。

類似キャラデザメイドインアビス少女終末旅行は、常に(一話二話の時点から)死の影と冒険感があり、かわいらしいキャラデザとのギャップが作品を引き締めていたけれど、このアニメみたいにかわいいキャラが、かわいい異世界で、かわいい不思議なことをフワッ~とやってるのを映像(自分のペース見られない遅い媒体)で見るのは退屈してしまう。

じゃあ、なんで日常系アニメは見ていられるんだ?って話だけど、いちおうは現実に即しているからってのと、なにより萌えキャラアニメ化に適している(着色されて動いて声がついたほうが断然かわいいからじゃないかと思う。とりあえず原作は買う。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

魔法使いの嫁みたいな感じだったら……と見当をつけていたら、やっぱりそうだった。女向けなんで、男キャラのほうがかわいい(当たり前だけど)。ユーフォみたく平々凡々な原作をアニメの力で昇華していく京アニ必殺技が今回も炸裂するんだろうなあ、もったいない

ポプテピピック

このアニメ存在価値はふたつ。ひとつは、いまどき珍しく大々的に「このアニメに理解を示しているオレ、カッケエエエ!!!」をSNSなどを通じて共有できること。もうひとつは、アニメ業界はこういう無茶ができると教えてくれているということ(製作委員会方式じゃないからできたらしいけど)。

伊藤潤二コレクション

ホラー漫画女の子って妙にかわいかったりする。この作品の女の子はかわいらしさと美しさが共存していて、とてもいい。ホラー短編は大して興味ないんで、一話でやったようなユーモア短編か女の子がメインの短編を期待してる。

新幹線変形ロボ シンカリオン

アニメに詳しい人の評価が高かったので観てみた。おもしろかった。

主人公男の子がガチの鉄道オタクでなに言ってるのかわからないときもあるけど、なるほど!よく知ってるなあ!って気になるし、かわいい電車の時刻なんてスマホで調べられるご時世にわざわざ時刻表の本を読んでるのも、なにか明確な理由があるんだと思う。ヒロインがJSユーチューバーを堂々と名乗っているのもなんかすごい。

マスコットロボットオペレーションも兼ねていて、性格も口調もガラリと変わるのもしっくりとくる(昔デジモンを観ていて、かわいいテントモンが「光子郎は~ん」って言うのはいいけど、進化してイカつくなったカブテリモンが「光子郎はん」って言うのは違和感しかなかったので、なんとかしてほしかった)。

親子関係の良好なエヴァ大人がちゃんと大人エヴァという意見を見たけど、エヴァというよりは朝の男の子向けアニメ王道をやりきっている、というのが正しいんじゃないかと思う(その王道が捻くれちゃったのがエヴァ)。ミサトさんポジションが父親で、司令が父親の後輩(?)という関係性もおもしろい。司令は父親になにか恩がありそう。

新人の言った「いまは大人と子供がいっしょに未来を守らないといけない時代になったのかもしれない、わたしたち大人には受け入れづらいことですけれど」は名言

2018-01-20

2018冬アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く

 遅田だけど、例の増田を読んでから色々観てみた。ただ地上波アニメを観ないので、配信を待ってたら20日になってしまった。元田は格付けしてたのでそれっぽく並べたものの、どうあがいてもアニメ同士の優劣はつけることができなかった。容赦してくれ。利用した配信サイトはd'アニメストアニコニコ動画AbemaTV、アマプラ、ネトフリ。基本コメントは見ないが、2回3回見るときはコメント付きで観たりした。

視聴継続~様子見(上の作品ほどモチベ高め)

ゆるキャン△

 非常に中毒性の高い作品。音楽繋がりで「けものフレンズ」に近いものを感じる。全体の緩急、音楽、ギャグテンポ等観ていて飽きないというか、1話1話が一つのMVのようになっていて、アニメを観ているというより音楽を聴いている感覚に近い。とりあえず「ヤマノススメ」ではなかった。

宇宙よりも遠い場所

 ノゲノラスタッフによる作品というキャッチコピーだが、内容的にはいしづかあつこ作品「ハナヤマタ」に近いものを感じる。ハナヤマタ中学生たちの優しい世界とするなら、こっちはもう少し、冒険をするときのワクワク感がある作品。両作とも「ギャグテンポが良い」「1話毎に話がまとまってる」「女の子がみんなかわいい」「すごく救いがある」と言う共通点がある。特に1話毎の完成度が非常に高く、好きな話を何度も見返したくなる作品だなぁ、と感じた。メインキャスト4人のメンツで既にざわざわしていたのだけれど、なんてことはない、高レベルの喜劇を演じられる実力者揃えたからっていう。

ポプテピピック

 一人で見てはいけないアニメ。最新話は必ずニコ生かabemaTVコメント付きか、ツイッター実況付きで視聴する必要がある。プロデューサーの須藤孝太郎が何を考えてるのかよくわからないけれど、恐らく本作は「話題性」極振りの作品として作られていて、ある種のお祭り状態にすることが目的だと思われる。2話の青い鳥に餌をまくネタからも分かるとおり、実況するツイッター民等を含めて「ポプテピピック」なのだろう。そういう意味では伝説のアニメと言える。なおここで言う伝説は「めっちゃすごい」という意味ではなくて、「伝え聞くところの」とかそういう意味。例えば10年後、今の賑わいを知らない人からすればこのアニメは「当時このアニメは本当にすごかった」という伝聞でしかその魅力を推し量る事ができないわけで。

からかい上手の高木さん

 公式ラジオ番組で高木さんの中の人が言っていたが、「高木さんにからかわれて狼狽する西方を愛でるアニメ」だった。10分アニメでもいいからいつまでもずっと続かないかな、と思ってしまうのは制作がシンエイ動画だからだろうか。このアニメを観ているときは終始ニヤケ顔になってしまうので、人と一緒に見るのが困難な点が惜しい。高木さん可愛すぎかよ。

BEATLESS

 アマプラのみ。かなりガチの方のSFアニメアンドロイドと人間の物語。「イヴの時間」寄り?どっちかというと攻殻機動隊を思い出した。全身義体になった個人のアイデンティティゴーストの存在についての話と地続きだったりするのかな。日常と非日常にそれぞれ描かれるSF描写がとてもそそられる。

恋は雨上がりのように

 アマプラのみ。主人公が感情を表に出さない、能面みたいな女の子なのだけれど、そんな彼女の心情をあらゆる方法(背景、音楽等)で演出している作品。シナリオについて、原作と見比べると「主人公が友達と楽しそうにだべってるシーン」が意図的に削られているのはそういう意図なのかなぁ、と思った。ずっと観ていたい。

オーバーロード

 前回の続き。原作既読勢によると2は結構駆け足のようなので、ニコ動コメント等外部記憶を頼りにして観ていきたい。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

 ネトフリのみ。アニメーション技術の見本市みたいな作品。何から何まで凄いことになってる。特にびびったのはタイムラプス風演出。あんなの初めて観たし、どうやって作られているのか想像もできない。

gdメン gdgd men's party

 https://kids.yahoo.co.jp/games/sports/013.html

citrus

 百合は百合でもガチの百合。コミック百合姫は女性向けの雑誌らしく、本作もそっち寄り。公式ラジオでも言っていたけれど、エロシーンにおける作画の熱量が非常に高く、思わず「はえ^~すっごい・・・///」ってなっちゃう。コレも背景が草薙なので結構凄い。

ハクメイとミコチ

 アマプラのみ。動く方の絵本。草薙の背景だけでごはん3杯はイケる。音楽のノスタルジックみがすごく、特に1話ラストの労働歌がめっちゃ良過ぎてヤバイ

刻刻

 アマプラのみ。時間の止まった世界を中心としたSFアニメ。今期のアニメの中では最もやさしさが少ないアニメなので、メンタルタフネスに自信のある人向け。主人公が成人の女性であったり、子どもの役を実際に子どもが演じている等TVドラマに近い雰囲気がある。なんかの番宣番組でプロデューサーが言ってたのは「時の止まっている空間をどう表現するか」をこだわってるそうなので、そっちの非日常がメインになりそう。1話ではクソみたいな日常から非日常に転落する話だけれど、日常パートは日常パートで暗い話なのだろう。背景も音楽も音響も良い。

デスマーチからはじまる異世界狂想曲

 「デスマーチから始まる」=「昔々あるところに」「今は昔」「Long long ago」。本当はあらすじだけで十分だと思うのだけれど、あんまり「デスマーチ」が世間に浸透していないがゆえにAパートが必要だったのかなぁ、と思った。「主人公デスマーチって言っちゃうのかよ」という感想が出るのも仕方ないね。

 Aパートゲーム初期のレベルデザインについてのやり取りを観れば、オンゲープレイヤーはみんな心がざわつくはず。案の定Bパートで「レベル1で高レベルの敵に囲まれる」「何の武装もない」「りゅうせいぐんがいきなり使える」「りゅうせいぐん使ってもエフェクトがない」「りゅうせいぐんをリキャスト無しで連射できる」「高レベルの敵がりゅうせいぐんで全滅」「一気にレベルが上がりすぎ」「ステータスカンストする」等、所謂クソゲーであることが分かるので、本作は「クソゲー探訪モノ」という位置づけかと思われる。私はSteamで買ったゲームをMODで魔改造するのが好きなので、ゲームバランスの崩壊してる異世界冒険譚は結構楽しみ。そういう意味では、栄華を極めたゲームサービス終了と同時に始まる異世界冒険譚ことオバロ2とは違う魅力があるんだろうか。

グランクレスト戦記

 戦記モノ。ただ本作は剣と魔法の世界なので、「前近代ファンタジー冒険譚」みたいな作品として観ることもできそう。あと戦記モノとしては圧倒的に流血表現が少ないので、なんか爽やか。最近は戦記モノがあんまり流行らないらしいので、どの辺の層をターゲットにしてるのか気になる。上記の特徴から、戦記モノが好きな大人よりも、そういうのを見たことのない若い世代がターゲットなのかな。あと同時展開してるTRPG既プレイ勢的ニヤニヤ要素どれくらいあるんだろうか。個人的には岩浪美和の作る音がめっちゃ好きで、1話だと「敵対した領主と剣を交えたときの金属音」がめちゃくちゃ凄いので聞いて欲しい。

だがしかし2

 諸事情で制作会社が変わったので実質1期。「たくのみ。」とセットにした理由が分かる気がする。12分を駆け抜けるテンポすこ

たくのみ。

 むしろこっちのほうが「ヤマノススメ」みを感じる。だがしかし2と2本立てのアニメ。12分でまとまったお話(脚本:高山カツヒコ)が心地よく、あらゆる苦悩をビールで忘れる幸せよ。仕事から疲れて帰った時、ビールのお供はやっぱり「簡単に作れて美味いヤツ」に限る。登場するお酒は全部日本のメーカーのやつなんだろうか。

博多豚骨ラーメンズ

 博多の日常を描いたアニメ。全体的にBGMが心地よい。博多だけどあんまりラーメン枠ではない。BLACK LAGOONっぽい骨太な内容なので、お酒飲みながら観るといいかも。

三ツ星カラーズ

 上野のあの感じ×クソガキ×クソガキ×クソガキ。私も兄弟が3人いるので、小学生が3人集まったときの全能感をよく知っている。テンポ感からもクソガキ達の疾走感がよく演出されている。そういうクソガキたちを優しく見守る作品。観ててとても温かい気持ちになる。上野を中心とした背景美術が凄まじいことになっている。

カードキャプターさくら クリアカード編

 私は前作のアニメリアタイで観た人なのだけれど、CCさくらファンだった当時小学生の姉が観ていたからというだけでファンというわけではなかった。今はもう内容覚えてないし、自ら触れることはもう無いと思ってた。そんな私でさえ1話冒頭を観ただけで「イ゙ェアアアア!!」ってなったので、ファンの人は無事では済まないのだろう。マジで奇跡のような作品。

ダーリン・イン・ザ・フランキス

 どうなんだろう、この作品を観た人はどこらへんで興奮したのだろうか。やっぱりロボットが真の姿を表したところ?1話の時点で明確な死が描かれているのは1羽の小鳥ちゃんだけなので、敢えてハードな展開になるのを抑えてるんだろうか。あんまり王道ロボットアニメを観たことがないので「メインロボット来た!これで勝つる!」といった高揚感を感じることができなかったのが残念。

新幹線変形ロボ シンカリオン

 TBS FREE、Tver、GYAO!などで最新話のみ無料。子どもと観る方の鉄道xロボットアニメ。子供向けにチューンナップされているからと言って大人が楽しめないわけではないんやな、って。一般人ではわからないレベル専門用語が飛び交う程度には鉄道好きに寄り添っている。ロボットアニメとしてもかなりアツいので、最終話が放送される頃には「シンカリオンがんばえー」ってなってるかも。しかもコレ、フィクションらしい。

メルヘン・メドヘン

 「迷い猫オーバーラン!」の松智洋 原案アニメ。同氏が2016年に亡くなったため、別のライター達によって引き継がれた作品。あらすじを読むだけで分かるくらい、中二病全開の作品。作中のBGMといい、とってもメルヘンチックに仕上がっている。気になったのが主人公の年齢。メルヘンチックな魔法少女モノだと大抵主人公は小~中学生が多い印象なのだけれど、なぜか本作の主人公高校生である。1話を見る限りでは中学生でも成立しそうに感じる。OP.EDがエロい、監督の上田繁が閃乱カグラOVAの監督を務めた人らへんから察するに、主人公エロいことをしたいのでちょっと大人にした、と言う感じなのだろうか。

スロウスタート

 ごちうさスタッフによる日常アニメごちうさだと思った?ごちうさの大ヒットが影響して大きな予算がついたのか、キャラクターの動きがめっちゃヌルヌルしている。ただしごちうさほどおとぎの国のお話でもなく、特に決定的なのは1話Cパート。よく考えたら脚本の井上美緒はハートフルボッコ系の人でもあるので、かなり胡椒のきいた日常アニメみたい。視聴者の心の、ささくれだっている部分をガンガン逆なでしてくるのでざわざわが止まらない。あとスタジオ風雅の背景がとても良い。A-1 Pictures×スタジオ風雅って去年の「亜人ちゃんは語りたい」以来?

ダメプリ ANIME CARAVAN

 逆ハーレムモノは「桜蘭高校ホスト部」しか観たことがないのだけれど、この作品はどの系譜なのだろう。ヒロインの声が矢作紗友里の時点で「乙女ゲーツッコミ役かな?」となるわけだが、実際そうである声優さん達の高い技術も相まってテンポよく進むギャグアニメなので観ていて楽しい。的確なツッコミが出来て、しかも可愛いヒロインって良いね。「月刊少女野崎くん」のパラスちゃんとか。あっちのヒロインはみこりんだけど。

DEVILMAN crybaby

 1話だけ観た感想書いても意味が無いので割愛。

学園ベビーシッターズ

 「いやそれ労基法どうなってんだよ」「実質奴隷じゃねえか」「何のための保育士資格だよ」「いや中学生一人にそれ任せたら誰か死んじゃうから!」などあらゆる不安を「やさしいせかい」という魔法で一掃し、安心して幼児の可愛さを楽しむ事ができるエンターテイメントアニメーションしている幼児の可愛さは想像以上で、特に自己紹介のシーンは破壊力が凄まじい。脚本も良いので多分飽きることはないと思う。

ラーメン大好き小泉さん

 色んなラーメン小泉さん達のメシの顔を楽しむアニメ。惜しむらくは、日本各地のラーメンを食べて回った学生時代ほどラーメンが好きじゃなくなったせいで、観れば観るほど胃もたれしちゃう事。淡々と話が進むので低いモチベーションでも観れるアニメ。OPEDの中毒性が高め。

ミイラの飼い方

 人外との非言語コミュニケーションを楽しむ作品。やさしいせかい。プロデューサー那須田淳逃げ恥プロデューサーを務めた人なので、EDのダンス恋ダンスリスペクトだと思われる。ということは、本作は逃げ恥ファンくらいの年齢層(主に女性?)をターゲットにしてるのだろうか。ミーくんかわいいからね、仕方ないね。

りゅうおうのおしごと!

 将棋界にはユニークな人が多いらしい。将棋アニメとしては「3月のライオン」があるけれど、とっつきやすい方はこちらかも。同じ原作者アニメ化作品「のうりん」は農業要素が申し訳程度だったのに対して、こっちはガッツリ将棋を描く方にウェイトを置いているようだ。友情/努力/勝利のサイクルを回すスポ根アニメかな?

刀使ノ巫女

 「戦士に選ばれた女の子」「スマホゲーも展開」「Studio五組」=ゆゆゆ ではない。説明抜きでおっぱじめるあたり、詳しくはスマホゲーをプレイしてね!ってことなんだろうか。少なくともゆゆゆのようなハートフルボッコではなさそう。チャンバラ目当てに観るのが良いのかも。剣豪シリーズやってたので、いろんな構えが出てくるのが楽しい。あとどの子も使ってる鞘の柄がかわいい

伊藤潤二コレクション

 ホラー寄り。唯一無二かつ普遍的な面白さのある作品なので、いつ観ても面白いのが良い。基本的に短編集なので、リアルタイムじゃなくて観たいときに観るほうが楽しめそう。

あとかなりコミカルだった。

キリングバイツ

 アマプラのみ。何かの番宣番組で聞いたのは「アニメプロレスをやる」がテーマらしく、超人たちがリングの上で殺し合いバトルをするアニメ。超人たちの身体的特徴は元の動物になぞらえてあり、「むぅ・・・この動きは・・・」「し 知っているのか、雷電!」みたいな実況が入る辺りプロレスっぽい。バトルシーンだけならエログロキン肉マンみたいな感じ?結構アツい。

バジリスク桜花忍法帖

 時代劇バトルアクションアクションシーンは全体的にふわふわしていて「うおー!すげー!」とは感じなかった。国盗り合戦特有の血生臭さがあるのが良い。原作未読勢は外部記憶を頼りにしないと良くわからないと思う(未読勢並感)。原作ファンにどれくらい寄り添っている作品なのか気になった。

覇穹 封神演義

 AbemaTVのみ。原作を手元においた上で視聴するのが良いと思った。原作のうちアニメ映えするシーンのオムニバス形式みたいなので、「あのシーンあるかなーwktk」というテンションで観るのがいんじゃないかな、音楽と背景が良いので。

まめねこ

 今期で最もゆるいアニメ

働くお兄さん!

 5分アニメに於ける杉田智和の安定感すごいよね。

サンリオ男子

 高校生男子の成長物語サンリオキャラクター達とのファンタジーではなく、サンリオキャラクターが好きな男子達の日常アニメ。程よいBL描写のある作品で、今期のBLアニメってコレくらいかも(gdメン?知らん)。ただ、幾つかのシーンについて全く意図がわからない演出があって、「この作品は一体何を描きたいのだろう」と思った。それらが伏線として回収されるなら良いのだけれど、どうなんだろう。

1話切り

 特になし。

総評

 全体的にクオリティが高い印象を受けた。例えば背景だと、ハイクオリティでおなじみの草薙が携わっている作品だけでも「よりもい」「ハクミコ」「citrus」と複数あったりする。またアマプラのみネトフリのみ配信のアニメも沢山あり、全体として高予算高クオリティ化の傾向があるのかもしれない。どこぞのプロデューサーが言っていた、どんどん高いクオリティを求められる一方で人手不足になっている話を思い出した。

 作品の内容について、アマプラのみ等限定配信のアニメはきびしいせかいが多く、一般配信してるアニメはやさしいせかいが多い、という傾向があるようだ。なんでだろうね。なので、気楽にアニメを観るならd'アニメストアとかで十分かも。

最後に

 新作1話全部視聴はおすすめできない。観れば観るほど続きが気になる作品が際限なく増えてしまうし、途中までは楽しかったのがそのうち苦痛に変わっていくので逆にアニメが嫌いになる。後半は新しいアニメを観るためのモチベを稼ぐために好きなアニメゲーム、音楽に触れてリフレッシュしないとやってられなかった。コレはアニメが悪いのではなく、アニメを沢山観るのは体力がいる、ということなのだろう。そんなわけで、アニメ視聴は程々にしよう。ちなみに上の様子見っていうのは「時間と心身に余裕があれば」という事なので、アニメの今後の展開がどうのではない。そういう意味でも、新作1話全部視聴はおすすめできない。本当に疲れた

2018-01-15

2018冬アニメ1話全部観たから格付けする

雑食なサブカル寄りライトオタアラサーメンズ増田独断偏見で書く。

5分アニメや朝アニメ、続きモノ以外はたぶん全部観た。今期結構豊作っぽいので選ぶ参考になれば。

視聴継続

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

1話だけでいいから観たほうがいい。京アニありがとう京アニ監督山田尚子だけじゃなく石立太一も推せる。

宇宙よりも遠い場所

一番ノーマークっぽい?演出が95点くらいでヤバイいしづかあつこ監督は最高。

設定はわりかし普通現実女子高生ものなんだけど、観てるとすぐ終わるくらいテンポがいい。

恋は雨上がりのように

人間ドラマが好きなんだよ。原作雰囲気をより強調しててもくどくなくていい。主人公声優が良い感じ。

からかい上手の高木さん

マンガ良いしアニメも良い。2人とも可愛すぎる。

BEATLESS

設定バッキバSF水島精二の時点で。kz音楽が良い。小説作者が設定をオープンソースにしてるので要チェックな。

アナログハック・オープンリソースhttps://www63.atwiki.jp/analoghack/

ダーリン・イン・ザ・フランキス

ボーイミーツガールSFだったらBEATLESSよりこっちのがよさげ。でもセカイ系っぽい。

スロウスタート

まんがタイムきらら信じろ

ゆるキャン

まんがタイムきららフォワード信じろ

デビルマン

湯浅監督作品が観れるかつ題材がデビルマンの時点で、ある方面では優勝してるでしょ。

様子見

ポプテピピック

1話面白くなかったけど2話はそこそこ。AC部観たいのと、ネット教養として。

封神演義

1話からヤバイ飛ばし方をしてるが大丈夫か?国立アンニュイ学園のためか?

ハクメイとミコチ

思ってたより良かった。癒される。

博多豚骨ラーメンズ

これも思ってたより良かった。デュラララ的な感じ?

刻刻

まだ面白くないんだけどOPEDいいし。梅津泰臣が好きなだけか。

サンリオ男子

宗教上の理由

1話切り

ラーメン大好き小泉さん

ラーメン店のチョイスが素晴らしい。

グランクレスト戦記

記憶がない。

刀使ノ巫女

記憶がない。

王朝

中華原作はいつになったら視聴に耐えうるものになるのか。

伊藤潤二コレクション

よく企画通したな。好きな人はよさそう。

citrus

もうちょい絵がオシャレで百合百合しいのかと思ってたら少女漫画チックなのね。

三ツ星カラーズ

キャラデザ一瞬苺ましまろかと思ったよね。

バジリスク〜桜花忍法帖〜

あんま良くない感じで古いんだよな。1話で惹きつけられないし。

りゅうおうのおしごと!

相当暇だったら見るんだけど。可愛いし。

ダメプリ

1.5倍速にしたら見やすかった。

メルヘン・メドヘン

畳の上でヒールを履くな。

デスマーチからはじまる異世界狂想曲

主人公が「さあ、デスマーチのはじまりだ」と言ったところで動悸が。主人公最強系好きならいいんじゃない。

キリングバイツ

記憶がない。

学園ベビーシッターズ

記憶がない。

ミイラの飼い方

かおり監督ゆゆ式2期お願いします。

当然各作品1話に全力でくるんだから1話面白くない時点で切った方がいいぞ。

面白い面白くないの基準は30分が短いかどうかだ。

2018-01-02

今後出そうな今期アニメエロ同人タイトル予想(2018冬)

http://anond.hatelabo.jp/201701151712032018年冬ver

 

2016-10-02

http://anond.hatelabo.jp/20161002112248

JSが押し掛け弟子に来てくれる、いわゆるオチモノ萌え作品の一面をとって、努力型だといわれる「りゅうおうのおしごと!」も大概よな。

しかも、主人公は16歳竜王なんだぜ。

2016-10-01

最近ラノベトレンドはむしろ努力をする物語」だと知らない人

 例えば、ライトノベルの分野で言うと、今は売れるための絶対方法があるんです。

――軽いタッチで描かれた、若年層向きの小説ですね。

 ライトノベル主人公努力しちゃダメなんです。読む側が自分投影できなくなるからです。ヒロインは都合よく向こうからやってくる。超能力などの能力は、いつのまにか勝手に身についている。今のライトノベルの多くが、そういう設定で書かれていますよ。

――恋人能力努力して勝ち取るのではなく、何もしなくても、いつの間にか恋人能力を手に入れているという設定でないと売れないということですか。その努力過程こそが、今までは物語の根幹だったはずなのに。

 そうです。今は努力できる立派な人物主人公だと、読む側が気後れして感情移入できないんですよ。主人公は読者と同じ等身大人間。そして、主人公に都合のいい物語を求める傾向が進んできた。文学世界でもそうなってきていると思います

 

http://www.yomiuri.co.jp/yolon/ichiran/20160923-OYT8T50010.html

散々話題になってるけど、ちょっと驚いたね。あまり時代錯誤すぎて。

しかに「主人公努力しちゃダメ」論、聞いたことあるよ。2ちゃんねるとかまとめブログコメント欄とかでよく見る。

けどその認識って、あまり時代遅れっていうか、昨今のライトノベル情勢について、言い訳のしようがない勘違いがあってさ。

だって、今この時代――2016年ラノベ業界って、「努力しちゃダメ」どころかむしろその反動カウンター時代突入してるんだから

とりあえず、まずこの辺を見てほしい。

好きなライトノベル投票しよう!! - ラノベサイトが選ぶおすすめライトノベル

http://lightnovel.jp/best/

これはネットラノベ読みがみんなで投票してその半期ごとのベストライトノベルを決めるっていう企画で、

参加サイト数はブログTwitter含めて296個とそこまで多くはないけど、積極的ライトノベルを読んでいるいわば「最先端の層」にいる人たちが作ってるランキングだ。

ちなみに俺は2016年上期にランクインしてるもののうち、まあ全部は読んでないんだけど、上位の4作品は全部読んでる。

そこでまず、言わせてもらう。

これは、川上さんにとって、とても残念な発表なんだけど、その上位4作品のうち、なんと、3作品が。3作品が、だよ。

「ちゃんと努力する」ってことを、大きなテーマとして掲げてる物語なんだ。

あーあ、やっちゃった、って感じだろ?

この段階で、「主人公努力しちゃダメ」なんて、少なくとも2016年には時代遅れだってことがわかるじゃんか。

ちなみにその3作品っていうのが、「りゅうおうのおしごと!」「最果てのパラディン」「弱キャラ友崎くん」の3つな。

1位の「りゅうおうのおしごと!」は別の記事http://anond.hatelabo.jp/20160928053429)で語られてたからここで語るまでもなく。

じゃあ残りの「最果てのパラディン」「弱キャラ友崎くん」になるけど、まずは後者の方に、典型的なシーンがあるから抜粋する。

負け犬の遠吠えって言ったのよ。リア充みたいな人生は嫌い? リア充人生を送ったことがないのに? バカみたい。なんで嫌いだってわかるのよ? リア充の楽しさを味わった上で、でもそれは楽しくない、って言うなら筋は通ってるわ。けど、あなたは味わったことない。だったらそんなのただの酸っぱい葡萄負け犬の遠吠えね」

(中略)

「私はね、負けたくせに努力せず、それを正当化する奴が一番嫌いなのよ」

これは「弱キャラ友崎くん」の序盤のシーンで、ヒロイン日南葵が主人公に言い放つ言葉なんだけど、このセリフ以降、

この作品根底には常にこの考え方が通底してる。この物語主人公は、ここから表情筋を鍛える」「人と話す話題を暗記する」みたいな

クソみたいに地味な努力を積み重ねていって、リア充を目指して人生攻略していく。マスクを付けて、その下を常に笑顔でいることで、根暗っぽい表情を消したり、

単語カードに人と話す話題を書いて暗記して、雑談を得意にしたり。とにかくそんな感じの話で、総じて言えば「努力賛歌」だ。

そして重要なのはこれがきちんと、いま、注目されて、売れている、ということ。

言うまでもなく、「主人公努力しちゃダメ」論の真逆だよな?

 

さてさて、それだけじゃない。お次は「最果てのパラディン」だ。

この作品はいわゆる「なろう」から書籍化した「なろう小説」で、例に漏れ主人公ウィル現実世界から世界へ「転生」する。

しか重要なのは、「転生」によって生まれ主人公モチベーションだ。

どうしようもなく曖昧で、混濁した生を送り。その靄のなかで、そのまま死んだ。

なぜだか、じわりと涙が滲んだ。こらえようとして、唇を引き結ぶけれど、それでも涙はぽろぽろとこぼれてきた。

(中略)

失敗してもいい。無様でもいい。泥にまみれてもいい。

僕は、今度こそ。今度こそ、生きるんだ。この世界で、生きるんだ!

こんなふうに、今までニート(?)として曖昧暮らしてきた自分を恥じ、「今度こそちゃんと生きる」ことを心に誓う。

そして、前世知識、というアドバンテージはありながらも、地道な剣術練習、魔術の練習を繰り返し、

大きなドラマを乗り越えながらも旅に出る、という物語を、なんとまるまる1巻を使って描く。

0歳から主人公が成人するまで、地道に筋肉を鍛えたり、座学を受けたり。もちろんそれが物語にはなってるんだけど、

1冊ほぼ半分が「特訓」の描写であると言っていい。特訓はキツイことだけど、「ちゃんと生きる」だめに、そこから逃げない。そんな話だ。

そしてこれももちろん売れてる。となると、おかしな話になってきましたね。

これも言うまでもなく、「主人公努力しちゃダメ」論の真逆なのにな?

ちなみに、上記の抜粋シーンはいずれも、1巻の50P以内に出てくる。

こういう価値観が、そもそもの前提として物語られてるってことがそこからもわかるよな?

 

さて、つまりだ。

積極的ライトノベルを読んでいるいわば「最先端の層」にいる人たちが作ってる2016年上期のランキングの、

上位4作品のうち「りゅうおうのおしごと!」「最果てのパラディン」「弱キャラ友崎くん」の3つが、

明らかに意図を持って「努力」のシーンを丁寧に描いているってことになる。しかも、どれもちゃんと売れてるんだ。

川上さんはそれでも、「売れるため」には「ライトノベル主人公努力しちゃダメ」なんて言えるのか? って話だよ。

取材記事文章の中身やニュアンスについて文句を言われても困る」なんて言い訳にすらなってない。

だって、これはもうニュアンスってレベルの話じゃない。むしろ逆、いま「売れるため」には「ライトノベル主人公努力しないとダメ」なんだから

 

と、そういう話。

2016-09-28

コンテンツへの理解が浅すぎるkawangoにはまじで失望した

 ライトノベル主人公は努力しちゃダメなんです。読む側が自分投影できなくなるからです。ヒロインは都合よく向こうからやってくる。超能力などの能力は、いつのまにか勝手に身についている。今のライトノベルの多くが、そういう設定で書かれていますよ。

――恋人能力を努力して勝ち取るのではなく、何もしなくても、いつの間にか恋人能力を手に入れているという設定でないと売れないということですか。その努力の過程こそが、今までは物語の根幹だったはずなのに。

 そうです。今は努力できる立派な人物主人公だと、読む側が気後れして感情移入できないんですよ。主人公は読者と同じ等身大の人間。そして、主人公に都合のいい物語を求める傾向が進んできた。文学世界でもそうなってきていると思います


http://www.yomiuri.co.jp/yolon/ichiran/20160923-OYT8T50010.html

カドカワトップのくせして、この理解はまじで浅すぎやしませんか?

本当にいい作品を送り出す気があるのかと、100回は問いたくなる適当な物言いにイラッと来た。


そもそも、最初からチートを持って最強になることを「俺tueee」と揶揄されていたりするのはここ数年だけで、ジャンプなら北斗の拳るろうに剣心バスタードにBOY、過去作品をあげればきりがない。みんな大好きガンダムアムロだって最初からワンランク上の人種だったわけですよ(あぁ、若い子的にはコーディネイターキラ・ヤマト君の方が)。最強主人公が昔から愛され続けているのは明らかだ。

「努力に対して気後れする」というのは、どう考えても浅すぎる考えなので、ただのサラリーマンオタクである俺が、超主観的にけれどkawangoよりはまともに、「最近ラノベ」っていうのを推論してやろうと思う。

ちなみに、全て根拠のない仮説だから、定量データ大好きなコンサルマンは読まなくていいぞ。己の中のロジックで書き殴っているだけだ。

正直こんなことすること自体、市場に対しての傲慢であることは理解したうえでだが、「カドカワトップの発言」に怒りしか沸かないため、久しぶりに筆を取る。


自己投影がしやすいのは「努力云々」ではなく「異世界転生」の方である

努力云々が拒否されているかは正直わからん。少なくとも言えるのは、将棋天才が努力する「りゅうおうのおしごと!」は最近ラノベではピカイチ面白いってことだ。そして、幼少期からガチ人生を変えようと努力を重ねて、家族を守るために死にものぐるいになる「無職転生」もまた名作であることを俺は支持する。

俺が言いたいのは、自己投影は「努力できる立派な人物」にしづらいのではなく、「異世界転生」にしやすい、ということである。しやすいなんて言葉も生ぬるいくらいに「ファンタジー自己投影出来る現代最強の装置」と言っても過言ではない。

ファンタジーという題材自体、本来は自己投影には不向きなものだ。なぜなら、今の自分と照らし合わせて「そこにいる」ことを想像することが難しいから、ということは理解できるだろう。

我々が住んでいる現代、つまり高層ビルが屹立し、夜も煌々と電気の光が輝き、インターネット交流を重ねる世界」と「石畳を馬車が走り、騎士団が剣を振りかざし、魔法世界の理である世界」では、あまりにも違いが大きすぎる。そこで生まれ育った主人公感情移入するのは、本来はしづらいもののはずだ。

ただし「異世界転生」は違う。

自分が今いる現代、と、異世界であるファンタジー世界が、まずつながるところからスタートする。たったこれだけ、これだけで高水準の自己投影を得ることが出来る。

それは突然足元に現れる魔法陣か、はたまた気づいたら目の前に迫りくるトラックなのか。きっかけはどちらでも良い。今の自分が、異世界に行けるという想像力カジュアルに補間してくれるのが「異世界転生」である

何故か。

第一に、主人公がまんま現代に存在してそうな、ふつ~~うな人物であることが重要だ。もちろん最初から古武術マスターして、スキルを盗む能力を授かるような人外主人公もいたりするが、基本は自分を重ね合わせられる主人公である高校生帰宅部で友人は少ないが仲の良い親友もいる。進学はどうしようと悩む2年生。趣味ラノベ。ほら、想像やすいだろう。

第二に、異世界転生ってほんとにあるかもしれないだろ?という、諧謔が含まれるちょっとした夢である。死後の世界なんて誰もわからんし、宇宙にある元素だってまだわからん。もしかしたらマナを利用した魔法陣は発生するかもしれないし、事故で死亡したあとには神様スキルを選ばせてくれるかもしれない。

「異世界転生」なんてねーよ、と鼻で笑うことは可能だが、誰もそれを証明することは出来ないのである。だからこそ、現代と異世界のつながりを、「ないな」と思いつつも受け入れることが出来ているのだと、俺は考えている。

ほら、スパイラルマタイすると本当の自分になれるんだろ??

重要なことだからもう一度言うけど、「現代」と「異世界」をカジュアルにつなげる「異世界転生」は紛うことなき物語の発明である最初トラック走らせた人には3,000ガバスあげたい。


いつかは覚める。「異世界転生」が流行っているのはブームでしかない

「異世界転生」がすごいものであることは説明した通りだ。かくいう俺も、毎日仕事帰りにはブックマーク登録しているなろう作品を消化しつつ、健気にスコップしたりもしている。本屋の棚にならぶラノベも、以前よりも増えたなと感じることはある。実数はしらん。マーケティング大好きくん調べてください。けれども、これは現代若者云々のような下らない推論なんかによるものではなく、あくまブームの1つだと俺は考えている。

ところで、俺は30代前半のおっさんだったりするわけだが、中学生にはじめてブギーポップを読んでこの世界に足を踏み入れた。かどちんの作品は今でも全部読んでいるけど、ハートレスレッドが俺は大好きなんだ。あの頃は「セカイ系」なるものが流行っていて、なんだか薄暗いイメージ作品が人気を集めていた。細かいこたぁいいんだよ!と言わんばかりに、世界観設定などをあえて曖昧にして、読者に考えを委ねるような作品だ。正直俺はTVアニメエヴァンゲリオンが嫌いである。新劇場版は好きだぞ。

まぁつまり、今とは確実に違った主流だったと考えてよいだろう。

オタクの狭い世界でいうとその後に泣きゲーメインストリームを走り、鍵と葉をプレイしないオタクオタクに非ず、と総括しはじめるオタクもいたハード時代だった。その後はいわゆる「新伝奇(この言葉あんまりきじゃないんだけどな)」と呼ばれる作品にわかに注目を集め、PCゲーでは月姫・Fateラノベでは戯言シリーズ禁書シャナが生まれていった。まだ少し薄暗さやきな臭さみたいなもの世界に漂いつつも「物語を曖昧にしない設定」が練られた作品が多かったイメージだ。そんな中、生まれでたゼロの使い魔最先端だったんだろう、異世界転生の走りだった。お悔やみ申し上げます

物語のムーブメントはここでもまた変わっていたわけだ。時代時代においてムーブメントはあり、「異世界転生」もその系譜の1つであると考えても不自然ではないだろう。美味しいものがあれば、それを食べ続けたいと思うのは至極当然の話しだ。最高の自己投影が出来る「異世界転生」をひたすらむさぼるのも、ただの欲求の発露だろう。

人間は成功体験にもとづき、欲望を繰り返し続ける生き物らしい。ソーシャルゲームの初期ガチャでURが引けるのは、その辺の心理ゲームに応用している可能性があるから気をつけるといいぞ。俺はFGOに毎月1万円課金している微課金兵だから、安心していい。

1つ面白いものを引き当ててしまったら、次に何かが来るまで、同じ成功体験を求めて同じものを摂取する。それは俺が辿ってきたオタク人生を照らし合わせてみても、超主観的に正しいと主張させていただく。

正直「異世界転生」は飽きてきたんだけどな。


コンテンツ消費にかけるカロリーの許容値は下がり続けている

最後にこれも超主観的な仮説だ。

エロゲisコンテンツの頂点。SF小説isオタクの原書。ラノベis心のフレンド。最高の1冊は「天冥の標」と豪語する俺だが、最近コンテンツの摂取にカロリーが高すぎて億劫になってきてしまった。

昔のエロゲと言えば、長いプレイ時間を経て没入感が高まり、最高のカタルシスを最後の最後にぶちかまされる、そんな作品に90点が付いたものであるゲームもそうだ。長時間プレイするRPGは食指が伸びない、仮に触れたとしても10時間ギブアップ。本気でコンテンツと向き合うのに気力が必要なのだ


なぜかと考えてみると、コンテンツとの向き合い方が昔と大きく変わってきてしまったことに気づく。

例えば、インターネット。不覚にも、kawangoのdwagnoが作り上げた「ニコニコ動画」は短尺でコンテンツを楽しめる世界観を作り上げた。1本5分~15分程度のユーザークリエイティブ動画が数多く投稿され、それをつまみ食いする時代2007年くらいから始まった。当時はアイマスのXBOX版プレイ動画をただただ見ていた記憶がある。その後に初音ミク東方、まぁニコ動周りは色々とブームが起こっただろう。id3万番台の古参だからたくさん見てきたけど、今はたまにはてブに上がる動画を見るだけである

アニメでいえば10分尺が増えてきた。ややもすれば5分。手軽に見れる極致と言って良いだろう。あいまいみー作品構成は完璧だった。神アニメと言って良い。

デバイススマホ利用がメインユースである。スキマ時間にいじって、Twitterを見たり、ソシャゲのスタミナ消費したり(最近スタミナ系減ったね)、もちろんニコ動Youtube商品宣伝見たりするのも楽しいだろう。若い子ならsnowとかsnapchatとかもあるな。comicoリライフが地味に好きだから、毎週土曜日更新が楽しみだったりするよ。

それが気づくとスキマ時間だけじゃなく、家に帰っても弄っていたりする。これを読んでいる皆もそういうことが何度もあったはずだ。

そうやって俺たちは、気づけば「カジュアルに消費できるコンテンツ」ばかりを楽しみ、それに慣れてしまった。「うわ、これ疲れそう」なんて言いながら積んでいるコンテンツ、皆はないだろうか?俺はある。たくさんある。以前は何を差し置いても、翌日の仕事に差し支えたとしても、徹夜してでも、読む。プレイする。そんなコンテンツが、いまや時間のある時に消費するかと積み積み。

もちろん時間があればいい。気力を振り絞って得られるカタルシスが最高であれば、なお良しだ。ラノベ読んでてよかった、エロゲやっててよかった、この年になっても年1くらいで感じる瞬間だ。

でも、その時間はいつの間にか、生活を縛るカジュアルコンテンツ侵食されてしまっているのが現実であるカロリー計算をした瞬間に、さすがにラーメン二郎は無理、と避けてしまうのは年を取ったからではなく、現代生活カジュアルコンテンツに束縛されているからだと俺は考えている。

そんな中、最近ライトノベルやなろう小説には、カロリーに優しいコンテンツが多い。それが「安定して人気の出る作品であるというのが持論である。(爆発的ヒットではなく、一定数さばけるという意味である)


ポイントは2点である。「期待値を裏切らない」「スキマ時間に読める」

小説はそもそもコンテンツとして消費にかかる時間が長い。ハズレを引いてしまった時の時間的損失は読み手にとってつきまとう課題である。それを解決しているのが、昨今のラノベパッケージである理解している。

表紙、タイトル、帯、あらすじで、中身を想像出来る。そしてそれが期待値とずれないことが重要である。大ドンデン返しみたいな疲れるものはいらない。想像した快楽を得られ、時間というコストに対して最大限のパフォーマンスを出したいのだから。なろうの作品を読む前にタグをチェックして「ハーレム」を探しているそこの君。君だよ君。

そして、ここまで何度も述べているように、カジュアルに読み進められるパッケージとして、なろうの形式は最適化されている。1話あたり5,000~10,000文字の文量は便所でうんこしながらでも読めるだろう。通勤中であれば、2,3話読むことも出来る。区切りもつけやすい。はてブで糞みたいなエントリーを読むのと同じユーザー体験で、自分が好む小説を摂取できるのだ。そりゃあ楽な方楽な方に行きたくなるのが人というものだ。

kawangoの話はラノベのくだりだけはまじで許せなかったが、大筋同意できる意見も書かれている。

まりユーザー自分の好むメディア自分に都合のよい物語を選び始めているということです。もちろん昔から、人々は基本的自分にとって心地よいメディアを選んできたわけですが、まだ選択肢が少なかった。ところが今は、どんどんパーソナライズ化が進んできて、自分が信じたい情報、接したい情報だけが集まってくるようにするということが、ネットを通じてできるようになったということです。

心地よい作品を得たい、これは今に始まった話ではなく昔からそうだ。それを加速したのはネットであり、生活リズムによるものだと俺は考えている。

ジョブスのせいでエロゲをまともに出来なくなったから、あいつは地獄に行けばいいと思う。まぁiPhone7は買ったけどな。


次を作るのがあんたらの役目なのでは?

そうは言っても、先にも述べた通り、コンテンツムーブメントはいつか終わりがくると俺は思っている。あれだけ若いオタクの間で跳梁跋扈した東方ですら空気になりかけ、俺が大好きだったKeyだっていたるんが退社するんだ。時代は流れていく。それはもう人の手では止められるものではない。

その転換点は、代替となる成功体験でしかないだろう。

ブギーポップではじめて感じたライトノベルという時代の到来。雫、痕、ToHeartからはじまったビジュアルノベルの胎動。なろうで形作られた異世界への特異点

生まれ、壊され、生まれ、壊され。その繰り返しの中で、コンテンツは洗練されて進化を続けてきたのだから、今を変えていくのは強烈な快感を与える新しいコンテンツでしかない。

オタクコンテンツトップランナーであるカドカワもといKADOKAWAが、それを担わずして誰が全うするというのか。「努力できる立派な人物主人公だと、読む側が気後れする」だって?まじで言ってんのかあんたは?

そんな下らない仮説を振りかざして、閉じたコンテンツ世界を作り上げるのがあんたらのやりたかったことなのか?違うだろう?

今のライトノベルには面白い作品がたくさんあるぞ。エイルン・ラストコード読んだか?ライトノベルで熱血ロボットとか新しすぎだろ。最高にアガる作品だぞ。正直アニメ微妙だったけど、天鏡のアルデラミンも読んでて震えるわ。風呂敷たたみ始めるの早すぎてちょっとおっちゃん心配だけどな。

あんたの会社社員めっちゃチャレンジしてるんだぞ。わかってんのか?

にも関わらず、トップあんたがその斜に構えた態度でいるとか、作り手とユーザー舐めすぎだろう。看板背負っていることを、どうか自覚してほしい。一度御社ラインナップを洗ってみて、いかに自分の認識がおぽんちなのかを理解してくれ。ラノベ多様性があって素晴らしいものだぞ。

俺はあんたが作ったニコニコ動画という世界にはじめて触れた時、新しい時代の到来を感じたんだ。実際に、2000年台後半はニコ動時代だった。コンテンツのあり方を変えた1つの要因だったことは確かだろう。

サービスでもいい、コンテンツでもいい、もう一度それを作り出すくらいの気概を俺たちユーザーに見せ続けて欲しい。閉じこもった推論だけ振りかざしていたら、そこに未来はなくなってしまうんだから。



どうか。期待しています

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